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2021-02-14 17:39

#13 妻に弱音を吐くことと感情を伝える3つのメリット

なかなかぼくら男性は妻に感情を伝えられません。ましてや弱音なんて吐けない生き物です。ですが、その習慣を変えると大きな変化が夫婦関係に訪れます。なぜ、ぼくらは妻に弱音を吐けないのか?そして弱音を吐くと何が起こるのか?についてお話しします。妻との関係に悩む方の参考になれば幸いです。質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b カウンセリング➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係を悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
えっとですね、今日お話したいことは、妻に弱音を吐くことと、感情を伝える3つのメリットということについてお話をしたいなと思ってまして、
この妻に、自分の妻に弱音を吐いたりとか、素直な気持ちを話したりとかって、皆さんされたいことってあります?
僕、なかなかできなくて、これ、妻との関係を悩む男性からお悩みとかいただくときによくある話で、
妻に自分の持っている弱い部分、自分の弱い部分を話すということがとても難しいという話をよく聞くんですね。
これが、僕自身もそうだったんですけど、これはですね、できるようになると、妻に弱音を吐くことができるようになると、
結構関係が変わりやすいなというのを実感していて、なので今日はそのことについて、ちょっと深く話をしてみたいなと思います。
はい、今日もよろしくお願いします。
はい、では本題に入りたいと思います。
妻に弱音を吐くことと感情を伝える3つのメリットということについてお話をしたいなと思います。
まず、なんで感情を伝えることが重要なのかというと、3つあるなと思ってまして、
1つは、僕ら男性って勘違いされていることが結構多いんですよね。
どういう勘違いされているかというと、感情的になってしまったりとかしたときに、ずっと怒っているというふうに捉えがちなんですよね。
僕もそうで、下の産男が2歳で、上の長男次男が6歳なんですけど、どうしても下の産男の方ばっかり手をかけてしまって、
上の長男次男にあまり構えなかったりするんですよね。
彼らが気を引いてもらいたくて、喧嘩をしたりとかしてて、ちょっと怒っちゃったりとかもするんですけど、
怒った後にね、すごい自己嫌悪に陥るんですよね。申し訳ないことをしたなとか、すごいシュンとさせてしまったなとかって、すごく思うんですよ。
だけどそれって言わないと伝わらなくて、僕が永遠に怒っているって子供たちは勘違いしちゃうんですよね。
妻の方も僕がずっと怒っているんじゃないかとか、怖がらせてしまうんですよね。
ということがあって、これやばいな、まずいなって思っていることがあるんですよ。
それぐらい僕が男性っていうのは、感情が外に出にくい生き物なんだろうなと思うんですよね。
なので、すごい自己嫌悪に陥ってつらいって思っているんだけど、
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なんかあの人、ずっと怒っていて怖いわみたいなふうに捉えちゃうわけなんですよ。
なんで朝から晩間ずっとそんなぶっちょ面で怒っているんだよなんて思われるんですけど、
実はぶっちょ面しているのは、すごい悪いことをしたな、申し訳ないな、どうしよう、
でもこのどうしようという気持ち、どうしたらいいんだろう、
なんか言いづらい、言いにくい、このつらい気持ち、外に出したんだけど出さない、
っていうぐるぐる回っているこの自分の感情だったりするんですよね。
これって怒っているわけじゃないじゃないですか。
怒っているわけじゃないんだけど、実は思っているつらい感情とかっていうのを
外に出せなくて苦しんでいるという状態なんですよね。
2つ目のなぜ感情を伝えることが重要かなんですけど、
これは言わないと伝わらないっていうすごいシンプルな話で、
どんだけ申し訳ないと思っていても、どんだけ悪いんだと思っていても、
相手に言わない限りは伝わらないという悲しい現実があるんですよね。
だからこそ伝えなきゃならない、言語化しなきゃならないということが2つ目です。
3つ目はですね、自分の気持ちとか感情とか思想というのを相手に伝えることで
オキストシーが分泌されて、愛着関係が築きやすくなるんですよね。
子供たちに対してもそうだし、妻に対してもそうなんですけど、
自分が本当は何を思っているのかとか、日々何を考えているのかということを伝えると、
オキストシー、愛情ホルモンと呼ばれるオキストシーが分泌されて、
2人の間に強い絆を作ることができるようになると呼ばれています。
だからこそ、僕ら男性というのは、普段言えないからこそ、言いづらいからこそ、
その心の壁を破って感情を伝えるということが重要なんだろうなって僕は感じています。
なんで男性はそもそも弱音を吐けないのかってことなんですけど、
吐きづらいですよね、言いづらいですよね。
いや、すごいつらいんだよねとか、
いやもう、なんかもう自己嫌悪に陥っちゃって、自分が嫌みたいなことって、
なかなか人に言えないじゃないですか。
これ、仕事関係だったらますます絶対言えないですよね。
会社の人に、いや僕すごい今自己嫌悪に陥ってて、何も手につかなくて、
朝から晩までずっとつらいんですとかって、言えないですよね。
で、どうなんだみたいな話になるんじゃないかなっていう恐怖感があったりするんで。
で、これ自分の妻に対してもなかなか言えないですよね。
弱音を吐けない。
で、これはですね、僕三つの原因があると思っていて、
一つは、自分が育った生育環境ですね。
で、特に親の教育だったりすると思います。
僕もそうなんですけど、結構父親なんだろうな、僕らみたいな昭和で育った世代、
昭和で生まれた世代っていうのは、平成もしかしたらそうかもしれないんですけど、
結構なんだろうな、この怖い親父というか、そういった人たちは結構周りに多かったんですよね。
泣くなとか文句言うなとかっていうことをよく言われて育っていて、
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自分の患者を外に出す訓練をあまりしてなかったなっていうふうによく思い出すんですよ。
自分の気持ち、なんだろう、何かあったらもうなんか黙れとか泣くなとか言い訳すんなってことを言われるので、
自分が本当は何を持っているのかということを外に出す機会って少なかったなと思っていて、
結構こういう人って多いんじゃないかなと思うんですよね。
3つ目はですね、社会環境ということで、これは当時もそうですし今も若干そうだと思うんですけど、
明治時代から続く社会環境ということについてちょっと話したいんですけど、
家父調整と呼ばれるもの、
家の中で父親を頂点としたピラミッドの社会環境というのが作られたのが明治時代と言われているんですね。
明治民法が生まれたときに、明治民法、この民法を作るときにすごい揉めたんですよ。
法律学者たちがすごい揉めまして、
当時、その当時の社会環境というのは、人口の10割が部下社会の人間たちで、
その9割は商家とか農民とか平民といわれる普通の市の人々だったんですね、市政の人々だったわけなんですね。
そういった部下社会以外の人々というのは、男も女も子どもも老人もみんな関係なく、
そのコミュニティの中で子育てをしていたりとか仕事をしていたりしてたんですね。
お役所さんという言葉があるじゃないですか。
お役所さんって100の仕事を持つ人という意味らしいんですよ。
だから今でいう副業みたいな感じで、いくつもの仕事を野生を育てたりとかする合間にいろんな仕事をしていたらしいんですね。
仕事も様々だったし、家でする仕事がメインだったそうなので、子育てももちろんできましたという社会だったんです。
なんですけど、明治民法を作るときにこれから欧米列強に勝たなきゃならないと。
彼らはどうしてるのかというのを調べると、男は外で働いて女は家で守っているという、そういう環境らしいと。
我々も欧米に追いつき追い越せするために、同じような社会環境を作る必要があるということで、
当時人口の10%にしか満たなかった武家社会、武士の数はさらに言うと1%だったらしいんですけど、
武士の家族たちを含めると人口の10%にしか満たなかった武家社会のルールを元に明治民法を作ったと。
その武家社会のルールというのが父親を頂点とした家父長生だったわけなんですね。
ここから連綿と続く家父長生、男社会というのが生まれたと言われています。
そのため、男は家族を養うべきとか、大国柱だとか、家族を支える存在であるべきだといった考えが
明治民法を支えて生まれたのではないかと言われています。
この考えが未だに僕らを縛り付けているなと感じるんですよね。
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こんな100年以上昔のミックスに僕らは未だに縛られているわけなんですよ。
自分自身もそうだし、自分の父親とか、そのまた父親、自分の祖父の世代であったりとか、
といった人たちが、こういったね、男は家族を養うべきとか、大国柱だとか、
男はどんどん構えているみたいなことを言うのは、明治民法で抱えたことを愚直に守ってきたからなんですよね。
明治民法が生まれた当初はあまり人々はそれを守っていなかったんですけど、
10年、20年経っていくにつれて、次第に国民の方から自主的にそういった社会環境、
そういったルールを自分たちに課すようになったと言われているんですね。
当時の民族学の資料とかを見てみると。
今で言う自粛警察みたいなやつですよね。男は外で働き、女は家で守るみたいな。
というふうなルールを自分たちにどんどん見失していったらしいんですよ。
全然そんな生活していなかった。世代が変わりにつれて変わっていくんだと思うんですけど。
そして今のような社会環境が生まれていったと言われています。
3つ目。なぜ男は言わねを吐けないのか。3つ目のルールは、
これは有害な男らしさと呼ばれるホームソーシャルという概念に僕らが縛られている。
そして社会自体も縛られているからなんじゃないかなと思っています。
これは有害な男らしさとは何なのかというと、2つありまして、
言わねを吐かないのが男らしさというのがメインの考えなんですね。
そして男らしさの終焉という本がありまして、その中に書かれている男性性の4要素、男性の性の4要素ということで、
1つ目、育児なしはダメ。2つ目、大物感。3つ目、同時なり強さ。4つ目、ぶちのめせ。
この4つが男らしさの4つの要素であるということが書かれているんですね。
これを見た時に僕が思い出したのが、80年代に流行ったバック・トゥ・ザ・フィーチャーという絵があるじゃないですか。
あれに出てきた敵役というか悪ガキのビフだったかな。
ビフという悪ガキがいて、それがすごい敵になるんですけど、
主人公も高校生で、その高校生の中のすごいガキ大将みたいな存在で、
ムキムキなんですよ。ムキムキで弱い男をぶちのめせみたいな感じで、
俺様はビフだぜみたいな感じなんですよね。
これがまさに、育児なしはダメで、大物感があって、同時なり強さがあって、ぶちのめせっていう姿勢で、
まさにビフだなみたいな思ってて、多分ああいう存在なんですよね。
あれが当時は男らしいって言われてたんだと思うんですよ。あれがかっこいい男らしいみたいな。
アメリカ昔の映画とか見てるとそういう人たちが結構たくさん出てくるんですけど、
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だけど今の時代からそれを振り返ると、あれというのは有害だったよねっていうふうに捉え始めているわけなんですね。
そういった当時は男らしさと呼ばれていたものは、社会にとっては有害であり、
そして自分自身にとっても有害なんじゃないかなって僕は思っているんです。
なんで自分自身にとってそういった男らしさが有害なのかっていうのは、
言いますと、自分の弱さに向き合うことができなくなるんですよね。
自分が本当はとても悲しいと思っている、寂しいと思っている、つらいと思っているんだっていう、
自分が本当に思っている感情に鈍化になっちゃうんですよね。
鈍化になると自分の弱さに向き合えなくなっちゃうんですよ。
自分の弱さに向き合えなくなると何が起こるのかというと、これを3つあるなと思っていまして、
まず自分の本当の感情に気がつかなくなると、
あと妻との心の距離からどんどん離れていく。
3つ目は生きるのが辛くなるということなんです。
これを逆に言い換えると、自分の弱さに向き合うと何が起こるかというと、
自分の本当の感情に気がつきやすくなって、さらにそれを言語化しやすくなる。
そしてそれによって妻との心の距離というのがどんどん近づいていく。
妻との関係が良くなることによって、生きるのが楽になる。
これは妻だけでなくて、他の周りの人々に対しても、
自分が本当に思っていること、本当に感じている感情というのを口にして、
自分はこういうことを考えているんだ、こういう人間なんだということを伝えると楽になるんですよね。
生きるのがすごい楽になるんですよ。
これ本当に僕は感じていて、僕は20代後半くらいの頃から仕事をするときに、
仕事がしやすくなるためにあえてアホみたいな感じで、
自分の感情をフワーッと口に出すように始めたんですよね。
あーつらい、大変だわーとか、えーいややわーみたいな感じで、
女性っぽい口調を使うと、より感情を出しやすいなって感じたのもその頃なんですけど、
そうなるとすごい生きるのが楽になるんですよ。
つらいときにつらいって言えるってすごい楽なんですよ、これ。
これぜひやってもらいたいんですけど、
つらいときにつらいと言えないと、心の中にどんどんどんどん鉛が溜まっていくみたいな感じで、
重しがどんどん溜まっていって、
暗い深い真っ暗な深海の中に沈んでいくような気持ちになるんですよね。
だけど、この重りが取れると体が楽になって軽くなって、
どんどんどんどん海の底から上の方へ上がっていくんですよ。
どんどんどんどん上がっていって、太陽がそこに見えてるんですね。
太陽がそこに見えていって、そこからさらに勇気を出して、
自分の重りを口に出す習慣をつけていくと、
水面を打ち破って地上へと出ることができるんですね。
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そうなると本当にフワーッと世界が広がって、
生きるのが本当に楽になるんです。
っていうことを僕は日々感じてまして、
なのでちょっと生きるのが辛いなとか、
本当は思ってたことと違うんだけど、
妻がずっと僕を怒ってると思ってるなとか、
本当はそのことを思ってないんだけどなとか、
なんか関係が気まずいなとかという方は、
ぜひ自分が思っていることを言語化して、
弱音を吐くことを訓練するといいんじゃないのかなと思います。
というわけで、今日は妻に弱音を吐くことと
感情を伝える3つのメリットについてお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。
なかなか自分の妻に感情を伝える、
そしてさらに弱音を吐くっていうのは
すごい抵抗があると思うんですよね。
言いづらいと思うんですよ。
僕も言いづらいですね。
弱音を吐いたら自分が弱い存在になるんじゃないか、
みたいなすごい恐怖感があったりするんですよね。
なんかすごい自分の存在がとても小さくなっていくような
感覚を感じたりもするんですけど、
でもこれがおそらく男性が持つ
男性性の要素の一つなんだろうなと思うんですよね。
これがあるからこそ男性は自分を鼓舞して
強い目標に向かってどんどん進んでいって
それをクリアしていくことができるんだと思うんですよね。
それがあるからこそ僕ら人間、男性というのは
ロケットを打ち上げて月に歩いたりとか
宇宙旅行を考えてそれに向けて
いろんな技術を作り上げていったりとか
女性ももちろんそうですけど
遠くの目標をクリアすることに喜びを感じる
生き物なんじゃないかなと思うんですよね。
その時に自分の些細な感情に振り回されていると
目標をクリアできないので
それは無視する習慣というのができあがったんじゃないのかな
無視する性質ができあがったんじゃないのかなと思うんですよね。
それはそれでとして
ただ言わねを吐くこともメリットがあるので
自分の感情に素直に従って
つまり言わねを吐き、そしてそこで関係を築いていく
ということを意識してみると
不関係というのはどんどんなくなるなという風に感じています。
というわけで今回も最後までありがとうございました。
それではまた。
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