1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
  2. #159 【3gt】文学、資格、鬼滅。
2025-08-09 12:37

#159 【3gt】文学、資格、鬼滅。


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サマリー

このエピソードでは、平野圭一郎が参加した文学の意義についてのイベントや、脱炭素アドバイザー資格試験に合格したこと、さらには「鬼滅の刃」無限上編の映画体験が紹介されます。各トピックを通じて、文学、資格、アニメの影響と価値について考察されます。

文学イベントの参加
絶望カフカの何者かになりたいラジオ。この番組は、元アスリートのカフカが、日々の絶望と、些細なヒントをお送りするラジオです。
今回は、3gt Thingsのコーナーをお届けしていきたいと思います。
今まで今週のってつけてたんですけど、もう完全に不定期配信なので、最近の僕に起きた3つの良いこと、これを時々お届けしていきたいなと思っております。
さて、一つ目。平野圭一郎さんの身長、文学は何の役に立つのかのオンラインイベントに参加したことですね。
3つ前のスタイフでも、その感想についてはお話していったんですが、改めて参加できてよかったなというふうに思いました。
この本は平野さんが4,5年前から現在にかけて、エッセイをまとめておられるという内容になっているんですが、文学に対すること、あとは映画の論評も書かれていましたね。
それを文章越しに平野さんってこういう人なんだろうなというふうに想像していたのが、実際に画面越しでお話してもらうのを聞いてみて、やっぱり平野さんってこういう人なんだっていうのが僕の中でアップデートしていった感じがあって、それが貴重な経験だなというふうに改めて思ったんですよね。
例えば僕、平野さんってもっと年上の方なのかなと思ったんですけど、意外と若いなっていう印象を抱いたりとか、彼の声を聞いたことで、その後また本を読んだ時に、なんかその彼の声で再生されているような感じがしたりとか、これってあのボイシーパーソナリティの方の著書を読む時もそういう現象になったりしますよね。
だからやっぱりその実際に画面越しではありつつ、著者の方とお話をする、お話を聞く機会ってすごくいいなっていうふうに改めて思ったんですよね。
加えて主題である文学は何の役に立つのか。
こちらの問いをぐるぐる考え続ける中で、ビジネス書より小説を手に取る機会が増えたなっていうふうに今は感じています。
今小説で手に取ったのは小川さとしさんの君のクイズを読んでいたりとか、あとはあれですね、吉田周一さんのここ、これを今上巻まで読んで、今下巻を読んでいる最中ですね。
やっぱり小説いいなって思いますね。
これブック沼ラジオでも話したんですけど、小説で僕がいいなって思うのはいくつかあるんですけど、そのうちの一つが、登場人物が何かあるフェーズから次のフェーズへ移行する瞬間の風景みたいなのがありありと浮かぶ瞬間みたいなのがあって、
その情景、風景みたいなのがとてもいいなっていうふうに思うんです。
この辺あんまり言語化できないんですけど、日常のある風景が風景として浮かび上がってくるのとはまた違って、
余韻が残る風景、それが感じられる、それがありありと感じられる瞬間があるというのが小説文学の良さの一つかなっていうふうに、この2つの本を読んでですね、改めて思ったっていう話でした。
ちょっと長くなりましたね。
資格試験の合格
続いて2つ目。
2つ目は、とある資格試験に合格したことですね。
実はまた資格試験を受けてまして、それが脱炭素アドバイザーっていう資格試験です。
一応国家試験になってまして、
昨年受けたエネルギー管理士っていう、これは難易度としては全然エネルギー管理士は高いんですけど、そちらが現場寄りの脱炭素に関わる知識なのだとしたら、今回の脱炭素アドバイザーというのは現場寄りというよりは事業所、会社の方針を定めるとか、
中長期計画を定める上で必要な知識だったりします。
例えば、日本や世界の脱炭素にまつわる動きだったり、そのための制度だったり、脱炭素回帰と言われる、なんて説明したらいいかな、CO2排出量を図ることによって、脱炭素アドバイザーに関わる知識だったりします。
各企業がどのぐらい排出しているのかというのを算出するための知識、それが得られる資格というか問われる試験になっていました。
今回、資格試験でノートブックLM、生成AIを使って、自分専用の学習ノートを作ったり、ノートブックLMに過去問から実際に試験に出てくるような問題を作ってもらったりしました。
なので、ほぼほぼ紙は使わず、全部ほぼAIで勉強していきました。
合格通知見た瞬間、もちろん嬉しかったんですけど、AI使ってここまでできたっていう自分の自信みたいなのもちょっとあったりして、これは良かったですね。
最近AIの話ばっかりしてますけど、AIもうなくてはならない存在だなと改めて思っております。
鬼滅の映画体験
最後3つ目、鬼滅の刃の映画を見てめっちゃ良かったっていう話ですね。
実は先週鬼滅の刃無限上編を見てきまして、素直にめちゃくちゃ良かったですね。
映像の迫力が本当にすごくてですね、バトルシーン、これは本当日本アニメの最高点に到達しているのではと、僕自身は感じました。
僕は実は鬼滅の刃そんなにハマってたタイプではないんですけど、今回の映画いいらしいという話を聞いて、実は見てなかったアニメが何クールかな、2クールくらいあったんですけど、それも一応予習して見てきまして、良かったなというふうに思います。
今回バトルシーンが特に良かったんですけど、それ以外にもですね、キャラの描き方も良かったですね。
ここ若干ネタバレになるので聞きたくない方はスキップしていただいて大丈夫なんですか。
鬼滅の刃って特徴としてキャラを深掘って描いているんですよね。
それは味方のキャラの背景設定みたいなところだけではなくて、敵、つまり鬼の背景を徹底的に描くというのが特徴的な漫画だなというふうに思っています。
つまり鬼というのも元々は人間だったんですよね。
だからその人間が鬼にどういうふうになったのか、それは不幸な過去があって、報われなかった思いがあって、行き場のない怒りがあって、
それが少しずつ積もり積もって彼らの目を曇らせて鬼になってしまった。
そして初心のようなものを見えなくさせていって、重いというか駆動するドロドロとした強い思いだけが残って、結果のみを目指そうとする。
それが鬼になっていったという背景が描かれるんです。
その背景は様々なんですけど、こういう人っているよなってちょっと思ってしまったんですよね。
例えばスポーツ選手って、そういうルサンチマン的に絶対に見返してやるとか、才能がないなりに努力で絶対にあいつを打ち負かしてやるみたいな思いって当然あるし、
ジャイアントキリング的なものがスポーツの醍醐味だという人っていると思うんです。
でもその復讐心みたいなものだけが駆動し続けてくると、いずれ鬼になってしまうかもしれないみたいななんかこう思差があるような気がしていて、
わかるような気がするんですよね。これって経営者でもありそうじゃないですか。
自分が認められなかった過去、これを原動力にして、ある種ルサンチマン的に復讐心のようなものを原動力にしてバリバリ働いて偉大な経営者になった。
そんなストーリーってよく聞くと思うんですよね。
でも、いずれその復讐心のみを原動力にして強い思いを原動力に変えていくと鬼になってしまう可能性がある。
そういうふうに思わせられてしまったなというふうにも思います。
確かにその復讐心による原動力って、とてつもない力を生むっていうのは、なんか理解できるような気がするんですよね。
もっと正確に言うと、復讐心はとてつもない力を生むが、いずれ鬼になる可能性もあるっていうことなのかな。
だから初心忘れべからずっていうことなんだろうなっていうふうに思ったりします。
というわけで3つ目は鬼滅の映画めっちゃ良かったっていう話でした。
というわけで今回は最近の3グッドシングスのコーナーをお届けしていきました。
最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。
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