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コーノ
これもうAmazonの方で書いてあるあらすじなんですけど。
そもそもの始まりは間違い電話だった。深夜の電話をきっかけに主人公は私立探偵になり、ニューヨークの街の迷路へ入り込んでいく。
探偵小説を思わせる構成と透明感あふれる音楽的な文章、その意表をつく鮮やかな物語展開。
この作品で一躍脚光を浴びた現代アメリカ文学の奇襲の記念すべき小説第一作。
オースター翻訳の第一人者柴田本由紀氏による。
めっちゃ翻訳してるんですよね。柴田本由紀全部やってるんですね。
ポーさん
そうですそうですみたいですね。
コーノ
物語に入る前にこの本周りというか作家周りのことをちょっとだけ調べたりとかしたんですけど、そんなに人気あるわけじゃないみたいですねこの人は。
ポーさん
本国でですか。
コーノ
そうですね。
ポーさん
どっちかっていうと柴田本由紀さんが翻訳して日本の方で。
コーノ
日本の方が人気ある。
人気あるみたいですね。
でこのシティオブグラスはニューヨーク三部作みたいな一冊目とか言われてましたね。
結構ギリギリまでずっと小説書いてあって、映画とかも何作か監督やったりとかしてて、スモークっていう映画があって、それの脚本をかな、やってあったんかな。
それは僕映画見たことあるんですよ。
なんか街の中のタバコ屋かな、なんかの店主みたいな主人公みたいなそういうやつで、あんま内容覚えてないんですけど。
ポーさん
それはじゃあもう別にポールオースターって意識せずに。
知らずに。
コーノ
知らずに。
でもその映画のそのパッケージがめっちゃ有名で、僕映画見る前からそれをなんか見たことがあって、でも内容覚えてないですよね、映画の内容は。
ポーさん
この女性と男性の顔が近い。
コーノ
これですね、多分なんか親っ子かなのか忘れましたけど。
ポーさん
へー初めて知りました。
コーノ
有名な映画だと思いますよ、これ自体は。
ポーさん
ポールオースターは文庫の紹介のところを見ると、詩や評論、翻訳もやってたって書いてるんで、脚本もやってるってことはすごいいろんな分野に手を出してやってる方なんですね。
基本はでもそういう文章をやったりとか芸術分野というか、その延長みたいな感じでしょうね。
結構これ、何て言うんですかね、ネタバレ要素というか内容を知らずに読んだ方が衝撃は大きいみたいな、そういうやつですね。
そうですね、今回はそういうタイプの作品なので、ちょっと今から話す内容はネタバレありなので、ご注意ください。
コーノ
とりあえず全体的に、僕はまあまあ好きな部類やなと思いました。
この話自体が、内容自体が。文体とかもそうですけど、なんかめっちゃ村上春樹っぽいですからね。
ポーさん
村上春樹っぽいですね。
コーノ
全体的に同年代の作家かな、多分年齢とかもほとんど変わらへんし、文体も物語の展開もすごい近いなと思いましたね。
ポーさん
そうですね、もう最初、誰かから電話がかかってくるっていう。それからしてね、村上春樹っぽい。
コーノ
それはまあまあ、一緒ですもんね。内容は全然違いますけど。
ポーさん
そこから物語が始まるっていうのは、すごい村上春樹っぽいなって、私も思いました。
コーノ
定番、ある種の定番なんでしょうかね、そういう間違い電話みたいなのは。
だから、そういう意味ではすごい馴染みのあるというか、読みやすい話でしたけど、
ポーさん
なんかその後の展開もめっちゃ村上春樹っぽい。
まあなんかその、探偵小説の枠組み使って作ってるっていうのも村上春樹っぽいですよね。
コーノ
そうですね、なんかこう、間違い電話がそういう依頼が舞い込んでくるっていう内容ですけど、
なんかその後の、先に進んでいけば行くほど、何やこれみたいな。
ポーさん
謎が、なんていうか、すっきり解決しないというか。
コーノ
そうですね、しかもなんかどんどん抽象的になっていくみたいな展開とか、
ポーさん
あとなんかその、資料集め的なターンで、やたら細かい設定が出てくる。
コーノ
その、書くというか歴史的な内容だったりとか、そういう、なんかすごいこれ、すごい話しだしたなみたいな。
今回のシティオブグラス、ガラスの街やったら、バベルの塔の話とか出てくるじゃないですか。
そんな話なんて思いながら。
ポーさん
そうですね。
コーノ
あれは結構びっくりしたんで。
ポーさん
なんかそういう。
コーノ
すごいとこですごい深掘りしてくるとことか。
それこそ、ネジマキ通りやったら、そういうノモンハン事件の話とか出てきたりとかするし、
それも別に物語全体にはそんな関係ないというか、そのキーにはなるけどみたいな。
ポーさん
あと、この作品ではセルバンティスのドンキホーテをちょっと深掘りしてますけど、
そういう古典に言及するっていうスタイルも、中村上春樹に似てるなって感じましたね。
コーノ
そうですよね。ドンキホーテの話、あんなちょっと挟むにしては。
ポーさん
こだわりを感じますよね。
そうですよね。
あと細かいとこだと、主人公の動きというか早起きして、コーヒー飲んで、トーストにバターを塗って、新聞の焼きのスコアに目を通してみたいな、
そういうちょっと具体的な動きがすごい、村上春樹よく使われそうな物語、野球のメッツでしたっけ?
はいはい。
メッツを応援したりみたいな。
コーノ
いつも弱いっていうね。メッツがいつも負けてるっていう。
ポーさん
なんかすごい似てるなというか、新潮文庫で22ページから始まる朝の動きみたいなところは第2章ですね。
ここからは村上春樹っぽいなと思って読んでました。
コーノ
なんかでもそのニューヨークの街やし、現地の人やからそんなに臭くないんですよね。
ポーさん
そうですね。
コーノ
村上春樹ほどわざとらしくないというか。
ポーさん
そうですね。
コーノ
そういうとこはちょっとありましたね。
ポーさん
新潮文庫の年齢も35歳で都市に住む1人の男みたいな、そういうのでも似てるなと思いましたね。
コーノ
そうですね。
ポーさん
だからもうすごい神話性があるというか、読み慣れた感じで私も読めました。
コーノ
舞台がちょっと違うっていうぐらいで、設定とかも全然それは物語によって違うと思うんですけど、
なんかその流れ的な話とか、細かいところとかもしたりして。
僕はその物語の展開って言ったんですけど、なんか夢っぽくないですか、このシティオブグラスの。
ポーさん
全体がってことですか。
コーノ
そうですね。都合のいい展開があったりとか、この夢を見てる時の夢物語みたいな感じ。
ポーさん
すごい感じで、それも村上春樹っぽいなと思って。
私もね、夢っぽいなっていうのはメモで書いてて、夢のようにも思うし、
割と話の大きなところになりますけど、そもそもこの主人公がちょっと、なんていうか、
この人の中の世界が書かれてるだけで、現実と対応してないところも結構大きいのかなみたいな、
そういう疑いもずっとありましたね。
コーノ
うーん、なんかね、それほんまお家のとこに繋がってくるけど、視点が最後変わるじゃないですか。
主人公視点でずっと書かれてたのに、っていうノートが元になってましたみたいな。
最後お家になるんですけど、お家というか、それを元にこの小説を書いたみたいになるんで。
だからそのノートがちょっと妄想っぽいというか、そういう内容だったのかもなみたいな形式には落とし込めると思うんですけど。
ポーさん
それもちょっとトンキホーテとね、伺ってますし。
コーノ
あの赤いノートを選ぶときのこだわりとかそういう。
そうですね。
っぽいですよね。
コーノ
なんか他のもやっぱり気になりますね。
ポーさん
そうですね、私もその3部作気になるし。
コーノ
ニューヨークの地名がアホほど出てくるだろうね。
ポーさん
そうですね。
コーノ
主人公がその最初歩く以外やることがないみたいな感じで、休みの日は。
半年小説書いて仕事して半年を休むみたいなそういう生活スタイルしてるって言って。
休みの時もずっと街なんかをブラブラ歩いてるみたいな。
ポーさん
なんか最初はこういう小説になるとは思わなかったから、素直にそのライフスタイルは羨ましいなと思いましたよ。
コーノ
しかも住んでる場所がめっちゃいいとこだし。
ポーさん
1年の半分はのんびりというか、仕事せずに街ブラブラしてて、なかなかいい生活してるなって思いましたけど。
コーノ
昇進とはいえみたいなね。
ポーさん
そう、この人すごい、そうなんですよ、心に傷を負ってるというか、そんなに詳しいことは書いてないですけど、妻と子供を亡くしてるんですよね。
コーノ
そうですね、5年前、事故かなんかかなって感じですよね。
ポーさん
息子が確か3つで、そうですね、3歳の時って書いてるから、そういうところですごい心に傷を負っている。
私、こういう過去がこの人をそういう妄想に取り憑かせてるというか、ちょっとあのおかしくなってるのかなって思いました。
だってあの依頼人と、依頼人ですかね、依頼人と息子の名前が一緒ですよね。
あー、そうでしたね。
コーノ
ピーターっていう。
ポーさん
はいはいはい。
この小説にしては偶然はそんな偶然ないだろうと思うし。
コーノ
まあよくある名前ではあるけど。
ポーさん
まあまあ、そっか。
その辺りからこれってもうこのクイーンの作り上げた妄想の世界に話したのかなって思いましたね。
コーノ
そうですね、まあそういうですね、全体的にその境界みたいなもんね、あんまりはっきりしてないんでね、
その、そう言われたらやっぱ全部が全部、なんかちょっとぼんやりしてくるし。
かといって、まあ細かいところは現実っぽくもあるし。
ポーさん
たぶん全部が妄想っていうよりかは、私はなんかちゃんと現実のところも書いていれば、
たぶんこの依頼人との話については妄想なのかなとか、混じってるのかなって思いましたけど。
コーノ
あの結構序盤で、ポールオースター探偵事務所ですかって電話がかかってくるじゃないですか、間違いで言うの。
で、それに結構びっくりするじゃないですか。
ポーさん
そうですね。
コーノ
作者の名前がポールオースターやから、作中でいきなり作者の名前が出てくるから、後半でポールオースター出てくるじゃないですか。
ポーさん
はい。
コーノ
判定じゃない、ポールオースターが。
その辺とかも、全部なんか、なんて言うんすか、ぼんやりしすぎてて。
それ、これはなんかどっちなんやろうと思いながらずっと読むんですよね。
ポーさん
え、どっちっていうのは。
コーノ
え、これはほんまのことなのか。
ポーさん
どうかな。
コーノ
夢寄りの話で書いてるのか、そのピータースティルマン、息子とかは、もうなんか嘘っぽいじゃないですか、存在自体が。
ポーさん
ポールオースターは、私は現実寄りの話かなと思いましたけどね。
コーノ
その、やっぱ作者を出してる感じとかもあんのかなっていうのも、職業とか全然違いますけど。
ポーさん
でも評論書いてるって言ってましたよね。
コーノ
あー、そっか。
ポーさん
近いんですよ。
コーノ
小説書き出したんがまた全然、この時は1冊目2冊目ぐらいですもんね。
ポーさん
主人、著者をモデルにした人物なのか、そもそもなんか著者が出てくるのかみたいな、手塚治虫の漫画に手塚治虫が出てくるみたいな、そういうちょっとなんか変わった話なのかなっていう。
コーノ
普通はね、なんかそういう、まあまあでも大江健三郎とかもね、著者めっちゃ出てくるじゃないですか。
あれはまあほぼリアル寄りですけど。
そうですよね、うん。
その思想説的な内容ではないじゃないですか、もうこれは完全に。
そうですね。
どっちかっていうと、それのファンタジーじゃないけど、現実的ではないんで、全体的な内容として。
だからこういう要素は、作者と何か通じるものがあるのかなみたいなとこは、まあ結構各所に出てくるんで。
結構その辺は僕は、コーン佐藤氏のパプリカとかが、わりとちょっと近い感じで読めましたね。
ポーさん
映画ですよね、アニメの。
コーノ
そうですね、僕映画も一応小説も読んだんですけど。
ポーさん
確かにそんなような、ぼんやりした記憶だけど、境界が崩れるような、そんなノリでしたね。
コーノ
その辺は結構、読語感、読中感というか、読んでる時の感じはすごい近いなと思いました。
夢と現実の境目が曖昧な。
ポーさん
なるほどね。
なんか48ページで、スティルマン夫人が、依頼人のスティルマンがガーって喋った後に、主人公と二人になった時に、
ピーターの言うことが常に事実ではないっていう風に言って、ある部分は信じるべきで、ある部分は信じるべきでないみたいな。
これは別に、ピーター・スティルマンのセリフだけじゃなくて、この小説全体にかかってるような、そういう話、妄想だとしたら全部にかかってくるし。
そうですね。
なんかそんな、やっぱり本当に境界がなくなるような雰囲気の。
コーノ
だから僕はその段階ではまだそんなにそこはわからなかったんですけど、全部読んだ後はなんかそういう気がしますよね。
ポーさん
私も後でもう一度ザーッと読み返したら、全部そういう風に考えた上で読むと、結構通じ詰まってくるなって思いましたね。
そうですね。一回目はもう結構のめり込んで読むから、わからなかったし。
コーノ
ただ読みやすいんですね。しかもその普通のプロットがすごい読みやすいから、その探偵っぽいことをやるっていう。
ポーさん
スティルマンのお父さん、追跡する相手もその第二のスティルマンって出てくるじゃないですか。
いきなりですよね。
ドイツを自分は後追えばいいのかって見てるときに、まずこいつだって思ったら、その後ろからもう一人同じような顔のやつが出てきて。
コーノ
しかもちょっと服がなんかパリッとしてる。
ポーさん
どっちだどっちだみたいな。最初に見た方を追跡するけど、読者としては常に第二の方も頭にちらついてて、これ最後出てくるのかなみたいな。
ずっと気になってたんですけど。
コーノ
それだけやったっていう。何にもそれについて触れられなかったよね、後で。
ポーさん
これずっと気になってたのに。
コーノ
そんなんはね、ほんまにいっぱいありましたもんね。
そんなことやるっていうような、スティルマンの後をずっと微行して一日経って、ただ街中歩いて帰ってくるだけみたいな感じなんですよね。
これもクイーンの休日の過ごし方にすごい近いんですよね。
そうですね。
やってることは。
で、道端で物を拾って帰ってくるだけで。
でもだんだん嫌になってくるんですよね、そのルーティンすぎて。
これ何か意味あんのかなとか思いながら、とりあえず歩いた道をルートをペンでなぞってみたら何か文字に見える。
全然見えないですけどね、文字に。
その絵が書いてあるけど文字には見えへんやろ。
ポーさん
意義はかろうじて。これどうなってます?旧役と新役だと。
一緒です一緒です。
一緒ですか。
改めてこうやって追跡してたところを図入すると文字が浮かび上がってくるんで、何かで読んだことあるような話ですけど、なんかちょっと。
ありえないでしょ。
でも結構ドキドキしません?これ。
コーノ
それ何かなって思うけど、なんかこんなこと考えて歩くやつ絶対いいひんやと思いながら。
ポーさん
でもなんか知らないけどコナンとかでありそうじゃないですか、これの。
コーノ
ありそう、まあまあそうですね、パンティー小説とかでもしかしたらあるかもしれないですけど。
ポーさん
やっぱちょっと王道っぽいけど、やっぱこれはわくわくしますね。
コーノ
そう、何の文字になるのかなっていうのちょっと気になるんですけど。
で、なんかそれがすごいなんか都合のいいタオル、これバベルしかないって言って。
バベルの塔しかないって言って。
それをわかったところでどうなんねんって思う。
ポーさん
でも何日か後に何かが起こるっていうね、緊張感が出てきますよ。
コーノ
ちょうど予言の日みたいな感じですね、これは。
ポーさん
バベルの2つ目のBまで来て、あとはEとLだからもうすぐ何かが起こるみたいな。
コーノ
そのために歩いてたっておかしいやろ。
すごい変なんですよ、この辺の話も。
だからなんかそういう、なんていうんですか、オカルトっぽさがすごい途中から入ってくるんですよね。
ステルマンが研究してたのが、そもそもオカルトやったみたいな話なんで、
すごいこれぽつぽつ喋ってるとわけわからないと思いますけど、
話の筋書きとしては一応、探偵の依頼をしてきたピーター・ステルマンが、
自分は親に虐待をされてて、親がそれを見つかって刑務所に入ってて、
それを出所してくるからまた自分を攻撃しに来るかもしれんから見張っておいてほしいっていう依頼やったんですよね。
ポーさん
そう、それを言わないと聞いてる人わかんないです。
コーノ
しかもそれでもわけわかんないですよ、やっぱり。
説明しても、なんでポール・オースターですかって電話してきたのかわけわからないし、
間違い電話で、主人公はクイーンやけどポール・オースターの不利をして、その依頼を受けるっていうのがあって。
ポーさん
そうですね。
コーノ
ポール・オースターっていうのは作者の名前でっていうのがね、その辺も全部わけわからんことばっかりなんですよ。
わけわからない、確かに。
で、そういう依頼を受けて、この日のこの駅に親父のステルマンは来るから、そこから美行を始めてほしいって言われて、
行った時にその第一のステルマンと第二のステルマンがいたりとか、そういうのがあったりするけど、
ニューヨークのそういう街の安いホテルみたいなとこにずっと滞在するんですよね、そのステルマンが。
はい。
だからそこからずっと毎日美行を始めるっていうとこで、その美行を始める前にどういう人物かみたいなんで、
ステルマンが書いてた本とかを調べたりするんですよね。
それでそのバブルのとこの話が出てくるんですよね。
ポーさん
そうですね。論文かな。
コーノ
だからそもそもなんでそういうピーターが虐待されてたか、みたいな根拠がそこで語られるんですけど、
それがすごい訳わからないですよね。
ポーさん
そうですね。
コーノ
訳わからないというか、読んで意味わからないことはないんですけど、なんでそんなことやってんだろうみたいなこと。
で、すごいオカルトっぽいんですけど、そのバブルのとができる前は、人類は一つの言葉しか持ってなかった。
で、バブルのとで神罰が下がって以降言語がいろいろ別れたんやったら、
じゃあバブルのとを以前に戻す方法があるんじゃないかみたいな、そういう研究なんですよね。
ポーさん
そうですね。
コーノ
人類は動物とかと一緒で、原初の全員が通じる言葉があるんじゃないかみたいな、
それは学ばなければ、なんか刺激を受けなければ、本能的なそういうのが発生するんじゃないかみたいな、
そういうバブルのとを以前に戻せるんじゃないかみたいな実験としてその息子が使われたみたいな。
ポーさん
そうですね。
コーノ
すごい、僕が今喋ってても口頭向けなんですけど。
ポーさん
怖い話ですよ。
コーノ
すごいエグい話なんですけど、内容自体は。
そういう、なんでバブルのととか、オカルトっぽい話が出てくる、けど、
なんかそんな話だと思ってなかったんで、探偵の話だと思ったから、その時点でちょっと困惑するんですよね。