1. 絶望カフカの何者かになりたいラジオ
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2024-05-01 09:36

#62 お笑いとスポーツとビジネスに必要な2つの準備

「1秒で答えをつくる力」本田正識

お笑いに必要な準備
1,専門性を上げる準備
2,平均値を上げる準備
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絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組は元アスレートのカフカが、日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
最近の絶望はお見送りです。 さて皆様、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。
僕はですね、半年間の疲れがどっと出ているのか、かなりこう、だるさが出ていて、
日々ダラダラと過ごしております。 その中、走る時間も増えたというところもあって、日々走ったり
つんどくを消化したり、 ポッドキャストを編集したりしていますね。
こんな貴重なお休みの時間にポッドキャストを聞いてくださって、本当にありがとうございます。
さて今回は何の話をしようかなと思ったんですが、 お笑いの話をしていきたいと思います。
というのも、漫才作家であり吉本興行の NSC の講師である本田正則さんという方が書かれた
1秒で答えを作る力という本を読んで、 あ、これ面白いなぁって思った考えがあったんですよね。
それについてお話していきたいと思います。 ではこの本田正則さん、どういう方かというと
大阪府の高槻市に生まれて、 漫才の台本を執筆、提供していた方
みたいですね。そしてオール半身巨人さんのブレーンの一人となって、 漫才家吉本新喜劇に台本を提供されていたと。
そして1990年から NSC、お笑いの養成学校ですよね、の講師に就任されて担当した生徒は1万人を超えて
1990年だとかキングコング、南海キャンディーズ、 ウーマンラッシュアワーなどの芸人を指導されたそうですね。
そしてかつてはM1グランプリとかキングオブコントで審査員を務められた 非常に有名な方です。
でこの方が芸人として1秒で答えを作るためにはどんな能力が必要なのか そしてそれは実はビジネスパーソンにも当てはまるんじゃないのか
なんかそんなことをこの本の中でお話しされているんですよね。 例えばどんな話をされているかというと、これ大喜利とかを想定していると思うんですけど
常識を起点に非常識を作るという話があります。 これはボケと呼ばれる非常識に聞こえる発言についてよくよく考えてみると
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実は破天荒な発言が受け入れられているのではなくて 常識という確かな土台があって初めて相手に伝わるという言葉っていうのが
ボケなんだというふうにおっしゃってるんですよね。 つまりこの常識の枠を全員で聞いている人も含めて共通認識として前提があるからこそ
それを外れたボケというのがみんながわかるから笑いが生まれる そしてこのボケというのが
単なるお笑いに限ったことではなくて人の心に刺さることを言えたり 気の利いたことが言えるっていうのもこの同じ原理だっていうふうに言ってるんですよね
だからこそまずは常識を知ること そして常識を多く知っているとそれだけ非常識
言い換えれば人の想像を超えつつ理解もされるということが言えるようになる だからお笑い芸人の方ってぶっ飛んだ発言をしている方ほど
常識人なのかなっていうふうに想像はしたりしますよね これってなんとなくしゅはりの概念に近いものがあるような気がします
そしてこの本の中でもう一つ面白いなーって思った箇所があるんですよね それが
2種類の準備を使い分けるという箇所なんですよね お笑い芸人に必要な2種類の準備なんだと思いますか
それは 本田さんが言うには専門性を高める準備と平均値を上げる準備とおっしゃってます
専門性を高める準備というのは一つのことへ対策を徹底的にやるやり方 そして平均値を上げる準備というのは多くのことにまんべんなく対応できるように備えること
だそうですお笑いの世界だとネタの披露に必要なのは専門性を高める準備 そしてテレビや舞台でのトークに必要なのは平均値を上げる準備
だそうです これってスポーツの世界でも全く一緒だなーって思ったんですよね
なんか専門性を高める準備っていうのは特異的なトレーニング だし平均値を上げる準備っていうのは比較的基礎的なトレーニングだし
ちょっと本番を意識してみると専門性を上げるっていうのは パフォーマンスをいかに上げるかという準備だし平均値を上げるっていう準備は
日々淡々と同じことをやるルーティンに近いものをやるっていう準備なのかなという ふうに理解をしました
そんな風に考えるとたとえ調子が悪くても裏付けされた 最低限の結果というのは出せるのかなというふうにも思います
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そして本田さんは 平均値を上げる準備こそが圧倒的に大切って言ってるんですよね
これが非常に面白いなと思っていて 確かにネタを準備する
その専門性を上げるっていうことは重要だと 確かにネタを完璧に覚えてできるようになるという専門性は大事
だけどお笑いっていうのは生き物だし どのタイミングで自分にチャンスが来るのかっていうのは予想がつかないっていうのは
まあなんとなくわかるじゃないですか だから平均的にそのお笑いを撮れる
その平均値を上げる準備をしておくってことが一番大事なことなんだ そのためには
まあいろんなケースを想定して多様作を考えておくことは大事なんだっていうふうに 言ってるんですよね
このお笑いにおいての平均値トーク力を磨いておくことが何よりも大事っていうのは まさにスポーツと一緒だなーっていう部分もあって
あるいはビジネスと同じなのかもしれないなって思う部分があって 膝を打った部分なんですよね
例えば芸人がコンテスト用に用意したネタが直前のコンビと被ることがあった そうした時起点が聞く芸人は今までがネタフリで
ここからが本番です っていうふうに乗り切る
なんかちょっと笑いに変えてしまう なんか良くない状況でもそんな風にして自分たちに
まあ都合が良い状況に持っていく でさらに言えばこれは音声配信においてもこれぞという例えとかメタファーが言え
たり まあバッチリのエピソードトークが言えたり
これは専門性が高める準備ですよね 一方で平均値を上げる準備というのは
対談だったら相手の話をちゃんと聞いて自分の意見を言うとか あるいは自分のスタンスを明確にしておくとか
まあソロ配信だったら そうですね何か一つの型のようなものを自分の中で決めておく
着地点を決めておく まあそんなことなのかなーって風に思ったりしました
けどやっぱりこれ話しながら思ったんですけど音声配信にしろスポーツにしろ お笑いにしろ
平均値を上げつつもやっぱり専門性を高めるトレーニングは絶対必要ですよね ただその順番がいきなり専門性を高めるのではなくて
まず平均値を上げる準備をしておく それが大事なんだろうなというふうに思いました
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お笑いもビジネスもスポーツもまずは平均値を 上げる準備をしていきましょう
はい 皆さんはどんな準備をされていますでしょうかもしよかったら教えてください
というわけで今回は最後までお聞き下さりありがとうございました ではまた
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