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みなさーん、こんばんは。 元消防士兼動産事業課のバーニング大家です。
20秒間で要点を拾い、10秒間でアウトプットを行う読書術。 ということで、本日の一冊は
いつも話が浅い人、なぜか話が深い人 あの人は深いと言われる話し方
著者は、齋藤孝先生ですね。 齋藤孝先生は東大の法学部を卒業し、現在は明治大学文学部の教授をされております。
テレビにもよく出演されてますよね。 あの番組好きなんですよね。有田鉄平がMCやってます。全力脱力タイムですね。
あれのコメンテーターでも出演よくされてますし、 あとね、子供に読ませている本でも結構いろいろ出版されてるんですよね。
10歳までに身につけておきたい教養とか、なんかそういった感じの本もたくさん出されているんで、いつも寝る前に子供たちに読んであげる本は齋藤孝先生監修の昔話だったりするんですけど
なのでね、あのちょっとこの話し方についてっていうので、言われたいじゃないですか。話が深い人っていうね。
どういうこと書かれているのかなっていう興味を持って手に取った一冊です。 この本の中で話をされているのは大きく4つのテーマですね。
まず、いつも話が浅い人いますよね。周りにもね。 なんか学校の授業で先生の話を聞いていても
話長い割には何か欲望もなかったり、なんかずっと話聞いてたけど結局何が言いたかったのかなぁなんていう人はね、少なからずいると思うんですけど
裏を返せば自分がそういう話し方になってないかなっていうことにね、つなげていくと、なかなか自信を持ってね、自分は深い話し方ができるよって言える人は少ないんじゃないかなと思います。
で、まずね、その深い話をするっていうことにあたって3つの能力が必要ですよと言われています。
まず1つ目には展開力、2つ目には本質把握力、3つ目には具体化力。
この3つのテーマについてお話をされた後に、深さを伝える実践編というこの4項目について書かれています。
ではまず1つ目のね、展開力。話が深いっていう人はね、話がどんどん続いていくんですよね。
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具体的には、例えばAについての関連事項はBです。そしてBに関連する事項はCですよ。
そしてCはDにつながっていくんですよっていうようなふうに、どんどんどんどん柔術なぎで話が途切れず展開していくことができる人っていうのは、この人知識が深いなーって相手に思わすことができるんですよね。
さらに言うと、この話し手と聞き手の知識の差が深ければ深いほど、この人めっちゃ知ってるなーって思わせる。
これはつまり言い換えれば、話し手の偏愛、大好きなことについて話すと、この人めっちゃ深いな、言い換えればオタクやなって思わせたら深いんですよ。
知識のズレが深さにつながる。確かにこういう好きなことだったらどんどん語れますよね。でもそれ以外の分野において、とにかく知識や情報量っていうのは身につけておかなきゃいけないですよ。
これは教養にあたる部分なので、皆さんそういったことは意識をしてね、本たくさん読んでいきましょうねっていうことを言われています。
2つ目に大事な能力、本質、把握力、これを鍛えましょう。本質がわかっている人、言われたいな。
これはね、結局物事の本質を見るっていうことは、とある一方からの意見ばっかりを言うんじゃないんですよ。
浅い人っていうのは、SNSとかインターネットのニュースで手に入れた知識をそのまま語る人ね。
日本の政治についてある一方からの意見だけを述べる人じゃなくて、日本の国内ではそういうふうに言われているけど、海外視点でいうとこういう意見もあるんですよ。
そういった他方面の視点から物事を捉えるっていうことが、本質、把握力という意味では非常に重要なんですよね。
とある事業をやるにあたって、この事業をやっていくとこういうリスクがあるからやるのはやめよう、全廃止ですって、こういう尖った意見を言うのは、なんだか革新的であったり目立ったやり方に見えるんですけども、
結局全部廃止をしてしまうことの方が発生するリスクがあったり、いや全部はやめなくてよかったんじゃないとかね、
一部廃止とか部分的に廃止するだけでよかったんじゃないかなんて、そういう事業とか政策について尖った意見ではなくて、ありとあらゆる知識とか経験を動員して、
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さらにいろんな人の意見を聞くことによって、その中立的な立場で物事を決定した方が、結局のところ本質をついた行動につながったり、発言につながることもありますよね。
だから大事なことはやはり多方面の知識とか意見を取り入れるっていうことですよ、という話をされています。
そして3つ目に必要な能力は具体化力。
これは簡単に言えばエピソードを持っているか否かですよね。
エピソード、誰しも持っているんですよ。
自分自身が経験したことじゃなくても、第三者が経験した話でもいいんですよね。
こういう時に、僕はこういう経験をしました。
もちろんそれも深いんですけども、自分が小学校の時に担任だった○○先生が、
○○君が失敗をした時にこんな一言を言ったんですよ。
この時に言った一言は何だったでしょうか?
こういうふうに問いかけをして聞き手に考えさせるようなことから深掘りをして、
結局この時に先生はこんな行動を思わず行動されたんですよ。
僕はそれが感動的で非常に今でも記憶に残っているんですよね。
これって自分が経験したことでなくて、経験したことなんですけど、
先生目線で、先生は○○君がこういうことをしたからこういうふうに言ったんですよね。
それに感動を覚えました。
これっていろんな芸能人とか専門家が言った発言っていう観点で、
自分のフィルターを通して話すこともできますよね。
そういうふうにやっていくと、自分が経験した以外のことでもエピソードとして話せる。
それは具体力にもつながっていきますよ。
さらに自分がエピソードを話すのであれば、今まであったベスト3っていうストックを持っておくのも大事ですよ。
今まで行った旅行の中で楽しかったベスト3とか、食べたもので美味しかったベスト3。
僕の場合なら不動産投資でやってしまった失敗のベスト3、ワースト3になるんですかね、この場合は。
こういった形で常に自分のエピソードを考えて持っておくと、
そのことについて具体的に話せると深い人だなという印象を与えます。
そして最後にこの展開力、本質把握力、具体化力を身につけた上で深さを伝える実践編、テクニックについてですね。
これは一つ簡単な方法があります。
この言葉を口癖にしましょう。
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今までこういったことを述べてきましたけれども、具体的かつ本質的な言葉っていうのはこういうことになります。
具体的かつ本質的っていう言葉を癖として入れると、
そうやって喋らなきゃいけないって自分に課題を課すことになるので、深く話すことができます。
さらに言うと、話すときに1分間でまとめて話す練習をしましょう。
その中でも15秒ルールというのをまとめて、15秒で4つの展開で話していくと1分間でまとめられます。
とある事件について話すなら、15秒で最初のあらまし、
次の15秒でその事件の真相、
次の15秒でさらに踏み込んだ真相、
結局のところこの事件っていうのはこういうことでしたよっていうまとめを最後の15秒で話す。
こういった形の展開力で1分間話をすると深いエピソードができますよ。
ここまで言ってきたように、結局はその人の知識とか情報力に左右されるので、
小手先のテクニックではなくて知識を深めていきましょうね、教養を深めましょうっていう風にもまとめられています。
浅い話じゃなくて話が深い人と言われるように、
こういった3つのポイントを抑えつつも、深い人間に小手先じゃなくて情報をたくさん取れる人間になっていきましょうという話でございました。
僕も深い話ができるようになりたいですね。
日々練習ですね。
というわけで、これからも本をたくさん読んでいきたいと思います。
さあ皆さん、明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。
おやすみなさい。