2025-06-16 17:18

MarketPlanner / N-Deals by パスコ

位置情報データビジネスを網羅するツール「位置情報データソリューションカタログ」。

https://www.lbmajapan.com/catalog

 会員企業の多岐にわたるサービスをLBMA Japanサイトにて掲載しています。


商圏分析が抱える「スピード」、「判断基準」などの課題をUI・UXで解決すべく2022年にリニューアルされた、『MarketPlanner』。出店を行う企業の課題を解決し、失敗しない出店戦略をサポートする高速判断ツールです。

その海外出店版ツールである、N-Deals。ASEAN・台湾への出店に必要な商圏分析を独自技術・データを活用してリリース。海外に出店する企業に特化したデータとインサイトを提供してくれます。


登壇者:

小林 誠一郎

株式会社パスコ

 システム事業部 ビジネス営業三部 部長

 (企業向け製品・サービスのマーケティング、インサイドセールス、アライアンス所管)

サマリー

今回のエピソードでは、株式会社パスコのソリューション、特にマーケットプランナーとNDealsが詳しく紹介されています。パスコは航空測量の技術をもとにさまざまな地図を提供しており、特に店舗開発に役立つ証券分析システムの重要性が強調されています。NDealsはマーケットプランナーの海外版で、アセアン主要国と台湾で利用可能です。このシステムは海外での出店判断を支援するために開発されており、日本国内市場の減少に伴う需要に応えています。

株式会社パスコの紹介
Location Weekly Japanです。今週は、パスコの小林さんにお越しいただき、パスコさんのソリューションを2つお話しいただく機会を設けていただきました。小林さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、じゃあパスコさんの会社紹介。以前、がっつり会社の歴史も含めて橘さんにお伺いしましたけれども、さらっともう1回お願いします。
はい、よろしくお願いいたします。株式会社パスコと申します。
立花も同じこと言ったかもしれませんが、まだパン屋と間違えられますが、私ども1953年に創業しました航空測量。ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、写真を撮ってですね、地面を測量する。
で、それをベースに、観光庁に都市計画図であったり、様々な地図を提供してっていうのを生業にしている会社でございまして、その地図っていうのがですね、用途によって測量の手法も異なります。
例えば広域です。衛星、飛行機、ドローン、自動運転ですと自動計測車両ですとか、様々な手法に応じて測量手法を用いて、都市計画図や固定日産税の評価や道路台帳、上下水道帳ですね。
最近、上下水道のインフラの老朽化問題が出てきてますけども、まさにああいうものの管理であったり、どうやってメンテナンス効率化していくかっていうためには上下水道台帳なんかが活用されています。
そういった地図を作ると、今度使うっていうニーズが出てきますので、使うという意味で様々なシステムサービスを提供している。
そういった一連の流れのビジネスを展開している企業でございます。
はい、ありがとうございます。小林さんが何者かも教えてください。
はい、私はパスコに入って、今21年目になります。
パスコという企業はですね、主にお客さんが2種類いまして、シェアの多くは参考庁、地方自治体になります。
もう一つが企業向けのサービスを展開しているので企業という形になりまして、私はですね、2005年にパスコに入社したんですけれども、
それ以前は新卒で、セブンイレブンジャパンという誰もが知っているコンビニエンスストアの社員をやっております。
そこからパスコに転職し、今回ご紹介するマーケットプランナーNDealsのような、証券分析、売上予測に関わる、
そういったツールをメインで使いながら、いろんな営業をしてきまして、直近ではですね、営業だけではなくて広く市場認知するマーケティングと、
あとインサイドセールス部隊も会社でできましたので、そこも所管させていただいているものでございます。
はい、ありがとうございます。じゃあ早速どっちからいきますか、NDealsとマーケットプランナー。
そうですね、国内がマーケットプランナー、海外がNDealsですので、まずマーケットプランナーから紹介させていただきたいと思います。
マーケットプランナーという製品、これは弊社の証券分析システムのブランド名になります。
パスコの証券分析システムは比較的古くてですね、国内メーカーでは古い方だと思います。
1999年にセコムグループに入ってからですね、前は経営ナビというシリーズで販売をしておりまして、
2004年にマーケットプランナーという名前に変わりまして、スタンドアローのシステムを最初に提供し、
すぐですね、当時はクラウドではなくてASPですね、アプリケーションサービスプロバイダーという形でインターネットでアクセスできるシステムをいち早く提供しています。
そこからいろんな派生した業務に特化したマーケットプランナーも出してきたんですけれども、
ここ数年再度ブランドラインナップを見直そうということで、またスタンドアローと新しいクラウドのサービスということで
マーケットプランナーシリーズは2本にしまして、そのうちの1つが今日ご紹介するクラウド型のマーケットプランナーになります。
マーケットプランナーはですね、我々同業多社も含めてエリアマーケティングというふうに呼ばれているものがあって、
いろんな用途で使えるんですが、一番使われる用途で多いのがですね、店舗開発時の出牌手の判断。
こちらで使うケースが過去から多いございます。なので、マーケットプランナーに関しては店舗開発の出牌手に特化した形でですね、
今までの試験ノウハウを活かしたシステムとして企画をし、2022年の冬にリリースをさせていただきました。
特徴としましては、まずコンセプトがですね、いつでもどこでも誰でも使えるというようなコンセプトで構築をしております。
他社さんも含め従来の証券分析のシステムというのはですね、結構ニッチなものでありますので、操作が難しいという声をたくさんいただいています。
使われる店舗開発と呼ばれる業務をしている方たちというのは、当然ITのプロではございませんし、
ましてやですね、全国にお店を出すためにですね、飛び回っている方たちなんですね。
ですので、そういった人たちに難しいツールを提供してもですね、なかなか定着しないということがあり、
分析担当者をつける会社も結構あるんですけれども、それだとですね、店舗開発の課題の中の一つであります、やっぱ物件、出店する物件というのは競争が激しいんです。
当然その賃料というもので競争するんですけれども、それだけじゃなくてやっぱりスピードというのが求められます。
そのスピードの判断を上げていち早く物件を獲得するという意味でも、店舗開発の方にいつでもどこでも誰でも使っていただけるというようなコンセプトで開発をいたしリリースをさせていただきました。
で、あれですかね、やっぱりそこは、後発っちゃ後発なんですかね。他の証券分析ツールに対してという意味では。
そうですね。我々も2004年からやっているマーケットプランナーシリーズがあるので、
それは後発ではないものの、新しいコンセプトで出しているという意味では後発かもしれません。
なるほど。そこの具体的な使いやすさ、ここは違うんだぞみたいなポイントがあれば教えてください。
いくつかございまして、一つはこのいつでもどこでも誰でものコンセプトを実験するためにクラウドで、しかもマルチデバイスで対応しています。
なので従来ですってやっぱりクラウドでもパソコンでしか使えないっていうソフトがほとんどなんですけれども、
弊社のマーケットプランナーについてはスマホでも使えます。タブレットでも使えます。パソコンでも使えます。
よってインターネットに接続する端末があれば、どこからでもアクセスして、極端な現地調査行ってその場でスマホでですね、ポチッと押すとこの場所がいいか悪いか、
売上がいくら出せるのかっていうのが出る、そういったイメージで使っていただけるっていうのが特徴の一つ目になります。
これがいつでもですね、どこでもになりまして、誰でもっていう部分では先ほどの難しさっていうのを解消するために、
開発時にですね、このコンセプトを実現するために、我々システム開発で初めてデザイナーさんを入れました。
UIを極力簡単にしようと、非常に簡単にしまして、先ほどの現地で証券分析売上予測をやるにも数クリックでできるようにということでですね、
操作性を非常に簡単にしたっていうのが特徴になっています。
一番活用できているお客さんってどんな業種のどんな人っていうのを、もしペルソナ的なあれがあれば教えてください。
はい、我々がターゲットにしている企業とイコールになるんですけれども、割とたくさん出展をしているチェーン企業になります。
例えば事例で出させていただいているのはタリーズオーヒーさんになります。
タリーズは年間2桁以上店舗を出してましてですね、店舗を2桁出すってなると、
橋本さんどれぐらい証券調査ってされると思いますか。
5箇所に1箇所ぐらいな感じかなと思ってたんですけど。
あーなるほどなるほど。基本的には例えば2桁10点出すとしたらその10倍ぐらい証券調査をします。
をするんですか。
はい、こういったツールを使って。
10個調査している間にでもここって売れそうなリッチだったらすごい競争なわけですよね、さっきおっしゃってた通り。
ですです。なので速さが求められるっていうところがありまして。
なのでたくさん出ているチェーン企業さんですね。
飲食店さんもそうですし、あと勢いのあるスーパーマーケットさんとか。
最近で言うと小売業の売上でコンビニをついに超えるかと言われているドラッグストアさんですとか。
そういったところで調査をしてご活用いただいております。
証券分析ツール使った方がいいのかなっていうことを検討していらっしゃる方。
またはもうすでに何か使っているっていう方々に対して今おっしゃっていただいたようないつでもどこでものコンセプト。
しっかりですけれども決め手となるセールスマーク一言最後にお願いします。
今まで証券分析という言葉が結構エリアマーケティングツールの境界では頻繁に使われているんですが。
結局その分析っていうのはシステムは証券の様々なデータをアウトプットするだけなんですね。
これを読み解くのも大変ですし、また最終的にはですね出店するには証券を分析するだけではなくて売上げの予測もしないといけない。
我々のツールはそのアウトプット自体にも工夫を入れてまして、証券の良さっていうのをいくつかの項目でSABCDの5段階でランキングして
トータルでこの場所っていうのはSなのかDなのかっていうことでパッとランクで出るんで読み解くところを省いてるっていうのが一番の特徴でありますし。
また必要となる売上げ予測もですね、ハーフモデルっていう手法と似てる、この今出そうとしている分析している場所と似てるお店をピックアップしてきて
似てるからこれぐらい売れるだろうっていう手法の売上げ予測の機能も有していますので、そのあたりはそこの労力であったロジックですね。
っていうところがもうすでに搭載されてますから、結局ここに労力もかかりますし、社内を説得するためにもですね、ロジックが不明確だと
いやこれ数字はいいけど本当なのかとかですね、なんでこうなるんだみたいになるんです。で、会社からNGくらったりとか説明時間を要するっていうところでまたスピードの話に行っちゃうんで、
そういったところの工夫も入れてますので、ぜひですね、そういった店舗開発の今までの原因やノウハウも組み込んで、店舗開発に特化したサービスとしてマーケットプランナーは提供させていただいておりますので、
NDealsについての説明
そういった関係者の方でお困りの方にはぜひ見ていただきたい、そういったサービスになっております。
ありがとうございます。じゃあもう一つNDealsについても教えてください。
NDealsはですね、今お話しさせていただいたマーケットプランナー条件分析システムの海外版になります。で、海外と言いましてもアセアンの主要国プラス台湾で提供しているということになります。
で、なぜこれを開発したかと言いますと、国内は皆さんご存知の通り人口が減っていきますし、ずっと消費が増えていくってことはなかなかないと思うんですね。
なので、マーケットプランナーがターゲットにしているようなチェーン展開している企業さんは向き並み海外にも出展をし始めているというところがまず背景としてございます。
で、一方ですね、海外で出展するときってどうやっているかというと、その条件分析システムみたいなのはあまりなくてですね、
現地で足で稼いで調査をするとか、現地法人の方とコンサル雇ってやるとかですね、そういったアナログな手法が多くて、結果日本法人と日本法人から出て行って出展するんですけれども、日本からすると出展判断基準ってないんですよ。
なので、これ本当に出展するかっていうのが分からないとか、売れてったときはいいんですけど、売れなくなったときに困っちゃったりして、極端な話で撤退しちゃう可能性もあるというようなことがありますので、そういったところをですね、一つ判断軸として持っていただくために開発したっていうのが経緯でございます。
そういう意味で、日本のお客さん向けにセアンだったり台湾の条件分析ができるというサービスってことですかね。
そうやるとおりです。
それデータはどうやってそのエイプビルの中身って構築されてるんですか。
そうやるとおりで、これ肝がですね、過去からこういう話ってあったんですけど、なかなか世の中で見ないと思うんですね。
これ肝やっぱりデータでした。今まで我々もトライしたときに壁にぶち当たったのもデータで、日本ですと国勢調査っていうのがあって、5年に1回、精緻なデータ、しかも流度もしっかりしてるものがある。
それプラス今人流データっていうのが出てきてますけれども、海外になるとですね、例えば以前企画したときにトーンがしたのは、タイで国勢調査のデータを使って作ろうとしたときに、国勢調査が10年に1回なんですね。
あれだけ成長してるアセアンの国、10年前のデータを使ったところで、現実に即してませんよね。あるいは今度は広さっていう流度の問題で、タイですと日本でいう都道府県より広い単位でしか国勢調査のデータがありませんでした。
これを例えば2、3キロっていう証券で見ようとしても、絶対に正しく反映しないんですよね。分かりますかね。絶対日本の都道府県より広い場所の人口をここにお店を出すってなって、ちっちゃい証券で当てはめたときに、ここに何人いるかって出せないと思うんですよ。
日本の場合は一番ちっちゃい国勢調査のメッシュって、250mメッシュなので正確に出せるんですね。その違いが一番大きな壁だったんです。それをですね、我々冒頭に申しました衛星っていうものがありまして、衛星だと変化も分かります。どの辺に家屋が増えてるのかっていうのも分かりますので、衛星画像での建物の変動とかそういう解析と国勢調査の従来のデータを組み合わせて、
毎年データを更新し、かつ先ほど申しました中央アセアンの国および台湾で、全部の国で1kmメッシュでデータを毎年更新するという技術を開発しました。これにより証券分析をするデータのベースを作りまして、さらには皆さん国際的にはご存知の会社さんから道路のデータを調達して、車で運転時間10何分の中に世帯がどれぐらいいる、どういう人たちがいるっていうのは分かるようになって、
これができると日本でも同じような判断基準で出展されてますから、そのデータを使って証券を分析し、既存点との比較の中でここは出したらこれぐらい売れるだろうとかっていうようなことが可能になったというのが最大のポイントかなというふうに思っております。
これでもデータの調達コストをかさむんじゃないですか。
そうですね。ただ、われわれ、多少はかさみますけれども、われわれ強いとしまして、グループ会社がタイとフィリピンと、あとこのシステム作ってるのはインドネシアの会社なんですね。
なので海外の調査ネットワークっていうのがございますので、そういった海外の会社と仕入れ調達に関してやり取りをして契約をしてっていうふうにやってますので、そこはそれなりに抑えて、なので日本法人さんに対してのこのサービスもですね、そんなに国内のものと変わらない値段で提供させていただいてます。
これはいつからリリースされたんですか、NDRSが。
NDRSは2024年度の4月からなので、ちょうど発売して1年です。
なるほど、どうですか反応というか。
おかげさまで絶好調ですとは言わないまでも順調に販売は推移しておりまして、お客様もですね、国内だとツールを使うのは国内の店舗開発なんですけれども、海外の出店の場合って実は組織が違うんですね。
海外事業部っていうのがあったりとか、もしくは社長直轄だったりするんで、そういったところにアプローチすると判断も早いですし、他にNASAでやっとられるところもありますけれども、そんなにプレイヤーが多いわけではないので、ご判断いただけるのは割と早く、言い悪いも含めてジャッジしていただいて、必要だと思われた会社にはご導入いただいてます。
なるほど、なんか面白そうですね。見てみたいな、NDRSは。
今度お見せしますよ。
はい、ぜひお願いします。ありがとうございます。
はい。
そしたらちょっと最後にNDRSのご検討いただくに際しての決め台詞をお願いします。
はい。皆さんは、チェーン店企業の皆様、海外に出店するにあたっていろいろご苦労があると思います。先ほども話させていただきましたように、その中の一つとして日本で判断ができないというご苦労に関しましては、このNDRSを使うことによって解決手段の一つになるというふうに重視しておりますし、ユーザー様からもそのようなお声をいただいておりますので、
ぜひですね、今海外展開をされているチェーン企業様はもちろん、これから海外展開されようとご検討されている企業の皆様、まだASEANと台湾限定ではございますが、そちらの地域に出店を検討されている、もしくは出店されている企業様におかれましては、ぜひ一度お声掛けいただければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。今日はパスコの小林さんにNDRSとマーケットプランナーについて教えていただきました。小林さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
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