高浜大介の自己紹介と活動
高見知英
SBC オープンマイク ナンバー97 始まりました。今回は、地球のしごと、地域のしごとと題しまして、株式会社アースカラーという会社で活動しております高浜さんにお越しいただき、岩手県普代村での仕事の形や、横浜との共同活動について、また、今後の地球を見た仕事のスタイルについてのお話を伺いました。
今回高浜さん多忙ということもあり、録画での配信となっておりますが、ご意見ご感想等ございましたら、お気軽にFacebookやYouTubeなどへのコメント欄に記入いただければと思います。
それではぜひご覧ください。高浜さんどうぞよろしくお願いいたします。
高浜大介
よろしくお願いいたします。
高見知英
それではまず自己紹介をお送りいたします。よろしくお願いいたします。
高浜大介
画面映ってますでしょうか。
映っております。大丈夫です。
では自己紹介ということで、今回は株式会社アースカラーという会社と、NPO法人地球のしごと大學というのを代表やってます高浜大介と申します。
今日はお招きいただきましてありがとうございます。
私は今44歳なんですけど、2010年からこういった活動を開始してまして、もう14年が経つというところなんですが、都会はですね、もともと僕東京の墨田区出身で千葉と東京行ったり来たりしてる生活だったんですけど、
30歳の時にアースカラーという会社を起業しまして、今に至ります。問題意識として都会がどうしても人が多くてですね、競争競争でこう、でもお金は稼げるかもしれないんだけども、やりがいとかですね、生きがいとかがちょっと仕事で不足しているみたいな人が多くなってきていて、
心を病んでしまうとか、そういう人もすごく増えてきたという状況で、一方で農山漁村に目を向けると全然人がいなくて、田跡は荒れたり山も荒れたり海も荒れたりという状況で、これはなんか都会、田舎それぞれ人を橋渡しして田舎でハッピーになる人は田舎に行こうよみたいなという活動を始めました。
会社というか、活動、運動みたいな感じでやってきています。地球のしごと大學という学びの場のプラットフォームをやってきてまして、農山漁村で暮らしたい、仕事したいという人たちの学びの場をやっています。
これまで約100人以上が農山漁村に移住したり、オルタネティブな田舎での仕事作りみたいなことを始めています。
自分自身も、まさに起業したときぐらいから千葉県で田んぼやったりとか、最大で約1ヘクタールぐらい、千葉の桜というところで田畑をやってたりしました。
都会に近いので、企業の体験受け入れとか、個人の方の舞い田んぼみたいなこととかをやってたりしました。
2018年に子どもが生まれて、どこで育てるかというときに、妻の実家が青森の八戸なので、その近くの農山漁村、過疎地でどこか子育て仕事作り、
町づくり、村づくりに関わるところがないかなということで、今、八戸の普代村というところが活動地になっています。
都会から田舎へ行きましょうというときに、自分たちがそもそも実践して受け皿になっていないと説得力がなくなっていくと思いまして、
過疎エリアというと失礼なんですけど、そういったピンチなところを何とか盛り上げていって、自分たちも当事者だし地域としても受け皿になるようにということで、いろんな授業をやったりしました。
家族は6歳、4歳、1歳という3人で、地図は岩手の右上、岩手は非常に大きいんですけど、岩手の中でもなかなか岩手の人もいかないような人口が普代村は2300人ですね。
岩手県で一番小さい自治体です。そこで活動しています。森の幼稚園って、岩手県でも日常預かり方では唯一で、ここにしかないんですけど、普代村さんのバックアップを受けながら認可外保育園をやってたりします。
一旦こんな自己紹介でございます。
地域とのつながりと仕事の課題
高見知英
ありがとうございます。
自分も横浜ですとか東京ですとかの地域のスペースにいろいろと関わっていて、やっぱりいろいろあるところ、ゆっくりとした時間が流れていたり、ゆっくりと活動できるような場所っていうのはありつつとも、
逆にそういう場所と仕事があまり結びついていないっていうような問題もありますので、やっぱりそこは仕事をしながらも、かつ地域とのつながりも維持していくっていうのは、
本当に他の地方の方が進んでいるところはあるんだなというふうに思うところがとてもありますね。
高浜大介
そうですね。なかなか今は仕事を田舎でやるってリモートワークでどこでも仕事できる人はインターネットがつながれば仕事できるって人とかもいるとは思うんですけど、やっぱりなかなか過疎地に行くとクライアントが遠くにいると商売もしづらかったりとかなるんで、やっぱり仕事は狭くはなりません。
一方で、農産業者はどういう魅力的な、今の都会の人もちょっとジョブチェンジしてこういうことをやろうみたいな魅力的な仕事みたいなことを図鑑化して発行するプロジェクトもやってたりするので、
そんなトータル的な仕事と暮らしの経験みたいなことをやっています。
高見知英
ありがとうございます。
どういうふうに仕事をしていくのかとか、どういうふうな形で仕事をすれば、単純にただ地域で仕事をしてるだけというようなものだけというわけではないですけども、
地域で仕事をしているという形だけでなく、何か他の形での活動に結びつけられないかというところですかね。
そういうようなところは考えていきたいところだなというふうに思います。
ありがとうございます。
また、次の資料の次のページにもある、普代まらの写真もちょっと見せていただいてよろしいでしょうか。
こちらのほうも非常に魅力的だなというふうに思います。
高浜大介
これは普代じゃないですけど。
高見知英
普代ではないんですか。失礼しました。
高浜大介
これは一般的な農山漁村みたいなイメージの写真なんですけど。
高見知英
やっぱりこういうように、地域に行ってみないとわからないこととか、地域に実際に歩いてみないと感じられないことってとてもたくさんあるだろうなというふうに思いますし、
実際自分も旅行という形ではありますけれども、各地巡っているとすごくやっぱりそういうような空気感が全然違うなというふうに思うところはありますので。
そういうようなところで、じゃあどうやって今の仕事をしていくのかっていうのは考えていきたいところでもありますね。
そうですね。皆さんそこが関心だと思います。
たぶんそれって本当にテレワークだからどこでも仕事ができるとかそういう話ではなくて、それ以外の何かの仕事との結びつき方、地域とのつながり方ってあると思いますし、
何かそういうところを考えていければいいなっていうところは正直に自分もすごく思っているところではあります。
高浜大介
今、地域居住法案みたいなものが通ったと思うんですけども、国の方で。
そうすると住民票が1カ所だけじゃなくて2カ所目の住民票が取れるようになるんじゃないかということが言われてまして、
田舎もそれを契機に2カ所目の住所として家で活動しませんかとかいうことはこれから活発になるかなと思いますね。
高見知英
そうですね。2地域の住所ですね。
確かにそうですね。やっぱりふるさと納税ともそうですけれども、やっぱりどこかしら、自分の住んでるところ以外のどこかに思いを持っているっていう方も少なくないと思います。
それは本当に実家があるところとかかもしれませんし、どこか思い出に残っている場所かもしれませんし、
旅行先ですごくどこかいい思いをさせてもらった場所っていうようなところかもしれませんし、いろんな思いはあると思いますけども。
やっぱり地域にどこかしらにつながりがあるっていう人もいると思います。
そういうようなつながりをただのつながりだけで残さず、仕事として活かしていくっていうような方法は何かがあるだろうなというふうには思いますので、やっぱりそこは見ていきたいですよね。
高浜大介
そうですね。そういうプロジェクトみたいなもので都会の方の仕事スキルとかを絡められる余地というか余白をプロジェクト単位で作り出すみたいなものもやっぱり僕らの役目かなと思ってますね。
農山漁村の価値と今後の展望
高見知英
ありがとうございます。
今回その他の活動について、今やっている活動で何かオンラインでやっていることって何かあったりするんでしょうか。
高浜大介
オンラインでは物販をやっていまして、いろんなことをやっているんですけど、
結局農産下村で仕事をするというときに、さっき言ったようなリモートワークで都会の仕事を田舎でやるっていうのは一つなんですけど、やっぱり担い手が減ってしまって、農業とか林業とか水産業、もしくはいろんな加工業とかの担い手がいなくなって、どんどんどんどん潰れていったりしちゃって、
そこを事業承継するということもやっています。
一つは水産加工業、燻製をするというのも、燻製所を事業承継して販売したりとか、
あとはこれからなんですけど競技という、木を薄くスライスして包装紙のように使うという競技事業なんかも始まっていきます。
これらもやっぱり担い手がいなくなって、需要が減っているっていうのもあるんですけど、でも日本の昔ながらの地域の資源を活用したいい仕事なので、
そういうことを承継してオンラインで販売するということもやっています。
高見知英
ありがとうございます。オンラインでの販売とかはそちらが今中心という形ですね。
高浜大介
そうですね。今一旦それが中心で、あとは地球のしごと大學というNPO法人をやっていまして、
そのウェブサイトなんかはですね、都会から田舎に行きたい人も、もしくは田舎にいる人も受講してますけど、
自然栽培の農業だったり、自発型林業という林業のやり方だったり、伝統工房の大工の仕事だったり、そういった講座をやってまして、
そういう講座の紹介なんかも見られるので、地球のしごと大學で検索してみていただけるといいかなと思います。
高見知英
ありがとうございます。
こちらの地球のしごと大學とのリンクについては、こちらのSBC.オープンマイクの概要欄にも記載ございますので、アクセスいただければいいなというふうに思います。
そうですね。本当にこういう地域とどうやって関わっていく。
特にずっと都会に暮らしている人とかだと、どういうふうに地域と関わっていけばいいのって、そもそもわかんなかったりするっていうところもあると思いますので、
そこをヒントになるようなものを、こういう地球のしごと大學だったり、そのような場所で見ていくっていうのは、とても良いことなのかなというふうに思いますね。
高浜大介
ありがとうございます。
高見知英
ありがとうございます。
その他の資料についてもちょっと内容をお見せさせてもらってもよろしいでしょうか。
高浜大介
そうですね。
僕らのやっている活動の目的というか動機みたいなところのスライドがあるんですけども、
どうしようかな。
ちょっとそれのお話なんかもさせていただくと、
このスライド、今、日本の農山漁村にこそ宝があるっていうことなんですけど、これは本当にそうだなと思っていまして、
都会にいると商品がお店にあるわけですけど、それのおもとをたどっていくとやっぱり自然資源からほとんどのものができているわけで、
それを生んで維持しているというのはやっぱり農山漁村ですね。
あとは、今すごく子どもが減っちゃってるんですけど、もともと農山漁村から人は大量供給されて都会に出てきているという背景もあるので、
そこに戻るべきなんだろうなと思っていまして、そこに宝があるよということで立ち返っていくという活動だったりします。
これは上皇様の行行というと古いですけど、国内どこの田舎に行ってもやっぱりそこを支えている人たちっていて、
そこに共同体があるっていうのがすごく日本の素晴らしいところだなと思っていたりして、
それらを守っていく、発展的に改革しながら守っていくということなのかなと思っています。
これはさっき言った延長ですけど、2000年以上の歴史があって農山漁村でお祭りだとか、
職の技術だとかいろんな英知が育まれてきているので、それら絶やしたくないですし、
そのためには人間が行かないとというところですね。
ただ、担い手がいなくなっているのはご存知の通りなので、
未だに24年段階でも東京がふと増えちゃって、横浜も増加してるんですかね。
やっぱりそこを何とか人材自体をこちらに回してもらうみたいな感じかもしれないですけど、
必要かなと思っています。
ちょっと飛ばしましたが、農山漁村に担い手がいなくなっていくと何が問題かというと、
農山漁村のインフラは公的な資金によって維持されていますけど、
使う人自体が少なくなっていくとどんどん赤字になっていくので、
これ消滅してインフラ引き上げますよということになると。
水、上下水道もそうだし、いろんな交通面の道路の維持とかもそうだと思います。
これらなくなっていくと、そこにより人が住まなくなっていくと。
そうすると、さっき申し上げたような自然と共生する小規模自立型の仕事、
知恵、技術、精神も一緒に消えていっちゃうよねと。
荒れていく農山漁村というのが進む。
そうすると、より中央や都市に、都市にいるとどうしてもシステムに依存することになっていきますので、
自分でやる仕事が減っていったり、どんどん確立化されていったり、
監視型になっていったりとか、企業というものが強くなっていくということで、
効率と合理性優先で自然との営みみたいなことをやっている人が減っていっちゃうよねと。
これは人間の危機だというぐらいに思っていますので、こういう活動をしています。
地域の重要性
高浜大介
一旦こんなところが僕らの思いです。
高見知英
ありがとうございます。本当にそうなんですよね。
確かにこういうような活動、こういう地域のことについて、
まずは知ることが大切っていうのはもちろんそうなんですけども、
知ればいいのかっていうとそうではなくて、やっぱり実際に関わらなければいけないっていうところがあると思いますし、
そのためにどういうふうにしていけばいいのか、どういうふうに地域を見ていけばいいのか、
どういうふうにそれぞれの場所を見ていけばいいのかっていうのが、
農村時代を見ていけばいいのかっていうのが、とても一言でも表しづらいところはあるなというふうに思います。
ただもちろんやっぱり都会で暮らしているけれども、実は自分はあんまり都会向いてないんだなとか、
そういうような人もいるのは事実ですし、やっぱりまずはそういう人に、
地域の農村はこういうところがあって、こういうメリットがあって、逆にこういう大変さがあって、
その上でそちらに行きますかどうですかっていうような確認をするようなステージは必要なんだろうなっていうふうには思います。
農村での暮らし
高見知英
本当にお互いが知る機会っていうのが本当に欲しいなっていうところはどちらにしろあるのかなというふうに思いますね。
高浜大介
そうですね。ありがとうございます。ぜひそういう機会をいっぱい作っていきたいなと思ってます。
高見知英
本当にここは本当に日本の課題なのかなというふうにも思うんですけれども、
やっぱり自分の仕事に使っている仕事で関わっている分野以外は意外と何も知らないっていうところがすごく多くて、
それは農村自体のこともそうですし、
例えばあるいは本当にお隣のちょっと違う職種のことかもしれないし、地域のことかもしれないし、いろいろあるのかなと思いますけれども、
お互いの分野を全く知らないっていうのがすごく大きな問題なのかなというふうに思いますので、
まずはその一つとして農村のことを知る、農村農村のことを、漁村のことを知るっていうのはまず一つあるのかなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
何かこれを聞いている人にこういうことをしてほしいなとか、こういうのを見てほしいなとか何かありますか。
高浜大介
そうですね。
僕らがやっているところっていうところで言うと、
スライドちょっと行こうと、さっき言ったんですけども、
やっぱり今お話しいただいているように、まず知らないっていうのはあるんですけど、知っていく中で現実的に関わりを持とうとして、
自分たちが子育てしている人とかは、やっぱり農村、田舎の方が子育てしやすいっていうのがやっぱりあるかなと思うんですよね。
うちは子供3人ですけど、これ都会で育てるってめちゃくちゃしんどいなと思っていたりします。
車持つのも大変だし、公共交通で移動というのも本当に大変だな、地下鉄で子供を連れて移動するのも。
都会に出張する時もあるので、都会で子供を連れて動くのは本当にストレスあるなとか、
あとは子供の育児保育園とか小中学校とかもそうですけどね、学童とかも。
田舎の方が本当に大らかに犯罪も実はないんですよね。
藤井村って、ほぼもう犯罪というものは近年ほとんどないんじゃないかなっていうぐらいなんで、
ストレスなくいろんな活動ができるというのはあって、
ただ一方でじゃあ親の仕事どうするのかっていうところなんですけど、
親の仕事や暮らしみたいなところをいいところをかき集めて、
やっぱり田舎にいると都会の便利さはないわけですけど、
そのいいところをかき集める中で、よりワクワクするコンテンツというかワクワクする暮らす仕事みたいなものを僕らは作っていって、
だからこそ都会よりこっちに一時期でもいいから来たり、日池教授みたいな方にシフトしませんかというのが僕らのやっている活動みたいなことで、
それをワクワクする農産漁村という形で表現してるんですけど、
それがまさに農業とか僕もやってますけど、林業とは言わず山のお仕事とかですね、いろんなことがありますよね。
キノコ育てたり採ったりとか、海の方行けば海の仕事もいろいろありましたね。
漁業ってなるとなかなか大変ですけど、漁業権取って、
うちの方はウニとかアワビとか有名なんですけど、ウニ、アワビだけの漁をやるみたいな、
半漁人という言い方はない、半農半育つ言葉があるんですけど、半漁半育つみたいな、半分漁業みたいなですね、暮らしの仕方、仕事の仕方なんかもあったりするし、
地域の仕事とバランス
高浜大介
いろんな副業的なやり方とかがあるので、その副業の部分としての農産漁村の仕事という観点で地球のしごと大學でいろんな仕事の学びをやってるっていう感じなんで、
ぜひ、そうは言っても何やったらどうやったらいいのかわかんないよという人は、そういう漁業の観点からまず地球のしごと大學で都会でちょっとかじってみるみたいなですね、いうのがいいのかなと思ったりしています。
高見知英
確かにそうですね。やっぱり今の仕事って本当にいろんな種類がありますけど、じゃあその仕事に四六時中くっついてて、そんな仕事をすればいいのか。
365日、平日のみにはありますけども、平日の仕事はずっとフルタイムでそういう仕事についてていいのかっていうと、実際そうでもなかったりして、
例えば仕事があるのは実は1週間のうち1日分しかないとかいう仕事っていくつかあると思いますので、やっぱりそういう仕事をいくつか掛け持って、
トータルでフルタイムにするっていう仕事の仕方っていうのも今はあるのかなっていうふうに思います。
ありがとうございます。
はい。ありがとうございます。
違う資料をお見せしたくなったんですけど、いったいどういうふうにしてあげることってできますか?今別の資料。
ああ、大丈夫。
高浜大介
ちなみに先ほど岩手で話していたんですけど、
いわゆるアメリカの人材の問題で、
高見知英
アメリカと日本の人材の問題で、
アメリカの人材の問題で、
アメリカと日本の人材の問題で、
高浜大介
日本の人材の問題で、
働き方とかみたいなところで。
高見知英
ちなみに先ほど岩手のゼロカーボン横浜という取り組みと結構関わっているという話も事前に伺っておりまして、
こんなこともやっていらっしゃるんですよね。
結構ここで岩手県との活動とか、
藤井村との関わりっていうのもあるということで伺っていますので、
こちらについてもちょこちょこと後ほど少しお話ができればいいなと思います。
高浜大介
はい、すみません。そっちもあるんで時間があまりないですが、
なんか映ってますでしょうかね。
はい。
農山漁村で3つ仕事があるって言われてまして、
暮らしと勤めと稼ぎで、都会で言う仕事って稼ぎなんですよね。
現金を稼ぐ。
暮らしとか勤めって、暮らしは飲食、住持、給食的なこととか、家事、育児、掃除とかですね、
お金になる労働じゃないんですけど、
自分の生きるを作っていくみたいなところで、
勤めってのは地域でのみんなで草刈りやる像とか、みんなで川の掃除する像とか、お祭りもそうだし、
共同体の仕事みたいなのがあってですね、これらが現代人って稼ぎばっかりになっちゃっていて、
暮らしや勤めってほとんどなくなっちゃってるんですよね。
暮らしや勤めをアウトソースしてるって言い方ができて、
稼ぐ量を増やして、暮らしの仕事、例えば外食なんかもそうだし、
マンションに住んでると管理費払ってると思いますし、
いろんな暮らし勤めの仕事を自分でやらないでお金で解決して人にやってもらってるっていうのは、
で、より稼ぐ時間だとか遊ぶ時間とかっていう現代人の時間配分になってると。
稼ぐ時間が増えていけばいくほど、やっぱり金銭がどんどん、金銭の流通が増えて、地球の資源も消費するみたいになって、
地球にあんまりよくなくて、暮らしや勤めの仕事を復活させていくことで稼ぎは減っちゃうかもしれないけど、
地球もちょっとは資源消費は減るし、エネルギーの消費量もそうかもしれないんですけど、
実は幸福度が上がるので、暮らしや勤めの部分、これ暮らしや勤めの仕事って社会との関係性が、
多岐には稼ぎって、稼ぐ仕事だけなんで、サラリーマンの人であれば雇用先との関係になってくるんですけど、
暮らしや勤めって本当社会全体につながる、あと自然界につながるみたいなことなんで、
そこをつなぎ直すっていうバランスを取り戻したいなと思ってたりしてます。
次第にそこが曖昧になっていって、今稼ぐ仕事なのか遊んでるのか暮らしなのかよくわからないみたいになってくるのが、
すごく達人的な生き方になるかなと。
例えば田舎であれば、お祭りの仕事、お金にはなんないんだけど地域のために頑張ってる、
勤めの仕事をやってくれてる人の、その人の商売は応援しようと、何か買おうとか、
何か応援しようみたいになってったり、暮らしの料理が上手でこれを裾分けしてくれてる人、
その人が何かあったら助けようみたいな、いろいろつながっていくんですよね。
そこが人生の総合的な幸福度を上げるのかなと思ったりしています。
高見知英
はい、すいません。
高浜大介
こんなことをこんなしたくなっちゃいました。
高見知英
ありがとうございます。
もうまさに本当にそういう、複数の仕事のバランスっていうのを考えていきたいなというふうに思います。
やっぱりなかなかそういう仕事のバランスっていうのをなかなか考えられないというか、ほとんど稼ぎになってしまっている。
ただそれは本当にそれ以外の仕事があるっていうのは別に、本当にどこの地域でもみんな同じなんですけれども、
ただちょっと稼ぎに集中しすぎているな。
そうでないところにしわ寄せがある状態のそのままにしてしまっているなというふうに思います。
それがそれぞれの稼ぎ以外の仕事、例えば勤めの仕事であったり地域の仕事であったり、
あとは家庭の仕事であったり、あるいは遊びであったりを割と中途半端にしてしまっているところはあるのかなっていうようなところは、
とてもあるなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
高浜大介
そうですね。はい。都会も同じなんですよね。
地域、都会だからって地域がないわけじゃないので。
誰かがそこの地域のために汗をかいてたりするので。
高見知英
だから本当にそれぞれをバランスよくする方法って、
たぶんあるにはあるんでしょうけれども、なかなかその事例が紹介されてないのでマネできないっていう、
一人で全部考えなきゃいけないってのはさすがに大変なのでっていうような方も多いんじゃないかなっていうふうには思いますね。
ありがとうございます。
高浜大介
はい。
高見知英
なんかそのほか、地域の仕事大学でも本当にいろんなところをやられているということで、
そこいうような活動の、そういうようなうまくバランスを取るためのヒントっていうのも、
こちらのほうで展開していければいいなという形にはなるんでしょうか。
高浜大介
そうですね。そこも含めたライフスタイルみたいなことも地域の仕事大学ではやっていますね。
高見知英
ありがとうございます。本当にそうですね、こういうようなものって本当に、
じゃあ確かに課題としてはあるし、実際そうすればいいのが理想だなというのは思いつつも、
じゃあそれを実践できる知識技術ってたぶんない方のほうがとても多いのかなというふうに思いますので、
そういうようなところをしっかり触れていく、しっかりやっていくっていうところもできればいいですよね。
ありがとうございます。
高浜大介
それであれですね、横浜市さんとも連携してこれからやっていきたいみたいな思いはありまして、
高見知英
そうですね、これの最後のほうですね。
高浜大介
ですね、北岩手循環共生圏って環境省の事業で、北岩手の旧市町村とかが連携組んでですね、
横浜市が、横浜市のそのカーボン、二酸化炭素の排出量のオフセットみたいなのを、
この岩手で再生可能エネルギーやってるんですけど、その分で総裁してみたいなことを今もやってると思います。
そうすると岩手の物販、エネルギー買ってもらうみたいな感じではあるんですけど、
物なんかももっと横浜の方たちに紹介したり、もっと言えば来ていただくような、
来ていただいて、まさに僕らのやってる活動とか知っていただく機会なんかも作れればなと思ってますので、
今年のどこかで横浜市さんにもお邪魔して、なんかやりましょうっていう提案をしたいなって思ってました。
高見知英
ありがとうございます。本当に横浜も含めていろんな都市ですとかをうまくやっていくためには、
ほんとに他の街の事例って知らないとどうしようもないところあるなっていうふうに、とても最近思います。
それは本当にSBCast.とかでいろんな話を聞いていて、
特にせっかく日本国内、言葉も同じ文化もある程度通じるところがある、
話をしてなんとなくわかるところがあるっていうところがありますから、
まずはそういうのは場所同士でつながって、
お互いのいいところっていうのをうまく共有しあっていけるようになるといいのかなっていうふうには思いますね。
ありがとうございます。
地球の仕事の重要性
高浜大介
ありがとうございます。ぜひ。
高見知英
本当にそのほかにもこちらの、先ほどいただいたものですと、
こういうような地域の営みと日本的な伝統的な営みっていうのをいただいておりますけれども、
こういうような図が実現していくといいなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
それでは今後インターネットでアースカラーさんの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
高浜大介
そうですね。地球のしごと大學というワードを検索していただいて、
そこのホームページ、フェイスブックとかにいいねを押していただくとか、
あとアースカラーという会社もホームページありますし、そこのフェイスブックでいいねを押していただくとか、
そうすると情報が来たりすると思いますので、ぜひチェックしていただければなと思っています。
高見知英
ありがとうございます。こちらのサイトとこちらですね。
高浜大介
先ほど言った事業承継していろんな物販を始めてるんですけど、
それらを取りまとめた地域商社みたいな活動もやるつもりでして、
そのウェブサイトもこれから作っていったりするので、
今はないんですけど、情報をチェックしていただければ、
今年か来年ぐらいには出来上がるかなと思っています。
高見知英
ありがとうございます。
今後のサイトについても見ていければいいなと思いますので、
まずはこちらのフェイスブックを見ていただくことから始めていただけばいいですかね。
高浜大介
はい。
高見知英
ありがとうございます。
それでは最後になりますけれども、高山さんの様々な活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
高浜大介
キーワードというと最後の。
高見知英
今までも結構出てきているなと思うんですけど、改めていただければいいなと思います。
高浜大介
そうですね。キーワードとしては、地球の仕事というのが、アースカラーという名称もそうなんですけども、
これから地球とか大地とか、そこに繋がり直していくみたいなことが人類にとって必要だろうなと思って活動しています。
それが山漁村で活動するってこととイコールになってくるかなと思うので、地球を良くする仕事を地球の仕事っていう風にしているわけなんですけど、
そのあたりはキーワードというか、かなと思っています。
高見知英
ありがとうございます。
本当にそうですね。地球と仕事をしていく。本当に今の仕事だけで仕事をしていくだけではなくて、
それ以外の仕事の仕方ってないのかな。うまくバランスをとっていく仕事の仕方ってないのかな。
たぶんきっとあると思いますので、やっぱりそういうものを見て、より自分のいいやり方を探っていければいいなと思いますね。
ありがとうございます。
それでは最後に何かこのほうから言っておきたいなという何がございますでしょうか。
高浜大介
いえ、大丈夫です。
ありがとうございます。
高見知英
それでは今回は、今回アースカラーの活動やそれらの岩手と横浜の取り組みについてということで、高山大輔さんに今回お話を伺いました。
バランスの取れた生活
高見知英
高浜さんどうぞありがとうございました。
高浜大介
はい、どうもありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
以上、SBCオープンワークナンバー97は、地球の仕事、地球や大地につながり直していく。
これらのキーワードをもとに活動されている高浜さんの活動やこれからの社会課題についてということでお話を伺いました。
農村、漁村での仕事と都会での仕事、どちらの仕事も大切で偏りすぎてはいけない。
そのバランスが崩れてしまっている今。
どのようにしてそのバランスを取り戻していくか。
高浜大介
今回のお話の主軸はこのようなものではないかなと私は思っています。
高見知英
またもう一つお話がありました。
暮らしと勤めと稼ぎの仕事、そして遊びのそれぞれのバランス。
これもまた崩れているのではないか。
暮らしの仕事とは、衣食、住、家事、育児、掃除など家庭の仕事。
勤めの仕事とは、草刈りや川の掃除、お祭りなど地域の仕事。
現代人は稼ぎの仕事ばかりになってしまい、
暮らしや勤めのバランスが崩れているのではないかと高山さんは言います。
そうではなく、もっと暮らしも勤めも稼ぎもバランス良くする仕事の仕方を考えること。
それは、現在住んでいるところが田舎か都会かにかかわらず、
高浜大介
いろいろな場所で必要になる考え方なのではないかと私は思います。
高見知英
高山さんは地域の仕事大学にて、それらを含めたライフスタイルの検討・提案を行っています。
皆さんも、暮らしと勤めと稼ぎとそして遊び、この4つのバランスの取れた生活、考えてみませんか?
それでは、今回のSBC.オープンマイクNo.97、これにて終了とさせていただければと思います。
ご覧になっていただいた方、皆様どうもありがとうございました。
チャンネル登録、評価などお待ち申し上げております。
それでは、ご視聴いただきましてありがとうございました。
これにてSBC.オープンマイクNo.97終了させていただきたいと思います。
ありがとうございました。