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心理師のはるかめです。この放送では、あなたが自分に優しくしていけるように、 セルフコンパッションやセルフケア、心理学などについてお伝えしています。
今日はですね、自分を最優先にしよう、そして断ることに慣れていこうっていうお話ですね。 これはですね、あのそんなの当たり前だよっていう人もいれば、
あーできてないなーっていう人もいれば、 自分のことを優先しているつもりなんだけど、見返してみると案外人を優先にしちゃってるなーっていう人もね、
いるかなと思います。これは割とはっきり出てくる例が、人と関わっている時で、特に頼み事をされたりとか、誘われたりした時ですよね。
やりたくないこと、自分にメリットがないことでも、 ついついね、いいよいいよっていうふうにしちゃうことはないでしょうか。
こういうふうな方こそ、頼まれ事とか、誘われ事があった時は、 全部断っていこうっていうぐらいのスタンスがいいんですね。
なし崩し的にOKを出してしまうことも多いんじゃないかなと思うんですけれども、 こういう時って後からいろいろと理由付けをすることが多いんじゃないかなっていうのも予想できます。
これは心理学的にもそういう傾向があるっていうことはわかっていて、 あのそういうことをするのが人の習性ってことですね。
そしてしかもその理由は後付けですよね。 もっと言うと、どんな理由であっても付けてしまえるんですね。
なので意味のない理由というふうに言うことができます。 本来理由っていうのは決断の前にあるものなので、決断した後の理由っていうものは本当に取って付けたものになってしまうんですね。
で、そんなことをしているうちにモヤモヤしてきたりしますよね。 そして自分の理由を正当化しようとそればかり考えていたりってこともあると思います。
その裏では本当はそうじゃないんだっていうね、自分の正直なメッセージが出続けているんですけれども、 それに蓋をしてしまっているっていう状況なんですよね。
これは心理的にも実際の利益としても時間的にも非常にもったいない状態です。 そういうふうに悩むっていうことがわかっていても、ついついね繰り返しちゃうってことがあるんじゃないかなと思います。
これはそのパターンが出来上がっているっていうことなんですよね。 過去に人を優先するっていうことで何かがうまくいったっていう学習経験があるんですね。
そのパターンで今も繰り返している可能性が高いんです。 ですがそれはあくまで過去のことであって、今のあなたに有益なのかというとおそらくそうではないんじゃないかなと思います。
なので、あの人に頼まれ事をしたり誘われたりしたら、あれこれと考えるまでもなく断るっていうことをね、 自分のデフォルトにしておくといいんじゃないかなってことなんですよね。
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心が強く動いて、それやりたいなとか思ったりとか、 事前に決まっている義務とかね、そういうものであれば、それはあのイエスっていうふうになると思いますけれども、
それ以外はもう全部断るでいいんですね。 迷っている時点で答えはノーになっているんですよ。
そして断っているうちに、だんだんと誘われなくなるんです。 これは断る手間もなくなってくると思います。
断るってことを基本にやっていくといいんじゃないかなっていうご提案です。 そしてですね、あなたに頼み事をする人とか、誘ってくる人、
残念ですけれども、結構ね、あなたに利益がないことを言ってくるっていうこともあると思います。
誘ってくるとかだったらね、ぜひ来てほしいなっていう場合もあるかもしれないですけれども、 社交事例とかね、全員に行ってもあるってことなので、
言葉っても全然問題ない場合も多いですし、 頼み事の場合であれば、実際はあなたのことを考えていない場合が結構多いかなと思います。
頼み事をするっていうのは、その相手の方にとって利益のある内容なので、 どれだけそれを達成したとしても、あなた自身の利益っていうのはやはりそんな大きくないんですよね。
むしろ小さいんじゃないかなと思います。 それに貴重な時間とかね、あなたの労力とか、他に費やせたはずのエネルギーとかね、そういったものを使っていくのであれば、
もうノートしてしまって、その空いた時間でいろいろやっていった方がいいんじゃないかな。 自分の幸せに近づくんじゃないかなと思ったりします。
それでは今日もあなたが自分に優しくあげますように。 心理師のはるかめでした。