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2024-05-16 17:27

#6 仕掛け屋がゆく!(益田ミリ『今日の人生3』原画展の話)

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ミシマ社ラジオ第6回は仕掛け屋ハセガワがゲストとして登場し、益田ミリさんの「今日の人生3 原画展」@GALLERY SANYODO の展示や設営での裏話などお話ししました。


益田ミリ「今日の人生3 原画展」
益田ミリさんの『今日の人生3 いつもの場所で』の刊行を記念して、マンガの原画をはじめ、本作カバー用に益田ミリさんが製作された立体作品、さらには「益田ミリさんへ10の質問」、マンガの立体イラストなど、「ここだけ」の特別展示をおこないます。
ぜひ足をお運びください。

  • 会期:5月8日(水)〜5月22日(水) ※日曜・祝日休み
  • 時間:月〜金 11時~19時 土 11時~17時
  • 場所:GALLERY SANYODO
    〒107-0061 東京都港区北青山3-5-22 山陽堂書店2F
    東京メトロ表参道駅 A3出口から徒歩30秒
GALLERY SANYODOでの原画展の様子(東京 表参道)


<関連書籍>
『今日の人生3 いつもの場所で 益田ミリ(著)
 

※AIによる文字起こしのため、一部文字表記に誤りが生じる場合があります

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ミシマ
みなさんこんにちはミシマ社ラジオです本をあまり読まない人も本好きな人も思わずその本を読みたくなるそんな時間をお送りします
出版社ミシマ社が運営する本との出会いがちょっとだけ広がるラジオです
フジモト
こんにちはミシマ社の三島邦弘です アシスタントのフジモトです よっ
ミシマ
こんにちは 今日はですねあのまたゲストをお呼びしているんですけどもミシマ社メンバーでもう
この人と言ったらみなさんピンとくると思いますミシマ社が誇る仕掛け屋 長谷川実央さんです
フジモト
ようこそ
ミシマ
オフィスの2階から1階に来てくださいました
ハセガワさんはですねもうあのミシマ社 入社何年になるんですかね
ハセガワ
アルバイトも入れると 10年目になりそうな感じです
ミシマ
長い意外と もうあのハセガワさんの仕事はですね
本当すごくて まあ仕掛け屋仕事ってミシマ社で言ってるのがポップやパネル作ってもらったり
そしてミシマ社通信手描きのミシマ社通信作られたり 最近ではですねあの平凡社さん晶文社さんと3社合同フェアっていうのをやってるん
ですけどもそういう他社さんのフェアのそういう パネルなんかも作ったりえっとまぁなんか各所で
本屋さんに行くと目にするなんかあって思う展示 結構ハセガワさんがあの仕掛けてるっていうことが多いんですけれども
今回 またすごい展示をねハセガワさんしてくれて今まさにあの
開催中なんですけども 今あの東京表参道 山陽堂ギャラリーさんで展示しています
益田ミリさんの原画展『今日の人生3』 原画展が今開催しているということで5月の8日から5月の22日まで開催しています日曜祝日は休み
フジモト
ですが このあの搬入私もアシスタントのアシスタント
ミシマ
参加させてもらったんですけども ハセガワさんの指示のままここ貼ってこうしてとかっていうのですね
あのこれあの今回に限らず毎回この今日の人生のね 原画展の時僕も関わらせてもらってるんですが
03:00
ミシマ
今回の ポイント
ぜひ教えてください
ハセガワ
全部
ミシマ
すごいですよねあのなんか今ちょうど開催してまぁ初日もあのハセガワさんちょっと修正に 行ってたということなんですが
その時もお客さんがひっきりなしに来られてたと ずっと途切れずでした
ねー なんかねその SNS 見ていても行かれた方々の感想が本当にってよかったっていうね
空間とかわいかったとかそういう声が溢れているんですが まああの今回は
どういう 原画展にしようと思われたんですかね
ハセガワ
あでもあの原画というか会場に何を置くかっていうのは著者の益田ミリさんが あの基本こう
こういう感じでっていうのを いただい毎回なんですけどいただいたので
ミシマ
それがもちろんベースなのでもう忠実にっていうのが大前提で うんですかね まあそこで言うと今回あの新たな試みとしてはあの益田
ミリへの10の質問まあプラス1というかで実は11の質問 掲載しているわけですけども
ハセガワ
あでもこれこれ私のところに来た時にはもう決まっていたのでこれはどうやってむしろ決まっ たんですがまあなんか
ミシマ
益田さんと 僕が打ち合わせている時にまあどんな原画展しましょうかねみたいなので
ザックバランに言ってた中で出てきたアイディアの一つでどうかなみたいな感じで まあ
まあ持ち帰ってであでもなんかそれで1回僕にしましたのメンバーから質問を募って なんかまあそれが面白そうであればいいなぁみたいな感じで1回
まあ進めたところもう ねえすごい面白い質問が集まりそれをね
益田ミリさんの方ももう見事に答えてくださって まあそれはあの先日の朝日新聞の
益田ミリさんの連載で「ヘンテコ質問」っていうタイトルで えっとすごい面白いあのエッセイ書いてらっしゃるのでまぁそちらもぜひご覧いただければ
ハセガワ
なと思うんですが 絵も描き下ろしでそうついてます答えと一緒に
ミシマ
今回の原画展のそのもちろん本の漫画の原画もそうなんですけれども毎回 このカバー原画っていうのをまあ
『今日の人生1』の時は益田ミリさんが小学生の時に 作られた切り絵を大島依提亜さんがデザインしたカバーだってその切り絵展示しましたし
06:00
ミシマ
『今日の人生2』の時は えっと今大人になった益田ミリさんが切り絵をされてその切り絵を原画として飾りました
で今回最初ねまぁそのまた切り絵で行くのかなと思いきや ちょっと本当にもこれは初めこれ現場でですねぜひご覧いただきたいんですけども発明と
しか言いようがないあるものを使って立体の 作品を益田ミリさん作られて
それをまた素敵なデザインに大島さんがしてくださったんですけども これの実物ぜひご覧くださいでその立体の作品
今回あのカバーとは違うあの普段のなんか今日の人生をモチーフにした 新たな4作品この原画展用に益田ミリさん作った
ハセガワ
最高に可愛い
ミシマ
あれねあのめちゃめちゃ可愛いです 実は僕たちもね搬入会場で初めて見たんですよね
ハセガワ
本当に 何時間でも見られる
ミシマ
隅々まで いやーなんか搬入するのを忘れてしまうぐらいなんかうっとりとしてしまった
時間でしたね めちゃくちゃ可愛い可愛いとしか言ってないですけどね
ねえこれへとぜひ原画 展開場でご覧いただければなと思うんですがあの
もう一つというかあの今回はハセガワさん しかできない仕事として山陽堂さんのこの表面の
ハセガワ
窓を窓にあの 宣伝スペース
ミシマ
この『今日の人生3』益田ミリ原画展という言葉とイラストをね こう表参道のまあ何なら実は今対向の向かい側は大谷翔平選手ですね
こっち見てましたよ大谷翔平選手 その向かい側に
すごいこう可愛いあのガラスの展示を ハセガワさん今回されたわけですけどもあれは今回あれのコンセプトというか方針はどういう
ハセガワ
あれは
えっと なんか前の展示の時にあの窓ガラスに
あの原画展のタイトルとミリさんの名前書いたらこんなにいい宣伝スペースがない っていうのをみんなが言って言ってあの青山通りですよね
はい ドンってあのそれで
なんかそれなるほどと思ってなんかただ可愛く飾り付ければいいぐらいな感じでその時は 考えてたんですけどもちろんいろんな人に来てほしいしそうだとすごい広告スペースだって
言ってたのでとにかく原画展の名前が見えるようにっていうのが大大前提で でその後に可愛くっていう感じでした
09:11
ミシマ
あのはっきり文字も読めるし でだから
つまりは相当大きいんですねではいで益田美さんのあの漫画イラストの 等身大とは言わないけれども相当背の高いあの
貼ってあって しかもですね素材をあの実際の現場に見たらわかるんですけども 相当薄い
なんていうかセロファンみたいな よくあんなことを思いついたしでそれをね実際形にされたなぁっていうのちょっともうあの現場に
に入って あの
本当に 脱帽しかなかったんですけども
ハセガワ
あのセロファンにしようと思ったのはどういうあれですか いやなんとなくフィーリングとなんか あそこ窓辺ですごく光が入るから
わかるんだけど何か光が透過したら綺麗なんじゃないかと思ったけどちょっと私が行った日 曇ってたのでどうだったかがまったくわからないんですけど
ミシマ
すごいだからあれ昼間とまた夜とね感じ方違うと思うし なんかねあのいろんな時間あの外からも内からも見てもらったらなぁと思いますはい
ハセガワ
確かに
フジモトさん原画展どうでしたか 京都オフィスの壁にこんな風になるのかなってハセガワさんが貼られていたのをみてて 写真を実際にみてすごく素敵な空間で 私3の実物をみたことがないので本当に立体なんだと思って フジモトさん繊細なペーパーをパネルに貼り付ける作業をしてもらって
すごい綺麗にやってくれて
ミシマ
そうなんですよね だからもうあの皆さんにね
力をいただいてすごいこう 素敵な展示まあでも最後はでもハセガワさんがね
最後の最後全部引き受けてくれて用意してくれて いやでもやっぱミシマさんが途中でこう
ハセガワ
われわれのコーヒーを買いに行ってくれたら 搬入のとき僕の渡す役割っていうのはコーヒー買いに行ったりお菓子買いに行ったりとか
それぐらいしかできないですよ ちょっと作業に飽きるとコーヒー買いに行きましょうかって言って
ミシマ
各会場で毎回そうですよね それぐらいしか貢献するポイントないんですよ僕もね
どちらかというとこうですかって言うとむしろ歪んでいっている
12:00
ハセガワ
でもこの今日は今回の展示のさっき最初に話し出てた10の質問のところはミシマさん
ミシマ
アレンジ聞かせたって言ってましたよね貼り付け ハセガワさんの指示書とはちょっと違う貼り方を
ハセガワ
変わっている でも私それを活かしました
ミシマ
ありがとうございます すみません ちょっと不本意だったかもしれないですね
ハセガワ
そんなことないです そんなことないです
ミシマ
ちょっとこの遊びのある貼り方をしてしまいました
ハセガワ
設営をみんなでしてるから結構自分が最初に作りながら思ってたのとだいぶ変わっていて
でもそれも楽しくていいのかなっていう そう言ってもらえると
ミシマ
なんかそういうこうね見せるところとあのなんか 益田ミリさんのイラストのいろんな表情のバージョンを
なんかその階段の螺旋階段にポロッと貼ったりとか 空間の隙間に貼ったりとかなんかちょっとすごい遊び心もねすごい
この展示ってあるからそのあたりもなんか楽しんでもらえるとなと思いますね
ハセガワ
なんかその2日目にちょっと修正作業に行った日のそのお客さんが
そのグループで来てる人もいれば一人で来てる人もいたんですけど
一人の人はあれですけどグループで来てる人はみんなすごいおしゃべりしながら見ててワイワイ言いながら
美術館の展示じゃないしなんかそういう感じもすごい良いなと思って
一人で来た人はじっくり見て
これから来る人に絶対言いたいのが会場にノートがあって
ミリさんがそれ見ますよね
益田ミリさんも見るので是非書いていただくといいかなと思うんですけど
それ私がおせっかい心を発動してその日会場にいる人全員に言ったんですよ
みんな一応に書いてくるんですけど一人一人が本当に長い時間
みんなじっくり書いていてだからなんか心の中でも多分おしゃべりしてるし
一人で来てる人はで友達同士とかで来た人はお互い話していて
なんかこう人生2とか3って結構コロナの時の話もあって
ソーシャルディスタンスでとか人と関わりが少なくなっちゃったり外出なくなったりって話も多いんだけど
今ちょっとそれが落ち着いたっていうか
みんなちょっと前の人と触れ合う時間が増える中で
この会場でそういう友達同士でワイワイやってるのがすごくいいなと思って
なんか楽しんでいただけるといいなってすごい思いました
ミシマ
山陽堂書店さんっていうお店の持ってる温かさっていうのもきっとあるんでしょうね
15:01
ハセガワ
絶対あると思います
ミシマ
この益田ミリさんちょうど手塚治虫賞受賞されて本当におめでとうございます
この受賞後初のこういう公の展示でもあるので
ミリさんのすごさもう存分に会場中に溢れてると思いますから
いっぱい体感していただけると嬉しいなと思います
ハセガワさん最後に何か他あったら何か教えてください
ハセガワ
いや別に言うことがないわけじゃないんですけど
手塚治虫文化賞を取った作品にちょっと関連するものが展示してあるので
そこファンの方は見逃さずに
ミシマ
そこは外さずにやりましたよ
今日の人生シリーズ好きな方はもちろん全部読んでいただけると嬉しいんですが
だからそういう他社作品やあとエッセイなんかも
『今日の人生3』の中にも凧揚げのエピソードがありますけれども
あれ実は『東京あたふた族』のエッセイの中にもまた違う形であって
文章で読むと全然違うやっぱ質感がありますし
これのことこういうふうに思い描いてたんだなみたいな
すごい膨らみを持って楽しめると思いますので
ぜひエッセイの方もね
お読みいただけるとなと思います
ハセガワさん今仕掛けや仕事はどんな感じですか
ハセガワ
今は次に出る5月に出る今月出る本が終わったので
今ぼんやりしてるんです
良かったです
ぼんやり最高
ミシマ
ぼんやり
ハセガワ
これでもこの帯コピーも
ぼんやりしない方がもったいないって書いてある
ミシマ
ぜひいっぱいぼんやりしてください
今日のゲスト長谷川実央さんでした
ありがとうございました
ミシマ社ラジオまたお会いしましょう
今日もありがとうございました
17:27

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