1. 伝説の新人~20代でぶっちぎれ
  2. 第46回:『誰に、何を、どう伝..
2012-10-18 15:56

第46回:『誰に、何を、どう伝えるかを意識する』紫垣樹郎

同じことを伝えるにしても、友達、恋人、社長によって伝え方は変わります。まず相手にいかに興味を持ってもらうか、心を開いてもらうかが「伝える」ための第一歩だと言います。


00:02
20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
伝説の新人プロジェクトの小宮です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今回は前回に引き続き、紫垣樹郎さんにゲストとしてお越しいただいているんですけれども、
今回は伝え方が違うというテーマでお話を伺っていきたいなと思いまして、
今まさに伝えるというお仕事をされているので、
伝えるのがうまくなった秘密なんかを探っていきたいなと思います。
よろしくお願いします。
それでは紫垣さん、今回もどうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は伝え方が違うというお話をしていただこうと思うんですけれども、
紫垣さんは今、本当に伝えるということをかなりしていらっしゃる職種なのかなと思うんですけれども、
新人自体から伝えるということは得意だったんですか?
得意じゃないですけど、配属された仕事がいかにお客様の課題だとかニーズを整理して、
読者なり一般の方に伝えるかということを仕事にしていたので、
広告作りですよね。あるいは記事作りみたいなことをやっていたので、
そのことにかなりフォーカスしてやってきたということがありますね。
じゃあそこでやっていくうちにどんどん伝え方ってこういう風にしていけばいいんだみたいなのを習得していったということですね。
そうですね。
紫垣さんは普段意識されている、人に何かを伝える時に意識されていることって何かありますか?
意識していることは多分きっとすごくいっぱいあると思うんですけど、
大きいのは誰に何をどう伝えるかこの3つだと思っていて、
はじめは誰にっていうのはあるプロジェクトがあったりとかしますよね。
あるいは商品を売りたいだとか、人を集めたいだとか、
そういう時にその対象となる伝えたい人ってどういう人なんだろうかということを
まずどれだけ十分にイメージできるかということがすごく大切で、
よくありがちなのはF1層の女性とか言って、層を固めて20代の女性はこういうタイプっていう風に考えがちなマーケティングがありますけど、
03:12
僕はあんまり人それぞれ違うので、すごく俯瞰して全体的に見ればそういう傾向はあるかもしれないけども、
多くの世の中で企業が発信することだとか、組織が発信したりとかチームとか個人が発信する内容が相手に伝わるかどうかということを考えた時に、
20代の女性全員を動かすなんてことは当然なくて、目の前の1人であったりだとか10人であったりだとか、
うちの商品は1000人に売れれば十分なんだよっていうことだったりとか、そういうことがあると思うんで、
じゃあその1000人なら1000人の人たちってどういうタイプのどういう人なのかということをどれだけイメージするかということがまず最初ですよね。
その上でその人たちに対して何を伝えていけば一番心が動くのかということを考えて、それを優先順位をつけて整理していくと。
伝えたいことってすごくいっぱいあるじゃないですか。伝説の新人の養成講座でもワークをやりますけど、
伝説の新人の養成講座って特徴的なことはいっぱい色々あるけれども、でもそれを誰に伝えるのかによって、
友達に伝えるのと社長に伝えるのとお母さんに伝えるのとではやっぱり興味の持ってもらい方って違ってくるじゃないですか。
そういう意味で伝えるべきこと、何を伝えるのかということの優先順位をきちっと整理していくと。
そこの誰に何を伝えるかということをきちやった上で、その上で初めてどう伝えるのかということが出てくるのかなという風に思います。
ちなみに正明さんが今までされてきたお仕事の中で、これがきっと一番ターゲットとなるような人に伝わったんじゃないかというようなお仕事とかってあります?
難しい質問ですね。
ちょっと今気になったんですけど。
すごくいっぱい、お仕事はすごくいっぱいやってきてるんで、どれか一つっていうのはなかなか難しい話ですけど、
20代の頃にやった仕事ですごく印象に残ってて手ごたえがあった仕事を一つちょっとご紹介すると、
伊勢丹さんの仕事をやる機会があって、そこで伊勢丹さんって今もそうですけども、女性の方がすごく一生懸命働いてらっしゃいますよね。
それで女性を当時もどんどん採用しなくちゃいけないと。
一方で世の中は雇用機会均等法みたいなものがあって生まれて、世の中全体が宇宙は女性に優しい会社ですとかいろいろ言い始めたんですね。
06:07
それはもう言わなきゃいけないぐらいの感じ、今の地球に優しいみたいな感じで。
どこもかしこもそういうことを言い始めたんですけど、そうするとずっと昔から女性に優しくというかきちっと女性を活かしてどんどん仕事をしていた伊勢丹さんが、
広告プロモーション的には結構埋まってしまっているような状態で生まれていたんですけど、
埋まってしまっている。
埋まっているというのは他社の広告の中に、どこもかしこも女性に優しいですよって私たちはと言っているんで。
これはどういうふうに伝えていけばいいんだということをかなりイメージした時に、
読者側からすると、どこも同じようにそういうことを言っているけれども、
一体本当に私たちが自分の力を生かして働けるところはどこなんだろうというふうに探しているというふうに思ったわけですね。
そういうふうに思っている人たちに、じゃあ今度何を訴えていけばいいのかということを考えて、
今度はお客様となる伊勢丹さんをいろいろ取材させてもらったりだとか調べていった時に、
たまたまそこには716人、主婦の方がいたんですよ。
その事実ってもう他社にはないんですよね。
急にうちは女性を活用していますと言っていても、でも5人くらいしかいないじゃないですか。
女性の管理職もいませんだとか、そういう会社は世の中にすごくいっぱいある中で、
716人の奥さんとして、主婦として働いている。
結婚しても働いている方がいるという事実を見つけた時に、
716人の妻がいるという広告を発信したんですよね。
それで伊勢丹さんの女性活用について訴えていくような事をしたんですけど、
その時は数字の持つ強さであったりだとか具体性であったりだとか、
あと716人という言葉と数字と、それから女性がいるじゃなくて妻がいるという言葉でちょっと絡めたわけですけども、
やっぱりそこで数字とちょっと右脳的なところで引っ掛けるものと組み合わせて作った時に反応がすごくあって、
こういうことが大切なんだなというふうなことを感じましたね。
716人の妻がいるという言葉を生み出すためにすごいいろんなリサーチだったり。
そうですね。コピーライターをやっている人はみんなそうだと思いますけど、
まず誰にどういうことを伝えるのかということを整理しないといけないので、
09:02
その中で情報をどんどん整理していく中で、
716人女性が働いているんだというところに気づいたというところが一つ大きなところだと思います。
あとそれを今度妻がいるという表現にできるかどうかというところはまたクリエイティブワークのところだと思います。
人にしかも一言で何かを訴えかけるってすごい難しいことだと思うんですけど、
普段しがきさんと一緒にお仕事をしていて、そこをきちんと伝えるっていうことをできているので、
本当にすごいなと日々思っているんですけど。
本当に?
思っています。
ダメだよ、カットしてダメだよ。
声もがないと恥ずかしくて言えない。
なんですけども、やっぱりすごく大変なことだなっていう、
伝える人と何を伝えるかっていうのを見つけるための工程がとても大変だなというのは日々感じていることなので、
そういうのをきちんと理解して発信していくっていうのが大事なことだなと思いますね。
たまたま僕はコミュニケーション領域だとか広告とか宣伝の領域でずっとやってきてますけど、
小宮君とか営業バターとか人事バターとか長いと思うけど、
どこでもコミュニケーションとか相手に何を伝えるかってすごい大切じゃないですか。
そうですね。
営業の人であるならば自社商品を持ちながら心の裏ではそれを売りたいのかもしれないけれども、
でもやっぱり最初にはやっぱり相手のお客さん、お客様が何を求めているのかっていうのが当然先にあって、
それを十分きちっと聞いて、
だったらうちのこの商品がこういうふうに提案できるんじゃないかというふうに持っていかないと、
なかなか仕事には結びつかないですよね。
特に営業はこういうコピーとかは事前にねってねって出してみたいなのができますけど、
営業は私が経験したことがないので本当にすごいなと思うんですけど、
いつも臨機応変に対応されているわけですよね。
多分それね、トータルで最後同じことをやることになる気がするんですね。
営業もクリエイティブの人も管理の人とかもね。
お仕事している人みんな多分一緒になるんだと思うんですけど、
そういってキャッチーな言葉で伝えられないとお客さんに伝わらないですね。
それでいて、制作だからってのんびりやることばっかりでもなくて、
レスポンス一発勝負の時も当然あるし、
そういう意味ではね、いろんなものがこうありますよね。
ただその瞬間に相性よく、何かこう、
一緒に仕事して楽しいなっていうのをその瞬間で思わせなきゃいけないのは
営業の方が数が多い分だけ多いかもしれないですけどね。
やっぱり営業もそうだし、クリエイティブもそうだし人事なんかも、
12:03
何でもそうだと思うんですけど、まず対象となる相手がいて、
その人に興味を持ってもらえるかどうかがまず最初じゃないですか。
そこで振り向いてくれなかったら、
どんなにいいサービスを持っていたとしても、やっぱり全然通じないわけで。
そうですね。
だからまずは最初に興味を持ってもらう、振り向いてもらうっていうことをやらないといけなくて、
そこを意識するだけで、
ライブコミュニケーションとか伝わり方って変わってくると思いますよね。
そうでしょうね。
向こうの心を開くかどうか。
向こうの心を開くかどうか。
相手の心を開くかどうか。
そうですね。そこはかなりキーになるかもしれないですね。
今さらに僕は本当にね、
それこそ養成講座とかでね、
先生役やってますけど、
伝え方のところが僕は一番難しいなと思って伝えてますよ。
ああ、そうですか。
教えるのも難しい。
教えるのも難しい。
僕自身が今の社会人は20年くらいですけど、
20年経っててもやっぱりこれが一番難しくて。
そうですよね。
そうだと思います。
かなり私も伝え方に関しては、
もともと苦手意識を持っていたので、
今回このポッドキャストのナビゲーターっていうのをやるっていう話が来た時も、
私にできるのだろうかっていうのを今でも悩んでいます。
もう今やベテランじゃないですか。
そうです。
そうなんですね。
でも本当に大事なことですし、
どんどんレベルアップしていかないといけないことだなと思うので、
本当に日々いろんな人とお話をする中でも
学べることがたくさんあったりするなと思うので、
伝え方っていうのは頑張って磨いていきたい意識だなと思いますね。
なんかやっぱり緊張した場面で、
やばいこれ失敗したなって思うと、
やばいこれ失敗したらまずいんだと。
いうところで伝える回数を増やすことだと思いますね。
それが偉い人だったり、
こういうマスに向かってね、
今しゃべっているのがアレミソウじゃないですか。
そういう回数を増やすと、
それがだんだんちゃんと自分の血となりにいくことになるんですよ。
だから、近所のおばちゃんと毎日ずっとしゃべっているところで
これ実はあんまり上達しないと思いました。
確かにそうですね。
ぜひやってみてください。
ということで今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
伝説の新人養成プロジェクトのホームページおよびフェイスブックページでは、
新人時代を誰よりも早く駆け抜けるためのヒントや講座情報など
日々更新していますので、ぜひ一度ご覧ください。
15:02
検索キーワードは伝説の新人です。
また、就営者より出版されている
伝説の新人20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違いでは
20代のうちから身につけておくべき習慣について
わかりやすく解説しています。
ぜひ皆さんも突き抜けるための思考や行動習慣を
新人時代の今にこそ自分のものにしていってください。
この番組は伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
15:56

コメント

スクロール