1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #94 組織は「振り子」のように..
2022-07-17 16:49

#94 組織は「振り子」のように作れば良いのではないか

利益と社会貢献、短期成長と中長期の価値、個人の働き方と組織の統制、など二項対立になりがちな組織。どっちにも偏りすぎず、でも振り子のように揺れていくことで組織が成長していくのかもしれません。
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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方やバンデリスト、田中健士郎が、皆さんのヌメロスをゆったりしたタトゥーンでお話しさせていただきます。
いつもお聞きいただきありがとうございます。
先週はですね、プロジェクトマネジメント系の話ということで、ミーティングのファシリテーションのスキルっていうところについて話をしました。
割とこのラジオでも、個人のスキル系の話をすることも結構多いかなと思うんですけれども、久しぶりにそういった形のね、分かりやすいスキルの話をさせていただきました。
ただこのラジオはですね、結構こう、まず個人と組織っていうところそれぞれ話をする回もあれば、割とそういうスキル的なものの話をすることもあれば、もうちょっとこう探究的な、雑とは何かとか無駄とは何かみたいなことを考える回もあったり、働くって本当に幅広いのでいろんなテーマで話すんですけれども、
今日は個人よりもちょっと組織よりの話で、組織の中でもちょっと深めの問いというところで、雑談的にですね、今日は話していけるといいかなと。
最近、私、田中がどんなことを考えているのかというところですね。皆さんも、もしかしたら聞いたことあるかもしれないですけど、その組織の開発、組織開発みたいなことを、僕がリボーンという会社でですね、コンサルタントみたいな感じで仕事させていただいてたりとか、あるいはクラウドワークスという会社でね、一つのチームを持ったりとかして、
いろんな組織に関わっている、あるいはライターゼミっていうコミュニティの運営もさせていただいたりとか、やっぱり組織とか団体っていうところに属することが多いんですけれども、そこで大体出てくる問いというか課題っていうところが、大きな2つの対立構造でどっちを取っていくべきなのかみたいなところですね。
イメージは来ますか。
これ結構いろんなところであると思うんですけれども、例えばわかりやすいところだと、利益の最大化っていうのを目指すって、やっぱり企業のミッションってそこですよねと、利益の最大化ですよねっていう話と、やっぱり社会にとっていいことをしていきましょうみたいな社会貢献的なもの、SDGs的なもの。
こういった利益創出と社会貢献みたいなところの2つっていうものは、もちろんよく知っている方は対立はしてないですよと。SDGsっていうのは経済成長と社会貢献というか、社会を持続可能にするというこの2つをどちらも満たすゴール、目標なんですよとかって話はもちろん聞くんですけど、実際会社に入っていると、やっぱり
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どっちかなのかを迫られる場面があったり、人によってその優先の比重が違ったりっていうことで結構ゆらゆらすることってあるんですよね。近いような話だと、効率化をするか意味のある無駄をするのかみたいなところのどっちなのかみたいな議論ですよね。
やっぱり利益の最大化とかっていうのを目指していって、徹底的に効率化していく。効率化していったときに無駄がどんどん排除されていって、前にアグレスという会社さんの社長の話を聞いたと思うんですけど、
ブルーハーツの話ですよね。会社で収穫が終わった後にみんなでブルーハーツを大熱唱してギター片手にみんなで歌ったりするのが、それこそが仕事の価値で、それを求めることが自分にとって農業だみたいなことを言っている中で、本当に効率化だけを目指していくと、そういうブルーハーツ的なものはやっぱり排除されていって、
排除されていきますよね、みたいな話。これでもかといってずっとブルーハーツをやってても、やっぱり数字が上がらなかったり利益が上がらなかったりするみたいな話とか。
あるいは短期と長期というところもそうですね。短期的な今月の売り上げ、あるいは今期の目標達成というところを見るのか、長期で会社が成長していくためにやっていくべきことを見るかっていう、この2つも結構対立しがちだったりとかしますよね。
あとは何だろうな、対立構造。例えば個人の働き方への尊重、リモートワークとか、フレックスで働けますよ、副業OKですよ、そういった個人の働き方をどんどん尊重していこうという、今社会どんどんそっちに向かってますよね。
でも一方で、それをやった先に会社の統率って取れるんだっけ、みたいなことで、やっぱりどんどん個人が尊重されて自由で、自分で決めて働いていいよってなったときに会社としてまとまりがなくなっていくんじゃないか、みたいな議論とかね。
もちろん、そういうそれを両立できるんだっていうふうな声っていうのはどこでも聞くし、皆さん理想はそうだと思うんですけども、実際はその2つの間で結構対立してしまったりとか、あるいはどっちかに傾いちゃったりすることが結構会社においてはあるなーっていうのを最近すごく感じているんですよね。
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で、そういった中で、それにどう向かっていくのか、みたいなところで、一つよく言われるものっていうのが、アウフ平原っていう2つの対立していると思われているものの先に、どちらも満たせる仕様っていうらしいんですけども、さらに上の次元で見ると、
そのどっちも両方を満たせる世界があるっていう話ですよね。さっきの話だと、やっぱり社会貢献をしっかりやっていった先に、その価値が社会から認められて会社としても利益出ていくみたいな話とか、そういうことですよね。
で、なんでこのアウフ平原とか、どちらも満たすっていうことは、理想的ですよね。ただ、なんでそれが簡単にできないのかと。アウフ平原しようよってね、こういうことは簡単なんですけれども、なぜそれができないのかっていうのは結構すごく問いなんですよね。
はい、結構今日は深めの話をしているんですけれども、というところで、この間リボンの社内会議でですね、インテグラル理論っていうものを教えてもらったんですけれども、それについてはちょっと難しいので、また何かの機会に働き方ラジオで話せればいいと思うんですけれども、
すごく簡単に言うと、世の中には一つの事象に対してもいろんな側面がありますと、例えば4証言とかでその側面を分けられたときに、別に全て正しいんだけれども、しかし部分的であるということで、
そのそれぞれの見方をある意味、全て正しいんだけど全てと向き合わなきゃいけないっていうところ、この辺がさっきのアウフ平原につながるヒントなのかなというふうにも思っていて、
で、その中で多分やるべきことというのは、ある意味どっちかに振りながら、またバランスが崩れたら反対に行くみたいな振り子をやっていくのが大事だっていうふうに言っているんですよね。
これはすごくなるほどなぁと思ったんですね。何か利益と社会貢献を両立するんだとか、個人の働き方の多様性と会社としての統率はどちらも実現できるんだというはやすしなんですけれども、やっぱりいきなりその両方を両立できる次元にいきなり会社が行ったりするのはすごい難しいなというふうに。
思うんですよね。はい。何だろうなぁ。
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まあ、そこを問うていくっていうことももちろん大事なんですけれども、ただ一つやれることとしては、どっちにも振りながら揺り戻し、揺り戻しをやっていくみたいな。
例えば会社が、今年はもう結構効率化に一回振って、もうとにかく全部効率化しましょうって時に、ちょっとこれ行き過ぎたなと、会社の中でもう無駄が全くなくなってきたなっていうふうになった時に、ちょっと意味のある無駄みたいなことを取り入れていくとか、
そういう感じで振り子のように文化を作っていくっていうのが大事なんじゃないかとは、これはなるほどなというふうに思いました。
クラウドワークスっていう会社なんかも、僕も7年ぐらいいるのですごく面白いなと思うんですけど、その時期その時期に変わっていくんですよね。
例えば、売上の最大化が大事だっていうところから、そこから一気にやっぱりもうちょっと社会に包摂性とか包括性みたいな、ちょっとSDGs的なことをより重視していこうっていう期間で、ガーッとみんなで社会問題をどう解決するかみたいなところに向き合った年もあれば、またその次の年に生産性の向上っていうところで、これも3年ぐらいやってるんですけど、
生産性の徹底的に上げるっていうことに向き合ってっていう、行ったり来たりをしてるみたいなことが、メタで見ると見れたりするんですよね。でもなんか世の中ってだいたいそんなもんで、歴史とか学んでいくと、やっぱり
民主主義的なものから少し帝国主義的だったりとか、皇帝の一党独裁だったりするものが揺れ動いてたりとかもするんですよね。今またちょっと中央集権的に国が変わってきてるとか、そういう国が力を持ってきたりとかもしてますけれども、そういう歴史を見ても、やっぱり揺れ動いてたりとかもするんですよね。
で、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱ
やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその中でも、やっぱりその
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人を
分けちゃうということなんですよねどう言う意味かというと、例えば、利益喪失をめちゃくちゃ目指していく部署と、社会貢献的なものをやっていく部署っていうの
分けてしまったり、効率化をする部署と、ちょっと無駄をする
あの人たちを分けてしまったりとか まあそういうふうに人とかチームの役割でそのバランスを取っていくっていう考え方は
結構あるんですけれどももしかしたらそれはあの 危ないんじゃないかなというふうにあの感じています
特にこう今の時代やっぱりそのとにかく 効率化して利益を出すんだっていうだけじゃ会社がうまくいかなくなってきている
わけですよねあのそもそも経済自体が拡大していないっていうの中において 逆にその効率化とか無駄を排除するということだけをやっても
まあなんとなくあらりや増えるんだけれども そもそも産業自体が大きくなくなっ大きくならなかったりとか
あのファンを作ることができなくて毎回こう単発単発の 広告に頼るみたいなことになって成長できなくなるみたいなことが結構起きがちなんです
よねってなった時にやっぱりえっと この会社は何を目指しているのかみたいな意味とか
あと中長期的な視点を持つとかさっき言っていたような あのよりこう反対側です短期だけを見ているの反対の長期の話だったりとか
効率化の逆の無駄の話だったりとか えっと会社の統率の途逆の個人の尊重が出てきたりとか
より何かこう逆が出てきやすくなっているとかも出てきているタイミングになっ 時にそこのそれぞれにチームを作るとそのチーム同士が結構分断して対立しちゃうっていう
構造がどうやら起きそうだと なんかまああのちょっとこう無駄的なね
を問いをみんなで探求するみたいな資座を高めましょうとかっていうの結構やるんです けれども結局なんかそれをやっているメンバーがあの一部の中長期的なことをやる部署だけで
短期的な効率化を目指す部署は長期的なことは考えなくてもいいってなった時に 短期的なことをやっている部署からすると長期のことをやっている
たちは何かも遊んでいるようにしか見えないと俺らはこんなに利益出しているのになんか あいつらは遊んでて利益も出さなくてあのまあこの会社にいるべきではないとね
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逆にえっとそういう長期的なことをやっている方からすると本当に短期しか見てなくて あの部署がやっていることをずっとやったら会社潰れちゃうぞとか
そんな感じで対立構造になってしまうっていうのが結構これから会社 いろんな会社でどんどん起きていくんじゃないかなっていう
社内で2分していっちゃうっていうところ ここは非常にあの注意なポイントだなぁと組織作るする時にも考えていくべき
ところだなと思っていておそらく理想的には一つの部署の中で長期も中期も 短期も
すべて追っていくとかえっとチーム単位とか利益を出していく 組織でもビジョンみたいな中長期的なことを一緒に考えていったり
少しあの無駄と思えるような活動でみんなの資材を上げるっていうことをやったりとか そういったことをまあ組織の仕組みとして導入していくっていうのが
まあおそらく非常に大切になってくるんじゃないかなと ここはですね非常に難しいところですね
あのやっぱりこう対立してしまいがちなんだけれどもある意味その両方をやっていく ということが大切になるんじゃないかなというふうに感じます
はいなかなかねこのあたりはまあ難しいところではありますけれども ぜひですね今後また探求していきたいと思いますしまあ組織の話に興味ある方は
ぜひこういう話あの一緒にできると嬉しいなというふうに思います ということで今日は完全に組織に振り切ったちょっと雑談雑談についてお話をさせていただきました
はいまたお会いしましょうおやすみなさい
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