1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. 《1210》がん以外の病気のここ..
2025-04-14 10:03

《1210》がん以外の病気のこころのケアを考える入門書📖

【本日ご紹介した論文】

緩和ケアの現場で実践する 非がん患者のこころのケア入門

https://www.amazon.co.jp/%E7%B7%A9%E5%92%8C%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E3%81%99%E3%82%8B-%E9%9D%9E%E3%81%8C%E3%82%93%E6%82%A3%E8%80%85%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%82%A2%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%9D%BE%E7%94%B0%E8%83%BD%E5%AE%A3/dp/4524211616


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■AI要約(誤字はご勘弁ください)

* 内科医たけお先生が、心身健康ラジオでリスナーからの質問やリクエストに答えています。医療入試の解説も行っています。

* 質問やリクエストはGoogleフォームの質問箱で募集中です。

* 今回は、たけお先生が共同執筆した書籍『緩和ケアの現場で実践する非がん患者の心のケア入門』を紹介します。

* 書籍は南光堂から2025年4月30日に発刊予定で、たけお先生は執筆特典でいち早く入手しました。

* 書籍のきっかけは、一昨年の日本緩和医療学会のシンポジウムで、非がん慢性疾患患者の心理に関するシンポジウムにたけお先生が登壇したことでした。

* 南光堂の編集者から、がん以外の病気の心理に関する書籍の作成を相談されたのが始まりです。

* 編集の松田先生は、がん患者と非がん患者では病状経過や精神心理症状に共通点と相違点があることに感銘を受けたと述べています。

* 病気の種類によって、病気の進行(trajectory)や治療法が異なり、心のあり方も大きく異なるため、非がん疾患を一括りにするのは難しいとたけお先生は考えています。

* がんの種類によっても心理的な側面は異なりますが、非がん疾患においては、それぞれの病気の特性を理解した上での対応が特に重要です。

* この書籍は、松田先生の人徳で多くの専門家が執筆に参加しており、たけお先生も多くの執筆者と仕事上の関わりがあります。

* 書籍は3つの章で構成されています。

* 第1章:使える心理療法のエッセンスと実践(認知行動療法、マインドフルネス、家族療法など)

* 第2章:非がん疾患の心理過程とその対応(慢性腎臓病、アルコール性肝疾患、ALS、パーキンソン病)

* 第3章:非がん患者の心のケア ティップス & トピックス(治療的自己、共感、防衛機制、ACPなど)

* 第2章では、各疾患における心理的な過程と対応について詳しく解説されており、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の重要性や疾患ごとの違いにも触れています。

* 第3章は、すぐに実践できる具体的な知識が満載で、13の項目が紹介されています。

* 書籍の構成は、第1章と第2章で大部分を占め、第3章は各項目が見開き2〜3ページで読みやすい構成になっています。

* たけお先生は、書籍の内容は一昨年のシンポジウムのエッセンスに加え、心理療法と心身医学的なケアのトピックスが盛り込まれており、非常に良い書籍だと感じています。

* 書籍の価格は3800円(税込)です。

* この書籍は専門書であるため、一般の方の購入は推奨されません。

* 医療従事者、特に医師やコメディカル、心理士の方には、病気の理解を深める上で非常に役立つ内容となっています。特に心理士の方には第2章を読むことを勧めています。


興味シンシン☝

サマリー

がん以外の病気に対する心のケアの重要性が強調されています。特に、各病気の特性を理解し、それに基づいた心理療法のアプローチが求められています。また、がん以外の病気に焦点を当てた心のケアに関する情報が提供されています。患者の心理過程やその対応、専門的な知識や最新のトピックスについて触れ、心理的サポートの重要性が強調されています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
放送では、医療にまつわる皆さんからのご質問やリクエストにお答えしております。
医療ニュースの解説などもしています。
質問・リクエストは、質問箱のGoogleフォームからぜひお寄せください。
あなたのご質問をお待ちしております。
ということで、今日はですね、こういうのの書評をやっていこうと思うんですけれども、
確実に、これ確実に史上最速レビューのはずなんですけれども、
今までもそういうのを何回かやってきましたけれども、
史上最速レビューということで、今日ご紹介する書籍は、
緩和ケアの現場で実践する悲願患者の心のケア入門という書籍ですね。
これをご紹介したいと思います。
というのは、私、共同執筆でございます。
なので、共同執筆特典で検本いただきまして、
昨日受取完了いたしましたので、
たぶんこれ、史上最速レビュー。
週末に書店に行ってたんですけれども、書店にはまだ並んでいなかったんで、
たぶん世の中には、たぶんこれを書いた人しか見てないんじゃないかなというふうに思いますね。
ちなみに発行は2025年4月の30日なんで、
たぶん書店に並ぶのはまだ早くても来週かな。
たぶん再来週ぐらいになるんじゃないかなというふうに思いますけれども、
一足を先にご紹介させていただこうというふうに思います。
これ、南郊堂さんから出していただいたんですけれども、
この始めるところに、編集された松田先生が書いていただいてるんですけれども、
これ、私も非常に印象深く覚えてるんですけれども、
実は一昨年の日本かま医療学会のシンポジウムで、
致死性慢性疾患患者の心理過程、病気の需要や対処行動というようなシンポジウムがございまして、
そこに私、登壇させていただいたんですね。
登壇した後に、これ松田先生もいたかどうかちょっとはっきり覚えてないんですけれども、
南郊堂の方からお声掛けいただいて、
実は南郊堂さん、緩和ケアの森シリーズですね、
これも南郊堂さんのほうで私、書かせていただいたんですけれども、
その編集の方と、この癌以外の病気の心の書籍を作りたいんですけど、
作れますかね、みたいな相談を受けたのを、私も非常によく覚えていて、
松田先生がまさにそのことに触れていただいていて、
その癌と肥顔、肝以外の病気ですね。
では、病状経過や精神心理症状で共通する部分がある一方で、
肥顔患者さんでは疾患ごとに特有の精神心理症状があるのだなと、
関心したことを覚えています、ということで書いてあって、
いやこれね、本当にその通りで、私ね、
サイコネフロージーっていう腎臓病の心理を専門にしてますけれども、
やっぱりね、肥顔って人区別するのはね、間違ってるって言ったらアレですけれども、
全然違うんですよね、病気ごとに、
これ書いてありますけれども、
その病の奇跡っていうイルネストラジェクティというのが全然違いますし、
なのでそれによって、
あと治療法も全然違うんで、
全然その心の在り方とかが違ってくるっていうのはね、
非常に特徴かなというふうに思っていて、
これがんでもね、
例えばなんでもいいですけど、
食道がんと胃がんと乳がんと子宮系がんととかでも全然違うんで、
がんもね、がん全体一区位にね、
サイコ・オンコロジーってなかなか言い難い部分もあるかなと個人的には思ってるんですけれども、
それ以上に、やっぱりがん以外の病気に関してはね、
各々のこの病気の特性をしっかり理解した上で対応するっていうのは非常に重要かなというふうに思っていて、
それが今回一冊の本になったっていうそんな感じでございます。
これね、もう松田先生の
人徳そのものっていう感じですけれども、
でいう感じです。
で、執筆者の一覧がですね、
その始めの前に書いてあるんですけれども、
非常にね、知っている人いっぱいいまして、
私多分半分以上の方はお世話になっているか、
今も一緒に仕事している方もいらっしゃいますけれども、
はい、という感じで非常にお世話になっておりますね。
はい。
という感じです。
はい。
心理療法の実践
で、まずは奥地から行こうと思うんですけど、
いつものように、
チャプターが三つに分かれていて、
第1章、第2章、第3章ですね。
で、チャプター1ですね。
1個目が、
使える心理療法のエッセンスの実践ということで、
これね、心理療法からくるのがね、
またなんかすごい書籍がたまって、
6つですね、心理療法について書かれてあります。
認知行動療法、
マインドフルネスとコンパッション、
家族療法、
解決思考アプローチ、
動機づけ面接、
問題解決療法ということで、
はい。
非常にメジャーどころを押さえておられるなというので、
はい。
しかも、認知行動療法はね、
フェスアップでお世話になっている羽田先生と、
サイコロの種口先生が書かれてらっしゃるということで、
これちょっとね、まだ全部は読めてないんですけど、
非常にね、興味津々でございますという感じですね。
はい。
で、チャプター2が、
病気ごとの対応
ここからがその病気ごとの確論ということで、
肥安疾患の心理課程とその対応ということで、
5つですね、
病気としては7つ取り上げられているんですけれども、
心不全、
で、慢性呼吸器疾患としてCOPDと肝性肺疾患、
で、慢性腎臓病CKDですね、
で、アルコール性肝疾患、
神経難病としてALSですね、
筋肉蓄積性速削効果症とパーキンソン病が取り上げられています。
はい。
で、これもですね、
これ、先ほど言ったシンポジウムに登壇したメンバー皆さんなんですけれども、
私はね、
慢性腎臓病のところを書かせていただいたんですけれども、
やっぱりね、他の先生のおととしのご講演聞いていても思いましたし、
今回の書籍でもそうなんですけれども、
繰り返しになりますけれども、
やっぱりね、病気ごとの違いっていうのはね、
しっかり認識して上で対応するっていう必要性があるかなというふうに思いますし、
あとは、最近の流れとしてこのACPですね、
人生会議に取り組むっていうことも、
どの疾患であっても重要っていうことは、
皆さん、特に医療者に関してはご存じだと思うんですけれども、
ただそこのACPの在り方っていうのもやっぱりね、
心のケアの重要性
疾患ごとに違うんだっていうのがね、
これ、執筆のときにもね、
ACPについて必ず触れてくださいっていうのが確かあったと思うんですけれども、
それもね、非常に勉強になるなというふうに思いました。
はい。
で、で、チャプター3ですね。
チャプター3はですね、
これ松田先生らしいというか、
悲願患者の心のケア、Tips and Topicsっていうことで、
本当にね、
心療内科、一部精神科の先生もいらっしゃいますけれども、
本当にこれを知ってたら使えるみたいな知識がですね、
非常に満載の項目が13項目出ております。
具体的には、
まずは治療的事故ですね。
共感と共鳴。
防衛規制。
病態仮説の構築。
ジョイニング。
リフレーミング。
マファー。
心的ケアとしての身体診察。
事実訓練法。
全身的菌疾患法。
共鳴呼吸法。
不眠症の非悪物療法。
ナラティブアプローチっていう。
はい。
いや、どれも非常にね、
心身医学、
満載な感じ。
はい。
なんですけれども、
そんな感じのものが第3章に書かれているっていう。
第3章はね、比較的サクッと読めますね。
これ、
メインはね、
この第2章の
非患疾患の心理過程と
その対応っていうところと、
あと第1章の部分ですね。
これでもう、
書籍のどれくらい?
4分の3か、
5分の4くらいを占めるっていうことで。
チャプター3はね、
非常にね、
読みやすくなってますね。
専門書の紹介
2ページないし、
3ページくらいで、
パパッと読めるっていう、
そんな感じになっているので。
はい。っていう感じです。
はい。
ということで、
私もですね、
なので、
昨日、
全然読めてないんですけれども、
あの、
はい。
まあ、
おとどしの、
その、
神奈川医療学会の
シンポジウムで
非常に良かったエッセンスがね、
入っていて、
なおかつ、
この心理療法、
己の心理療法と、
あと心身医学的な、
心のケア、
トピックス、
みたいなのが入っていて、
非常にね、
良い書籍だなという風に思いました。
はい。
もし書店で見かけたらですね、
お手に取っていただけたらなという風に思います。
はい。
ということで、
あ、ちなみにですね、
えっと、
価格は、
3800円の税込みですね。
はい。
なので、
4000円超えてきますね、
税込みだとね。
はい。
っていう感じの書籍で、
あ、
書籍で、
そうそうそう、
大事なことを言うのを忘れてました。
えっと、
これ、
昨日の投稿にも書きましたけれども、
なので、
これはね、
あの、
専門書ですので、
一般の方はね、
決して購入してはいけません。
あの、
何のこっちゃって、
これ、
やっちゃダメよっていう風に言うと、
余計にそれしたくなるっていう、
効果を狙っているものではなくて、
本当にね、
あの、
購入は全くお勧めしませんので、
はい。
えっと、
ただ専門の方、
えっと、
まあ当然ドクターはそうですし、
あとコメディカの方、
あと、
まあ特に心理師の方とかはですね、
その、
やっぱりね、
心理支援をやる上で、
やっぱり病気のことをね、
知っておくって非常に大事なので、
特に第2章の部分ですね、
この辺は心理師さんにもぜひ読んでいただきたいなという風に思いますね。
はい。
はい。
という感じでございました。
はい。
では、
最後、
しんしんじゃんけんいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、
じゃんけん、
ちょき。
ということで、
今日も幸せな一日でありますように、
お会いいただいた犬竹でした。
興味、
しんしん。
10:03

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