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2025-03-26 22:12

やりたいこと探しは、人生のムダ遣い?

「やりたいことを見つけたい」——誰もが一度は抱くこのテーマ。しかし、その探し方こそが人生のブレーキになっているかもしれません。今回のエピソードでは、「強み」「価値観」「自分軸」などにとらわれず、やりたいことに執着しすぎることの危うさを深掘りします。やりたいことは“見つける”のではなく、“生まれる”もの。その真意と、行動を通じて見える新しい世界についてお話しします。


▼プロフィール

●jMatsuzaki

システム系の専門学校を卒業後、システムエンジニアとして6年半の会社員生活を経て2011年に独立。会社員時代にjMatsuzakiの名で始めたブログが「熱くて有益」と人気を博し、最高で月間80万PVに達する。現在は時間管理サービス「TaskChute Cloud」の開発や執筆、講演活動をしている。著書に、『先送り0』(技術評論社)がある。1986年生まれ。埼玉県 春日部市出身、ドイツ バイエルン州在住

●佐々木正悟

ビジネス書作家、心理学ジャーナリスト。1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。著書に『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)、『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)、『先送り0』(技術評論社)など。


● 時間管理ツール「TaskChute Cloud 2」 →⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠https://www.taskchute.cloud/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

● 共著「先送り0」(技術評論社) →⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/3RnwLIl⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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Summary

ポッドキャストでは、やりたいことを探すことが人生において無駄である可能性について議論されています。著者は、やりたいことを見つける過程における自分の強みや価値観、自分軸の探求に疑問を呈し、探す行為自体が無駄だと主張しています。また、やりたいことは外から自然に出てくるものであり、無理に探す必要はないというメッセージが伝えられています。

やりたいこと探しの疑問
私の愛しいApple Pieへ。
私はドイツに住んでるんですけど、ドイツはね、大体日本よりもマイナス10度とか言われるくらい、結構寒い国なんですけど。
ほぼね、3月なんですけど、最高気温17度くらいは暖かくなるらしくて、
最近ようやく徐々に暖かくなってきたなということで、気分がいい、jMatsuzakiです。
ここに今ね、ネッククーラーっていうものをしてるんですけど、
ネッククーラー。これで首から上を涼しくしてるんですけど、
ドイツよりやっぱりだいぶ暖かいんですよね、日本は。
それは良いんですが、私たぶんやや高年期障害が入ってきて、首から上だけが熱くなるんですよね。
だから、着ているものの割にネッククーラーが早い。
そういうので、ちょっと面倒臭いなと思っているところです。
佐々木です。
はい、えーとですね。
僕たちとかは結構この手のライフハックとか、時間の使い方、習慣とか、仕事術とか、そういう話をもう長年やってきたじゃないですか。
やっぱりこの中でもですね、一大トピックというか。
これはもうどこにも必ず出てくるなっていうトピックが、やりたいことを見てみましょうっていう。
テーマかなと。
このポッドキャット、もう60,70放送くらいしてきたと思うんですけれども、
ついにここにね、切り込んでいこうと思います。
何に切り込むかっていうとですね、やりたいことを探しても無駄ですっていう話ですね。
これはね、もうね、やりたいことを見つけましょうと。
やりたいことを見つけて、そのやりたいことを仕事にしていくことによってですね、飛び抜けた成功ができるみたいな話とかもうね。
もう言い張るところにあると思うんですけれども。
もうそれを全部疑ってくださいっていう話なんですよね。
僕自身もですね、もうこれ懺悔しますけれども、25歳から35歳くらいまでもう10年以上ですね、やりたいことを見つけましょうと探しましょうと。
それを見つけた暁にはそこに絞ってですね、何なら仕事にしていきましょう。
こうすることによってですね、仕事も家庭もハッピーみたいな話をですね、長年してきました。
もうこれね、本当にね、やめたほうがいいです。
もうね、僕はね、結構自負するんですけど。
結構ガチでこういうことにね、もう相当力を入れてやってきた方だという自負はあるんですよ。
それは見てたからわかるんです。
やりたいことをやりましょうと。
で、それをね、見つけるだけじゃないですよ。見つけたらそれにもうひたすらね、こう力を注いでいくみたいな。
時間を注いでいくみたいな。
こういうことをね、もう本当にブログとかでももう何回も、もう何百回、何千回に近いくらい多分語ってきたし。
これやってきたんですけど、結論としてですね、そんなものないですね。
なるほど、ないわけね。
無駄な探求
ないです、そんなもの。
これ何がないかっていうと、やりたいこと探し。
これね、やりたいことを見つけましょうっていう話になると、大体ですね、続けて3つ関連ワード出てくるんですよ。
強み、価値観、自分軸、この3つですね。
この3つがそもそもないんですよ。
やりたいこと探しましょうってなったときに、これ大体はですよ、例外もあるんですけどね。
例外の話はまたしますけど。
やりたいことを見つけましょう。
やりたいことを見つけて、好きなことでもいいんですけど、やりたいこと、好きなことを見つけて、そこにどんどん力を注いでやっていけばですね、
それが仕事になるかもしれないし、体制もできるかもしれないみたいな。
だからそういう成功哲学系、自己啓発系に繋がっていくんですよね。
やりたいこととか好きなこと、どうやって見つけるのかって話になるじゃないですか。
これ才能って言ってもいいですよ、別に。
じゃあどうやって見つけるかっていうと、強みを見つけましょう、価値観を探しましょう、自分軸を見つけましょうって話になるんですよ。
これを元にですね、好きなことを決めるという流れになってるわけですよ。
そうじゃないと好きなことって根拠がなくなっちゃうじゃないですか。
根拠が欲しいわけなんですよ。
この好きなことっていうのがなぜ好きなのか、なぜやりたいのかってなったときに、なんとなくさっき牛丼食べてるときに思いつきましたみたいな感じだと怒られるわけですよ。
誰に怒られる?
やりたいことの専門家みたいな人に怒られるかもしれない。
そうじゃないんだと。
生まれてきて今までの中でですね、自分の先天的なり後天的なり、いろいろなものがあって、自分には確固たる強みっていうものがあって、それを支えていく価値観みたいなのがあって、
それをですね、総合的に自分軸としてですね、自分軸から生まれたやりたいことをやっていくんだと。
さっき牛丼屋で思いついたようなことをやるんじゃないんだ。
ちゃんと根拠の根っこのしっかりしたところから出てきたやりたいことに集中しなさいっていう話なんですよ。
なんでやりたいことなんてないかっていうと、そもそも強みも自分軸も価値観もないからなんですよね。
なるほど。
これがあったとしてもすぐ変わります。
ちょっとの1年ぐらいで180度変わるとか当たり前にあるんで。
これ僕もそうだったし。
ちょっと1年体調崩したとか、メンタルやられたとかあったらすぐ変わりますよ、こんなもの。
なるほど。
どんなに自分の強みとか価値観みたいなものを掘るってよく言われますけれども、そんなものは全然掘ってないわけですよ。
自分の価値観とか強みとか掘るなんて実際できないじゃないですか。スコップがあるわけでないし。
そんなものは自分が掘ってるって言ったら何でも掘ってることになるんですよ。
適当に思いついた自分は戦略性が高いみたいなね、こういうものを強みだとするじゃないですか。
それを勝手に強みだと思い込んだら強みになるっていうだけの話あって、実際のところ何の根拠もそこにもないし。
それを別の言葉にしたら、それを信じたらですね、それが自分の中で勝手に強みというものになってしまうわけですけれども。
何にしてもそんなものは存在しないし、すぐ変わるっていうことなんですよね。
この根底が揺らいでる以上やりたいことなんていうものはですね、そもそもないし好きなことなんていうのもそもそもないんですよね。
それを探すっていうことに時間とかエネルギーを割くっていうのはめちゃくちゃ無駄だっていうことを僕は言いたくて、
そこに使っている時間とかですね、思考とかエネルギーっていうものをもっと他のところに絶対向けた方がいいっていうことをね。
教育と仕事の関わり
この10年間の鬱憤を今晴らしましたけど。
この10年間くらいのね、この何で俺はこんなことにエネルギー使っちゃってたんだろうなっていう鬱憤をね、今の5分ちょいぐらいで。
ぜひ僕みたいに10年使う前にですね、この5分でぜひ変わってもらえたらなと思います。
どうですかそうですか。
そうですね、僕もともとJさんと違って、そういうものにそこまで入れ込んでないんで、自分軸とかなんとかとか言われるのがもう浮かんでこないんですけど、
やりたいことを探すっていうのは端的に謎な話に聞こえはしますよね。
やりたいことがあるっていうならわかりますけど、探して見つかるようなものはやりたいことなんだろうかっていうのは単純にありますね。
なんかああいうのを聞くと、僕は多分変に、昔Jさんが私のことをリアリストって呼んでくださってましたけど、
リアリストなのかわかんないですけど、やりたいことを探しに行くって、
例えば釣り堀とかに行ってみて、俺釣り好きかなとかをチェックするとかそういうことなのかみたいな、そういうリアルにやろうとすると、
だってやることなんて世の中にもう無数にあるから、どれが自分のやりたいことなのかを自分でわかってもいないのに探すってことになると、
だってやってみて、不意にこれだってわかるっていうことになっているわけだから、
野球をやってみて野球なのかとかテニスやってみてテニスなのかとかやってったら、本当に無限に時間の必要な割に結局見つからないかもしれないじゃないですか。
この話はつまり、2つやっぱり僕はそういうことじゃなくて、2つ、3つ、2つ、3つ考えられて、
これ前にもお話ししたことあるかもなんですけれども、1つは私は入る部活を見つけられませんでした。
だって私ってある意味熱気の少ない人間なんで、やりたいことこの部活の中に一向ないんですけどっていう問題が現実に起こったんですよね。
ああいう時のためにっていうのかわかりませんが、どうも世の中はやりたいことってあるものであり、それに情熱を注ぐことはいいことなのであり、
Jさんが昔言ってたようなことばっかりなんですけど、みんな言ってたしね。
そういうのが見つかってくれないと教育するとか仕事させる上でめんどくさいからそういうこと言ってるんじゃないんだろうかと、僕はそういうふうに疑った口なんですね。
でもこの問題は別の問題をすぐに浮かばせるんですよ。
仮にやりたいことがあるとしますが、それに打ち込めって結構危険っていうかね、ややこしい事態を生むよねって思うんですよ。
私が例えばテニス割と好きでやってましたけど、テニスが僕が好きなのは好きだったけどですね、テニス部入るとなるとまた別じゃないですか。
なんかね、1年生はコートには立てないんだみたいなことを言うわけです。
うちの学校って私立だったけどそんなこと言ってて、1年生のうちは1年間ボール拾いから始めさせるみたいに。
いやだって、いくら好きだからって、1年間もボール拾いやってたいほど好きなわけじゃないんでね。
なんか好きだからそれを情熱を持ってやり続ければ成功しますって言うけど、どうやったって僕が西こり系みたいにはなれないわけです。
そんなことはやらなければわからないとか言うけど、いやそんなのどう考えてもやらなくても自命でしょうっていう、
なんか体が壊れる以外の何者でもないと思うわけですよね。
こういう問題がいちいちついて回る、このやりたいことに情熱を注いで仕事にしましょう的なことを言い出すと、
なんかいちいちこういう話になっていって、やっぱりこうやる気があれば大統領にはなれるっていうのがアメリカにある格言みたいになるんですけど、
いやでも海外の人は大統領にはなれないわけですから。
そのね、やりたいことをただやるって話と、それとどこかに成功体験みたいなのが結びつく話と、
さらにそれが教育に結びついてる話と、さらにそれがおそらく資本主義に結びついてる話とありまして、
なんかこのいちいち後から結びつくのが一切ないんだら、別にやりたいこと探せないんですけど、
多分そうじゃないんだと思うんですよね。そこが僕はすごく引っかかってました。
もうただ私が趣味で盆栽を、世界の片隅で誰も知られず、ただ私がひたすら盆栽やってるっていうのが、
それでいいって話じゃないような気がするんですよ。パチンとかやってていいって話じゃなくて、どうせこれを何かにしろって話になってくる。
僕はそれが、そこに載せられるのはすごく嫌だなと思っていたと。
なぜならそれをやらされるのは大変な思いをして、結局のところ、その大変な思いだけの結果があるっていうのは、
舞うつばだったのに責任取ってくれる人がいるわけじゃないですしね。だから強みって話にもなるんでしょうけど、
強みかどうかはまた別の問題ですよね、やりたいことがね。私は英語は結構強い方でした。
中学3年の時から一貫して強くて、だからアメリカで留学して、英語でやり取りをして、英語で授業を受けることもできるぐらいは強かったけど、
英語好きじゃないですからね、はっきりと。 そうなんですね。
好きなだけならテニスのほうが全然好きだけど、テニスじゃ何もできないですね。だから好きであることと上手いことは直結はしないと思う。
いくらかはなりますよ、いくらかは。でもプロになれるってレベルとはまた関係ないものを感じますよね。
だからあんまりやりたいことと何かを簡単に結びつけるのは無理があるだろうなって気はやっぱり普通にしますけどね。これは普通の話ですけど。
そうなんですよね。で、これがなぜこのやりたいことっていうのを探したりとか、もしくは頑張ってね、
鶴を押してそこに向かっていくっていうのが危ういかっていう話になってくるんですけど、なぜそれがね、危ういかっていうと。
そもそも先ほど佐々木さんがおっしゃってくれたとおり、やりたいこと探しっていう言葉自体がすごく歪んでるじゃないですか。
これって何が隠れてるかっていうと、今できてないことにしてくださいっていう意味なんですよ。
やりたいことの見つけ方
今当たり前にできてること、例えば自転車の乗れるようになりたいです。今当たり前に自転車乗れますと、自転車乗りたいですっていうこういうことはこの理論の中ではやりたいことにはならないんですよ。
今なかなかできないと難しいとそれを実現するのが。
こういったものを最終的に見つけないといけないです。で、このギャップを埋めていきましょうっていう話になってくるんですよね。
これら自分軸とやりたいことっていう、今やりたいけれども実現できていないこと。
この空白を埋めるように生きるということが情熱的な生き方であり、情熱的な生き方はハッピーでしょっていうね、こういう構図なんですよね。
でも実際にはそこには、あなた今の現実では満足できませんよねっていう強烈なメッセージがあるんですよ。
もっと言うと、今のあなたの現状に満足してはいけませんって。
だからやりたいことを捏造して欠けている部分を作ってそれを埋めていくっていう。
これを全部自分軸っていう気持ちいいワードで説明をするんで、つい流されちゃうっていうことなんですよね。
常に根本的に欠乏感をベースにしてるんですよね。
とはいえですよ、欠乏感をもとにやりたいことっていうのをやって、でも何かしら形になったら結果としていいじゃんっていうね。
そのプロセスは結構辛いかもしれないし、自分を騙し騙しやらないといけないけれども、
特別な自分を感じる
とはいえ何か行動に移して何かしら例えばテニスそれなりに上手くなってなんかトーナメント出れるようになったとか、
それまで結果出てなかったとしても別に健康になったりするわけじゃないですか。
それはそれで良くないっていう話もあると思うんですけど、これ長く続けていると本当に危ないです。
これ何でかっていうと、これベースに自分軸ってあるじゃないですか。
別に自分軸である必要なくて自分なんですよ。
要するに自分っていうものを何か作りたいって話なんですよ。
他の人間とは区別か何か、特別な自分っていうのを感じたいですっていう話なんですよ。
これって。
だから別にやりたいことを実際やりたいかどうかじゃなくて、自分っていうものを感じたいんですよ。
そうなった時にですね、これ目的がそこなんで、自分を感じる方法って2つあるんですよ。
成功するか失敗するかなんですよ。
だからミスミス失敗しに行くっていうことが起こるんですよ。
これ本当にやりたいことがあって、よっしゃやろうっていうね。
これ見た目ポジティブですよ。
見た目ポジティブで実際やるかもしれないじゃないですか。
なかなかうまくできないなっていうことが絶対出てくるわけですよ。
そんなうまくは全部はいかないじゃないですか。
そうなってきた時に目的っていうのは自分っていうものを作り出すっていうこと。
特別な自分を作り出すっていうことなんで。
それを簡単に達成できる手段ってやりたいことを実現することじゃなくって、
それに失敗することだったりするんですよね。
そうすることによって、自分ってやっぱ特別だったでしょっていうね。
でもめちゃくちゃ環境的には超悪くなってたりとか、ものすごい失敗したり。
でもそういうことはミスミス作り出しちゃうっていうね。
なっちゃうんですよ。
例えばですね、経営者なんかだと、これ僕もやったんで分かるんですよ。
経営を傾かせるんですよ自分で。
経営が例えば会社を立ち上げてビジネスを育てる。
これがやりたいことだってするじゃないですか。
頑張って進めますよね。
でも経営のビジネス成長なんてもうゴールがないじゃないですか。
常に成長していかないといけないっていうことになるんですよ。
やりたいことになる。
それを実現する。
ちょっとビジネスが良くなったらさらにまた次のやりたいことを見つけて、
さらにビジネスを大きくしていくっていう。
その過程の中で絶対限界が来るんですよね。
この過程の中だったらもうこれ以上は無理っていう。
そうなると自分っていうのを強固、確固たるものにするための打ち筋というか、
手立ちはなくなってきちゃうわけですよ。
カードが今度は成長しきっちゃうと。
その状態で一番簡単に自分っていうものを感じられるのは、
今度は作り上げてみたものを崩すことなんですよね。
経営を傾かせてみたり、無茶なことやってキャッシュフロー圧迫してみたりとかして、
どんどん会社っていうのを失敗させていくんですよ。
失敗させていくと今まで築き上げてきたものが崩れていくっていうこのプロセスの中で、
また自分っていうものを感じられるから目的が叶ってしまうっていうね。
積み木を作っては崩すっていうこのサイクルにはまり込んじゃうんで、
健全なアプローチ
こういうことでもうやめましょうねという話です。
なるほど。
はいということで今回はもうやりたいこと探しっていうのは、
本当思考時間エネルギーの無駄なんでやめましょうと。
特に自分軸、強み、価値観こういうものを見つけて、
そこからやりたいこと好きなことを本当にやりたいこと好きなこと見つけましょうみたいな。
こういうのは本当に注意ですね。
自分軸とか価値観とか強みとかこんなものは存在しません。
人間にはね。
あ、一個ごめんなさい言うの忘れた。言うの忘れてた。
じゃあやりたいことやっちゃいけないんですかって必ず言われるんで言っておきますわ。
やりたいことはやってくださいだから。
探さないでください。
やりたいことっていうのはあるものであって探してはいけないよっていう話なんです。
マジでやることないです。
じゃあもうベッドの上にずっといればいいんですかっていう。
それもいいんですけどね。
困ってます。本当にやりたいことなくて困ってるんですけど。
人も中にはいるかもしれないんで一応そういうね。
とはいえじゃあやりたいこと何か欲しいなみたいなことが出てきたときにどうやって健全なアプローチをするか。
まずは人に言われるのを待つ。
これはやりたいことっていうのは自分から出てこないです。
外から勝手に入ってくる。受信するんですね。
なので一番わかりやすいのは人に言われるまで待つ。
聞いてもいいんですけどね。
身近な人にね。
何してほしいとかね。こういうこと聞いてみてください。
これが一つ。もう一つはですね。とにかく勝手に生まれるまで待てください。
ある日突然ですね。あれが痛かったなって生まれることはあるんで。
自分塾とか価値観とか全部取っ払って頭をですね。
スペックってですね。空にしてください。空にしてたらですね。
そのうち勝手にですね。思いつくんで。これはもう自分ではどうしようもない。
自分でコントロールしない。勝手に頭の中にポンとポカンみたいな感じでたまに生まれるんで。
生まれたらそれに従ってください。
これも探してないですよね。
で、あとはもうとにかくですね。待つことなんですよね。
もうひたすらこういうのはですね。自分ではコントロールできないんで。
そういうものが生まれなかったらですね。
そういうのが生まれるまで待ってください。自分から何か動こうとしないでください。
これは外からやってきます。
いわゆるやりたいことって健全なやりたいことっていうことでございました。
はい。ということでですね。よし。
今日から今までものすごくエネルギーを使ってやりたいこと探しにしていた分を
もっと他の実りのあることに向けようと思ってくださったんですね。
このポッドキャストのフォローとそれからレビューとですね。
そして感想コメントいただけましたら大喜びでございます。
これをモチベーションに私と佐々木さん放送しておりますんで
何卒よろしくお願いします。よろしくお願いします。
それでは今日も佐々木さんありがとうございました。ありがとうございました。
あなたの従順なる下辺松崎よ。
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