00:05
はい、バーニング大家のアウトプット読書術、本日の一冊は、「なぜ彼らはお役所仕事を変えられたのか?常識・前例・慣習を打破する仕事術」
この一冊を紹介いたします。 著者は加藤敏樹さん
株式会社ホルグ代表取締役社長
地方公務員オンラインサロンを2019年から運営されていたり、地方公務員イノベーター列伝をダイヤモンドオンラインで連載されたり
こういった執筆活動を行ったりもされている方なんですけれども、自称日本一公務員に向き合ってきた民間企業者
この一冊は10人の公務員の方の姿を描くという
組織の壁を越えたトップランナー10名ということで、取り上げてそれぞれにインタビューした形で収められている一冊ですね
見開きにも書いてあるんです。公務員の仕事に誇りを持ち、公務員像をアップデートせよ
この一冊に僕が現役消防士の時に出会っていたら、また考え方が変わったんじゃないかななんて思わせてくれるような熱量のこもった一冊でしたね
現役の公務員の方も多く僕のチャンネルは聞かれてるんじゃないかと思うんですが、一般的な社会人の方から見た公務員の見る目
お役所仕事。いやー怖いな聞きたくないなぁ言われる立場でしたよ僕は今となっては言う立場になっちゃってますけどね
やりたくないですよねお役所仕事なんてもうねー
気力がないとか横並びの仕事しかしないんでしょ結局ね前例主義なんでしょっていうねそんな思いがね
仕事を依頼する方というか役所にね用事があっていく方もそうですけどやってる立場としてもね
結局ね叶わないことっていっぱいあるよねーなんてね思っちゃうんですよねそれをでも打破していきましょうよっていうのがこの熱い一冊なんですよ
そもそもねこの公務員という仕事行政ですよね その行政っていうのはセーフティーネットという役割を担うんですと
公務員の仕事の効果が高まれば人々を根源的なレベルで幸せにできるんですよ そのことを自覚してください
ことなんですねただね結局ねー 役所の中でやりたいことを通すには
行動を起こす 決済を通す
たった2つのこのアプローチしかないんですよね いやその通り僕もやってたからわかりますよ
03:08
この2つしかないんですよもう一度言いますよ行動を起こすことと決済を通すこと 逆に言うと決済が通らなければどれだけ革新的なアイデアを生み出してこういう事業
やっていきましょうよってプロジェクト立ち上げようってなってもね なかったことになっちゃうのそれが公務員の仕事
ねその中でねいろんなねこの仕事してきた人たちの音 エピソード書かれてるんですよちょっと今回はお一人ね
ピックアップしてお話ししたいんですが 長崎県平戸市
黒瀬圭介さん 1980年生まれですねこの方はその市の中でも
ふるさと納税この仕事に関わるね方ですね でまぁ入庁してからいろんな仕事されてたんですけれども
2012年ねそのふるさと納税の部署にまあ移動されまして そこでどういう形で仕事をしていったらいいのかな
小さい時からこういうねイノベーションを起こすとか新しいことアイディアをどんどん出して やっていくっていうことが得意だった方なんですけれども
まあこの平戸市ねパッと言われても思いつかないんですが これがね2012年につかれてからなんと2014年には寄附額日本一を達成された
いう方なんですよえーそうなの何があったの ベースとなる考え方寄附者ファーストという考えを持たれてるんですね
実際にやられたこと カタログから返礼品を選べる
カタログポイント制というのを全国に先駆けて採用された方なんですね ああ知ってると今となってはね当たり前じゃないですか
ご存知ですよねポイントに監禁するんですよそのポイントでその 監禁できるポイントに還元できる商品と交換をするっていうシステムね
よくあるよねでもこれを全国に先駆けてその仕組みとして採用されたのがこのね 黒瀬圭介さんなんですよね
すごいなぁでもやっぱ先駆ける人はすごいなってことなんですけど ここに至るまでのね流れ
一般的にはそのふるさと納税というと返礼品を選ぶのでその観光協会とかね何々市場 みたいなところにお願いをしに行ってこの市の返礼品として提供していただけないですか
なんていう交渉を行うんですけどこの黒瀬さんのやり方 お願いをしない
ビジョンに共感し一緒に働いてくれる仲間を集うという共同事業 この人たちを集ってやり方に切り替えたんですよね
結局共感を生むっていうことが継続的に事業ね続けていくために大事な理念だと いうことを信じて動かれていった
06:08
その中でやっぱりこの平年っていうのを全国に広めたいこの魅力を発信したいんだ っていう思いを熱く語ることによってはこの思いを持っている黒瀬さんになら協力し
ようっていう方々が協力して動いてくれた そしてこの平年っていうのが返礼品の特徴としてやっぱり生鮮品を扱ったりすることが
多かったんですよ ただこの返礼品としてはねやっぱり一律この12月の駆け込み需要っていうのが多いじゃない
ですか だからもう受けた時にその配送日とか時間指定ができないというのが基本的やったんですよ
何月頃に配送されますよって受け手のことを考えられてないんですね これがそのポイント制っていうのを導入することによってその駆け込みであどれにしよう
かなーって迷ってるけどとりあえずポイントに変えておこう いう需要も拾うことができたしそれによって配送期間が分散できるんで
結局ね配送の時間とかその日を指定することができる これも新しい仕組みを作るのすごく大変なんですけどこの理念
絶対これは世界のまあ日本の音中の人たちのためになる平戸市の魅力が発信できるから っていうことで取り上げていかれたんですよね
それを着々と進めることによって結局ね 2012年着任された時の寄付額は107万円だったものが
翌年2013年には3910万円 そして日本一になった2014年14.6億円何倍になっているんですかこれすごい30倍
くらいなっているの そしてその翌年の2015年には26億円もの寄付額になっているという
こうやってイノベーションを起こしていけるんですよやっぱりね最初にこの制度を導入した っていうことでメディアにも取り上げられたからその宣伝効果もね
結局宣伝広告費をかけるとも広まるというこれも戦略なんですよね このアプローチビジネスのこの要素をね
公務員なのに持ち込んだっていうことがね確信ではあるんですよね これわかりやすい事例だと思って僕も紹介しやすいと思ってねお話ししましたけれども
他にもねいろんなあの氏の方ですよ 例えばタイの繰り越し額20億円以上圧縮した職員の意識も変化させたっていうね
寝屋川氏の岡本さんっていう方だとか 学びと実践の先には突破口は必ずあるんだよ
お前が担当する子供は不幸だって言われながらもそこからねなんとかこう 虐待の児童それを減らしていこうということで活動されていた神奈川県の鈴木さんとか
いろんなね事例の方が紹介されているのでぜひね 現役公務員の方はこの一冊読んでいただきたい
最後にね紹介したい言葉があるんですよ このね加藤さんが過去にその公務員の方にね話聞いた時に心に残った言葉があると
09:07
あの時やらかしたなーっていう酒は一緒に飲める だけど
お前は何もやらんかったなという酒は飲めんぞ その通りやなって思いましたよチャレンジしていくからこそも過去のね
そういうおてんとか失敗したなっていうことすらもね いい思い出に変わるんですよ一歩踏み出したその過去があるからこそすべてプラスに
転換していけるこれは行動を起こしたからこそ 公務員前例主義横並び主義自分の思いが実現できず
もどかしい思いをしている人もたくさんいるはず しかし公務員しかできない仕事絶対あるんですよ
公務員にしか救えない人がいるんですよ 公務員が変われば日本は変わるのだ
こんなことを訴えてくれる一冊でした 皆さん
行動していきましょう今の仕事だからこそ変えられる仕事をやっていきましょう 退職して今の僕だからこそ言えますよ消防士の時だからこそできなかった仕事ね
僕はもう後悔しても仕切れないですよ 今皆さん公務員の方今しかできないことなんですか
受けてね踏み出してみる後悔なき人生を送っていきましょう 果ては日本の未来のため子どもたちの未来のためですよ
さあそんな熱い一冊でございました 明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日