笑顔にして、全体見渡して、挨拶。
で、そこから今度はリラックスしながら、この発表したいこと、伝えたいことを一個一個伝えていくわけ。
この時にうまく喋ろうとしなくていいです。
もう喋り方下手でもいい。
思いを伝えるつもりで周りに語りかける。
で、笑顔にする理由は何かっていうと、人間の表情、体っていうのは心と連動してるんだ。
笑顔にしてて怒れます?
無理ですね、これでね。
満面の意味で、なんだバカ野郎って言ってね、笑っちゃいますよね。
怒れないですよね。
それと同じように、スキップしながら落ち込める人って少ないんですよ。
確かにそうです。
まずいないんですよね。
ってことは、体と顔の表情と体の使い方と心は連動してる。
まず緊張をほぐすために笑顔にする。
そして全体見渡しながら、深呼吸しながら、では伝えたいことはこれだなって言って、
この紙に一枚置いとけばいい。
そこでいわゆる話し出す。
そして鋭い質問で答えられなかったら、もうカッコつけずにすいませんって、
その質問に対して今答えを持ってないので、もう一回全部調べ直して、
いつまでにお答えしますので、すいません、申し訳ございませんって言えばいいだけ。
そうですね。大事なのは分かんないことよりもその後ですもんね。
そうです。分かんない、今分かんないですって。
それで調べて後日答えますって言えば、
やったふりしなくて済みますよね。それでいいと思うんですよ。
よほど誠実ですよね。
そうですそうです。分からないことは分かんないですって。
ごめんなさい、そこ調べてませんでした。もしくはそこ抜けてましたって。
ああ申し訳ないです、反省します。次から気をつけます。
いつまでにそこ調べてお答えしますって言って、バーッとメモ書いて。
お約束した日、次はメモ書いて。で、お答えすればいい。
でもなんか今お話がかかってて思いましたね。
さっきの、なんて言うんでしょう。
あのー、緊張。
スペースとかの話もそうですけど、なんか、僕もインタビューもやっぱり一緒だなと思って。
はいはいはい。
なんか、なんて言うんでしょう。やっぱり緊張しないようにと思ってたら絶対しちゃうので、まして相手がなんか有名な人ばっかりだと。
でも最初にもう、逆にだから緊張してもいいんだぐらいに思うと、不思議ですよね。しないですよね、あんまり。
緊張として当たり前って思ってればいいんですね。
そうなんですよね。
で、緊張を力に変えられるって思えばいいんですよ。
緊張を力に。
緊張ってパワーになるよって。
要は緊張がいけないって思ってるからいけないんですよ。
全くゼロっていうのもね、逆に危険ですよね。
そう、危険ですよ。だから緊張って、すごいもうパワーになるんだって思ってればいいんですよ。
で、緊張しても、じゃああとはやるべきことをやるだけなんでね。集中するだけなんで。
要は伝えたいことをもう一回、書いとけば安心ですから。
全部。要点をね。それで全然いけると思いますね。
なんかさっきの分からないことは分からないっていうこともそうですし、僕なんかこの方の話ですけど、
緊張になってっていうんで、緊張で本当に駆け出しの頃、申し訳ありません、頭真っ白でって言ったことありますよ。
あ、それでいいんですか。
まあね、しょっちゅう全部それじゃね、こうなると思いますけど。
まあそうですね。
でも究極はね、それでもいいのかなと思っていて。
要は一番いけないのは、分かんないのに答えようとすると、余計しどろもどろになっちゃうんで。
おけつ掘りますよね。
そこで素直に、すいません、そこ調べてませんでした、申し訳ないですって、すぐ調べてお答えします。
それでいいと思います。
これでも、そういう意味では、なんかこれタイプ的に僕は、
こう成田さんに本当に講演講師みたいな立場って、まあないことはないですけど、少ないんであれですけど、
この方の先輩がおっしゃったように、前日に絵で練習するといいよみたいな、
いわゆる当然プレゼントか、セールスもそうかもしれないけど、
そういう練習っていうのは個人的には正直あんまりやらないんですけど、どうお考えですか。
僕はですね、講演するときは、その前に何回もリハーサルしますよ、自分で。
心の中で目つぶりながら、もしくは自分の、
いわゆるプレゼントの中で、
プレゼンの資料、パワーポイントですね。
これを送りながら、ここでこういう話、うんうんうんってやりながら、何回も講演してるんですよ。
イメージしてるんですか。
イメージしてる。
講演の前に講演してるんですか。
そうです。ここでこれを喋ろう、これを喋ろう、こういう表現しよう、OKOKOK。
これ何回か繰り返して、で本番に入ります。
なるほど。
はい。
それはだから細かく、まあそれはいろんなタイプあると思うんですけど、こと細かく書くっていうより、
ざっくりさっきおっしゃったポイント、すでにその資料にポイントあるでしょうから、
そこを自分で何度も見ながら、ビジュアルとこう全部落とし込んでるわけです。
そうです。原稿読むわけいかないんで。
ね、実際。
これは原稿も読めないんで、ってことはパワーポイント見ながら、もしくはプレゼンの資料を移しながら、
ここでは何を喋ろうって整理しとけば迷わないですよね。
そうですね。
それでいいと思います。
だからその時の別に言い回しは全然変わってもいいわけです。
全然変わっても構わないです。
もう要はもうここで何を伝えよう、何が話そうっていうのは何回か、
これがいいセミナーになったなって思えます。
やってるまでメンタルリハーサル繰り返して。
メンタルリハーサル。
もう心の中でやるわけですよね。
で、こう見ながらこう自分で中で、もう講演するわけですよ、心の中で。
OK、OK。
で、これだったら伝わるな、よしOK、明日はこれで行こう、で寝ます。
ちょっと成田流のプレゼンティスが入ってましたね。
いやいや、もう皆さん同じことやってると思うんですよ。
そこをやっぱりシンプルにやっていくということですね。
そうです、そうです。
もうとにかく喋りをね、うまく喋ろうとしないってことです。
はい。
喋る目的が伝わる。
伝わればいいんで。
そうですね。
伝えることです。
うまく話すことじゃないですよね。
縦板の水のごとくね、うまく話しても伝わらなきゃ意味がないんです。
逆にエテシそういうこといっぱいありますよね。
あります、あります。
だから下手でもいい。
なんとか伝えたいことはこれですって、これを伝えますって気持ちで、
もう下手でいいからやれば伝わりますから、それでOKですよね。
ぜひまたやりください。
ぜひ頑張ってください。
さあ、続いてまた質問いただいています。
はい。
38歳男性の方からです。
アラフォーに差し掛かり。
性別問わず幅広い年齢の人と話す機会が増えてきました。
だから、そのときは6秒、グッて耐えなきゃいけないんですよ。
なので、心の中で何か唱えてもいいし。
でね、一番は、僕がやったのは、メモを取りながら聞く。
なるほど。
要はね、人間って、いわゆる心理法則でね、一度に一つのことしかこだわれない。
何も書かずに聞いてると、もうイライラしてくるんだったら、書くことによって、
要は書くことに集中すると、
実は、イライラしないんですよ。
同時に二つ無理ですもん。
同時に二つ無理なんで。
だから、書きながら、もしあまりにもイライラしたら、書きながら感謝感謝感謝って書いてもいいしね。
心の中で唱えてもいいし。
また、手を動かすのも意味ありそうですよね。
そうです。だから、他の作業をやることによって、イライラが分散するんで、より役になるんですよ。
そして、相手にはな、なんか僕の話聞いてくれてるなって、ポーズにもなりますよね。変な話。
相手は、僕の話、メモまで取って聞いてくれてるんだって思いますよね。
もう、これ大事なの。
確かにそうですね。
なので、僕は、本当に聞かなきゃいけない時で、聞けそうにない時は、あえてちょっと待ってって言って、メモ取らしてねって言ってこう書く。
これ、あとはどうでしょう。でも今のが、もう成田さん流で全て泣きしますけど、相手は変えられないっていうのは、もちろん大前提ですけど。
やっぱり、自分自体は変えられるというかね。努力っていう意味では、今の話プラス、なんかいつも、もちろん相手との相性とかもあると思うんですけど。
やっぱり、自分自身が常にそういうタイプだとすると、なんかさらにできることってないですかね。つまり、すぐには変わらないかもしれない。
やっぱり、この奥様が言ってる指摘をご持っているので、そもそも、やっぱり最後まで人の話を聞かないとか、やっぱり自分は絶対正しいんだみたいな思い込みとか、それもすぐ外すの大変だと思うんですけど。
なんか、さらにできることってありそうなことあります?
表情?
はい。表情。
いわゆる、表情を変えることによって、気分が変わりますよね。
うん。
やっぱり、笑顔じゃない。
笑顔で怒れない。ってことは、満面の意味でイライラはできないんですよね。
できないですね。確かに。
でしょ?なので、あえて一生懸命笑顔を作りながら、心の中で感謝感謝感謝感謝って思いながら、相手の話を終わるのをひたすら待つ。
うん。
そこですかね。
要は、変えられるのは自分だけなんで。
はい。
じゃあ、心構えと表情。
うん。
表情と姿勢と行為。行為は書く。
はい。
書くことによって、集中、分散する。
はい。
書くことによって、こっちに集中を逃すことができる。
はい。
縁起にすることによって、イライラを抑えられる。
うん。
で、心の中で、心構えを変えることによって、より豊かな気持ちになれる。
うん。
大きな心で、相手を受け入れてあげることができる。
はい。
そういう意味では、成田さん冒頭でね、昔は自分もこの質問者の方のようだったってお話されてましたけど、今はやっぱり全然違うと思うんですよ。
その辺っていうのは、そういうことをしていく中で、今みたいになられたんですか?それか、何かきっかけがあったんですか?