2025-09-01 19:29

飯塚 公藤 近畿大学 教授@近畿大学セミナー

3Dスキャナを用いた水辺景観データ取得の実践


『水辺景観』についての研究を実際されている飯塚研究室。なぜ環境・まちづくりの研究に水辺景観に着目するのか。3Dスキャナを活用し、船舶位置情報の取得、そのデータを分析することで、様々な「河川」を持つ街の課題を解決していく。その取組についてお話頂きました。また、本セミナーの趣旨である「位置情報データビジネスが激アツである」ことと、学生への熱いメッセージを是非お聞きください。


登壇者:飯塚 公藤

近畿大学 総合社会学部総合社会学科

環境・まちづくり系専攻 教授


2025年7月14日開催:位置情報ビジネスセミナー@近畿大学のアーカイブエピソードです。

サマリー

飯塚教授は3Dスキャナを用いた水辺空間の研究について語り、過去の水運データや位置情報の取得方法に焦点を当てています。具体的には、道頓堀での3D天群データの取得を紹介し、現代の水運船舶の研究の重要性を強調しています。飯塚教授はまた、3Dスキャナーを用いてデータ収集の新しい可能性について語り、大阪や京都の水辺に関連する研究の重要性を強調しています。さらに、琵琶湖疎水のデジタルアーカイブの必要性や、災害時の基礎データの利活用についても触れています。

研究の始まり
はい、皆さんこんにちは。飯塚です。よろしくお願いします。
ジオーテクノロジーズさんの後はやりづらいというか、
本当に皆さん前半部分だけでも、本当に素晴らしい企業が来てくださって本当に感謝しています。
飯塚のところで、この後休憩ですけれども、ちょっとワンクッションというかですね、
飯塚が今最近何をやっているのかというのを、民間企業からしたらホームラインみたいな感じかもしれませんが、
飯塚としてはすごいチャレンジですので、ぜひ皆さんにお話しさせていただければと思っています。
今回のお題としましては、3Dスキャナを用いた水辺警官データの取得の実践ということで、
実はですね、昨年度の総合社会学部の予算で、学部予算で、
まあ、うん百万の3Dスキャナを購入させていただきました。
これを活用して、これから皆さんと、皆さんいろんな研究とかいろんなことを使えるんじゃないかと思ってまして、
飯塚は水辺の研究とかをしているので、今陸上はいろんな企業が自動運転であるとか、
いろんな3D天群データとか、陸上はすごい道路とかを取っているんですが、
水辺に関しては、もちろん過去の研究事例とかありますけれども、まだまだ水辺空間は取れていないというところで、
飯塚はそういったことを研究として今取り組んでいるという次第です。
過去の水運の調査
一応皆さん、ここグリコですね。
道頓堀のですね、道頓堀橋の近くです。
皆さん、飯塚も7月3日に行ったのと近代がいい位置になると。
いい位置になっちゃうので、皆さんフラグ、このアングルですよ。
このアングルへと近代にバッシュを色に広めたいと思って、はい、これにしました。
飯塚の自己紹介は、もうあいつは地理学をやっていると。
歴史とか文化が好きなんでしょうというような形ですけれども、
本日のメッセージとしては、特に落成の皆さんが多いので、ちょっとお伝え。
やっぱりここにいた方がいいですかね。
ここにいた方が近代、近畿大学は昭和ナイトなんですね。
位置情報ビジネスは間違いなく激アツです。
飯塚自身もいつも勉強しています。
一つでも多く吸収して、一つでも多くの登壇企業の皆さんとお話しして、
今日は帰りたいなと思っています。
皆さん一緒に一歩踏み出しましょうということです。
本日は20分という尺ですので、本当にもう終わったら終わりみたいな形ですけれども、
始めにとか研究背景とかそういうのは一切ございません。
なぜ水辺警官に着目するのかからの流れで、このようなラインナップでお話をさせてください。
まず手前理想です。
あいつそんな研究してたのかという話ですけれども、
飯塚自身は内野官や卒業論文の頃からずっと川舟、
水運に関する、周運の方をよく使っています。
周運に関するような研究に取り組んでいます。
周運といっても昔ながらの話ではないという話かもしれませんが、
それをGISのデータを作って、そこからいろんな分析をしているような形です。
そういうような人間が、実際周運が行われた頃の水辺ってどこだったんだろうとか、
やっぱり関心があるわけです。
別の研究としては、自分としては似たような研究なんですけれども、
京都鴨川の昔の古写真、絵はがきとかそういったのが残っています。
そういったものに描かれた、これ京都の四条橋というところなんですけれども、
皆さんね、四条橋で、こっちのほうが四条橋っぽいかなと思うんですけど、
皆さん、この川の中に何があれみたいな、何なの?みたいなやつが残っていたりとか、
川の中ですごい農業床をやっているみたいな、こういうような小写真があって、
こういった小写真から当時は、どういうようなところに農業床があって、
橋の中で電柱みたいなのがあって、人がいてみたいなのを位置情報として、
データ化して分析したりとか、そんなことをやっています。
見比べるだけでも楽しいっていうね。
そういったことで、水辺空間というね、水辺っていうのが、
だんだんだんだんと、今までこういう河原の中に人が訪れるような、
人がアクセスできるような、アプローチできるような、そういうような空間だったのが、
この写真は、鴨川で昭和10年の大水害というのがあったんですけれども、
その後で、これが今の京阪ですね。
京阪電車が橋梁がやられているな、みたいな状況があったりするわけですけれども、
こういうようなことで、とてもよく水辺が気になるということですね。
それで、3Dスキャナーを導入したというので、
去年4月19日にジオテンというのが浅草橋の修理コールで開催されているのに参加しました。
その時に、LBMA JAPANさんや、いろんな企業さんや、
今回ですね、この3Dスキャナーを導入したバイトムさんというね、バイトム株式会社と出会いました。
それで、もともとそういうような水辺で、
そういういろんな、何ですか、普通にカシャカシャカシャとか、
ひたすらですね、一覧Fで連写したり、撮影したり、
場合によっては肩にGoProをつけて、水辺空間をひたすら動画を撮っている様子を、
あちらにおられるですね、経営学部の高橋よしのり先生は、
同じイギリスでですね、イギリスで運河であいつ用を撮っているな、
みたいな感じで研究していたんですけれども、
結局、写真を撮ったり、アクションカメラで動画を撮ったりだけだと、
結局それをもとにまたデータ化しなければならない。
水辺空間を、ここが水面で、ここが湖岸で、
ここに船があって、みたいなのを記録しなければならないというので、
もともと、そういった3Dスキャナーというのが、めちゃ欲しかったです。
それで、これある、おいくらですかって聞いたら、
それぐらいだったら買えるのかなと思って買えたんです。
それがどういうものかというと、この3DスキャナーのMk3というですね、
こういったもので、もともですね、企業目指すとあれなんですけれども、
ラから始まるですね、カメラとかで有名な会社とか、
1000万円ぐらいするんですけれども、
それより半額ぐらいの安価な値段なので、
なんとか額部費で購入させていただきました。
それはどういったものかというと、こういった形で、
いつかスマールみたいな形で、こんな形で、
にこやかにしてますけれども、計測距離が120m、
実際には80mぐらいなんです。
80m先が天群としてライダーが届くんです。
なので、それもすごい、例えば今、スマートフォンとかで、
普通に3D天群データを取ったりとか、
いろんなことをモデリングとかできる時代ですけど、
120m届くのはすごい。
というのと、あと1秒間に、このカメラがですよ、
カメラがぐるぐる回って、1秒間に64万ポイント。
1秒間に64万ポイント取って、もうよくわからない世界。
それで、そういったものを導入したと。
そこで、さらにですよ。
さらに、インスタンスの水運船舶の研究をしていて、
今日お越しになられます大葉忠さんが、
新航流株式会社の代表取締役の大葉さんがおられますけれども、
もともと船が、過去の水運も研究してますが、
結局、現代においてもっと、今、水と大阪で、
もっと水辺空間を活かせないかっていうのを、
ずっとこれも考えてたんです。
ってなったときに、船がどこにいるのかっていう位置を、
どうやって把握したらいいのかっていったときに、
船舶位置を、実際、位置情報を、
実際、こういう記録というか取得して、
安心・安全な運航。
船、皆さん、ご存知ですか。
大阪、飯塚が申し上げるより、
大葉さんがお話された方がいいと思うんですけれども、
橋の先から船が来てるかどうかっていうのが、
案外分かんなかったりするわけですね。
大阪の水辺で。
そうなったときに、船が来てるとなったら
事故を起こすので、なので大葉さんは、
そういう仕組みというか、船舶位置データの情報を
見える化して、まさに今、こうやって来てるよっていうのを、
こうやって実装されて、
安心・安全な運航を、今、大阪の水辺で、
実際、いろんな企業、運航会社、船舶の運航会社に
実装されてるという方に、去年の10月13日の
万博開幕6ヶ月前イベントのときに、
うわぁ、こんなのやってる方いるんだっていうので、
それで出会いました。
実際にはその後も出会ったんですかね。
っていう形で、
そういう形で、大葉さんの知見を、
知見や大葉さんが水辺空間を、
どうやって県軍データを取ったらいいかとか、
そういったアドバイスを、今、いただきながら
一緒に共同研究をさせていただいてます。
道頓堀での実践
実際、先ほど7月の3日に取った
その道頓堀なんですけれども、
こんな形で取れるんですね。
ここが、皆さん、ここがドンキの観覧車。
これ、あれですよ。
道頓堀の歩道をただ歩いただけです。
10分間ぐらい。
こうやって10分間ぐらい、
10分間ぐらい歩いただけで、
これぐらいの県軍データが取れるというので、
大企業の皆さんは、
そりゃ取れるわなと思うかもしれませんが、
120メートル取れるというのが結構なかなか
ついところですし、
あと、こんな形で、
これ、あれです。
色はついていないです。
色はついていないと、
カメラで撮影したものは、
テクスチャーというか、
普通に目に見えている色はついていないような形で、
こういうようなグラデーションで色を表現していますけれども、
センチレベル。
センチレベルぐらいまでくっきりわかるので、
そろそろ喉が渇いて、
ここは朝日ビールの看板が見えて、
ビール飲みたくなりますけれども、
そういうような看板の出っ張りとか、
そういったのももちろんわかりますし、
それこそ同僚の北川先生もおられますけれども、
バリアフリーとかでどこに段差があるかぐらいのものとかも、
ちゃんと記録できるような、
そういうようなデータです。
これが北川で今撮ったやつと、
ドートンゴリラの今度はカラーで、
こんな形でカラーでお見せしますけれども、
同じ場所ですけれども、こんな形で。
普通にあれです。
実際、うすいつわれにかを話すと、
この天群処理の位置合わせというか、
結構きれいに見せるために、
バイトム株式会社のサポートをいただいたんですけれども、
基本的には撮影したやつが、
もうすぐこのような形で乱れたりします。
ただ、もちろん歪みとかがあるので、
それを補正するというテクニックは、
3Dスキャナーによるデータ収集
いつかまだまだこれから学ばなきゃいけないんですけれども、
普通に10分ぐらい歩くだけで、
こういうような天群データが撮れると。
こんな形ですね。
ドートンゴリラの。
なので、こういうようなデータを、
ミスベイに関するようなデータ、
もしかしたら大きな企業さんは、
実はもうやってたよということかもしれませんが、
おそらくは大きな企業でも、
たぶん船舶というか、
ミスベイの中、ミスベイのデータとかは、
たぶんおばさんにいつも教えていただいていますが、
まだまだ撮れていないと思うので、
そういったことをやることが、
我々にとっては、
新規性につながるのかなと思って取り組んでいます。
一方で、すいません。
大阪では、一本松海雲という会社が、
大阪の観光船でとても有名で、
ドートンボリークルーズとか、
トンボリークルーズとか、
いろいろやられていますけれども、
一本松海雲の会社では、
船舶の3Dモデルを作られているというのを、
おばさんから教えていただきました。
実際、それを先ほど皆さんにお見せしたものに、
ちゃんと船舶をこういうふうに合わせて、
それでどういうような、
ただ機関だけではなく、
船舶を浮かべたときにどうなのかというようなこととか、
いろんな今後の可能性があるんじゃないかなと思って、
一応この図をお見せしました。
一方、京都ですね。
京都だと、皆さん、
京都の鴨川だとこんな形です。
京都の鴨川の川幅って、
かつては100メートルぐらいありました。
なので、先ほど120メートルがどんな形かというので、
これが四条橋のところなんですけれども、
四条橋でシンポリックな建物として、
南座がここにあって、
ここに蓄水ビルという形で、
こんな形があるんですけれども、
このような形で、
さらには五眼の様子であるとか、
五眼の様子であるとか、
皆さんわかりますよね、
五眼の様子とか、
あとはちょうど今、
5月1日から京都では農業床をやってます。
毎年100件ぐらい農業床が出るんですけれども、
農業床の一つ一つの地物というか、
そこら辺もかなり細かく、
センチレベルまでという話なので、
かなり細かく見えたりします。
なので、いつか年は農業床が出てるときの景観と、
農業床がなくなったときの景観、
さらには、
ちょうど冒頭お伝えし忘れましたが、
カホ川に関する景観研究として、
カホ川からどういう眺望が乱れるのか、
ビルが建つと東山が見えないよね、
みたいな研究が、
これまでアカデミックの世界で
行われてましたけれども、
そういったこともこの3Dスキャナーを
伝えることができるようになっています。
この3Dスキャナーは、
カホ川のここを歩いただけです。
歩いただけで、
こんだけ撮れるんですよ。
すごいですよね。
かなり高精度だなということで、
まだまだ実験段階なので、
まだ実践という形で、
皆さんにもお伝えしております。
こういったデータが撮れると、
琵琶湖疎水とデジタルアーカイブ
先ほどの昭和初期、
昭和40年代、
昭和50年代、
昭和60年代、
昭和60年代、
昭和60年代、
昭和40年代、
昭和40年代、
昭和60年代、
今と過去ではどれくらい違うのか、
明瞭とは言わないが、
明瞭です。
まあじゃこちらとこちらの写真を
重ね合わせて、
しっかり1センチレベルまで
わかるので、
当時の既反の原点を
如何越すのか、
っていうのが
ほぼドラマチックな
この計算のですね この路線が だいたいここの高さがどれぐらいでとか
どれぐらい 何メートルぐらいの 地物があってみたいなことも
重ね合わせとかをすると 分析ができると
研究の世界では そういうようなところで
どれだけ変化したかみたいなのを よりちゃんとした値として
研究できるっていうのは かなり大きな 成果のつながりなのかなと思ってます
以上で これで終わりなんですけども
結局 何もまとまりのない話で とりあえず3Dスキャナを使って
撮影しただけの話かもしれませんが まだまだですね
そういう どうやって取得したら いいのかというかですね
それこそ一言で言うと 結構 歪みというか なんですか
できるだけ丁寧に歩く必要があるので 船だとかなり波で揺れたりとかするので
なので 実際 水辺を本当に取れるのか っていう疑問があるかと思います
ただ そのあたりも ちょっとおばさんと 一緒に工夫しながら
例えば 道頓堀川だったら水門で 水位がある程度 調整が安定してるので
道頓堀川は取りやすい
一方で 東横堀川とかは 高速道路が上にあるので
そういったようなところとかでは 果たしてどうなのか
さらには 大川とか鳥栖堀川とか そういう川幅だったり
大阪でも緩慢差が3メートル 4メートル 3メートル強くらいですかね
あったりとかするので まだまだは そういった取得には
課題があるかなと思ってます
あと 伊塚的にもともと やろうと思ってたこととして
琵琶湖疎水が今 国王重要文化財に 指定されました
必ず建造物っていうのは 何かしらの災害であるとか
場合によっては自然的に ちょっと崩れたりとかして
場合によっては失われることも ありますので
そういった重要なところを デジタルアーカイブして
構成に残す もしくは どういうふうに 修復すればいいのかっていう
その基礎データとして 琵琶湖疎水とかも
取りたいと思ってます
やがてはイギリスの運河とかと 比較するとどれぐらい違うのかとか
そんな研究もしたいと思ってます
あとは 実際そういった取ったデータを どうやって利活用するか
ここはまだまだの状況です
一つはおばさんとの 郷土研究の中で
船舶運航の基礎データ 水辺に関するような地図
水辺の地図っていうのが まだまだ整備されてないという
状況なので 安心安全な運航
場合によったら ここにごめんなさい 挙げませんでしたが
河川っていうのは 川とかは暴れるものなので
本当に大雨とか大水のときに どれぐらい危ないのかっていう
防災の兼ね合いでも そういった基礎データとして
使えるかなと思ってます
やがてはそういったものを デジタルツインとして
そこに行ったような感じじゃないですか
水辺から見たらどういうふうな 景観が広がるのかみたいなやつを
普通にスマホであるとか
場合によってはゴーグルかけて そこに入ってもみるとか
そんなこともできたら いいかなと思ってます
お時間が参りました
飯塚はいつもこんな形で
授業聞いてる皆さんはいつも あいつマシンガンやなみたいな感じで
こんな形で早口ですけれども 一応時間は守りたいと思います
本日はどうもありがとうございました
19:29

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