本日ご紹介した書籍はこちら 「てんかん」のことがよくわかる本 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000196199 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #声の書評 をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療 #健康 #スタエフ医療部 《AI要約》※誤字はご勘弁 ## てんかんに関する書籍紹介 内科医たけお先生が、てんかんに関する書籍「てんかんのことがよくわかる本」を紹介しています。この本は2015年に出版された一般向けの書籍で、東北大学の中里信和先生が監修しています。 **本の特徴** - イラストを多用し、読みやすい構成 - 発作対応のフローチャートが冒頭に掲載 - てんかんの基礎知識から治療法まで幅広く解説 ## 本の内容 1. **発作への対処法** - 典型的な発作だけでなく、様々な症状を紹介 - 発作時の適切な対応方法を説明 2. **てんかんの基礎知識** - 年齢別の有病率を解説 - 高齢者にも多い疾患であることを強調 3. **薬物療法** - 67%程度は薬物療法で改善可能 - 多様な抗てんかん薬の特徴や副作用を詳細に解説 4. **難治性てんかんへの対応** - 外科手術を含む治療法を紹介 5. **てんかんと生活** - 就労、妊娠・出産、周囲への伝え方などを解説 ## 重要ポイント 1. てんかん発作は多様で、典型的な痙攣だけでなく「様子がおかしい」程度の症状もある。 2. 発作時の観察と記録が診断に重要。 3. 高齢になるほどてんかんの有病率が高くなる。 4. 半数以上の患者は1〜2種類の薬で発作を完全に抑制できる。 5. 治療の中断は避けるべき。 たけお先生は、この本がてんかんに関する理解を深め、適切な対応や治療につながる有用な情報源であると評価しています。また、一般向けのてんかんに関する書籍が少ないことを指摘し、より多くの情報提供が必要だと述べています。