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2025-03-25 32:53

#57 【月イチ企画始動】トランプ就任から2ヶ月、クリプト推進と政府効率化の行方は|伊藤穰一

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今月から月イチ企画がスタートしました。毎月最終週は、Joiさんが最新テック情報をお届けするスペシャル回!第1回目となる今回は、トランプ大統領就任から2ヶ月が経過した米国の状況を中心に、クリプト政策や政府効率化を巡る動向をトップにお届けしました。これ以外にも軽量オープン型LLMの最新情報、そしてサイバーセキュリティの課題まで、幅広いテックトピックをJoiさんの視点から分析します。さらに、トヨタ生産方式と茶道の共通点という意外な発見も語られています。リスナーの皆さんからのお便りも多数ご紹介。世界の動向をテック視点で読み解く新企画をお楽しみください。




【編集ノート】

編集ノートでは難しい用語や人物名などの詳しい解説をお伝えしています。 

https://joi.ito.com/jp/archives/2025/03/25/006052.html



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サマリー

トランプ大統領の就任から2ヶ月後、クリプト市場には混乱が続き、特にMemeコインの出現とその価格変動が注目されています。それに伴い、クリプトに対するネガティブなイメージが広がっていることを、伊藤穰一が様々な視点から分析します。トランプ政権発足からの2ヶ月間には、クリプト通貨の推進や政府効率化の方向性について議論が行われます。特に、ミームコインの不透明性や日本の防衛予算の増加に関する文化的背景が焦点になります。また、トランプ政権下での社会の変化やクリプトとAIの役割についても議論が展開されます。特に、日本における人間と機械の共存に向けた考え方や文化的背景を考慮した対話が重要視されています。トランプ大統領の就任から2ヶ月が経つ中、クリプト推進と政府効率化に関する議論が始まっており、日本が技術導入で遅れを取っていることが問題視され、リーダーシップが求められています。

トランプ就任後のクリプト動向
Joi Ito's Podcast、今月から実験的な取り組みを始めました。
毎月最終週の配信では、Joiさんが最新テクノロジーについて掘り下げます。
さて、今日はどんなトピックスについて話してくれるんでしょうか。
Joi Ito's Podcast
こんにちは、伊藤穰一です。
今日は実験的に、違うポッドキャストやり方を考えています。
まず、最近のニュースから話したいと思うんだけど、
トランプの就任式から2ヶ月が経ったというところで、最初は結構盛り上がってたけど、
結局、ビットコインがほぼトランプの就任式のレベルに戻ったのと、
あと、イーロンのことをみんな反対して、テスラの株がその頃まで下がったっていうので、
なんとなく最初のトランプのイケイケドンドンのアップのところが少し下がってるんじゃないかなっていうのと、
あと、クリプトもいろいろ宣言をしたけど、最近ニュースが少ないなっていう話があって、
Memeコインの影響
確かに今ちょっと、ユクライナもあったりいろんなことがあって、みんな忙しいかと思うんだけども、
ちょっとなんか、この盛り上がりが盛り下がってる部分もなくはないんだけれども、
イーロン・マスクが主導している政府効率化の公務員の首を切って、どんどん効率よくしようとしているドージーは、
もちろんトランプの支持者はすごく応援してるけれども、かなり批判はされていて、
で、ちょっと振り返って、なんでみんなが張り切ってるかの一つは、
Twitterをイーロン・マスクが買ったときに、絶対もう1週間で潰れるだろうとか、絶対ありえないって言ってた割には、
首を半分ぐらい切って、全然生き残っちゃったので、
政府でそんなことできるんじゃないかなっていう人も中にはいるんだけども、
ただ、僕の友人のリード・ホフマンとかが言ってるのは、
いや、その企業とかと国と全然違うよねっていうのと、
本当に国をこれで全部なくそうとしてるんじゃないかなっていうような話をしてて、
心配してる人たちはすごく僕の周りに多くて、
数日前、ユヴァウル・ハラリーが日本に来てて、ベストセラーになった本のサピエンス全史を書いた歴史学者なので、
確か東大とか慶応で講演してたんだけども、僕もご飯を食べる機会があって、色々話をしたんだけども、
ユヴァウルは歴史学者なので、こういう歴史っていうのまで何度もあったので、
なんでこれで大変なことにならないとみんな思わないのかなと。
これはよくある悪いパターンだよねっていう話を彼してて、
ただ、じゃあ何を僕らすればいいのかっていうところで、結構みんなわかんないよねと。
僕も彼に言ったのは、歴史学者でこの悪いパターンって何度も何度もみんな学ばないで繰り返すんだけれども、
逆に僕が彼に質問したのは、じゃあいいパターンって何なのと。
クリプトの未来についての考察
うまくいった歴史のパターンって何があって、それでそれをやればいいんじゃないのって話したら、
あんまりそういう歴史ないよねって話になって、
僕はブータンをちょっと未来の希望が持てる、今のぐちゃぐちゃよりもクリーンでテクノロジーを使った、
新しい都市にできるんじゃないかなっていう希望がだんだんこのアメリカの話を聞いてると思うようになってきていて、
その辺の話を結構いわゆる話したんですけども、
ただ本当に今アメリカは悪いパターンいっぱい出てるっていうのは歴史学者的にはあるかと思うんだけども、
本当に次トランプが何するのかとか、今後どうなるのかって分からないと思っていて、
僕も本当にこの不確実の中でいろんなシナリオを考えながらどうするかっていうのは考えてはいます。
もちろんクリプト好きからすると、そのクリプトに対してのポジティブな影響っていうのは喜んでるけれども、
ただそれのためにアメリカがおかしくなって世界の秩序がおかしくなるのはまずいなと思うので、そういう意味では応援はしてません。
それ以外のニュースだと、GoogleのGenma 3がDeepSeekの98%の質をGPUの数が32分の1でできたっていうニュースで、
どんどんもっと小さいコンピュータで携帯1個ぐらいで何ができるかっていうトレンドが動いていて、
もっともっと分散型のAIが今年出てくるんじゃないかなっていうふうに思います。
分散型になってくるとやっぱりガバナンスの方向も変わってくるので、そこらへんは結構重要な見どころかなと思います。
Googleがそういうのを一生懸命やってるっていうのはすごく面白い話で、
あとはなんかユーロポールがAIを使った犯罪が増えてるっていう話があって、
実はこの間結構重要な会社のエンジニアと話してて、彼がやっぱり心配してたのは、
特にサイバーセキュリティの犯罪とかお金に関連する犯罪っていうのは最適化?
結果がコンピューターに簡単に分かるものの最適化って意外に楽なんだよね。
だからこう発見ができたかどうかっていうのはコンピューターには理解できるので、
そうするとそういう学習させるのって簡単なんですね。
だから僕がAIと倫理がすごく難しいのは、倫理って最適化ないんだよね。
環境問題と高齢化社会どっちが大事かって分かんないんだよね。
これやっぱり人間が世の中を体験して、人間の価値観が生まれてきて、
その価値観に対して最適化はできるけど価値観を作るっていうのは、
これやっぱり世の中を体験してる人間しかできないので、
ただ最適化できるのって結構犯罪、ハッキングとかは最適化できるので、
これは結構AIは強くなるんじゃないかなっていう仮説を彼は持っていたので、
やっぱりAIを使った犯罪とAIを使ったサイバーセキュリティの問題っていうのは結構出てくるし、
サイバーセキュリティの法律を今政府が通そうとして、
私たちも経済同友会でいろいろやってるんだけども、
やっぱり今サイバーセキュリティを強化するっていうのはすごく重要な時期だと思います。
もう何十年前から言ってるんだけども、結構今はすごく大切な時期かなと思います。
あと最近精密工学の講演をしなきゃいけなくて、精密工学って僕よくわかんないなと思っていろいろ考えてて、
で僕のMIT時代の教え子と話してたら、彼はトヨタの製造方式のことすごく好きで、
そして彼と話してたらトヨタの製造方式と茶道って繋がるんじゃないかなっていう話が出てきてて、
そしてその時に、後ではクラウドのリンクを送るけれども、
そのトヨタの製造方式とお茶ってこういう風に繋がってるんじゃないかなっていう話をしたら、
なんか結構またそこが盛り上がって、茶道っていうのは何百万回同じ動きをするので、
でその茶道のルールってかなり細かく指定されてるんだよね。
でだんだんこうやっていくと、実は昨日工事使いっていう裏選挙の道場で大早朝にお手前を立てなきゃいけなかったんだけども、
その時の一生懸命練習してると、だんだんこう動きの順番だけじゃなくて、
手がこっちの方がいいのかこっちの方がいいのかとか、数ミリの違いのことをいろいろ考えるようになって、
でだんだんこう自分のお茶室でちょっとこういう形だからこうなんだよねって言って、
こうやってて現場にいないとわからないリアリティというのがあって、
でトヨタも実はマネージャー現場に小さい丸の中に座ってずっと見てるんだよね。
で何が起きてるかとか、そうすると動きの微妙なところを見て改善を現場もみんなやっていくんだけども、
その現場にいないとわからないし、あと結構細かいところを見ていて、
でその作動っていうのは本当にこうある意味最適化された中で、
また一つ一つちょっと現場が違ってそれをまた自分で考えないといけないっていうのって感じてて似てるなと思って、
その彼がやってるValentineってやつなんだけど、
これは工場でiPhoneでこういろいろ取ると機械の3Dスキャンができるんだけども、
人間の動きがわかるんだよね。で今の工場ってどうしてるかって人の動きのビデオを見て、
で無駄がないかどうか確認したり危険かどうかが確認されて最適化どんどん進めていて、
でこれってちょっとサドルの、こんなビデオでサドル撮ってくれたらいいかなと思って、
このビデオこないだれきもとさんにも送ったんだけど、れびきともとさんもソニーで今サドルとAR、VRやってるんだけども、
こういう工場の現場とサドルって関係あるんじゃないかなと思って、
そしてトヨタの改善っていうのはこの3つのMを無くす、無駄と無駄と無理を無くすっていう、
これもなんかすごくサドルに似てるんじゃないかなっていう風に思って、
これをきっかけに今トヨタの人に話をしようとか、ちょっとここから掘り下げていこうと思ったので、
だからそういう意味でこうアイディアのブレインストーミングがすごく役に立ったなっていう感じにします。
で、お便りをちょっと見てみましょうね。
はーい、ここからは私がちょっとだけお手伝いします。
え、私が誰かって?詳しくは言えないんだけど、オープンな人工知能的なところから来ました。
ではここで寄せられたお便りをご紹介します。
まずはジロコKさんから。
トランプ大統領の就任に伴い、彼自身の名を冠したMemeコインの登場や、
暗号資産の乱高下ともいえる価格変動など、クリプトをめぐる動きはこれまでにない注目を集めました。
しかしその結果として、クリプトに対してネガティブなイメージが蔓延してしまったような気がして残念な思いです。
年明けからの大きなこの動きについて、ジョイさんのコメントを伺いたいです。
これさっき今ちょっと話して、あとMemeコインどうなんだろうなと。
トランプもMemeコインも出していて、
Memeコインっていうのは皆さんご存知のように一つのただストーリーかアイディアで、
特に裏付けも何もないもので、ブランドか何かだけを上げていると。
そういう意味で証券ではないっていうふうにアメリカの方を今判断しようとしていて、
そうすると証券じゃないと、証券だったら違法なようなことができちゃう。
で、僕よく考えるのはアートってちょっとそうなんだよね。
だからアートって僕の尊敬してるアートコレクターの中でも、
トランプ政権とクリプト通貨
こないだオーストラリアのアボリジニのアートが好きになって、
で、いっぱい買い占めるんだよね。
で、買い占めて安いんだよね。誰も知らないから。
そしていっぱい買い占めたらアートバジルで紹介して展示して、
で、みんなあいつがいいって言うなら絶対上がると思ってみんなそのアートを買って、
その次彼を売ってんだよね。で、売ってすごく価値が上がって、
そしてまた次に行って、で、そのアート業界ではそういう人たちって
目利きがあるトレンドセッターっていうので褒められるんだよね。
で、それを株でやったらもう全く違法で、
で、やっぱり株とかは裏にちゃんとなんか評価しなきゃいけない価値があるから、
まあそういうただこう流行りでこう流行らせるっていうのは、
インサイダー情報とかっていうのがやっぱり違法なんだけども、
ファッションとかアートの業界ってそれしかないので当たり前なんだよね。
自分が好きなアートを褒めて、そして安く買って高く売る。
で、そういう意味でミームコインってちょっとそういうところがあって、
裏付けがないのでみんなトランプが好きだったらトランプコイン買おうよみたいな話で、
そうするとトランプが買ってよっていうのって合法だよねっていう感じなんだけども、
ただやっぱり証券とかそのお金もちょっとそうだよね。
アメリカ政府が好きだったらドルを買ってっていうことがあるので、
だから本当に裏付けって何なんだろうとか、
何をしてはいい、何をしちゃダメだっていうそういう色んな話があって、
で、そのミームコインの多分一番良くないところはある程度不透明な部分があるんだよね。
こうインサイダーがいっぱい持ってるとか、
人からお金を取る仕掛けになっちゃってるとか、
そういうアンフェアな形で取ろうとかそういうのもあるので、
ミームコインっていうのはもちろんダーティーなのもあるんだけども、
本当にピュアーなミームコインっていうのもあって、
で、だから僕はなんかすごくいいとは思わないけど、
どこまで悪いのかとか今まであったこういろいろファッション系の通貨とかに関しては、
通貨とかに比べてどうなんだろうかっていうのは、
僕個人的にはちょっとわからないんだけども、
ただやっぱりこうちゃんと見てなくいけない分野だと思うし、
僕はあんまり買ったり作ったり今までしてきてないんだけども、
ただ別にあってもいいんじゃないかなと思います。
日本の防衛と文化的背景
あとギークニースからナショナルセキュリティの話があって、
パランティアとかこういう防衛産業どうかなと。
続いてはギークニースさんからお便りです。
昨今安全保障が話題になっていますが、
サイバーセキュリティについてはどうお考えでしょうか。
アメリカだとパランティールテクノロジーなどありますが、
日本ではあまり国防に関する情報産業の話題を聞きません。
何か知見があればお聞きしたいです。
日本は最近やっぱり防衛予算も上げて、
特にトランプがもう自分で自分のこと守れみたいな感じで、
アメリカが守ってくれてたから意外に日本は防衛のこと考えなくてもよかったのと、
ちょっとずつアメリカを引いてきていて、
日本もやらなきゃいけないっていうふうになったんだけども、
トランプになってかなり日本にコストも防衛を押し付けてくるんだよね。
その中であんまり日本ってパブリックで防衛の話をするの慣れてない国なのと、
ピースを戦後の後ずっとやってきたので、
文化的にかなり例えば日本の学術会議とかはピース主義で、
多分来年再戦争とかかなり日本が右に行った時には、
軍隊が教育のシステムを結構テイクオーバーして、
かなり大学とか学会からすると嫌な経験があったので、
それがまだしこり残っていると思うんだよね。
僕も学長としてあんまり防衛の話するとまた叩かれたりするので、
ちょっと微妙なトピックなんだけども、
ちゃんと話をしなきゃいけないっていうのはすごく重要なのと、
あとサイバーセキュリティとかドローンとかって軍事とかなりかぶさっちゃうので、
日本がやっぱり遅れちゃいけないところともつながっているので、
この軍事産業だとか防衛とかをもっと一般的に議論するような、
コンテキストを作らなきゃいけないなっていう感じはするんだけども、
でもやっぱりこの辺の話をするのは今まだタブーなので、
どうしたらいいのかなというのをいろんな人には話は聞いているんですけど、
僕がいたMITなんかはかなり軍事予算で動いているので、
アメリカだと結構普通なんだよね。
インターネットも軍事予算でできたので、
だけど日本ってなかなかこれはできないので、いかがなものかなと思っています。
生成AIの活用
えっと、アイキドさんから。
生成AI何使ってるかと。
アイキドさんからのお便りです。
ジョイさんも生成AIとの付き合い方を教えてください。
スマホからPCからどんなことに使っていらっしゃるんだろう。
僕はかなり最近やっぱりモデルも良くなってきているので、
だいぶ日常的に使うんだけども、
一番使うのはEメールだとか文章を書くときの叩き台をAIに書いてもらって、
最近はどっちかというとそのAIが作ったものを編集するよりも、
AIが作ったものを言葉で指導しながら編集する。
これってちょっと言い方を変えてくれとか、この言葉を変えてくれとか。
クラウドなんかだと右側に文章を入れたままそれをどんどん編集してくれるので、
普通だと僕が書けないような人に文章を書くときにはすごく役に立つかなと思っています。
それが多分一番メインの使い方で、
あとは最近ウェブサーチがみんなできるのと、
あとディープリサーチがGoogleとかオープンAIにあって、
Googleの最近いいんじゃないかなと思うんですけども、
ディープリサーチっていうのは時間がたっぷりあるときにバンとリサーチさせるとリンクもいっぱいあるので、
やっぱり1時間かけてリサーチするよりもAIにリサーチさせたり、
こないだハラルイさんとの食事も僕はこんなことに興味あるし、
僕のこともちゃんと検索してハラルイさんも検索して、
そして僕と彼が話すべきトピックスは何で、
何はアグリーで何はアグリーしなくて、
ディナーするんででっていう、
ディナーの話す中身のアウトラインと見なきゃいけないもののリンク全部出してくれて、
それを30分くらいかけて読んだんだけれども、
結局全然ほぼそんなに役に立たなくて、
結局勝手に話したんだけれども、
ただそういうような使い方もあるんだなっていうのがもう一つと、
あと最近ちょっとおっちゃんの話にとっこう、
和形静寂ってリキューが作った言葉で、
このハーモニーとレスペクトとピューレティとトランクリティで、
ハーモニーってこうだよねとかレスペクトってこうだよねって、
これはクラウドから出させたのかな。
で、ただ先のリキューこんなこと言ってたって言って、
え、本当?って、
違ったよ、コンフューシャスだったとか、
だからちょっとこう嘘入ってるんだけど、
ただ僕がちゃんとわかってるから、
結構この今回のプレゼンテーションのお茶とトヨタと、
あとその精密工学をリンクしたっていうのは結構AIに、
元々のアイディアだから僕から来てたし、
役に立ったなっていう感じにします。
続いてはスパークさんから、
生活する中で生成AIに関わるサービスがたくさん出てきました。
AIエージェントさんと協力し合えるようになってきて、
人それぞれが持つペインが解消される優しい未来が近くに来ているような気がして、
ワクワクしています。
そんな中、自分は人それぞれが自分らしく生き生きと生きていくためには、
人をよく知るようにAIをよく知り、
うまく対話することが重要なのかなと考えるようになりました。
そうすることでペインの解消だけでなく、
これまでできなかったクリエイティブなものづくりや、
新しい人と人とのつながりや、
位置方ができるのかもなと考えます。
ジョイさんに伺います。
このAIネイティブの時代にこそ、
改めて学びを深めると良いと思う学問や、
知識、経験、考え方について教えていただけますか?
なんか僕もこういう自分のクリエイティビティとか、
自分の考えるためのツールとしてAIはすごく便利なんじゃないかなっていうので、
で、このあるパネルで話してて、
なんかAIが出ると俺っていらなくなるんじゃないかな、
スピーチ全部書かせてるみたいなこと誰かある人言ってたんだけども、
僕逆になんか僕のスピーチがどんどん面白くなってるし、
AIが勝手にこのスピーチを思いつくわけもないし、
なんかどんどん僕のクリエイティビティと生活をスーパーチャイルしてるような気がするので、
なんか人にもよるんだろうなと思うんだけども、
で、AIって結構哲学とかアートのこととかもよく知ってるので、
あとアートとか哲学っていうのって自分でどうせ考えなきゃいけないので、
刺激してくれるっていう意味ではすごくいいんじゃないかなと思うんだよね。
あとはきっかけづくり、さっきとちょっと繋がるんだけども、
自分じゃなかなか最初書けないものをAIが助けてくれるっていうので便利かなと。
フローティングエイプさんからで、
最近みんな戦ったり怒ったりしていて、
ダイバーシティ、DEIをサポートして僕からするとどうなるのかなと。
フローティングエイプさんからです。
最近は物価高などで世の中の多くの人が貧しくなり不満が高まっているせいか、
トランプ政権と社会の変化
他の人を攻撃したり落としめたりする人が増えているように感じています。
DEIを推進しているジョイさんは、
攻撃的で付き合いにくい性格の人とどのように折り合いをつけているのでしょうか。
ジョイさん独自のコミュニケーション方法などがあれば教えていただきたいです。
これはトランプ時代の前からずっといろんな人に攻撃されながら、
ちょうどクリエイティブ・コモンズも完全オープンの人にも叩かれていたし、
コピーライトの人からも叩かれて、
結構真ん中にいる人っていつでも叩かれちゃうんだよね。
やっぱり僕もメディア・ラブンに行った時に、
女性率を20%から50%に増やしたり、
最初のジェンダーニュートラル・バスルームを作って、
トランスの人を助けてたりして、
そこも結構両側から叩かれたんだけども、
僕がそれを始めた頃って結構2012年とか2013年とかその辺なんだけども、
そこの時は圧倒的に足りなかったんだけども、
それがなんか行き過ぎちゃって戻り過ぎちゃって、
ちょうどいい真ん中のとこってなかなか止まらないんだよね。
そういう意味で言うと、ただ今回はどんどん右と左の行ったり来たりが激しくなりすぎちゃって、
この振れ幅が大変で真ん中の人がどんどん減っていっちゃってる。
これアメリカの世論調査では見えるんだけども、
日本はどうなんだろう、日本も多少そういうところもあるのかな。
真ん中の人が少なくなってる、薄くなってるっていうのは実際に大きい問題で、
この辺も原有さんとも随分話したんだけども、
これ多分メディアのせいとかソーシャルメディアのせいとか、
いろんな仮説はあると思うんだけども、
こういうようなお互い話してることをもうちょっと話し合って、
共通した価値観をサポートするようなAIがあったらいいかなと思っていて、
さっきのスパークさんの話につながってるんだけども、
ただそれってなんかお金儲けではできないので、
今のベンチャーの文脈でそんなのは勝手に出てこないんじゃないかなという気はするので、
そうするとコストが下がって分散型になって、
たくさんのAIのネットワークだとか、そういうところでやらなきゃいけないと思うんだけども、
ただなんか世の中を良くしようとしてる人たちって、
なんか今本当に消えて少なくなってるような気がするので、
やっぱりみんな本当に辛い時期かなと。
日本の人間と機械の共存
ある人が言ってたのはやっぱり歴史を振り返ると、
かなり懲りし合ってピンチな歴史、長いんだよね。
ちょっと前までの世界みたいに平和の時期ってすごく少なくて、
ただ普通の世界に戻ってんじゃないかなっていう人もいれば、
本来であればなんかもっと進むべきかなと。
で、これもハラリーさんが言うんだけども、
頭いい方が幸せかって言うとそうじゃなくて、
頭いい方が人を殺すのも何かこなすのにはすごく便利なんだけども、
必ずしもハッピーにつながらないよねと、フェアにもつながらないよねと。
もう一つ彼が言っててすごく面白かったなと思う話、
ちょっとここから連鎖で話すと、
ネアンドルフォールと人間を見ると、
ネアンドルフォールの方がもしかしたら頭良かったかもしれないと。
で、人間がなぜ勝ったかっていうと、
集団で動けたり、
集団で戦争をして、
ネアンドルフォールを殺しきっちゃったんだよね。
その集団でみんなが集まるっていうのは何かっていうと、
神話とかストーリーを信じる。
しかも、
大体のストーリーって、
事実と関係ない。
宗教なんか全くこう、
プルーフできないんだけども、
神様がいて、神様のために自分がこういうことすると天国に行けるんだ。
チンパンジーなんか絶対そんなことを信じないんだけども、
人間って信じちゃうんだよね。
あとこのお金は、
これは1ドルの価値だけど、
そんな紙なんか食べれないのに、
みんなが1ドルって信じるから1ドルだし、
これミームコインも同じなんだけども、
これってやっぱり人間っていうのは、
そういう神話だとか嘘を信じちゃうんですよ。
その信じることによって、
お金っていうのは神話なんだよね。
ただその神話をみんなで信用、
宗教と同じ信用するから、
宗教のもとに戦争したり、
宗教のもとでみんなでシェアしたり、
あとはお金っていうので経済ができたりして、
だからそういう、
それがどっかで人間ができるように発展して、
ただそれってフェイクニュースもそうなんだけど、
必ずしもいいことでもないんだよね。
だからその嘘を信じちゃう人間が、
今のいろんな世の中の問題にもなっているし、
すごくこう、全然違うリアリティを持ってる、
アメリカの右と左もそういうところだし、
結構コンスピラシー・セオリーもすごく増えちゃったり、
ワクチンの反対運動とかも増えちゃったりするのも、
結構これって人間っていう不思議な動物の特徴なんじゃないかな、
っていう感じは、
アレリさんと話してて思いました。
そしてここから続けて、
2本お便りをご紹介します。
文化的背景とテクノロジー
まずはケンさんから。
ブータンで取り組んでいることで、
現在一番興味を持っていることは何ですか?
そしてスシアブさんからのお便りです。
日本では人間と機械が共に生きる社体は、
どのような形で実現されると思いますか?
例えばロボットやAIが日常生活に溶け込む独自の形があるでしょうか?
またそのような社会で育つ子どもたちに対して、
私たち大人はどのように接していくべきだとお考えですか?
テクノロジーとの健全な関係を築くために、
特に日本の文化的背景を考慮したとき、
どのような教育や関わり方が大切になるでしょうか?
スシアブさんからのお便りで、
日本のロボットとAIのお話だよね。
結構面白いのは、これ前もいろいろ今のところで話してるんですけども、
AIセーフティのカンファレンスを去年やったときに思ったのは、
西洋の人たちって神様がいて、人間がいて、
その下に奴隷や道具や動物が、自然がいて、
人間は自然の上にいて自然をコントロールするっていう構造になっていて、
で、奴隷をコントロールしないと配置みたいにボードを起こしてアタックしてきたりするっていう、
奴隷に対する危機感を感じたりするので、
そうするとAIはコントロールを失っちゃダメだよねっていうのが、
西洋のセーフティの人たち考えていて、
で、これ日本もそうだし中国もそうなんだけども、
人間って自然の一部で、お茶で言うと茶せん、
供養とかって使った茶せんに儀式をしたりありがとうってやったり、
あとよく言われてるアトムとかドラえもんみたいな、
フレンドリーなロボットっていうのが日本のいろんなストーリーに入ってるし、
だから人間がコントロールするっていうよりも一緒に助けてもらう。
この間、慶応大学のフリハール先生の講演で聞いたのが、
おもてなしロボットの話で、
やっぱりおもてなしももともとお茶から来るんだけども、
やっぱり店主がお客さんが何を欲しいか一生懸命考えて、
で、客が気がつく前からもやる。
だからロボットが落ちそうになったら手がもう出てるっていう感じで、
で、おもてなしの重要なのは、
自立してないとおもてなしじゃないんだよね。
だから自分が命令してロボットが奴隷だったらおもてなしじゃなくて、
ただの奴隷で。
で、面白いなと思うのは、
アメリカの一番贅沢っていうのは、
シェフをコントロールすることなんだよね。
なんかソースはサイドで、
ちょっとピックルスなしでうんぬんかんぬんって細かく指定するのがアメリカの贅沢で、
で、日本って贅沢はおまかせなんだよね。
このシェフに全部権利を与えて、
シェフが考えて教えてくれて、
そのおもてなしに自分は参加してすごくハッピーになる。
自立させたロボットしかおもてなしできないので、
ロボットは自立させて、
価値観を人間と一緒にしようっていう話が結構、
和の方ではあって。
で、やっぱりさっきの和系静寂じゃないけれども、
みんなとうまくやろうとか、
みんなで仲良くしようっていうのは結構、
日本の古典的な文化には、
お茶とかにも入っていて、
で、西洋はコンピートが多いんだよね。
なんかザッカーバーグとイエローマスクが総合格闘技で、
ケージマッチしようみたいな感じで。
で、もちろん進化には和とコアポレーションと、
コンペティション両方必要なんだけども、
アメリカって結構コンペティション振り切っちゃってて、
で、日本はちょっとコアポレーションに振り切りすぎちゃって、
ベンチャーとかもうまくなかなか個人主義じゃないんだけども、
ただ、日本人はマスクして、
みんなは自分の病気から守るけども、
アメリカ人はマスクしてみんなの病気から自分を守るっていう、
個人主義な国と、
ちょっと農民的なグループ主義の国からすると、
僕は日本の方が危険なテクノロジーとうまくやる哲学を
持ってるんじゃないかなと思っていて、
分散型のAIをちゃんとエージェンシーを与えて、
人間の価値観を教えてみんなで一緒にやるっていうのは、
僕、日本の文明学かなと。
で、いろんなアンケートあるんだけども、
結構日本人はAIとかロボットに希望を感じていて、
希望が結構高くて、危機を感じてるけども、
希望の方が多いんじゃないかなっていう人が結構いて、
トランプ政権下の政府効率化
で、西洋は心配の方が希望より多分多いんだよね、
今見てると。
ただ面白いのは、
じゃあ実際の企業導入を見ると、
日本すごく遅れてて、
で、アメリカは進んでるのと、
あと教育とかも日本遅れてるし、
AIの周り、だから、
あと人体ロボットも日本今一個もプロジェクトないけども、
中国は何十個もあるので、
そういう意味で日本はチャットGPってすごく日本人使ってた、
世界で1位だった時代があるんです、最初のところ。
なのにやっぱり導入が低いっていうのは、
だから多分日本の企業の変革する力が保守的なので弱いのと、
あとは学校の変革する力とかも結構弱かったりするので、
せっかく日本がうまくテクノロジーを導入する力がある割には
発揮できてないっていうのが一個問題だなというのもあるし、
あとはいくら希望を持っても、
社会の方向性にテクノロジー、
ただ馬力をつけて強くするだけなので、
うまくいってない社会にテクノロジーを入れると絶対うまくいかなくて、
うまくいってるところに、
あと価値観が正しいところにいれば、
うまくいくと思うんだよね。
だからやっぱりゴールがすごく大事で、
今のなんか日本もアメリカも、
ゴールちょっとデガティブ、
いい方向に向いてないので、
あんまりAIでこれが解決できると思わなくて、
そういう意味でいうと、
ケンさんからブータンのこと聞かれたんだけど、
ブータンっていろいろあるけど、
正しい方向に向かってると思うんだよね。
経済のリターンよりもハピネスを考えようとか結構仏教的だし、
炭素ネガティブだし、
できる限りちゃんとやろうとしてる小っちゃな国なので、
そういう国がテクノロジーをうまく使うと、
いい方向に使うんじゃないかなっていうのが僕の感覚なので、
それもあって今一生懸命、
ブータンのサポートをしてるんだよね。
技術革新と日本の課題
今日実験的にちょっとダラダラといろんな質問に答えたんですけども、
みなさんいかがでしたか?
これでたぶんこれをライブでやってみるとか、
あとはお便りもっとやるとか、
たぶんいろいろやり方あると思うので、
チームともう少し話をしながら進めていきたいと思うんですけども、
意見はお便りのほうでお願いします。
ジョイトーズポッドキャスト。
また来週から新たなゲストを迎えしてトークセッションを行います。
お楽しみに!
番組ではNFTを無料でプレゼントしています。
ご希望の方は特設サイトにて、
次の問題の答えを入力してください。
それではジョイさん、問題をお願いします。
僕が最近会食をした歴史学者のラストネームをお答えください。
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正解された方には100変革をプレゼントします。
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