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2024-08-09 16:10

#13 徒然なる回

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ミシマ社ラジオ第13回は徒然なるままに、この暑い夏にまつわるお話をしました。
8月8日(木)にミシマ社初の復刊本『なんといふ空』がリアル書店先行発売しております。まだまだ暑い日が続きますが、ぜひ書店さんへ足をお運びいただき、新しい本との出会いを楽しんでいただけたらと思います。



<関連書籍>
『なんといふ空』 最相葉月(著)

『仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』 仲野徹(著)

『勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚』(小学館文庫) 上田秀人(著)


※AIによる文字起こしのため、一部文字表記に誤りが生じる場合があります

00:00
ミシマ
みなさん、こんにちは。ミシマ社ラジオです。
本をあまり読まない人も、本好きな人も、思わずその本を読みたくなる、そんな時間をお送りいたします。
出版社ミシマ社が運営する、本との出会いがちょっとだけ広がるラジオです。
ミシマ社ラジオ
改めまして、こんにちは。ミシマ社のミシマです。
フジモト
アシスタントのフジモトです。
ミシマ
はい、ちょっとお久しぶりですね。
フジモト
はい、お久しぶりです。
ミシマ
今、ミシマ社の京都オフィスからお送りしているんですが、このスタジオからとなると、かなり久しぶりかなというふうに思います。
前回は実は、韓国の南大門市場から、急遽録音したものをその場でお送りして、フジモトさんがうまく編集してくれて、アップしてくれたという回だったんですね。
なので、このスタジオから配信、録音というのは久しぶりでして、まずそもそも韓国から帰ってきて、すぐにですね、このラジオをする予定だったんですね。
多分、当日市場からも、そんなようなこと言ってたんじゃないかなという気がするんですが、
あの、なんか、1ヶ月経ってしまいましたね。
はい、あっという間に。
何なんですかね、これは。
暑さのせいで、それもきっとあるかなと思いますね。
まあ、7月の初旬から、この8月、今初旬にかけて、すっごい暑くなってしまいまして、
ちょっとなんか、今午後の3時なんですけれども、さっきお昼ご飯食べに外に出たら、ちょっとこれは体によろしくないんじゃないかなと思いました。
ちょっとこのね、人が生きていくのに、酸素とか、この湿度の高さとか、ちょっと限界値を超えてるんじゃないかなって気がしてしまうんですが、
あの、僕はじゃあどんなふうにして過ごしてたかというとですね、つい先日ちょっと北海道に行っておりまして、
フジモト
いいですね。
ミシマ
若干今日声がかすれ気味なのもそのせいなんですが、
なかなか涼しかったというか、寒かったです。
そんな、全然違うんですね。
まず湿度っていうかですね、湿気がなくて、大変過ごしやすく、で気温も、今日の京都は36度7度ですけれども、30度超えることはないですかね。
27、8で、日中でも日によっては20度ぐらいで、長袖着てても寒いと。
03:05
フジモト
涼しい。
ミシマ
日や時間もありました。
なので、クーラーはもちろん全くいらないですし、
この8月にクーラーなしで過ごせるなんてっていうのが、
今京都にいるとまさかっていう感じですけども、北海道にいると逆に、よくあの京都で過ごしてたなっていう感じにやっぱ思えてましたね。
フジモト
すごいですね。
ミシマ
全く違いもまして、
ちょっと本当に、来年も、ミシマ社
京都オフィス、夏は北海道にしようかなみたいな。
真剣に考えたいなって思うぐらい、全く別世界でした。
フジモト
いいですね。
ミシマ
で、最後の方ちょっとクーラーのあるホテルに泊まってしまったら、やや喉を痛めてしまった。
フジモト
クーラーに。
ミシマ
つける必要なかったのに、ちょっと思わずつけてしまったら、
若干寒くなってしまって、体温調整がうまくいかない時期が一瞬あったっていう。
フジモト
それでちょっと風邪ぎみで。
ミシマ
そうなんです。
なので、ちょっと本当に、北海道で出会った方と話していたら、
私たちはちょっともう夏、北海道離れられないですねっておっしゃっておられましたね。
フジモト
もう、そうですよね。
ミシマ
来る必要ないと思いますってお答えしたんですけども、
フジモトさんはどんな夏をお過ごしですか?
フジモト
今のところはオリンピックを見ています。
最近。
ミシマ
いいですね。というか思わず見てしまってますね。
フジモト
ちょうどいい時間に夜やってたりするので、バレー男子とかを見て。
ミシマ
バレー男子はちょっとね。
もう勝ったと思いましたけどね。
フジモト
勝ったと思いました。
ミシマ
まあまあ本当に、最後僕はワンタッチあっただろうと思ってたんですけどね。
あと1ポイント取ったら勝つっていうところまで来ながら、
それがワンタッチなくて相手のポイントになり、そっから。
フジモト
2セットと最後を取られて。
ミシマ
最後は15点選手のダブルセット、第5セットはジュースに何度かなりながら最後力尽きると。
いやーなかなか、でも本当に素晴らしい試合でしたね。
スポーツっていいなっていう。本当にオリンピックを通して改めて思いますね。
06:02
ミシマ
『スポーツ3.0』という本で、この東京オリンピックの開催に関してちょっとどうかっていうこととか言っていたんですけども。
平尾剛さんおっしゃっておられて、僕もそこを支持していたんですけれども。
そこでも書いていらっしゃる通り、スポーツ自体は本当に素晴らしいですし。
そこでね、こうひたむきに練習して、実戦、本番を望んでいる選手たちっていうのは本当に。
勝ち負けはあるにせよ、もう本当にそこはかけがえのない一瞬だなっていうことをやっぱり改めて感じますし。
とてもじゃないけれども、あんな域にどうやって行くんだろうっていうのを見せてもらえるっていうのは、すごい幸せなことだなというふうに思いますね。
スポーツでもなんかちょっとこの暑さで自分がしようかって言うとちょっとひるんでしまいますよね。
フジモト
そうですね。
ミシマさん野球の。
ミシマ
野球のコーチをたまにやっているんですけれども、この12時半から始まる日がありまして。
フジモト
めちゃくちゃ暑い。
ミシマ
それで5時ぐらいまであるわけなんですけれども、この12時半から3時まで、まじで暑くて。
どんどん自分の体が焦げていっているような感じがしますし。
あとちょっとこう、間違って張り切ってしまうこともありまして。
同じぐらい走ったりとかしてしまった時はもうなんか途中、やばいとこのままだったら救急車だわと思って。
ちょっと自分で休んだりとか。
ちょっとボール披露してくるわって日陰でずっと進むみたいな。
フジモト
大事ですよね。
ミシマ
やっぱりコーチが率先してサボるっていうのは結構大事じゃないかなっていうことを最近実はやりながら思っておりまして。
やっぱ体育会系の雰囲気っていうのはサボることっていうのを良しとしないっていう空気がすごく強いので。
僕は全然そうじゃない。野球部出身じゃなかったっていうところで結構積極的に休むと。
これだけもしなんか、うちのチームのコーチ聞いてたらどうかと思うんですけど。
多分聞いてないと思うんですが。
僕はまあ積極的に、そういうコーチもいていいかなっていうか、この抜け道をどんどん作っていくっていうか。
子どもがいい意味で息がしやすいような状況を作っていく。
本当はしっかりと野球を教えることは大事だと思うんですけども。
09:00
ミシマ
あんまりそこはできないんで、率先して。
休憩しようみたいな感じで。
真っ先に氷のを頭に乗せてるとかですね。
コーチでそれやってる人いないんですね。
そうなんですね。
もちろんお茶とか水分補給は皆さんされてるけれども。
僕は子どもと一緒に首根っこにアイス飲ませたりとか率先してやってるんですけどね。
あれ、皆さんやったらいいかなと思うんですけど。
なんだろうな、やっぱり。
なんとなく皆さん見守ってますね。
子どもたちを見守って、自分たちが率先して体冷やしたりとか。
そういうことはあんまされてないなという感じがあります。
でもなんかたぶん野球も変わっていくのかな。
高校野球も朝夕二部制にするみたいな話がね。
それは全然どんどん変わっていったらいいんじゃないかなというふうに思うんですが。
この夏、暑い中読書っていうのがやっぱりすごいいいんじゃないかなと思ってまして。
この8月ぴったりな一冊が8月8日リアル書店先行発売で出ます。
最相葉月さんの『なんといふ空』というエッセイ集ですね。
これは『母の最終講義』というエッセイ集が今年の1月に最相さんのデビュー30周年記念企画としてミシマ社から発刊させてもらったわけなんですが。
この『母の最終講義』を出した後、実はこのエッセイとしてのデビュー作である『なんといふ空』。
これ読みたいですって声がいっぱい来たんですね。
それは実は『母の最終講義』と対をなすような内容がいっぱい含まれておりまして。
他社さんから出ていたこの『なんといふ空』も絶版になっているのでなかなか手に入りにくいということで。
僕はもうこれが出た最初の初版の時。
だからオリジナル本の2001年5月にこれ中央公論新社さんから出てますけどもその時に読んでいたんですが。
まああの『母の最終講義』が出る時にもう1回読み返してみると。
なんというかもうあのご家族のこともそうですし。
ちょっとした絵のエピソードなんかもそうかこれにも書いてあったんだみたいなこととか。
あのその20数年を経て23年の時を経てまた違う角度であのいろんなことが反射し合うというかですね。
あのその角度の違いがすごく面白くて。
12:02
ミシマ
これはあのまあ『母の最終講義』を出した版元としては何としても復刊したいなという思いで。
ミシマ社として初めて復刊というのを手がけた一冊になりました。
本当にたまらないエッセイ集なんで本当に一遍一遍この暑い日。
まあまあここから秋になって涼しくなった時の読書にも本当にいいんじゃないかなと思いますので。
はいはい皆さんを手に取っていただけると嬉しいです。
はいなんか本は読まれました最近。
フジモト
本は『仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』
ちょっとずつ読んでいます。
ミシマ
おおいいですね。
そうそうつい先ほどですね『仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』
3刷が決定しました。
フジモト
おめでとうございます。
ミシマ
すごいちょうどねそれ直後に今フジモトさんからこのタイトルが出たので思わず報告しましたが。
いやーぜひぜひ。
はいすごい元気になります。
元気になりますよね本当に。
僕はですねあのこの前あの紀伊國屋梅田で手売り会っていうのをやりましたよね。
「あの、関西の出版社フェア」っていうのをやってたんですけども。
フジモトさん参加されていかがでした。
フジモト
すごいあの初めて紀伊國屋の梅田本店さん行ってすごい広くてあのいろんな出版社さんの本が追って盛り上がっていまして楽しかったです。
ミシマ
であれをこう仕掛けている紀伊國屋書店梅田本店の百々さんっていう方が大阪本屋大賞をやってらっしゃってて。
大阪の方とにかく積極的こう仕掛けてらっしゃったりしてるんですが。
ちょうどその僕ら手売り会してる時に上田秀人先生という先生があのサイン会を急遽やってらっしゃっててそれ百々さんが仕切ってらっしゃってて。
で僕もあの一冊買わせてもらったんですがその一冊がすごく面白かったです。
あの『柳生真剣勝負 召喚』っていう連続シリーズものなんですけども。
徳川三代目家光に仕える剣術の指南役の柳生宗矩に実はこう大阪の商人として育てられた子どもがいたっていう設定で。
でまあその人があの勘定型としてまだそろばんを弾くから剣術の方じゃなくてですねあのまあ江戸時代になって少しこう戦がなくなっていよいよ実はこの大名もあの銭勘定ができないとやっていけないっていう時代に
この剣術だけで生きてきた柳生家がその息子をちょっと頼ると。でもそれに対してもちろん反対もあったりとかなんかそういうのがなかなかスリリングに描かれておりまして、すっかりちょっとハマってしまって。今、二巻を読もうとしているところなんですけども。
15:15
ミシマ
やっぱ思ってもないところに知らなかった本がいっぱいあるなと思いまして
本当にあの日サイン会があって
本当によかったなと
なのでぜひみなさん
この暑い日々は続きますけれども、
ぜひ本屋さんに足を運んで
思ってもない一冊にみなさん出会っていただければなというふうに思います。では今日はちょっと『なんといふ空』エッセイ集ですね、随筆集の発刊ということで今日は徒然なる会という感じで特にテーマも設定せずに話してきました。次回はもう少しまとまりある話ができればと思います。
ではありがとうございました。
フジモト
ありがとうございました。
16:10

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