1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《828》【シリーズ認知症】声..
2024-01-10 09:18

《828》【シリーズ認知症】声の書評 認知症当事者の声を聞く

本日ご紹介する書籍

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000355921

他の過去放送

#214【声の書評】認知症の方の世界を知る名著

https://voicy.jp/channel/2167/297941

#270【声の書評】認知症の権威が認知症になったら…

https://voicy.jp/channel/2167/326083


AI要約

本日は書評を行う放送です。以前にも認知症関連の書籍を取り上げたことがあるため、まずはその放送内容を簡単にご紹介します。 その後、本日ご紹介する書籍は、認知症当事者の丹野智文さんが書かれた「認知症の私から見える社会」です。丹野さんは若年性アルツハイマー病と診断された方で、講演や執筆活動をされているそうです。


本書の内容は、認知症当事者のリアルな声を聞くことで、認知症の人がどのような世界を見ているのかを知ることができる貴重な1冊です。特に「工夫することは生きること」の章では、認知症の人への関わり方のアイデアが具体的に示されており、医療従事者にとっても非常に参考になる部分だと思います。ぜひ読んでいただきたい1冊です。


#医療 #健康  #声の書評 #認知症 #シリーズ認知症

サマリー

内科医たけおの心身健康ラジオの今回のエピソードでは、認知症関連の書籍を紹介しています。特に、『認知症の私から見える社会』という書籍について詳しく語られています。認知症当事者の声を知ることの重要性と、その書籍の内容について解説されています。認知症の人が直面している現実や課題、優しさへの勘違い、諦めや心理的描写、工夫することの大切さ、そして認知症と共に生きることについて話されています。

認知症関連書籍を紹介
内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、
毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、
公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は水曜日ということで、
声の書評をやっていこうと思うんですけれども、
ただ、一昨日からシリーズ認知症というのを始めさせていただきましたので、
今日も認知症関連の書籍をご紹介したいと思います。
その前に、今までも私、800を超える放送をしていて、
認知症関連の書籍を紹介したことって何回かあるんですよね。
それを先にちょっとご紹介してから、
本日の書籍のご紹介という形でいきたいと思うんですけれども、
スタイフの方ではないんですけれども、
以前やってたプラットフォーム、ボイシーですね。
ボイシーですね。
ボイシーの方で2回ほど、認知症関連の書籍をご紹介させていただいてます。
一つ目が、これ何回も紹介していて、
それこそ、おとといの放送でもご紹介しましたけれども、
2022年、去年の、違う、去年じゃない、おととしですね。
おととしの4月1日の放送ですね。
ボイシーの第214回、声の書評、認知症の方の世界を知る名著っていうやつですね。
これが、認知症世界の歩き方、
っていうですね、書籍をご紹介させていただいた回になってます。
これね、本当にね、すごい衝撃を受けた書籍で、
非常にね、その後ベストセラーっぽくなってますけども、
っていうのが、一冊目ですね。
二冊目がですね、同じく2022年ですね。
2022年の、少しお待ちください。
2022年の、どっか行ってしまった。
これですね。
7日放送の第270回ですね。
声の書評、認知症の権威が認知症になったらっていうことで、
これ、昨日、一昨日も触れました。
長谷川先生っていう、長谷川式っていうですね、
認知症のスクリーニングのツールがあるんですけれども、
それを開発した長谷川和夫先生っていう先生の書籍ですね。
これをご紹介させていただいた回がありますので、
併せて聞いていただけたらというふうに思います。
はい。ということで、本日の本題に行きたいと思いますけれども、
本日ご紹介する書籍はですね、
2021年の10月に出版されて、
これもね、非常に有名な書籍なんで、
ご存知の方も多いかもしれないですけれども、
丹野智文さんっていう方が書かれた、
認知症の私から見える社会っていうですね、
これはどこだ?
『認知症の私から見える社会』について
講覧社かな?
講覧社の新書ですね。
をご紹介させていただきたいというふうに思います。
で、これですね、丹野さんのこと、ご存知の方も多いかもしれませんが、
で、これですね、丹野さんのこと、ご存知の方も多いかもしれませんが、
で、これですね、丹野さんのこと、ご存知の方も多いかもしれないですけれども、
若年性アルツハイマーに、39歳の時かな?
に診断されて、その後も、ただ講演活動とかですね、
こういう執筆活動とかっていうのは、
かなり積極的に、精力的にされてらっしゃる方なんですけれども、
その方の、何冊目かな?
はい、何冊目かの書籍なんですけれども、
認知症と、帯にも書いてありますけれども、
認知症と診断されて、
8年、全国の仲間の話を聞いて、
書いて、
そういった認知症当事者のリアルな声っていうことで、
なってます、はい。
で、私自身ですね、
いろんなところで、当事者のお話を聞く機会あるんですけれども、
やっぱりね、当事者の声を聞くってね、
すごい大事だと思うんですね。
で、例えば、YouTubeでも時々、
医療監修もさせていただいてる、
人造生活チャンネルさんとかですね、
あと今、ちょっと抗原病の方のね、
支援もさせていただいたりもしてるんですけれども、
あと統合失調症の、
森の部屋とかですね、
その辺もお手伝いさせていただいてるんですけれども、
やっぱりね、リアルな患者さんの生の声を、
その診察室っていうか、
医療現場じゃないところで聞くとか、
勉強するっていうのは、
すごい大事かなというふうに思っていて、
で、その中で、この認知症の方の世界ですね、
まさにタイトル通りなんですけど、
認知症の私から見える社会っていうことで、
やっぱりね、認知症の方の見えてる世界って、
先ほどの認知症世界の歩き方もそうですけれども、
どういうふうに世界が見えているのかとかですね、
あとは、どういうことを感じておられるのかっていうのを、
周りが知っておく、
特に医療従事者は知っておくっていうのはね、
すごい大事かなというふうに思ってます。
で、昨日かな、
昨日の放送でも言いましたように、
やっぱり認知症の方に関わる上で、
非常に大事なのは、想像力ですね。
これが非常に大事で、
どういうふうな世界が見えてるのかっていうのを想像する。
これもね、また帯にも書いてありますけれども、
診断を受けたその日から、
世界が大きく変わる、
あなたは想像したことはありますか?
っていうような帯になってますけれども。
はい、これがね、知る上で非常にね、
いい書籍と思いまして、
ご紹介させていただこうというふうに思います。
で、簡単に目次をご紹介させていただくと、
第一章が、まずはじめにから始まって、
第一章がその認知症の人たちの言葉からっていうことで、
あ、で、そうそうそう、その前にですね、
あの認知症、
当事者、まあはじめにのとこにも書いてありますけれども、
認知症患者っていうんじゃなくて、
認知症の当事者というのがいいよっていうことで、
私もね、昨日のスライド、
実はね、あの以前は認知症患者って書いてたんですけど、
認知症当事者っていうのをね、
昨日のスライドとかも直してたんですけれども、
はい、やっぱり当事者の方がいいかなと思って、
修正させていただいたりもしました。
で、まあその理由がね、はじめにとかで書いてあったりします。
で、第一章が認知症の人たちの言葉からっていうので、
で、第二章ですね、
第二章がまあいろんな現実ですね、
認知症の現実と課題
認知症の人の目の前にある現実っていうことで、
まあどういう思いでね、
認知症の方が過ごされているのかっていうのを、
まあいろんなヒアリングをもとにね、
抱えてらっしゃるっていうのが第二章ですね。
で、第三章ですね、
第三章が優しさという勘違いっていうことで、
これはね、まあ私もね、思い当たるところありますし、
まあ非常にね、こう、
まああの、やっぱりそういうふうに、
感じられるようなっていうのはね、
すごい身をもって読ませていただいて、
思ったりしましたね。
で、四つ目ですね、
四つ目が第四章が諦めという問題っていうことで、
この辺からですね、
なんかかなりね、心理的な描写も多くて、
あの、それこそまあ私、
サイコネフロジーとかですね、
サイコモコロジーも専門にしてるんですけれども、
やっぱりね、認知症患者さんのね、
心理ってあんまりね、
研究されてないんじゃないかなとか思って、
まあちょっとその辺がね、すごい、あの、はい、
ちょっとその辺がね、すごい、あの、はい、
ちょっとその辺がね、すごい、あの、はい、
まあ改めて勉強しないといけないなというふうにも思いましたね。
諦めと心理的描写、工夫することは生きること、認知症とともに生きること
っていうのが第四章でした。
で、第五章ですね。
第五章が、工夫することは生きることっていうことで、
まああの、ここまではね、
あの、認知症当事者の方の、
その体験談がメインになってたんですけども、
この第五章はね、非常にね、
あの、目から鱗っていうか、
あ、こういう工夫するんだっていうですね、
のがね、非常に具体的に書いてあったりしました。
で、えっと、私、まあ昨日のスライドでも、
あ、昨日のスライド?
昨日のスライドで言ったかな?
あの、工夫とアイデアっていう言葉は非常に好きなんですけども、
まあその中で、やっぱり認知症の方にね、
関わる上での工夫とかアイデアですね。
これがね、非常に大事です。
そのヒントをね、この第五章では、
あの、いろいろ、まあ実体験とともにね、書いてあったりします。
で、まあ本当にね、こういう工夫できたらいいよなっていうのを、
すごいね、参考になりましたね。
はい。っていうのが第五章で、
で、第六章が、えっと、あ、そうですね。
最終章ですね。
認知症とともに生きるっていうことで、
これね、まさにあの、この認知症のね、基本法を、
なんか予言した方のような、あの、共生っていうのはね、
あの、認知症基本法に書いてありますけれども、
まあそれが、やっぱりね、あの、これからの時代、
非常に大事になってくるかなというふうに思うんですね。
だから、まあご本人もそうなんですけど、
やっぱり周りの理解とかですね、
え、工夫、あ、支援の工夫とかですね、
そういったのが非常に大事になってくるなというのを、
改めて思ったりしました。
はい。っていう構成になって、
なってますね。
で、えっと、まあ具体的にはその、まあ読んでいただけたら、
まあそんなにね、ページ数多い書籍ではないんで、
新書欄で、あの、さらっと読めるかな、
2時間ぐらいで読めるかなと思うんですけれども、
特にね、やっぱり第五章ですね、
その工夫のところはね、あ、こういう工夫あるんだっていうのはね、
すごい思いましたね。
えっと、例えば、え、何でもいいですけど、
すぐお財布をなくしてしまう方とかいらっしゃるじゃないですか、
そういう方にどういうふうに対応したらいいかとかってね、
あの、このアイディアなかったらっていうか、
こう、こういうアイディア思いつかなかったなっていうのはね、
あったりしますね。
はい。なので、え、その辺、ちょっと、あの、
面白く読める部分もあるかなというふうに思いましたので、
ぜひお勧めですので、ご一読いただけたらと思います。
はい。ということで、え、今日も幸せな一日でありますように。
お相手はナイックアイの竹井でした。
興味津々。
09:18

コメント

スクロール