ミシマ
パラッと今開けて気になったのを言うと、15「座右の銘はない」という座右の銘を持っている方がいらっしゃるんですね。
これ気になるな。
あと、「手間はミニマム、横着は敵」
いやー、深い。
いろいろ本当に何か、これで先生が何を書いているのかっていうふうにやっぱりね、気になってきますよね。
ノザキ
そうですね。今のミシマさん読んでいるのもそうなんですけど、
どなたかが言った言葉が座右の銘として書かれているのもあれば、仲野先生自作の座右の銘というのも中にはありますので、
よくある格言とかそういうものばっかりでもなくて、いろんな映画の一節とか、何か本のタイトルとか、そういうものも入っております。
ミシマ
フジモトさんは何か座右の銘ありますか?
フジモト
いや、ちょっとお話できる座右の銘がちょっとないので、
まさにこれを私は読んだら、きっと何か素敵な座右の銘に出会えるのかなと思って、ちょっとパラパラと見てました。
ミシマ
仲野先生、まえがきで書いてますね。
「きっとあなたに効く座右の銘が見つかるはずです」こう力強く書いていらっしゃるんで、まだお持ちじゃない方もきっといいんだろうなっていうふうに思いました。
ノザキさんのおすすめ座右の銘は何でしょうか?
ノザキ
えっとですね、私自身のというよりは、この本の中で、もうぜひこれだけでも読んでというのがあるので、
私がですね、それは、17番、間違えました。18番。「石の上にも三年」
で、この本がですね、見本が出来上がったのが大体先週ぐらい、1週間前で、本を手にして、
いやもうなんか私テンションが上がりに上がって、もう家に帰ってからこれ読んで爆笑してるんですけど。
いや本当に面白いんですよ。この18番の「石の上にも三年」は、もう名作中の名作で、
何ならここで朗読したいぐらいですけど、発売日前なのでやめますが。
いやなんか座右の銘になってるような、この「石の上にも三年」もそうなんですけど、
なんで、どういう状況から生まれた格言なのかとか、実はよく聞いても知らないことってあるんですよね。
仲野先生本当この回もそうだし、他の回もそうなんですけど、
その言葉の成り立ちをちゃんと教えてくれながら、自分の衝撃なエピソードを披露しながら、
そしてこの座右の銘について突っ込んでいき、最後自作の座右の銘でまとめあげるという、
なんかこう名人芸で、いやもう本当最高、本当に面白いんで、
ぜひここだけでもいいから、本屋さんで手に取ってほしいですし、
おそらくここを読んだら、本の可愛さと軽さと中身の面白さに気づき、
ご購入いただけるのではないかと。
ミシマ
なるほど、今この本の、ノザキさんの目論見はきっと当たるんじゃないかなと思うんですが、
ミシマ
今佇まいの話されましたけど、超キュートですよね。
ノザキ
本当そうなんですよ。自分でもびっくり。
自分でもびっくりしません?
ミシマ
これ全く全て知らないふうに、今日僕は司会しておりますが、
ゲラもしっかり読んでおりますし、制作の途中も知っているんですが、
それでもやっぱり出来上がってですね、本当に可愛い本が出来たなと思っています。
全然知らなくても、これ本屋さんに並んでたら絶対に手に取って持ち帰るなっていう、そういう作りになりました。
ノザキ
本当そうで、何か出来ちゃった。
ミシマ
これはどういう意図で、こういう作りにされたんですか。
是非、リスナーの方にサイズ感などお伝えください。
ノザキ
本のサイズ自体はですね、ミシマ社ではあまりないんですけれども、
おそらく本に馴染みがある方はよく知っている、文庫本のサイズなんです。
ただミシマ社は文庫のレベルというかがあるわけではないので、
普通の単行本としてサイズが文庫サイズということで出してるんですけれども、
もしかしたら、このラジオを聴いていて、さらにこのサイズとこの本の形で、
もしピンと来られる方がいたら相当なミシマ社通だなって思っちゃうんですけど、
実はですね、昨年の5月に『ここだけのごあいさつ』という本を、
これも一応私が編集の担当をさせてもらい出しまして、
その著者が、
ミシマ
はい、私でございます。すみません。ありがとうございます。
ノザキ
なんですけれども、その時の本当に形と全く一緒で、
実はページ数もこの本のサイズのみならず束幅というか厚みも全く同じなんですね。
ここだけのご挨拶ができた時に、
すごく本の形として素晴らしかったのと、
あの本もそうなんですけど、何か日々生活していく時に、
その本人、著者本人がすごいもがいてたり、
何かこう、何て言うんですかね、何かの途中で別に成し遂げて、
それを教えてあげますよってことじゃなくて、
何かどこかの途中で一旦気づいた、ちょっと参考になる話みたいなのを、
何か読んでもらえるのっていうのはいいなと思って、
で、ミシマさんの著書、『ここだけのごあいさつ』も日々の出版と会社の経営と、
そこで自分も働く身なので、何かすごい不思議な感覚ですけど、
一経営者がどういうふうに奮闘しているかみたいな話だとすると、
今回の仲野先生の本は、さっき初めに話した仲野先生が大学退官されて、
初めての本になるんですけど、一回その大学を離れた後に、
でもやってこられた学生との教える日々とか、生活とか、
いろんなところから、これは効くであろうという言葉と、
経験を教えてもらえるという意味では、めっちゃ実用的と思ってて、
心の中では、私はこれをミシマ社のポケット実用書シリーズと呼んで、
ミシマ
新シリーズの発表が。
ノザキ
全然シリーズとかじゃないんですけど、勝手に装丁を、
寄藤文平さん、文平銀座の寄藤さんと垣内さんに担当していただいていますけれども、
それで作っています。
ミシマ
ちょっと私の本のことまでいっぱい触れてもらったので、少しだけ補足しますと、
僕の本の方は「ちいさいミシマ社」というレーベルから出してまして、
あれは結構実験なんですね。文庫サイズの単行本で成り立つのかなみたいな。
だから自分の本だし、本当に失敗してもいいっていう、
まず実験としてデザインを形で発刊したという流れがあります。
それがですね、もう僕たちの想像を超えて大変かわいらしい、
すごい寄藤さんにやっていただいてるんで当然なんですけども、
それにしてもすごいいい佇まいになったので、
これはミシマ社の方でも刊行していきたいなというのでノザキさんが考案し、
この第一弾としてこの仲野先生の今回の本につながっているというのがあります。
実験、被験者としては大変次に生きるような流れになって大変嬉しく思っております。
はい。