2021-10-27 38:56

ズシレコラジオ #083【前編】逗子の子育てを見守り続けて30年。 Guest: 桑原泰恵さん(LOCOMAMA NETWORKS代表)

【Podcast更新!(10/27)】

更新がまるまる1回分遅れてしまいました、大変お待たせしてしまってごめんなさい。

今回のゲストは、逗子・葉山に暮らすママたちのグループ「LOCOMAMA NETWORKS」代表の桑原泰恵さん。

2010年に子供たちの未来貢献を事業化することを目的にロコママネットワークスを立ち上げ、「海山時間」という、逗子・葉山に暮らす子育て世代のWEBサイト運営を始め、逗子・葉山を拠点に子育て支援活動を幅広く行っていらっしゃる桑原さん。

https://zushihayama-kosodate.com/

逗子市教育委員会、社会福祉協議会といった組織にも長年関わり続けて約30年という彼女から見た、逗子の子育て支援やたくさんの親子とのふれあいを通じて感じてきたこと、そしてこれからについてなど、貴重なお話を聞かせていただくことができました。

今回のインタビューは前編・後編と2回に分けて配信します。

番組をもれなく聴くには、各種Podcastでの無料購読が便利です。くわしくはプロフィールのURL(linktree)にアクセスください。

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#083-084 「逗子の子育てを見守り続けて30年。」

(収録時間 #083 , #084

#083のキーワード

・本質的ではないものから心が離れていったOL時代

・子育て関係に取り組み始めたきっかけ

・先人の取り組みへの恩返し。その取組の入口は?

・素敵なお母さん、を増やしたいという思い。

・ひとりのエキスパートじゃなくて半人前が集まってやったことはほかに真似できない

・当時の感覚に、今の時代がやっと追いついてきた。そんな感じ。

・2、30年前はもっときつかったね

・社会福祉協議会とはどんな組織なんですか?

・ほっとスペースには本当にお世話になりました。スマイルに関わり始めたきっかけは?

・第一運動公園から「青い鳥」がなくなったのは残念。

当時の思い出。公共スペースでの子供目線での自由度について

・「親」=「木の上に立って見る」子供が育っていく力に干渉。

・この子はどうやったら伸びるんだろう。待つということ。

・寝返りは子供が勝手にし始めたこと。環境や刺激を与えてあげること。過干渉について。

・他の親子のコミュニケーションが見れる場が、ほっとスペースにはある。

・大事なのは「生きた知識・経験」と「仲間」。

・子供に対する最高のプレゼントは「信じること」。

・逗子、子育てで検索すると出てくる「海山時間」の運営について。

・地域で企てる人たちの横のつながりがもっと欲しい。

・自治会について、12月にセミナーやります。

#084のキーワード

・ここ20年で逗子の子育て世代の転入者比率が増えた。

・市民活動、地域でどう始めたらいいかわからない。先人が切り開いてきたから「場所」があると知れる。

・地域でイベントを仕掛けようと企てる人を増やすためには

・AIにできない仕事は「Play」である。ファシリテーションの重要性。

・しがらみのない人間関係、情報の取捨選択しているようで、偏ってしまう。世代間コミュニケーションの課題。

・○○から卒業すると、そこでの知見が下の世代に引き継がれていかない問題について。

・子供は今を生きている生き物。

MC

來島 政史(ズシレコ編集長)

ゲスト

桑原泰恵さん(LOCOMAMA NETWORKS代表)

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「海山時間」とは?

https://zushihayama-kosodate.com/

https://twitter.com/umiyamajikan

逗子・葉山に暮らす子育て世代が立ち上げたWEBサイト。

現在、運営に携わってくれる方を募集中で、桑原さんいわく、ぜひ貴方の力で「海山時間」をアップデートしてください!とのことです。

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#逗子 #葉山 #鎌倉 #逗子市 #葉山町 #鎌倉市

#逗子暮らし #逗子ライフ #逗子カフェ #逗子ビーチ

#逗子ママ #ズシレコ #逗子レコ #逗子レコラジオ

#逗子子育て

#zushi #hayama #kamakura #podcast

00:00
はいご無沙汰しております 寿司レコ編集長の木島雅史です
配信の方がですね2週間ほど遅れてしまいまして
まるっと各週水曜配信のところが10月の配信ちょっとね1回分遅れてしまったので
ちょっとね今回は2回連続でね
2回連続というか今日2週分をねちょっとお届けしようかなと思っております
はいポッドキャストでご聞きの皆さんは第83回と第84回が続けて聞けるような形になっているかなと思います
はい改めましてこの番組はですね神奈川県の寿司を記録するローカルメディア寿司レコが各週水曜日に配信しているポッドキャスト番組です
はいどんな内容をいつも配信しているかと申しますと寿司早間鎌倉エリアの自然遊びカルチャー
お店情報やローカルで活躍するゲストへのインタビューなどを心地よい波音の bgm に乗せてお届けしているというプログラムでございます
はいえっとね乗っけからちょっとテンション高めで行っておりますけれどもはい 秋にも深まりんですね24節気で言いますと走行ですか
下が降りるというような音時期になってまいりましたけれども 今回のゲストはですねある寿司市在住の
子育ての音している皆さんだったらちょっとね お見かけしたこともあるんじゃないでしょうかというような女性の方をゲストにお迎えしてお届け
したいと思いますはい収録した内容はね この後お聞きいただくというような感じなんですけれども
はい10時が10月になりましてね 寿司も寿司早間エリア鎌倉へもですけどもイベントシーズンになりましたねとはい
前回の配信ではまずしの秋イベントシーズンでイベントもね 増えてくる時期ですよねっていうお話をしたんですけれども
はいまさに10月に入りずしアートフェスティバルですとか ちょっとね中心になっちゃったんですけども池子の森の音楽祭というのもね例年でしたら
10月の最終週のね前にあったということでこちらについてはね 池子の森の音楽祭の変えの企画というかねだいたい企画というか
ことし中止になってしまったのでその代わりの企画というのがね今進行中でございます とはいこちらもね楽しみに待っていきたいなと思うんですけれども
はいということでずしアートフェスティバル始まっていますのでちょっとねずしレコ の方で終えていなかったのでアートフェスの皆さんにもねちょっと取材したかったなというタイミングで
あったんですございますがはい ちょっとね10月の最終週の更新になってしまいましてはい
ここからはね各種推用と言いつつも不定期配信でずしレコラジオを続けていきたいなぁと思っ ていますのともう一人の mc の日香ちゃんもね
そろそろ mc 2人体制で復活していきたいなというふうに思っているところでございますと はいそんなわけで先ほど申しましたように今回のゲストはですね
03:03
ちょっと今回は子育てかなはい子育てというね話とか あと地域のイベントとかまあね地域のイベントといっても食わ立てる方ですね
地域のイベントをね企画するにはどうしたらいいのみたいな そんな話もねちょっと話題のテーマになってもうね収録自体はそうですね1時間
ぐらいずっとインタビューしてましたねはい もうねあの2人で話していたんですけどもゲストの2人ね
ゲストと2人で もうなんかね話題は尽きることもなく1時間バーとまあ収録は1時間だったんですけど
1時間半とか2時間ぐらい喋ってたかなーっていうような感じで 最近の話ですとか
ずしの子育てとかまあねあの子育てあのうちのもね 和歌屋も子供2人おりますのでそういった話とかにもね展開をしていってもうね
収集がつかなくなってきたって感じだったんですけども そんなこともありまして今回は第83回と第84回の2連続の更新ということで
2回連続ではいお届けしたいと思います それでは今回のゲストについて僕の方から事前に紹介させていただきますね
ロコママネットワークス代表の桑原康恵さんです はい
ずしし在中でもう230年以上ですねずしの子育てについていろいろな活動を通じて 携わってきた方なんですけれども
はいもうとにかくねねっからのご自身も言っているねからの体育会計でパワフルな 感じ頭で考えよりもまず体が動いてしまう外遊びハット
はいそして生活生活も食事も自然志向で 太陽の下でサーフィンしていれば幸せというような
家庭ですと今回のインタビューはですね子育てをしている 僕自身もねいろいろと学びのある深い内容をいろんなキーワードですとか言葉を
いただいたりとか ということでねあの子育てをしている皆さんにもちょっとねあの息抜きですとか
あの何かねこうサポ支えになるような内容になっているんじゃないかなと思ったりも しましたはい
まあ1時間2時間ぐらいねずっとこうね 話題は尽きずおしゃべりをしていたわけなんですけれども
はいそんな桑原や生産の ol 時代から 子育てなどね子育て時代区を含めてまあねこれまでの活動に至るまでの行き
札も含めた経歴まあ履歴書的なねお話から始まり 図志での子育てですこだ
地域活動についてもお話も発展しました そんなインタビューの様子をお届けしたいと思います
それではインタビューの様子をどうぞお聞きください
お名前よろしいですかはい桑原や生と言います桑原や生さんはい 話に伺っていきたいと思うんですけどね
06:00
えっとねそうして私がこんなことにハマってるかっていうのはねはい大体 スタートだよねそうですね全然関係ない普通のあの
ol っていうかさ オールですからね
ブーブーの実はだからねそのあたりあのゲストとして クアーらや生産としてねもうあのバブルのオールでしたから
全然はそんな社会的解体な関係なくら 夜の六本木とかそういうバックてたそういうですか
そういう世代だからこの話からこう今のね 今の環境になっていってやってることにどうつながってるのかというのが気になったりします
でしょタクシーチケット椅子札でもててさああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
そうでしょタクシーチケット椅子札でもっててさあ スーダーの西アドモの交差点でこうやって広い
タクシーチケットなんて僕はのね都市伝説かと思ってくれないですからね一冊もっと 超えてってそういう時代でしたから
本当にそうだけどでもあの会社を辞めた企画はね 今でエコロジーなんだよ
あのちょっとそのメディアにと思ったからあの頃ビールがすごい売れてね あの広告のビールの色がね
よくないっていうことはクライアント大問題で大事になっちゃうわけよ それで変だなと思った
そんなね色がなんとかがねそんなみんなでお金かけてねなんかちょっとさ 大事なことが違わないかって今だねみんな思うんでしょ
でそこらへんから環境問題とかビールの雑誌とか新聞の色がいいか悪いかっていうところが 激論なる
そういうとこにね目が向いちゃうような時代だった そうそうそう全員大問題だからね
でもそうかもしれないけどでもちょっと違う大事なことは違うなっていうのがまぁ ちょっとそもそも心が離れていった
なぁ今だと通じるでしょ?あの頃通じないのそんなこと言ったら 張って押されてクビになっちゃうから
今のいろんな子育て関係にはまったのは、はまるってことなんだけど 親になって遊びまくってた人生を送ってたんだけど
子供も先生好きじゃなかった? そうだったんですよ。子供嫌いで有名だったのよ
学生時代の友達とか。 富原先生が子供嫌いだったって。 でも若くて子供ってこんな可愛いんだって驚いちゃって
それでね私体育会のもんだから体育会的発想だって自分でも思うんだけど 今こんなに子育てが楽しいと思える?
もちろん大変なんだけどでもねまぁ のんきに子育てのことを悩めるっていうのは
これはね豊かで平和な世界があるからだ。 これは先人のおかげだってなった
先にね。体育会が消えたからどうしても初先輩だった。先輩のおかげだと。 そうそうそう。
こういう先人たちがこういうものを築いてくれたから今ここに自分はいるんだって思ったらね
09:00
恩返ししないわけがいかなくなっちゃう。 すごい素敵なことじゃないですか。
だからどうやったらこう恩返しできるかなっていうのがそもそもスタートになってどう恩返ししようっていうのが一つテーマだった。
だけどその子供がもちろん今まで私ナチュラリストだったのであのいただいた命をどうやったらそのままの形で育めるかっていうのがテーマだった。
でそこから今でいう自然、ナチュラリストみたいな自然食とか自然との生活とかそういうふうにどんどん強化されて
でその恩返しの方でどうしたらいいかって思った時に自分もその人たちと同じような先人になればいいんだ。
子供たちにとってもそういう先人になればいい。 ああ人たちが今の社会とかそういうのを築いてくれたから自分たちはこうやって
豊かに暮らせるってなればいいんだと思ったのでその中どうしたらその恩返しできるかっていうのを探し始めた。
そこ気になります。入り口どこだとか。
でその時に子供たちを自然に育てるところからいわゆる食事とか赤ちゃんだからそういうところの
自然な食事のところとか例えばそこから
環境問題とかそういうところに入っていて社会的課題に親として出会っていくわけ。それまで社会人として持ってたんだけどそれこそ自分こそじゃないじゃない。
分かります。親になって僕も分かりました。 そこ持ってきてじゃあやっぱり今平和があること自然があること
健康に暮らせるのも揃ってるってことなんだってなった時にじゃあそこらへんで何か恩返しできる未来貢献できるものを探そうって
いろんなことをやりくびつくんだった。その頃は団塊世代にした人たちがリーダーだから
中でやってるところにやったんだけどなかなかしっくりこなくて。
どうしっくりこなかったんですかね。デモとか反対運動とかさちょっと違うんです。世代的に。なんかちょっと怒りとか不満とかそういうものが原動力みたいな。庶民運動とかさ。
やるんだけど何か違うなって。それで
自分が一つきっかけだったのは環境問題のいろんなワークショップとか会議とかいろんなところがあるじゃない。当時もあったんだけど
そういうとこ行くとみんな同じ思いで来てるんだけど
やっぱり環境に対してどういうものが有効かっていうのはそれぞれちょっと違う立場によって考え方が違うでしょ。
今でもそうだけど地球の中だってそうじゃないって人もいる。そういう時に否定しちゃう。
敵対しちゃうみたいな。そうじゃねえ。あの頃だからファーストとかスローとかって言葉も出てきた時だから
12:02
俺ってテーマがスローなだけでねやってることファーストだなと思ったの。
だから同じこと言ってる人たちがいがみ合ったら結局は同じだと思った時に私は本当の民主主義というか
人だなって。誰かを否定するんじゃなくてお互いを尊重し合うような
そういう人づくりだなと思ったの。だから自分がやるのは
今SDGsってすごいわかりやすいこともできたんだけどそれがなかなか説明できなくて。だからそういう人を
癒やしたい。育てたい。まず身近な自分のお母さんだったからお母さんにそういう素敵なお母さんになってもらいたい。
それで子育て支援でお母さんは豊かになれるように。
気持ちが豊かだといろんなことに余力が生まれるじゃない。それお金だけじゃなくて。
だからそのところあの頃はまだお母さんが大変で
なるとろくなるもんじゃないみたいなお母さんの株が下がってた。 また育免とかも前だから。
だからそうじゃなくて育ててすごく豊かなものだよっていうところからお母さんだからできることってあるじゃないっていうのをすごく
みんなに気がついてもらいたくて。まずは育てが楽しくなるような環境づくりとか
一人で頑張るんじゃなくて 半人前でいいよって言ってた。みんな不観点だから半人前の人とおりしか手をつなぐから素敵なことができる。
一人のカリスマとエキスパートは勝手にやってもらえばいい。 だけど大勢の半人前が手をつないでやっていることは誰にも真似できないし
もっとすごいよっていうので自分が完璧を目指さなくていいよっていうのを言ってた。
でも今はもう誰とするとみーちゃんになってるね。
うちの妻もSNSに子育ての時にすごい救われてると思うんですよ。いろいろ調べたりとかもそうだし
これができなければママじゃないみたいなそういうものってあるんじゃないかとか それができて当たり前みたいなそういうことはそうじゃないんだよって言ってくれる人が増えた。
そういう世界になっているんだろうなっていうのがこの10年20年とか。 そういう意味ではとても嬉しいし、環境問題とかの返事に扱いとか
プラスチックフリーとか、血液製品フリーとかって言うとみんな家に遊びに来ないとか。
来ないってことがいらないよね。 僕も37歳ですけど、僕が子供の頃、小学生の頃とかになんかそういう友達のお母さんいたなぁ
なんか変な人だったなみたいな。それって今考えるとちょっとエコなママみたいな。それのレベルだなとか。
15:04
そういうのに、玄米とかだったから、当時は玄米っていうものが食べれるものだとか使われたりとか、子供たちとかワッパ弁当とかだったから
プラスチックとか言われたりとか、いろいろあった。でもね高校生ぐらいになって、世の中時代が変わったら娘が
なんかさママとか言って、この玄米とかワッパ弁当とかかっこいいって言われるようになったとか言って。
そういう意味で時代が変わると。 そうですよね。だからやっぱりね、メディアとか雑誌とかモデルさんとかね
そういうのもこれを使ってるとかかっこいいとか、おしゃれとかみたいなところの、今時流がちょうど追いついてきたというか。
そんな感じがしますよね。 その時もものすごい主義主張があったわけじゃないの。
自分が選択したものが、そっちの方が未来に繋がるとか
優しいとかだったんだけど、なんかそういうちょっとマイノリティなことをする人は、ものすごい主張があるんじゃないかっていう誤解もね。
それ今でもそうかな。 そんなすごいこと考えてないの。自分もそっちがいいって思ったから、やってるだけなんだっていう。
でも、30年前はもっときつかったね。 声を上げない人が大半の中で、声を上げること自体が変人扱いじゃないけど、そういう時もある。
ジェルノイル原発の時もすごい胸が痛んだんだけど、ああいうこと言うと本当にまさにドン引きだったね。
福島がああいうことになって、ものすごい無力感感じて、知ってたのに、わかってたのに何もできなかったね。
もちろんね、自分が無力だから、小さな身近な人を育てようってことにしたのよ。
すごいカリスマでもないし、影響力ある人間だったらみんなになんかね、ミュージシャンとかみたいなアピールすることはできないから、
身近な人が、そうじゃない理情の喜びで人と繋がる喜びとか、自然に優しくする喜びを感じてもらうことだって思ってたからいいんだけど、
でもそれにしても、そういうのを知ってたのにその通りになったと思って、すごい悲しかったね。
そういった形で、地域とか行政とか社協とかにね、社会福祉協議会に関わっていった。
社協って、僕もね、地域のイベントで、社協から何か借りれるとか、備品借りたとかっていうところで、社協っていう二文字を知ったぐらいなんですよ。
なので社会福祉協議会っていうのが、普段何やってるかとか全然知らなかったし、
こうやってローカルに目を向けてとかし始めてなかったら、行政の人とってどういうふうなんだろうとか、資源も増えなかったからし、
社会福祉協議会ってどんなところで、どんなことをされてきたのかっていうのが気になるんですけど。
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私も社協の正式な職員とかじゃないから、そこまであれなんだけど、
もともとは戦後の復興の時に生活根拠の人とかを救うためにできてきた協議会らしいんだけど、
今はだいたい行政との関係性が深くて、福祉的な事業になっている組織みたいな形になっていて、
地域での福祉をどういうふうに進めるかっていうのが社協のミッションで、
その中にはいわゆる高齢者とか、生活根拠者とか、障害者とかっていうのもあるし、
私がやってるみたいな子育て支援とかっていう、もうちょっと広い意味での福祉っていうものも扱って、
地域の福祉を広めて実践する行政と二人三脚で、そんな組織です。
組織と大雑把に説明すると。
なるほど。先人からの。
それを次のバトンを渡したりみたいな。っていうところを最近考えている。
そうですね。
いろいろやられてるなっていう印象を僕は受けて、
今ね、ここスマイルっていうところに、ちょことカフェのところにいますけど、
スマイルで、イケゴのホットスペースね。
うちの子二人ももうゼロ歳の時からね。
かわいいお二人でした。大ファンです。
ナオくん、シンくんっていう感じで。
かわいくていい子で。
でね、うちの妻も福原先生。
素敵なお母さんでした。
初め皆さんにはお世話になって。
パパも素敵ですけどね。
いやいやいやそんな。
だったのでね、本当にこういう施設というか、こういう場所があって、
で、カフェもあって、本当にあの助かったなっていう思いがあるんで。
それもなんか先人のおかげなんだなっていうのはすごく。
嬉しい。
僕もなんかちょっと思ったんですよね。
でもある意味は、具体的にここでって思ったわけじゃなくて、
始めた頃の一つの理想のスタイルとして、
親子で遊べる場所があって、公園もあって、
で、ちょっとカフェもあるみたいなものがあったらいいだろうなっていうのは思っていて。
で、いろんなことやってるうちに、
本当にご縁があって、こういう形になったっていうのは、
まあ自分でもちょっと驚きだったかも。
(福原さんはそのあたり、スマイルとかの設立にどう関わられてきたんですか?)
もともと市民として社協のそういった子立支援に関わってたもので、
いろんな事業が、何個くらい?
5、6個くらいいろんな事業を起こしていて、
それが市民ボランティアを使って、
例えばメディアを発行したりとか、
実際にこういう親子の遊び場事業をやったりとか、
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あと、宅地付きのお母さんのためのリフレッシュ講座をやったりとか、
今、子育て情報という冊子を行政が発行してるんですけど、
その母体になるものを作ったりとか、
あと子育て関係者たちの総合会議をやったりとか、いろんなことをやってた。
それが10年くらい経って、いろいろ発展してきて、
そこをきちっとした、もっと継続性のあるものにしようということで、
行政ともタイミングがあって、ここの事業家に結びついたみたいな。
そんな感じです。
なるほど。
この台中の声ね、僕はもう30年前からずっと知ってるようなね。
だいぶ変わったなって。
そうですね。
青い鳥もなくなっちゃいましたしね。
そう、あれは去年。残念。
そう。だから僕思ったんですよ。
青い鳥みたいなのって、僕、プールがね、今、スマイルの施設の横にありますけど、
青い鳥の向かいが正面の入り口だった時代、それこそもう30年以上前とか。
それくらいの時にプール行って、青い鳥で駄菓子買ってみたいな。
っていうのが、もうすごく強烈な思い出で。
プール出て、そこで食べてね、アイス食べてね。
そうそう、アイス食べてっていうのがあって。
駄菓子食べてね。
そう、これがね、やっぱり強烈な子供時代の思い出だったんですよ。
で、そういうところが今だったら、チョコットカフェとかになってくるんですけど、
青い鳥がなんか、ちょっとね、そう。
なんかね、駄菓子的なというか、ちょっと子供がワクワクするような。
今ここにだから駄菓子売ってるの。
カフェチョコットってね。
販売するようにしたんですよ。
そう、やっぱああいうのはね、子供がワクワクするものとしてね、大事なものなんだなって思いましたよ。
だから、100円握ってね、こうやって選んでって、これで足りるかなって。
10円足りないと10円分戻したいとかね。
やってるやってる。
あれでね、算数というか計算のね、勉強になるし。
そう、だから青い鳥がなんか閉まっちゃった時、まだ建物がある時に閉まりますってなった時に、
なんか土曜、土日のどっちかでもいいから、土曜の何時から何時に開け、
僕がなんか仕事でもなんかしながら、見せ版だったらなんかできんじゃねえかなって思ったし、
なんかそういう地域の大人が見せ版やって、
いいよね。
なんか子供にね、なんかこう、なんか悪いことしたらコラ!とか言うぐらいの、
なんかそういうのを地域のパパママとかがやったらなんか面白そうだなってちょっと思っちゃったぐらいなんですよね。
なんか今からでもちょっと、あれは取り壊しちゃったけど、場所的にはなんかでできないかな。
なんかそういうのっていいですよね。
なんか子供としてもね、あのめちゃめちゃ楽しいじゃないですか。
駄菓子とかもそうだし、なんかおもちゃちょっと売ってたりとかね。
なんか親からちょっとね、なんかやめなさいって言われるようなぐらいのところとか。
なんかそういうものってさ、例えばそのお祭りの縁日で言う、
なんか射的とかいろいろありますけど、くじ引きとかなんか、
ああいうものと同じような感じで、
子供がなんかついやっちゃうみたいな、夢中になるようなものみたいなのも、
24:00
もっとあっていいんじゃないかなみたいな。
なんか大人が考える理想的な子供の振る舞いみたいなものを、
今の公園の形になんか、形にとってるような感じがしていて、
なんか大人が考える、こういう国遊んでほしいみたいなものが、
なんかこう、すごく悪い言葉っていうか、極端な言い方をすると、
エゴが集まって、今の公園の遊具とか、そういう形になったんじゃないかとか、
みたいな感じがするんで、なんか本当に子供がなんか喜ぶ、
ちょっと悪くても夢中になっちゃうようなこととか、
そういうコンテンツっていうか、なんか遊具でもなんでもいいんですけど、
そういうものが公園とか、こういうその公共の場所にあったら、
ちょっと面白いんじゃないかなって思ったんですよね。
いやー、本当に今ね、
先回りするとか、おでん立てっていうのは、無意識にやれるようになっちゃってるから、
やっぱりなんか、そういう意味での子供の自由度っていうか、
なんか遊びってそういうもんじゃないですか。
なんか間違えるとか、
なんかそういう、なんかちょっと悪いことをするとか、
そういうところのちょっと面白さとか、そこからなんか成長するとかも、
難しい言葉あるから、
なんかそういうところはちゃんと残していただきたいですよね。
そうですね。
整然とするだけじゃなくてね。
だからある意味、その海とか山とか、ずっとありますけど、
そこから学ぶこととかっていっぱいあるんですよね。
公園にはない、その自然相手に生き物がいたりとか、
なんかちょっとここ危ないよとか、そこは危ないから、ここまではいいけど、
ここから先はもうダメだなっていうのは、身をもって知るというか、
で、ちょっと怪我しちゃう。
でもまあ、それはそれで、
それ以上の大怪我に繋がらないんだったらよいしとか、あると思うので、
なんか自然を相手に遊ぶみたいなことがね、
あの図士はまあできるから、割といいかなと思うんですけど。
私、あの子育てのね、セミナーみたいなのもやったりもしたんですけど、
親って木の上に立つって書くじゃないですか、立ってみるって。
だから、なんか、子育てをするのは親の仕事なので、
何を子供に対してするかというと、
やっぱりその子供が持っているものをどうやって育むかっていう、
どっちかというと、二次的な役割というか、
育つのは子供だから、
なんかその親が、この方がいいっていうふうに働きかけちゃうと、
その子が育っていく力をやっぱり負けちゃう。
だから、そこの、さっきおっしゃってた大人のエゴって大人理想っていうところが、
どうしても親はこうした方がいいと思っちゃうんだけど、
そこを一歩横に置いて、この子がどうしたら伸びていくんだろうかっていうか、
なんかそういう視点はあちこちに大人が持ってたら、なんかもっと変わるかな。
そのために大人はもっと待つっていうことをできるようになるのが大事かな。
なるほど。
なんか、私はフォトスペースで小さい子といる時間が長いんですけど、
27:03
要するに赤ちゃんから寝返りを打つとか、ハイハイするとかって、
結局は子供が勝手にできてるじゃないですか。
確かに、サポートしてない。
そう、子供には自分で成長する力があるわけだから、
変なふうに大人が手伝わらなくてもよくて、
立ったり歩いたりできる環境を整えてあげるとか、
そのためにいい刺激を与えてあげれば、どんどん伸びていく。
それはずっと一緒だから。
だから、そのことをつい忘れて、
こっちにやったほうがいいとか、これはやらないほうがいいとか、
なんかどうしても過干渉になっちゃうかな。
なるほど。
フォトスペースで、桑原先生、ちょっとさっき話もしましたけど、
何百人以上と子供を見守ってきたじゃないですか。
やっぱり、さっきおっしゃられてた話ですごく良かったなと思ったのが、
いろんな人の子育てを親の目線で見れるというか、
そういう場所って保育園とか幼稚園とかではないし、
「あのオタクの子は、お母さんはこういうふうに叱るんだ」とか、
っていうのが見れるっていうのは、すごくいい刺激になるなというか、
子育ての修行じゃないですけど、それを切磋琢磨しちゃってるみたいな。
なんかそんな風景だったし、だと思ったんですよね。
僕も週末とか、子供を連れてフォトスペースに来て、
なんかちょっと遊ばせてると、
他のお父さんと子供の触れ合い方とか見て、
「あ、こういう感じで触れ合ってるんだ」みたいなことを知ったりとか。
そういうことが、今までの、子供生まれて長男6歳ですけど、
6年間の中で、そういう体験できたところって、
フォトスペースでしかないなって思ったんですよ。
そうでしたか。
良かったね。
だから幼稚園に行っている様子も、今はわからないし、
父系参加とか、運動会とか、そういうところでしか見れなかったりするので、
普段どうしてるのかなっていうのとか、
他の親御さんがどういうふうに子供と接しているのかっていうのを、
知らないっていうことは結構、いろんな問題に繋がっているんじゃないかなって、
ちょっと思っちゃいますね。
それでさっきも、子育てって、
そうは言っても、いろいろ悩んだり、行き詰まったりするじゃないですか。
それがどうやって、
ブレイクスルーできるかっていうか、乗り越えられるかっていうと、
やっぱり、生きた知識や経験と仲間だと思ったんですよ。
だから、いくらスマホとかで情報を取るとも、
目の前で、すごい子供が泣いている時に、
あの人はああいうふうに対応しているんだとか、
困ってそうなのに、あえて頑張っているって、
生きた知識とか経験が入ってくると、
ああ、自分もこうやろうとか、勇気をもらえるし、
その時に、やっぱり同じ、
仲間とべったりくっつかなくても、
やっぱり同じ子育てしている親同士として、
つながりを感じるとか、一人じゃないんだっていう、
やっぱりその仲間と生きた知識っていうのがあると、
30:01
すごい次に行けるから、
そういう意味でも、別にホットスペースじゃなくてもいいんだけど、
そうやってみんなが自分をいい目でオープンにして、
支えられるような環境っていうのがもっともっと増えたら、
それは小さい時に限らず、
刺繍期になると、全然見えなくなっちゃうから。
-いや、そうでしょうね。 -そう。
だから、本当にできるだけそういう経験ができる時にたっぷりしておいて、
来るべきそういう難しい年単の時に、
それこそその時の貯金が発揮できるかなってすごい思います。
親っていう感じは、木の上に立って見るっていうのは、
すごくわかりやすいなって思ったし、
強制しようとするよりも、育つ力は備わっているっていう。
私もマズっていうことってあるんだけど、
私がお母さんに言ってるのは、
子供の最大のお母さんからのお父さんのプレゼントは、
信じてあげることよって言ってるんですよ。
心配するっていうのは、ちょっと失礼じゃない?
だって、ほら、あなた大丈夫なの?って言うと、
できないって決められてる感じがするけど、
でも、え?できるよ。
だってさ。
例えば、私の子じゃないって言われると、
なんかできないんだけど、いや、できるみたいな。
信じてもらえるっていうのが、
だから世界中の一人も誰も信じてくれなくても、
私だけは信じてる。
あなたは本当に最高よって。
信じるのが最高のプレゼントよって言ってるんですよ。
素敵すぎて涙が出そう。
だから心配しないで信じてあげて。
だってあなたの子でしょ?って。
そうすると、待てるよ。大丈夫って。
あなたの子なんだから、焦って、
腰をあしょってしなくてもちゃんと育つよって。
そうすると本当は子育てて自分も豊かにするし、
そういうお母さんが増えたら、本当にみんな安らぐかな。
いやー、なんかこういう深い話を初めてできたなって思って。
いつも子供と面倒を見ているっていう環境だったりするので、
そういうメッセージ的なところが今こうやって、
たぶん、ZUSHIレコのラジオのリスナーの方でも、
HOT SPACEとか利用されてる方結構いるんじゃないかなと。
これからZUSHIで移住されてきた方とかも、
結構聞いてくれてるっぽいんですよ。
ぜひ、ZUSHIに来てください。
そう。なので、移住してきて、
まだZUSHIで友達とか知り合いもいなくて、
ZUSHIレコにたどり着いてきてくださった方っていうのが結構いるらしくて。
33:03
そういった方とかが、ZUSHIで子育てをこれからするとかっていうところにあたって、
もう先人の木原先生が、
敷いてきたものを、
共持するみたいな、
そういう風な感じになってきてると思うんですよ。
ちょっと1つ全然思いついちゃった。
いいんですかね。
私、こんな素敵なZUSHIレコじゃなくて、
10年くらい前かな。
海山実館っていう子育てポータルサイトをね、
立ち上げて10年ちょっとなんのかな。
いろんな行き方があって、やってるんだけど、
それをね、だから運営協力してくれる人いないかなと思って。
若い子育て世代の人で。
もう辞めようかって何回も思ってたんだけど。
それなりに反響があるみたいで、
辞めないほうがいいって言ってくる人がいて、
でも今私が一人で細々やってるだけなので、
そういうの興味がある人がいたら、
好きにやっていいので。
なるほど。
僕も子供が生まれて、
ZUSHI子育てでやっぱり調べたりするんですよ。
調べるっていうのは、若い世代っていうかね、
30代とかなので、
インターネットとかで中心に調べるんですけど、
その海山時間という子育てのポータルサイトがまずヒットするじゃないですか。
そうなの?出てくるんだよね。
出てくるから、やっぱりそれだけ発信してる人がいないし、
取り組んでる人もいないっていう中で、
みんなに頼られるような場所になってるんですよね。
だから今そんな状況なんだとしたら、
ちょっと手伝いでることあるみたいな人いるんじゃないかな?
そう、そんなガチにやらなくていいですよ。
楽しく。
さっきも話してたんですけど、
何かを引き継いで、何かをこれを引き継いでやってくれっていう風に言われると、
ちょっと苦重いなって思いますけど、
自由にやってくれって言われたら、
自分が0から1で考えたものとかだと、
やる気も自分ごとができるし、モチベーションも上がるみたいな。
そういうものって何においてもあるんだろうなと思うんですけど、
この海山時間についてもね、
結構それに新しい海山時間を作ってほしいみたいな。
いやー、いいと思うものは残してもらって、
コンテンツとかも変えても全然上がれたし、
なんかもともといろんな構想があったんだけど、
私もちょっといろいろ手広くやりすぎて、
そこに注力するエネルギーのスキルもなくて、
あと一緒にやってた人もそれなりに歳をとっていくと、
他に行っちゃったりして、
そのまま置いといてる塩漬け状態みたいになっちゃうので。
今でもフリーに投稿できるようになってるんで、
イベントの募集とか。
イベント投稿はちょいちょい昨日もやったり、
エントリーしてくださった方をアップしたりしてるんですけど、
もし今日クオームある方がいたら、
そうですね。
その辺りについても、
そういう投稿してくださる方とかいるじゃないですか。
イベントを企画してとか、
36:01
そういう地域で何かやりたいと思ってやってる方とか、
そういったところが横のつながりみたいなものって、
今コロナであんまり生みづらいなと思っていて、
何だったらオンラインでとかもそうだし、
そういうつながりがやっぱ必要だなっていうふうに思うんですよね。
それこそ僕が今ここで桑原先生と話しているきっかけでもある、
自治会とか、
地域のね。
地域のつながりとか、
そういったものについての会合というかね、
会議にちょっと僕出させていただいて。
そうなんですよ。
若い方に参加いただきました。
そこで何かね、新しい自治会というか、
地域で誰も取り残さないでつながるっていうテーマで、
お話を今後、12月でしたっけ?
12月に福祉教育セミナーを、
社長が主催でやるので、
ぜひ協力があれば。
12月8日でしたっけ?
そうでした。
ちょっと忘れちゃった。
そこにちょっと僕もね、
あまり先立つながら、
パネルゲストみたいな感じで出させていただくことになったんですけど。
そうですね。
そこで、何か理想というか、
新しく図志に住まわれた方とかも、
入りやすいコミュニティとか、
自治会じゃないですけど、チームというか、
そういったグループでどうやったらできるんだろうね、
みたいな話とかを僕もしようかなと。
というような話をしてるんですけど。
ということで、今回は桑原康恵さんをゲストにお迎えして、
ご自身のこれまでの経験談、
子育てに対する思いについてのインタビュー前半を
お届けしてまいりました。
印象的であったのは、大事なのは生きた知識、経験と仲間、
子どもに対する最高のプレゼントは信じること、
という二つの言葉でしたね。
はい、これは子育て中の自分にとっても、
まあ気づきをいただけた、そんなインタビューでした。
はい、桑原さんが運営されている、
図志の子育てポートワールサイト、
「うみやま時間」なんですが、
こちらの運営をサポートしてくれる方を募集中ということですので、
番組を聞いてご興味を持たれた方は、
ぜひお問い合わせいただければと思います。
さて、次回第84回目の配信は、
引き続き桑原さんへのインタビュー後編としまして、
図志という地域の可能性だったり、
異なる世代間コミュニケーションの課題、
そして子育て論についても、
さらに深くお話しいただきました。
そちらの内容をお届けしたいと思います。
この第83回と第84回目は同時配信となっておりますので、
続いて84回目の配信もお聞きいただければ幸いです。
ということで、今回のナビゲーターは、
図志レコ編集長の木島雅史がお届けしました。
それではまた次回!
(音楽)
38:56

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