位置情報アワードの受賞
Location Weekly Japanです。今週は、昨年2024年末に開催されました、第2回位置情報アワードにてですね、最優秀賞を受賞されたMarket Analyzer Trafficを提供されております、
義賢商事インターナショナルさんとアグープさんに、このスーパーサービスについてご紹介をいただければと思っております。
今日はですね、アグープから若谷さん、義賢商事インターナショナルから市川さんと岡村さんにお越しいただきました。皆さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この位置情報アワードはですね、会員企業、今91社おりますけれども、の間で投票を行って、その年に実装された、またはサービスがスタートした位置情報データを活用した事例の中で、最も社会的意義が高かったものを選ぶというアワードになっておりまして、
その投票の結果、2次案が受賞されたわけですけれども、その1つ、Market Analyzer Trafficについてぜひ色々教えていただければと思いますけれども、どうですかね、まず受賞された後の反応というか、もし何か喜びの声があればぜひ教えてください。
めちゃめちゃ喜んでおりまして、最終のミニエット5次案の中で、そこに選んでいただいたのもすごく喜んでたんですけども、まさかその中から最優秀賞っていう風に選出されると正直ちょっと思ってなかったので、我々もアグープさんと一緒にすごい喜んでたと、そういうところありますよね。
うちもまさか取れるとはっていうか、取れたのって全員から言われるぐらいの形だったので、まさかの受賞だったので本当に嬉しく思っています。
そうですね、これ会員間投票なんで別に何の忖度もしてないですし、義健庄司さんV2ですかね、去年に引き続き2つ。
そうなんですよ、2年連続最優秀賞ということで恐縮ではございますが。
おめでとうございます。
じゃあ早速そんなサービスの内容について教えてください。
はい、じゃあ私の方からマーケットアナライザートラフィックと、ジャンルとしてはGIS、ジオグラフィックインフォメーションシステム、地図情報システムという地図がありまして、その裏側にいろんなデータがあっていろいろ分析できるツールというものでございます。
そのGIS自体は日本ではもう30年ぐらい前からあって、マーケティング用途というところで言えば、効率チェーンさんとか飲食チェーンさんとか店舗展開しているところなんかが、このお店の周辺どういうデータの状況になっているかみたいなものを調査したりするようなそういうツールなんですね。
我々も30年前からやってて、今そのユーザー企業は2000社を超えておりまして、マーケットアナライザーというメインプロダクトを展開させていただいている中で、昨年の8月、9月、段階的にリリースしたんですけども、マーケットアナライザートラフィックという新しいバージョン、それはAgoopさんのデータも搭載したコラボプロダクトになっていると、そういうものですね。
簡単に大きな特徴としては、そのデータなんですけどね、道路単位でいわゆる人流データが収まっているっていうのと、あとはちょっと業界の方ですけどね、メッシュ、125m四方のマス目単位で日本全国分割されていて、そういうマス目単位でまた人流が入っているというところが、なかなか他にはないかなっていうプロダクトになっているということでございます。
なるほど。ギキケン氏おじさんのプロダクトとしてなんですけど、今回そのコラボ商品って言っていいんですかね、それを作ろうみたいなことに至った経緯みたいなのがあればぜひ教えてください。
それは私から。もともとグループは人流データずっとコロナの回とかからもやってたんですけど、ずっとデータの提供っていう形でCSVのデータとかサーバーのデータ連携みたいな形を中心にやっていて、結構お客様から貸し貸した状態で人が見れる状態のものをくれというのがすごいお声が多かったんですね。
自社でいろいろ作ったりとかもしている中ではあったんですが、やっぱり業界の中ですごい認知が高いギキケン氏おじさんのマーケットアナライザーの中でそのままやっぱり使える方がすごい利便性が高いだろうというところを市川さんといろいろお話ししている中で、そういうのを作れたら面白いよねという会話から生まれたのがこのサービスという形ですね。
自社で作るよりギキケン氏おじさんのプラットフォーム乗せちゃった方が早いよねって感じですかね。
もう端的に言えば乗っかっちゃった方が早いよねっていう話ですね。
それがコラボレーションのいいところかなとは思いますんでいうところですね。
あのさっき話戻りますけど市川さんからその特徴が2つあるっていう話ありましたけれども、なんか具体的にもうちょっとその特徴がどう違うのかみたいなところも教えてもらえると。
はいありがとうございます。道路単位で人流があるっていうのと125mメッシュ単位で人流があるというところがマーケットアジャートラフィックの特徴だと思うんですけど、実際のユーザー様の使い方みたいなところで言うと道路単位でやっぱりこう店舗みたいな軸が一つあって、
じゃあ新しくお店を出そうと思ってそのお店の前面の道路の通行量を知りたいと。でマーケットアジャートラフィックでその道路をピッとクリックするとすぐにその時間帯別とか徒歩なの自転車なの自動車なのとかですね20代なの男性なのみたいないろんなこう属性でパッと出てくるんですね。
そのぐらい歩行者がいるんだったら大丈夫だよねとかですね。この時間は多いんだ少ないんだみたいなところでその店舗戦略の意思決定に役立つというのが道路単位の一つです。今まではそういうものないのでこの店舗の周辺に人多いのかなみたいなそういうレベルだったと思うんですが、より精緻になりましたというのが一つです。
あとはその125メーターメッシュ単位で全国地図の裏側にデータが入っているっていうところがちょっとニッチなお話になるんですけど、他店舗展開のチェーン企業さんなんかが多いんですけどね。何百店舗何千店舗を全国に展開されている中でそのすべての店舗の周辺の人流パッと集計できると。それが実は今までありそうでなかったんですね。
この一箇所の人流どうなのみたいなところは結構いろいろサービスはあると思うんですけども、じゃあ2000店舗1万店舗一括でそういうものが出せるかというとなかなかない。調べてはいませんけども弊社ぐらいかなって自負があるんですが、そこが実はこれからますます伸びていくところかなと思ってまして。
要はAIとか機械学習で売上予測モデル作るみたいなそういうところも進化している中で、それの教師データ足りるんですね。っていうところがますます時代のニーズとマッチしているところかななんて思ったりします。
今後の展望とニーズ
なるほど、ぐっぷさんいかがですか?
そうですね、本当にうちもいろんなサービス提供している中で引き合いが一番多いのは、新店舗出店した時の助業族ってところで大規模にAIのシステムのところにデータ連携してくれっていうところがあるんですけど、かなりやっぱりお客様側の構築の作業をする方の人数とかが膨大に必要になるんですけども、今回はサービスが作られたことで、
理研さんのプラットフォーム上でそういったシステムとか機能とかも搭載されてますので、搭載されてるとか搭載する予定もありますので、そういうところで簡単にどんどん使えていって、そのままどんどん広がっていくのかなっていうのはすごく考えているところではありますね。
なるほど、今お客さんとして多店舗展開してるチェーン店さん多いですっていうようなお話ありましたけど、そこに特化されてる商品なんですかね?それとも他の業種業態とかも使えたりするんですか?
ということでは実はなくてですね、今のところは我々の過去の歴史からやっぱりそういうチェーン企業のマーケティングよりあるんですけども、例えば自治体ですとか建設コンサルさんみたいなところとかっていうところのニーズも非常に今広めているところでして、営業の岡村さんどうですか?
そうですね、まさに今市川が話した通りでございまして、もちろん売上予測とか需要把握というところが私たちとしても非常にニーズとしては大きかったところなんですけども、ある意味このサービスをきっかけに自治体さんであったり、観光業なんかは今非常に盛んというところもあって、どこにそもそも通行料が多くて需要があるのかというところは小売マーケット以外にも非常に大声をいただいているところで、ありがたいことに好評いただいているというところですかね。
もともと通行料、我々も提供している中で、自治体さんとか都市開発の中で二次交通をどこにどう作っていくかみたいな、渋滞がすごいやっぱりするので、バックアンドライドじゃないですけど、そういう交通の要所要所をどこにどう作っていくというところに、どこの道路が何時台に渋滞しているのかとかいうのを調べていただいて、そういう計画を作ってもらうみたいな事例もあるので、そういったお客様もどんどんこのシステムサービス使っていただけるとより簡単になると思います。
そういうのが検討できるようになろうかなというのは感じていますね。
基本的にはこれでそういった数値が見れて、じゃあどうするっていうその次の一手みたいなのはご提供されたりはしてるんですか、またする予定があるんですか。
はい、阿部さんも当社もそれぞれかもしれませんけど、まさしく川島さん良いフリをありがとうございますという感じなんですけどね。
2025年になりまして、今年の我々の目標としては今おっしゃるようにデータは出ると、それを見てアクションにつなげるのは分析する人のリテラシーに依存するみたいなところが正直あるんですよね。
その辺は変わらないと思うんですけども、それこそさっきのAI、生成AIとか機械学習進化しているので、その辺のレコメンドみたいなところもAIにやらせちゃおうかみたいなですね。
そういう機能なんかも順次今年はいくつかリリースしていこうかなと思って今出ているところではございます。
阿部さんどうですか。
やっぱり生成AI、我々アグルプと単独で作っているサービスとかでも生成AIで人類を簡単に解説するというかグラフベースで出ている内容を簡単に要約してあげるぐらいの簡単な機能は去年出したんですけど、
データ活用の可能性
そこから一歩突っ込んでどんな打ち手をしたらいいのっていうところ、例えば自分の役割がマーケティング担当者だったときにどういう打ち手をしたらいいのっていうチャットボット形式で対話をしながら解決してくれるような機能とかがすごくあったら面白いよねって会話はすごい中でもしてますし、
技研さんともそういう会話をしてるのでそういった機能が将来的にこのシステムの中でチャットが開いていろいろ聞いてみるとこんな施策をした方がいいですよと、
こういう事情があるからこういうふうにした方がいいですよみたいな与えられるような機能が作られていくとすごいより使い方が高まっていくのかなというのは考えていて、
そういうのを開発していきたいなという思いはあります。まだちょっと計画段階なんで具体的なところというのは聞いてないですけど。
ありがとうございます。ちょっとじゃあすいません、若谷さんにもう少し深掘りたいんですけど、技研さんってぶっちゃけ他のケイリリアイさんとやってたりもするじゃないですか。
それに対してAgoopさんのデータを今回使ったことの何か特徴値というか隅分けってどんな感じなんですかねっていうのは。
そうですね。
語れる範囲でいいですか。
Agoopはソフトバンクの子会社なんで、なんでケイリリアイとソフトバンクの子会社のデータを技研さんがみたいなところだと思うんですけど、
技研さん自体は特にキャリアにこらわらずというか、いろんなそれぞれの分野で使えるデータをうまいこと料理して、
それぞれのニーズに合った形で提供されるって形のスタンスを取られているので、
そういう形でそれはそれ、これはこれとして我々のデータを選んでいただけたらいいのかなっていうのはちょっと思っているところでありますね。
通行料のデータ自体は我々もかなり力を入れて作っていったっていうところがあったので、誤差率もかなり低い。
実際に目研でカチカチされたデータ量とか人数と比べてもかなり誤差が低いというところで、かなり高評価いただいてた部分があったので、
そういうところに注目いただいて使っていただけたのかなっていう勝手に思っています。
そうですね。我々独立系なので、お客様の市場のニーズに合わせてプロダクトを提供すると、
中華が食べたい人に無理やりフレンチっていうわけにもいかないので、何食べたいんですか、中華ですか、じゃあどうぞみたいなそういう感覚でやってましてね。
やっぱりアグープさんのデータは一時情報業界の中でも最高山でやられていて、
道路単位とか教育のメッシュ単位みたいなところの精度っていうところも高いというところなので、
本当に組み合わせていただいてよかったなというところですよね。
そうですね、KDDIがフレンチだったらアグープが中華で、次は和食なのかイタリアンなのかわからないですけど、来年はどことやるんですか。
まあいろいろと作戦は出ておりますけど、それこそあれですよね、
LBMA JAPANって一時情報データを持っている企業さんも軒並み加盟しているので、
われわれが個別でやるよりもLBMA JAPANの中で競争、コラボってすごい盛んじゃないですか。
そんなところなんで、われわれがどうするっていう自然な流れで、
じゃあここはこの部分はコラボしようみたいなふうになっていくのかなっていう思いもありますけどね。
来年の今頃また次はこういうことをやりましたみたいな話が。
3年連続って。
分からないですよね、アグープさんがどこかと組んで別のコラボ商品出すかもしれないし。
まあでもなんかそんなのがね、いろいろ広がっていくと、はっきり言ってお客さんからすると関係ないですからね、
誰と誰がコラボしているとかって、最適なデータが自分のビジネスに対して最適な回答をしてくれるっていうことが目的だと思うんで、
なんかそんな軸はどんどんどんどん広げていっていただけるとありがたいかなと思います。
今後の展望
ありがとうございます。
じゃあ最後にこのサービスに限らなくてもいいんですけど、何でしょう。
2025年今後の展望、こんな感じでやっていきますよみたいなのをそれぞれ一言ずつもらえればなと思います。
じゃあまず若谷さんからお願いします。
本当に我々アグープとして感じているのは、もうデータをやっぱりいろんな人にもっともっとも使ってほしいっていうのがあるんですけど、
使ってもらうにあたってやっぱり使いやすくしないと使えないっていうのがやっぱりあるので、
より使いやすくて、より簡単に誰もが使えるような環境っていうのを今回のコラボみたいな形でどんどん作っていければなというふうにはやっぱり思っていますので、
それを念頭に置きながら今年も頑張っていければなと思います。
じゃあゲイケンさん。
ではまず岡村から、やはり若谷さんもおっしゃっていた通り、
このGPSデータをGPSデータ、GISとGISとそれを一元化することができるようになったというところが、
今回の一番大きなところだったのかなというふうに思っていて、
やはりこれが顧客反応も良いというところが、私たちもこのニーズも汲み取れているのかなというふうに思っていますと、
ただ川島様からご指摘いただいた通り、
ただこの結果をどう料理するかみたいなところをもう少し当社としては考えていく必要があるかというふうに思っておりますので、
先ほどのあった生成AIなのか何なのかというところは、
もう少し今年の目標とした上でですね、
うまくお客様に寄り添って提供できるようなものをしていきたいなというふうに考えております。
いろんな課題解決で位置情報人流データって結構当たり前になってきていて、
これからは位置情報データプラス他のデータの組み合わせで新たな知見を得るっていうテーマと、
あとAI機械学習みたいなところでそれをうまく処理して、
ここがこうした方がいいですよぐらいのところまでいけるといいかなと。
先ほど申し上げたように今年はそういうテーマで我々もやっていくので、
ご期待いただければなと思います。
ありがとうございます。改めまして受賞おめでとうございますっていうのと、
今年またどんなプロダクトリリースいただけるのか楽しみにしております。
じゃあ今日は以上です。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。