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2025-12-02 32:19

「舐められる」のは、 誰も【喋り方】を 教えてくれないからだ!【#10・後編】

spotify

■ 今回の内容

舐められるのは、「喋り方」が問題だ!
声のトーンで印象激変!塾の先生が教える裏ワザ
「スマートな喋り方」になるには?
アナウンスのプロが教える「引き算の法則」
伝わる話し方を掘り下げよう
Podcastは脱線が魅力だったりする

■ 番組概要

親や先生にはなかなか言えない「13歳の悩みごと」について語りながら、これからの時代を生き抜くために、本には書けないような<リアルすぎる>ハック術を紹介し合うPodcast。

ちょっとだけ人生の先輩な2人が、「友達以上・家族未満」の距離感で一緒に考えます。

■ 喋っている人
田中:社会学専攻の大学院生。研究テーマは「教育・家族」。声が低い方。

榊原:工学専攻の大学院生。研究テーマは「AI・Podcast」。声が高い方。

■ 感想・質問はこちらから

https://forms.gle/zhLuRVk6SG1819R48

#13歳からのPodcast について

https://note.com/27cleyera/n/n838eead297e1

#ラジオ #ポッドキャスト #悩み相談 #人生相談

サマリー

このエピソードでは、舐められないための話し方の重要性が論じられています。特に、自分の話し方を見直し、声のトーンやメリハリを意識することが大切だと強調されています。また、コミュニケーション能力の向上とプレップ法の活用についても議論されています。具体的には、話し方や情報の整理方法に焦点を当て、話す際に注意すべき点や、聞き手の背景知識を考慮した説明の重要性について探求しています。さらに、プレップ法に基づくスマートな話し方や、理由を効果的に言語化することの重要性についても語られています。相手に舐められないための話し方や見た目についても考察が進められています。

舐められないための喋り方
スピーカー 1
はい、ではちょっと後半の方に行こうかなと思ってますが、 まあ、さかきばら牛の舐められないようになるには、という喋り方で行こうかなと思ってます。
お願いします。 はい。で、まあ、いろいろな要素はあるけれど、直せるところはまず喋り方なのかなっていうのは、田中くんと一緒ですね。
喋り方ね。 喋り方ですね。あと、喋り方含めなんですけど、あのメリハリをつけるようになりましたね。
メリハリ。 メリハリ。あの、小灰色のメリハリっていうふうに書いたんですけど、まあ要は、あの、僕は結構デフォルトで声が高い方なので、
大事なことだったり、気持ちのトーンが入っているところは、しっかり低めに落とすっていう。 ああ、なるほどね。 そこのメリハリはつけたかなというふうに思ってます。
で、元から舐められないようにするにはっていうところで、気をつけているところがあるので、まあ、元々の、そうですね、背景のところから話そうかなと思ってるんですけど、
小さい頃とか、結構僕自身、喋り方が、あの、親にバカっぽいってめっちゃ言われてたんですよ。 可哀想。
スピーカー 2
いやー、なかなかだよなーっていうことを思ったりはするんですけどね。 そんな頭良さそうな喋り方する子供の方が少なかろう。
いやー、まあそれはそうと言っても、だいぶバカっぽかったなーっていうのはちょっと思ってて。 ああ、自分でも思うんだ。 まあ今でもだいぶバカだなと思ってるんですけど。
いやー、なんて言うんですかね、あの、ねえねえ、そのねえ、あのねえ、みたいな感じで喋ってたんで。 子供っぽいと言えば子供っぽいですけど。
スピーカー 1
いやー、うん、だいぶバカっぽいというか。 まあ、これをもうちょっと分解するとどういうことかっていうと、あの、喋ってる内容の脈絡が分かんなかったり、喋ってる内容のまとまりがなかったり、
つまりそれって、ただただ頭の中に思い浮かんでることを喋ってるだけの喋り方だったんですよね。 まあ、ああいうのがあって、こういうのがあって、そういうのがあって、でーっていう喋り方って、
スピーカー 2
まあ、大人になったとしても聞いてる側としては、あの、バカっぽいというか、バカっぽいというとあれなんですけど、まあ、聞きにくいなーっていうことになったりするじゃないですか。
まあ、あれですね、確かに飲み会の場でね、なんか思ったこと喋ってるんだったらいいけど、ビジネスの場でそれ話されたりとか、大学の先生がそんな話し方してたら、ちょっとうってなっちゃいますよね。
スピーカー 1
私とかは、私とか田中くんはもう面接やってて、この悩みをね、常々と感じてるわけですか。
はい、まあ思ってること喋ってるっていうのをやめましょうということで、まあ喋り方っていうのを意識して頑張って喋ってはいます。
で、まあいわゆる、これは昔の回で田中くんがラジオで喋ってくださった、あの喋り方の指南みたいなのがあるんですけど、
あのリスンのフォロワーの方しか見れないものになってるので、ぜひこの機会にフォローしてもらえたらな、思ってますが。
スピーカー 2
宣伝もしつつ。
スピーカー 1
宣伝もしつつですね。で、まあこれってよくビジネス的な言い方をすると、プレップフォーを意識して喋りましょうって言い方になるんですよね。
声のトーンの重要性
スピーカー 1
まあ、ポイント、リーズン、エグザンポーポイントって言って、私はこうだと思ってます。なぜならこういうふうに思ってます。
例えばこういったことがあって、こういうふうに思うようになりました。まあつまりこういうことを思ってますっていう、あのプレップフォーって言っときながら、著名な書籍の1分で話せっていう本とかがあったりするんですけど、あれとかはこのプレップフォーに結構基づいたりしてますね。
スピーカー 2
おのおのあのPREPであの頭文字取ってプレップってことですね。
スピーカー 1
そういうことです。で、まあ今意識してプレップフォーを喋ってるわけなんですか。まあそれは1つ喋り方として意識してることかなと思ってます。で、コア色のメリハリっていうのが田中くんとはちょっと違うかなと思ってて。
これは、いわゆる舐められてる時って、あの嫌な時の意思表示とかするじゃないですか。
スピーカー 2
あ、断ったりとかするときね。
スピーカー 1
そう、断ったりするときとか、あの明確に自分それ嫌ですっていうのを言うときに、あの舐められてしまう子とかは、あのやめてよーって言ったりするんですよ。
スピーカー 2
言ってたー。
やめてよーって。
言ってた言ってたか。
スピーカー 1
やだよーって。
スピーカー 2
言ってた言ってた。
スピーカー 1
そう言うと逆にね、あの舐めてくるんですよ。相手って。
スピーカー 2
舐められてたな、昔の自分。
あ、こいつは舐めてもいいやつだっていうふうになるんで。
スピーカー 1
で、自分はそういうタイミングとかがもしあったときに、もう明確に低い声で嫌ですっていうふうに言うようにしようっていうのと、あと怒るときっすよね。
なんでそういうことすんだよーって言ってたら、あの舐められるじゃないですか、怒ってても。
そういうときとかにも明確に音を落として、ゆっくりめに喋るっていうのをやってましたね。
で、それをやってからだいぶ舐められないようにはなったというか、何もこれは違うなっていうふうになって変わった気がしましたね。
僕とか特に声が高いので、結構そういうふうになっちゃうんですけど、しっかり落とすとこ落とそうってやりましたね。
効果的なコミュニケーション
スピーカー 2
確かにね、声が高い人っていうのはやはり相対的に普段喋ってても明るい声というか、あのたとえ自分の気持ちがあんまり沈んでても沈んでないように見えたりとか聞こえちゃったりとかすることがあるから、
意識的に下げていくってことは、声が高い人にとっては大切なことかもね。
スピーカー 1
うん、いや、これは実際僕が塾講師のバイトしてた時にもこのノウハウはすごく生きてたなーって思い出して。
例えば生徒がうるさくしてるときとかってあるじゃないですか。
スピーカー 2
うん、まあまあまあ。
スピーカー 1
まあまあまあ、僕はあの、中学受験というか小学生を相手にしてたときの話なんで。
スピーカー 2
あー、まあそれはうるさいわな。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
しょうがない、小学生はそういう、ある種うるさいことが仕事みたいなとこあるから。
スピーカー 1
自分もうるさい側の子だったんで、なんとも言えなかったりはするんですけど、そういう時に塾講師の先生とかも、何うるさくしてんじゃんって言っても聞かないんですよね、生徒って。
スピーカー 2
なるほど、はいはい。
スピーカー 1
しっかり落として、おいそこっていう風にすると、沈まるんすよ。
あ、すごい今あれだったわ、高校時代の怖い先生の叱られ方を思い出したわけで。
ごめんごめんごめん。
スピーカー 2
そういう人じゃないんだけどね。そういう人じゃないんだけどね。でも実際そういうタイミングとかでしっかり落として、メリハリをつけて喋るっていうだけで、だいぶなめられなくはなるなっていうのは思ってて。
スピーカー 1
これは自分を守る上でも覚えといていいんじゃないかなっていうのは思いましたね。
スピーカー 2
勉強になりますね、自分ちょっと怒り方というか拒絶の仕方って確かに自分あんまりそういうふうな、さっきも言ったように慣れてないというか、今までちょっと安受けやしちゃったところがあるんで、ちゃんと声のトーンを下げてね、嫌ですっていうのは今度から僕も実践してみようと思います。
スピーカー 1
これは大人の飲み会とかでもいいんじゃないかなと思ってて、飲めよ飲めよって言われた時に、ごめんなさい、もう今日大丈夫なんでってしたら、まあちょっと、ああそうかって言われるんじゃないかな、もう先輩勘弁してくださいよっていう風に言ってたら飲んじゃうじゃないですか。
スピーカー 2
まあまあ飲んじゃうと思う。俺多分そういう風に言って飲んじゃうタイプの人間だから。
スピーカー 1
まあそういう明確な断り方の時にコア色を変えるっていうのは大事かなっていうのは、これだけでも結構変わるかなというふうに思いましたね。
で、まあこれが僕の気づいたことのメインドコロなんですけど、喋り方なかなか賢くならないのでどうにかならないかなっていうのをちょっと相談したいなと思ってて、田中君は喋り方のプロなんでね。
スピーカー 2
あー喋り方を賢い、俺あんまり賢い喋り方してる自信ないですけど、まあでも僕頑張りたいと思います。
スピーカー 1
いや僕は正直田中君の喋り方すごくスマートだなと思っていつも聞いてるので、僕は特に面接とか今リアルタイムでやってて、
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
本当に喋りはするんだけど、いわゆる結論ファーストって言われるのがすごく苦手なんですよ。
どちらかというとラジオとかポッドキャストみたいに流れで喋って、イメージふわーってつけてで達成してみたいなことをやるのが得意な方、いわゆる雑談が得意な方なんで、
すごく結論ファーストでまとめるっていうのが実は得意じゃなかったり、広がりすぎちゃうっていうところがあって、これとか普段どうやって気をつけて喋ってんだろうっていうのが気になってます。
スピーカー 2
あーなるほどですね。いやーでも自分も結構ダラダラ喋る方が好きなタイプなので、面接とかでも30分の面接が45分になっちゃったりとかするんですよ。
それもやっぱ面接官の人によってて、そういうふうにいっぱい就活生のお話聞いたほうが嬉しいですっていうタイプの面接官も今までいましたし、
一方で最後のフィードバックみたいなところで、もうちょっと簡潔に喋ってくださいっていうふうに言われたりとかすることもあって、本当に人によるんだなって思うんですけども、
なのでちょっと僕もまだまだ発展途上だなって思いつつも、その上でもやっぱり自分が大会で話すときって、ざっくり言うと90秒しかないんですよ、放送の大会でアナウンスをするときって。
あらかじめ原稿を書いて、その原稿を間違えないように読むっていうふうな大会になるんですけども、その中で自分が原稿を書くときに考えてたことが、ある種話を短くする、簡潔に伝えるってことと似てる部分があるのかなっていうふうに思うので、そこからちょっとヒントを得て今日話できたらなとは思ってます。
そうですね、なので結論から言うとやっぱり引き算ですね、引き算です。おしゃべり好きな人ほど背景とかそこに至るまでの経緯とか、いろんなことをバーって考えるんですよ。
スピーカー 1
わかるな、わかるな。
スピーカー 2
なんかこういうふうな話があったけど、いやでも実はこのときにちょっと脱線するけど面白い話があってみたいな。
スピーカー 1
わかるわかる。
スピーカー 2
根筋とは関係ないんだけど、実はちょっとむちゃくちゃ面白いことがあってって言いたくなっちゃうじゃないですか。
スピーカー 1
自分はもう本当にそのタイプ。
スピーカー 2
いや、本当わかるです。もう漏れなく自分もそのタイプなんですし、実際自分で取材をして原稿を書くってなったときにも、当然たくさん情報を書きたいんですよ。
そうなったたいに、あの話もすごいよかったなとかすごい感動したなっていうふうに、いやでもこの話もすごい感動したなっていうふうにどんどんどんどん盛り込みたいなって思うと、まずそもそも90秒に収まんないですよね。
スピーカー 1
そうだね、そうだね。
スピーカー 2
で、次にもう一個、話の盛り上がりどころがわかりづらくなるんですよ。
感動ポイントが2個3個あると、どこで盛り上がればいいのって聞いてもなっちゃうわけですね。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
基本的には、キー、ショー、テン、ケツで原稿書くんですけども、なので結局盛り上がりどころとしては、一番盛り上がる、もっと言うと自分が書きたいこと、もしくは取材した相手が一番大切にしてるところをテンとかケツに持っていくんだったら、そこにまっすぐ進めるように他の情報を削っていくんですよ、作業としては。
で、結果的に削ってった方が、自分の頭の中も整理されて、本当は喋りたいんですけどね、本当は喋りたいんだけども、そういった内容もどんどんなくしてって、より洗練されていくことによって、自分の中でも伝えたいことがはっきりしてくるし、その分、削った分、絶対ここは伝えないといけないんだって気持ちになれるので、よりこう、わかりやすくもなるし、気持ちもこもるって部分があって、結果的にはプラスなことしかないのかなっていうふうには思ってますね。
スピーカー 1
あー、そうか。ちょっと思考の整理をするんですけれど、ごめんなさい、これ喋ってて伝わるかなっていうのを不安になりながら喋ろうとは思います。で、僕、その要素を考えるときに時系列中に考えちゃうんですよね。
こういうことがあって、ああいうことがあって、で、またその時にそういうことがあったなっていうのを、いろいろと幹が同時や多発的に出てきてしまうから脱線しまくって、最後センターピンがぶれてしまうってことが多々にしてあるんですけど、これとかは普段喋ってるときどういうふうに、原稿書くときでもいいんですが、意識してました。
スピーカー 2
自分、原稿を書くときには、とりあえず書きたい情報をバーって全部書いちゃうんですよ。で、書いちゃって、当然ですけど90分では絶対収まんないですよね。でも1回書いたことによって、自分が喋りたい内容って端から端までこれぐらいの分量があるんだってわかるじゃないですか。で、そっから削ってくって感じです。
ああ、逆算して、こことここを取り上げていくみたいな。 なので、感覚としては、頭の中でまず全部話したいことを1から10まで、起承転結でいうんだったら、起から結まで全部頭の中でバーって考えた上で、それはもうおっしゃる通り時系列でいいと思います。
スピーカー 1
ああ、そうなのか。 それはだって多分時系列のほうが思い出しやすいじゃないですか。で、時系列で思い出しましたってとこまでいった上で、今度はなんかレイヤーが変わる感じ。 どういうことだ。
情報の整理とまとめ方
スピーカー 2
なんか、最初のファーストステップの考え方としては、巻物をバーってこう転がして広げる感じ。じゃないですか。そしたら時系列で、こうこんなことがあって、次にこんなことがあって、ああーつって最後終わりましたっていう巻物みたいにビャーって出るわけじゃないですか。で、今度は巻物の世界じゃなくて、その巻物を俯瞰的に見てる人間の立場になるって感じです。
ああ、そこから必要な情報を突破できるっていう。 そうそうそう。今度はその巻物の世界から飛び出して、巻物を見てる人の目線になって、じゃあこの巻物って要約したらどうなるんだろうみたいな考え方ですね。
最初の方はなんかむちゃくちゃ話面白いし、けどまあ要は多分この人がなんか例えば人生の転機になったきっかけっていうのはこの部分だから、まあこの部分だけちょっとパコって抜き出そうみたいな感じ。
そのきっかけがあったとして、じゃあこの人がどう変わったのかっていうふうな部分をこう探して、あ、この部分だなーつって、ああ、こういうきっかけがあったからこういうふうに変わりました。
スピーカー 1
で、今に近づいてきて、ああ、じゃあ今はその経験があってこうなりました。まあ先のこととかね、その将来のことはこういうふうに考えてます?つってこう要素をパコパコパコって出してって、それをもう一回ガッシャンコして口から出すみたいな感じです。
スピーカー 2
原稿書くときは確かにそういうまとめ方をするのかもしれない。 しますね、はい。
スピーカー 1
で、喋ってるときって脳内それ組み立てられて喋ってるかなーっていう。
スピーカー 2
そうですね、まあこれは一度あの書いてっていうふうなことができてるので、時間たっぷりあるときにできる方法だと思うんですよね。
一方で喋りながら、ましてはその面接とかのとき、まあ面接じゃなくても普段の喋りのときにどういうふうにできるかっつったら多分今の俺でもあんまできないとは思うんですよ。
ただ、でもなんていうんだろうな、こう自分のそういったときでも、まあでも似たようなことはやってるなと思って、すごい簡略化して今言った行動をやってるなとは思うんですよね。
スピーカー 1
ああ、その意識もあるんだね。
スピーカー 2
喋りながらも最終的に自分の話をどこに持ってきたいのかっていうのは常に頭の中に置いてて、逆に言うと最終的にじゃあ僕はこの話を今喋りながら考えてますけども、情報削るっていうふうな方向に持っていきたいなって今頭の中で考えてるじゃないですか。
スピーカー 1
まあそうだね。
スピーカー 2
ってなれば当然今僕が話してる内容が、だから結果的に情報を増やせばいいって方向性に行ったら、え?ってなるじゃないですか。
スピーカー 1
ああ、でも僕はそこで途中で詰まったりするんだけど、でもこれは言わないとダメだなっていうのを思い出して、でわけわかんなくなったりすることがある。
スピーカー 2
だから今僕の話してるこの情報を削りましょうっていうゴール地点を常に頭の中で意識しつつも、じゃあ一方でそういうふうな話に持っていき方をするんだったら、どういう話し方をすればいいのか、逆に言うとどういう話の持っていき方が不自然なのかっていうのを考えながら喋るっていう感じです。
スピーカー 1
ああ、喋るためのフレームワークみたいなのがある程度入ってるってことでもあって。
スピーカー 2
そうですね。だからあらかじめ、さっきのプレップ法で言うんだったら、結論ファーストってよく言われるじゃないですか。だから最初に結論言った上で、じゃあ最終的にそこに行き着くまでのルートを、逆算するのは結構むずいと思うから、少なくともそれないように話していくっていう感覚かな。
スピーカー 1
はあ、はい。
スピーカー 2
だと思います。喋りながら、今この話題持ってったらそれそうやなっていうふうな情報を喋らずに、とりあえず最短ルートで突っ切れそうな話だけしていくみたいな感覚に近いかな。
うん。で、突っ込まれたら、ああ、そのことに関しては検討したんですけど、いや、そこに関しては実は私もその時こういうふうな気持ちがありましてとかっていうのを、まあ突っ込まれたら言うみたいな感じですね。
スピーカー 1
うーん、なるほどね。
スピーカー 2
ってなったら最終的に自分が話したいことが、自然にそげてるというか、話す内容がそいでるというか、なくしてる、取捨選択してるってことにかかって、聞いてる側もあまり長く感じないのかなって感じだと思います。
ああ、そうなのか。うーん、なんだろうな、ごめん、ちょっと徹底的に違和感を突き止めたいから喋ろうと思うんだけど、
スピーカー 1
あの、プレップに固執してるから、こういう違和感を感じるのかもしれないっていう前提で喋ろうと思います。
で、まず何か例えば質問されましたって言われた時に、Pを返す、最初のポイントの要は結論ファーストまではできんだよね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、そこからリーズンの方に入るところで、でもこのPだけ言っても多分伝わんないから、最初の結論だけでは伝わんないから、それを説明するためにまずちょっと事前知識というか背景からお話しますねっていうふうに導入していくのはまだあるかなと思ってる、ただそこからグダっちゃうんだよねっていう、自分の場合。
スピーカー 2
自分がこう結論を出した理由はって、その理由を話す時がちょっとグダっちゃうってこと?
スピーカー 1
そう、そこから脱線することはタタにしてあったりして。
スピーカー 2
ああ、なるほどね。確かに自分がこう話そうと思って、なんでそう思ったのかっていうふうなところを噛み砕いていくと、だんだんこう、あれ自分でも何話してるんだっけってなることは、まあ俺もよくあるというか、あのあるんだけども、
そうね、そのことに関しては、あ、思い出した。この自分が最初にこう思いました、こういう結論を出しましたって説明するよね。で、その次に、じゃあなんで私がそういうふうな結論を出したのかっていう背景説明をするじゃん。
で、この背景説明をする時に、俺もよくねグループディスカッションとかで、田中さんちょっと話長いっすねって言われるんだけど、なんでだろうなって、自分でも最近疑問に思ってて気づいたことがあるの。
それは聞き手のこと信用してなかったなって思ってて、田中さんそんな説明しなくてもわかってますよって言われるんですよ。こっちは丁寧に喋ったほうがいいと思うし、丁寧に喋ることに快楽すら感じてんのに。
スピーカー 1
なるほど。
コミュニケーションの改善
スピーカー 2
理路整然と自分が思ってることを言語化できてる、うひょー気持ちいいって気持ちになっちゃうんだけども、聞き手からしてみれば、いや今更そんなこと別にあなたが特別なわけじゃないですよっていうか、言われなくてもわかってますよ、なんとなくイメージつきますよっていうふうなことが、まあ多かった多いようでどうやら。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
そう、これびっくりしたのが、自分が研究してるテーマの話とかを実家に帰ったときにおじいちゃんおばあちゃんに話すじゃんたまに、あんた何しとっとねーとか、何の勉強しよっとねーとかって話になったときに、おじいちゃんおばあちゃんにこの話をするとすごいわかりやすいって言ってくれるのよね。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
それは孫が話してるから褒めてくれてるって部分もあると思うけども、でもすごく納得してくれるわけよ。でも言ってしまえば、じゃあなんでおじいちゃんおばあちゃんはわかりやすいって言ってくれてるのに、その同年代の就活で出会った人は俺が説明するとくどいですねって言うんだろうって疑問に思ったわけよ。
それは単純におじいちゃんおばあちゃんが俺のことを悲劇してくれてるっていう可能性も捨て切らんけど、そうじゃなくて、多分、持ってる前提知識とかが全然違うからだなっていうのに気づいて、やっぱり自分が就活の話をおじいちゃんおばあちゃんにするためには、そもそも就活のスケジュールだったりだとか、どうやって企業に就職するのか、
まず処理先行を出して、適正検査を受けてみたいな、ちくちく話さないかんかったりだとか、その各フェーズで必要な対策の話とかをしなきゃいけなかったりだとかするわけじゃん。でも同じ就活生とか同年代の人ってある程度その辺が感覚的にわかってたりとかするじゃん。だからその辺の説明いらないわけ。
ああ、そっか。 そうなんだよ。当たり前のこと過ぎたんだけども、逆になんで、それを聞いた時に俺思ったのが、確かにそっか、だからその背景説明って丁寧すぎてもよくないんだなって気づいた。
みんな共通言語があるっていうのを、もうちょい信用してもよかった。 そうそうそう。ここまで、なんか丁寧であれば丁寧であればいいって今まで思ってたわけ。
ああ。 私そのつもりで話してたんだよ。で、それは別に前提知識がない人とか、全く年も性別も違うというか、生きてる時代も違うみたいな人に、
生きてきた時代というか、全然違うっていうふうな、もう全く上の人とか、それかもっと下の人に話をするんだったら、それはすごく丁寧であるべきだと思うんだけども、
ある程度年が近い人とかって感性が似てたりとか、知識が似てたりするから、そういった人に対しては別にそんな、まあいい意味でだらけていいなというか、丁寧すぎなくていいんだなっていうのは最近気づいたから。
ああ、なるほど。 だから戻ってくると、坂木バラ君が自分がこういうふうに思った、その理由は何かっていう話のところで、
すごいあの、ちょっとこう、ごちゃついちゃうっていう部分があったと思うんだけども、たぶんそれは、たとえ小学生に話してもわかるぐらい、なんていうか、本当に万人にわかるように説明をしようとするから、たぶんそういうふうになっちゃうんじゃないかなって。
逆にそういうところがあるのか。 うん。だから、俺もすげえ怖いのよ。自分が当たり前に思ってることが相手にとってもどれぐらい当たり前なのかっていうのがわかんないんだけども、
なんか、そこの差し加減はまあ、これから俺も勉強しなきゃなって思うけども、少なくとも、年が近い人とか、同年代の人、あとはそのなんていうんだろうな、趣味思考が近い人に対しては、その辺はある程度相手を信用してもいいなって思った。
ああ、なるほどね。 そうすれば、自分が丁寧に1から10まで説明しなきゃって意識に持っていかれすぎるとき、きっとその説明がごちゃつくんだと思うし、
今までその1から10まで丁寧に説明しようって思ってたリソースを何割か、結果的にその自分の言いたい結論を考えながらっていうか、そっちにリソースが避けるようになってくればあんまりごちゃつかないんじゃないかな。
スピーカー 1
ああ、聞いてる感じ、言いたいニュアンスは一緒なんだけど、ちょっと違うんだよね、自分の場合の連れ方はって思いました。
なるほど。 で、丁寧に説明しようっていうのが一緒なんだけど、じゅんぐり丁寧に説明、1から1、2、3、4、5、6っていうふうに説明していく丁寧さではなくて、
例えば理を整然とした喋り方を1、3、8、10っていう説明の仕方だとすると、8とかにめちゃくちゃフォーカス当てて喋っちゃうのが自分の癖かなっていう。
スピーカー 2
メイトが違うってこと? そう。 ああ、なるほどね。
スピーカー 1
メイト違って、同じ抽象度で喋れてなかったりして、っていうのが課題かなと思った。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
自分の場合は、そう、8とかに、例えば喋るプロセスの中で、理論の中ではこの8ってところがめちゃくちゃ重要で面白いロジックになってるから、ここを重点的に聞いてほしいと思って喋るんだけど、
その8を大して面白くないと思ってたりとか、あとは全体の流れを知りたいのに8だけ喋られても困るってことってあるじゃない。
それで、だけど自分の頭的にも8がおもろいねんと思って意識したって、そういうふうに喋った結果、わけわかんないことになるっていうのがよくやることかもしれない。
スピーカー 2
自分もそのタイプですね。いや、あると思います。なんか面白い話とかしたくなっちゃうのよね。
自分の話術でどれぐらい相手を楽しませられるかみたいなのっていうのは、自分もすごい試したくなっちゃうタイプなんですけども、
そういった話の内容のウェイトがずれちゃうというか、抽象度であったりだとか細かさみたいなところが変わってきちゃうっていうのも、
そうだね。それもなんていうか、やっぱり難しいなって思うんだけども、分かる、むっちゃ話したいんだよ。
むっちゃ話したいんだけど、我慢するしかない。
いや、我慢するよ、我慢するもちろん。 うん、我慢するしかないというか。
スピーカー 1
今それは求められてないなと思いながら、でも思考の癖で喋っちゃうところがあるから、直さなきゃいけないよ。
スピーカー 2
そうね、だからそれはやっぱり、この話おもろいねんなって思う気持ちを抑えつつ、
でもこの話に時間つきすぎるとちょっと分かりづらいよなっていうふうに自制心を聞かせつつ、全体的なバランスも鑑みつつなのかなって感じはしますけどね。
スピーカー 1
いやー、そうですね。あとは、僕はそこのなんだろう、1、3、8、10っていうふうに言ってたと思うんですけど、
喋っていく中で、あれ意外と7とかも大事だったんじゃねっていうのを思い出し、
最初言ってたことと後で言ってたことの趣旨が微妙にずれたりすることがあって、それはそれで一貫性がないよなっていうのを反省ですね。
そこに関してはやっぱり常に自分が最初に言ったことの結論からブレないようにしなきゃいけないし、
スピーカー 2
ブレそうなら、すみません、やっぱちょっとブレるかもですっていうしかないよね、そうそうそうそう。
結局自分が言いたいことを、時と場合によると思うんだけど、面接とかでさ、いきなりさ、
あ、やっぱちょっと言いたいこと違うかもしんないっつって、言っていいかわかんない部分があるけど、
プレップ法と話し方
スピーカー 2
でも友達と話すときとかは全然なんかいいのかな、途中で、あ、でもちょっとなんか言いたいことちゃうかもなって、言い直してもいいと思うし、
まあでもなんか、結局はそういうふうに1回、1回自分がその結論に至るまでにすごいさ直感的かもしんないけど、
頭の中回路巡らせてさ、結論出すわけじゃん、そこをいかに無意識じゃなくて言語化できるかだよね、それがうまい人なんじゃないかなって思う、
そこを無意識のうちに直感的に、あ、理由わかんないけどとりあえずこうだと思うっていうふうに思った理由を説明するときに、
その自分が最初思いついたタイミングまでにどれぐらい頭の中で言語化できてたかっていうのが、結局は理由を聞かれたときの勘弁になるわけだから、
やっぱそこの訓練なのかなって感じはしますよね。
スピーカー 1
なんかそう聞くと、またちょっと言い方が悪くなってしまうかもしれないですけど、あの、僕が思っついたこと何でも喋ってしまう癖があるのって、
昔から自分って頭の回転が早すぎて、口が追いつかないことが多々にしてあるんですよね、で、例えば何か喋ってくださいって言ったときに、
プレップフォーだと、うーんと思って直感で思ったことを最初言って、で、そこに肉付けしていく感じで回答を出すフレームワークだなと思って。
で、自分の場合最初の結論、まずは直感で出てくるんだけど、その先の理由付きのタイミングでめちゃくちゃいろんな情報を脳内でバーって精査して、
で、あーこれかな、これかなっていうのを言いながらまとめてって、最終的にグダグダしちゃうっていうのをよくやってると思ってるんで、なんかもうちょいシンプルに考えることは大事だなって、今気づきました。
スピーカー 2
そうだね、なんかこう、結局理由とか背景みたいなところも、いかに削れるかみたいなこと、削るっていうのは単純にその分量削るということじゃなくて、
いかにその確信をついた言葉で言い表せるかみたいなところなんじゃないかなって思うわけ。
舐められないためのヒント
スピーカー 2
自分がこう思ったっていうことに対して、その理由はこうだからですって一文で言うためには、ちゃんと相手が納得する文章で言わなきゃいけないわけだし、
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そう、そのなんか一番強力な根拠となり得る論理であったり、原理であったり、気持ちであったりっていうものを、いかに早く自分の心の中から選び出せるかみたいな勝負でもある。
スピーカー 1
確かに、それはそれで別の頭の使い方が必要だなーって。
スピーカー 2
かなーって感じするよね。
スピーカー 1
聞いてて思ったりしましたし、まあちょっと本題に戻ってこようと思うんですけれど。
スピーカー 2
あの散々プレップ法プレップ法って言いながら、本人たちがむちゃくちゃ脱線しまくるっていう。
スピーカー 1
脱線しまくる、最悪や。
スピーカー 2
いやでもこういう喋り方の方が好きです。
スピーカー 1
まあ、ポッドキャストってどっちかっていうとこっち寄りだったりして。
スピーカー 2
こっち寄りだからね、はい。
スピーカー 1
まあこう脱線しつつではありつつも、ちょっとプレップ法とか話し方をメリハリつけてやるっていうふうに考えるとき、
意外と僕とか、あのこういうふうにできた方がいいよって言うのって、すごく無責任だと思ってて。
じゃあ具体的にどういうことやったらできるようになるのってとこまで、徹底的に詰めてできるようにしていかないとっていう意識があり、
まあそれを含めて自分自身プレップ法うまくできないのはなんでだろうっていうのを、今掘り下げた次第っす。
スピーカー 2
確かに、自分もあんまり得意じゃなかったなっていうのは、まあちょっとあの坂木バラ君とは経路が違かったけど、
あの丁寧に話すことにあのこだわりすぎてた部分があったのかなって思う部分があったので、そうですよね。
こう自分が普段喋ってる話の持ってき方とかって意識的に見てみたら意外と変なこと言ってたり、もしかしたら無駄が多かったりとかもするかもしれないので、
そういったところに意識を向けてみてすごく楽しかったです。
スピーカー 1
はい、ちょっといろいろと深掘りして喋ってきたので、まあ皆さんにもこういうふうにスマートな喋り方をちょっと考えてみるきっかけにしてもらって、
で、まあ例えば時と場所とかで、まあスマートに舐められないようにする喋り方を今回ちょっと皆さんなりに考えてもらえたらなっていうことを思いって締めくくらしていただきたいなと思います。
スピーカー 2
あ、絶対に暴言とか吐いちゃダメだよ。
スピーカー 1
もちろんそれは違うのでね。
スピーカー 2
お兄さんとの約束だよ、お兄さんとの約束。
スピーカー 1
暴言は勝負を放棄したことになりますからね。
はい、ちょっとそこら辺もね、気をつけていきましょう。
はい、ということでここまで今回お送りしてきたテーマなのですが、相手から舐められないようになるにはということで、
まあ喋り方だったり見た目だったり、まあいろいろと掘り下げてまいりましたが、皆さんなりのヒントをぜひ考えてもらえたらなというふうに思っています。
はい、ということで今回もご視聴いただきありがとうございました。
ぜひ皆さん次回もよろしくお願いいたします。
それではまた、さよなら。
またねー。
32:19

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