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あじさい先生の、しなやかな自分になるラジオ。この番組は、年長息子の子育て中、現役ママ先生である私が、子育てのこと、教育のこと、暮らしのことなど、日々の気づきを配信しています。
ネガティブママから卒業をテーマに、しなやかな自分でいるための、私の等身大の試行錯誤をお届けします。
3月10日日曜日、関西からお届けしています。
今日は32回目の放送です。
みなさんこんにちは。
今日のテーマは、私が所見に困らない理由。人を見る目の鍛え方、学級崩壊から学んだこと、です。
結論は、日常の何気ない瞬間が大事、です。
いよいよ年度末ですね。成績処理をされている方も多いのではないでしょうか。
もう終わった方もいると思います。
この時期の大変な仕事として、所見作成がありますね。
私は早く仕上げられる人ではありません。
でもね、所見を作成し始めると、そこまで時間はかからず作ることができます。
何を書こうかなって困ることがあまりないなって気づいたんですね。
それはどうしてなのかなんですが、
所人時代に必死でやったことが、子どもを見る目を鍛えたということにつながっているからだなと感じました。
所人時代なんですけれども、至らないことばかりでした。
見事にね、学級崩壊になってしまいました。
できてないことがいっぱいあって、
とにかくね、周りの人にアドバイスされたことをひたすらやりました。
その中で一番効果があって、
今日のテーマ、子どもを見る目を鍛えるということにつながったのが、
子どもたちのいいところを記録するということです。
日常の子どもたちのいいところを記録していきました。
ノートに日常の中で感じた子どもたちの成長とか優しさとか素敵なところをメモしていたんですね。
例えば〇〇さんは〇〇の時に〇〇をしていた。
そこが優しいと思ったとか素敵だなと思ったとかそういう感じです。
時系列に書くのではなくて、
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名簿順に書くのではなくて、時系列にずっと書いていました。
名簿でチェックはして、書けてない子がいたら今度はその子をしっかり見ようというふうにしていましたけどね。
この時の見つけ方っていうのは自分の感性でいいと思います。
学級崩壊をしているとやっぱり目立っている子っていうのに目が行きがちというか、
その子ばっかりに対応しがちなんですけど、
頑張っている子、普通の子に目を向けることがすごく大事なんですね。
あなたの頑張りを私は見ていますよって、
あなたのいいところを先生はちゃんと見てるよって伝えることが大事です。
こういうことは大人でも嬉しいですよね。
もう大変だなって教師が感じてしまっている子も、
あなたの成長はこんなところだよ、良さはこんなところだと感じてるよって伝えることがすごく大事ですよね。
学級崩壊をしている時って全員が敵に見えてしまいます。
周りの同僚の先生も助けてくれるんですけど、
もうちょっとできなさすぎて、みんなに責められている気が私はしていました。
でもね、ちゃんとこちらを見ている子もいました。
こんな状況でこんな私で本当にごめん。
でもあなたのこんなところは本当にすごいし、素晴らしいなって思ってるよみたいなことを伝えていました。
こういう記録は始めは書けないんです。
でもだんだん書けるようになってくるんですね。
そういうことをひたすら繰り返して、いいなとか素敵だなっていうところを通信に伝えたり、
高等で伝えたり、保護者に伝えたりとかひたすらしていったら、
学級も少しずつ落ち着く姿が見られるようになりました。
こういう経験をしたことで、子どもを見る目っていうのがすごく鍛えられました。
こういう日常の中の良さっていうことを伝えるっていうのは、
私の学級経営の基盤になっています。
今でも大事にしていることです。
今はね、やっぱり業務がたくさんあったり、
してて、家事もして、生活もあるっていうことですので、
昔のようにそんな風に丁寧に記録をたくさん書くことはできていません。
それでも子どもの輝きに目が行くようになっています。
書件を書くときには、その頑張り、どの子の頑張りっていうのが思い浮かぶんですね。
私が書件を書くときには、具体的事実も加えるということを大事にしています。
例えば、〇〇のとき〇〇と発言するなど前向きに取り組んでいました、みたいな感じでね。
できるだけ具体的な姿が見えるようにすることで、
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説得力もあるかなというふうに思っています。
こういう具体的事実に困らないっていうことが書件作成にはすごく大事です。
もう今年度の書件は終わりましたっていう方が多いのではないかと思うんですけど、
こういう子どもを見る目っていうのを鍛えるっていうのはすごく大事なことなので、
4月から参考にしていただけたら嬉しいなというふうに思います。
今、もし学級崩壊でしんどいっていう先生がいたときには、やってみてほしいなというふうに思います。
今日は私が書件に困らない理由、人を見る目の鍛え方、学級崩壊から学んだことということでお話をしました。
日常の子どもたちの輝いた瞬間を記録することが、人の見る目につながっているという気づきをお伝えしました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
最後に雑談タイムです。
前回の放送にいただいたコメントを紹介します。
前回の放送、シャープ31回、SNSの付き合い方、やめたい習慣、時間ないは勘違いだった、にコメントをいただきました。
SNSの付き合い方というか、だらだらスマホをやめたくて帰宅後にスマホを封印、充電場所に置くということなんですけど、しましたよっていう話をしました。
そこにコメントをいただきました。
ユキさん、ユキ先生ですね。コメントありがとうございます。
充電場所いいですね。私も真似させてください。ということでコメントをいただきました。
ちょっとね、手が離れるところにスマホを置くだけで時間がすごくあったなっていうふうに思ったのがすごく発見だったので、真似していただけたら嬉しいなというふうに思います。
そしてこれをこんなふうに伝えていただいてありがとうございました。
ということで、今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
また次回お会いしましょう。