00:00
千葉大右
官民競争という言葉があるんですけども、この場合の官って、たぶん我々市役所とかもそうですし、国もね、含んでると思うんですが、
先ほど少しお話ししたようにですね、実は国と自治体もですね、今後こういろいろ話をしていかないといけないなって自分思ってますので、
官民ではなくてですね、官官民なのかなって最近思うんですね。
なんでこの官官民の競争、まあもちろん民もそうですし、官民もそうなんですけど、
高見知英
国と自治体という官官も必要だなと思うので。
NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY のポッドキャスト番組、SBCastです。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、講師、書籍出版などを行いながら、このNPOの理事を務める高道英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、NPO法人デジタルガバメントラボの千葉大輔さんにお越しいただきました。千葉さんどうぞよろしくお願いいたします。
千葉大右
はい、よろしくお願いいたします。
高見知英
はい、よろしくお願いいたします。
それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いいたします。
千葉大右
はい、NPO法人デジタルガバメントラボ代表理事の千葉大輔と申します。本業は千葉県船橋市役所の職員をしております。
その傍ら、個人的な活動としてNPO法人の代表理事を務めているということになります。
ありがとうございます。それではこちらのデジタルガバメントラボの活動の内容、どのようなことをやっていらっしゃるかというのをお伺いできますでしょうか。
はい、まずデジタルガバメントラボなんですけども、構成はですね、自治体職員、市役所などの職員が中心なんですけども、
自治体職員だけではなくて、自治体職員のOBとか、あと民間の方にも参画していただいて今活動をしています。
主にはですね、最近はコロナなのでオンラインが多くなりましたけども、オンライン上で勉強会を行ったり、以前はリアルに会場を設けてですね、勉強会を行ったりといったことをしております。
他にも書籍を出させていただいたりとか、後その講演活動ですね、そういったものに参加をしております。
高見知英
ありがとうございます。非常にオンラインの勉強会や書籍の出版などいろいろやられていらっしゃるんですね。
千葉大右
はい。
03:00
高見知英
その他にも、今回ポッドキャストの方でも、自分は何度も声を聞かせていただいておりますけれども。
ありがとうございます。
千葉大右
これは他のメンバーが中心になってやっておるものなんですけども、月に2回ほどですかね。
中身はやはり自治体職員の方も多いですけども、民間の関わりのある事業者さんであるとか、そういった方をゲストに呼んでお話を聞いているということになっています。
高見知英
なるほど。いろいろな行政の活動の内容をポッドキャストで伺うことができて、
今こういうような行政の動きがあるんだとか、こういうような形でシステム化が進んでいるんだというような事例をお伺いすることができて、非常にこちらとしての勉強になっております。
ありがとうございます。
それでは続きまして、こちらのデジタルガバメントラボの活動、このようなことをするようになった理由をお伺いできますでしょうか。
千葉大右
はい。まずもともとは自治体職員の個人的な集まり、同じ役所の中だけではなくて、外の役所とのつながりってもともとありまして、
同じ業務をやっていたりとかですね、同じ地域にいたりとかいうことで横のつながり、全国的にも様々あると思いますけども、我々もそういった横のつながりでいろいろ活動をしていました。
やはり同じように勉強会とかそういったことをやっていたんですけども、活動していくとですね、やはり職員の5時以降の個人的な活動だけではなかなかできないことっていうのができてきました。
例えばどこか会場を借りてそういった勉強会とかを大人数でやりたいというときには会場代がかかったりしますので、これを参加している方たちと割り勘にして出したりももちろんするんですけども、そういった経費のかかるようなことであるとか、
団体がどんなに大きくなっても任意団体ですので、何か名前を出して活動するということになりますと、どういったものを名乗ればいいのかというようなことがありまして、なかなか任意団体ではしづらいこと、活動の幅が限られるなということが出てきたので、NPO法人という法人格を得てですね、活動しようということになった次第です。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。自治体職員の集まりという形で始まったんですね。
個人の集まりだけだとなかなか難しいということが非常にたくさんありますので、やっぱりそれで集まって団体が出来上がっていくということなんですね。
ありがとうございます。
こちらの活動の目的としていることを改めてお伺いできますでしょうか。
千葉大右
はい、一応キャッチフレーズがありましてですね、自治体のデジタルガバメント実現というのを掲げておりまして、自治体というのは全国でですね、都道府県も入れると1788団体ありますので、私が勤めている船橋市役所もそうですが、それだけ数が全国にありますので、
06:04
千葉大右
例えばそのデジタル化とか呼ばれるものについても進んでいたり、なかなか取り組みが進まなかったりというのが多分団体によってあると思います。
ですので、そういった全国のですね、自治体のデジタルガバメント、デジタル化というのをですね、実現していきたいというのが目的になっていますね。
高見知英
ありがとうございます。全国のデジタル化実現という、非常に自分たちとしてもやっぱり、何らかの形でデジタル化のお手伝いというのをしていければいいなというふうに思っておりますので、非常にこのような自治体側の取り組みがあるっていうのは非常に心強いものでありますね。
ありがとうございます。ということは今回は対象としている、主に変えたい人というのは自治体の方々という形になるんでしょうか。
千葉大右
はい、そうです。自治体の中でですね、同じような仕事をしている方たくさんいると思うんですけども、実はその自治体の中でその仕事をしている人っていうのが一人だったりとか、その他の係の一人だったりとか二人だったりとか、そういうことって結構多いんですね。
そうすると自分一人で仕事、もしくは隣の人と二人で仕事をしていたりすると、やっぱり考え方とか、あとその取り組み方とか、そういったことに制限が出てくるので、やはり外にですね、事例を求めたりとかヒントを求めたりして出ていったりする、そういう職員の方います。
ただ、世の中の方、みんながみんなそういうわけではありませんので、そういう思いを持っていてなかなか行動に移せない人、そういった方たちのお手伝い、きっかけになればいいなということで、今そういった方を対象にして活動をしています。勉強会なんかもそういった活動の一環ということになりますね。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。デジタル化の活動をしている人たちが対象ということで。やはり、そうですね。社内だけ、一つの自治体の中だけで仕事をしているとどうしてもわからなくなってくることとか、どれが正解なのかわからないということって非常にたくさんあると思います。事例が多い業界を見ててもそうだので、やっぱり自治体であれば尚のことなのじゃないかなっていうような形は感じますね。
なので、本当にそのような活動のための道しるべになる場所っていうのがこちらであると非常に心強いのではないかなというふうには思います。はい、そういうのを目指しています。はい。そうですね。ありがとうございます。
自治体とか様々なこういう公共機関のデジタル化を考えるとかデジタル支援を考えるというような意味ではコードフォージャパンとかもございますけど、何かこのようなところと何か実際の関連性はあったりしますでしょうか。
千葉大右
あの去年、もうおととしですね。おととし2020年の5月だったかなぐらいにちょうど特別定額給付金という全国全国民に10万円配る事業があったかと思いますけども、あれデジタルの面で言うと結構混乱してですね失敗したって言われてるんですね。
09:10
千葉大右
でその混乱した直後にですね実はコードフォージャパンさんと我々デジタルアーマメントラボの共済でですねああいったですね例えば給付の事務とかを今後デジタル化していくのにどうやったらうまくいくかっていう考えるまさにオンラインの勉強会を共済したことがあります。
なのでコードフォージャパンもそうですし他のシビックテックの団体さんなんかともいろいろあの一緒にやってたりしますのでここはもう本当に先ほどのカンカンミーの競争の部分今まさに実践している最中そういうことになります。
高見知英
なるほどそうですねということは今まさに実践をしているということはこちらそれ以降もコードフォージャパンとのつながりとは何らかの形であるということなんでしょうか。
千葉大右
何か一緒にやったりということももちろんそうですけど本当にあの日々個人的なつながりコードフォージャパンの方にもたくさん人がいらっしゃいますのでその中の方とですね日々情報交換いろんなところでしたりしています。
高見知英
なるほどそうですかありがとうございます今も本当にいろんな形のつながりがあるということなんですね。
やはりコードフォージャパンについてはこちらの方でもいろいろとお話をお伺いしていますけれどもやっぱり自分たちとしてもやっぱり何らかの形でいろんなところにやっぱりデジタル化とかITの利活用支援っていうのの手は必要なんだろうなっていうふうに思っていますので。
こちらサイドBTCとしてはどちらかというと自治体よりまずはその他の地域の皆様方という形になってしまっているのでそこの隙間を埋めているのがコードフォージャパンなのかなというふうに思っていますので。
千葉大右
そうですね我々としてもそうですね我々から見ても我々よりもむしろ市民サイドに立っている団体さんなので我々自治体側にどうしても寄った考え方になってしまいますがそこをですねうまくつなげ合わせていただくということで日々お話を聞いたりとかですね情報交換しているということになりますね。
高見知英
ありがとうございますそうですね本当にこのコードフォージャパンともそうですけれども非常にいい関係で続けていけているようで素晴らしいなというふうに思います。
千葉大右
ありがとうございます。
高見知英
ありがとうございます。
それではこちらのこのデジタルガバメントラボの活動をいろいろと行っておりまして何かこれが課題だなとかそういうふうに思っていること何かございますでしょうか。
千葉大右
我々業務としてこう自分たちが日々やっている業務がありましてそれに対して課題感とかが出てきますのでそれにどうやって解決していくかっていうのをみんなでこう知恵を出し合って考える勉強会やったりとかワークショップやったりとかしておりますけどもそもそもですねじゃあなんでこれやらなきゃいけないんだっていうのはやっぱりあるわけですね制度的なこと
12:04
千葉大右
例えばオンライン申請なんかをですね普及させたいオンライン申請を進めたいってなってもですね一方でオンラインではできないことって未だに残ってたりしますそうするとなんでそれって残ってるんだっていうことになるんですけどもそれで結局制度の話制度って多くはですね法律で決まってたりしますのでこれ我々自治体が作るものではなくて国の方で法律を作って制度ができているということもありますのでこのなんか制度の壁っていうのがですね
活動していくとところどころで現れてなかなか乗り越えられない壁だなっていうのはですね活動してるとありますね
高見知英
なるほどそうですねやはり最終的にやっぱり法律的な制度の壁っていうのが出てきてしまう
千葉大右
そうですねはい
高見知英
確かに自治体の活動となるとどうしてもやっぱり法律上の問題っていうのは非常に表側に出てくることもすごく多くなるんじゃないかなというふうには思いますし
本当にこれが過段になってくるっていうのは非常に難しいところではあるかなっていうふうに思います
ありがとうございます
なのでこちらの制度の壁をどういうふうにしていこうとかどういうふうにすればいいのかなというのは毎回毎回考えていくっていう形になるんでしょうか
千葉大右
もちろん我々の目から見てですねどういったやり方がベストなのかとかっていうのは日々考えているところではあるんですけども
今ですね昨年の9月にデジタル庁っていう国の役所が新しくできましたけども
このデジタル庁の方でですね実は自治体の職員とかですね自治体の現場の方のですね
意見を聞くとかですねそういった取り組みが新しく始まってるんですね
これ我々からすると非常にありがたい取り組みになりまして
我々の方もですね聞いてくれる方がいるんであればじゃあどういった提言どういった課題感がありますっていうのをね
うまく伝えていくかっていうのを最近考えています
ですので以前は全く国とですね直接お話ができるとか
まあ何て言うんでしょう課題についてやり取りお話ができるっていうのはちょっと考えられなかったんですけども
最近はそういう動きがですね国の方からも出てきているので
今まさにそういったことに一緒に取り組んでいるということになります
高見知英
なるほどそうですねデジタル庁そうですね
デジタル庁との今だからそういうようなことをお互いに考えられるような関係性でお互いに意見を言い合えるような関係性ができていって
というような形になるんでしょうか
千葉大右
あとあの最近だと昔だと電話しかなかったんですけど
今だとSNSとかありますのでそういったところもちろん公式な場っていうわけになったりするんですけども
そういったツールを使って双方向でのやり取りっていうのもしやすくなりましたので
15:02
千葉大右
やっぱりその辺は時代なんだろうなというふうに思っています
高見知英
そうですね双方向でのやり取り非常にやりやすくなったと思います
やはりそういうような場所の存在っていうのは非常に追い風になっているっていうところなんですね
千葉大右
はいそうなんです
高見知英
それはいいですねありがとうございます
何かここまでの活動でいろいろな活動で様々な自治体の活動を見たり改善をしていた事例とか
そういうのを見ていったりしたことがあると思いますけど
何か特にこれは良かったとかこれはすごく課題だなと感じたとか
そういうようなすごく思いに残って思い出に残っていると何かございますでしょうか
千葉大右
良い事例で言いますと全国に優れた取り組み事例ってたくさんあるんですけども
市役所のいわゆる住民サービスって当たり前の話ですけど
そこの住民の方しかサービスを受けられませんので
多分全国のほとんどの人ってとある市役所のことって知らないと思うんですね
なので良い事例なんかですと例えば北海道の北見市さん
北見市っていうところには市役所があって
同じように市民の方が受付に行くんですけども
申請書書かなかったりとかですねそういった取り組みをしてるんです
こういうのもちょっと前まではあまり知られていなかったんですけども
最近は先ほどお話ししたデジタル庁がこういった良い事例がありますっていうのをアナウンスしたりとか
あと我々ももちろん仲間うちでこういうデジタルガバメントラボとかですね
それ以外の活動でもそうですけど
情報共有なんかをしてあそこのこういう活動いいよとかって話を
よく横の繋がりで話しますので
そういった取り組みがどんどんどんどん知られていくっていうのがいいなと最近思ってます
高見知英
なるほどありがとうございます
千葉大右
これはやはり土地柄とかそういうようなものが関わってきたりするんでしょうか
はい地域性っていうのももちろんあると思いますけども
やはり市として取り組んでいるっていうことなので
役所のその文化っていうのもあるでしょうし
あと市長とかね町長さん首長さんの思いとかっていうのも当然あると思うんですけど
でもどれか一つではなかなかやっぱり進んでいくってわけにはいかないので
それらの要素がですねうまく組み合わさると
高見知英
いい取り組みとして役所の取り組みとして出てくるのかなというのは見てて思いますね
そうですね確かに一つのもちろん役所の文化とか土地柄とかいろいろな要因はあるんですけれども
それだけではなくいろんな複合条件によって今回のようなすごい良い事例が出来上がっていくんだなというのを感じられたということですね
はいそうです
18:01
高見知英
ありがとうございます
そうですねこのような事例を非常に情報交換ができる機会っていうのが中にあるということで
非常にそれは良いのかなというふうには思います
ありがとうございます
こちらは基本的にはその勉強会とかそういう場所の中で交換をしていくっていうような形になるんでしょうか
はい
例えば何か開放とかそういうような形でも固定の情報として
もうすでに何か印刷されたものとかメールベースのものとかそういうような固定のテキストで
何か見られるようなものとかいう形で配信などはしてないのでしょうか
千葉大右
あまりですね逆にその勉強会は本当にオンラインで決まってその時の旬なテーマを取り上げたりとかするんですけども
日々の情報交換は実はですねFacebookでやってます
Facebookの中にそういったグループを作ってですね
日々本当にリアルタイムで話題になることを持ち寄ったりとか情報交換したりということをしてますので
本当日々のやり取りはFacebookですね
それ以外に定期的にその時の課題感を持ったものを一つ上げて勉強会取り上げたりといったことも合わせてやってるそんな感じですね
高見知英
なるほど日々の情報交換としてFacebookを使いつつ
その中から特に何か理題に上げたいものとかそういうものを勉強会に出していくというような形なんですね
千葉大右
はいそうです
高見知英
確かにそうですね
勉強会っていうのは今オンラインでもいろんなものがありますけれども
そのようなものの中の一つの進め方として
まずはFacebookのグループとかそのような場所でいろんな情報をかき集めて
その中から一つ勉強会に上げていくっていうようなアプローチっていうのは非常に良いことですね
そうですねはい
ありがとうございます
はい
それでは続きましてですけれども
何かこちらのSBCastの内容を聞いている方々に
何かITとどのように関わってほしいなどと何かございますでしょうか
千葉大右
はいあのIT特にですね行政分野のそのITかデジタルかっていうのはまだまだ全然これからなんですね
ですのでご自身がお住まいになっている地域の市役所とか区役所
そういったところで何か新しい取り組み
最近だと例えばLINEで情報配信したりとかですね
LINEで申請を受け付けたり
もしくはアプリを市役所のアプリをですね
リリースしてそこで情報配信したりというようなことに取り組んでいる団体もいますので
もしお住まいの地域でそういうですね取り組みがあったら
ぜひそのLINEだったらお友達登録アプリだったらダウンロードしてですね
スマホの中にインストールしていただいて
自分のところの役所がどういった取り組みを始めているのかというのは
21:00
千葉大右
ちょっと感じていただけるとありがたいなと思います
高見知英
そうですね実際の事例をまずはちょっと試してみてほしいというような形になるんですね
そうですねやはり実際試してみないとよしよしもわからないし
実際ここと比べるとここが課題だよとか
こういうところはすごくいいよとか言うと
なかなか意見としてもまとまっていかないし
じゃあそれはいざそのようなシステムが本番運用された時に
扱えないってことにもなってしまいかねないので
やっぱりそういうようなところで感度良く
いろんな情報に触れてみるっていうことは非常に大事ですね
千葉大右
そうですねぜひ試してもらいたいですね
高見知英
デジタルなものスマートフォンとかパソコン上で実現されるサービスっていうのは
どうしてもやっぱり使ったことがあるかどうか
いかにこういうようなサービスを使ったことがあるかどうかっていうのによって
やっぱりそれからどれだけ活用できるかっていうのが変わってきちゃうところもあると思うので
実際だから友達ともうLINEも全くしたことがない人が
いきなり行政のサービスだけLINEでやればうまくいくかっていうと
そうもいかない場合もあるでしょうし
千葉大右
そうですね
高見知英
なのでそういうようなところでいろいろと身近なところも含めて
行政のサービスをもっとデジタルなものを体験してみるっていうのが
非常に大事ということですね
千葉大右
ぜひ試してもらいたいです
高見知英
ありがとうございますそうですよね
またその他今回のITに関してと以外のところでも
これを聞いてる人に何かしてほしい
千葉大右
これはですねぜひこれも同じなんですけど
お住まいの市役所区役所の行政サービス
そもそも一般の方が行政サービスを受けるとか役所に行くって
なかなかそんな年に何回もないことだと思いますので
ぜひその行政サービスを受けた役所と関わったという時には
これが良くなかったなとかそういう気づきがあったら
ぜひ役所に伝えていただきたいんですね
例えば市役所に行って手続きをする
市役所に行かなきゃいけないっていうのが当たり前
平日に仕事を休んで市役所まで行くのはしょうがない
当たり前だから休んでいくかっていうのも
実は当たり前じゃなくなるかもしれないということもあると思いますので
ぜひ行政サービスを受けたりとか役所と接して
ここどうにかならないのかなみたいなことがあれば
直接伝えていただいてもいいですし
メールとかホームページの方から
ウェブフォームで投稿できたりもしますので
ぜひ気づいたところを出していただくと
やはりそこが我々こういうところが望まれてるんだなとか
こういうところが足りないんだなっていう
知るきっかけになりますので
ぜひそういうお声は寄せていただきたいと思います
高見知英
ありがとうございます
やっぱり行政と関わった時の何かしらのフィードバックを
24:02
高見知英
こういうところに流してほしい
ウェブフォームのところに出してほしいということですね
千葉大右
そうなんです役所って一般の民間企業さんだと
サービスいまいちだったなと思ったら
次使わないだけで終わりだと思うんですけども
役所ってそこにしかないですから
不満があってもまた次行かなきゃいけないですよね
その不満をずっと行くたびに持たれてしまうっていうのは
やはり我々にとっても住民の方にとっても不幸だと思いますので
そこはフィードバックいただいて
実現していきたいそういうふうに思ってますね
高見知英
そうですね
役所は確かにそうですね
他の企業一般的な企業のサービスと違って
そこにしかないということになりますから
ありがとうございます
まさにその言葉は非常にわかります
自分はどちらかというと
国民センターの中の活動に関わるとかいうようなことが多くて
場所にもよりけりなんですけれども
市役所の地域振興課の一つの部署だったり
そういうこともありますので
そのようなところに関わることが多くて
ただこちらの方についても
本当に活動を始めた頃
10年とかそのぐらい前の頃は
ほとんど紙で対面でというような状況だったんです
ただそれも自分が関わるようになって
回覧しなければいけないので
データでいただけますかっていうのを何度も言って
一度目はさすがにちょっと無理だったんですけど
それも何度も何度も話をするうちに
いつの間にかデータでくださいって言ったら
メールアドレスを教えてくれればすぐ送りますよ
っていう話になったり
ちょっと前までは印刷したものを
紙に書いたものを持参して持っていくっていう形が
当たり前だったんですけれども
今や普通にZoomでの面談を希望の方は言ってください
っていうふうな形になったり
場合によっては郵送だけでも
メールだけでもいいですよっていう形になってきたり
いろいろと変化はしてきたということは
自分も実感をしていますので
やっぱりそういうように
まずは何かしらのきっかけで
言ってみるっていうことはすごく大事ですよね
千葉大右
そうですね
言ってもダメだろうなと思わずに
高見知英
ぜひ言ってもらいたいですね
一番最初うまく言葉が伝わらないっていうことは
一回で諦めないでっていうのも
なかなか難しい話ではあるかと思いますけども
ただそれでも何度も何度も言えば伝わるっていうのは
すごくあるなというふうに感じています
本当にフィードバックと言いますか
行政の関わった時の連絡
こういうふうなところは良かったよとか
そういう話を伝えるっていうことは
すごく重要になってくるんだろうな
っていうふうには思います
ありがとうございます
そうですよね
じゃあこちらの方で
いろいろと活動のお話を今回伺っておりますけども
27:01
高見知英
もう一つ
Podcastの方にも少し話を戻して
お話も伺えればいいなというふうに思うんですけども
あちらの方は主にどういう基準で
ゲストの方をお呼びしているとか
そういうのって何かあるんでしょうか
千葉大右
ゲストは基本的には知り合いですね
やはりつながった
こういう活動の中でつながった方を
お招きして
お話を聞いているということになりますね
高見知英
なるほど
でも逆に言うと
それでこんなにいろいろな方が来る
千葉大右
そうなんです
なので
高見知英
非常に幅広いですね
千葉大右
そうなんです
普段からやはり多くの人と
お付き合いがありますので
今だとまだ呼ぶ人に困ってはいないんじゃないかな
というふうに思います
高見知英
なるほど
そうですね
今まさに全然困ってないぐらい
多いというのはすごく
素晴らしいことだなというふうに思います
千葉大右
はい
高見知英
特に何かこういうような
ポッドキャストをやるからということで
誰かを探してとか
千葉大右
そういうようなことはないんですね
そうですね
普段から関わりのある方で
次この人にしようとか
そういった形で
どんどんどんどん
広げている形になりますので
高見知英
なるほど
ありがとうございます
普段から関わりのある方々
そうですね
やはりこちらのSBSキャストの方では
どちらかというと他のポッドキャストとかを聞いていて
この方々にお話を伺いしたいなとか
そういうような方でも
きっかけになるというようなことが多いので
この人に声を掛けようというような
リストは決まっていなかったりはします
それでも増える速度の方が早いので
今のところ困ってないという形にはなるんですけど
千葉大右
はい
高見知英
特にやはり今オンラインイベント等もありますし
そうですね
例えばそれぞれの自治体の活動事例とか
こういうようなことを考えてやっている人がいるとか
そういうような話を聞く機会はすごく多くなりましたので
だからそういうような話を聞いて
ちょっとここの話を聞いてみたいな
っていうふうに思うことはすごくたくさんありますので
はい
なので本当こちらの方でも
今のところ困ってはいないという形になりますが
すべてもうすでに
この人の話を聞いてみようの
リストがもう埋まっているというわけではなかったりします
千葉大右
はい
高見知英
ありがとうございます
それでは続きましてではございますが
デジタルガバメントラボの活動
非常にいろんな形式での発信もあるかと思いますが
今後インターネットで
特にインターネットで
デジタルガバメントラボの活動を知るには
どのようにすればよろしいでしょうか
千葉大右
まずはフェイスブックでも
我々のページがありますので
そこのページで新規のお知らせなんかはしております
そのページと連動してですね
デジタルガバメントラボ自体のホームページ
ウェブページもありますので
30:00
千葉大右
どちらかを見ていただければ
新たな取り組みとかイベントとかですね
そういったことのお知らせは届くと思います
高見知英
なるほどありがとうございます
フェイスブックまたはサイト
そうですね
こちらのほうは
自治体に実際に関わっている職員以外の方も
関われるっていうことなんでしょうか
千葉大右
はいもともとそうなんですが
デジタルガバメントラボ自体がですね
民間の方とも競争したいっていうのも
一つのテーマになってましたので
もちろん自治体職員じゃなくても
イベントに参加していただいたりとか
勉強会に参加していただいたりとか
そういったこと可能な場合もありますので
ぜひそういった際にはですね
参加していただきたいなと思います
高見知英
そうですねありがとうございます
民間とも競争していきたいということでございますね
サイドビーチシティとしても
自治体が今どういうふうなことを考えているんだろう
自治体が今何をしているんだろうというのは
興味関心はありつつも
なかなか関われていないっていうところはありますので
地域からの提案が多いっていうのもあるんですけれども
なかなか人手が足りなくてっていうところもありますが
やっぱり情報がなかなか
こちらの方に売りてこないとか
いうようなこともありますので
だからそういうような話を
こういうような勉強会で聞ける機会があれば
それは非常に心強いことですね
ありがとうございます
そうですね
ではこちらの方でも
ぜひちょっと興味はありますので
見させていただければいいなというふうには思いますね
よろしくお願いします
ありがとうございます
よろしくお願いします
そうですね
やっぱりこういう勉強会とか
こちらの方もオンラインでありますし
オンラインで見られる機会は
非常に最近増えてきているので
自分も技術系の勉強会であっても
自分にとっては
技術の専門職で仕事をした経験が一度もないので
なかなかやっぱりそういうような
本職の人が何を考えているのかとか
本職の人がどこを気をつけているのかって聞く機会がなかったので
だからこういうような
オンラインでいろいろなものを知ることができるっていう環境が
非常に嬉しいですね
ありがとうございます
それでは続きまして
最後の方にありますけれども
デジタルガバメントラボの活動のキーワード
何かございましたらお伺いできますでしょうか
千葉大右
よく官民競争っていう言葉があるんですけども
この場合の官って多分
我々市役所とかもそうですし
国も含んでると思うんですが
先ほど少しお話ししたように
実は国と自治体も
今後いろいろ話をしていかないといけないなって
自分思ってますので
官民ではなくて官官民なのかなって
最近思うんですね
なんでこの官官民の競争
もちろん民もそうですし官民もそうなんですけど
国と自治体っていう官官も必要だなと思うので
33:02
千葉大右
官官民の競争を今後もやっていきたいと思ってますので
高見知英
それがキーワードになるかなと思います
官官民競争そうですね
確かに住民から見ると
なかなか国と自治体っていうのを
分けて捉えるっていうことは
あまり知ってきないでいるので
そういう観点はあまりありませんでした
そうですね
ただやはり国がやってることと
自治体がやってることと
当然違ってくるので
やはりそうですね
官官民の競争を考えていくことっていうのは
非常に大事になってくるのかな
っていうふうには思います
千葉大右
そこ頑張っていきたいなと思ってます
高見知英
ありがとうございます
それではこのほか何か
ぜひにこれは言っておきたい
っていうようなこと何かございますでしょうか
千葉大右
ぜひにですか
繰り返しになりますけども
役所の方でもいろいろ
これから取り組みが始まっていきますので
ぜひお住まいの地域の役所の
新しいデジタル化の取り組みっていうのを
見たり聞いたりしたら
ぜひそれを触れてみていただきたいと思いますね
我々もやっぱり
使われて難忘みたいなところもありますので
始めたからには
たくさんの方に利用していただきたいと思ってますので
そういったところ一度でもいいので
高見知英
チャレンジしていただきたいなというふうに思います
そうですね
使われて難忘
千葉大右
そうですね
高見知英
本当にその通りだと思います
そしてそのためにやはり
デジタル的な感度っていうのも
常に高く持っていかなければいけないな
というところはありますので
やっぱり
なんていうか
非常に今は
今自分がいろんなところで
あんまりこういうデジタルなものに
触れられていないとか
触れてないっていうような方の
お話を伺いしていると
どうしてもやっぱり
デジタルなものに
普段は触れてないから
今さらちょっと触れない
というようなところが
あったりするのかなっていうのと
すごく使っている
すごくいろいろなものを
使っている人でない場合は
今って
活動を全てデジタル化するか
全くしないかの
二択になっちゃってる
あるんじゃないのかな
っていうふうに思っているんですね
やはり
なんていうか
例えば今の
オンラインのイベントであっても
別にオフラインのイベントを
否定するものでもなんでもないし
オフラインとオンライン
上手い繋がり方を
工夫していければいいんですけれども
今
オンラインの関わりを
だけをやっている人と
オフラインの関わりだけを
やっている人の
二分になっちゃっている
っていうようなところが
あるのかなっていうふうに
気はしているので
高見知英
だからそういうような
お互いの
上手くバランスを取って
両方とも使うみたいな
そういうような考え方を
持つためには
まずはデジタル感度を
上げていくこと
いろんなものに
触れてみること
っていうのを
まずはやってほしいな
っていうふうに思います
36:01
高見知英
もちろんやはり
例えば過去に
ちょっと何らかの
失敗をしたとか
いうようなこと
古いパソコンで
例えばデータを
消してしまったとか
非常に解像度の
悪いものを見て
画面用意してしまって
イライラ
こういうようなものを
触りたくないんだ
っていうようなこととか
いろいろとご事情は
あるかと思いますけれども
ただ今は
今のものが
それの延長線上に
あるのかっていうと
必ずしも
そうではないので
なので
そういうようなものも
定期的に
ちょこっとでも
先入観を持たずに
触れていって
千葉大右
もらえると
高見知英
嬉しいなというのは
千葉大右
ありますね
高見知英
それでは
こちらの方で
終わりにしていきたいと
思いますが
よろしいでしょうか
ありがとうございました
千葉大右
ありがとうございました
高見知英
それでは
今回のゲストは
NPO法人デジタルガバメントラボの
千葉大輔さんでございました
千葉さん
どうもありがとうございました
千葉大右
どうもありがとうございました
ありがとうございました
高見知英
今回は
千葉県
船橋市役所職員を
行うかたわら
自治体における
デジタル機器活用
システム活用など
デジタルガバメントの
実現を目指し
活動を行う
NPO法人
デジタルガバメントラボの
千葉大輔さんに
デジタルガバメントラボの
活動と
その思いを
伺いました
デジタルガバメントラボは
自治体職員及び
そのOB
民間の人々を含めた
多くの人々が
集まり
勉強会の開催や
デジタル機器活用事例について
話し合う
ポッドキャストなど
知識や
技術の
共有に関する
活動を
多く行っています
同じ業務を
行う人同士
同じ地域に
住む人同士
自治体職員同士には
以前より
繋がりがあり
勉強会などの
情報交換を
行っている場所も
あります
しかし
活動を
重ねるうち
勉強会の
会場非管理など
個人的な
集まりだけでは
できないことが
多くなってきた
そのため
法人としての
活動を始めた
デジタル
ガバメント
ラボ
自治体の
デジタル
ガバメントの
実現
デジタル化の
進捗は
自治体によって
大きく異なる
実際に
行われている
デジタル化の
事例や
活動の
ヒントを
千葉大右
集約させる
高見知英
デジタル化を
進める
自治体職員の
道しるべになる
ような場所を
目指して
デジタル
39:00
高見知英
ガバメント
ラボは
同じく
自治体の
支援を行う
団体として
Code for Japanや
その他
シビックテックに
関わる
活動団体とも
共同での
活動
情報交換を
実施
自治体と
市民
行政機関との
連携を
考えています
また
千葉さんは
お住まいの
市役所
区役所の
行政サービスに
良かったところや
悪かったところ
などの
意見を
出してほしいと
言っています
役所は
そこにしかない
不満が
あっても
また
同じところの
ものを
使うしかない
だからこそ
解消時間や
情報の
やりとりを
行う方法に
ついてのぞ
気になる
ところが
あれば
どんどん
声を
上げてほしい
と千葉さんは
言います
デジタル
ガバメント
ラボの
活動の
キーワードは
国が
やっていることと
自治体が
やっていることは
実は
大きく
異なる
民間との
協力だけでなく
国と
自治体
市民が
共に
活動を
行う場が
必要なのでは
ないか
多くの
自治体が
デジタルを
使った取り組みを
取り入れつつある
今
多くの人の
意見を
受け取って
変えていく
そのためには
私たち
も
声も
必要
自分の住む
自治体の
取り組みを
使い
意見を
出す
自治体の
活動を
感じる
そんなところから
自治体への
関わりを
始める
それは
自治体の
仕組みが
良くなるために
必要不可欠の
ことであり
自分たちの
デジタル機器に
関する
情報感度を
上げることにも
つながるのでは
ないか
自治体の
取り組みを
調べて
使ってみませんか
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42:00
高見知英
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今後も
この番組では
様々なステージで
地域活動
コミュニティ活動を
されている
皆様の活動を
紹介していきたい
と思います
それぞれの
視聴環境にて
ポッドキャストの
購読ないし
チャンネル登録などをして
次をお待ちいただければ
と思います
それでは
今回の
sbcastを終了します
お聞きいただきまして
ありがとうございました