1. アメリカンナイトGOLD
  2. #13 見つけた時はハッピーです..
2024-11-08 37:14

#13 見つけた時はハッピーです✌️【大学教員としての1年留学・隠密🥷さん 前編】

今回は現役大学教員で、カリフォルニア大学アーバイン校に1年間留学されていた「隠密🥷さんにそもそも研究を始めた経緯や薬学部特有の『薬物動態学』の研究について伺いました。


この回では、

  • 薬学部の4年制課程と6年制課程の違い
  • 薬物動態学とは?
  • トランスポーターに注目した研究

などをお話ししています★

本配信は個人的な見解であり、所属する組織とは全く関係ありません。


★番組のX ⁠⁠@ANG_2024⁠⁠

⁠⁠メッセージはこちら⁠⁠

★パーソナリティ ⁠NAKAMURA ⁠

★雑務 ⁠おニューのわら人形⁠

★オープニング

⁠⁠Trick style(まんぼう二等兵様)⁠⁠

★エンディング

⁠⁠Night trip(Make a field Music様)⁠⁠

★ジングル

⁠⁠ハードロック・ジングル(shimtone様)

Hello World(Anonyment様)

00:01
アメリカンナイトゴールド
アメリカからこんばんは、中村です。このポッドキャストは、アメリカで生活する私が日常についてだったり、アメリカ生活を経験した、また今楽しんでいる方を招きして、人生におけるアメリカ留学の意味を掘り下げていきます。
前回、ひよけんさんとコラボさせていただいたんですけども、ひよけんさんのやつをコラボさせていただくにあたって、僕はあまり聞いてなかったもので全部聞いたんですね。
ただ、一部だけ飛ばして聞いたんですね。その一部っていうのが、ネットフリックスで今独占放送されているボーイフレンドの感想回が、ひよけんさんのやつで上がっていて、それだけ見る可能性が僕の中であったので、それだけ飛ばして聞いたんですけど、
結局、インスタとかYouTubeとかで調べたらすごい盛り上がっていて、仕方ないな、見るかと思ってネットフリックスで見たんですけど、非常に良かったです。
ボーイフレンドってやつが、多分日本で初めての男性と男性、男性同士の恋愛を描いた恋愛レアリティショーなんですけど、それだけ聞くと今までと違うことをやってるんで、面白そうだけどそれは本当に面白いのかという疑問に思う人もいると思うんですけど、実際僕はそうだったんですけど。
1話見て、1話目は正直まあまあまあって感じだったんですけど、2話目から止まらなくて、2話から、10話まであるんですけど、2話から8話ぐらいまで僕、夜の12時から4時ぐらいまでバーって見て、気づいたら寝落ちてて、結局再生は10話までされてたんですけど、途中から記憶がなかったので、また次の日に8話から見直してっていう感じぐらいの、
めちゃめちゃその、この30になってこの恋愛レアリティショーを見ると思わなかったんですけど、めちゃめちゃキュンキュンしました。
昔テラスハウスとか見てたんで、大学生の頃、なんかそういうの好きだったんですけど、なんかこういう愛の形もあるんだなっていう感じで、ボーイフレンドもあったんですけど、他に愛の里っていう35歳以上の男女が恋愛するっていう恋愛レアリティショーもあるんですけど、それもネットフリックスに上がっていて、それもついでに見ちゃったんですけど、それもちょっと下ネタ多めでしたけど、
それも非常に良かったんで、もし恋愛レアリティショー系に興味がなくても、ボーイフレンド一回見た方がいいです。
ちょっと非常に、愛ってこういうものなんだっていうのを知れるので、ぜひ見てからヒヨケンさんの感想会に行ってください。非常にいいです。
03:05
俺もめちゃめちゃ共感しました。見てから良かった、聞いてなくて良かったと思ったので、それぜひ聞いてみてください。
さて、今回のゲストはアメリカ留学を経験し、今は日本で大学教員をやっている大光さんです。
アメリカンナイトゴールド! それでは今回のゲスト、大光さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。大光です。出身地は名古屋市出身で、学歴としては4年生の薬学部に進んで、そのまま薬学部の修士課程2年について、博士5期課程3年。
そのまま大学教員になったという形になります。ありがとうございます。
アメリカの渡航期間としては、ちょうど1年間できたというところになります。
名古屋なんですね。僕岐阜なんで、東海3県で仲間ですね。
名古屋だから1月今度行くんで、妹の結婚式は名古屋であるんで、一時帰国で楽しみですね。
名古屋はやっぱりB級グルメがたくさんあるんで。
好き嫌い分かれる?
やっぱ味噌系がやっぱいいっすよね。食べやすい。早く味噌系が食べたいんですよ。こっちはあんまり味噌ないんですよね。
あー、確かに。そうですね。
なんか、漬けて味噌かけて味噌系があんまりないんで、それが恋しいですね、今。
なんかあんまり味噌嫌いな人は、東京の人とかはあんまり濃くて嫌だった。
こんな人いるんですか?
よく言うのは、味噌煮込みうどんってこれ、煮込み、ちゃんと煮込んでるのとか、そういう話はよく他県の人からはしますけど。
あー、まあ、確かに煮込んではないかもしれないな。
なんか、アメリカに1年行った時に、なんか美味しかったものとかありますか?
ツマブシとかが面白い食べたかった。
あー、確かに。確かにな。
ツマブシはないな。多分探せばあると思うけど、相当高いしな。
多分ヤバい。
ヤバいですよ。
確かに名古屋、名古屋早く帰りたいな。
岐阜もいいんですけどね。
まあ、とりあえず地元オークはここら辺にしておいて。
はい。
まず、おんみつさんのその系列についてちょっと聞いていきたいんですけども、
4年って言ったと思うんですけど、薬学部って6年だと思ってたんですけど、4年のコースがあるんですか?
そうですね。2007年とか、ちょっと具体的に数字忘れちゃったんですけど、20年近く前に薬学部が4年生だったところから、4年生と6年生の2つのコースで分けられるようになって、
薬剤師を取る方のコースは基本的に6年生のコース、4年生の方は研究とかをしていくようなコースになっていて、
少し前までは経過措置っていうのがあって、4年生に進んでも薬剤師になるための講義とかを受ければ、4年生の方でも薬剤師の国家試験の受験資格を得ることが経過措置としてできてたんですけど、
06:12
今は確かもそれができなくなって、薬剤師になりたいならもう6年生の方に行かないと、今もなれないという状況になったと思います。
入試の時点でも違うんですか?
そうですね、入試の時点で4年生と6年生とあって、成績も別々、合格最低点もそれぞれであってという感じで。
そうなると、もうその時点で決めておかないといけないですね、薬剤師免許を取るかどうかっていうのは。
そうですね、転学科っていう方法もあって、入試の時の最低点が片方の方より超えてたり、定員とかが空いてれば移ることができたり。
大学によっては、2年生とかでコースが振り分けられたりとか、大学によってそれぞれ一体なんですけど、
やっぱ最終的に薬剤師の免許を取りたいと、その6年生の方に今は進まないと取れないっていう形になってます。
それはなんか厚いですね。6年行って、6年行った場合は、それは薬学の修士で卒業することなんですか?
6年行っても学士になります。
学士になるんですか?
はい。
あ、そうなんだ。
はい。で、博士課程に進むと修士がなくて、博士課程がその間に4年間。
なるほど。難しい。結構複雑なんですね。
そうですね。なんで、博士まで取ろうとすると、6年生の方が1年間ちょっと長いんですか、10年かかる。6年、4年で10で。
そうですね。
4年生の方だと4、2、3なんで、9年なんで、修士っていうカテゴリー途中ないんですけど、1年長く行かなきゃいけないって感じですか。
温光さんは、なんで入試のときに4年、6年って、薬剤師を取らなかった理由ってあるんですか。
これが結論から言うと、特に考えてなかったっていうのがあって。
これちょっとわけがあって、僕の進んだ大学っていうのが中期日程の大学で、前期日程、中期日程、後期日程ってあると思うんですけど、
中期日程でとりあえず受けとこうみたいな感じで、僕の同級生とかも結構そういう多くて、みんな第一志望で医学部だったり、東大とか京大の薬学部以外のところを志望して、
みんな第一志望に落ちて、僕もそうなんですけど、中期日程入ってきたっていう感じなんで、とりあえず受けれるから出しとこうっていう感じで選んだんで、
特にあんまり僕は考えずに、とりあえず4年生の方でいっかみたいな感じで出しました。
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前期とか後期は薬学部を受けてたんですか、国高実は。
いや、僕は薬学部じゃなかったんで。
あ、そうなんですか。
はい。なんで、なおさらあんまり考えずに選んだっていう感じで、多分そういう人結構同級生とかには多かったと思います。
多分編集さんもおそらくそうわかるかなって思うんですけど。
現実を見るとそんな感じのところがありますかね。
ああ、そうですね。俺中期受けてないな、そう考えると。多分前期だけですね。中期も後期も受けてないですね。
すごい一本で。
いや、広島大学だったんですけど、前期が。発想がなかったですね。その、中期っていう発想がまずなかったのと、まあ、もういいやと思って落ちたら論理しようと思ったんで。
それは何か現実的な感じですね。薬学部を選んだ時に。
そうですね。多分中期にってあるあるかなって思ってますけど。
そういう医学、医師薬系に行きたかったみたいなやつはあったんですか。
とりあえず、まあ理系だったっていうのがあって、なんかイメージとして薬学部なら何か良さげなイメージなんかあるかなって感じで。
すごい、なんか、ある程度、結構ぼんやりとした感じで。
そうですね。その、高校生とかのところはそんな深く考えずに、ぼんやりなんとなくでしたかなって感じですかね。
まあ、分かんないですよね。実際薬学部が何やってるかも分かんないし。
そうですね。はい。
医学部ぐらいですよね。多分はっきりしてるのって。
そうですね。お医者さんになるっていうのは。
どうでしたか。薬学部は、なんか、例えば男女比率とかどんな感じでしたか。
比率は、多分全体としては半々ぐらいだと思うんですけど、6年生の薬剤師になる方のコースはやっぱ女性が多いですかね。今も多分女性の方が比率が多くて。
おそらく薬剤師の免許を取っておけば、結婚して子供を産んだ後とかにもパートとかで薬剤師免許があれば薬局とかで就職できるっていうのもあって。
やっぱ6年生の方は女性の比率が多くて、4年生のコースの方は男子の比率が多い感じですかね。
じゃあまあ、だけどその6年生と4年生で関わり合いはあるんですか。同じ薬学部っていう。
もちろんあって、2年生ぐらいまではほぼ必修の講義が結構かぶってて、3年生もか3年生もかぶってて、
4年生になると6年生の方のコースが、実際の臨床現場とかで実習が5年生になるとあるんですけど、それの準備のために4年生の時に
事前学習っていうのがあって、薬局と病院に実習しに行くんですけど、その実習のためにあらかじめ訓練しておくというか形になってます。
12:07
じゃあまあ3年まで結構仲良くいって、そこから道が分かれちゃうって感じなんですね。
そうですね。同じ講義室で授業をほとんど受けてって感じですね。
楽しかったですか、大学生活は。薬学部の。薬学部は多分一緒だと思うけど、理学部と。
そうですね。他はどうだったか、他はどれくらい楽しんでるかとかよくわかんないんであれですけど、それなりには楽しかったですかね。
4年生、6年生にしとけばよかったみたいなやつはないですか。
そうですね。今考えると、せっかく薬学部行ったんだから、その経過措置とかを利用したりもして薬剤師の免許を取るのもありだったのかなって思うことはあるんですけど、
自分はやっぱり研究がちょっと楽しかったっていうのもあって、
薬剤師の方のコースに進むと、実習とかでやっぱり研究に当てられる時間がだいぶ減ってしまって、その臨床の現場での経験ももちろん大事で、
そっちの道に行くのもありだったのかなと思うんですけど、多分そっちの道に行っていたら今のなんか自分はないのかなって思うので、
4年生の方でよかったのかなって今は思っています。
やっぱり研究が楽しかったから博士に行こうっていう感じなんですか。
そうですね。研究が楽しかったっていうのもありますし、
漠然とですけど、いつかはなんか海外で研究してみたいなって、研究室に配属されてちょっと経ってから思っていて、
海外で研究するにはやっぱり博士学位が必要ですし、研究をずっと続けていくなら博士を持っていた方がいいかなっていうのもあって、
それで取得したって感じですか。
博士後の場合は修士2年行って博士3年行ってっていう普通のルートなんですね。
はい。
博士も薬学じゃなくてもいいのか、別に理学でも行ったところによって。
そうですね。人によっては大学院から別のところ行ったりもしますので、そうですね。
大満さんの場合は同じところに留まったんですか。
そうですね。僕はずっと同じ環境で博士まで行きました。
僕と一緒ですね。僕も学部4年生の時から博士3年までずっと同じ場所でしたね。
ああ。
なんで一緒だったんですか。なんで同じところだったんですか。
自分のいた研究室がそんなにブラックなところじゃなく、雰囲気も良かったっていうのもありますし、
やってた研究テーマが終始かって終わりぐらいの時にちょっといい兆しが見えてきたっていうのもあって、
それを何とか花開かせたいなっていうのがあって、同じところに進みました。
なるほど。じゃあ俺とあんまり変わんねえな、理由としては。
15:04
結局博士がいいところにいたいですよね、ずっと。
そうですね。リラックスしてというか、いい精神状態で研究できることって大事だと思う。
じゃあその同じ研究室で無事博士をとって、その後直で大学の先生になったんですか。
そうですね。
さっき海外に行きたかったって言ってたじゃないですか。
はい。
そこで博士をとって海外に直接ポスト区で行くっていう方法もあったと思うんですけど、
そこで大学教員への道を選んだっていうのは、どういう心境の変化があったんですか。
もともとは大学教員になるっていうのは選択肢にすらなくて、
なりたくてなれるもんでも、なんかポストが空いてるかとかもありますし、
もともとは民間企業の研究職とかに行って、
そこで留学とかさせてもらえたらなとかも考えてたんですけど、
博士課程の頃に児童教員の先生に声をかけてもらって、
ポストが空いてるけど興味あるか聞いてもらえたので、すぐにはちょっと決めれなかったんですけど、
いろいろ考えたんですけど、民間企業の研究職に進むよりアカデミックの道に進んだ方が、
普通の人とは違った人生を歩めるかなと思って、それで大学教員になったという感じですかね。
D2の頃に就活もしてたんですか?
D2の就活を始めるぐらいの頃に声をかけてもらったという感じですかね。
いいですね。いい先生ですね。
そうですね。ドクターはD2で就活しないともう、D3では多分無理ですもんね。
多分今はもっと早くなってるんですかね。
僕は多分D2の秋冬とかだった気がするんですけど、
僕らの時もそうでしたね。
どんどん収支も含めて多分どんどん早くなってるっていう話を聞くんで。
いい人材を囲い込んじゃうみたいな感じですかね、多分。
ですかね。早めに決めときたいっていう思惑があるんですかね。
まあ確かにそっちの方が安心ちゃ安心ですもんね。
はい。
結局今どうですか?普通の人と違った人生っていうのは歩めてますか?
まあそうですね。留学とかは多分なかなかこの道に進んでなかったら多分行けてないですし。
うん。
そうです。
まあ。
そうですよね。企業だと一応企業のしがらみとかいろいろあるだろうから、100%行けるわけじゃないですもんね。
そうですね。相当なんか優秀とかじゃないと行かせてもらえないかもしれない。
そんなイメージがありますね。
その、今教員になって何年目なんですか?
2018年の4月からなって、6年半、8年くらい経ったことです。
めちゃめちゃ先生やったんですね。
そうですね。
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今俺めちゃめちゃ先生と話してたんだな。
いや、なかなかなんか同世代でやっぱ先生ってなんかあんまりいないイメージがあるんで。
そうですね。僕も同期ゼロみたいな感じですかね。
その6年、最初は多分助教だったわけじゃないですか。
はい。今は講師になりました。
おー、じゃあ昇進されたわけですね。
そうですね。
手庭トラックとかっていうのは?
いや、うちの大学は多分そういうの多分なくて、
何もついてない普通の。
任期は一応定年までってことになって、
教授だけなんか途中で再任審査みたいなのがあるらしいんですけど、
他の職位は多分特に任期なくっていう感じですかね。
総考審はすげえな。この年で講師ってすごいですよね。
あんまりいないですよね。
いや、結構若くてすごい人いっぱいいるんで、どうなんですかね。
そうなんですか。
なんか講師って40とか50手前の人とかのイメージかな。
多分大学の僕もよく知らないブラックの事情とかがあって、
あまり闇の部分だと思うんですけど、そういうのが多々あって、
なんか枠の問題とかがあるみたいな。
全体で何人、準教授何人、講師何人とかがあって、
業績はめちゃくちゃあるけど、その枠が空いてないから上がれない先生とかいるみたいで。
じゃあ業績も出して枠も空いてたから講師になれたっていう感じですかね。
だと思います。
僕ちょっとよくわかんなくて、教授の先生に急に、
申請出してあるからこの書類準備しといてっていきなり言われて。
そうか、じゃあもう次目指せ準教授ですね。
そうです。頑張って業績を出してって感じですかね。
アメリカンナイトゴールド。
今やってる研究っていうのはどういう研究をされてるんですか。
自分がやってるのが薬物動態学っていう薬物動態の研究で、
この薬物動態の特徴として、薬学部固有の学問領域で、
有機合成とかだと薬学部だけじゃなくて理学部だったり工学部でもあると思うんですけど、
この薬物動態っていうのは薬学部固有のもので、
大まかに言うと防御された薬物だったり、
栄養素とか生理活性物質が体内でどういう動きをするかっていうのを予測、
解明するような研究で、薬物動態の研究といってもいろんな種類があって、
薬物動態の一番王道というかイメージするものとしては、
実験動物とか患者さんから刑事的に血液を採血して、
21:03
血中濃度の推移を見て、モデル式みたいな数式を構築して、
薬物の体内の予測とか相互作用を数式で予測するっていうような研究が一番イメージするところかなと思うんですけど、
今の時代だと学会とかに行くとあんまりそういう研究が、もちろんいるんですけど、
そういう研究は、やっぱり病院とか共同研究とかしないとなかなかできないので、
今はどちらかというと、自分の研究室がそうなんですけど、トランスポーターっていう、
トランスポーターっていうのは、一言で言うと細胞膜を透過させるキャリアで、
細胞膜って脂質二重膜って言って、脂質でできてるんですけど、
使用性の高い化合物であれば、脂質に対して親和性が高いので、油と油同士で親和性があって、
ぶっつくみたいな。
はい、何もキャリアなく自動的に細胞を透過することができるんですけど、
キャリアって何ですか?
トランスポーター。
トランスポーター。
輸送する分子がなくても、トランスポーターがなくても細胞膜を通っていけるんですけど、
水溶性の高い化合物、例えば水溶性ビタミンとかアミノ酸とかは、トランスポーターなしでは入っていけなくて、
なるほど、水と油で弾かれちゃうわけですね。
はい、弾かれちゃって、でもそうすると人って生きていけないんで、じゃあどうなってるかっていうと、
トランスポーターがその人に必須の栄養素とか、栄養素である水溶性ビタミンとかを細胞膜の中に通していくということになる。
単純拡散って言うんですけど、そのトランスポーターを介さずに入っていくことを、
単純拡散では入っていけない人の人に必須の栄養素である水溶性ビタミンとかアミノ酸とかを、
人の体で取り込む働きをしているようなものですかね、トランスポーター。
じゃあ結構生きていく、僕らが生きている上で重要な役割をしているやつなんですね。
そうです、すごい整備的意義のある分子になります。
そのトランスポーターに焦点を当てて、分子レベルで研究して、
その分子レベルで機能を分かってきたら、遺伝子改変マウスであったり、特定の疾患の患者さんのGWAS解析、ゲノム解析とかをして、
生体レベルでのその機能を明らかにするっていうようなことが、学会とか行くと多いかなっていう感じはします。
なるほど、だから薬がどの時間でどのぐらい効くかっていうのを明らかにしようっていう研究って感じですかね。
で、そのメカニズムも知れたら知りたいみたいな。
そうですね、薬の動きを分かっておかないと、重大な副作用とか、薬があるトランスポーターで入手される、排泄されるっていうのがあった場合に、
24:11
その排泄するトランスポーターを他の薬物を併用して疎外しちゃって、血中濃度がめちゃくちゃ上がっちゃってっていうこともあるんで、
そういうトランスポーターの機能を解明するっていうようなことをよく知っています。
論文読ませてもらったんですけど、結構細胞ベースでまずやって、それを動物とか人の患者さんの、患者さんのやつなのかな、動物とかに持っていくっていう感じなんですか。
そうですね、今は主にバイオ細胞を使って新しい新規のトランスポーターを見つけたり、その機能を解析して、
なかなか患者さんのデータっていうのは自分たちの機関ではなかなかできないので、そこはちょっと共同研究先を見つけてこないといけないんですけど、
自分たちは主にインディドローのバイオ細胞を使った研究が今中心です。
なんかトランスポーターっていろんなタグめちゃめちゃあるじゃないですか、SLCなんちゃらなんちゃら、50何番とかめちゃめちゃあるじゃないですか。
あれをどうやって、網羅的にやるんですか、それとも一個一個も組み合わせたりしてやっていくものなんですか。
なんか今まだ機能未知のトランスポーターってめちゃくちゃまだあって、SLCに分類されている中でも機能わかってないものが結構あるんですよ。
何を通すかわかんないってことですか。
機質がわかってなくて、網羅さん配列からおそらくトランスポーターだけど何してるかわかんないものがあって、
SLCトランスポーターとABCトランスポーターってメジャーな2つのファミリーがあると思うんですけど、それ以外にもトランスポーターへのタンパク質ってまだ機能わかってないものがあって、
いろんなパターンがあるんですけど、機能わかっていないトランスポーターを取り上げてその機能を明らかにしようっていうケースもあれば、
特定のある薬物の聴観吸収の経路がよくわからないってことで、その薬物を移送する聴観吸収を担うトランスポーターを見つけるっていうような場合もありますし。
じゃあ結構死ぬまでできますね、研究。
そうですね。
材料めちゃめちゃありますもんね。
はい、材料はめちゃくちゃあるんですけどなかなか当たらないので。
なるほど。何をトランスポーターするかわかんないトランスポーターって、どうやってそのトランスポーターがある物質をトランスポーターするっていうのはどういうふうに見つけていくの?
もう手当たり次第やっていくのか、それとも何か予想する方法があるのか?
一応その予測というかスクリーニングする範囲を狭めてやる方法として、
27:00
例えばSLCトランスポーターだとファミリー1番から今60いくつかとかまであるんですけど、
そうなんだ。
例えばある番号のうちのそのうちの一つの保管機能を測ってないものを見つけたいってなったときに、
同じファミリーのトランスポーターの機能を見て、例えば同じファミリーの保管トランスポーターがアミュニオン性のファミリーを移送するんであれば、
その機能未知のトランスポーターもおそらくアミュニオン性だろうとかいうので狭められますし、
あと蛍光機質、蛍光物質をトランスポーターは結構輸送するケースがあるんですけど、
蛍光物質ってスクリーニングに結構有用で、蛍光機質の輸送に対して方法となる機質加合物を共存させてその疎外を見て、
疎外かかってきたものを抽出してきて、そこから実際にその輸送活性を見るとか、
方法としてはいろいろあるんですけど、なかなか一発でこれだって見つけるのはやっぱり難しくて、どうしても泥臭くやるしかないなっていうところもあります。
結構運用素もあるんですね。
そうですね、運用素もありますね。
アルネシックとかやってパンって見つけるとかっていうのはできないものなんですね。とにかくある程度予想をつけてやっていくみたいな。
一応今プロテオミクス解析とかも行われていて、そういう手法で見つけるっていう方法もあるんですけど、
それに引っかかってこない場合もあるらしいんです。実際に機能が分かっているやつでプロテオミクス解析してもその機質がかかってこないとかって、
やっぱりそういう解析も万能ではなくて、見落としちゃうこともあるみたいな、なかなか難しいです。
そのやっててどういう魅力があるからずっと続けられているというのはありますか?
そうですね、薬物搭載で結構貢献できるところが多いのかなって思っていて、
新しいトランスポーターを見つければ、もし創薬標的になるようであれば、
製薬会社の人とかも興味を持ってもらえますし、栄養素とかを運ぶものであれば、その機能を解明して、
効率的な吸収とか薬物乾燥誤作用回避とかいったことにもできるので、
なかなかコレクションによくっていうのは難しいですけど。
面白そうですよね。未知のものをたくさん見つけていく感じで、発掘みたいな感じですね。
なかなか今の時代で全く新しいものってなかなかないじゃないですか。
そうですね、ないです。
それができるのは結構面白い分野だなと思いますね。
そうですね、見つけた時はもうハッピーです。
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大道さんは最近何か見つけたとかあるんですか?
最近ちょっとは新しいトランスフォーター見つけたので、今それを必死にやっているところです。
じゃあそれが、あと数年で論文になるっていう感じですね。
そうですね、できるだけ早く出したいなって思ってます。
それを学会とかで発表したりもするんですか?
えーと、論文発表前だったら遺伝子名は適当に付けて、
自分で名前を箇所でつけて発表するっていう感じですかね。
最悪、パクられる可能性があるっていう。
じゃあ結構、役学堂大学っていう分野は、あれちょっと広い?
日本でも結構研究者いるんですか?
そうですね、結構、やっぱ役学部を誘導学問があって、
どの大学にも、まあないところもしかしたらあるんですけど、
まあ結構、そうですね、広くどの大学にも。
役学部あれは。
そうですね、絶対習う学問なので、
何かしらそれに関連する教員は各大学にいると思います。
役学同体学会みたいな感じなんですか?
薬物同体学会ですか。
薬物同体学会か。
えー、それもう1年に1回ぐらい?
そうですね、1年に1回あります。
今年はもう行きましたか?
今年がちょうどハワイで先月になって。
日本の薬物同体学会が?
はい。
何か、5年に1回ぐらい、
そのアメリカの薬物同体学会と合同で開催してるんですけど。
あー、なるほど。
今年がちょうどそれでハワイであって。
行ってきました?
はい、行ってきました。
いいっすね。
いいよな、そういうとこがいいですよね、やっぱ教員、
教員というかまあ研究者って。
いろんなところに出張にするっていう。
え、じゃあ日本であるときはいろんな地方であるみたいな?
そうですね、日本であるときはその年会長の先生がどこの大学かって言っておりますけど、
一時期なぜかわかんないですけど、東京の船堀ってあるんですけど、
一時期なんかそこで開催するのが楽だったかわかんないですけど、
数年間ずっとそこでやってるっていうのがあって、
すごいつま、なんか醍醐味、なんか面白くない感じでしたね。
あ、そうっすね。いろんなとこに来たりするもんね、どうしたら。
あ、じゃあ結構メジャーというかお金がある学会なんですね。
どうなんですか、なんかどの学会も厳しいんじゃないですか。
何人規模ぐらいですか?100人とかもっとですか?
あの薬物同体学会はもっとです。
あ、多いっすね。
ちょっとカットインすると、薬物同体学会会員は、
生会員、学生会員並びに学会の活動に賛同する三助会員から成り立っており、
現在では2,004人の会員が在籍しています、だそうです。
2,000人余りが在籍する学会だそうです。
33:01
めちゃめちゃ大規模ですね。
例えば分子生物学会とかが、あれ1万人とかっすよね。
分子生物学会ってもう一番でかいじゃないですか、たぶん学会。
そうですね、会。
1万人なんで、たぶん2,000って相当でかいですよ。
会場の規模でいうと、
さすがに分子生物学会とかってあれですよね、幕張メッセとかそういうレベルの会場にしかやらないですね。
そうですね。
さすがにそこまで大きな会場とかではないんですけど。
分子生物学会が1万2,000人ぐらいで、
ほんみつさんも入られてる薬学会は1万5,000人だそうです。
めちゃめちゃ多いな。
薬学会。
じゃあもう薬剤師の人とかがめちゃめちゃ入ってるんですかね。
薬学会は、たぶん基礎研究者とか学生、薬学部の人がたぶんほとんど入ってて、
薬剤師は医療薬学会っていうのがあって、薬学会だけです。
たぶん薬剤師さんはそっちの学会に入っている人が多い気がします。
企業の人とかも来るんですか、会。
そうですね、薬物同体だから結構企業の人も多分多い方なんじゃないかなって思います。
製薬会社の人が。
そこでコラボとかできますもんね、やろうと思ったら。
そうですね、やろうと思えば。
そういう交渉ってどうやってやるんですか。
やってるので言うと、研究室出身のOBの人とか、
やっぱり個人的な知り合いとか繋がりからやるってことが多いですかね。
学会会場であってやりましょうっていうのは、
なかなか、よほど興味を引くテーマだったらあるかもしれないですけど、
あんまりないんじゃないかなと思います。
やっぱ薬学だとそのまま商品に繋がるから結構コラボとかしやすいそうですよね。
そうですね、商業的なテーマであれば、
企業の人に乗ってきてはくれるかなって感じはありますけど。
そのOBで企業に行った人とかっていうのは、
また同じ薬物同体学っていうのを企業でもやってるのか、
それとも営業とかそっちをやってるのかという。
企業でも薬物同体の研究で、研究職に入って、
今はめちゃくちゃすごい優秀な人で、めちゃくちゃ偉くなってる。
どちらかと言って今は管理する側になってる人です。
なるほど、なかなか僕らの分野だと企業と同行っていう話はやっぱり少ないイメージがあるんで。
あるにはあると思うんですけど、
遺伝子疾患とかで、こういう遺伝子でどういうメカニズムで病気が起こってるのかっていうのはあるんですけど、
あんまりないんで、そこ結構魅力的な分野だなっていうのは思いますね。
楽しそうです。
36:09
ではこうやって尾道さんのバックグラウンドを聞いてきましたが、
これでちょっと締め打ちいただきますけれども、
どうでしたか、今回お話をしてみて。
あまり過去のなんで薬学部なのかとか、あんまり考える機会がなかったので、
いい経験というか、そう懐かしい感じで。
反省を振り返るというか。
はい。
ではまた次回もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さて、アメリカンナイトゴールド、スポーティファイ、アマゾンミュージック、アップルポッドキャストにて、
気が向いた金曜日の0時に配信をしています。
番組のご意見ご感想は、Xの番組アカウント、
atmarkangunderbar2024やメールフォームにお寄せください。
また、ハッシュタグ、アメ号をつけて実況や感想ツイートお願いします。
ここまでのお相手は中村と
大光でした。
また来週。
37:14

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