00:04
はい、バーニング王爺のアウトプット読書術
本日の一冊は、60分でわかるサブスクリプション
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は宮崎琢磨氏
東京大学出身で、1998年ソニーに入社
その後、2006年Bプラッツを設立し取締役に就任
2019年サブスクリプション総合研究所を設立し
代表取締役社長に就任という
こちらはね、経営者の方ですが
サブスクリプション
切っても切れないですね、今
ご存じない方はいらっしゃらないかとは思いますけれども
サブスクリプション、いわゆるサブスクサービス
現在2024年時点においてね
一切使ってないっていう人
ほとんどいらっしゃらないんじゃないですかね
これ何かと言いますと
簡単に一言で説明するならば
製品やサービスの使用権を定期購入するという
収益モデルの言葉ですね
いろんなサービスあるんですけれども
ネットフリックスとかスポティファイとか
まあいろいろありますよ
一定ね、月額利用料を使って
Amazonとかのサービスもだいたいそうですよね
これのメリットっていうのは
顧客側の目線で言うと
必要な時に必要なだけサービスを使い
不要となれば解約をすることができる
つまり合法的で無駄がない
これがいいんですよね
提供する事業者の立場のメリットで言いますと
継続的に顧客数を予測することができ
安定して収益を生み出せる
このメリット
これが顧客と事業者のメリットがマッチするんですよ
だから今時代にそぐサービスになってきている
ということですね
じゃあこれもう少し
一般的な解説を含めて進めていきたいんですけれども
サブスクリプション
これは世の中のものの所有から
価値の利用へ変わってきた
ということを指しているわけですよ
きっかけは2008年のイーマンショック
これだったと言われてるんですね
要は世界的に景気が悪くなってしまったことによって
ものが売れなくなってしまったわけですよ
そこで対等してきたのが
先ほども少し言葉出しましたけども
NetflixとかSpotifyこういったサービス
CDとかDVD作成しなくていいですから
作成コストが安く済むと
今までだったら1本購入したら
1本の映画のみとか
そのアルバムのみしか聞けなかったのが
サブスクサービスって
03:01
簡単に言ったらめっちゃ見れる
めっちゃ聞けるわけじゃないですか
所有しなくていいわけですよ
ものが増えないですよね
これがつまり所有から価値
この利用へ意識が転換していくきっかけなんですよね
車離れも進んでるって言うじゃないですか
今はカーシェアリング
これまさにその価値を利用してるんですよ
持つ必要がない
持ったら持ったで維持費もかかるし
駐車場所も必要になる
それが家に必要なくて
ここからここまで
この期間だけ移動したいっていう
移動手段の価値が
これ皆さん提供されている
それがカーシェアリングですよね
そういうふうに変わってきているんです
さらに機能のアップデート
これがスムーズにできるというメリットも大きいです
パソコンも今までだったら
古くなったら買い替えてたんですよ
パソコンごとね
ですけどこのOSっていうのを買い切りから
簡単にアップデートできるようになる
ということによって
結局その顧客と事業者が安心感とか
利用者とのつながりっていうことが
強化できるようになったんですよ
古くなりました
買い替えって言うんではなくて
アップデートするだけでいいんです
簡単に常に最新のものを利用できるという
この安心感
そして契約関係が継続していけることによって
他への乗り換えがしにくくなるわけですよね
愛着も湧いてきますから
こういったところが
また好まれているサービスなわけですよ
顧客と事業者のニーズの一致っていうところですね
ここからもう少し踏み込んでのお話になってくるんですけど
結局サブスク導入させるためには
無料で最初は使ってもらう
1ヶ月の使用期間とかありますよね
それで1回試してみたら
よかったらこのまま継続しましょう
ここでまたね
うまいのが自動更新なんです
この期間までに無料期間が終われば
自動的に課金されますよ
っていうところがうまいんですよね
さらに紹介プログラムっていうものがあったり
これによってね
すでに利用している方から
新規顧客を取り込むことができるし
双方にもポイントが付与されるとか
メリットがあるっていうことで
入っていきやすいんですよ
こういうところがうまいんですよね
ビジネスモデルとして
やっぱり捉えていくのは大事だなと思いますね
そして一つのサービスを
ちょっと取り上げますけども
ドロップボックスという
クラウドストレージサービスですね
インターネットを介して
クラウドにデータを保存するというサービス
これのB2CからB2Bへという意識
要はB2Cは個人が使うものです
ビジネスからカスタマーですよね
こっちが増えていくといいんですけども
結局客単価としては少ないわけですよ
でもこのドロップボックスというサービスも
個人がデータを保管するサービスとして
広まっていったんですけど
利用者が増えれば増えるほど
これこのまま会社に導入してしまった方が
06:01
効率がいいじゃないかということで
会社にもどんどん広まっていった
これがB2Cの広がりからのB2Bへ
法人が導入するケースが増えていって
客単価も上がっていくサービスが広まる
ということにつながるんです
さらにここからドロップボックスの例ですけども
クロスセルとアップセルを巧みに利用するということ
このクロスセルっていうのは
既存のサービスAから
関連サービスBやCにつなげていく
というところもうまくされてるんですね
既存サービスじゃあドロップボックスというのを利用しました
ここからじゃあ関連サービス
例えばチャットワークというチームで共有するソフトと
連携ができているとやりやすいんですよ
他にも別の関連サービス会計ソフトのフリーとかね
結局使っているデータをそのまま
会計ソフトでアップロードすると
全部一括でできるやん
だからもう顧客の獲得広がっていくんです
これがクロスセルと呼ばれるもの
他のサービスにも移行させてつなげていく
さらにここからのアップセルっていうやり方もあります
これもうまいですよね
ストレージっていうね保存容量が決まってるんですけど
足りなくなってくるんですよね
ずっともう写真とか動画データも
アップロードしてたら増えるんですよ
そうなったらここで容量を大きくしませんか
要は上位サービスBに導入するというやり方
これもね巧みに使っていくんですよ
もうずっと使ってたらそこからね
新しいものに切り替えるのめんどくさいんです
じゃあもう容量を大きくしよう
月額利用料も言ったって
何百円の話やったらやっちゃうかなるんです
これがみんな使っていったら大きいですよ
っていうねクロスセルとアップセルを
巧みに使うっていうところですね
はいそしてこれからのサブスクの展望というところで
示させていただきたいと思います
今のサブスクの国内市場規模
矢野経済研究所というところの調査によりますと
2018年度には5630億円の規模
これが日本国内でありますと
これが2023年度5年経過で8620億円と言われている
これ2020年に発刊された本なんですけれども
要は1.5倍にたった5年で1.5倍に
市場規模が拡大されるという
そんなビジネスモデルと言われているわけですよ
これからはそういったね
パソコンのデータとかだけではなくて
実際のサービスにもつながって
今も実際ありますよね
オートミールキットを毎月お届けしますよ
食事のお届けがされるようになってくるっていうところとか
これからはね
さらに注目したいのはパーソナライズに特化したサービス
このサブスクが注目されてますよ
要はあなたにはこの服が似合いますよねとか
そういったねアドバイスを行って
服の定期購入これを促すとか
パーソナライズ顧客に合ったサービスを提案して提供する
09:02
そしてこういった価値を連携していく
組み合わせていくっていうことが注目されています
皆さんもねこういったサブスクリプション
利用するだけじゃなくて
サービス提供者事業者側の目線で見ていくと
物の価値の提供の仕方
今やられているサービスの
さらに広がりっていう可能性を見出すことができるのではないでしょうか
ぜひとも注目していきましょう
ということで本日は60分でわかるサブスクリプション
こちらの一冊を紹介させていただきました
他にも様々な事例が書かれていますので
皆さんぜひ注目してみてください
というわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日