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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係内容を男性向けに夫婦関係改善のヒントになる発信をしています。
はい、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕はですね、昨日、ちょっとあの、昨日放送の冒頭でお話しした
あの、イエル大学の心理学の講義っていうのを引き続き今日も聞いてまして、今日は第2話で脳に関する講義だったんですけど
これ、あの、youtubeでも公開されてるんですよね、動画が。日本語訳がついてないんですけど、僕日本語訳ついたものを
アスカーアカデミーっていう、あの、なんですかね、そのホームページ、その、日本語訳つけてくれてる団体があって、そこの
MOOCを使って見てるんですけど、これ、あの
ノートで、あの、ノートの文筆家で有名な野本京子さんでマレーシアに住んでる方がいらっしゃるんですけど、その方の
ノートで僕知ったんですけど、eJoyっていう、あの、Google Chromeの拡張、なんていうんだろう、拡張機能があるんですよね
eJoyっていうのがあって、eJoy English Learn with Moviesっていう、あの、Chromeアプリなのかな、Chromeのアプリがあって
これを入れると、NetflixとかYouTubeとかの動画が、あの、英語の訳が出てきて、自動で日本語の訳も下に出てきて、なおかつ英語の単語をこう、カーセルを合わせると
それぞれの個別の単語の意味も出てきて、それを自分だけの単語帳として作ることができて、その単語帳を使って英語を学んだりとかできるような仕組みになってすごいんですよね、これ
で、これって思ったのは、YouTube上である海外の大学の講義とかも、これで全部訳が出てくるんですよね、日本語訳が出てきて、変なところもあったりするんですけど、単語を一個一個調べることもできるんで、これでだいぶ学べるなぁと
自分の好きな分野の学びと、あと英語の勉強も一緒にできて、これはかなり一石二鳥だなと思ってて、ちょっと今後もこれを使っていこうかなって今考えています
はい、という話でした。では本題に入ります。今日お話したいのは、不倫についてちょっと話をしたいなと思ってまして
今まで妻との関係を良くするためのいろんな方法とか、原理などについて話をしてたんですけど、今日はちょっと変えて、人がなぜ不倫をしてしまうのかということをちょっと話をしたいなと思います。
これは夫婦関係の継続についても僕がつながっている話だなと思ってまして、ちょっとこれについて話したいなと思います。
題しまして、人を惑わす5つの不倫遺伝子ということについてお話をしたいなと思います。
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遺伝子由来の不倫の原因ですね。不倫をする原因を遺伝子の側面からちょっと見ていきたいなと思ってます。
このいわゆる不倫遺伝子、この遺伝子がある人は不倫しやすいというのがあるんですよね。これが大きくわけで5つあると言われてまして、これについて今日はお話をしたいなと思います。
まず一つがですね、これは2012年のスベデンのカロリンスカ研究所の行動遺伝子学者、ハッセワラム博士という方が見つけた遺伝子なんですけど、
アリル334という遺伝子がありまして、このアリル334という遺伝子を2つ持っている男性というのは0か1つしか持っていない男性と比べて1年以内の離婚のリスクが5%高いという研究結果が出たんですね。
さらにこのアリル334を1つか2つ持っている男性と結婚した女性の結婚生活の満足度の平均というのも低かったわけなんですね。
さらにこのアリル334を持っている男性というのは、浮気率とか未婚率が高いと、そして他者に対する親切な行動をあまりしないということもわかりました。
つまり浮気症ということですね。浮気症であまり親切でもないという、ちょっと人としてどうなんだというところがあるんですけど、そういった男性はこのアリル334を持っている1つか2つ以上持っている男性にそういった人間が多かったということがわかったんですね。
なのでこういった人と結婚した女性は結婚生活にあまり満足ができないという結果になっていると。
そしてこのアリル334を1つか2つ持っている男性というのは、その前の年の夫婦の危機、やばいな、ちょっとこれ別れちゃうかもしれないなとか、離婚するかもしれないなという夫婦の危機というのが34%だったと。
このアリル334がない男性というのは15%だけだったんですね。なので倍以上、離婚の危機というのが訪れやすいということがわかりました。
さらに言うと、離婚率というのもアリル334を持っている男性というのは32%だったと。アリル334がゼロな男性というのは17%しか離婚率はなかった、離婚の人いなかったということがわかるので、
結婚してなくても浮気症で、なかなか一人の女性と定期的な関係を築くことが難しいということがわかったんですね。これがアリル334という遺伝子で、本当に遺伝子によって人の性質というのは変わってくるなというのをすごい感じましたね。
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あと4つまだまだあるんですよね。すごいいろんな遺伝子が絡み合っているんですよね。
2つ目がオキシトシンについて以前話をしたと思うんですけど、幸せを感じる愛情ホルモンオキシトシンなんですけど、
オキシトシンの需要帯というのがあるんですね。需要帯というのはオキシトシンというホルモンが分泌されて、それを体内に取り入れるためにキャッチャー的な感じなんですよ。
UFOキャッチャーみたいな感じでパッパッパッと掴んでいくものがあるんですね。
オキシトシンを掴んでいって体の中に取り入れていくんですけど、これが取り入れるキャッチャーのことを需要帯と呼ばれています。
この需要帯遺伝子の一部にRS7632287というのを持っている女性というのは、それ以外の女性と比べて配偶者への愛情が少なかったりとか、
夫婦の危機を経験する確率が高かったりとか、少女時代に人間関係の摩擦を他の一人多く経験していたりとか、
オキシトシンの感じ性というのが弱くなる傾向があったそうなんですよ。
要はオキシトシンを自分の中に取り入れて、他者に対する愛情を感じたりとか表現したりとか、感じる力というのが弱くなる傾向があったんですね。
そうなるとどうなるかというと、一人の人と長期的な関係というのを維持することが難しくなるということなんですね。
これがRS7632287と呼ばれるオキシトシンの需要帯にちょっとした変異が起こっているという遺伝子情報ですね。
3つ目がバソプレシンというホルモンがありまして、オキシトシンととても構造が似ていて、ほぼ構造が同じなんですけど、
これは相手に対する親切心を作り出したりとかするホルモンなんですね。
このバソプレシンの需要帯、体の中にバソプレシンを受け入れる、キャッチする需要帯が変異した遺伝子を持っている女性というのは、浮気率が極端に高いということもわかっています。
3つ目がDRD4遺伝子というのがありまして、
これ何なのかというと、ドーパミンという、すごい興奮したりとかやる気になったりすると気持ちはガーンと上がりますよね。
上がるのってドーパミンというホルモンがバーンと出ているからなんですけど、
ドーパミンというのを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思うんですけど、
ドーパミンを体の中に入れていく需要帯、キャッチする需要帯の1つにD4と呼ばれる、D4と書いてD4と呼ばれる需要帯があるんですね。
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D4需要帯というのがあって、そこのD4需要帯のDRD4遺伝子という遺伝子がありますと、
これがその遺伝子の中で7回繰り返されている人と繰り返されていない人っているんですね。
この遺伝子の数が多ければ多いほど、セックスを伴う浮気率では高かったと思います。
それ以外の人と比べると50%多いという結果が出たんですね。
これは2010年のニューヨーク州立大学とジョージア大学の研究者によって明らかにされた実験結果でして、
性関係が乱れている人は2倍以上いたと。
そして浮気している相手の人数自体もとても多かったということが分かっています。
おそらくドーパミンをたくさん取り入れてしまうような支出になっているのかもしれないですね。
ドーパミンが多ければ多いほど、性衝動というのがとても強くなると言われていますので。
これもドーパミンの需要帯に関連する遺伝子で、
こちらはD2需要帯。D2と書いてD2需要帯というのがあるんですけど、
これもドーパミンをキャッチする需要帯ですね。
こちらは4じゃなくて2でD2需要帯ってやつなんですけど、
これがですね、ある面白い実験があって、
プレーリーハトネズミというネズミがいて、
このネズミって自然界で唯一一歩一歩性を貫く動物なんですよね。
それ以外の動物ってパートナーをすぐ変えてしまったりとか浮気が多かったりとかするんですけど、
プレーリーハトネズミだけは生涯一人のパートナーと添い遂げるんですよね。
人間でもちょっと信じられないようなすごい性質を持っているネズミなんですけど、
このネズミの脳の即座角と呼ばれるところがあって、
ここにD2需要帯を活性化させる注射というのを打ちましたと。
そうすると、交尾をしていなくても、
そのオスはメスへの強い愛着というのを形成したんですね。
このD2需要帯をブロックするとどうなるのかというと、
今度は愛着が形成されなかったんですよね。
不思議なことに、こっちのドーパミン需要帯であるD2需要帯というやつは、
これを活性化することによって、そのメスへの強い愛着を作り出したんですよね。
さっきのD4遺伝子に関しても、これが多ければ多いほど浮気症になるということなんですけど、
こっちのD2需要帯に関しては、目の前のメスに対して強い愛着を形成するという性質があったんですね。
このD2需要帯をブロックしちゃう、出ないようにすると愛着が形成されないということです。
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すごい不思議な遺伝子なんですよね。
今、5つ挙げたんですけど、これだけの不倫遺伝子と呼ばれる遺伝子が世の中には存在しているんですよね。
これは中野信子さんという農家学者の方が書いた、そのままずばり不倫というタイトルの本からこの情報を拝借しているんですけど、
この5つの中でも、特にオキシトシン需要帯遺伝子のRS7632287を持っている女性の性質というのが、
結構多いというか、身の回りで夫婦関係がうまくいかない、妻が極端に冷たいとか冷めている場合というのは、
こういったもしかしたら遺伝子による作用というのもあるのかもしれないなと思っているんですよね。
もちろんこれだけではなくて、夫婦関係がうまくいかない原因は産後クライシスであったりとか、
産後しばらくたってもなかなか夫婦関係がうまくいかないケースが多いですけど、ほとんど産後クライシスかなと思うんですよね。
産後の育児が一番大変な時期ですね。
その時期で出産したばかりというのは、女性は子供に対して強いオキストシンを分泌して、強い愛情関係が結ばれますので、
そこに夫が入っていけないと仲間から外れてしまって、敵対心を感じるようになってしまうという性質があるので、
こういったそもそもの原因というのはもちろんあると思っているんですけど、こういった不倫遺伝子というのは存在するんだなというのを、
これを知っているだけでも夫婦関係を改善するための一つの知識になるなと思っていて、
なぜかというと、そもそも人間というのは一歩一歩性を保つことって難しいよねということなんですよね。
一人の人間と添い遂げる生物ってこの世でプレーリーハタネズミというネズミしかいないんですよ。
犬もウサギも狐もゾウもライオンもチンパンジーもボナモモもゴリラもどんな動物も一歩一歩性を貫くことってないんですよね。
死ぬまで一人のパートナーと添い遂げられたことはないんですよ。このプレーリーハタネズミしかいないんですよ。
ということを考えると、どんだけこの一歩一歩性、一人のパートナーと永遠に生きていくか、
永遠に絆を作り、それを維持していくことが難しいかということなんですよね。
その背景にはこういった不倫遺伝子というのが存在するというのを知っておくと、いかにこの結婚生活を続けることというのは難しいかと。
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そして、今の自分のパートナーとより良い関係をずっと続けていきたいのであれば、結婚生活の継続には努力が必要だということに気づかされるんですよね。
僕自身もまさにそれを感じていて、妻との関係が悪くなった時期にいろんな本を読んで学んだんですけど、
分かったことは、やっぱりこの一人のパートナーとずっと関係を維持し続ける、良好な関係を維持し続けるというのは、
なかなか自然にはできない、勝手にはそうならないんですよね。
愛着関係を築き上げる必要があって、さらに言うと以前も話をしたように、恋愛感情というのは出会った2,3年で効果が切れてしまうので、
その後の愛着関係というのは、愛着が作り上げられていないと絆がなかなか作れないので、愛着関係をいかに築くかということが重要になってくる。
その夫婦関係の継続というのはそもそも難しいんだと。その背景にはこういった不倫遺伝子というのが存在している。
不倫遺伝子というのも、夫婦関係を維持していくことが難しい要因の一つであるということですね。
これを知っておくだけでも関係改善をするにあたって、気持ちの面でも変わってくるかなと思います。
ということで、今日は人を惑わす5つの不倫遺伝子ということについてお話をさせていただきました。
今日お話したのは、人を惑わす5つの不倫遺伝子ということで、
夫婦関係の継続の難しさの背景には、こういった不倫をしてしまいやすくなる遺伝子という存在というのがあるということについてお話をさせていただきました。
妻との関係に悩む男性の参考になれば幸いです。
プロフィールのリンク先の方で質問箱などを用意していますので、
こういったことを聞きたいとか、自分の場合はどうしたらいいんだろうとか、
お悩みなどありましたらそちらにぜひお送りください。
あと、ノートのサークル機能を使ってカウンセリングサービスをやっていますので、
ZoomとかSkypeとかのビデオチャットだったり、メールのやり取りだったりとか、
いろいろ妻との関係改善について自分で学んでいるんだけど、
自分の場合はどうしたらいいんだろうとか、
拡大的に何をしたいのかということを知りたいという方は、
ぜひそちらをご利用ください。
ということで、今回も最後までお聞きくださいましてありがとうございました。
それではまた。