2025-05-19 14:54

『ショッパーみえーる』・『Beacon Bank AD』 By unerry

位置情報データビジネスを網羅するツール「位置情報データソリューションカタログ」。

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 会員企業の多岐にわたるサービスをLBMA Japanサイトにて掲載しています。


位置情報データの力で小売・メーカーのDXを加速!ウネリーの革新的ソリューション『ショッパーみえーる』『ビーコンバンクAD』とは?


デジタルトランスフォーメーション(DX)が叫ばれる現代、企業が競争優位性を確立するためにはデータ活用が不可欠です。

特に、実店舗を持つ小売業や、商品を店舗に展開するメーカーにとって、顧客の行動を正確に把握し、効果的なマーケティング戦略を打ち出すことは喫緊の課題と言えるでしょう。

本記事では、設立10年目にしてグロース市場への上場を果たした気鋭のベンチャー企業、株式会社unerryが提供する、位置情報データを活用した画期的なソリューションに焦点を当てます。

同社の主力プロダクトである顧客分析ダッシュボード『ショッパーみえーる』と広告配信ソリューション『ビーコンバンクAD』が、いかにして企業のマーケティング課題を解決し、ビジネス成長を支援するのか。ウネリーの桑田様のお話に基づき、その詳細と可能性に迫ります。


登壇者:

株式会社unerry セールスチーム 桑田 幹久

サマリー

このエピソードでは、unerryの桑田さんが同社の位置情報に基づくプロダクトであるショッパーみえーるとビーコンバンクアドについて詳しく紹介しています。特にショッパーみえーるは小売店舗の顧客分析を支援し、ビーコンバンクアドはターゲティング広告を通じて効果測定を行うソリューションです。ショッパーみえーるを通じて新規顧客獲得や競合対策に役立つ施策の提案がなされ、具体的な事例が共有されています。また、広告を通じたデジタルマーケティングの進化と今後の展望についても議論されています。

unerryの企業紹介
Location Weekly Japanです。今日は、位置情報ソリューションカタログ掲載のプロダクトについてお話を伺う、
unerryの桑田さんにお越しいただきました。桑田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、じゃあ会社紹介、自己紹介お願いします。
はい、改めて、unerry桑田と申します。株式会社、unerryでございますが、今は設立10年目になるようなベンチャー企業でございます。
2年前に、グロース市場に上場もさせていただいておりまして、これは自社調べではございますが、
位置情報を扱っている会社としては、上場させていただいた企業は、なかなか珍しいんじゃないかなというふうに思っている次第でございます。
私たちのサービスの概要ですね、データを持っている会社というふうになっております。
そのデータの箱、入っている箱のことを、Beacon Bankと申します。
このBeacon Bankの中にはですね、4.2億のデジタルツインID、スマホのユーザーIDが入ってございまして、
このIDを元にですね、分析をしたりですとか、ターゲティング広告を打ったりですとか、
何かメディアに出稿した際の効果計測をしたりですとか、そんな取り組みをさせていただいている会社になっております。
ショッパーみえーるの機能
せっかくなんで、桑田さんの自己紹介もお願いします。
ああ、そうでした。岡田と申します。私は2024年の1月からですね、うねりにジョインをしているものになります。
もともと社会人の始めとしては、求人広告の営業をやっておりまして、もう1日何百件の電話がけとか飛び込みとか、
結構地道な営業活動をしていたところからですね、求人広告もウェブ化をしていくみたいな時代になってまいりましたので、
そこからウェブの業界に徐々にキャリアを陳持していきましたと。
1社目の後ですね、モバイルアプリ広告の計測をするツールの営業をしていたりですとか、その後CRM系のパーソナライズMAのツールですとか、
CDP環境の構築なんかをするSLSをしておりまして、うねりにその後ジョインをしたという時代でございます。
ありがとうございます。なかなかアポ電話何百件みたいな世界から、よかったですね。早いうちにトラディションができてっていうのは。
そうですね。まさにマグネリテックそんな感じでこう仕組みがあるんだ。すごいね。デジタルってみたいな風にお顧客様からもいただくんですけども、
もう自分も体感してます。非常にアナログなところから最先端の技術を扱うようになって。
なるほど。ありがとうございます。そしたら今日はちょっとプロダクト2つですかね、お話を具体的なプロダクトの紹介をいただければと思います。
どっちからいきましょう。まずショッパー見えるからいきますか。
はい。ショッパー見えるというですね、分析ダッシュボードサービス提供してございます。
こちらはですね、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターの店舗のマスターがですね、すでに4.6万店舗分入ってございまして、
それらの店舗の来店人数ですとか、デモグラですとか、店舗に来る方の居住距離、要は証券ですね、がすぐ分かるような分析ダッシュボードサービスとなってございます。
全国のディテール様、スーパー様とかにですね、主社の店舗のことを理解いただくというところで使っていただいたりですとか、
あとはメーカー様ですね、ディテールさんに配下をされるメーカー様が配下した先でどのような方がいるのかといったところの分析をするためにお使いいただいているようなツールとなってございます。
なので一時法を利用した分析ができるというのがショッパー見えるとなってまして、
もう一つのプロダクトになりますが、ビーコンバンクアドという広告配信ソリューションがございます。
これは弊社で持っている人流データをもとにターゲッティングをして配信して結果来店したのかという効果計測ができるツールになりますので、
例えばショッパー見えるでですね、某店舗は3、40代の女性がなかなか獲得に苦戦しているみたいな姿勢が出たとしますと、
その店舗の周辺3キロ以内に住んでいる3、40代の女性にだけターゲッティングを絞ってインスタグラム広告を配信し、
結果何パーセントがそのリテールさんに来店してくれたのかの効果まで出せるというような、
この分析と広告配信と両方行き来することでですね、マーケティング策の高度化をさせていただいているというような、そんなプロダクトを提供してございます。
ビーコンバンクアドの活用
ちょっとじゃあショッパー見えるからお話伺いたいんですけれども、これは基本的にはリテールの方々が自社店舗の情報を見るために使うというようなイメージになりますか?
基本的にはそのケースが多いですね。
ただ言ってしまえば競合店舗がどうなのかとかっていうのを見ることができるっていう感じなんですかね。
そうですね。特定のリテールさんに絞ったデータではなくて、フラットに見ていただけるので、近隣の店舗、居心さんとかがどんな形なのかを見ることもできます。
メーカーさんにもっていうお話もありましたけれども、メーカーさんとお話を時々していると、課題として結構あれなんですってね、自社のものがどれだけどう売れてるかとか、
そういったいわゆるポスデータから導き出せる情報みたいなのって結構高いんですよね、ポスデータの情報って。
なんかそんな観点から、じゃあ実際にこういったマーケティング施策みたいなところを、メーカーとしては実は直接得るインサイトが少ないっていうようなことも聞いたことがあって、
そういった方々がこれをメーカーとして活用するみたいなイメージになるんですかね。
そうですね、費用感としてはエリアとか業態にもよるんですが、月額20万円から使えるようなサービスですので、価格帯としては扱いやすいんじゃないかなと思います。
やはりそのIDポスデータも買っている商品のジャンルとか、すごい細かい深掘りはまさに得意分野だとは思いながらも、他の店舗どういうとこ行ってるとか、
普段は例えば保育園に行ってる親御さんなのかとかですね、その特定商品の購買活動じゃないところで幅広く見れるっていったところがやはり強いメリットにはなるかなと思ってます。
なるほど、これがベースとなっているのがそのビーコンバンクで御社が展開されているデジタルツインIDって初めて聞きました。
スマホはもはや自分の分身の双子ツインのようなものというような、そんな言葉ですね。
それに基づいて分析された結果、分かるのはデモグラーが分かるって話はさっき事例としてお話しいただいたんですけど、他にどんなようなことが分かるんですかね。
はい、その例えばスーパーさんに普段来店している方のデータを捉えているんですけど、そのスーパー以外にどんな店舗に行ってるのかという情報も分かってきます。
先ほども言ったんですが、保育園とか幼稚園とかに行っている人であればおそらくお子さんお持ちの親御様世代であろうですとか、
あとはグルメ系でいうとアジア料理、エスニック料理、フランス料理などの店舗によく行くみたいなデータも取れますので、
食に対する感度が高いとか、外食志向の方が多いとか、こんな示唆が得られるような指標もございます。
なるほど、それに基づいて、じゃあちょっと極端な例だと思うんですけど、タイ料理行ってる人が実は5%ぐらいいますねみたいなデータが取れれば、
じゃあそういったタイ料理の商材を入れようとか、そういうキャンペーンやろうとか、そんな施策につなげられるっていうような感じですか?
そうですね、イメージとしてはそのような形です。
なかなか例えばアジア料理ピンポイントですごく狭くやるというのも難しかったりするケースは多いので、
ファミレスチェーン店よりはそういった高級料理の志向の人の方が多いよねので、
高級志向な素材で画像でアピールするみたいな、もうちょっと幅を広げて多くの人に訴求できるような企画に落とし込まれることが多いかなとは思います。
そういった施策は広告配信のプラットフォームであるビーコンバンクアドで実施するっていうようなイメージですかね?
そうですね、おっしゃる通りです。デジタルでダイレクトにこの人にっていうターゲティングはビーコンバンクアドでできるようになります。
そうするとショッパー見えるを見ながら、例えばこういった趣向性を持った人たちというかIDが100ありますと、
じゃあこの100人に対してアプローチしたいんだけどっていう、そういったことができるんですかね?
そうですね、おっしゃる通りです。
それってつながってるんですか、プロダクトとしては。
裏側のデータとしては、はい、つながっております。
ショッパー見えるからこのIDを出すっていうことは、ちょっとそれ出したところでどう扱っていいのかみたいなところもあるので、そういった仕様にはしていないんですが、
裏側でメリとしてはこの行動している人にっていうIDは持ってるのでつながってます。
そうすると私がじゃあそのショッパー見えるのユーザーであったら、その100人に広告打ちたいんだけどって言ったらどうしたらいいんでしょう?
はい、打ちたいんですけどというご相談をいただければ、100人に配信しても多分おそらくあんまインパクト出ないですよみたいなこととかやはりなると思うので、
もうちょっと幅広げてこういうターゲティングにしたらいいんじゃないでしょうかっていうプランニングはうねりの方でご提示をさせていただきます。
そうですね、そのプランニングというか、例えばじゃあショッパー見えるでインサイトを得られたとして、
じゃあ具体的にそのインサイトに対してどういった施策を打つのが最善なのかみたいなところを各企業の担当者が常に考えたりとかするのって結構難しいのかなと思うんですけれども、
それはどういった形でうねりさんサポートしてらっしゃるんですか?
ショッパーみえーるの施策提案
そうですね、例えば月に1回とか1週にショッパー見えるの画面を見ながらこういう施策がありそうですね、どうしましょうみたいな会議をさせていただいて、
であればちょっと今回、今月に関してはもうちょっと新規のお客さんの獲得を目指して広告をやるのはいかがでしょうかとか、
ちょっとその既存とかライバル点差も最近強くなってきているので、この時期はあの強豪対策で広告打ちましょうとか、
そんな会話を常にさせていただいていくという形が良いのかなと思います。
なんかそういった施策コンシェルジュ的な役割もになっていただけるんですかね。
そうですね、はい。
それはありがたい話ですね。客観的な根拠とともにじゃあ具体的にこういった施策をっていう提案まで考えていただけるというのは非常に大きいかなと思うんで。
ありがとうございます。
なんかあのベストプラクティスみたいなの、別に具体的な社名はいらないんですけれども、
こういう業態でこういう人がこれを使ってうまくいきましたみたいな事例があれば是非シェアしてください。
そうですね。とてもシンプルな例ではあるんですが、
ショッパーメールを使って自社に来店が多い、強豪に来店が多いっていうこの自社と他社のロイヤリティ度みたいな形で言うんでしょうか。
で、ユーザーを配分したときにここのセグメントは、
例えば34時代多いとかグルメ思考が強いとか一定の施策が出てくると思うので、その層に向けたターゲティングをしましょうというような広告配信をさせていただいた、
某スーパーさんがいらっしゃいますと。
主婦層が多いというところがあったのと、結構地元密着型の店舗ではあったので、
インスタグラム広告、SNS広告と、あとはうねりの広告のネットワークの中でプッシュ通知をリアルタイムで送れるという面もありますので、
店舗周辺に、夕方のお買い物されている主婦さんとかに、今こういうキャンペーンやってるんできませんかというような施策を送ったというような配信の仕方をさせていただきましたと。
結果、来店何人ぐらいしたのかという計測もできますが、来店単価としましては30円ぐらいという同じですね。
これが高いのか低いのかっていったところは、そもそも来店という指標で見られているかというところですとか、
新規なのか既存なのかでも全然単価感変わってくるとは思うので、一概には言えないなとは思うんですけれども、
そのぐらいの価格でですね、獲得ができたといったところは1個、数値観としての事例かなと思っています。
デジタルマーケティングの進化
来店単価30円って、そんな謙遜された言い方されなくてもめちゃくちゃ安いんじゃないですか。
安いですね、はい。
もうちょっと新規ターゲットとかなってくると、やっぱり500円とか700円とかなってくるんですが、
ある程度もう関心が高そうな既存のお客さんとか類似拡張みたいなお客さんでいうと、全然数十円単位とか目指せる範囲だなというふうに思っています。
ありがとうございます。なんかせっかくなんでアナログバリバリな会計営業されてた桑田さんから見て、こういった事例、客観的に、客観的にというか主観的になるかもしれないですけど、どうですか。
いやー、すごいですよね。
いやー、すごいと思います。なんか本当にすごいと思います。
僕はここまで来てるんだなというところですね。
ただ、昔はそれこそ紙の広告営業を私はしていたので、いかに前の方で大きな出面を取るかみたいな枠型の営業をやはりしていたところからすると、
より普段こういう行動をしているというニーズを汲み取って、その人に心地よいインスタの画面で届けてあげるみたいな、
よりユーザーにとってはウザくない広告という表現があれですが、ちゃんと適した体験を提供できてるなといったところは、何て言うんでしょう。
時代の変化もありながら素晴らしいことだよなというのは思いますね。
なるほど、そうですね。広告ウザくない、広告イコールウザいっていう概念が、もしかしたら最近の若い人というか、デジタルに接し始めた人にはもはやないのかもしれないですね。
そうですね。
われわれおじさん世代だと、いかにこのウザいものから逃げるかっていうことしか考えてなかったんですけどね。ありがとうございます。
こういったプロダクト展開されていく中で、最後に今後の展望とか、言える範囲でこんな拡張してきますよみたいなことがあれば、ぜひアピールをお願いします。
はい、ありがとうございます。CRM文脈ですね、今、私がもともとその出自というか経験があったこともあってですね、より強めていこうという動きをしております。
分析をして広告をして、広告ってどちらかっていうと、自社のメディア、オウンドメディアで接点が持っててない新基礎の方がメインにはやはりなってくると思うんですけど、
1回来店してくれたとか、会員登録してくれたってなると、広告じゃないオウンドメディア、LINEとかアプリとかメールとかで、より囲い込んでいくアプローチをしていくっていうふうに移っていくと思うんですね、フォーカスが。
もちろんそちらに対するLINE公式アカウントとの連携のソリューションとか、アプリ連携ソリューションとかはあるんですけれども、まだまだその拡大余地としてはある分やかなというふうに社内では思っておりますので、
例えばそのLINEとかアプリとかのハードに閉じず、そもそも会員にどういう体験を届けていくべきなのかとか、そのためにはデータ環境が必要とかウェブサイトが必要なので、その構築を一緒にしていこうとかですね、
全体的に会員様向けのアプローチというか取り組みができるような拡張を今しようと考えておるところです。
なるほど、ありがとうございます。
そうですね、これがちゃんとぐるぐる回りだすと、気がついたら世の中のデジタルが変えているっていうような、そんな世界をふと3、4年後に振り返ると楽しそうな結果が出そうな気がしますね。
ありがとうございます。
今日はショッパー見えるとビーコンバンクアドについて、ユネリンの桑田さんにお話を伺いました。桑田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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