日本語に訳すと超加工食品って意味なの。
超加工食品?
加工食品を超えた加工食品?
そうそう。
かっこいいな。
そこで嬉野の超加工食品に対する感覚をテストする
UPFクイズから始めたいと思います。
何が大事なのかわかってへんから大丈夫かな?
ドクターUPF超加工おじさんを目指して頑張ってください。
頑張るぜ。
次のうち超加工食品でないのはどれ?
1番、森永アロエヨーグルト。
2番、キューピー青畑トカチコーンホール。
3番、リケンノンオイル青じそドレッシング。
アロエとコーンホール?
コーンの缶詰ね。
コーンの缶詰な。
それと、青畑のドレッシングか。
リケンのノンオイル青じそドレッシング。
五感の響きだけで言うけど、加工食品っていうのは
多分そのものを切ったり貼ったりして作ってるもので
超加工食品ってそこにもう一手間加えてるやつだと思うから
そう考えるとドレッシングが加工食品を超えた超加工食品だと思うよ。
ごめんね、この中で加工食品でないのが一つだけある。
ないものか。
そんなん簡単やん。
とうぼろこしやろ。
正解です。
これ簡単すぎるわ。
そうですか。
アロエヨーグルトは増年多糖類が入っているから超加工食品。
青じそドレッシングは調味料、酸味料、香料、増年剤、人工解味料が入ってます。
アオハトのコーンはスイートコーン、砂糖、塩のみが入っている添加物ゼロの食べ物です。
ブランド名を出したのでここで一つだけ注意事項を言っておきますが
加工食品イコール体に悪いという単純なものではなくて
あくまで超加工食品に該当する成分が含まれていますよという観点から話をしてます。
だから超加工食品の中にはとても体に悪いものもあるし
健康被害はまあないだろうと思われているものもたくさんあります。
ということですね。
では第2問。
とろみをつける増年多糖類というものにキサンタンガムというものがあります。
これは食品とか化粧品とか医薬品などにたくさん使われています。
さてこのキサンタンガムは一体何からできているでしょうか。
全てが俺の頭の中でひらがなでしか再生されてないんだけどどうしたらいいこれ。
とろみをつける材料があるんですよ。
食品にとろみをつけるやつ。
これは何由来かという話です。
1番バクテリア。
2番ゴムの木。
3番海藻。
そしたらゴムでいいよ。
もうなんかそれが一番人工っぽいから。
やる気ねえな今日のクイズ。
だってもうわからんもん何もかもが。
正解。
正解はバクテリアでしたね。
悔しいも何もないわ今。
正解はバクテリアでしたね。
次です。第3問。
日本人の成人は平均的に超加工食品からどれくらいのエネルギーをとっているでしょうか。
1番総エネルギーの2割。
2番総エネルギーの4割。
3番総エネルギーの6割。
さあどれ。
前回の話の流れでいくと、
砂糖とか塩とか天然から取れるもの以外をぶち込んでいる食品が超加工食品って言われてる気がするから、
そう考えると、
例えばねウインナーとかハムとかもその類に入ってきそうな気がする。
ってことを考えていくと、
2割って線は長いから4割か6割だと思うんで、
40%これが答えだと思います。
正解です。
やった。やった。
真ん中すごいやる気なくしてなかったらもうちょっといけたかもしれないな。
惜しかったね。
真ん中はもう何もわかんなかった。
総エネルギーの3から4割を超加工食品から取っているということで、
思ったよりも多いなっていうか、
なんとなくそうやるなって印象ないけど、
これイギリスとかアメリカになると、
超加工食品からのエネルギー摂取がなんと6割以上。
ファストフードとかスーパーの保存食とかがそれぐらい高いってことか。
俺らの体は食べたものでできてるからさ、
これはつまりイギリス人とかアメリカ人の体の半分以上は何らかの加工食品でできてることになる。
ということはアメリカ人とかイギリス人は超ホモサピエンスってことやな。
そういうことになるな。
素晴らしい。進化じゃないですか。
それ進化と言えるのかどうかちょっとわからんけど、
なくなった後も腐りにくいとかそういうメリットがあるかもしれない。
加工食品と言われればなんとなくイメージ湧くと思うけど、
超加工食品って言われるとすぐにはこれやと思うかもね。
そうだよだからクイズ出されても意味がわからなかったんだよずっと。
だからこんなに無気力になってるんですよどうか。
そうなんですね。
超加工食品食べ過ぎたから無気力になってるんじゃなくて。
超加工食品を食べ過ぎると無気力になるの?
いやどうなんやろわからんけど。
分からない。僕の体は超加工食品にできているかもしれない。
そうですよ。
まずはこれね一体何がどう違うのか。
サンパウロ大学の公衆衛生栄養学の第一人者のカルロス・モンテイロさんが
超加工食品と肥満の関係性を調べた有名な研究があるんやけど、
このモンテイロさんがNOVAシステムっていうのを考案して、
この食品を分類したのね。
だからそれを紹介すると超加工食品って一体どんなものなのかってのが見えてきます。
なるほど紹介してくださいそしたら。
このNOVAシステムというのは食品を4種類に4つのグループに分けたんですよね。
まずグループ1は加工をしていないもの、または非常に単純な加工をしたもの。
単純な加工っていうのはつまり乾燥とか粉砕とか、
あとは焙煎とか煮沸とか、低温殺菌とかそういうのね。
じゃあお茶っ葉とかはそれ普通の加工しない食品ってことか。
そうなるねグループ1になるね。
グループ2は食品の風味付けをする食材のことです。
これは例えばバターとか、あとはいろんな油類。
オリーブオイルとかグレープシードオイルとか、
あと砂糖とか塩とかメープルシロップとかそういうのね。
これはグループ2です。
グループ3は缶詰とか瓶詰めとか、
あとはグループ1にグループ2を足したもの。
例えば缶詰の肉とか魚とか、
あとフルーツの缶詰とか野菜とか。
あとは塩漬けの肉とか燻製の肉とか。
あとはチーズとかヨーグルトとか納豆の発酵食品とか。
あとはパンとかね。
その辺がグループ3。
この1、2、3は食品を全く加工していないか、
あるいはシンプルな方法で食材同士を掛け合わせたり
発酵したりする加工をしているもので、
これだって加工食品という分類に入る。
加工してるわけだよね。
だからこの加工食品全部が健康に悪いというわけではないよね。
加工してない食品の方が少ないのか。
少ないよね。 野菜とか肉とか。
原材料そのまま食うっていうね。
そしてグループ4が超加工食品。
これは工業的に作られる食品、
または工業的に作られた食品を添加した食品のことを指します。
厳密に言うとですね。
全部じゃないよ。完全に全部じゃないけど。
キャンディーとかチョコレートとかアイスクリーム、
ピザ、シリアル、ドレッシング、冷凍食品、菓子パン、ウインナー、
あとは外食全般とはものすごく多くの食品が
この工業製品である食品や調味料を含んでいますと。
実際にこれ日本でももちろんいっぱいあるんだけど、
オーストラリア2018年にちゃんと調査したら
販売された加工食品のうちの6割が超加工食品だったと。
で、この超加工食品見つけるのめっちゃ簡単なんよ。
あとはこのグループ分けには超加工食品のその物質自体がどんだけ入ってるかとかってさ。
どんだけ入ってたら体に悪いかみたいな観点はもちろん入ってないよね。
入ってたらアウトみたいな感じだからさ。
超加工食品の技術があるからこそのメリットとかもやっぱりここには加味されてなくて。
例えば長期保存ができるようになりましたとかさ。
この超加工食品のおかげで安定して食料が供給できるようになりましたとかね。
そういうメリット自体もあるわけやんか。
そうだよねだからこそ人間がこんだけ増えてきたっていうのもあるよね。
だから動物性油脂とか人工甘味料周りの健康リスクが高いっていうのはすごくわかってきてるんだけど。
でもその中でも毒性が低いものも確かにあるし。
それをまとめて全部超加工食品と呼ぶのはどうなんかっていう主張があるよね。
反対派からはね。
それでも見たことないもんが入ってたらっていう説明はちょっと雑すぎるからさ。
もうちょっと超加工食品ってどんなのかっていうのを具体的に紹介していきたいと思います。
それはすっげえ興味あるね知っときたいよね。
菓子パン食べますか?
いきなりでかいところからスタートしたなおい。
食べますか菓子パン?
食べますよ。
全部ですね菓子パンはね。
シリアル食べますか?
毎日食べてますよ。
グラノーラグラノーラですよ。
フルグラとか一緒どうせ。
あれ超加工食品ですね。
あとはインスタントのスープとか味噌汁はどうですか?
食べますね。
食べますよね。
インスタントラーメンもちろんカレー飯も食べますよね。
食べます食べます。
冷凍食品どうですか?
私の主食ですね。
ほぼほぼ全て超加工食品ですね。
あとはサラミ、ハムとかソーセージとかミートボールとかあとチキンナゲットとかどうですか?
食べますね。
甘い飲み物はどうですか?
たまに飲みたくなるね。
100%のオレンジジュースとかそういうのどうですか?
飲みますよ。
超加工食品ですね。
100%なのに?
濃縮還元。
そっちな。
炭酸飲料、清涼飲料水、これあんまり飲まなくなったとはいえ飲むよねたまにはね。
飲むね。
アイスはどうですか?
食べたいですね。
アイスもねほぼほぼ全部超加工食品ですね。
ポテチ、あとはチョコレートどうですか?
まあまあ食べるね。
マーガリン、ショートニング、菓子パン食べてる時点でこれ食ってますね。
アルコール飲料、特にノンアルなんですけどね。
これは一番少ないんじゃない?
でも清涼飲料水飲んだら一緒やろ。
これはもう無理だぞ。
避けろって言われると。
無理やね。
自分でもう買わんって言うんやったら避ける必要あるけどさ、
それでも外食したらさ、もう何使われてるかわからんもん。
そうだね。
だって完成形が目の前に出てきたらさ、もうわからんよね。
その中に化学調味料入ってるかもしれないし。
そうそうそうそう。
だから完全に避けて暮らすっていうのはもう非現実的な話で我々現代人は。
そうだろうね。避けようと思っても無理だと思うよ。
難しいよね。そこら中にあるんですよ。
なんでこんなに超加工食品が広まったと思いますか?
それはあれでしょう、人間の欲望という欲望がいろいろ詰まってきてさ、
いつでも美味しいものを食べたいとかさ、
常に新しい味を求めるとかさ、
旅に行く時の携帯食品にするとかさ、
いろんな新しいことを人間はしたいっていう欲望から生まれてきたんじゃないか?
それ本当に大きいと思うよね、俺も本当にそれがね。
だからちょっと食品を加工することの歴史をちょっとだけ一緒に歩いていきたいと思うんですけどね、これね。
この超加工食品という言葉が登場したのは2009年。
意外と最近やん、15、6年?
そう、さっきのNOVAシステムを紹介したブラジルの研究が最初なんだけど、
でも製造自体はもっと前に始まってたし、
そもそも食品を加工するということは人類が始まって以来長い間行われてきたんですよね。
そうだろうね。
例えばさ、人類の初期の加工法といえば油とか酢とか塩にさ、肉とか魚を漬け込んで保存するとかさ、
もちろん乾燥とか燻製とか、
発酵食品なんかもさ、意図的な食品加工やんね。
で、この加工技術っていうのはしばらくの間はこういうシンプルな加工しかなかったんだけど、
1700年代の後半から戦争をしまくってたあの人のおかげでね、次のステージに進むことになるんですよ。
さあ、その人とは誰でしょう。
もう簡単すぎるなそれはね。ナポレオンですよ、ナポレオン。
そう、ボナパルトさんですよね。
缶詰作ったんでしょ、あの人は。
そうそう、兵士がさ、遠くまで戦いに行くから、武器とか医療とかと並んで、やっぱ食料が大事やって、
もうビーフジャーキーとか塩漬け肉とか砂糖漬けのフーズとかアンパンとか食ってらんねーよっていうさ、テンション下がり気味の兵士たちが増えて、
もう栄養失調になるわ、戦力が落ちるわ、めちゃめちゃ困ってて。
で、ナポレオンさん、よしじゃあ賞金用意するから誰かすげー食品考えてみなよってコンペをして生まれたのが缶詰なんですね。
で、その後イギリスとかアメリカにもその技術が広まって、アメリカの南北戦争時代に一気に缶詰産業がもう大急成長した。
そして19世紀になるとですね、パスツールさんが微生物によって食べ物が腐るってことを発見して、
そこで殺菌技術が確立されて、さらに缶詰とか瓶詰が普及することになります。
この人あの煮沸消毒とかそういうのした人やね。
公衆衛生にも大分役立ってんねそれ。 そうなんよ。
で、20世紀は、20世紀を代表する技術というのはもう冷蔵と冷凍なんですよね。
この冷凍と冷蔵の技術が一気に進んで、食べ物の質を落とさずに遠くに運んだり長期保存できるようになった。
さあそれ以降、食品添加物が次々に開発されます。
前にやった人工甘味料とかさ。
偶然によって発見されたあいつらね。 そうそう、あいつらとか。
あとは口に入れた時の舌触りとか、この質感をコントロールするための増年多頭類の発明とか。
あとは発色を良くしたりとか、酸化を防いだりとか、香りを足したりとか、旨味を足したりとか。
そういう物質を科学的に、工業的に生産できるようになった。
もちろんそのおかげで食品が長持ちするようになったし、人工甘味料とかは天然の砂糖でもずっと安いからさ。
だからいっぱい作られるようになりました。
そして気がついたら、そんな物質が含まれている超加工食品が生活の中に当たり前のように入り込んでました。
そんだけ素晴らしい食品が出てきたおかげでだ、今の我々の生活があるってことですね。
でも本当そうやと思うよ。半分は絶対そうやと思うよ。
そうでしょ。だってそれがなかったらさ、浅間産総のあの事件ですら解決できてなかったと思うよ。
そうかもしれない、そうかもしれないね。
だってさ、浅間産総の時は最初はお母様方がおにぎりを握ってこれ食べてくださいってやってたんだけど、
山奥だから寒いからって言っておにぎり固まっちゃって食えなかったんですよ。
そこで出てきたのがさっきの冷蔵と冷凍の技術の粋を極めたフリーズドライのカップラーメンですよね。
あのカップラーメンがあったからこそ警察罪が頑張ったなと僕は思うよ。
そうだね、それだけを切り取ればね。
やべえ、すげえ呆れられてる。
まあそれはさ、別に小さい部分を切り取ったけど、でもそれの恩恵を受けた人は数知らないわけですよね。
だからそのまとめると広まった理由は利便性、収益性、保存性、そして積極的なマーケティングっていうのが原因かなと思う。
でもさ、もしね食品保存する技術とか発達してなかったら、今も人類はさ、遠くで育ったものを食べるっていうのは難しかったかもしれないよね。
確かになあ、そうだね。保存ができるものって限られてるしね。
多分そのバナナとかもさ、日本で作れなかったら海外から輸入するしかなくて保存がうまくいかんだら、あのバナナとかも多分超高級食材なんだな今頃。
一袋200円でそこらで買えないと思う。
そう考えるとさ、今でもやっぱ不思議なんやけどさ、バナナとかさ、オレンジとか、アメリカから持ってくるやん、オレンジとかって。
よく船でさ、ずっと時間かかってんのに全く腐らないなあっていうのはすごく疑問に思うよね。
そうよね。だから超高食品の中には防腐剤も入ってて、それは農薬とかも大きなカテゴリーの中に入ってるんだよね。
農薬とか保管する機体に防腐ガスというか、そういうのが入ってたりするわけでしょ。
そうそうそう。あらゆる技術を駆使してね、世界中に食物を届けるってことをやってるわけですよね。
すごいね。
イギリスの医学誌のブレティッシュメディカルジャーナルに載ったこのメタアナリシスがあるんやけど、これめっちゃ有名な研究で、
アメリカのジョンズホップキンスとか、ブルームバーグ公衆衛生大学院とか、シドニー大学とか、フランスのソルボンヌ大学とか、
多くの主要機関の専門家が集結してやってるやつがあるのね。
結論として、超過高食品を食べると、脂肪率、がん、精神病、呼吸器、心臓と血管と胃腸、代謝の健康に関する32の健康パラメーターの間に直接的な関連があると。
つまり、めっちゃ体に悪いぜって言ってんの。だから食べるなら、ほどほどに、そしてたしなむ程度に。
もう一つ大きな問題があって、それは超過高食品を食べると太るとされてます。
冒頭で言った、ノバシステムを提唱したブラジルのモンテイロさん。
この人が太ると主張していて、いやいやそんな太るわけないやんっていうふうに異議を唱えたアメリカの研究者のケビンホールさんという人がいるんですよ。
この人ね実際に人を集めて実験してみた。なぜなら超過高食品だろうとそうでなかろうと塩や砂糖や油の量は大して変わらんはずやから、
それプラス添加物が入ってるからって言って太る根拠にならんでしょうってその人は思ってたよね。
確かにならない気がするよね。
この研究では超過高食品を食べるグループと超過高食品を食べないグループに分けてそれぞれ食事をしてもらって、
しかもその2つのグループ出された食事どんだけでも食べていいですよって言われて実験した。
なるほどなんかわかってきたぞそこは。
この時の食事がどんな様子だったのか俺ね本に書かれてる通りにちょっと今解説しますよ。
これ英語の本なんで日本語版も出てないけど英語の本をちょっと読んだからさ自分で訳してみました。
まずは超過高食品を食べたグループの話。
ある日の昼食はスパムサンドイッチとダイエットレモネードだった。
スパムって加工に挟んだサンドイッチね。
サンドイッチは三角形にカットされスパムの切れ端が皿の上にこぼれ落ちていた。
レモネードもまるで食器洗いの時の水のように灰色で悲しげだって書いてある。
そして夕食枯れたようなハンバーガーが2つ。
灰色の豆の缶詰。甘いコーンの缶詰。
マック&チーズは傷口から出た海のようだ。
乾いたベージュと茶色の容赦ないオンパレードで料理が映っている花柄のランチョンマットによって誇張されている。
見ているだけで便秘になりそうだったと書いてあります。
これに対して超過高食品を食べなかったグループ。
ある日の昼食はほうれん草のサラダに鶏むね肉、リンゴのスライス、ブルガー小麦、ひまわりの種、ぶどうを添えたものだった。
ドレッシングはオリーブオイル、絞りたてのレモン汁、リンゴ酢、マスタードシード、黒胡椒、塩。
夕食はローストビーフにバスマッティライス、蒸したブロッコリー、トマトのサイドサラダ、バルサミコドレッシング、オレンジスライス、ピーカンを散らしたもの。
料理チームの才能が食材を余すところなく生かしていた。
食材はこれぐらいの差がありました。
この2つのグループの人たちはそれぞれに与えられた食事。
どうぞ好きなだけ食べてください。
この研究結果を見てみるとですね、超過高食品食をまずそうな食事をした人たちは1日当たり平均500キロカロリーほどオーバーして食べて結果的に太りました。
そしてこの超過高食品が入っていないグループの人はなんとほぼ全員痩せました。
どっちも好きなだけ食べてよかった。
この研究結果から読み取れるのは超過高食品には人にたくさん食べさせてしまう何かの効果があるのではないかと。
この中に含まれている添加物には依存性のあるものが含まれているかもしれないだろう。
というわけでこの研究がきっかけになって、今現在進行形でこの超過高食品の研究をどんどん進んでおります。
なんか今の話だけ聞いてるとさ、単純に超過高食品の方が美味しいからいっぱい食べるんじゃないかい?
でもそれは実際に中に食べた人のレビューなんかを見てると、特別めっちゃ美味しいっていうのはどっちのグループも同じだけいたわけ。
美味しい、単純に美味しいっていうか美味しくさせる何かが入ってるんじゃないかっていう疑いがある。
依存性があるってこと?
そうそうそうそう。
あとはあれでしょ、咀嚼回数もきっと超過高食品の方が少なそうじゃん。
それはね本当にめっちゃいいポイントで超過高食品って柔らかいよね。
だよね、食べやすいよね。
食べやすい。それは本当にねその通りなんですよ。
ここでもう一つ興味深いのは普通超過高食品ってめちゃめちゃマーケティングに力入れてるのね。
そうだねCMとかもバンバン出るよね。
ここで出された料理に関しては別にそれに対してマーケティングがあったわけではない。
にもかかわらず人が食べてしまったってこと。
であのさマーケティング自体はちょっと別の話になってしまうけど
本当は超過高食品をみんな食べてしまう理由の一つにマーケティングの強さっていうのがあってちゃんと。
困ったらマック食べようみたいなそういうことか。みんな頭に吸い込まれてるから。
そうそうそう例えばさお米とかパンとか牛肉とか豚肉とか鶏肉ってパッケージ見ても反発質豊富って書いてないやん。
ないよね。
でもさシリアルとか魚肉ソーセージってパッケージ見るとさ1日に必要なビタミンの半分が取れるとかさ
カルシウムたっぷりとかあえて書いてあるやん。別に添加物のことは一切書いてないのに。
ないね最近は糖質何%オフとか脂質オフとか書いてある。
そうそうそうそれってあえて書いてるのは絶対超過高食品の方だよね。
そうだよねだってね米とかさ小麦とかそこまでコントロールできないもんね。
遺伝子を組み替えるしかないよね。
だからさ実際その超過高食品を完全に食べないようにするっていうのはこれは結構難しいやっぱり現実的にね。
でもやっぱり気をつけることはできると思うので例えば普段の食事はなるべく得体の知らないものは食べないとか
読んでもそれが何か理解できないものは食べないとかね。
成分表示見て何かそれが何かわからないものが入ってたら一旦警戒するとかそういう感覚を身につけることが健康を守ることに繋がっていくんじゃないかなと俺は思うわけですよね。
なるほどね。
そうだからなんとなくこの俺超過高食品だけをねやりたまにあげて絶対あかんって一方的に言うのはなんかちょっと違うなと思ってて。
だからなんとなくこうふわっとしたどちらともそれ以外のポジションに今日はいるんやけど。
まあその中でもちょっとずつ減らしていった方がいいんじゃないかなと俺は思うよね。
まあそうなのかな。なんか俺はまだ全然理解ができてないな今日の話はな。
そうだね。
でも例えばさ布団とか嫌やったら避けた方がいいと思うねやっぱりね。
まあそうさっきの研究の話だとね。
食べ過ぎてしまうし。
そうそうあと病気のリスクも上がるのはもう多分間違いないと。
普通に売られているものとかはさ先ほど研究のテーマとかじゃないんやけどやっぱりこうおいしくさせよう食べやすくさせよういっぱい食べさせようっていうのは何か働いてるよね絶対な。
もちろんもちろんそうだと思うよ。
だから食べ過ぎちゃうな。
そうそうでこの本の作者もさホールさんねホールさんが書いた本子供にシリアルを食べさせたらチョコレートのちっちゃいやつ。
容量書いてあるんだけど容量なんか無視してどんどんどんどん食い続けたと。
じーっと横から見てるともう止まらんと。
大丈夫なんかみたいな。
そんだけおいしいんやな。
そうだからそれだけこう夢中にさせるような何かで食べてる時の様子見てもなんか夢中すぎて怖いみたいな。
今まで食べさせてたもうちょっと自然のものよりの朝食ってそんなに喜んで食べてないのにシリアルを与えた瞬間めちゃめちゃ食うみたいな。
それにちょっと恐怖感を覚えたみたいなのを書いてましたよ。
多分ねこの超加工食品が増えていくっていう流れは今後も絶対変わらんと思う。
そうだろうね。
でも俺は消費者は多分二分されていくんじゃないかなと思ってて。
そっちにもうずっと行く人といやちょっとそれはやめとこうと思ってちょっと離れていく人とね。
でも経済的な理由で食べ物を手に入れられない人がいるっていうのもさ事実やし超加工食品が安いわけやから加工してんのにね。
だからこれはもっとね政治的な仕事なのかもしれないよねこれに対しては。
まあ食育というかね国民の健康っていう点ではそういうかもしれないね。
そうそうそうそう。
あんまり言いたくないけど今の米騒動もそんな感じやんなんか。
まあ本当そうかもね。
なんか政治のとこにもう行っちゃったじゃん。
だからそのうち米も超加工米が出るかもしれないね。
超加工米あれでしょゴールデンライスですよゴールデンライス。
何ゴールデンライスって。
あの遺伝子組み替えの米でさアメリカで作ってんのかな。
発展途上国の飢餓を救うっていう名目であそこはビタミンAの欠乏症が結構あるから米にもうビタミンAが含まれてるようなものを作ったの。
それがゴールデンライスなの。
それを輸出してそういう貧困地域に送れば欠乏症が防げるっていう風にやってたんだけど。
でも結局遺伝子組み替え食物は危ないってことで相当の大反対を食らってポシャってるっていうやつかな。
ああそうなんよ。
そういうのって俺の見方だと途上国の人たちを使って安全性を実験してるように見えるね。
そうなのか。
なんか怖いな。
でもそれによって救われる命もあるんだぜ。
でもさ食べ物って何世代もさ追跡しやがってその安全性って本当に意味がわからんよね。
だから怖いなと思ったなちょっと。
なるほどね。
そこは人それぞれ考え方あると思うけど。
本当にこの超加工食品じゃない食物って探すの大変なんですよスーパーで。
俺いろいろスーパー歩き回って探してみたけどやっぱり少ないよね。
塩昆布これ大丈夫だろうと思ってみたらバッチリ入ってたしね。
めっちゃ大変。
うちの近所にはそういう加工食品というか怪しいものが入ってるものを極力置かないっていう自然派のスーパーがあって大人気だね。
そうなんや。
結構単価は高いんやけどさ全ての。
飲み物のコーナーとか行くとさコカ・コーラは絶対置かないって書いてある。
あれは悪魔の飲み物だぐらいのことが書いてあってさ。
そうなんよね。
そこまで徹底してるっていうのもさっきの二分されていくっていう点で面白いなと思った。
いや絶対そうやと思う本当に。ただ値段は高いわけでしょ。
高い高い。
だからそれこそオーガニックがいいっていう人もいるだろうし。
だからこういう風に二分されていくのかなと思うけど。
我々一般人はねちょうどいい中頃を走っていくのが一番いいのかなと思います。