2025-08-11 19:33

齋藤 寿一 ジオテクノロジーズ(株)@上越妙高セミナー

地図と人流データの活用が支えるまちづくり


カーナビメーカーとしてスタートしたジオテクノロジーズは、ポイ活アプリ「トリマ」の大ヒットにより、新たなフェーズに入りました。地図と人流データを組み合わせたまちづくり・観光施策への貢献について語りました。特に、行政機関向けの活用事例を中心に、データの可能性と展望についてのセミナーを実施、北陸新幹線延伸と長岡花火大会の事例など、どれだけ細か粒度での活用ができるか、お聞きください。

サマリー

齋藤寿一氏はジオテクノロジーズに関するイベントで、地図や人流データの活用方法を紹介しています。特に、新幹線の延伸による観光客の変化について具体的なデータをもとに説明し、観光施策の有効性について考察しています。このエピソードでは、台風車の行動範囲とそのデータ分析を通じた行政への提案が紹介されています。また、長岡市の花火大会における人流の変化とアンケートのデータ収集手法についても触れられています。

ジオテクノロジーズの紹介
ご紹介になづかれました、ジオテクノロジーズ 齋藤と申します。
まず本日はですね、このようなイベントに登壇の機会をいただきまして、感謝申し上げます。
今回にも長生涯になってきましたけれども、
今日はですね、先ほど石黒様、それから岡田様の方も冒頭に登壇されていましたけれども、
今日は支えるなんてエアソフトさんもくらいでいたんですけれども、
まちづくりに人流データ、先ほど橘さんの方からの人流データの話もご説明がありましたけれども、
地図、人流データ、こういった活用の仕方があるんだといったところをですね、
持ち帰っていただければ幸いというふうに思います。
今日は女性様の方が多くいらっしゃるということを伺っていましたので、
主に民間、それから国陸関係の、国陸新幹線線の技術生産の事例なんかも踏まえながらですね、
活用の事例といったところも内容を中心にご説明していただきたいというふうに思います。
よろしくお願いします。
人流データの重要性
まずですね、当社、それから後、登壇者の私の自己紹介からいきたいと思います。
当社、ジオキックブルーズ株式会社と申します。
1994年が創立になりますので、昨年ちょうど30周年を迎えたという会社でございます。
東京で無企業分野に所在を構えておりまして、社員540名、京都という巨大な会社でございます。
参加団体は、今日お招きいただきましたJBAメジャーカンサマーはじめですね、
地図会社ということで、デジタル地図協会といった、ここ以外にもいろんな団体のほうを担当させていただいておりますけれども、
後ほどのページでもご説明させてあげますけれども、電子地図を制作するといったところの内容としております。
当社の簡単なお出しといいますかですね、遠隔になります。
もともとは、先ほど1990年創立というお話でしたけれども、
当社のもともとのきっかけというのはですね、4年前まで親会社がオーディオメーカー、カーナビメーカーのパイオリアだったんですね。
パイオリアが初めて4人ですね、市販製品のカーナビゲーションを出したときにですね、
電子地図を作る役割になったといったところが、地図制作のきっかけでございます。
先ほど金魚さんが登壇されていました全輪さんはですね、
自動車メーカーと言いますと、紙からデジタルまで幅広くやられているフルタイムメーカーといった形になりますけれども、
当社のデジタルに特化した、いわゆるリッチメーカーといったような関係性で覚えていただければですね、
分かりやすいかなというふうに思います。
2021年、ちょっと発祥がありますけれども、事業所経過ということで、
親御社がパイオリアから別の株主に変わりました。
そのきっかけで自動テクノロジー数ということで社名が変わっております。
その前後してですね、先ほど川島様のセッションのほうでも少しご紹介いただいたんですけれども、
トリマゾルというポイントを貯めるアプリというのがリリースしましてですね、
おかげさまでこちらのサービスが立ち上がった関係でですね、
広く人流データとかの当社のパセットとして備えられるようなビジネスが出来上がりましてですね、
今日は地図というよりも人流データによったご説明事例のほうをご紹介していくというような感じになります。
私の簡単な自己紹介になります。
私は1999年当社入社となりますけれども、
私もともと先ほど親会社がパイオリアでしたというお話をさせていただきましたけれども、
もともとパイオリアの入社でした。
途中でですね、当時グループ会社だったのですから社内広報という制度がありましてですね、
地図のビジネスが面白そうだなということで、
当時は出向という立場でこのフジマンのほうに移りまして、
そこから地図の商売も面白いなということで登り込みましてですね、
これまで歩んできたのが、法人向けの地図製品の営業といったところですとか、
あと携帯マップファンティがですね、ドコモのiモードが立ち上がったときに、
初めて地図の公式サイトを立ち上げたのが実は当社でございまして、
当時は携帯マップファンのサービス企画チームなんかを率いていた経験がございます。
そんなもんだでですね、ずっとやってきておりまして、
今私がパブリックセールスというものに肩書きがありますけれども、
これから公共営業という役割を進めております。
私もずっと営業はないんですけれども、
今まで民間企業の営業をずっとやってきておりましてですね、
公共の営業というのは実は昨年11月からついたということで、
行政関係向けの営業というのはまだまだ仕事を取りませんでございます。
いろいろと教えていただきながら、これから皆さんの役に立てていければというふうに思っております。
ではここからですね、本編に入っていこうかなというふうに思います。
先ほど冒頭でも、まちづくり観光施策といったところで、
岡田様、西川様、いろいろとお話しされていたと思いますけれども、
みなさん、観光施策の効果権によって、どんなデータを使うのが一般的でしょうか、
といった問いかけになりますけれども、
大体よく出てくるのが、来訪者数であったり宿泊者数、売上金額、
こういったものは比較的把握しやすいデータなのかなというふうに考えております。
例えばですね、ここにプラスして、いつどこから、どんな手段で訪れたんですか、
いわゆる変動情報よりも線路旅行って感じですね。
それから真ん中、宿泊の前後でどんなとこ立ち寄ったんだろうかといったところ、
それからあと、どんな人がどんなお店でいくら消費したのかといったところが
見事踏み込んで把握できれば、何か役に立つと思いませんか。
こういったいろんな施策を通じて、これが絶対いいわけではないと思いますけれども、
こういった隠れたデータを分析に使えたら、何かすごくいい施策が打てるんじゃないかといったところを
借りられるなというのが私の提案でございます。
先ほどトリマというサービスをご紹介させてあげましたけれども、
観光施策のデータ分析
そのトリマというサービスを通じて、私たちの人流データであったりですとか、
リサーチというのはトリマというサービスを通じて、ユーザーからアンケートが取れるんですけれども、
ダマの声というのを総理事務として提供しております。
いろんな組み合わせを提案できればというふうに思っております。
いわゆるライブホスターの行動の履歴、先ほど橘様のお話がありましたけれども、
人流データって人の行動の履歴というところの一面もございます。
気持ちというのはアンケートから出たダマの声、こんなふうに思っているのか、
こんなふうなことをしたんだといったところの事実情報になります。
まず人流データ、GeoPeopleというサービス名称であると呼んでますけれども、
先ほどのプレゼンジャーもこんな画面があったと思います。
GPSデータですね。
トリマーという地下サービスの利用履歴から生じたGPSデータと、
あと個人情報は取らないんですけれども、
トリマーだけでは人それぞれに性別とか年代、それから居住地、家族構成とか、
来訪集団とか、台座情報とか、そういったものがこのサービスの人流データとして
把握できるようになっております。
こういったところを活用して、どういう年代の人はどこからどう動いていたか、
どこで滞在したかといったところが把握できるような形になっております。
最初の事例になりますけれども、
こちら、昨年の3月ですかね、国陸新幹線が延伸しましたと。
早速我々のほうで調査してみたのが、
延伸前とその後のゴールデンウィークで、
観光中にどんな変化があったのかといったところを追跡してみました。
まず、新幹線利用して鶴ヶに訪れた人ってどれぐらいいたんでしょうかといったところを
我々なりに調べるようになるというところになります。
こちらですね。
我々の調べによると、鶴ヶの台風車数は前年比48%増だという結果が出ました。
こちら、棒グラフになりますけれども、
この下にある石川県東京都、ずっと横に並んでいる県の名前というのが、
鶴ヶにどこの県が来ましたかというところになっております。
それぞれ2年ごと、2013年、2024年ということで、2年分の棒グラフが並んでいるという形です。
緑の棒グラフが積み上がっているところが、新幹線で来たという日も出た理由になります。
ここで言いますと、新幹線が通過する、なぜ石川県東京都から並んでいるかというと、
国立新幹線が通過する県を並べております。
特にこのデータから見えるのが、石川県東京都、富山県では、
新幹線の延伸というのが台風車数にすごく影響を及ぼしているといったところが、
我々の測定したデータから見えるということが伺えるかと思います。
次に、鉄道による台風車を当然見れば、毎回鉄を使わない手段で来られた台風車もいらっしゃるということで、
両社で観光範囲とか回ったところとか、何か違いがあるのかなというのをここで調べてみたという形になります。
我々、富山のサービスというのは、5秒から最大20秒ぐらいに1回、
位置情報を拾えるという作りになっていることから、
それぞれ人がどこを流れたか、どこを走ってどこへ行ったかが分かれるわけですね。
そこから人の動きというのを細かく分析したという形になります。
これでいくと、鉄道以外、これはある意味推定できるものかもしれませんけれども、
台風車の行動範囲と提案
鉄道以外の手段による台風車の方が、鉄道の台風車よりも行動範囲が広いといったところが分かれる。
それから、大まかな行動範囲というのを認識しておくことで、
例えば、そういった傾向が分かれば、行政の方も例えば、
こういったところに誘導とかキャンペーンを打てばいいとか、
いった例えば、物販振興の施策とか、いったことを打てる参考になるのではないかなというふうに考えました。
次になりますが、今、台風車の違いによって、いろいろところの違いをお話ししましたけれども、
当然傾向が異なるといったところも、我々の調査から知り得たといったところになります。
例えば、鉄道以外の台風車の方というのは、
桐生松原といったところに結構訪れてるなということがこのデータから分かれました。
それからあと、日本海の魚町といったところよりも大きな駅してる。
これはどちらかというと、鶴間の駅近辺から郊外にあって、
やっぱり車とかっていう飛び込みを持ってないと、なかなか入れづらいということもあるのかなと思います。
そうしますと、例えば新幹線に訪れた方は、
例えば交通機関みたいなものをちょっと充足して、そういったところに行ってもっとお金を使ってもらおうとか、
そういった示唆を促すようなものになるのではないかというふうなお提案を差し上げておりました。
ではここで、鶴間ってどんなサービスなのかというのをちょっとビジュアルさせていただければと思います。
コンシューマー向けのアプリケーションになるんですけれども、画面はこんな感じで、
一回ダウンロードしていただいて、GPSをオンにしていただいて、
そのスマホを持って移動するだけでポイントが溜まっていくというものになっております。
ポイントが溜まると、それがPayPayのギフト券とかAmazonのギフト券で買えられるというのが、
いわゆるポイカーズアプリのような形になるんですけれども、
実際の我々のビジネスモデルでは、そういった形で位置情報を擦り上げさせていただくという形なんですけれども、
取らせていただいて、それをこういったGUDataとかお客様向けのソリューションに活かさせていただいているという形になります。
今、マンスリーアクティブユーザーがですね、月間400万人ほどご利用いただいているという規模になります。
プロポッチャーさんの規模に比べると非常にちっちゃいんですけれども、
一人一人のユーザーの出発点から目的地、移動の履歴っていうのが、日を跨いで連続的に取れるといったところが、
当社のサービスの特徴でございます。
あと、ご事業法は通りませんけれども、先ほど申し上げたように、性別だったり年代だったり、
長岡市の花火大会のデータ分析
それから職業、持ち家などの信頼などかなり十数項目かそれ以上の属性データを、
お客様アンケートによってかなり綺麗なデータを得ていただけるという形になっておりますので、
そういった属性に応じた形でデータを絞り込んでみるとか、そういったことも可能な作りになっております。
次でまた別の事例になりますけれども、こちら、長岡市の花火の大会有名ですよね。
こちらの人流も比較してみました。平常時と比較して、27倍の人の流れがあったといった計測になっております。
1週間前のデータとの比較ですね。
例えば我々の提案なんですけれども、あの花火大会に訪れた人に、
何かアンケートとか引き取りってできたらいいねということが実現できたらいいなと思います。
通常アンケートっていうとやっぱり紙で引き取ってというと、もう書いちゃった人にできないよという風な形になるかと思うんですけれども、
当社の場合はですね、その花火大会、トリマンのユーザーで、この花火大会の実際にこの場所にいらしていた人っていうのがギリギリで取れたんですので、
その方に毎回書いてピンポイントで、その花火大会の事後でも、その人たちだけの上でアンケートを収集するといったことができます。
実際にアンケートを取った結果なんですけれども、今お手がいただいている2つのアンケートの中で、
実際に取ったデータをお示ししますけれども、またやりたいと思いますかといったところですとか、
あと興味深いのがこの2つ目の右のほうのデータですけれども、お金いくらくらい使いましたかといったことも聞けます。
実際答えとして多かったのはですね、使ったお金1万円未満だったよって方がかかるんですよといったところで、
あ、こんなにお金使ってもらえなかったのかといったところ、じゃあ何かお金使ってもらえるのにさ、
こっちのところも考えてみるとか、いったことがこういったデータから示唆として取れるといったことが、
われわれのトリバのサービスを通じて、いわゆる生のトリですよね、取れるような形になっております。
では事例とこんなところにつながるんですけれども、
今日私のほかにも公共営業のメンバー2人来ております。
もちろん更新会などもございますので、もし例えば自由データ、
今日ブログウォッチャーさんからもご紹介ありましたけれども、
自由データってどんな形か、何となくわかっていると、
でもどんな風に分析すればよいかわからないとか、
行政でいろんな認識の課題ってあるんですけれども、
例えばどう遊べればよいかわからないとか、
いろんなお悩み、一回こういった話聞いても、
あかねが聞いてこないといったところがあるんじゃないかなと思います。
ぜひ気軽に、今日この方もおりますので、
ご相談いただければというふうに思います。
では駆け足になりましたけれども、これにて私どものプレゼンテーション、
以上になります。ご清聴ありがとうございました。
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