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2025-08-11 11:05

#160 人間は「ハック可能な動物」か?身体×AIのその先へ。

21Lessons/ユヴァル・ノア・ハラリ
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サマリー

このエピソードでは、AIと生体埋め込みチップに関する未来予測が語られています。ユヴァル・ノア・ハラリの理論に基づき、人間が「ハック可能な動物」として進化する可能性が考察されています。また、AIが身体のデータをリアルタイムで取得し、より効率的なトレーニングが実現する未来が描かれています。

AIの進化と未来予測
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は、元アスリートのカフカが、日々の絶望と、些細なヒントをお送りするラジオです。
さて、今回はですね、AI時代の未来予測をしていきたいと思います。
まあ、いきなり何を言い出したんだと思われるかもしれないですが、
えーと、最近、チャットGPTがGPT5という新しいモデルを出しましたね。
それに伴って、もう博士号レベルの思考力を得たとか、
ほぼ人間と会話をしているような、それもスペックの高い、CPUの高い方と対話をしているようなモデルになって、
かつ、ハルシネーション、誤りがほぼなくなったと言われているようですね。
まあ、そんなAIが進化していく中で、今後どうなっていくのか、そんな予測をしていきたいと思うんですが、
えーと、その前にですね、実は全然話変わるんですけど、
僕最近筋トレを再開しまして、
っていうのも、暑いじゃないですか。
連日暑すぎるってことで、ちょっとジムで走るのと、ジムで筋トレをやりたいと思ったんですよね。
筋トレとAIの関係
それがAIにどう繋がるかっていうのは、ちょっとお聞きいただければと思うんですけど、
えーと、実はアスリート時代には、2年弱ぐらい、パーソナルトレーナーにウェイトトレーニングを習いに行ってました。
で、その感覚を思い出しながら、主にフリーウェイトの、えーと、シャフトを使ったウェイトトレーニングをしているんですけど、
いやー、めちゃくちゃいいなーって改めて思ったんですよね。
僕は日常的にランニングを行っていて、そこに筋トレを組み込むことで、
はっきりとわかるぐらい睡眠の質が上がったし、
日々の活力が上がっているなーと、心と体が勝手に整っているなーっていう感覚が僕の中にはあります。
そういういい循環が戻ってきたっていう感覚があるんですよね。
でも同時に思うのが、正しい筋トレのフォームとか、正しい走り方っていうのは、
AIがまだ教えてくれないんだなーっていうことなんですよね。
当然チャットGPTに聞けば、知識として負荷の調整だったり、
こういうフォームでやった方がいいですっていうことは教えてくれます。
AIに聞かずともYouTubeでいろいろ教えてくれますよね、その動画で。
でも本当にあなたの体にとっていい負荷とか、本当にあなたが正しいフォームでできているかっていうのは、
AIは分かりようがないんですよね。
その理由っていうのはシンプルで、いろんな知識をあなたの感覚に変換する過程っていうのは、
自分で覚えるしかないっていうことなんですよね。
話飛ぶんですけど、ユバルノア・ハラリさんが書かれた21レッスンズという本の中に、
それすらもAIが代替していくという内容が書かれています。
どういうことって思いますよね。
そんなことってAIにできるのって思いますよね。
それはどうやってその知識を感覚に変換する過程すらもAIが代替していくのかっていうと、
生体チップを人間の中に埋め込むことでそれは可能になるっていうふうに言っておられるんです。
ハラリの提言と近未来
それってなんかSFの世界でありそうじゃないですか。
日本のアニメで言うと、サイコパスというアニメの中でシビラシステムと言われているものが出てきたり、
僕が好きなSFドラマで言うとブラックミラーっていう絵画ドラマがあるんですけど、
それは米紙のところにチップを置くだけで仮想世界に行けたり、過去の映像を見れたりするんですけど、
あとはマトリックスの世界とかもそうですよね。
生体チップを体に接続することで別の世界に行ったり、生体反応を見るみたいなところですよね。
ユワルノアハラリさんが言っているのは、人間というのは吐く可能な動物だという言い方をされているんです。
つまり監視の質が変わることによって皮膚の上の監視データから皮膚の下、つまり生体信号の監視が行えることで、
人間というのは吐くできるって言ってるんですよね。
僕この発言というのがとても大好物というか、すごい良いなと思うんですけど、
つまり心拍とか体温とか血圧とか、あとは脳内ホルモンとか内側のデータ、人間の皮膚の内側にあるデータを
常時取得する世界が来るっていうふうにハラリさんは言ってるんです。
これが何年前だろうな、4,5年前に彼はそれが可能な未来がやってくるっていうふうに言ってるんですよね。
それができることによって、例えばランニングにおいては本来体が覚える領域というのが、
例えばこれ以上の負荷はかけてはいけないっていう領域をAIが教えて微調整してくれるんですよね。
もっと言えばランニングフォーム、これもピッチとか設置の位置とか呼吸に対しても
AIが体に埋め込んだチップが計測をリアルタイムでしてくれるので、
その数値というのをリアルタイムで確認しながら本に走り続けることができると。
かつそのフィードバックを得ることによって自分がどういう選択をするのかっていうのも
AIと相談ができるっていうふうになるんですよね。
つまり自分が主体的な感覚としてこういうふうに動きたいと思っているのと
実際に動く動き方っていうのは違ってきます。
なのでまずは感覚に身を任せて、後からフィードバックを得てそこ微調整を加えていく。
ちょっと難しい話をしているかもしれないですけど、
これって日々コーチと選手がやっていることなんです。
それをAIと選手が一緒になってできると。
ハラリさんはこういう世の中がやってくるという予想をしていたんですよね。
今のAIでは決して代替できない部分というのがあると思います。
でも生体埋め込みチップが開発され導入されることによって
さらに人間が行える領域、今でいうとランニングコーチが行う領域すらAIが担っていく。
そういう世界になるんだろうなという、僕の予測というよりはこういう予測をしている人がいるという
実は紹介ではあるんですけど、僕自身もそのように思います。
そんな世界がやってくるのが何年後なのかは分かりませんが、
そう遠くない未来に生体埋め込みチップというのが開発されるんだろうなって、
肌感としては僕は感じているんですよね。
ハラリさんはこんなふうにも言っています。
アルゴリズムがあなた自身よりあなたを知る時代が来る。
これはなんか非常にSF的でもありつつ、本当に起こりそうな未来のようにも思いますよね。
そんな遠い未来でもないように思います。
つまり今YouTubeとかAmazonページとかNetflixのページとかもそうですよね。
あなたに好みのあるものをリコメンドしてくれるような世界が
生体反応を通していろんな選択をリコメンドしてくれる時代が来る。
それは自分が思っている感覚的なものよりも正しいものをリコメンドしてくれるということですよね。
だからスポーツの現場なんかも本質的に変わるんだろうなっていう気がしています。
例えばトレーニングメニューとかも自分ではこれが正しいと思っているが、
AIに聞くとまあそうではない。
フォームも今このフォームが正しいと思っていても、
AIがアラートを鳴らしてそれはダメだと言ってくるとか。
当然そっちの方が正しいので、それに修正をしていって、
記録はどんどん伸びるでしょう。スポーツのパフォーマンスはどんどん伸びるでしょう。
でもその先に何があるんですかね。
そう考えると近未来の世界がやってくるなっていう気がします。
こういうテクノロジーの進化において、
ちょっと先の近未来で何かが起きる、何かが起こるかもしれない、
その世界を描いたSFっていうのは僕は大好物なので、
今後も紹介できたらなと思いますし、
そういう対話をしてみたいなっていう気が今してきました。
もしお話できる方はお話させてください。
というわけで今回は以上になります。
最後までお聞きくださりありがとうございました。ではまた。
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