00:10
教えてボドゲ先生へようこそ。この番組は、現在の教育が異なり、ボードゲームを使った新しい教育を提案する番組です。
今回は、私ボドゲ先生とエミンさんでお届けします。
エミンです。よろしくお願いします。
今回は、ボードゲームの教育的な学びと実践について言語化した冊子、ボードゲーム教育概論Ⅰについてお話ししていきたいと思います。
楽しみです。よろしくお願いします。
まず、このボードゲーム教育概論Ⅰという冊子の簡単な説明をお願いします。
2023年の12月に発売されまして、ボードゲームそれぞれの学びがどういうものがあるかと、
あとは、ボードゲームをすることによってどういう力が期待できるか、などを1冊の冊子にまとめました。
ボードゲーム、何個か紹介されているんですか?
今回は16個ですね。比較的実践でもよく使うメジャーなものを16個選びました。
16個のボードゲームの学べる力とかが集結されているってことですよね。
そうですね。一つ一つ大きく分けると、展開があるボードゲームに関して言うと、
どういう展開ごとに学びが変わっていくと、少し展開があるものですね。
前半こういうパートがあって、後半こうなっていくっていうので、力が変わっていくこともありますし、
あとは、繰り返していくと習熟していくじゃないですか。上手くなっていくじゃないですか。
そうですね。
上手くなっていって、上手くなろう勝ちに行こうとするとつく力というのもまたあるので、
習熟の別という表現をしていますけど、そういうふうにざっくり力がポーンじゃなくて、
こういう時にこういう力伸びるとか、こうしていくとこっちの力が伸びていくよっていうのも分かるようにしてあります。
すごい。初めボードゲームやるときと、やってきたからこそのつく力みたいな、いろんな時間軸で書かれてるってことですね。
そうですね。
すごい。でも本当、私も手元にあるんですけど、いろんな力、協調性とか語彙力とかたくさん書かれてて、
本当に充実した冊子なんですけど、このボードゲームの学びと実践の言語化をしようと思った背景は何ですか?
そうですね。もともと3人で実際に集まって教会を作ったんですけど、その時にいつもミーティングとかで、
こういうボードゲーム使ったよとか、こういうボードゲームいいよ、やってみてとかっていう話をしてたんですけど、
これそれぞれが勉強になるなと思って聞いてて、なるほど、これじゃあ来週やってみますって話をするんですけど、
なかなかその3人だけでその知識が終わってしまうというか、完結してしまってもったいないなっていう思いをずっとしてたんですね。
うんうん。
それを皆さんに知ってもらうとか、これからやる人のためにもまとめた方がいいんじゃないかということで、
03:00
実践の工夫をまずまとめたいなから始まって、だったらもうこのどういう学びがあるかってところまで、
もう全部一回作ろうということでチャレンジしようと思って、前向きに1年ぐらいかけてゆっくり作っていって、
本当に僕らも使えるようなレベルで作ろうというのがもともとの理由です。
おー、1年かけて。
そうですね、1年かかりましたね。
実践者というのは、ボードゲームと教育をかき合わせて子どもたちにいろいろ教えたりっていう、そういう実践の英知がここに集まってるんですか?
そうです。3人の実践地を全部入れたという形ですね。
先生、塾もされているということで、まさに学習系のこともやったり、ボードゲームのみの教室もされているということで、
そういう子どもの変化とかをたくさん見に来てきたからこその、
そうですね。変化をイメージしたときにどういう理由があったかとか、どういう工夫をしたからその力が多分出たんだろうなってことを思い出しながら、
言語化してそれをまとめてって形を繰り返しました。
すごい面白いですね。なんとなく私も親として子どもとボードゲームやってると、なんか成長してるなってなんとなく思ってたんですけど、
このなんとなくっていうのを言葉にされてるってことですよね。
そうですね。それはここですよってことですね。この力ついてるんですよっていうのを、一回この僕らがまとめたものをドンと提示したって感じですね。
それはなんか嬉しいですよね。なんとなくじゃなくてやっぱり。
そうですね。僕らとしてもスッと来た感じというか、はありますね。
ありがとうございます。実際にその冊子にまとめられて販売されてるってことなんですけど、反響とか評判ってどんな感じですか?
そうですね。反響が一回ドンって出たのは、発売される前に一度カタンという有名なボードゲームのページがあるんですけど、そのページを一回公開しようと。
一回みんなが知ってるボードゲームを1個ページに見せて反響を見ようってことを試したんですね。
なるほど。作られて一回じゃあホームページとかに公開されたんですか?
そうですね。それをツイッターの方で一回上げたんですけど、その時の反響がすごくて、ここまでの解像度、詳しさでまとまってるんだってことにすごく反響があって、そこから予約がバンって増えたりとか。
すごくありました。そこでこれ売れるんじゃないかな、需要があるんじゃないかなっていうのを肌で感じた瞬間でした。
まさにみんなが待ってたみたいな。
そんな感じがしました。
ですよね。
最初全くわからなくて、その需要が。例えば何冊作ろうかってことも、すごい弱気に考えてて最初。作りすぎかなとか、余ったらどうしようとか。
そこまで気にしたんですけど、やっぱりあのカタンの出した時の、あ、これガチなんやっていうのはすごく言われました。
実際販売はゲームマーケットっていう即売会とその場で売るっていう機会があったんですけど、そこで見本とか見てもらうときでもやっぱりこれガチやなとよく言われました。
ガチっていうのはもう中身が。
06:01
そうですね。
教育の名のね、ガチのボードゲーマーの方が買いに来る場所だったりするんですけど、
本当にボードゲームバリバリにやってる人が興味あってこう冊子を見てもらってパラパラっと見て、あ、これはガチなんだっていうことで買いますみたいなことが結構何回かあったので、
もうそれだけでも多分今までの教育として扱ってきた人たちとかサイトとか記事とかを多分超えたんじゃないかなと。
いうことはなんか直接は言われてないにせよ、冊子を見た時のボソッと言ってる感想がまさに評判なのかなって。
なるほど。皆さんボードゲーム好きにとっては本当にボードゲームがこんな効果があるんだって。
はい。
学習面というか、教育にっていうのはすごい嬉しいんですよね。
そうですね。
ボードゲームが好きだからこそですし。
そうですそうです。今も販売をねオンラインでしてるんですけど、
継続的に売れてまして、おかげさまで。
買いましたって買いますっていうのを投稿でいただいたりとか、感想をいただいたりとか結構ありましたね。
ボードゲームすごいなんかいいですね反響というか、
つかのび先生とかその一緒にされたメンバーの方にとっては、なんかまあ普段からの気づきとか当たり前というか。
まあそうですね。
やっぱそれをなかなか気づけないというか、言葉にできなかったりする人が多い中で、
よくぞ形にしてくれた。
またよくぞなんですよ。はい。
本当によくぞですね。
まさによくぞなんですよ。
そういうのがきっとその反響なんでしょうね皆さん。
そうですね。
ありがとうございます。
はい。
実際にそのサッシが完成して販売されているということで、
何かこうサッシを作られた中とかで、
ボードゲ先生の中で何か実践とかに変化ってありましたか?
そうですね。
まずサッシができて手元に来た時から、やっぱその自信というか、
このサッシがあるんだっていうのがちゃんと武器として持てたのが大きいです。
うーん。
なんかそのね、ロールフレームゲームでいうなんかすごい剣持ったような感じですね。
あの、強めの剣買ったぐらいのつもりですね。
えーすごい。
武器屋さんから買って身につけた瞬間みたいな感覚はすぐありました。
もうこれあったら大丈夫だよなっていう。
でも買ったんじゃなくて自分で作ってましたからね。
そうそう作ったんですけどね。
なんかその喋ってるのとやっぱ実際物があってパンって見せるのは、
実際保護者の方とか生徒が見てもおおーって言ってましたからね。
何も言った人置いといたんですけど、
生徒が見て何これすごーって言って最後に僕の名前書いてあって、
ぐわーってなって。
え、塾長作ったの?みたいな。
はい。
なんで言わんの?って言われて。
別にみんなに言うほどでもないからって言って。
いやいやみんなびっくりするんだよ。
やばーって言ってました。
だから作ったんだってことにびっくりするような出来だったってことですね。
そうですよ。しかも中身的にもみんながおおーって言うほど中身が濃いし、
09:04
時間軸によって始めと最後とかで持ってくる何か力みたいなところも。
そうですね。
だからもう置いとくだけでもこの変化はまずあったのが一つ。
あとまあコードゲーム選ぶときとかでもそうですし、
まあ今でもその実践するときは写真見ますからね。
見てああこの工夫そういえばやらなあかんなとか。
やっぱ自分でもちゃんとまとまった一冊なので、
自分の今までの実践がちゃんと書かれてる。
自分のまとめにもなってるので。
もう使うときはそれを使ってとか。
あとはコードゲームの体験会とかをしてもらうときに、
ここに書いてあるコードゲームを使うことが増えましたね。
そことリンクできるんで。
そっかそっかそうですよね。
このサッシュもさっきおっしゃった学びの要素とかどういう仕組みがつくっていうのに加えて、
実際に子供たちとか親子でやるときにこういう点に注意したらいいよって工夫も、
実践の工夫もあったりとか。
それをちょっと見返すもそうだし、
自身がまとめたっていうまず自信と、
なんか積極力みたいなが増したってことですよね。
そうですね。すごくやりやすくなりました。
体験会とかでもお子さん、
例えばブロック数今回入ってるんですけど、
ブロック数をお子さんにやってもらってる体験をしたときに、
お子さんの方もやってもらってもいいんですけど、
人数が多いときとかはこのページを開いて渡しておくんですね。
実際このブロック数今お子さんやってますけど、
こういう力がつくと思って書かれたものを、
ご覧になりながら見てもらうと全然違いますっていうので。
食事でいうと、お子さんがご飯食べてるのの
全部の栄養素を書いてあるみたいなことですね。
この食事はこういう栄養素がつくんですよってのを見ながら、
お子さんが食べるのを見るみたいな。
そういう感覚に近いのかな。
なるほど。
親子さんがそれを見ながら、
今これ数字に関心を持って数的思考量とか。
そうですそうです。今この場面はこれかとか。
そういうのは分かってきますね。
すごい実践としてもやりやすいし、
皆さん周りにも理解いただけるツールになったってことですね。
そうですね。本当に資料としても、
説明資料としても本当に抜群なので。
これは本当助かってますね。
先生もまとめるだけじゃなくて、
日々使っているこの冊子みたいな。
そうですね。自分でいうのはあれですけど、
僕ですらこんなに使っているんですから、
これから実践しようとしている人とか、
もっとご家族で使うとか、
どこかで使おうと、今後使おうと思っている方にとっては本当に
もっとすごい武器に感じるんじゃないですかね。
確かに。こんなに力をつけたいなとかっていうのも説明にもなるし、
注意点とか工夫も。
もう本当にボードゲームの教育の実践が詰まってるって感じですよね。
そうです。
なるほど。ありがとうございます。
はい。
実は一人ゲストをお呼びしたいと思うんですけど、
12:00
ボードゲーム教育概論1の作成にも携わって、
実はこの番組、教えて!ボドゲ先生の番組にも関わっている
ボドパパさんに来ていただいてます。
ボドパパさんこんにちは。
こんにちは。よろしくお願いします。
ボドパパと申します。
初めてですよね、この番組出るの。
そうですね。初めてです。
じゃあちょっと軽く自己紹介をお願いします。
はい。日本ボードゲーム教育協会に所属しています。
ボドパパと申します。
ボードゲーム教育概論への関わり方としては、
編集で入ってました。
はい。
編集。なるほど。デザイン面とかですか?
そうですね。紙面のレイアウトとかを、
実践者の3人の方と話し合いながら、
私がプロトタイプを作ってご提示して、
こんな感じかなというのをやり取りしていって、
紙面を作っていくという役割でした。
なるほど。じゃあまさに作っている最中を全て
見てはるという。
そうですね。
ボドパパさんに、そうなんですけど、
先生、実は今日来ていただきまして、
というのも、この冊子を作る過程で、
ボドゲ先生にいろいろ工夫とかエッセンスをお聞きしたんですけど、
ボドパパさんの視点からボドゲ先生の関わりに
出て聞きたいなと思っておりますので、
ちょっと聞いてみたいと思います。
はい。
ではボドパパさん、ボドゲ先生はどんな感じの役割を
担っていらっしゃいましたか?
紙面の内容じゃないんですけど、ボドゲ先生が
ボドゲ教育アイロンの作成プロジェクトに
大きく貢献してくれたのは、プロモーションの面でですね。
はいはいはい。
よりツイッターXとかでの発信とか、
あとはご自身の人脈の中でですね、
専念してくれて、プロモーション特効隊長的な役割で、
どんどんどんどん、母教会の認知度を広げてくれた
というところに、とても貢献を感じています。
ありがとうございます。そう言われればそうですね。
作って終わりじゃないですもん、確かにね。
なるほど、確かに先生がいろんな人と繋がってるからこその
届ける役割も担ってるってことですよね。
そうですよね。
実際、GPさんとのコラボが決まったときには、
確かにそれね、行きましたよね。
ボドパパさんテンション上がってたもんね。
ウォーってなりましたもんね。
マジかって思いました。
綺麗に話すと、ゲームマーケットというブースで出展する場所を使って
僕ら販売したんですけど、カタンの会社のGPさんが
そのうちでも販売させてくれってことで、
そこにGPという大きな企業ブースのところに
僕らの概論を動かしてもらうと、そこで反復もしてもらえる
ってことが決まったときが、そうですよね。
やってるときに決まりましたってなって。
あれはウォーってなりましたね。
プロモーションの意味でもいいのを決めてくれたっていうのもありますし、
そのときに思ったのは、モチベーションの面で
小棘先生って、みんな頑張ろうぜっていう空気を作ってくれてたので、
みんなの作る土台、チームの指揮っていうのをちゃんと保ってくれたなっていうのもあります。
ありがとうございます。そんな自覚ないんですけどね。
そう思ってもらえたなら、そうなんでしょうね。
15:00
先生、そのモチベーション上げてるのって気づいてはりましたか?
いや、自覚なくなったです。
たぶん普段から自然ってやってるから、
そういう感じで子供にも頑張ろうとか楽しもうってやってるこの性格が
チームに対しても影響があったんだなって聞いてて。
かもしれないですね。確かにそんなに、普段教室でもこういう話し方だし、
接し方もあんまり変わらないので、そうかもしれないですね。
私、嬉しかったのが、本木先生がボソッと、
え、これすごいなとかぼやくんですよね。
私がプロタイプ作ってって、どうかなって見せるときに結構緊張するんですけど、
それを本木先生見たときに、これすごいじゃんって、
直接言うっていうよりも、自分の思わず出ちゃったため息みたいな言葉が、
あれどうなんですか、戦略品出してるのかわかんないですけど。
戦略ではない、戦略ではない。素です、素です、あれは。
あれを聞きたくて頑張っちゃうみたいなのがありましたよ。
え、何それ、先生すごいですね、なんか。
それ多分次から言えなくなっちゃうじゃん、もう。
何も言えなくなっちゃう、黙っちゃうじゃん。
出た後、出た後もバレちゃうじゃん。
そっかそっか、言っちゃったらやばいんだ。
次から言えなくなっちゃうじゃん。
結構大事ですよね、なんかね。
本当素直な感想で、僕はもうデザインに関わってないから、
自分の想像を遥かに超えてくるから、それは、
これすごいの出てくるなっていうのを、だんだんすごいぞ、すごいぞ、すごいぞってなって完成したんで。
いやー、ありがとね。
ボドパパさんから見た、小棗先生の強み的なのを、
聞いちゃってすごく面白かったです。
ありがとうございました。
いやー、この冊子、めちゃめちゃ、
これは皆さん手に取って見ていただきたいし、
実践に活用いただきたいって感じですよね。
はい。
先生から最後、皆さんに対しての最後のアピールお願いします。
最後のアピール。
ここまで聞いてもらったら、なんとなく分かると思うんですけど、
実際に、今、概要欄に貼ってあるんですけど、
オンラインのブースというサイトで、
実際の今のカタンのページとか、
収録撮ったなんじゃもんじゃのページが公開されてますので、
ぜひその、この思いのまま見てもらった方が、
実物分かって、おお、こういう感じなんやって分かりますので、
ぜひ、一度ページのサンプルがあるので、
見ていただきたいなと思います。
そこで買うことももちろんできるんですけど、
まずはそのページを見ていただいて、
こんだけの熱量を喋ったページがどんなもんやっていうのを、
実際見てほしいですね。
そうですね。
ぜひリスナーの方に見ていただきたいということで、
ロードゲーム教育概論1、概要欄にリンクを貼ってます。
ぜひ皆さん、これを聞き終わった後にクリックしてみてください。
はい。よろしくお願いします。
ぜひよろしくお願いします。
お願いします。
先生、ボブとパパさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では最後に、皆さんからのコメントを紹介します。
シャープ26、18年間のボードゲーム教育を経て、
親子が楽しみながら学んだことは全編という回に対して、
18:01
しんさん、人生アニマルアトリートのしんからコメントいただきました。
手を抜かず、基本ルールも曲げずに、子どもとボードゲームをすると大人と対等である。
人は平等で、上も下もないという感覚が生まれるみたいですね。
誰に対しても物応じせずに意見を言える。公平に話を聞ける傑作がここにある。
ボードゲームで培われたという印象でした。
というコメントでした。
はい、ありがとうございます。
そうですね、この回、僕の中でもすごい勉強になりながら聞いた回なので、
まさにそうです。対等だっていうキーワードが親子ともに出てくるような回でしたね。
よくボードゲームではね、手を抜くかとかハンデをつけるかっていうのは結構議論されることはありますけど、
この親子は本当に対等にずっとやってきたっていうのが一貫しててすごいなって思いました。
そうですね、価値観にもね、それがすごくいい影響を与えたみたいな感じです。
そうでしたね。
まだもし聞かれてないリスナーさんいらっしゃいましたら、ぜひシャープ26聞いてみてください。
はい。
この番組は、現代の教育や子育てにボードゲームを使った新しい教育を提案する番組です。
今お聞きのSpotifyやPodcastでフォローするという表示があれば、ぜひフォローをお願いいたします。
それではまた次回もお聞きください。ありがとうございました。
ありがとうございました。