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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係を悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
今日はですね、お話ししたいのは、第6話でお話をした、妻との話が盛り上がる会話術という話をさせていただいたんですけど、
その話の中で、妻自身ですら気づいていない感情を、こちらが気づかせてあげて、それによって関係を改善させることができるということをお話ししたんですね。
今回はそこを深掘りしまして、あなたの妻が気づいていない、自分ですら気づいていない感情を掘り起こして、それに気づかせてあげることによって、関係を改善しようということについてお話をしたいなと思います。
なかなか自分、これ多分妻だけの話じゃなくて、自分自身ですら気づいていない感情ってあるんですね。僕もそうなんですけど、自分自身、自分のことなのに自分がそれに対してどう思ったのかとか、どうしたいのかとか、その時どう感じたのかっていうのを、なかなか自分で気づけないことって結構あるんですよね。
ここに気づかせてあげることによって、夫婦関係というのを改善させることができると僕は感じているので、今日はそのことについてお話をしていきたいなと思います。
妻が気づいていない感情を掘り起こして、関係を改善する方法についてお話をしたいなと思います。
まずどうやるかなんですけど、妻自身ですら気づいていない感情をまず言ってくれないんですよね。
まず何を思っているのかとか、どういう気持ちなのかというのを言ってくれないという前提がありますと。
それをどうやって掘り起こしていくかということなんですけど、夫婦で会話をしていてもちょっとした感情を言ってくれたいとかっていう時ってあると思うんですけど、
ただ表面に出てくる言葉っていう、実際思っている感情の上の部分しかないんですよね、上積みの部分でしかなかったりするので、
本当のところをどう思っているのかという深い深層心理というか、表面には出てこない感情の濃いところっていうのを揺り動かして、
そこを掘っていって、表に出すことによって関係を良くすることができますと。距離を近づけることもできますと。
どうやってこの上積みじゃなくて下の本質的な部分を出していくかなんですけど、
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僕、昔働いていた仕事で販売の仕事をした時期があったんですよね。
結構値段の高いものを販売する販売の仕事をしていたことがあって、そこでお店に来る方っていうのは、
五福の販売だったんですけど、五福とか宝石とかを販売する仕事をしていて、
街中に五福屋さんとかって結構あるじゃないですか、着物屋さん。
ああいうお店ってユニクロみたいに目的があって、何かを買って帰るってことないんですよね。
エアリズムマスクが欲しくて、ユニクロに行って手に取って短いネジでやって帰っていくみたいな感じで、
着物屋にフラッとやってきて、50万円する着物をフラッと買って帰っていくってことはなくて、
そのお客さんと心の距離を縮めて、すごい仲良くならないと買ってくれないんですよね。
その人から買うみたいな商売だったりするので、
なので初めて会う人でも、その人が何を思っているのか、何を考えているのかとか、
どういう不安を感じているのかというところを一個ずつクリアしていくという過程が必要になってきたんですよね。
その仕事を通して結構学んだことが大きくて、
女性の感情をどうやって引き出していくかというのをそこで結構学んだんですよね。
それは今の夫婦関係の改善においてもすごく僕の中では生きていて、今回の話もそこにつながっていくんですけど、
その通している相手が今何を考えているのか、
そこで返ってきた答えに対してどのような投げかけをしていけば、
本当に思っていることは何なのか、本当に考えていることは何なのかというのを掘り出していくことができるんですね。
どうやってやるかですけど、まず質問を繰り返して確信に迫っていくという必要があります。
聞かないとまずどういった感情なのかというのは分からないじゃないですか。
なので、今日何があったのとか、大変だったねとかお疲れ様とかということをまずこっちから声掛けをすることが重要なんですね。
声掛けをしていって、質問をして感情を引き出していくんですね。
お疲れ様、今日大変だったね、疲れて大丈夫?みたいな感じで声掛けをして、
今日ちょっと大変だったのとかって返ってくるじゃないですか。
何があったの?ってこっちから返しますよね。
そしたら、これこれこういうことがあったの?とかって返ってきますよね。
こういう質問を繰り返していくと何が起こったのかという話をしてくれるので、
そこで、あ、ふん、へい、みたいな感じになっちゃうともう終わっちゃうんですよ。
会話すぐに終わっちゃうし、どういう気持ちだったのか引き出すことができないんですね。
なので、例えば、こういうことがあったの?って妻が言ったとしますよね。
その時に、その妻がどう思ったのかという感情を代弁する必要があるんですね。
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どういう気持ちだったのかというのを探っていくために感情を代弁するんです。
それは大変だったね、嬉しかったね、悔しかったね、寂しかったね、辛かったね、大変だったね、疲れちゃったね、っていう風に
あなたの妻がどう思っているのか、その時何を感じたのかというのを推測して、
それを言葉に出して感情を代弁するんですね。
なんでこういうのが大事かというと、そうすることによって会話がトントントンと続いていくんですよ。
あ、それは大変だったね、疲れちゃったんじゃない?っていうことを言うと、
そうなのよ、大変だったのよ、さらにこんなことがあって、みたいな感じで
女性が記憶をどんどん芋添え式に引き出していくので、それに対してまた感情を代弁してあげると。
そうするとどんどん話がポンポンと進んでいくんですね。
そうしていくと、その時何が起こって、その時どういう感情だったのかというのを
自分の心の中を掘っていくことができるんですね。
掘っていくと、あ、私はこういう感情だったのかというのを自分で気づくことができるようになるんですね。
で、それが気づけない、なかなか掘っていっても気づけない場合は、
こちらからそういった感情を続いていく会話の中で感情を代弁していくんですね。
その代弁して繰り返していくと、その鈍微さでハマる感情というのを言い当てられることができるようになるんですよ。
大変だったね、つらかったね、とか、さっき言ったみたいな嬉しかった系と寂しかった系と疲れた系の
この3つだったらどれかしら当てはまるんですよね。
で、その妻の様子を見ながらどれかの感情というのを誰かがポンポン出していきますと。
で、自分の感情を言い当てられると、すごい気持ちいいんですよね。
これ、わかります?そういった体験ってないですかね。
例えば、自分がすごい仕事で大変なことがあって落ち込んじゃってて、
っていう時に誰かから、どうしたの?何か大変なことでもあったのかな?つらかった?大丈夫?みたいなことを言われると、
この人わかってくれてるっていう共感と理解を感じられて、すごい心地よくなるんですよね。
そして、その人との間に一体感を感じるんですよ。
こういった感情が生まれるからこそ、妻が何を考えているのかっていうのを理解すること、把握することがとても重要なんですよね。
さらに、気づいていない感情。
例えば、すごく忙しい1日だったとして、ヘトヘトで家に帰ってきましたと。
あ、でもあれもやらなきゃ、これもやらなきゃっていろいろやっていくんですけど、
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そんな時に、大丈夫、なんか疲れてそうだよって、今日何かあったの?みたいなことを言うと、
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃって子どもの世話もあって家事もあって育児もあってっていう中で、
ふと自分が蓋をしていた感情に気づくんですよね。
そこで、あ、私はこんなことを思っていたんだ。
そしてこの人はこれをわかってくれているっていう喜びにつながるんですよ。
なので、妻が気づいていない感情を掘り起こして、
こちらがそれに気づかせてあげることってとても重要なんですね。
で、じゃあなぜ重要かっていう話にちょっと改めてしますけど、
なぜ重要なのか、3つ理由がありまして、
まず、女性の感情に蓋をしてしまうと、怒りのポイントカードというのがどんどんたまっていくんですよね。
もしくは不満のポイントカードというのがどんどんたまっていくんですよ。
で、女性の怒りはポイントカード性だとよく言われていまして、
その時その時でバンバンバンバンバン爆発する人ってあんまりいないんですよね。
何か言われて、ギャーってヒステリック。
毎回ちょっとした言い合いとかでヒステリックになって、
そんな言うみたいなことってあんまりないと思うんですけど、
突然妻が怒るんですとかって結構あるじゃないですか。
突然なんか怒りだしたって理由が全然わかんないみたいなことって、
それってその時のきっかけになった何かはすごい小さなことかもしれないんですけど、
その背後には今まで積み重ねてきた様々な怒りのポイントカードがバンバンバンバンバン押されてるんですよね。
バンバンバンバン押されてて、最後のちょっとしたきっかけで
ポイントカードが満杯になって、大ポイント還元制御でドカンと爆発するってことが起こるんですね。
なので、そういった習性があるってことはまず理解する必要があります。
2つ目は、だからこそマイナスの感情が早め早めで発散させていく必要があるんですね。
なんか疲れてたりとか寂しかったとか悲しかったとかといった感情は
どんどん心の中で溜まっていって、何かあった時にどんどん思い出されてきてしまうので、
マイナスの感情は早め早めでどんどん発散させていく必要があるんですね。
そうすればポイントカードってそんなに溜まらないので、これが2つ目です。
3つ目は、先ほど自分の感情を言い当てられるとすごく心地良さを感じるって話をしたと思うんですけど、
これ聞いてる方もここあたりありません?
自分が何か言われて、うまい、その通りだなみたいな。
なんで僕のことわかるんですかみたいな。
私の気持ちなんでそんなにスッと理解できるんですか。
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なんでスッと入ってこんな私の感情を言い当てられるんですかみたいな。
そんな時ってすごい嬉しいじゃないですか。
自分のことわかってくれてるみたいな。
もう理解されてるみたいな。
最近特にコロナでなかなか人と会う機会も減って、人とコミュニケーションする機会も減ってるじゃないですか。
こんな時に誰かから自分のことをすごい理解されてもらって共感されたらすごい嬉しいんですよね。
人と接する機会が減ってるからこそ、そういったコミュニケーション、人とのコミュニケーションによって自分が理解されているという感覚を感じられることってすごい快感なんですよ。
これが3つ目なんですね。理解されて共感されること。
これによって女性の脳というのは共感されるとストレスホルモンが減る性質があるんですよ。
なので共感されればされるほどどんどんストレスが減っていく。
そして逆に自分が理解され共感され一体感を感じることによってオキストシンという愛情ホルモンと呼ばれるホルモンが出るんですね。
このホルモンというのは相手に対して仲間として認識するようになるホルモンなんですね。
仲間として認識すると何が起こるかというと内集団外集団バイアスというバイアスがかかりまして
自分が所属している集団は外の他の集団と比べて優れているという優越思想を持つようになるんですね。
これは夫婦の問題に置き換えてみると自分たち夫婦、私と夫、もしくは僕と妻という自分たち夫婦という小さな集団は
とても関係性がいいと仲がいいと、他の外の夫婦たちと比べたら自分たちはとても夫婦仲良くて
幸せだねというふうに感じられるようなバイアスがかかるんです。
実際幸せかどうかわかりませんよ。
誰と比較して幸せかどうかなんて比べられることではもちろんないんですけど
そのように思ってしまうバイアスが働くということなんですね。
それによって相対的に自分たちが幸せを感じるようになる。自分が幸せを感じられるようになると。
あなたと一緒にいることによって、あなたという夫と一緒に生活することがとても幸せと感じられるようになる。
そういうバイアスが働くんですね。
さらに言うとこれは家族社会学で呼ばれるファミリーアイデンティティーと呼ばれるものがあるんですけど
その人それぞれにとって何が家族の定義なのかってバラバラなんですよね。
身内、血がつながっている人たちを家族と定義する場合もあれば
血はつながっていないんだけれども、この人は私にとっては家族なんだよと言う人もいますよね。
これってファミリーアイデンティティーと呼ばれる家族としての定義が人によってバラバラなんですよ。
例えばちょっと話ずれちゃうんですけど
例えば単身婦人で夫が遠く離れた場所で仕事をしていますと
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妻と子供たちが別の家で暮らしていますと
この時に夫婦仲があまり良しくないと
妻にとってのファミリーアイデンティティーは自分と子供たちだけになってしまうんですね。
夫はそのファミリーアイデンティティーの枠組みの中に入っていないんですよ、妻にとっては。
ただ夫にとっては妻も子供たちも自分にとってのファミリーアイデンティティーは枠の中に入っているんです。
だけど妻にとっては違うんです。
これは妻と夫にとって家族という定義が異なるんですね。
これが妻が自分が夫が理解されている、共感されているということで
基礎心を分泌することができるようになれば
自分のファミリーアイデンティティーの中に夫を入れるようになるんですね。
なので、理解され共感されることというのは女性にとってとても大切なことなんですね。
だからこそ妻が気づいていない感情を掘り起こして
それに気づかせてあげて
私のことを理解してくれているなと感じることがとても重要なんです。
これ自分だってそうなんですよね。
僕自身もそうですし、妻から僕の今考えていること、悩んでいることとか
というのも言いづらいじゃないですか。
なかなか男性って自分が辛い時に辛いって言えなくないですか。
僕もまたまた言えないようにしているんですけど
なかなか言えない時もあって
そんな時にこういうことがあって辛かったんだねとか言われると
自分の感情がドンピシャでバットを振ったら
ボールのドボンの中にバカーンと当たってフォームランになったみたいな
そんな気持ちになるんですよね。
女性も男性も同じで
その時に相手との強い一体感を感じられるんですね。
それは受けした心の効果なんですけど
ということでちょっとおさらいしますと
妻が気づいていない感情を掘り起こして関係を改善しようということで
どうやってやるか3つありますと
まず1つは声かけが重要なので質問をする必要がある。
2つ目は質問を繰り返して妻の感情の確信に迫っていく。
3つ目、これが一番大事で
妻の感情を代弁して
どういう気持ちだったのか、何を考えているのか
本当はどういう気持ちだったのかを探っていくということですね。
これは嬉しかった系、悲しかった系、疲れた系とか
だいたい3つくらいあるので
どの感情だったのかというのをこちらから出していって
妻がどういう気持ちだったのかというのを探っていき
それにフィットさせていくということですね。
そしてなぜこういったことが重要なのかということ
これも3つありまして
感情に蓋をすると
怒りとか悲しみとかのポイントからどんどん溜まっていく。
2つ目はマイナスの感情は
だからこそ早めに発散させる必要がある。
もう溜めさせないということですよね。
ドカンといっちゃうので
溜めさせない、どんどんどんどん出させていくということです。
3つ目、これが一番大事で
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自分のことを理解されて、共感されることで
ストレスが減って
あなたのことを仲間として認識するようになると
仲間として認識するようになると
お客さん心がピンピンされて深い愛着関係が結ばれる。
そしてこれは強い絆を形成することにもつながると
そして内集団外集団バイアスというのが働いて
自分たちというのは周りと比較して
とても幸せだなというふうに感じられるバイアスが働くということですね。
実際幸せかどうかというのは
これは比較できるものではないんですけど
そのように感じてしまうということですね。
あと最後がファミリーアイデンティティと呼ばれる
その人はそれぞれにとっての家族の定義
家族の枠組みというのは異なるので
妻にとってあなたが家族の一員であるという枠組みの中に
入れてもらうことができるようになるということですね。
理解者で共感されることで
この人はとても自分にとって大切な存在だと
この人を右にしてはいけない
この人は私にとってとても大切な存在だ
大切な家族だ
大切な自分にとって愛すべき存在だと
いうふうに感じてもらえるようになる
そういった枠組みの中に入れてもらえるようになるということですね。
なので妻は気づいていない感情を掘り起こして
関係を改善するということがとても重要ですという話を
今日はさせていただきました。
はい、いかがでしたでしょうか。
この、なんだろうな、その
自分自身でも気づいていないこの気持ちを
人に言い当てられると
すごい相手は信頼しちゃうんですよね。
相手のことをすごい信用して信頼しちゃって
この人だったら
何言っても大丈夫だなみたいなふうに思えてくるんですよね。
これって本当にオキシトシンの効果で
オキシトシンって
天秘薬っていうのかな
鼻にかかせる薬があるらしいんですよね。
オキシトシンって注射とかで打っても
脳に届く前に全部分解されちゃうので
鼻で嗅いですぐに脳に届けなきゃならないんですよね。
外から成虫する場合は。
その鼻猫をかかせて
オキシトシンを鼻猫をふいっとかかせた後に
不利な条件の契約を結ばせようとすると
何の疑いもなく結んじゃうらしいんですよ。
恐ろしいですよね。
それぐらい相手のことを
何も疑わずに信じてしまうという効果があって
そういったフォルムも恐ろしいんですけど
逆に言えばそれだけ強い信頼関係を作り上げることができる
フォルムでもあるので
これをうまく利用して
妻との関係の改善というのを意識していくと
より夫婦関係というのが改善しやすくなるなと感じています。
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妻との関係の悩む男性の参考になれば幸いです。
質問箱も用意していますので
こういったお話を聞きたいとか
自分の場合はどうしたらいいんだろうとか
もしあればぜひご質問お送りください。
今日も最後までご聞き下さいましてありがとうございました。
それではまた。