ESRIジャパンの紹介
改めまして、広範、ESRIジャパンの浜本と申します。
ロケーションインテリジェントの可能性、リアルプラットフォームの活用となりまして、
これから20分ほどお時間を頂戴いたします。よろしくお願いいたします。
まず私、ESRIジャパンのソリューション営業グループに所属しておりまして、
いわゆる営業として普段活動しているものでございます。
最近、様々な企業様が、位置情報の活用というところで取り組まれているようになりまして、
そういったものを日々の営業活動の中で、肌に感じているところでございます。
年々、そういったご相談が増えているというところもあって、
本日は普段の営業活動の中で、お客様の方にお話を一旦ご紹介することで、
ロケーションインテリジェンスの可能性、有用性というところをご紹介できればと思っております。
まず、最初に当社のことを少しお話しさせてください。
ESRIと書いてSリと呼ぶ会社なんですけど、
Sリ社自体は、56年ほど前にアメリカで創業したITをやっている企業でございます。
ITの中でも、今日テーマに挙がっています位置情報、GISですね。
GISのソフトを自社で開発して、グローバルで展開させてもらっているような会社でございます。
初めて世界でGISソフトを作った、所有利用をした会社というところでございまして、
長くやっているからというところもあるんですが、世界で一番使われているGISソフトを
供給させてもらっているような会社でございます。
おおよそ今、世界で230か国以上のお客様にご利用いただいているような状況でございます。
私どもは、このSリジャパンと申しました日本の部門でございます。
本社は東京の方になるんですけど、私の方は普段大阪におりまして、
拠点は東京、大阪、あと札幌、仙台、名古屋、広島、福岡と、
全国にございますので、希望すればですね、北海道から九州まで、
いろんなところで働くチャンスがあるような会社でございます。
おかげさまでですね、国内のGISの市場におきましても、
このGISといった国におきましては、一番使っていただいているようなGISソフトといった
評価を頂戴する社でございまして、近畿大学総合社会学部様にはですね、
アカデミックパックプレミアムといったものをご導入いただいておりますので、
学部の皆様はですね、ぜひ活用をどんどんしていただければと一緒でございます。
当社はですね、様々な企業様、いろんな分野のお客様に向かっていただいているというところも特徴でございます。
このビジネス1、2というところはですね、後半、じっくり事例紹介させていただきたいと思うんですが、
それ以外にもですね、高速道路だったり、鉄道の会社さんだったり、
あとは電力会社さんが電線管理したりとか、ガス会社さんがガス管理したり、
そういったところにも使われたりしております。
保健医療というところではですね、ちょっと前のコロナ対策ということで使っていただいたり、
最強のがやはり防災だとかBCPというところでも活動が非常に増えている次第でございます。
観光庁様ですね、観光庁様も古くからですね、たくさんGISを使われるような業務がございますので、
市役所、県庁様、そういったところでも活動が広がっております。
あとは近畿大学とはじめといたします、教育の部門様でもね、大学様、高校様、
最近では中学でもGISの教育というところが始められるような中学もですね、出てきたりしているような状況でございますので、
ロケーションインテリジェンスの活用
そういった点からもGISの広がりというのをすごく感じるような次第でございます。
私どもの製品はですね、アークGISといったブランド名で展開させてもらってまして、
ちょっと難しい聞き方になるんですけど、地理空間情報を最大限に活用できるGISプラットフォームと名乗ったですね、
いろいろなページを展開させてもらっているという次第でございます。
マートフォンで簡単に使えるようなものであるとかですね、いわゆるクラウドサービスで簡単に使えるようなもの、
いろいろなラインナップをですね、ご用意しておるという次第でございます。
あとはですね、いろんな目的でGISを使われたりですね、いろんな活用シーンというのがあろうかと思うんですが、
それに適したアプリというものも数多くご用意しております。
Excelで簡単に使えるような地図のアプリであるとか、あとはドローンのデータを活用するようなアプリであるとかですね、
いろんなアプリのラインナップも広くに取り揃えた次第でございます。
私どものこのArcGISというのはですね、あらゆる業務で地図を最大限に活用し、
迅速かつ合理的な意思決定を実現するGISプラットフォーム、こういったコンセプトでですね、
いろんなお客様の業務でのロケーションインテリジェンスのお手伝いをするというところをミッションにやっておる次第でございます。
ではここからはですね、ロケーションインテリジェンスの可能性というところで、
いくつか事例をご紹介しながらですね、地域空間データの活用の可能性というところをご案内させていただきたいと思います。
まずロケーションインテリジェンスといった言葉なんですけど、こういった言葉も私が学生のときは全くなかった言葉でして、
もう最近の言葉ではあるんですけど、ビジネスの状況理解を加速させ、
素早く効果的な意思決定を可能にするようなビジネス選択アプローチというところをロケーションインテリジェンスといったりするそうです。
地図に落とすというところ、データを落とすことで隠されたパターンなんかが明らかになったりすることもあろうかと思います。
あとはリアルタイムの情報がですね、非常に多く出てきてますので、
今日も関東の方は台風が来てるかと思うんですけど、台風の進路情報なんかはまさにリアルタイムな情報でして、
こういったものも地図上で見ることによって非常に状況の理解がですね、
早くなるといったような天気なのかと思います。
なので地図とですね、地図と一緒にデータを活用することでデータ自体の価値を高めることができる、
こういったところがですね、ロケーションインテリジェンスの素晴らしいところかなと思ってございます。
今ここからはですね、ビジネスにおけるロケーションインテリジェンスの活用というところでして、
4つの分野の事例をですね、ご紹介させていただきたいと思います。
マーケット分析、物流サプライチェーン、リスクマネージメント、設備管理というところでして、
それぞれですね、逆サンプルがこんな感じで使っているというところをですね、
ご紹介しながら皆様の理解を深められたらなということでございます。
まずマーケット分析ですね。
コンビニさんとかですね、スーパーさんがやはり新しいお店を
作ろうというふうにですね、あるこの場所、新しい都市がどこにあって、
そこにお店を作ったら、このお店の周りにはどんな人が住んでいて、
そこにお店を作ったら、どれくらいのお客さんが来て、
広告とか宣伝しようと思ったら、どんな感じで何をすればいいのか、
こういった一種のですね、マーケット分析のプロセスがあろうかと思います。
こういったそれぞれのプロセスにおいてもですね、GISの活用がすることができます。
リエージショップでおなじみのゲオホールディングス様はですね、
新しいお店の出店調査というところに、
ArcGISのプラットフォームを活用いただいているという次第でございます。
自社データ、非常に多くの店舗もたくさん増えておりますので、
自分たちの店舗をマッピングするだけでかなり豪華な技術ができたりはするんですけど、
自社データをですね、マップに統合し、データ活用の効率化というのをですね、
社内で測っていただいているような事例になります。
丸亀セイメン様で、セイメンとおなじみのトリオホールディングス様はですね、
海外出店の分析で活用いただいております。
SRE自体がですね、アメリカが主役、グローバルで展開する会社でございますので、
非常に海外データをたくさん持っているというところも特徴でございます。
なかなか日本と違って海外の場合、土地価がないかと思いますので、
こういった海外の統計データを活用することで、より全然失敗がない海外出店をですね、
活用いただくというところが、こちらもですね、非常に弊社のグローバルでやっている強みを
生かした事例になるかと思っております。
ファミリーデータのサイゼリヤ様でございます。
サイゼリヤ様はですね、GISを基盤とした情報活用プラットフォーム、
サイゼリヤ経営情報ポータルといったようなものを構築いただいておりまして、
社員様がですね、単にデータを見るだけではなくて、
様々な位置情報、地図情報とですね、重ねて経営で、経営物質で使われているというところでございますので、
様々な部署で新しい気づきをですね、こういったところから得られているといったような事例でございます。
続きまして、サプライチェーン物流分野でございます。
サプライチェーンとGIS
サプライチェーンというのがですね、ものが工場で作られて、店舗に運ばれて、
もっと言うと、原材料を仕入れるところから始まったりしているんですが、
このですね、またまだまな過程におきましてもGISの活用ができるというところでございます。
ロジスティード株式会社、以前は日立物流といったような会社様なんですけど、
サプライチェーンの最適化サービスのインターネットGISをご活用いただいております。
様々なですね、データ分析をやっておられる会社様なんですが、
倉庫とかですね、納品先の位置関係というところを地図上で可視化することによって、
より最適な物流サービスを提供するというデータ分析で活用いただいているような事例でございます。
こちらは大手の製造メーカー様の事例になるんですが、
納品先の運布状況から物流センターの新しい再配置に活用いただいているような事例でございます。
お客様の情報であるとか、既存の物流センター、配送拠点の情報を地図上に落とし込んでですね、
新しい場所をここに作ったら、より効率的に物流ができるんじゃないのか、
といったようなシミュレーションをやっていただいているような事例でございます。
こちらはアメリカの自動車会社のジェネラルモーター様でございます。
GM様はですね、グローバルで100カ国以上でですね、
2000万台以上の自動車を生産しているようでして、
自動車の部品だけで10万点以上もあるそうです。
世界中のどこでどういった部品が作られているのかというところを通常で可視化することによりまして、
例えばアメリカのどこかでハリケーンの被害がありましたとなった場合ですね、
そこの被害エリアというところが通常で分かりますので、
どういった部品が止まってしまうから、どの車種に影響が出るのか、
こういった状況判断のですね、効率化にGISを活用いただいているような事例でございます。
皆様ですね、普段GISだったり図を使うことが多いので、
なんとなくご理解いただいている、知っていたりするかもしれないですが、
改めてですね、地図の可視化で何が得られるかというところなんですけど、
GISの活用事例
この物流というところでいうと、例えばですけどね、
遠いところから物が運ばれているところはどこかとかですね、
一箇所に固まって仕入れをしていないかとかですね、
あるいは物流のルートに非常に災害が発生しやすい場所がないかといったようなものですね、
地図と仕入れ先と、あと様々な、例えばリスクデータですね、
こういったものをGISで重ねることによってですね、新しい気づきを得てですね、
より業務の効率化を図っていただいているといったようなものでございます。
続きまして災害リリックマネジメントでございます。
昨年の元半島地震の際のちょっと例になるんですが、
16時10分ですね、地震が発生しまして、
すぐにですね、震源・震度情報というのが出てまいりました。
さらに5分後にはですね、詳細な震度の分布といったような情報が配信されております。
もう少し時間が経つとですね、ライフラインの情報なんかも出てまいります。
電気や水道ガス、どこが伝えてどこが止まっているのか、こういった情報も出てまいります。
また今日もご紹介があった人流データではないんですけど、
こちらは車がですね、走っているデータですね。
どこが車が通りで通れていないかというデータもございますので、
地震が起きる前と後でどこが車が通れなくなっているか、
こういったところもですね、GISのデータから理解するといったことができるようになっております。
こういった形でリアルタイムの情報というのはどんどんどんどんですね、最近出ておりますので、
こういったところも活用して、リフマネジメントの対策で企業様がいかたれているという主体でございます。
ホテルチャイムのお馴染みのマリオットインターナショナル様ですね。
こちら、グローバルのホテルのリスクモニタリングでArcGISをご活用いただいております。
世界中にホテルがございますので、
様々なですね、リスク管理の評価というところをGISでやっていただいているといったような事例でございます。
こちらは東京会場のですね、グループ会社で損害保険をやられている会社様なんですが、
やはり損害保険と災害というところは非常に密接な関わりがございますので、
災害管理のデータアップの一元化してですね、お客様に提供するというところでArcGISをご活用いただいております。
続いて、デメコンの鍵間建設様ですね。
こちらもたくさんの現場が日本中にございますので、
現場の事情報と災害情報ですね、こういったものを重ねることによって、
デジタルツイン技術の導入
リアルタイムの災害情報共有システムといったものを構築いただいているという仕組みでございます。
有事の際のですね、対策意思決定の迅速化に貢献しているというものでございます。
最後の分野は設備管理の分野でございます。
こちらはですね、オーストリアの石油プラントを運営しているOMVという会社様になるんですが、
デジタルツインといったキーワードもですね、最近よく聞くようになってはいるんですが、
石油プラントをですね、デジタルツインで運用されているような事例でございます。
2次元の地図と違ってですね、3次元化することによって、
よりですね、様々な状況の理解が促進できているというところでございまして、
こういった3次元でパイプの一本一本までがですね、データとして地上で見ることができますので、
非常にリアルにデジタルツインということで、
現場に行くことなく情報を見ることができているというような状況でございます。
こちらはまたアメリカの事例になるんですけど、コーパスクリティシティ港といった港の事例でございます。
こちらもデジタルツインの事例にはなるんですけど、
コーパスクリティシティ港というのはアメリカで5番目に大きな港だそうです。
日本でちなみに5番目に大きい港というと大阪港らしくてですね、
大体お互いをイメージしていただければいいと思うんですけど、
こういった港も単に船だけではなくて、さまざまな設備がございますので、
船舶や鉄壁のリアルタイムのモニタリング、維持可能というところでGISを活用できる、
デジタルツインの非常に最先端の事例となっている次第でございます。
続きまして、空港様の事例ですね。
空港も比較的場所が広いものですから、非常にGISと親和性が高い場所でございます。
さまざまな空港のDXというところでGISを活用いただいているというところでございます。
私からの紹介の最後でですね、ドローンデータの活用というところをご紹介させていただきます。
先ほどのデジタルツインもそうなんですけど、GISの上でさまざまなデータをですね、
融合させることが技術的にはできるようになってきております。
こちらはですね、現場が出来上がっている撮影年度ごとに、
ドローンで撮影してですね、建物が出来上がっていくような様子がですね、
伺えるかと思います。
だんだん建物が出来上がっていきます。
もうちょっと出来上がっていきますと、
大体いろんなドローンのデータだけではなくて、
こちらCADの情報ですね。
CADの情報なんかも取り込んで、
ドローン情報、CAD情報を全てGISで融合させて、
いろいろ業務を発展させていただいているといったような事例でございます。
というところで、ちょっと今日はバーッとご紹介させていただいたんですが、
4つの分野をですね、ご紹介させていただきました。
さまざまなところでですね、
企業様がロケーションインテリジェントを実現されておりまして、
もともとですね、たくさんのデータが企業様の中にはあるんですけど、
単なる情報、データではなく、位置情報というところをですね、
GISを活用することによって、
より価値のあるデータに皆様が書いていただいているといったような次第でございます。
ArcGISというのはですね、地理空間情報を最大限に活用できる
情報活用GISプラットフォームというようなところをですね、
今日なんとなく見知っていただいたのではないかと思います。
世の中にあるさまざまなあらゆる地理空間情報ですね、
いろんな環境で、いろんなお客様にあらゆる業務で、
というところをコンセプトにですね、
ArcGISでロケーションインテリジェントの可能性をですね、
皆様広げていただいてはどうでしょうかというところが、
私どものメッセージでございます。
はい、以上、Misery.Japanの浜本からの発表でございます。
ご清聴ありがとうございます。