私服ポイントの話
たべものラジオ
掛茶料理むとう、むとう卓郎です。
むとう太郎です。
このラジオは、少し変わった経歴の料理人兄弟が
食べ物の知られざる世界を
ちょっと変わった視点から学んでいくラジオ番組です。
はい、ということで
どんどん行きますか、本番。
行きますか。
はい、では前回からの続きです。
で、今回は
はい、私服ポイントの話をします。
私服ポイント?
はい、私服っていうのは、私服の時だねっていう
幸福の服に至るっていうですね。
私服の時を演出するポイントがあるよというのを
見つけた人がいるんですよ。
この間の
はい、前回の続きですね。
食欲をハックする
食欲をハックするっていうことなんですけど
これは1970年代に
実験心理学者のハワード・モスコウィッツさん
この人が私服ポイントという造語を作りました。
ハワード?
モスコウィッツさん。
モスコウィッツ。
学者さんですね。
これ何をやってるかというと
これ甘味だけじゃなくて
後の時代になると研究が進んで
塩味とか脂肪油の旨味ですね。
にも同じようなことが起こるっていうことが判明するんですけど
これとある実験があって
このモスコウィッツさんがやった実験はね
はじめマウスなんですよ。
ある食品を食べさせ続けます。
ある食品。
もうマウスなんで餌ですよ。
砂糖をずっとちょっとずつ入れていくと
動物はどのような動きをするかっていうのを観察しました。
マウスっていうのはね
例えば箱の中に入れておくと
基本的に彼らは
クラガリの隅っこを好むんですよね。
クラガリの隅っこ。
ネズミ系ってそうじゃないですか。
明るいところで光がポーンと当たってると
嫌がるんですよ。
で、その光がスポッと当たってるスポットを作って
そこに餌を置くと。
なんでか知らないけどネズミなのに
毒フード当たるんですね。
そうするとお腹が減ったときだけ
それを取りに行って食べて
戻って隅っこでカリカリカリカリってやるんですよ。
これをね
人間が食べるのに甘いものに変えていくんです。
いわゆる加工食品、シリアルとかお菓子とか
ああいったものを置いていきます。
パンでもいいですね。
パンも砂糖入ってるんで。
甘いものを置くと
明るいところに率先していくのよ。
そうなの?
つまり動物の
本来持ってる
行きたくないっていう衝動を
抑え込んで食欲が勝ち始めるんだよね。
はあ。
甘いものに対する欲求が上回っちゃう。
へえ、結構まひってくるんだ。
まひってくる。お腹空いてないのに
食べたいっていう衝動に駆られて
結果、甘いものを与えられ続けた
マウスは
太り続ける。
糖質が高いから太る
じゃなくて
糖質があると食べ続けてしまうから
太るっていうサイクルなんですね。
もうバグるんだ。
ブレーキが壊れるんですよ。
これを人間にやったらどうなるだろう
っていうのが次のモスコビッツの実験。
依存性のある食事
やったんだ。
アメリカの軍人さんを何か集めて
やりましたと。
その時の実験は
パンだったかなんだか忘れたけど
一定の食料を
ちょっとずつ砂糖の
含有量を上げていくんですよ。
どのぐらいまで
上げていったら
好みの志向性、食べたいっていう気持ちが
強くなっていくのかっていうのを探っていくんですね。
ある一定の
ラインを越えると
今度は食欲が減退していく
っていうグラフになるんですって。
甘すぎるとダメなんだ。
どこかに
パーセンテージ的にここが
砂糖度が一番食べたくなる
麻痺するよっていう
究極のポイントがあるっていうのを
これ見つけ出してくるんですね。
ここの点にやっとけば
絶対甘いもの食べたくなるし
さっき説明した
マウスと一緒で
ブレーキ壊れるんですよ。
太ろうが何しよう
お腹減ってなくても食べたいっていう衝動に
駆られるんですよね。
だから無限に食べちゃうんだよ。
見事ムキムキの
アーミーの人たちが
太ったっていうね。
これYouTubeとかでも
出てるけど
スポーツジムに通っている
割と肥満体質の人たち
とかっているじゃないですか。特にアメリカなんかすごく
多いですよね。彼らは
トレーナーから食欲を抑える
ようにいろんな指導を受けるんだけど
目を盗んでキッチンで
こっそり大量の肉食べちゃうとか
シリアル食べちゃうとかパンケーキ食べちゃう
っていうのがあるんですって。
これは麻痺ってる。
依存性があっても
コカインか薬物のような
取り続けないといけない
ような依存性があるんで
止まらなくなってるっていうのが
研究で分かってきてる。
だからスポーツ
トレーナーの人たちっていうのは
運動を指導するだけではなくて
食事管理を補助していく。
だから厳しい言葉で止める
っていうのも一つスポーツトレーナー
特にダイエット系では重要だ
っていう風に言われてるんでそういう
ジムのスタイル日本にも入ってきましたよね。
有名なところありますよね。
一回系
傾いたとこ?
あそこは一番の特徴は
筋トレの
プログラムがすごいのではなくて
マンツーマンの個人的な
関係をめっちゃ大事にして信頼築くんですね。
その信頼関係の
ある状態だから
お前これ以上食ったらやばいよ
って強く指導できる。
あの企業は
食事の
制限相当きついって
そうなんですよ。
実はそこがメインで
それを実現するためには
プロのトレーナーとしての技術は
二の次なんです。あった方がいいけど
なくても社内研修とマニュアル通り
やってくれればいい。
彼らがトレーナーを採用するときに
至福ポイントの提唱と社会構造の影響
最も重要視したのはコミュニケーション能力。
それはなぜか。
そういう
麻痺ってしまうような
食事をブレーキかけるパワーがあるから。
コミュニケーション能力高いからね。
そこまでしないと止まらない
っていうのがこの至福ポイント
っていう言葉なんですよね。
ああそうなんだ。
人間の食欲を
最大化させてずっと
食べさせ続けるっていうポイントのことを
彼は至福ポイントと
名付けましたという話です。
ああそういうことね。
あの会社の
トレーナーはどっちかというとメンタルケア
の方が大きいのかな。
やめさせるように
仕向けるというか
あまりきつくないように
なんとか
気持ちを持っていかせるみたいな。
そっちの技術が高くないと途中で投げ出しちゃう。
そうみたいですね。
そうですよ。
まったく運動してない人が
痩せるために運動しようと
言ってもさ
原度あるじゃん。アスリートみたいにさ
いきなりできないじゃんどうせ。
だったら基本的な
指導だけで管理するだけで
痩せれるように。
そういうメンター的なのが
重要になってくるんでしょうね。
これね色々と
時代背景とかがあるんですけど
この至福ポイント
が提唱された
1970年代に
ニューヨーク大学のある教授が
こんなこと言ってます。
食品を売って利益を得たいなら
まあ
儲かりたいなら
消費者に他の会社のものよりも
自社製品を買わせることだ。
当たり前のことですよね。
ライバル関係のところから
奪ってきて自分とこの商品買ってもらう。
当然のことですよね。
もしそうでないならば
消費者全体の
食べる量を増やすしかない。
母数を増やそうと。
そういうことです。人口に上下ありますよね。
シフトポイントと食品産業
ということは
量を増やすしかない。
もっと食えって話。
そうなるね。
もっと食えを現実化させる
のに最も有効なものが
発見されました。
俺モスコミッツです。
見つけちゃったぜ。
大手企業ニューヨークとか言ってた。
どうすか?
こんなの見つけちゃったんですけど。
これ論文です。
すげーってなるよね。
食いつくよね。
かくしてハワードモスコミッツさんは
ニューヨークに
食品コンサルタントの会社を立ち上げました。
大成功ですね。
ボロ儲けしてますね。
そうだろうね。
人類にとってはすごい悪耳だけどね。
そうかもしれないけどね。
この人はさらに研究を進めていって
この人だけじゃないんだけど
シフトポイントをもうちょっと突き詰めて
研究するんですよ。
塩味と脂味も
シフトポイントがあることが分かって
今度はこの3つ
酸っぱい脂っぽいこの3つの
ベストバランスの究極の
シフトポイントを探し始めるんですよ。
これ3つ重なると
例えば砂糖甘みの
シフトポイントが
仮に強盗するじゃないですか。
塩味のシフトポイントが強盗するじゃないですか。
脂味が強盗するじゃないですか。
3つのベストバランスでいくと30ぐらいになるらしいんだよね。
株主主導の影響とアメリカの食文化
究極のシフトポイントっていうのがあるんだって。
これを全力で
ビジネスの世界に使うのよ。
その完成形の一つだって言われてるのが
ポテトチップス。
止まらないんですよ。
無限リピートできますよね。
腹減ってなくても
食っちゃう人いますよね。
軽いしね。
軽く感じるだけなんだけどさ。
全然軽くないですよね。
あれはジャガイモ本来が持つ
糖質部分と
まとっている塩味の部分。
揚げることによって孵化される油。
これのベストバランスを
ずっと探してる。
これにさらに
香りを加えるとさらに
食欲増進したりするものいっぱいあるじゃないですか。
そういうことですよ。
怖っ。
なんでこんなことが
起きてるかっていうと
経営者も悪いことしようと思ってやってる
わけじゃないんですよ。
ちょうどね
超近代史で僕が生まれた後の
時代の話なんだけど
80年代っていうのは
株主の発言力が強まる時代なんですね。
それ以前の方がもうちょっと経営者の方が
いろいろ発言をしていて
こういう風にやるんだぞって頑張ってやってるのを
後ろから資金的に
投資して応援しますっていう感じだったのが
物言う株主みたいな人が
いっぱい出てくるんですよね。今でもすごく多いですよね。
こうすると
株主の人たちが
もうちょっとちゃんと利益
上げろやって言い出す。
まあまあしょうがないか。
圧力高めていく。
市販機ごとに
見せろと。
収益伸ばしても伸びてねえじゃねえかって
もっと売れもっと売れもっと儲からせろっていうのを
株主がブンブンブンブン言い出すんですよ。
そしたらもう売らないとしょうがないじゃないですか。
だって食品メーカーだもん。
さっきの
ニューヨーク大学の教授の話ですよね。
他社から奪うか送料を増やすか
どっちかだよねって。
そこに
モスコビッツのシフトポイントの話が来ましたよね。
3つ重なりました何が起きますかって
もう決まってますよね。
起きましたよね。
まあそうだね。
なるべくしてなった感じだね。
結果としてアメリカという国の
食文化はこれに
ハックされた状態で
ここ40年間ぐらい生きてるわけですね。
50年ぐらい経つのが1970年代からなんで。
やばないですか。
まあそうだね。
今生きている
日本の食文化の強さ
アメリカの人たちは
みんなほぼこの世界に
生きてるわけだからねずっと。
結果としてジャンクフード好みの
食習慣が伝統文化に
置き換わっていくんですよね。
だってアメリカの人たちにとっては
日本人が言うジャンクフードはもはや
ジャンクフードではなくて日常食なんでしょ。
そんな簡単に変わんないよねもうね。
これねちょっと
今から言うのは僕の個人的な
意見なんですけど
日本って割と耐えてるんですよね。
多少ハックされてきてはいるものの
比較的砂糖にしても塩にしても
油にしてもなんとか耐えてる。
これね食文化の
根っこの強さだと
僕は感じてるんですね。
根っこの強さ。
だって日本の食文化って和菓子にしろ
日常食にしろ晴れの日の
食にしろ室町時代
以前ぐらいからずっと脈々ときてる
わけですよね。
今でも日本人ってのは西洋化した
とはいえやっぱりご飯だよね
とか味噌汁うめえなー
って言ったりしてるわけじゃないですか。
アメリカ食文化とエンプティカロリー
寿司天ぷら大好きみたいな
っていう人もいるしつけ物食べたらおいしいって感じる。
そういう伝統食が
ちゃんと社会に根付いていて
それもすごく身近なところにある。
だからこういうハックに対して
ブレーキが自動的に
作動するみたいなのがある気がするんですよ。
なんでこんなことかというと
1840年頃に
やっと形成された
アメリカ食文化
国の形成もっと早いにしても
文化はそこからなんですよね。
根っこが浅いから
上をぐって傾けると
根っこスポンって抜けちゃうような
気がするんだよね。
この辺が怖さかなって
気がする。
なおかつ
企業体制としては
日本ってほら中小企業の
数って比率的に
世界的に最も多い国の一つじゃないですか。
に対して
アメリカ社会っていうのは大企業社会なんで
労働者の半分以上の
人たちがごくわずかな大企業で
働くっていうような社会なんで
もう力の
分散具合が違うと思うんですよね。
まあ分散具合もね。
日本の企業でね
数千万ドルレベルの
マーケティングできる企業そうたくさんないよ。
まあないね。
できんだこの人たち。
そうかそうだね。
上の方はかなり上だからね。
そうそうそうなんですよ。
日本に関して
考えると
そうだな
味の感じる
種類が多いっていう
のが話であるじゃん。
日本人の方は味覚が敏感だとか
繊細だとか
あれは日本のアジア圏とか
話してきた
色んな植物が
海産物があるとかもあるけど
結局水なんじゃないかな
ああそれもあるんだろうね。
だってこんだけ隣の川でさ
水のこの味が違うだなんだ
料理みんな
水がベースで作られてきてさ
しかも引き算でね
なるべく何もいじらないのが美しい
みたいな世界観だからね。
炭酸水言ってもさ
二酸化炭素添加するとさ
やっぱ味変なのになるじゃん
やっぱ水の方うまいなっていう
時あるじゃん。結局水戻るじゃん。
水ベースになるってことは
料理もさ
やっぱそっちの方が美味しいなとか
なっちゃうのかなって
ちょっと思った。水か
これやっぱりどっかで水やらんといかんな
本あるけど
重てんだよなね。
結構な量買ってあるからね。
ドンキボンが何冊もあるからね。
分厚ですね。
話戻すんだけど
ハックしてきたとしても
じゃあ
国民全員が全員それでオッケーと
してるわけじゃなくて
結構早い段階から継承ならしてる人たち
はいるんですよ。
80年代90年代くらいから
エンプティカロリー問題って言われてて
エンプティカロリー
聞いたことない。エンプティカロリー
エンプティカロリー。ないな。
エンプティっていうのは空っぽって意味ですよね。
カロリー。
エンプティカロリーってカロリーがないっていう風に
聞こえちゃうんだけどそうじゃなくて
カロリーだけあって
栄養がないって意味なのね。
イコールジャンクフードって
言葉になっていく。
ああそうなの。
これって危ないよねっていうのを
言い出したのって80年代90年代から
言われてる。止まんないけどね。
そんな前からなんだ。
これねすげえ
怖いことで作種構造
それこそ産業革命以降の
いわゆる一般
社会から上級の金持ちが
作種するっていう構造が
問題だよね。それこそ
マルクスとかエンゲルスとかね
あの辺が警鐘鳴らしてたじゃないですか。
まんま同じことが今ここで起きてるよね
っていうのが今度言葉がエンプティカロリー
問題に置き換わっていって
労働者の健康問題
やってるわけですよ。
ちょっと話戻るけど
1800年代後半から1900年代
の頭ぐらいになんでハンバーガーが
国民食になってったか。
労働者の
エンプティカロリー化が進むので
エネルギーは得られるけど
栄養が足りてないでしょ。
何が起こるかっていうとシワだらけ
な顔が。
栄養状態悪いから。
で寿命短くなる
病気になりがちになる歯が
抜ける。
昔の古い
映画とかで描かれる
貧乏な労働者っていうのは結構
歯抜けの人が多いですね。特に
50代60代で本当にこの人まだ
50代なのっていうぐらいの描かれ方
そのぐらい老けて見える。歯が抜けちゃってるから。
彼らが
食べられるものって何ですか。
固い肉食べられますか。ステーキ食べられますか。
食べられないね。 でしょ。
エンプティカロリーの弊害
ミンチ肉って最適じゃないですか。
ハンバーガーね。 パンも柔らかい方がいいよね。
ってことなんです。
そういうことなんだ。
これでハンバーガーが
国民食として大多数がそっちだから
持ってかれちゃうんだよね。
まあそうだね。
これはもう結構
エンプティカロリーの課題っていうのは
アメリカ社会によって根が深い。
この
エンプティカロリー
ジャンクフード化した
ハックした食品っていうのが
どんどんどんどんできてきますよね。
それは加工食品の形となって
世の中にどんどん流通します。
冷凍食品とかね。
レンジで温めるだけ。
家に帰ってフライパンで
焼けるだけみたいなのいっぱい出ますよね。
もしくは料理の食材なんだけど
もうすでにある程度一時加工化されてるもの。
こういった加工食品の中でも
エンプティカロリー化されていて
至福ポイントの概念が
持ち込まれているもののことを
アメリカのそういう学者さんたちは
超加工食品。
超加工食品。
スーパー加工食品ってまた出てきたんだよね。
っていう言葉が使われていて
今はその単語で通じるらしいんですよ。
英語だと
加工食品。
調べなかった。
その話する予定じゃなかったから
ちゃんと調べてないんだけど。
そういう
名前ができちゃってるんだ。
このスーパー加工食品
っていうのは研究している
大学の先生たちが言うには
自然にはありえない濃度の
加糖が
入ってますということを
問題視していますし
同じように糖質とか
健康とかを人文学的に
研究されている方で
その方がすごく課題だって言ってるのは
チョコレートや
クッキーやキャラメルや
キャンディーが甘いのは当然だと。
それはしょうがない。
そうなんだ。
だって甘いのが正義なんだから。お菓子だし。
上食するわけじゃない。
問題なのは
本来甘くないものが
甘くなったこと。
朝食のパンが
甘くなりました。
これパン作ったことある人だったら分かると思うけど
イースト菌を活躍させるために
とかいう名目で
砂糖入れるじゃないですか。違うんですよ。
今でもイタリアとかフランスの
パンのほとんどのパンは
砂糖ゼロで作ってるんで。
白い小麦粉の普及
なぜパンに
砂糖入れるようになったか。
これは今度ね
また産業の力なんだけど
小麦粉が白くなったからなんですよ。
どういうこと?
小麦を
精粉するじゃないですか。
機械化されたとはしても
初めの頃ってのは
ベースイシウスなんですよ。
で、麦っていうのは
ふすま?もみがらですよね。
ぬかの部分ね。
あれ取ろうとすると割れちゃうんだよ。
そう言ってたね。
だからぬかとか
周りの部分とかふすまも
だけを綺麗に取って白い粉に
するっていうのはなかなか難しいんですね。
だからもう丸ごとやるから
全粒粉にならざるを得ない。
で、イシウスっていうのは
どうしてもその構造上
粉の粒のサイズが
揃わないんですね。
マチマチになるんですよね。
これだと
例えばうどんだったりしてもそうだけど
パンとかパスタにしてもそうだけど
練った時にまとまりが悪いんですよ。
使いづらいものは
売れないし
より甘く感じた方が
売れるわけですよね。
白い小麦粉の方が売れるってことになって
そういうことができる
高速のローラーを
使った機械が発明されて
一気に
売れるんですよ。しかも
トラストって言われるぐらい巨大産業だから
作ってる会社が
もうアメリカで出回ってる
小麦粉の大半が
白いものに変わります。しかも大量生産してるんで
安いです。むしろ全粒粉の方が高くなっちゃいました。
みたいな
世界になるんですよね。そうすると
パン屋さんは庶民の食事
作ってるわけで、高級品作ってるわけじゃないから
高い小麦粉よりも
当然安い白い小麦粉を使いますよね。
作るの楽だし
作って焼いてみたら
なんかコクがねえ、香りがねえって話になる
そういうこと?
全粒粉じゃなくなったから
あれ?
しょうがねえなあ、でもこれで作るしかねえなあって
旨味足んないから
もしかしたら今だったら味も取れるとか
っていう技もあったかもしれないけど、そんなのないから
砂糖入れるんだよね
それでね
したら副産物として、あれ?砂糖入れたら
しっとりするやん
しかもそのしっとり感
今まで1日でカピカピになったのが
3日4日持つよねみたいな
これええやん
ああそっちね
で、やるじゃないですか
普通に店頭で
売ってるとどうやら消費者は
甘味料増加と世界的影響
甘いほうが好きらしい
こっち売れるやん
砂糖どんどん入れるよね
増えたよね
甘くなったでしょ
日本のなんとかパンなんとかパン
高級ブランド化したのとか
食パンとかもどんどん甘くなってるよね
もうバター塗る必要
ありますかぐらい甘くなってるでしょ
完全にアメリカの影響を受けてるよね
ああそういうことか
で、その文化から
当然イギリスは影響を受け合ってるんで
あれですけど
もっと料理に対してプライドの高い国
ってのがヨーロッパにありますよね
プライドの高い国
フランス料理イタリア料理スペイン料理ね
そんな邪道なもの
いくかいって言って
今でもちゃんと砂糖がないのが
普通になってる
全粒粉系が多いしフランスパンって
砂糖の影響と問題点
この短い時間で中までカピカピになりますよね
パリパリになりますよね
それはそれでいいじゃんっていう
話なんですよ
フランスパンってね
本来のやつって旨味もあるしコクもあるし
香りも高いっていう
これとそういったパンと
料理とのコラボレーションっていう文化があるから
生きていける
ないところではもうそれ単体を
甘くしてしまうってことがやっぱり起こりやすい
ああそうか
ヨーロッパの方だとね
パンだけっていうのはなくて
やっぱサラダじゃないけど
生ハムとかさ
ハムとかソーセージとか
とか絶対一緒に食べるもんね
朝ね そうなんですよね
この辺がね
実は甘くないものが甘くなった
結果でこれ途中段階でもっと
問題があるんですよ もっと問題
甘けりゃいいっていう文化が
定着するんです 甘けりゃいい
旨いは甘いっていう時代になっちゃう
そこがイコールになっちゃうの
そう つまり
本来甘くないものが甘くなって売れるっていう
現象が起きましたよね
野菜も甘い方がいいよね
牛肉も甘い方がいいよね
大根甘い方がいいよね
キュウリ甘い方がいいよね
キャベツ甘い方がいいよね
ソースも甘い方がいいよね
だからアメリカなんか行くとよくわかります
安いところ行くと特にですけど
日本の料理をベースにした
照り焼きソースっていう謎のソースありますよね
日本料理の中には絶対に存在しない
照り焼きソースっていう謎のソースありますよね
あれ絶対に存在しない
しないよだってあれ
照り焼きっていうのはみりんをつけて焼いたら
照り焼きっていう手法なんで
照り焼きというソースは存在しない
まあ確かにソースは存在しない
照り焼きにするための
タレみたいなのあるけど
照り焼きは料理名ですから調理方法なんで
そうだねそう言われてみるとそうだね
それをこうやって
舐めたらわかるクソほど甘いから
ああそうなんだ
めちゃくちゃ甘いんで
今でもほら日本のファストフードで照り焼きバーガーとか
食べたらわかりますよね
甘くないっすか
俺あんま好きじゃないんだよね
ハンバーガーについてる照り焼きソース
僕も苦手なんですけど
あれ多分甘すぎて嫌いなんですよ僕らは
ああしかも甘いのにさ
ちょっとスパイシーにしようとしてる感があって
最近
一回甘いのやめようよっていう
あれねでも大人気なんですよ
そうみたいなね
西海岸とかとっても大人気ですよ
甘いの好きなんで
アメリカ人に聞く日本のイメージ照り焼きってまず出てくるもんね
甘いの好きだからスキ焼きが人気なんだよね
甘いから
里いっぱい入れればいいんだもん
そういうことなんです
両方ダメなんだよね
これは食文化としても
国の健康としても問題だよねっていうのが
この
学者さんたちの話では今出ていて
だからさっき話した
政治家の方々がロビー活動とか
超党派の会議やるべきだって話をしてる
けどそんな会議やってんじゃねえよ
っていう産業の圧力がある
はあ
そう考えると
砂糖がそこまで日本で使われないのは
お米が強いのかな
その自然由来の
が強いのかもね
体的になって
白米をめっちゃ食べてれば
糖質的には
かなりな量あるじゃん
俺なんかは
甘いものをあまり食べないけど
米はすごい食べる
糖質的には結構取ってるはず
なんよ
他食べない代わりに
その話してたんで今回
話す予定じゃなかったところちょっとだけ話しますね
砂糖自体が
悪ではないと僕は思うんですよね
だってもともと糖質っていうのは
人類もしくは動物
哺乳類のエネルギー源そのものなんで
これ体の中で
何が起きてるかっていうと
体の中にミトコンドリアってありますよね
彼らがミトコンドリアが
半糖類
半糖類の一番細かいですよね
分解してATP
という
アデノサンリン酸だっけ
ATPっていう
エネルギー物質に変換しますって
基本構造ですよ
これがどうやら
砂糖っていうか過糖が
ミトコンドリアの健全な働きを支えている
酵素の阻害をしてしまう
ってことが証明されたと
分かったと
過糖っていうのは
液糖過糖
過糖と液糖
そうそう果物の
過という字の糖で過糖ね
あれはどうやらミトコンドリア
そのものというよりはミトコンドリアが
元気に働くために必要な酵素っていうのが
あってそれを破壊する働きがある
ということが分かってます
違う糖になるとそうなるんだ
そのミトコンドリアが働かないと
いくら糖が来てもATP
エネルギー物質に変換することができないじゃないですか
砂糖以外の甘味料の問題点
できないね
できないっていうことは血中に糖が
ずっと残ってますよね分解してくれないから
そうすると水蔵あたりで
ちょっと血中糖度が高すぎるから
インスリン出して
何とかしろっていう指令出しますよね
そうすると血中の糖を
脂肪に置き換えて
体内脂肪にどんどんどんどん
置き換えなきゃいけない
これは蓄えるっていう意味ももちろんあるんですけど
血液中の糖の量が
多いんで減らさなきゃいけない
だからインスリンが脂肪に
変えるって作業するんですよ
そうすると何が起こるかっていうと
ATPがないのに血中の
糖の量減りますよね
脳みそからしたら
さっき俺糖食ったよね
全然エネルギー供給されないんだけど
社会構造による甘さの定義
これやばいやばい
追加で糖入れなきゃと思うんですよ
確かに脳のエネルギーって
糖しかないんだっけ 糖しかいかない
ATPみたいなのしかいかないので
これやべえってなって
じゃあ追加でエネルギー
を食べようって
また甘いもの食べる
はいはいはい で今度
過糖が多い時代なんじゃないですか
まだ初糖なんですけど過糖が多いんで
加工職員スーパー加工職員
みたいなねまたミトコンドリア
が働いてくれません
でまたインスリン出します
脂肪増えますでも脳に
ATP来ませんみたいな ああそれが
あれかカロリーはあるけど
エネルギーがない
というかカロリーが
あるのにエネルギーがないって意味わかんないと思ったけど
燃やしてないんだもん 燃えないんだもんね
燃やさずにストックしてるの
そういうことだね 全然使って
くんないから太るし
逆に脳みそとか体の他の
筋肉とかの素質からすると
いやこっち回せよ
俺動きてんだけどみたいな そうか
体的には脂肪と一緒で
種類までは分かんないんだ
そこまで敏感じゃない
そういうことね
そっか自然観にそもそもないから
判断する必要性がなかったのかね
これね本当
さっき言った通り自然観には
産業と市場拡大の闇
ありえない組み合わせになっちゃってるんで
これね実は
もうちょっと深い話があって
糖とか化糖って
めちゃくちゃ消化しやすいわけじゃないですか
しやすいね だからもう
多糖類である澱粉とかね
何段階も分解しなきゃいけないのに
もういきなり吸収できますよっていう
単糖類の状態で体に放り込まれますよね
そうだね
省庁に届く前に
だいたい消化吸収終わるんですよ
そうか吸収しやすいからか
そう分解しなくても
溶かさなくてもいいわけだし
どんどん吸収しようっていくじゃないですか
で省庁に届いたところには
もう何もない
どんどん血液の中で
何が起こるか
省庁に誰います
省庁に誰がいる
大庁省庁といえば
庁内細菌がいっぱいいますよね
はいいるね
何兆っていうレベルで千種類以上の
庁内細菌がいて彼らがいてくれるおかげで
人類っていうのは生きてるっていう部分がありますよね
そうだね
彼らの餌がないんですよ
物が来ないんですよ
糖がない
しかもエンプティカロリーの通り
糖質たくさんで栄養価が少ないってことは
食物繊維も少ないゲラも少ない
庁内細菌からしたら
ちょっとお腹減ったんですけど
なんとかなりませんかね
いやーって
俺もダメってバタバタバタバタ倒れていって
庁内環境どんどん悪くなりますよね
悪くなるね
病気できますよね成人病ですよね
そういうことか
かつ血中糖度高いので糖尿病になりますよね
運動不足ですよね
インスリンが出ないどころか筋肉が
インスリンの代わりの働きすらしてくれませんよね
あれは太るし健康被害出ますよ
大腸が多いってそういうこともあるのかな
イエスそういうことらしいですよ
へえ
アメリカの国家として
国民の健康をっていうのは
実は産業と攻撃をしてるんだけど
緩和できないレベルに
来ちゃったねっていうのが直近
ああそういうことか
過去二三十年特にやばいやばいってなってる
確かにね
庁内細菌って結構簡単に
死ぬんだよね
栄養いかないと
そうなんですよあっという間にいっちゃいますもんね
かといって
産業側からすると
売り上げあげないことには許されない
近代の株式会社っていうのは
成長が義務なんで
維持するってことが株主的には許されないわけじゃないですか
そうだね
既に成長しないと株価が上がらない
株価が上がらないと株主の利益にならない
株主なしの個人企業だったら
会社の維持が
もしあわせだったりすることもあるわけじゃないですか
これが株式会社はできないので
成長が義務づけられています
で他社から
ひっぺがすこともやらなきゃいけないけど
消費者全体の食べる量を増やすしかないよ
っていうロジックになってますよね
でも今健康問題で
ブレーキがかかろうとしてます
産業反発します
これ攻撃相手の話さっききましたよね
市場拡大のターゲット
一方でそれだけやってても
産業側は疲れるわけですよ
国内でずっとバトルやってると
まあそうだね
いつか連邦政府にボコンってやられるかもしれない
じゃあどうします
どうするか
ビジネスマンとして
どういう戦略取りますか
ええ
すぐ他のところに手を広げるとか
そう他のところに手を広げたいんですよ
新しい市場を見つけて
そこをハックすりゃいいじゃないですか
知らない間にね
そこの国民を全部麻痺させればいいんですよ
修復ポイントで
そのメインターゲットになってるのが
どこでしょう
日本じゃないの
日本もその中の一つですよね
そうだよね
南米の方にも行ってるしヨーロッパの方にも行ってるし
日本の方にもその手を伸ばしてきていますよね
本当に
発展途上国か
今の経済
大国と言われる
G7とかそういうレベルの
ところには行くよね
お金のないところをハックして麻痺させても
金がないんで買ってくれないですからね
ないね
金があってしかも食文化があって
甘いものを出したら
買ってくれそうな人たち
南米って完全に
ターゲットされてますよね
オーストリアニュージーランドもターゲットされてますよね
ヨーロッパに行こうとしてるんだけど
ヨーロッパは割と
産業構造と新市場開拓
画像が高くて結構きついんですよ
英雄圏内は
規制ガチガチだしね
プライドも高いしアメリカのこと
結構バチバチしてるんで
アメリカとバチバチしなくて
規制がそんな高くなくて
なんなら規制があったら
アメリカのパワーで規制を
カーディージを緩和させることのできる
国がありますよね
アジアに
危ないんですよだから
危ないね
僕ここから先言及するの
あえてやめますけど皆さんが想像したら
もしかしてこれって陰謀論じゃないけど
もしかしてこれって思うこと
気づくことあると思うんですよ
実際
なんとか大学アメリカの
なんとか教授とかで吟味しないですけど
そういう人たちの話を読んでみると
そういう新しい市場を求めて
産業はすでに
だいぶ前からアプローチ始めてますね
っていうことも
書いてありました
です
いやー恐ろしい話になったね最後
これ結構
産業構造とか考えると
やべえってなりますよね
あの
そう考えると俺はあれなのかな
お米ちゃんと食べてるから
糖質的にカラス的に
いらないっていう状態じゃん常に
だから朝ごはんを
より食べるようになってから
より一層その
加工食品と言われるもの
食べれなくなったんだよ
いらなくなったんだよね前は食べてたんだけど
お米を毎日
毎食食べるようになってほぼほぼ
そしたら余計いらなくなって
今ほぼ食べてない
なるほどねある程度
消化が良すぎるのも考えものなんだよね
ああそうそうそうそれもあると思う
でじっくりとちゃんと
エネルギーとして
未消化の状態で蓄えてるっていうのもいいのかもしれない
ああそれもあるね
脳が間違った
命令を出さないようにちゃんと
糖の足りた状態
初糖の足りた状態になっているのが
これみたいな
だから太らないんだよね
食べないのも完食しないし
加工食品ほとんど食べない
健康のためとかじゃなくて
単純に美味しくない
感じるそう感じる
そういうセンサーちゃんとあるんだろうね人間って
あああるかもね
これ俺は良くないよと思ったら
美味しくないように感じるようにできてる
けどこれイキチってずっと麻痺し続けるんで
ああまあね
わからなくなってシフトポイントに至るまで
ずっと感度悪くなるのが
特に糖質はきついから
ああそうなんだ
イキチが一番狂いやすいのって甘みなんで
なぜなら
ホモサピエンスが
生命を流れるために最も必要なのは
タンパク質と
糖質なんで
これないと死んじゃうから
生命活動を維持できない
喫緊で必要なのってエネルギーだから
糖質なわけですよね
麻痺しやすいですよね
ああそうだね
いや闇も
闇の部分もだいぶあるね
どうしたらこうなるよっていう例を
見せられちゃいますよね
これ本書いてる
著者の方も言ったけど
かといってこの産業悪と
言い切ってしまうのもどうかと思う
っていう まあそれはそうだね
要はあるのを
知らないから問題なんでそういった
背景があるよっていう上で我々人類が
どのように振る舞うかが大事なんだよ
っていうのを言ってる
ただ一方で研究してる
方々からすると糖の
依存性のレベルっていうのは
苦戒に相当する
っていうのが明確に出てるそうなんですよ
そのレベルなんだ
脳波を測って
ドラッグの依存症の方々の
脳波って
医療機関の方々ってデータ持ってますよね
これ砂糖の場合だったらどうなるかっていうのを
ずっと波形とったりとか行動を観察
したりするとほぼ同じ行動するらしいんです
おお
禁断症状が現れたりとか
食べたくなっちゃって止まらないって
まさに禁断症状の話ですもんね
そんななるんだね
っていうのは実は強度としては
ほぼ苦戒並
問題なのは寄生できないことですよ
砂糖は
糖質そのものは生き物として
必須の栄養素なんで
これを寄生かけるってすごく
難しいと思うんですよね
それ食べるなって言ってるような状態
だからね
これはね奥深い
闇深いわマジで
そうね
加工食品会社も別に
美味しく作ろうと
思ってるだけであって
まさかうちの商品だけ毎日食ってないだろう
っていう前提だから
もちろんその
加工食品があることによって
忙しい社会を生き抜けてる人たちも
もちろん多いわけだし
これもだって別に買わないわけではないから
食べはするから
そうね
糖の依存性と闇
ほぼほぼ食べないというだけで
限度?加減?
結局人の加減の問題
これね自分で台本書きながら
これ大事だからメモしとこう
ってここに今書いてあるんだけど
台本に書いてないけどね
俺が考える
大事なポイントって今たくさん言ってる
節度
知恵
今回ずっとやってきたけど
多分ねこのシリーズ
最も伝えなきゃいけないなと思ったのは
直近2,3回の話だと思うんだよ
すごい大事なことだと思うの
産業と食欲と
消費者とっていう構造ね
これを言うために俺
20話近くずっと喋ってきた気がするんだけど
それを
日本人のよりどころと文化の重要性
知ることが知恵のもとになるんで
知恵は
知識から生まれるものだから
そのための最適の知識が今回
なんとかして伝えたいなっていう僕の思いだった
ような気がしていて
同時に節度と知恵と
もう一つ大事なのは
意外と文化
意外と文化みたいなものって
よりどころになりうる
心のよりどころ、指標になりうる
政治指標よりもよっぽど強い
よりどころになりうるんで
それをないがしろにしないように
ちゃんと大事に持ってくってのも
なんだろう
ぶらさないためには必要なのかなっていうのは
思ってちょっとここにメモしといたんだよね
そうだね
文化って
ある意味宗教みたいなもんだから
食文化って
特に日本の食文化はさ
奥があるからさ
とっても思想的だしね
そうだね、考え方とかもいろいろ入ってるからさ
だから
日本人がそう考えると
無宗教っぽい人が多いっていうのは
食文化がそもそも宗教として
考えられてる、体感しちゃってるから
あんまりぶれないって
思ってるのかな
よりどころがあるから別にそこにさらにあえて
細かくやりたい人はやればいいよ
深くなのかもしれないね
かなり例えば
地中に柱を深く埋めます
杭を埋め込みますっていう時に
浅いとすぐに横からの力で
歪んじゃうけど深けりゃ
深いほど歪みにくいよね
っていうことだと思うのね
ただこの根っこを
奥の方から自分たちから
忘れていく、要は
腐らせていくようなことやると柱は倒れるんで
ああそうだね
それも手で押してるレベルだったら
まだいいけどブルトーザー
みたいなやつでゴリってきたら
なかなか耐え切れなくなる
そのためには短くなった根っこの部分を
ずっとちゃんとキープするっていう
国家の侵略と各国の手法
努力をしなきゃいけなくて
巨大産業ってのはブルトーザーみたいな
パワーでゴリっとくるから
から根っこの部分をちゃんと
保持するっていうのが大事なんじゃないかなっていう気は
僕はしますけどね
そうか
アメリカは
確かに比較的短くてブレやすい
っていうのは今見てきて
わかったし
逆に中国は
いろいろ政権とかね
入れ替わり立ち替わりしてるけど
なんか中国人
として世界から
見る中国人は
なんかこういう感じだよねって
もうあるじゃん
いつの時代見ても大体一緒じゃん
日本人も大体一緒じゃん
だからこの辺強いんだねっていう
その概圧に
基本的なバックボーンが非常に強いのかな
ちょっとこれ
このシリーズであんまり話す予定じゃなかった
もう一個追加をするとですね
戦前
日本の学者さんの
食文化と全く関係ない文脈で書かれた本があって
民族戦
という
民族の戦いっていう本があるんですよ
民族の戦い
別に僕これ全部読んだわけじゃなくて
一部記事になってる中から
引用されたんで
引用するんだけど
長野明さんという方が書かれた本
長野明さん
帝国時代の侵略と
帝国時代の侵略
をまとめて整理をされてました
これはね
大戦前大東亜戦争より前
っていうのは割と世界が
帝国主義的な振る舞いをしている
イギリスも帝国だったし
日本も大日本帝国みたいな
動きをしてたし
中国も中国で
言ったらないけど実質帝国っぽいことをしてる
帝国ってのは皇帝が
イケイケ そうだね
支配地を増やしていって
支配してっていう動きをしてる
同じことで言うと
名乗ってはいないけどアメリカもやっぱり同じことをしている
これはアメリカ
メキシコ戦争であったりもそうだし
ハワイやフィリピンを併合していこう
と制圧していこうと
これまさに帝国主義的な動きそのものなんで
日本という国は
3つの大きな帝国に
囲まれた場所である
彼ら論じています
これはアメリカです
一つはもう一つは
ロシアです
すぐにソビット連邦になっちゃうけどロシア帝国です
あと中国という巨大帝国です
この3つのど真ん中で
ポツンと漂ってるのが
日本のように見えますというのは
民族戦っていう本に書かれてることで
ここから先がすごく大事なのが
それぞれの3つの帝国が
どのような方法をもって
侵略をしてきているか
これを3つに分けて
整理してるんですね当たってるかどうかは別ですけど
ロシアは
軍事力で侵略をして
いきます単純に南下政策
なんかそうですよね
中国は人口流入ですと
人口流入
とにかく移民で
引っ越す
満州ができました
で潰れました
あっという間に4000万人の
中華民族が
満州に入りました
そうすると満州人の文化は
薄まりますよね
7割が中華民になっちゃったから
したら薄まって気がついたら
中国になりますよねっていう方法
でアメリカは
っていうのはこの先生は
日本の立ち位置とアメリカの手法
金だって言ってます
ビジネスで入ってくる
これを
後ろで支えてるのが
軍事力みたいな
軍事力を持ちつつ
金の力で
バーッとビジネスに入っていって
気がついたらその地域
その国での発言力が高まっていって
政権を転覆させていく
もしくは傀儡化させていく
それも攻撃的なだけではなくて
仲良くなっていって
当然
親米派みたいな人たちが出てきて
それでアメリカによりの
政権が誕生していくみたいなことをやるよね
っていうのがこの戦前の
段階で書かれてる 戦前の段階
そんな前から
これに対して
じゃあ日本どう振る舞いますかっていうので
大東亜戦争に行って大東亜共和圏
みたいな話になって最終的に
太平洋戦争になって
第二次世界大戦に拡大していくみたいな話
ちなみにこれ
日本とアメリカの戦い
に関してはいろいろと言われてるんだけど
これ意見は別で
置きます近代すぎて
いろんな人の意見あるんでこれセンシティブですから
ちょっと置いておくんだけど
一応ファクトとしては
戦争が終わった後の時代
に
ジージキのマッカーサーは
こう証言してますね
あの戦争は一体何だったのか
日本にとっては
紛れもなく防衛のための戦争である
果たして我々アメリカは
戦う相手が
本当に日本で良かったのか
戦う相手を間違っていたのではないか
こういう証言残しますね
そうなんだ マッカーサーが言いたかったのは
本当に戦うべき相手は
アメリカからすると日本が
共産化されてしまうことが一番怖いんですよ
共産主義化されてしまうと
民主主義の
取り手が一歩後退することになるんで
そうね
特に日本ってのは国土はそこそこ
あるけど細長いってね
ロシアや中国と比べて小さいですけど
海に面してるんでその後の正解権
めちゃくちゃあるんですよ
国がね うん
排他的経済意識とか当時はないですけど
すげえ今は持ってるじゃないですか
日本が共産化するのが怖いっていうので
ハワイやフィリピンなんかを
抑えたのと同じ文脈で
日本に来るんですよ
でもマッカーサーは後の時代
終わってだいぶ経った後に
そうではなく本丸である
中国やロシアと直接渡り合う
べきだったのではないかっていうのが
彼の証言の一つだそうです
要は
戦争の中で一応日本はやっぱ
その時も要で
あったというか真ん中にいるからね
一番
でもねちょっと今戦争の話しちゃったんだけど
大事なのは
金で入ってくるよってとこだね
ああそうだね
このシリーズの中で
直近の収録で丸ごと
スライド1個割愛したよね
割愛したね
その中で僕はテキサス併合とハワイの併合の
話をやろうと思ったんだけど
これサポーター限定に
回すけど
まさにそれやってるんだ
ああそうなんだ
まさにそのものなんだよ
ハワイが併合される話ちょっと興味が
あって面白そうだなと思って
期待はしてるんだね
これちゃんとやりますんで
ここは本筋じゃなくても
いいってことだね
ちょっとね脱線してしまうので今回は
ちゃんと里を絡んでて面白い話では
興味深い話だなと思うんだけど
今日までの
職文化とか産業の話とかずれるので
台本からはカットを
しました興味のある方は
なるべく早く
収録をしてなるべく早く
サポーターコミュニティの方に
音声アップしますんで頑張ります
最近言って出て
収録間に合ってないからね
台本見た時にね
この1ページは
3本分あってで今日が3本分
みたいになると
あれあと6本
7本とかになっちゃうんで
これはダメだと
何ヶ月里やってんだってね
もう19話目
だから19話目を公開する
とこだからね今ね
今話してる内容入れるとたぶん22
とかになっちゃうから22か3
とかになっちゃうからこれにさらに3本
25話とかになっちゃう
今日の時点でごめんなさい
僕が前々回かもうちょっと前
話がやや脱線
ぐらいに日本史
佐藤の日本史で締めくくりたい
って話をしたと思うんですけど
もういいかなってちょっと気がしてきてる
日本史までやると
たぶんね佐藤シリーズ30本
超えるのよ そうなんですよ
大台じゃないけどもう1個
一桁目が上がるっていう それはそれで
ちょっと別で切り出すか
佐藤の日本史っていうタイトルでも
面白くないから和菓子かなんかをテーマに
そのついてでやろうかな
そうね
でもまあまあここまでだいぶ
わかったよね うんそれは長いっすよ
これ佐藤の世界史って
世界史丸ごと裏側から
見てるだけなんで
どっからやりました
アレキサンドロス東方遠征
とかやりましたよ今回
もうやったねそういえばね
なんかすごい遠い記憶だけどね
インド洋の東方貿易から始まってさ
イスラーム社会やって十字軍の
辺りやってさ
ああはいはいはい
世界史の資料集
結構冒頭からずーっと
やって今1900年代
なんで
収録したのは
多分1月頃だから
4ヶ月以上前なのよ
寒かったもんね 寒かった
まだやってるんだよ佐藤
佐藤の世界史
もう夏になるのよ 5月ですよ
5月だね
だいぶやりましたね
そうね
佐藤もうちょっとやっても
よかったんですけどさすがにね
別の話題も
ちゃんとやっておかないとなっていう
気持ちもちょっとありですね
サポーターになっていただければ
聞けるようにはちゃんとしておこうかなと
思いますので
たまにね皆さん入ってくれるから
ぽつぽつ今
いらっしゃってだいぶ
だいぶこの間計算したのよ
金額を
皆さんいただいた金額を
僕らの立ち上げてからの
使った金額の
7割ぐらい
いただいたかなぐらいで
まだ投資の方が多いっていう
書籍代がさ
一個に減らないから
すいません追加で買っちゃうんでシリーズ増えたら増えるよね
だって書籍代だけで
年間たぶん40万近い
そんな買ってるのかごめんなさい 出せると
そんぐらいだよだって月1回2万とか
そうかそうですね
最近中古本とかさ
相当安い本とか
でもね
20冊とかあるときあるから
本当は僕の個人的な気持ちとしては
なるべく中古ではなくて
新品で書いたいんですよ
その方が書いた方に
ちゃんとフィードバックできるんで
そういった意味でもちゃんと新品で買って
著者の方に少しでも
戻ってほしいって思いはあるんですけど
1冊6千円のやつ
5冊とかいくとマジでやばいんで
ねえ
食べ物だけの本じゃなくて
哲学やら何やら
宗教の話やらそれこそ今回奴隷の話とか
奴隷の本とかそういうのが
増えてくると
棒体な量がさ
違うのも
砂糖関係ないじゃんっていうのが結構あるんだけど
話してみると
関係があったっていう
このシリーズ海賊の話も出てきましたからね
もはやこれは研究のレベルだからね
だってまるっきり
資料がないというか
この考察はなかったみたいな
話もちょいちょい入ってるからさ
ネット情報で補足する
部分もいっぱいあるんですけど
足りないところも結構あって
高校の教科書ぐらい読んでも
やっぱね
走りしか書いてないとこ結構あって
だろうね
じゃあこれは大学でつかれるような
教科書を買うべきなのか
そのことをピックアップされた書籍を買うべきなのか
っていうそういう話になってくる
ってなると
まあまあそういうことになるわけですよ
研究対象の多様性とディスコードでの会話
皆さん
しばらく
音源の方とかね
特典っていう部分はなかなか
手が回ってないっていうのが現状なんですけれども
よろしければ
続けるためには
本を買い続けるためには
まず必要っていうので皆さんご理解いただいて
ちょっとあいつらに
応援してやろうとか
ビールいっぱいおごってやろうぐらいの感覚でもいいので
ちょっとご支援いただけると
僕らは非常に
気持ちよく本が読めるので助かります
その分ちゃんと
フィードバックとして
本編の方でお話もしますし
今ちょっと手が回ってないんで
限定音声の方をたくさん出してないですけど
そちらの方でも還元ができるように
頑張ってまいりますので
よろしくお願いします
今ちょうどね
今ここディスコードで生収録を
毎回してるわけなんで
ディスコードの方が何名か
常連の方がいらっしゃいますけど
サポーターになっていただいた方は
前はサポーター辞めたら
ディスコードから抜けるみたいな
雰囲気がやっぱあったんですけど
システム上入った後
抜けるの主導なんで
大変なんで
入った方はディスコードは
そのままいていただいて
音源は専用の
会員サイトで管理しちゃってるんで
辞めたら聞けなくなっちゃうんですけど
ディスコードの方は
皆さん残っていただいて大丈夫なんで
今もたぶん2,3人
辞めた方いらっしゃるんですけど
その方もまだディスコードの
アカウントはいらっしゃるので
そこは気兼ねなく
参加していただいて
この収録の後もいつも
普通に会話を楽しんでたりするんで
そこに参加していただければ
いいかなと思いますので
皆様もそちらの興味あれば
よろしくお願いします
ラジオエピソードの終了
ということで今回は
この辺で終わりたいと思います
ありがとうございました
NTTでお待ちしてます