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2025-12-22 1:22:48

epi188 沖縄を一周すると、こうなる。430kmサバイバルラン優勝・くっさんの世界。

今回のエピソードは、2025年11月21日(金)から24日(月)にかけて行われた「沖縄本島1周サバイバルラン」に出場し、見事優勝した“くっさん”こと草川知宏さんをゲストに迎え、壮絶な430kmの旅について話を聞きました。

沖縄を一周すると言われても、なかなかピンと来ませんが、実際に走るとどんな世界が待っているのでしょうか。凡ランナーの僕たちにはまったく想像のつかない領域ですが、今回はその一端をくっさんの言葉から覗いてみたいと思います。いやあ、世の中には本当にとんでもないランナーがいるものですね。みなさんも、来年いかがでしょうか。半年前から練習すればなんとかなる……らしいですよ(ならんやろw)。


2025 沖縄本島1周サバイバルラン

沖縄本島を一周するロードランニング競技で、2025年大会は記念すべき10回目の開催。制限時間は75時間。通常は約390kmだが、2025年は離島ルートが加わり約40km延長され、総距離は430kmとなった。累積標高は約3,800mに達し、関門時間も厳しいため完走難易度は非常に高い。参考までに、前回2024年大会の完走者は18名。

https://teamultra-k.info/past/survival2025/


MC紹介:


石川博己(イシカワ) @rolleinar

九州のランニングメディア「7trails」主宰 @7trailsfun。福岡市でデザイン会社「F_d(エフ・ディ)」を営む。天然パーマがトレードマーク。


友納 理(トモノウ) @s_tomono

7trailsメンバー。走ることをこよなく愛するアラフィフランナー。福岡市で焙煎屋「Tomono Coffee」@tomono_coffee を営む。


ゲスト紹介:


草川知宏(くっさん) @93.51.runner

1976年生まれ、滋賀県出身。転勤族として各地を移り住み、現在は福岡在住。2010年、ダイエット目的で走り始め、ハーフ、フル、ウルトラへと距離を伸ばしてきた。主戦場は比叡山ITR50マイルと沖縄本島一周サバイバルラン。2023年の沖縄本島一周サバイバルランで2位入賞後、2025年大会(430km)で優勝を果たす。限られた時間の中でスタートラインに立つまでの過程を何より大切にし、ワクワクする挑戦を求めて走り続けている。ベストはフルマラソン2時間55分40秒、100km9時間40分14秒。


収録 : 2025年12月3日


#トレイルランニング #7trailsラジオ練 #7trails


このPodcastは、九州のランニングメディア「7trails(セブントレイルズ)」のメンバーが、日頃のランニングにまつわるローカルな話を配信しています。


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サマリー

ポッドキャストでは、沖縄本島を一周するサバイバルランの優勝者、くっさんがその特徴やレースの厳しさを紹介しています。また、不規則な地形や障害物が多いコースでのトレーニングや補給の工夫についても語られています。沖縄を一周する430kmのサバイバルランで優勝を果たしたくっさんが、自身のランニング経験や練習方法、特にコロナ禍でのランナーの変化について触れています。そして、レース中の幻覚やそれに伴う苦労、肉体的な影響についても言及しています。このエピソードでは、沖縄の430キロサバイバルランの厳しい練習やレース中の困難な状況が詳しく述べられ、特に沖縄の暗闇での走行の恐怖やメンタルの重要性が強調されています。さらに、くっさんがその過酷な体験を通じて感じた肉体的苦痛や精神的葛藤、ゴールに到達するまでの苦しみを共感を持って共有しています。くっさんは、仲間との絆やレースの攻略法など、苦しみの中での挑戦を描いています。このエピソードでは、沖縄を舞台にした430kmのサバイバルランの体験や勝利の秘訣が語られ、夏の練習や関門の厳しさ、コースの特性と気象条件にも焦点が当てられ、参加者の心構えの重要性が強調されています。最後に、沖縄を一周する430kmのサバイバルランを通じて、参加者の挑戦や経験、特に年齢に関するポジティブなメッセージが伝えられています。

沖縄サバイバルランの概要
このポッドキャストは、九州のラーニングメディア、7trailsのメンバーが、日々のラーニングにまつわるローカルな話をお届けしています。
こんばんは、石川です。
こんばんは、ドモノです。
今日は、12月の3日、21時14分がありました、石川の事務所よりお届けしたいと思います。
今日のゲストをご紹介したいと思います。
今日のゲストは、くっさんという愛称では、お馴染みですかね。
ツイッターでもお馴染みですね。
お馴染みなんじゃないですか、全国に。
僕も前からお名前をずっとお伺いしていて、今日は初めてお話しするんですけど、くっさ川さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
くっさんでいいですか。
大丈夫ですよ。
僕は、虹の愛称はずっと前から見ていたんですけど、
お話しするのは今日が初めてで、
平田さんから、すごい人がいるんですけど、石川さんはまだつながっていないようなので、
もしよろしければご紹介したいんですけど、というメールをいただいたんですよ。
で、どなたですかって言ったら、実は先週行われた沖沢で優勝したくっさんという方なんですって言って、
もちろん僕も知ってましたし、Xでも出てきてたし、アイコンも一緒だったんで、
そういう人がいるんだなと思っておりましたところ、
そうやって平田さんからご紹介を受けたので、
それはぜひラジオ連ご紹介していただけませんかということで、
今日に至るわけなんですけど、メールさせていただいて今日に至るわけなんですけど、
友野さんはもうね、僕よりもだいぶ前から。
フォローはしてて、もちろん存在は知っておりましたけど、
こうやって直接にお話しすることっていうのはなかったので。
僕は平田さんから聞いて、そうやって知ったんですけど、
友野さんはなんでまたお前。
僕はもうXでヤバい人おるなって、僕Xでヤバい人フォローするのが好きだから、
大体ヤバい人。
ヤバそうな人をフォローして、ヤベヤベって話を思ってる。
あれですよね、もうひゃほい三系列ですよね。
そのロングディスタンスっていうか、なんかちょっとやっぱり。
超ウルトラですね。
超ウルトラでしょ。
いやーね、今回も沖沢の僕らの中では川水くんっていう、
前水上村にいたバックヤードに系統してる彼が沖縄に今帰って、
沖沢出てることで、沖沢っていうのを僕今回ずっと見てたんですよ。
速報みたいなものとか。
で、彼は結果的に辞めてしまったんですけど、
優勝した人が福岡ってその時聞いて、
1位と2位が同じ会社の人とか聞いたりとかして。
キソさんと同じ会社。
そうなんですね。
キソさんと前に知って、それをえーってびっくりして。
キソさんはバックヤードとかでもね。
かなり実績。
キソ哲夫さん2位の。
その方もお名前よく聞くんですけど、
やっぱりなかなかこの人たちって全然接点がなくてですね、
僕らボンランナーでは。
挑戦する距離でもない。
特にこういうタフじゃないと入社できない会社とかじゃないですよね。
入社試験ないですね。
そういうわけじゃないですね。
入ってからですからね。
入社した時は僕ただのデブだったんで。
そうなんですか。
変な話もちょっと聞いてみたいですね。
まずいろいろ飛んでしまいましたけど、
このリスナーの方に今回、
久さんが優勝された沖沙場。
そもそも沖沙場ってどんなレースなんっていうところから
ご紹介いただければなと思うんですけど。
そうですね。
沖沙場は私も知ったのは4年ぐらい前なんですけど、
大会としては今回10回目ですね。
ざっくり言うと沖縄本島をぐるっと時計回りに一周するというレースになるんですけど、
もともとこの仕掛け人っていうかこのレースをやってる沖山さんって方も
超ロングディスタンスの方で、
48時間を400キロ超えるような、
100キロのウルトラも7時間台で走るような、
めちゃくちゃ速い、もう今年歓励になられる方なんですけど。
本当ですか。
やってるのでかなりレース自体も制限がかなり厳しい。
厳しい。
エントリー基地は楽なんですけど、
完走するチェックポイントの通過が非常にシビアなレース。
関門が厳しいということでしょうか。
関門が厳しいですね。
そういうレースですね。
レースの特徴と準備
一周といったら何キロあるんですか?
通常は390。
390キロ。
390キロの…
沖縄本島一周は?
Dが3800キロくらいです。
まあまああるんですね。
まあまああるんですよ。
海沿いってことになるからですね。
東側、沖縄本島の東側が割とアップダウンが大きくて、
西側は割と観光的なビーチ。
ああいう感じですね。
女村とかマンザ坊とか、
綺麗なビーチって感じですね。
反対側は高速が走っている方ですか?
高速は真ん中なのか。
じゃあ反対側は?
反対側は東側と上のヤンバルが革新部ですね。
ヤンバルがありそうな気がしますね。
390キロ。
ちなみに390キロの関門時間はどのようになっているんでしょうか?
関門がですね、1日目の関門が割とハードで、
165キロが第2チェックポイントくらいになるんですかね。
多分そこが24時間ですね。
だからもう初日からしっかり100マイル以上走らないと厳しいと。
ただその初日から走って足売り切れたら、
翌日以降はっていう感じになるので、
ちょっと余力を残しながらも24時間でギッチリ走りましょうっていうような。
1キロ8キルくらいでギリギリですよね。
当然信号もあるし、交通規制やってないので、
そういった交通ルール守りながらっていう形になるので。
信号だけですか?障害物は。
いろいろ障害物ありますね。
だって普通の皆さんが日常の中走っていくわけでしょ?
そうですそうです。
まあありますよね。
街を抜けるとあれなんですけど、田舎のところは割と走りやすいんですけど、
ただやっぱりアスファルトの歩道の舗装がちょっと悪いのが多いので、
つまずいたりとか、ちょっと路面のデコボコ。
あと木の実がね、結構落ちてるんですよ。
木の実ですか?
踏むとめちゃくちゃ痛いんですよ。
それはもう木の実が落ちてるエリア分だったらっていうことでしょ?
あのとこもね、落ちてる。
割と結構広く落ちてる。
本当ですか?
特有なんですかね。
沿道の並木から落ちてくる、ちょっと固めのパインですね。
お水泳とかやったらスナックパインみたいなものがいっぱい落ちてそうな気がするけど。
まあ木の実が。何の木の実なんですか?
何の木の実かはちょっとわかんないですけど。
めちゃくちゃ痛いんですよ。
本当ですか?
でもまあこれ、24時間当然走るんでしょうけど、腹減ったらどうするんですか?これは。
基本的にはコンビニがある区間は、コンビニ使って自分でセルフでも買って、好きなものを買ってっていう形ですね。
一応エイドも何箇所かはあるんですけど、エイドはそんなに多くないので、基本的にコンビニですね。
じゃあ自分でなんとかしてくれよ。
なんとかやってくれって感じですね。
ある程度でしょって走られるんですか?
そうですね。勝負量も結構ランナーによって差はあるんですけど、極力少ない方が当然楽なので、
どこで補給するかっていうのはあらかじめルート上のコンビニを全部チェックして、
コンビニない区間がどうしてもヤンバルの方は100キロくらいコンビニがないので、
そこの区間は共同売入っていう地域の集落の方の物資調達のためのお店があるんですけど、
それは24時間営業ではないので、営業時間内に通れば寄れる。
通れなければ自分でなんとかやってくださいっていう。
だって夜夜中はもちろん空いてないでしょ。
空いてる時間においてもその距離によってはない店があるわけだから、案外ないんじゃないですか?
案外ないです。
この辺は自分の中で想定してルートで大体どれくらい通過するかなとか、
そういうのは計算しもって、ない区間は自分で持っていったものでやり抜くっていうようなところですね。
まあまあ忙しいですね。
結構いろいろ忙しくなってくるんですよ。
いろんな意味でサバイバルですね。
沖サバって冗談みたいですけど、
くっさんのランニングスタイル
沖縄で撮れたサバだと思ってた。
俺もそう思ったよ。
俺らは関サバとかなんちゃらとか。
首折サバの意思かな。
沖サバって変なレースの名前だなと思ってたよね。
沖サバ出るんですか?みたいな。
なんだそれはってね。
サバイバルのサバって。
サバイバルなんですね。沖縄サバイバルなんですか?
沖縄サバイバルですね。
これ正式名称はなんだ?
正式名称は沖縄本島一周サバイバルラン。
そうなんですか。
これ何年からやってるんですか?ちなみに。
今回第10回でコロナ禍で何回か飛んでるので、
たぶん2000何年なんですかね。
ちょっとはっきり覚えてないんですけど。
コロナでも関係なさそうですからね。
はっきり言って。
だってもう集団にはならないでしょこれ。
密にはならないでしょ。
ならないですね。前後も見えないですから。
見えないですよね。
たぶん最終的に戦闘と最終ランナーたぶん
どれくらい差がつくんですかね。
50キロ以上は差がつきますね。
聞いたこともないレースでしたし、
本当なんか最近、
平田さんとかバックヤードの人たちと話すことになりましたけど、
僕らマラソンとちょろっとトレールしてる人たちの周りにはいないからですね。
沖縄出るとか。
超ウルトラはね、なかなか怪しくない。
少ないと思います。
ちなみに福さんはこの沖縄以外のレース、興味あるんですか?
普通にマラソンとか普通にトレールランとか。
今は沖縄と比叡山の50マイル。
そうなんですね。スピード派なんですね。
この2つですね。本命レースみたいな形。
あとはもう何もやらない。
じゃあもうガチ。
普通にタイチャン連に行って普通について行ってましたから。
そりゃついていかないと比叡山50マイルとは言えないでしょうから。
速いですよ。スピードもあるです。
小前さんクラスってことでしょ。
ロングで言えばもっと小前さん以上でしょうけど、スピードで言っても。
見た目からだって速そうですよ。
スピードはないですよ。
フルマラソンはもう記録も伸びないし。
とは言ってもどのくらいですか?
フルのベストは2019年です。
京都マラソンで2時間55分でした。
言うたらもっと行きそうな気がしましたけど、そのままですね。
そんな感じですね。
じゃあやっぱりロングの体勢が。
ロングですね。
フルマラソンのハーフ2日とかも本当に前半と後半でほぼ同じくらいのタイムなんですよ。
落ちないんですよ。
それは超ウルトラに系統していった時期っていうのはどれくらいなんですか?
コロナ禍じゃないですかね。
コロナ禍とランニングの影響
コロナ禍で大会がなくなったじゃないですか。
フルマラソンとかいろんなものが。
そこで自分で一人で勝手に走ってたらいいのかなと思って。
やりだしたらビワコ一周とかやってみようかなという風になって。
自分で一人でタイムトライアルビワコ一周やったりとかして。
ある意味でもコロナ禍っていうのはすごいランナーを生み出した時期でもあるんですね。
結構みんなね。
コロナ禍で黙々とやってたらこういう才能が開花したんですね。
今までは与えられたフォーマットの中でみんな走ってたけど、
コロナ禍でそれがなくなっちゃって、自分でやりゃいいじゃんみたいな感じになっちゃうんですね。
ちなみにランニング歴、月並みですけど、どんな歴ですか?
さっき太ってたっておっしゃってましたけど。
もともとは何年前だろう?2012年頃ですね。
走り出したのが。
一緒ぐらいだ僕と。
2010年かな。
結構その辺です。
結構ドラマさんと一緒になってた。今まで散々おったやろ。
2010年頃ですかね。
もうダイエット目的ですよ。
月並みな。
月並みな。
まさか俺が走るとはみたいな人なんですよね、結局。
それ以前はスポーツの素養というか何かあったんですか?
高校生の頃ですね。高校生の頃自転車競技をやってたんです。ロードバイクを。
山肺があるから。
そこである程度鍛えたものはあると。
見た目ボート選手みたいですけどね。
サバイバルランの挑戦
今はもうめちゃくちゃ軽そうですけど、どんぐらい太ってたんですか?
当時は身長167で体重82キロ。
だいぶですね。
結構来てますね。
かなり肥満ですね。
BMIで言うと29ですから。
ゲグですよ。
コーヒーマンですよ、それ。
コーヒーマンですよ。
食いましたね。
食いましたね。
食って食って食って飲んで寝る。
食って飲んで寝る。
太れるのもやっぱ才能ない。
そうか。
かもしれないですね。
パワーがある。
そうか。
僕は食えるんで、ロング中もいいとかやられないんですよ。
なるほど。絶対才能っすね。
やっぱロング強い人はやっぱ食わないとね。
絶対走れないですからね。
食えるっていうのがやっぱ才能ですよね。
どうもないですか?
どうもないですね。
かっこいい。
何食うんですか?ちなみに。
僕は好きなのは団子系とか好きなんですよ。
中にあんこ入ってるような餅的なのが好きですね。
でもあれ食えたら持つでしょうね。
持ちますね。
コンビニとかありますもん。
そうなんですね。
何でも。
ただやっぱり大きさ版の時なんかは重たいので
基本的には粉末、パラチノス。
パラチノス。
あれでほとんど50本ぐらい持って行ってましたね。
でももう50本なんですね。
パラチノス50本とアミノバイタル30本ぐらい。
粉ばっかりザクザクザクザク。
パラチノスって1本でも100ないでしょあれ。
100ないぐらい。
70ぐらい。
ないですよね。
だから50って言ってもそういうカロリーじゃないですよね。
じゃあその2012年から走って今に至るわけなんですけど
ちなみに練習量ってどんなもんなんですか?
練習量は徐々にやっぱり増えてきていると思うんです。
極端に量が増えたのは
2年前に大きさ版初めて挑戦した時に
やっぱり距離が390キロなので
これは通常の練習じゃまずいぞ。
だいたい月300ぐらいが普通だったんですよ当時は。
それを月500にしたんです。
11月のレースに向けて7月から毎月500走り込みみたいな形にして
それで挑んだらまあまあ結果が良かったんで
やっぱり500踏めば変わるなっていう感じで。
それは2年前に出てダメだなって言って
走り込んでじゃあ1年前に割と良かったってことですか?
初出場する前に予備の準備として
500キロ月500を走り込んで今回に。
初出場の時も2位なんですよ。
そうなんですか。
初で2位で完走してそこから
これはもう優勝するしかないだろうって。
2位は悔しいですもんね。
やっぱり1位になりたかったなって。
初出場で2位ですか?
そこからですね。
ちなみに初出場の時はタイムはどうだったんでしょう?
タイムは55時間。
390キロを55時間。
ちなみに今回は?
今回は430キロで62時間。
数字が違うから比べようがないですけどどうなんですか?
今回は大きさはMAXなんですよ。
10周年記念で距離が40キロ伸びたんですよ。
もう変わりましたね。
なんで40キロも増えるんですか?
大きさはMAX。
1周プラス本島から橋で繋がってる島があるんです。
そこも行ってこいと。
その島も全部綺麗に回らせていただけるという。
お得なプラン。
オプションがすごい。
小堀島とかあそこも行くんですか?
小堀島とかも行くんです。池島とかも行くんです。
マジですか?
海中道路渡ってそこから渡ったら折り返しだったんですけど。
その先も。
これまでもいいじゃないですか。綺麗な橋渡ったんでしょ?
あれでも夜中なんですよ。
マジですか?
もう真っ暗。
小堀島夜中渡ったら意味ないじゃないですか。
真っ暗ですよ。暴走族があれ。
ブンブブンブン言ってましたけどね。
島の外周も結構アップダウンあるでしょ?
そうなんですよ。すごいんですよ。
ああいうのばっかりですよね。
沖縄なんですよ。
分かる。あれだってきついですよ。
きついんですよ。めちゃくちゃきついんですよ。
真っ暗なのが。
マックスで40キロ足して430キロ?
430。
430キロ。
あれで62時間ですか?
62時間で。
62時間?
一睡もしてないという。
一睡もせずですか?
本当ですか?
仮眠も一切ないんで。
肉体の変化と練習方法
寝てないです。
多分寝てないの僕ぐらいじゃないですかね。
それはもう最初から寝るプランは考えてなかった?
ないですね。
もったいないね時間が。
62時間。
大体皆さんバックヤードでも48時間起こしたら
ちょっと幻覚を見出すんですけど
どうでした?幻覚って。
幻覚は見ますね。
2番目真夜中ぐらいからは結構来てますね。
ちなみに草はどんな幻覚を見るんですか?
大体人なんですけど
沿道の草木が人。
沿道に立ってるポールとかも全部人。
でも大体みんな人に見えますね。
人の顔に見えるってやつ。
何なんでしょうかね。
人ですね。
影とかも道に影があってそれが人に見えるんで
人が寝てるように見えるんです。
沖縄だから寝るのかなと思って。
近くに行ったら違うんですよ。
ハブ踏まないのかなって思うんやけど
夜なんかヤンパルとか走り寄ったらさ
それが怖い。
怖いですよね。
ハブはいなかったですね。
僕は見てなかったですね。
本当ですか。
62時間。
じゃあ300キロ500キロに増やして。
今年は月600キロでやってました。
600キロ。
内容がまたね。
100キロって言ったら日に20キロくらいですから。
平均するとそうですが
大体平均して走らないので
やっぱり週末とかはシリーズですね。
週末に大体100キロ近く走ってますもんね。
走ってましたね。
でもその方がかなってますよね。
超ロングだから。
僕の練習は
金曜日仕事が終わってから
そこから練習が始まるので
翌朝までずっと走ったりとか
寝ない練習も兼ねてるんで
寝ずに朝までやると
大体1日トータル40時間くらい起きてることになるので
そういうのか。
あとそれは現実的な練習ですね。
レースに向けた。
ずっとそんな感じで。
雨でも?
雨が降ったらあれなんですけど
ただ雨に降られたこともありましたね。
1回文字の方まで電車で行って
文字から福岡まで戻ってくるときは
すごい大雨に打たれながら。
そういうのもありますよね。
練習量を増やしていく中で
体の順応というか
どんな感じで進めていくんですか?
体がおかしくなるとか
関節がとか
そういうのってあんまりないですか?
ありますね。
やっぱり膝もたまに痛かったりするので
なんで痛くなるのかな?
原因探りながらやるんですけど
ストレッチとか途中の筋肉が固くなっているのかな?
関節とか構造的な問題は全くないと思うので
劇場ですね。
そうなんです。
体は強いんですね。
故障はあんまりないですね。
そこら辺がやっぱり
トレーニング耐えられるところ
悔し方もたぶん上手だろうと思うんですけど
肉離れだけはちょっと注意してましたね。
あれはもう避けられないので
肉離れは早い動きで肉離れというイメージが僕にあるんですけど
そうじゃない時でもああいうのって起こりがちなんですか?
筋疲労で疲労がたまっている時は固いので
その時はやっぱり無理せずというところで
ちゃんと疲労をとってからというようなところで
遡っている時とかってスピードでなくても負荷がかかるので
行っちゃうんですよね。
じゃあ割と肉離れになったことはあるということですか?
何回かありますね。
肉離れって触る人が触ったら分かるの?
前に肉離れしたことって。
分かるみたいですね。
俺も言われたことがあって。
やっぱり後があるらしいです。
なんかあるみたいよね。
結局少し出血してたりするから
その後があるみたいですね。
それをきれいにとらないとそこの動きが悪いから
再度そこに違和感が出たりとか
そこに痛みが出る。
600キロ走って
僕も600キロにかすった時が1回あって
この前もそうやけど
僕のレベルでも500キロ過ぎると
確かにしっかり体が強くなっている気持ちはあるんですよ。
そういうのって違いますか?距離を踏むと。
ありますね。
距離を踏むと体勢は確実につきますね。
100キロ走ってもまだ100かっていう感じの感覚になるんです。
ただやっぱり
毎月600、600、600とかでやると
結構疲労も溜まってくるので
初めのスタートが遅いです。
だからもう初めの5キロくらいは
体温めるような感じで徐々にベース上げていって
ナチュラルビルドアップ的な感じの練習が多くなってくるような感じですね。
それはわかる。
練習の厳しさ
重いです。とにかく体が重たくて。
それが循環しだすと
結構長い距離に動ける。
いいね、なんかね。聞いてて面白い。
すごいな。僕も500キロくらい走ってますけど
あんまり強くならない。
まあでもトモノさんそんな100キロ週末やるとかしない。
それじゃないかな。
あんまり週末ドカバラシしないもんね。
時間がないもんね。
平均的には走るけど。
だからやっぱりそれが効いてるんでしょうね。
結局ロングを毎週のようにやってたので
6週連続くらいロングやってましたね。
いやだって西公園何ループしました?
西公園で100キロ
あれも
一人で80キロとかやってましたよね。
一人でもやってましたね。80キロとかもやってましたし。
アナップダウンですか?
西公園のセルフビルドアップですか?
いやいや西公園もきっちりですよ。
一人で80キロ。
一人で?
夜。夜中よ。
この人どんなメンタル人やろうと思って。
いやでもそのメンタルがないと
やっぱ沖縄ほんとは夜夜中
そうやね。
氷島とか走れんぜ。ほんと。
真っ暗ですよね。
真っ暗です。
今回ほぼ新月だったんで
もうさらに暗いですよ。
星がやたら綺麗だったやつだから。
いや真っ暗怖いっすよ。
島の真っ暗とか。
慣れてないと無理ですね。
頑張るとか夜に関わってると怖いと思います。
いやマジ怖いっす。
ありえないっす。
聞くだけでもありえない。
暗いのもあれなんで。
減点も電池持たせるため
一番暗いモードで行くんで。
出会った人も怖いよね。
怖いですよ。
出会った人も怖い。
じゃあこのレースに向けて
今回も絶対優勝してやるぞっていう
練習を積んで挑んだわけですよね。
前が2番だったら。
どんな距離を踏むこと以外に
このレースを制覇する何かしらの作戦なり
レース中の戦略
気を付けたことってあるんでしょうか。
そうですね。
オーバーペースっていうのは
気を付けないとっていう形ではあったんですけど
ただやっぱり人って自分の心地いいペースって
決まってくるので
やっぱりオーバーペース気味になるなっていうのは
やっぱりあったので
だいぶ前半から突っ込んでってるなっていうのはありました。
ちょっと早いぞって。
だいぶ早かったですね。
ちなみにタイムのね
票もいただいてるんですけど
A1、A2、A3って言ってもどの区間がA1なのかわからない。
これ距離が書いてないのであれなんですけど
A1がざんぱみさきの男なんで
だいたい33キロですね。
で、A2が
75キロぐらいですかね、これ。
75キロ。
で、A3が175ですね、これ。
沖縄の西北端のへどみさきのとこですね。
175ですか。最初が33。
で、次が60?
70、75。
次は75。
でも33でもう3時間16分とかですよ。
まあ普通に探るほうぐらいのペースですか?
そうですね。だからだいたい
平均ペースも7切ってますもんね、A3ぐらいまでもね。
100キロの通過が10時間2分ぐらいだった。
ウルトラマラソンよりも普通のボンランナよりもはるかに早いじゃないですか。
こんな感じで行ってましたね。
100マイルの通過が多分17時間ちょいぐらいだったと思うんで
17時間半ぐらいだったかな。
多分それぐらいで通過してたと思います。
175キロで19時間だからめちゃくちゃ早いですね。
だいぶん突っ込んでいってます。
死ぬかなと思いました。
やばいこれ持たないなって本当に思いましたね。
ただ僕より前に先行してるランナーいたんで
モリモリさんね。
モリモリがめちゃくちゃ早いんで
本当ですか。
リタイアされましたけど
モリモリさんめっちゃ早いもんね。
本当だ。
本当だね。
175キロでもこの時点では負けてたんですね。
負けてましたもう完全に。
1時間20分違いますね。
むちゃくちゃ早いですね。
これはちょっとやべえぞと。
やべえやべえと。優勝できねえわ。
これどっかで粘らないといけないなと思いながら。
うわあそうなんですか。
でも自身ではちょっとこれはやばいペースだぞと。
ちょっと相当突っ込んでってるなっていう感じで
後半どうなるんだと思いながら。
言うても突っ込んでるなと思ってても
175でこのペースは
その時点からすればまだ全然走れる
と思いながらも
怖ええなって思ってるだけのことですよね。
前半は特に今回フラットなので
後半にアップダウンが来るっていうようなコースなので
ここからが
A3越えてからが勝負だなっていうところですね。
交換っていうのは何ですか。その次に交換ってあるのか。
これ息吹の交換ですね。
息吹をつけてたので息吹を交換するんですけど
これが何キロかな。
220か230キロぐらいですかね。
この時点で交換されるわけですよね。
でもこの時にはもう
ダントツのトップに立ってますね。
そうですよ。この時で
トップではないのか。森下さんがまだ22キロ
その後に森下さんがリタイヤされて
僕がトップに立ったんですけど
後続ランナーはその時点で20キロぐらいの差はついてたのかなと思いますね。
とは言ってもどうなんでしょう。
トラブルと対策
20キロっていうのはしっかりしたアドバンテージなんでしょうか。
それとも何かあったらこれはやばいぞっていう距離の範囲なんでしょうか。
僕の中では一発逆転は余裕であるなっていうところで
まだ油断できない。
結局時速、歩き出したらやっぱり時速5キロとかになるじゃないですか。
走ってる人は時速10キロぐらいなので
その差が5キロとかあると
10時間あったら50キロですからね。
もうあっという間に距離縮まるんですよ。
常にこの頃からイブキ見ながら
後続ランナーとの距離をどれぐらいかなって
何キロ詰められたかなとかずっとそんなのばっかり見てましたね。
すごいね。そこでもまだ集中力が切れないというか
まだ半分ぐらいですけど
言うてもまだ30時間近くかかってて
倍まだかかるかもしれない状態で
そんなビシバシショーをしてるんですね。
どこで寝ようかなって思うね。
普通だったら。
こういう状況だから寝ようと思えないですね。
例えば15分寝るじゃないですか。
15分寝たら2キロ詰められるんですよ。
もう寝れないなと思って
コンビニ休憩も1分ですよ。
追われるプレッシャーがね。
コンビニ入る前に何を買うかって全部決めてるんで
コンビニ入ってルーティンのやつを全部やったら
歩きながらご飯おにぎり食べながら
ゴミは全部ポケットに移すんで
とにかく食事は歩きながら
座れないです。座ったことないですもん。
パン選ぶのも俺2,3分かかりますけどね。
決めてたものがないときにどうするかってまた時間かからん?
多分その状況でいったらめちゃめちゃ時間かかりそうに
頭回ってなくてね。
回ってないときにほんとかかるって。
決めてたものがないだけでもえ?って思うって。
余裕がないっていう感じなんですね。
トイレどうするんですか?
トイレは台は一貫してないんですけど
ショーはコンビニにあるんですけど
あとトイレ行ったらまたすれが起きてくるので
ウォシュレットできれいにしておかないと
やっぱり困ったのでそれは絶対するようにしてるんですよ。
プロテクトJ1かワセリンはきれいに塗って
あとスレナインあれもやって
結構そこらへんは割と怖いですか?
今回またずれないんできっちりやってましたね。
やっぱすごいね。
だってね、バックヤードのこの前の
リオダムであったやつも
レスラーさんまたずれでね
もうそれ以上競技続行は無理だっていうことだったと思いますよ。
ロングになるとそういうことですよね。
どうしてもなりますよね。
集中力落ちちゃうので
痛みが出るとやっぱり集中力落ちるし速度落ちるし
始めのケアを怠ると後々の全部になるので
そこはやっぱりきっちり手間でもやるという
そうやってロングになった時に
具体的にまたずれ?
僕も広島湾岸で経験したんですけど
僕はもう本当ひんたわなんですけど
もうマジ痛いんですよね。
もう本当持ちながら走ったんですよ。
スレるよりは持ってた方がまだいいんで
バカやからPRローション塗ったんですよ。
PRローション塗ったら激ついたんですよ。
ヌルヌルするからいいかなと思って
本当もう激痛じゃないですか。
歩くのも歩けないぐらいやけど
具体的にどこらへん気をつけます?
またずれの時って
対策ですか?
場所?
僕は後ろの方ですね。
後ろの方?
自分もそうです。
肛門近く?
肛門近くがまたのこことかになってくるんで
塗り漏れがあるとなっちゃいますね。
やっぱり量は多めに
っていうような感じにしてましたね。
ちなみにどういうインナーとパンツ履いてますか?
装備はノースフェイスのランパンですね。
インナーが付いてるやつです。
それが一番調子がいいですか?
一番調子いいですね。
トモさんも持ってなかった?
持ってる。
いつもそればっかりやったやん。
前はね。
最近タイツばっかりやけどさ。
前はあれよく履いてた。
軽くていいっすよね。
軽いしポケットついてるし
足さばきもめっちゃいいっすもんね。
上半身は別にどうもないですか?
上半身はノースのメッシュのTシャツにしてました。
脇それにしてもいいじゃないですか。
あんまり痛いんすよね。
俺も一回それたことあって。
俺はちょっと太りすぎやったんかなと思って。
それたらどこも痛いよね。
痛いっすよね。
その中で逃げていって途中のトラブルはありませんでしたか?
途中のトラブルはですね。
今回の一番の大きなトラブルは
320キロの池島のA4の鋭道を出てから
20キロぐらいの懐中道路のところでつまずいて
すねを痛めましたね。
激痛で。
ここまで来てと。
あと残りラスト100キロ。
100キロあるんですかまだ?
ラスト100キロどうすんだって感じで。
すねってどういうこけ方したんですか?
こけてはないんですけど。
ピキってなってですね。
バンって足先を段階で打ちつけて。
足が伸びたような感じになって。
過酷なレースの始まり
すねがめちゃくちゃ痛くて。
歩けないって。
歩くのも辛いって感じでそこらへん止まってたんですよ。
残り100キロ。
残り100キロラスト100。
ラスト100。
もうラスト100。
じゃあまだ320キロまで来てたってことですか。
そうです。
320キロダブルマイルですよもう。
もうそのぐらいの距離時間やってると
ちょっとした段差がもう。
足上がってないですね。
ですよね。
クスタンでもそういう状態になると。
足上がってなかったですね。
油断しました。
それでもまだ100キロあるんですよ。
ラスト100。
もうそのぐらいの時っていうのは
その後続の2羽の方とは
空いてるんですか追ってるんですか?
同じぐらいの距離で
20キロぐらいがずっと続いてるんですよ。
じゃあペースが同じと。
同じペースなんですよ。
それは怖い。
怖い。
ここの100どうしようか。
そうですね。3時間ぐらいしか差がないですもんね。
ここ唯一スライド区間になって
空いて見えるんですよ。
どんな感じかなと思って
元気なのかなどうなのかなと思ったら
結構元気で
やべえって。
これは僕のあまり弱ってるところ
見せられないんですよ。
そうですよね。
時間は何時ぐらいだったんですか?
時間はこの時は明け方から午前中ですね。
だいたいまだ9時10時ぐらいだったと思うんですね。
バックヤードでも日が上がると
すごく元気が出るって
それはどんな感じだった?
やっぱりその通りだと思うんですね。
太陽を上げると眠気も飛ぶので
だからその時が3回目の
2回目の朝になるのか。
2回目の朝。
朝が来るのは待ち遠しいですか?
待ち遠しいですね。
沖縄の夜明けって遅いんですよ。
西にあるから
何時だ?
7時前ぐらいですね。
明るく太陽が昇ってくるのが。
だからやっぱり4時5時がすごい辛いんですよ。
あと2時間耐えるかっていうのが
一番すごい眠気は耐えてましたね。
2番目の明け方4時5時は辛いですね。
辛そうだな。
え、でもその
そういう離れたところまで行っちゃうと
車ってどうですか?
あるもんなんですか?
そういうところに用事がある車は。
割と動いてますね。
動いてるんですか。
自分とはそんなイメージですけど。
軽トラとか割と走ってますね。
まだでも動くものがあった方が
気が紛れるじゃないですか。
じゃあピキって鳴った後は?
鳴った後はもう
どっかでそれは収まったんですか?
収まらないんですよ。
もう歩く感じで
後ろの後続と息吹見ながら
距離ちょっと詰められたりしたら
僕も頑張って痛いのを
押し殺しながら走って
距離を保つという
誰でももしかしたら見ようかもしれないですかね。
縮まってんじゃないのかなってね。
そこでこう勢いづけたら
絶対ダメだと思ったんで
自分の中では安全圏まではちょっと
まだ無理だなと
安全圏やっぱりラスト30ぐらいまでが
行かないとダメだなと思ったので
そこまでは耐えるかっていう感じで
引くに引けないですからね。
自分も優勝狙いできて
今トップですから
もうここまで来てるっていうのはないなと思って
その残り100キロは
割とアップダウンがあるんじゃないですか?
アップダウンあるんですよ。
向こうの方に回ってるからね。
結構きついんですよ。地面の方とか
最後はきついんですよね。
すねが痛いと上りも痛いじゃないですか。
下りももう
もうだいたい歯頭筋がやられてるんで
下りが下れないし
上りも痛いし
レース中の葛藤と挑戦
何やっても痛いんですよ。
やっぱそうだよね。
何やっても痛いんで
途中で
やっぱり熱持ってるんで
路面店であれですね
ドラッグストア寄って
コールドスプレー買いましたね。
胸にコールドスプレー挿して
ボトルのとこ通常ここ
ボトルのとこに
あれ挿して
コールドスプレー挿して
定期的に冷やしながら
本当ですか。
でもKISOさんは
A4のところでは
3位で
1時間40分くらい
差をつけられているんですけど
結果的にフィニッシュタイムにしてみれば
それをさらに上回って
3位4時間ちょっとくらい
逆に差をつけて
最後フィニッシュしたってことは
ちょっと
中川慶一さんですか
中川慶一さんですか
はちょっと落ちて
最後ちょっと
A4くらいのちょっと疲れが来たかな
っていう感じですね。
ここで入れ替わってるわけじゃないですか。
入れ替わってますね2位と3位の方がね。
KISOさんは入れ替わったのは分かったですか。
分かってました。
でもKISOの勢いっていうのは
まあまああるわけじゃないですか。
KISOさんはやっぱり
実績がすごいので
ロングは
どこまで来るのかなと思いながら
ちょっとやっぱり警戒してましたね
僕の中では
下手したらっていうくらいですけど
まあでも結果的には5時間近く空いてるので
結果論ですよね。
結果論ですよね。
すねが痛い。
もっと痛くなるかもしれないわけですからね。
私はブチって
何かとか言うかもしれないですよね。
最悪考えましたね。
いろいろ
進むしかないなと思いながら。
これでも100キロ
60時間やったら
結果的にはまた夜に帰っていくわけでしょう。
3回目の夜が来るんですよ。
3回目の夜を迎えたのが
ラスト
ラスト
35キロくらいで
夕日が沈んでったので
そこからもまた長かったですね。
周りの方々は
この日のうちに
日付が変わるまでゴールするんじゃないか
って結構期待があったんですけど
全然その後が
結構また辛くなって
そのアップダウンを抜けたんです。
姫百合の塔くらいから
割とフラットになってくるんですけど
ゴールまでラスト24キロくらい
自分の中で
もう安全圏に来たって
アドレナリンがやっぱり
切れちゃったんですよ。
もうここからの
24キロがもう
地獄
それ大体
夜10時くらいだったんですよ。
そこから4時間かかりましたね。
24キロ
かかった
しかもロストしたんですよ。
本当ですか?
うわー
いろいろ切れちゃってる。
いろんなことが起きても
切れるんですね。
ここまで来て
この試練を与えるのか
って思うくらい。
どのくらいロストしたんですか?
2キロくらいは
ロストしてるんですけど
コースに戻ったんですけど
コースがね
正常な判断ができないですね。
通常この
高架の横の
側道をずっと行くんですけど
途中でこの高架から下の
一般道に降りるところが
階段とかスロープ使うんですけど
その階段が
わからなくなったんですよ。
どこで登るんだって。
まっすぐ行ったらウンガにぶち当たったんですよ。
川渡れないって。
あれどうしたもんかなって
歩道上にあるんだけど
僕下の高架の下やな。
どこで登るんだこれって
思いながらわからん。
とりあえずウンガの横を反れて
迂回したら渡れるか
みたいな。
階段探す気力がわからなかったんですよ。
判断力も落ちてるので。
迂回しだしたらめちゃくちゃ遠いなってなって
でもまだ戻んないと
いけないなって。
コースロストした時にすごい電話かかってたんですよ。
みんなエブキ見てて
仲間から
ズレてるズレてる早く戻る戻る
めっちゃ電話かかって
戻ります戻ります
その時は
時計の
電源切れてたんですよ。
地図見れないんですよ。
で、エブキで地図見てるんですけど
エブキの地図って
ちょっとタイムラグがあって
リアルタイムなんですけど
ちょっとズレてるんです。
わかんないですよね。
ここどこやみたいな。
最後の最後で
泣きそうになりながら
人間の集中力切れたらやっぱり
きつくなるんですね。
あんなにきつくなるんだと思って
アドレナリンも何も切れちゃって
集中力も落ちて痛みは
マックスだし
歩く歩く歩くから
達成感と自己の見つめ直し
止まる歩く
歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く歩く
歩くみたいな感じで
全然その日のうちにゴールなんて
そんなん到底無理だろ
そのペース
最初のペースからすれば
二十何キロ四時間何本もかかるというのが
言うてもやっぱり
400キロ
その時400キロを超えてますから
当然
かかるじゃあかかるかな
思いますけど
気持ちで来てたんですねそこまでね
完全に
腹減ったとかなかったですかそういうのは
最後の50キロとか
全然なんか不思議でお腹空かないんですよね
そうなんですか
絶対そのカロリーは間違いなく足りてないでしょうからね
足りてないですね
もう多分すごいなんか
筋肉を分解したりとか
脂肪分解して筋肉分解して
なんかどんどんどんどんパワーにして
いろんなところから糖を作ろうという
体はサイクルになってたんでしょうね
生体防御反応的にこう
いろんなところから糖を作ってると思いますよ
そうですよね
ブルーシールとかあるのにね
食べればいいよね
いやもう
サーターアンダーギーとかいっぱいあるでしょ
どこでも売ってるでしょあれ
あれめっちゃいいじゃないですか
でも危ないですよ水分取られちゃう
脂分燃えしね
えー
でも20何キロ
やったわけですから
最後のこの20キロきつかったでしょうけど
どうでした
今となれば
あの苦しみがあって今の達成感かなと思うんですけど
今までに味わったことのない苦しみはやっぱりありましたね
これが15キロ10キロ5キロってなるわけじゃないですか
カウントダウンでしょ
420キロのカウントダウンって
サバイバルランの挑戦
普通の僕らのマラソンのあと1キロ2キロとは違いますから
重かったですね
60時間走ったカウントダウンってのはどんな感動だったんだろうなって
ちょっと思うんですけど聞かせてください
あと5キロ
あと5キロ
でも5キロがすごく長く感じるんですよね
街の明かりがすごく遠いって
なんか大体あの辺にゴールがあるんだろうなっていうのが分かるんですけど
あれこんなに遠かったかなーって思いながら
普通に走ってたらこんなのすぐなのになって
でも5キロぐらいとか3キロぐらいは仲間がいてくれたりしないんですか
仲間がですねラスト3キロぐらいのところで待っててくれて
それがちょうど夜中1時ですね
待たせてごめーんって感じで
そこから一緒に歩きながら
最後の一緒に歩いた時はちょっとペース上がりましたけどね
そこはもう全歩きですか
全歩きですもう走れないので
全歩きでかっこよく走ってゴールしようかなと思ってましたけど
全歩きでゴールしましたね
倒れ込むようになんかもう
やっとこれで終わった戦いが終わったって感じだったですね
これでやっと解放されるっていう
もうすべてが終わったって感じですね
たどり着いたサバイバルが終わったって感じでしたね
そうなりますわね420キロ走ってね
残り3キロ全歩きか
フィニッシュできないかもしれないっていう気持ちにもなりました
思ってました
動けなかったら乾燥じゃないなと思いながら
これはどうやったらいけるんだろうって
足が動かなくなったらどうしようかと思いながら
誰か杖でも貸してくれるのかなとか
松葉杖でもあった方が進めるなと思いながら
そういう不安もやっぱあったんですね
どっか木落ちてないかなとか枝ないかなとか
結果的には1位で62時間12分45秒
2位が基礎3年ですけど
2位が67時間52分だから
まあ本当解消というか
時間的に見たらもう圧倒的なタイム差でございますけど
そこからは67時間71727272ってずっと接戦
かなり近差ですけどやっぱ飛び抜けてます
制限が75時間なので最後の方とかは多分もう
75時間に合わせてくるんで
乾燥のためには逆算しますよね
なるほどですね
結構休憩も多分取られてると思うので
本当にもう乾燥ギリでも入るぐらいに力をしっかり分散して
最後飛び込んできたという感じですよね
間に合わせてきたと
これ何人出られて
結果的に10人の乾燥なんですかね
73ですかね
73人
73で10人乾燥
10人乾燥ですよ
14人で
それもねやっぱりもう
A2の75キロぐらいで終わってる人が
かなりの数いらっしゃるんですよね
だからもう220キロ交換のところで
もうすでに半分近く減っているっていう感じなので
ここからさらに
すごいですね
今回終わってなんですけど
河光君
河光君ね
ちょっと感動しましたけどね
240キロでリタイヤされてて
1週間後に1人でラストやりましたからね
1週間後に
1週間後に
1週間後に
1週間後に1人でラストやりましたからね
ああいったのはもう本当に熱くなるなって思って
そうですね
特にぐっさんはねこれ走ってるからですね
やっぱり今240でそこそこやっぱ疲労感あって
数日後に100マイルやるかっていう
すごいですよね
強い
すごいなと僕も思いましたね
まだねやっぱ疲労が残ってる中
だからこそっていうのもあったんかなと思うけど
そこで仕切り直してしっかりしてたら
リタイヤと再挑戦
またちょっと話は別になるけど
本人の中でね
もうやれる一番近いタイミングがそこということで
やったんだと思うし
それからにはしっかり最後までやり遂げたっていうのがね
やっぱすごいなって
それぞれやっぱり大きさは
やっぱりそれぞれの思いがあるなって僕は思うんですよね
エントリーするにもやっぱりこう
気持ちが乗らないとやっぱり
400キロとかの距離ってなかなかエントリーする勇気もいるし
やっぱりこう感想するだけでもやっぱりすごいし
それぞれやっぱりチャレンジする目標を持って
みんな来てるからやっぱり熱いなと思うんですよね
10回の大会で毎回エントリーされてる方もいるし
今回官歴の方とかもゴールされてるし
すごいなっていうやっぱりこう
ドラマがやっぱりロングになればなるほど
熱いドラマだなと僕は思って
だからやめられなくなるんだなっていうのが
沼だなと思いますね
やっぱりまだ懲り懲りじゃないですか
嫁さんにはあなたもう目標達成したから
もう次やめるんでしょって言われたんですけど
いやもうやめるとは言えなかったですね
いやもうほんと62時間420キロ走ったら
正直やっぱ体は辛いじゃないですか
終わってからも辛いでしょ
もうこの痛みは二度と味わいたくないっていうぐらいの
痛みはあるわけじゃないですか
それはこうまた変換できるもんですか
やっぱりアホなんで忘れるんでしょうね
やっぱり達成する欲の方が強くなってくるんだと思いますよ
やっぱり反省もするんですよ
あの時ああやってたらこうやってたらっていうのが出てくるんですよ
やっぱりそうするとやっぱり次のなんかまた
やろうかなっていう目標にもなってくるんで
やっぱり辛いですね
なんか練習も辛かったし
レース中も痛いし
レース終わってから1週間ぐらいもやっぱりこう
寝れないんですよ
体は寝たいんだけど
足がジンジンしてとにかく痛くて
2時間ぐらいしか寝れないんですよ
また起きちゃうんですよ
眠りがとにかく浅いんですよ
例えば平常時の心拍数とかずっととってると
なかなかその平常時の心拍数まで戻ってこないんですよ
やっぱり1週間2週間ぐらいかかってやっと戻ってくるかな
やっぱり身体的な負荷は相当あると思うんで
相当体に悪いことやってますよこれ
相当悪いですよ
改めて言うことでもないかなと思うんですけど
相当悪いことやってますよこれ
僕でもレース終わって家で
ここが痛いとかここが痛いとか言えないですもん
絶対言われること分かると思う
当たり前ですもんな
それでもやっぱこうやる魅力
ありますね
面白いですね
なんというか
もう1回あれをもう1回やってみて試したいとかそういうことなの
そうですねそれありますね
やっぱり練習内容とかも含めて
なんかやっぱりもうちょっとできたことあったんじゃないかなとか
今回だいぶ上手くいったんですよ
テーパリングとかもすごく上手くいって
過去最高のコンディションでレースに挑めてるので
途中で足のトラブルさえなければ
もっといけたんだろうなと思うんですけど
やっぱりそこで430キロのレースって
絶対何かしらトラブルって起きるので
トラブル起きるのをいかに最小限にするかっていう
なんかその辺のまた新たな課題でも出てくるので
トラブル対策に上手くなる人がやっぱり強いのかなって感じですね
メンタルの重要性
結局
ちなみにトラブル対策
物がないとそのトラブルは解消できないは別にして
気持ち的にそのトラブルに対して向き合うものって
どういうような
思考が必要というかいいと思いますか
結局トラブルってまず起きるって思っとかないと
多分そのトラブル起きた時にショックが大きいので
あらかじめどういうトラブルが起きるかなっていうのは
全部こうあらかじめ予見できるものは
あらかじめどういう対策ができるかって
全部含めてリストアップしておくっていうのが重要なことで
その後に予見できないトラブルって
絶対避けて通れないものがあるんですよ
例えば交通事故とか
例えば歯ブー
そんなことよっぽどないかなと思うんですけど
例えば動物に噛まれるとか
野犬とかそういう可能性はなければならずなので
そういうのも含めて
トラブル起きた時に気持ちがまず折れないように
どんなことが起きても自分はゴールするんだ
っていう気持ちを持ち続ける
それに対する予備のトラブル対策のものを
持っておくっていうのが重要かなと思います
トラブルはある程度全部書き出しておくということですね
それに対応できないように
どういうことが起きてどういう風にすれば対処できるっていうのは
整理しておいた方がいいと思います
歯ブーは嫌やけど
歯ブーは死んじゃいますけどね
ケースで打たないと本当にもうやられちゃうんで
きついって思った時に
どういう風に思えば
そのきつさの中でもやり続けられますか
僕の場合はやっぱり最終的に
優勝したいっていう気持ちが強かったので
そこにたどり着けない可能性が出た時には
たぶん折れてたかもしれないですけど
最後まで粘るんだっていう
どこまで粘れるかっていうのは
そこからがやっぱり
スタートってゼロキロがスタートじゃないので
辛くなったらそこがスタートなんだと
そこからがサバイバルなんだ
そこからっていうのはあらかじめ思ってたんで
ある程度そこから粘れたのかな
っていうのがありましたね今回は
僕らが言うのもなんですけど
ロングってメンタルだなって思うんですよ
メンタルってやっぱね
自分のどう気持ちを持ち続けるかっていうのだと思うんで
そういうのはみんなに聞いてみたいなって思いますね
思考がしっかり整理されてるっていう部分は
みんなの参考になるので
ただ単にこう粘るとか
そういう抽象的なことじゃなくて
しっかりした思考が整理されている中で
こういうパターンだったら
こういう感じでやればいいじゃないか
っていうところで
自分を支えていくっていうところですよね
いろいろ筋疲労とかも出てくるんですけど
波ってあるので
休めば疲労も回復するので
そういったところかなと思います
あと栄養を取れば
ある程度はやっぱり元戻ってくるっていうのもあるし
いろんな対処法が身についてくるのかなと思います
サバイバルランの準備
結局やっぱりそれって何かっていうと
練習なんですよ
一人でやっぱり24時間ずっと動く練習とかもした方が
それに対する対応力も身につくので
僕毎年夏場は
熊本から別府まで九州横断をやるんですけど
九州連山を越えて
越えて
何キロですか
ちょうど100マイルぐらいあるんです
ちょうどゼロ海をタッチして
九州連山の中だけタッチしたら
いつの時期ですか
いつも夏のお盆休みの時期にやるんですけど
大体それやると
その年の調子も見えてくるし
いろんな対処法も身につくかな
やばいですね
麻生の方とかコンビニもないから
それこそ本当に栄養補給とか
全部その時に身についてくるので
自分がどういう
自分の身にどういうことが起こるか
っていうのも把握しつつ
自然に自分を俯瞰して観察し続けるっていう能力が
すごい高いですよね
ロングの強い人は
しっかりセルフマネジメントもそうやし
準備もそうやし
そういうことがしっかりあることが必要だと
俺は思うんやけど
平田さんみたいに
あんまり考えてなさそうな人もいるじゃないですか
どうなんか分からんちゃうねあの人ね
普段めちゃめちゃ考えてると思うんですよ
いろんなものの状況に全部洗い出して
隙がないようにしっかり準備して
あとは走るだけ
練習もしたからっていうことで挑まれてるから
何かあった時にもいろんなものを思い出しながら
これは絶対大丈夫だからっていうことの
そういうのがしっかりマネジメントできてるけど
平田さんはそこまで考えてない
クッソン側見てどう見えますか平田さんは
僕はこの福岡に転勤してきて
ご挨拶させていただいて
まだじっくり長く話したことはないんですけど
練習とか見てると僕はすごいなと思って
練習はすごいと思いますか
距離もすごい走られるし
バックヤードの実績もあるし
素晴らしいと僕は思いますけど
マネジメントのところは深く分からないんで
絶対あると思うんだけど
僕らからすればもうすぐ感情的なランナーだなって
思うじゃないですか情熱
キックと平田さんのメンタルっていうのは
みんなが応援してくれてるってことに答えたいっていう
割とそこで無理な状況でもいけちゃうみたいな
そういう燃料を燃やすんですけど
福岡さんはどうなんかなと思って
もちろんみんなが応援してくれてるから
それに答えたいっていうのはあるでしょうけど
福岡さんはイメージ的には
自分でしっかりコントロールを
できる範囲でされてるイメージがあるんですよね
それが強いなっていう
やっぱり大きさに賭けてきてるっていうのもあるので
大きさに必要な能力って何なんだろうかっていうところで
やってきたのがいい結果につながったのかなと
大きさに関して見れば相当研究して挑んでる
調べてしっかり準備して挑んやってますっていうのがある
僕結構ランナーのエントリーリストとかバーって出ると
勝手ながら自分で過去の実績とか見ちゃう人なので
どういう方かなとか
そこら辺のものも調べ上げて
全部見ちゃいますね
すごいな
マーケティング関係の仕事ですか?
全然違います
ものすごく数字をしっかり読み解ける人なんだなと思ったんですよ
全ての数字を見切る方?
好きなことだからやるっていうのもあると思うんですよ
多分僕の性格上興味のあることはバーってやるんですけど
興味ないことは全くやんないんで
リモコンの操作も覚えないみたいな感じですか?
覚えないでしょ
でもやっぱりちゃんとそのことについて
しっかり調べ上げてた方が不安はないですよね
不安は極力減らしたいっていうのはありますね
じゃあ効果に上がる階段は覚えないといけないですね
あれだけはね
絶対間違いなく登れる
それが2023の時も同じコースだったんですか?
これ2023年の時だけ
逆回りだったんですよ
スタートして早々だったから覚えてないんだ
覚えてないんですよ
そして序盤の方が割とアップダウンがきつかったということなんですか?
逆サバの時はそうですね
前半からゴリゴリの
逆サバっていうのは本来は今回の時計回りが正しい
それが逆だったんです
逆回りの回だったんです
実際どっちのがきついですか?逆と正回りは
後半にアップダウンが来るのがきついのか
なんとも言えないですね
どっちもきついっすよ
沖縄って独特なのが
沖縄って縦に長いというか島なので
この時期北風なんですよ
スタートして今回の場合とかだったら
スタートしてずっと北端まで向かい風ですよ
結構風吹きそうですね
海岸沿いの向かい風って本当につらい
きついですよね
そういうのもあるので
どっちがいいのかなって思います
この時期は割と天気は安定するんですか?
安定してます
今回気象コンディションはいいと思います
スタートの時も湿度そんな高くないし
1日の気温差もそんなないですよ
最低気温は20度ぐらいで
最高が25度ぐらいですから
走りやすいと思うんです
そういう意味ではよかったんですね
よかったですね
ただ最終日はもうカンカン出りで
やっぱり沖縄特有の日差しの強さは
すごいですね
凄まじいですね
キャップじゃなくてハットにしてました
日焼け止めは絶対必要ですね
どうですか?
こちらは?
こちらはどうですか?
走ってみたくないですか?
全然走ってみたくないです
そうですか
390とか430はちょっと想像がつかないですね
僕も思わないですけど
そんなに関門が厳しいということも
僕は初めて知りました
そんな簡単には応募できないですね
通用できないですね
75キロにも行き着かないかもしれないです
いや、かもね
関門は厳しいですね
初日の関門が厳しいっていうのが
有名な沖沢
初日さえクリアしたら
ある程度ちょっと目処立つかなっていうのも
沖沢ですね
100キロって20時間くらいかかってるので
そう考えたらほぼ歩いてるじゃんってなるので
やっぱり前半なんですね
今後はこの沖沢ディフェンディングしたいですか?
やっぱり狙いたい記録もあるので
その準備がやっぱ大変なんですよね
準備に時間が割けるかどうかっていうのは
一番の課題かなって思いますね
時間さえあれば練習する
その時間は本大会前の何ヶ月前くらいから?
7月からですね
そこにしっかり準備が取れるかと
そうです
なるほど
次の大会、これ毎年あるんですか?
毎年ですね、沖沢は
次の大会はまた島のおまけがつくわけじゃないでしょ?
今回は特別だったので
次はまたノーマルの沖沢390キロに戻って
5年後また沖沢MAXになる
でもMAXで優勝できたっていうのはまたすごいですね
だからノーマルでやればMAXとノーマルの2連覇
なかなか他はやれないじゃないですか
そうですね
連覇はあるかもしれんけど
MAXとノーマルの2連覇ってないから
MAX今回初めてだったので
これまた5年後にそれを誰かがしなかったら
2連覇って結構ないですね
記録じゃないですか
狙うべき記録じゃないでしょうか
煽られてますね
明日は煽るなよ
簡単にははいと言えないですね
ちょっとやっぱり覚悟も必要なので
そうですね
ありがとうございます
走る環境と条件
すごいですね
誰が興味あんねんっていう沖沢ですけど
誰も共感得ない
そんなことないですよ
これはロマンありますよ
ロマンあるしね
そんなすごい人なんてそんなにポンポン現れないだろう
って思うけど現れますね
どこまで怪物がいるんでしょうね
このロンクの人たちっていうのは
とんでもない人がどんどんいますね
やっぱ強い方もいっぱいいますよ
いっぱいいます
60時間もずっと走る
60早い方なんかいっぱいいますし
皆さんそうやっておっしゃるんですけど
すごいですね
準備にかけられたっていうことと
他の方ってバックヤード出てからこれに来てたりとか
他のレースもやって出る方も多いので
僕みたいに沖沢一本とかで本命これしかないですっていう人は
そんなにいないと思うので
いやいやいやいや
素晴らしい記録だと思います
それがなんかいいね
沖沢優勝狙ってっていうのはね
いいですよすごいですよ
ありがとうございます
見て見てで見たいなでもね一回ねやっぱ走ってるのね
ちなみに昨年のそのDNFはどういった原因だったんですか
昨年のDNFは練習しすぎで練習中に肉離れを起こしてるんですよ
しかも大会の1ヶ月前に
もう大会1ヶ月前に肉離れを起こして
そこからほぼ走れない状況で
過去の経験と教訓
とりあえずスタートラインに渡って
スタートしてみたものの140キロぐらいで力尽きて
ちょっとやめますって自分からもうDNFさせていただきます
この先も見えないっていう
その悔しさもあったんですよ
やっぱり練習やってそこそこ走れるなっていう実感もついてきたところで
肉離れを起こしたっていう自分のミスですよね
爪の甘さが出ちゃって
あー残念
だからこそですね肉離れの怖さっていうのが
やっぱり今回もそれが怖かった
練習中絶対違うことを
肉離れだけを
変な練習を絶対やったらダメだなと思って
普段と違うことをやったら絶対ダメだなと思って
石川さんがいっつも言うやつやん
普段と違うことはせん
こまえ話ですけどね俺が言うのはね
我々レベルだけど
人の峠草に頑張っていくとか
スピード練習日暮れやらんのにいくとか
いらんことしたら絶対ないからなんだって
怖いんですよ
やってみたいなっていう欲も出てくるんですけど
いや違うんですよ
俺何年か前タイジャンのペースアウトするときに
肉離れしたんですけど
サバイバルランの挑戦
俺南公園の下りをぶっ飛ばしたらなったんですよ
でも下りで足がつくるって言うじゃないですか
そんなもんなんかなと
じゃあ下り頑張ってみようと思って
何日かそれやったの
下りだけ全力でいくってやつを
そしたらそれになった
いらんことした方が良かったと思って
いらんことせんがいいですね
下りがいいんですよ
その悔しさが今回の準備段階での
行進してしっかり準備できたっていうところに
繋がってるわけですね
すごいです
来年も目指してもらいたいです
来年はまた
まだね始まったばっかり
まだ足が悪い
平常心拍に戻す
ちょっと時間かかる
年内はゆっくりしようかなと思って
そういうおっさんが強いっていうのが
おっさんが目指せるというか
勇気を与えますので
頑張ってもらいたいなと思いますけど
ロンコはやっぱりおじさん強いですよ
おじさん強いですね
50代とかやっぱり強い
これからですね
これからよ
これからですねまだまだ
これからいいね
まだまだですよ
還暦で完走したっていう人がいるぐらいだから
還暦の完走の方も
ゴールしてからめちゃくちゃ元気だったので
すごいですね
これにも衝撃を受けたんですよ
すごいですよ
なんだこの60代はと思って
すごい
そんなのいるんですね
すごいですよ
420ですよ
100枚じゃないんですからね
エグい
エグいな
エグいですね
でもそういう人がいるのは
僕58なんですけど
なんかやっぱ嬉しいです
嬉しいですよね
嬉しいですよ
そういう人いるんだっていうか
そういう風に
まだ60に行きたいっていうのは
鍛えればいけるんだ
可能性を見せてくれるからね
嬉しいですね
頑張って頂きたい
ありがとうございます
今日は大貴重な機会を
ありがとうございます
じゃあもう一杯
頂いてください
経験と年齢の鼓舞
一応保証中継は結構ありますので
頂きます
ドリンクで割りたいと思います
草ありがとうございました
どうもありがとうございました
いやもうなんか
原風満帆にゴールしたのかなと思って
最後はやっぱそのドラマが
見てるだけはやっぱりね
その苦しさ分かんないから
毒性だよなとか結構言われたんだけど
そうそう
01:22:48

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