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2023-03-01 29:48

高橋晋平さんとザッソウ第1回|落研出身、ウサギの高橋さん(#55)

ザッソウラジオは、ソニックガーデンの代表・倉貫義人と仲山考材の仲山進也が、2人の友だちをゲストにお招きし、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。

ザッソウとは「雑な相談」のこと。毎月、さまざまなゲストとザッソウしています。

3月のゲストは、おもちゃクリエイターの高橋晋平(たかはし しんぺい)さんです。

おもちゃメーカーで、おもちゃの企画や開発を担当していた高橋さん。

そのときに開発した「∞(むげん)プチプチ」が大ヒット!

現在は独立し、株式会社ウサギの代表として、さまざまなおもちゃの企画・開発に関わっています。

3月のザッソウラジオ、お楽しみください。

[今回のザッソウ]

むげんプチプチ生みの親/1日1アイディア/「アイディアを考えるのは得意でしたか?」/大学で落研デビュー/企画が通らない/ウケたいだけ/イケてない就活生の誕生/運は運ぶもの

[高橋さんの新しい本]

2月22日に、高橋さんの新刊「1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく」(KADOKAWA)が発売されました!


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00:07
くらぬきです。中山です。ザッソウラジオは、くらぬきと学長こと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、雑な相談、ザッソウをしながら、イルコを喋りしていくボットキャストです。
ザッソウラジオ3月のゲストは、おもちゃクリエイターの高橋晋平さんです。よろしくお願いします。
こんにちは、よろしくお願いいたします。高橋晋平です。
僕はご無沙汰ですけど、学長は?
今年初めて喋ったのが晋平ちゃんでした。
今年?今年ってまだ1ヶ月くらい?
そうだそうだ。
正月明けで。
そうなんだ。
僕もそうだったんですよ。初めての打ち合わせ中山さんなんだって。
どんな1年になるんだろうって。
そんなぶりじゃないですね。1ヶ月ぶりですね。
近況を知っているのは学長の方が知っている可能性がある。
この後お喋りする前に、簡単に自己紹介します。
高橋さんは、おもちゃメーカーのバンダイに約10年間勤務されて、おもちゃの企画や開発を担当されていました。
その時に開発された無限プチプチが大ヒットして、世界で累計335万個売れたと。
第1回日本おもちゃ大賞も受賞されて。
現在は独立されて、株式会社ウサギの代表ということで、さまざまなおもちゃの企画開発に関わっていらっしゃいます。
本出された?
まだ出てないんですよ。
これから出るのか。
これ放送後かもしれないですけど、2月22日。
なるほど。ちょうど3月に放送だから。
そうですね。ちょうど出たばっかぐらいですね。
皆さん買ってください。
何の本かわかんない。タイトルも言ってないのに。
タイトルまず言わない。
タイトルなんていうタイトルですか?
1日1アイディアというタイトルの本でございます。
なんかボイシーもされてて、毎日これ更新されてるんですか?
そうなんですよ。厳密に言うと、週6回収録しております。
1回の収録でいっぱい取るんじゃなくて、もう収録を?
それを言うと、1回の収録で6回取って、
03:00
週朝6回、月曜から土曜まで配信してます。
で、今何回目だろう?500…今ってか、今日現在580回目ぐらい。
アイディアの話を、1日1個なんかのアイディアを紹介するっていう番組をやっていて、
その番組名も1日1アイディアっていう番組名ですよ。
で、それを聞いてくださった編集者の方が、本にしませんかって言ってくれて、
今回1年間かけて、もう丸1年かけて書いて完成した本。
1日1アイディアということで、日付が振られていて、
1ページに1個のトピックが書いてあるんですね。
1月1日から12月31日まで、365個のアイディアの話があって、
それが僕の人生で言うベスト365個の、自分の人生に影響を与えてくれたアイディア。
うん、それを皆さんに紹介することで、
なんか一つでもいいことがあるヒントになればいいなっていう思いで書きました。
365個っていうか、もう500何日やってるから、
アイディアを出すアイディアが尽きそうな感じがしますけど。
でもそのネタが尽きる感じは全然なくて。
ないんだ。
というのも、でも多分言ってることのパターンは数十パターンぐらいしかないんですよ。
なるほど。
その事例を、なんか聞きつけた世界中の事例とか、
僕の実体験とかをちょっと面白おかしく話して、
ここから得られるヒントっていうのはこういうことで、こういう考え方ってあるよねみたいな話を。
なんかその事例を変えて回してるだけみたいなことだと思うんですよ、多分。
でも1人の人間が話せることなんてね、大体そんな感じだと思うから。
そうですよね。
ネタ尽きずに喋れるのはすごいなっていうか。
毎日何かしら起きてるし、起きたことを話して、
その中で自分はみんなにこんなこと伝わったらいいなっていうことを、
それに絡めて話すだけなんで、
そういうの得意なタイプなのかなって。
やってみて改めて思いましたね。
だから今回の本もすごく書きやすかったというか、
僕今回5冊目なんですけど、出した本は。
今までってやっぱり、例えば前回の本はメモ術っていうテーマで、
どうやって普段インプットしているのかっていうのを200ページぐらいかけてこう書くっていうので、
それはもうきつくって、途中でなんかあれこれつい何十ページ前にも書いたなとか、
06:01
あと言ってることが破綻していくとか、さっき言ってること真逆じゃないかみたいな感じで整わないんですよ、いつまでも。
いつまでも完成しなくて、すごい苦しかったんですけど、これまでは。
でも今回は1ページに600字ぐらいで紹介して、
それが繰り返されることで何回も同じ話が出てくるんですけど、
それをずっと読んでいくと、
なんていうのかな、やっぱりアイデア発想力が寛容していくというか、
じわじわ染み込むように分かっていくっていう構造にしたかったんですよね。
で、これ僕が好きな、カイバラ・エキケン先生という人が書いた昔の本の養生訓っていう本にすごい影響を受けつつて、
その養生訓って健康にまつわる本で、
僕ご存知の通り、ひよは人間の代表みたいなもんですから、
そうですね、ちょっと見た目を皆さんにも伝えできないのが残念なぐらいのもやしっこなんですけど、
もうその養生訓はとにかく同じことを繰り返し繰り返し書くんですよ、もう笑っちゃうぐらい。
なんか、食べすぎるなとか、欲を出しすぎるなとか、
あと、よく眠れとか、冷やすなとか、
そりゃそうだろっていう。
そりゃそうだろっていうのがまたかってぐらい繰り返し繰り返し出てきて、
で、それやっぱりすごい自分に染み付いてくるんですよね。
だからやっぱり言い方を変えながらしつこく言われるのって気持ちいいなって思って、
なるほど。
それを参考に、今回はアイディアの考え方を一本筋を通して論述するって感じじゃなくて、
読んでいくうちに、そういうことだよね、簡単だよねってのがわかっていくんですよ。
すごい楽しかったです、今回は書いてて。
いいな、そこ割り切れて書くのはいいですね。
その論述というか、最初から最後まで整えようと思うと、
ほんとなんかちょっと前に書いたなって絶対起きちゃうやつだから。
いや、だからくらぬきさんとか中山さんの本ってのは本当にすごいなと思いながら、
いや、これはきつかっただろうなとも思いながら、
配読してるんですけど、
いつも僕も完成した後に読むと吐きそうになっていたというか、今までのは、
あーみたいな感じに、
思い出して。
そうそう、完成してたんですけど、今回はもう1話ずつだから、
やっぱすごい自分で読んでてももうなんか気持ちいいしニヤニヤして、
09:04
めっちゃいいな。
1話ずつだったなってね。
前、しんぺいちゃんと話してた時に、
その、ボイシーはすごくやりやすい、やりやすいっていうか、
1人で音声で語るのが自分にとってすごく向いてるみたいな話をしてたじゃないですか。
はい。
なので、それで自分にとってそんなにコストを感じないというか、
楽だと思えるやり方でコンテンツをアウトプットしていったやつを、
編集をしていったみたいな形ってことですよね、本の作り方が。
はい、そうですね。もうボイシーは喋ったやつそのまんまなので、
まあ今も書いてますけど、ノートが好きでずっと、
結構な頻度で書いてたんですよ。
ある時は週1本ぐらい書いてたんですけど、
やっぱり変なものを出すのは恥ずかしいから、
恥ずかしい。
もう書いてても何時間も何時間もかかるんですよね。
めっちゃわかる。
でもボイシーはもう喋りきりしかないから、
喋っちゃって出しちゃったみたいな。
で、でも後で聞くと、なんか僕やっぱ自分喋ってるの結構好きなんですよ。
もともとオチ系出身で、
はい、はい、はい。
もちろんそういうこと始めた時は、
自分が喋ったものを聞き返すってのはもう恥ずかしくていたたまれないみたいなところから始まってるんですけど、
もう慣れちゃって、
なんか自分の独特な喋り方もなんか笑えるなみたいな、
結構一番好きな部分かもしれないですよね。
だからなんか喋り方が、
なんだろう、言葉遣いが少し変でも、
軽く破綻しててもなんか笑えるなみたいに、
自分のお喋りは結構好きだったから、
で、それを楽しんで続けることができた。
まず続けられたのがすごく大きかったと。
で、それをさっき中山さんがおっしゃったみたいに、
再編集というか、
まあ遂行して文章にして大事なとこだけをまとめたっていうような。
Voicyは最初始めるとき、
その、要は1日1アイディアっていうタイトルでVoicyも始めたんですか?
そうです、はい。
それ、なんか相当プレッシャーなくない?
いや、あの、やっぱ逆にこれが一番自分が続けられるタイトルだって思いましたね。
最初、じゃあ僕はどんな放送ができるだろうって考えたときに、
職業から言ったら、
おもちゃの企画開発が本業だから、
一つはおもちゃとかゲームっていうテーマがあるかもしれないと。
で、あとはこのアイデア発想の仕方を教えたりとか、
まあそういうアイデアっていうものも、
一つの好きなジャンルというか、
一つのカルチャーとしててあったんですけど、
やっぱりおもちゃとかゲームはもう早々にネタが尽きるだろうなって。
12:00
そうですよね。
おもちゃとかゲームめちゃくちゃあるけど、
自分が大好きだったり深く遊んだりしたものなんてもうほんの少し。
だから絶対に続かないだろうと思ったし、
あと仕事ではいろんな遊びを作るってこともやってるけど、
遊びって言われてもなぁみたいな。
一体どれだけの大人の人が遊びっていうことを、
自分音としての興味を持てるのかっていうと、
すごく曖昧すぎる言葉だったから。
でもアイデアってもう毎日生きてたら何かしら、
例えばまあ今目の前にコップとかがありますけど、
いやコップだってまあ、
なんかこの中にもいくつかアイデアがあるじゃないかと。
なんでこの形なんだろうとか、
それ考えたらもう何でもアイデアだって言えば何でも語れるなって思って、
それをずっと続けてるっていう。
確かに思っちゃうよりアイデアの方が広げられますね。
そうですねアイデアが入ってないものなんて、
あるのかなって。
確かに確かに。
でも一応なんかテーマを持ってそのご意志に取り組んだんですね。
じゃあアイデアっていう。
そうですね。
でもやっぱりそうだな、
最初に考えたことちょっと忘れちゃったんですけど、
やっぱ無理なく続くことってすっごく重要で、
まあ毎日ネタを考えなきゃとか、
ネタ探し解かなきゃみたいな、
プロの人はそれやってるのかもしれないですけど、
考えずとも続けられるものというか、
その切り口が僕にとってはアイデアっていう言葉だったっていう。
なるほど。
しんぺいちゃんってもともとアイデアを考えるのは得意でしたか?
この話って5、6年前に中山さんと一度知ったことがあるんですけど、
僕はそのことをすごくよく覚えてて、
それを今回の本にもちょろっとだけあるところに書いているんですけど、
僕はアイデアなんて考えようと思ったこともなく、
まあ18歳高校生まで本当に友達を作るのも苦手で、
人前で喋るなんてこともできず、
ずっと受験勉強ばっかりしてて、
人を笑わせるなんてありえないみたいな、
憧れてはいたんですけど、できるはずがないみたいに思ってて、
だから数学の問題を解くみたいなことは得意だったんですよね。
それが大学に入って、ちょっと大学デビューしようと思って、
そのお笑いサークルの落語研究会?
15:01
落語研究会。
そう、落ち研っていうのに入って、
まあモテようとしてね、お笑いモテるだろうみたいな。
お笑いモテる?
うん。
で、その舞台で膝をガクガク震わせながら、
面白いことを一生懸命言おうとして、
ネタを考えて書いてみたいな。
そこら辺から、
まあその落ち研のネタ自体はずっとあんまり受けないまま、
そんなに面白い人間にはなれなかったけど、
ちょっとでもクスクス笑われたりとかするだけで、
もうすごく嬉しくて、
もうそれが人生で初めての体験だったから、
自分が考えたネタで、
人が笑っているみたいなことにもう痛く感動してしまって、
その辺りからやっぱり、
そんな風に自由に物事を考えるとか、
あとは笑わせるという目的を持って考えを練るとかってのは、
本当に楽しいし素晴らしい人間の活動だなって思って、
そこからアイデアっていうものにすごく興味が湧いてきたんですね。
で、就活でもおもちゃ会社っていうのは、
人を笑わせるプロダクトを作りたいってことで入ったんですけど、
もうおもちゃなんてアイデア勝負でしかないから、
そこでも苦労しながら全然企画通んない中、
何年かかけてようやく、
こうやって考えるのかみたいなのがだんだんわかってきたっていう、
そういう歩みですね。
そうすると好転的な。
そうなんです。それで中山さんと話したのが、
僕が中山さんに、
中山さんが僕の本を読んでくださったときに、
これは自分には書けない本だと。
アイデアの考え方っていうのは書けない。
なぜなら考えたことがないからっておっしゃったんですよ。
中山さんがそういうことを。
アイデアの考え方なんて考えずとも、
気づいたらアイデアを考えることができていたから。
中山さんはストレングスファインダーでも着想っていうのを持ちで。
着想が一番なんですけど、
なので言語化ができてないんですよね、アイデアの考え方。
あとなんかアイデアの考え方の本とか読むと、
100個書き出してみようみたいなのが、
よく入ってたりとかしますけど、
そんな風にアイデア出したこと一回もないなって。
まさに僕はその100個考えてみようっていうことを言いがちなやつなんですよ。
僕は考え方がずっとわからなかったから、
一生懸命考え方を考えて、
それをまとめて1冊目の本ができたんですよね。
だから苦手だから、
それの専門家をやってるんだっていう話ってよく聞くと思うんですけど、
18:00
もうまさにその典型というか。
僕はストレングスファインダーの上5つに着想はないんですよ。
そんな上でない気がする。全部見てないけど。
僕もチームビルディングとかやってるのは、
そのままではできないから。
できないから言語化が進んだんですよ、みたいな話をしましたっけね。
そうそう。
だからそれって面白いなって思うのが、
多分中山さんもそうだと思うんですけど、
じゃあ僕はアイデアの専門家だから、
どんな問題持ってきたって、
いいこと言うんでしょ、みたいな。
いや、そんなわけないだろ、みたいな思って。
今でも苦手で、誰よりも考えているんですよ。
だから誰よりもいつまでも悩んで、
到達してない人が多分専門家というか、
プロと名乗っていいのかな。
だからそれこそ飽きずに続けることが、
自然だからやっているのであって、
別に何でも解決方法パッと思いつけるっていうことじゃない。
っていうのはね、そんなこと言っていいのかわかんないけど、
僕はそういうことを結構いつも言ってる。
アイデア、そんな別に人一倍得意なわけじゃないから、
ずっと考えてるんですよっていうね。
得意じゃないけど続けられるっていう感じですよね、多分ね。
そうですね、だからもう取り憑かれてるんですよ。
大学の時に自分が一生懸命考えたネタで、
お客さんが失笑したり軽く、
みたいなのでも本当に涙が出るくらい感動したわけですよ。
ずっとそれができなくて、
鬱屈して高校時代まで過ごしてたから、
だからあの時にもうこの道は決定づけられていて、
面白いことを思いつくって、
本当に嬉しいし楽しいって、
誰よりも多分思っちゃってるから、
それを続けられているだけって感じかな。
だったらその大学で初めて笑ってもらった瞬間を、
もう一度味わいたいとか、
それを超える感じになりたいみたいなのって、
そこが原点だから、その原点を追い求めてる感じありますよね。
そうですね。
僕もそんな感じがあるんですよ。
僕も大学時代に、僕はプログラミングでソフトウェアを作るっていうので、
学生時代から高校、中学、小学校も作ってたけど、
自分が作ったプログラムを、ゲームを作ったんですけど、
ゲームを作って遊んでくれる、他人が遊んでくれる、
21:02
見知らぬ他人が遊んでくれるって経験したのが大学の時で、
それまでは自分でコチョコチョ作るっていうことは、
自分で作って自分で楽しみにやったんだけど、
まさか自分が作ったものをめっちゃ楽しんでくれる人がいるっていうのが、
もう最高の快感で、
その時に一人で作らずに仲間と一緒にワイワイしながら作った感じが、
あれがもう楽しすぎたので、
48になって、会社やって、
まだあの環境を作るために会社やってるようなところが結構あるっていうか。
すっごい分かりますね。
本当に人はなんか運命で選ばされたものしか多分選べなくて、
僕も大学でプログラミング6年ぐらいやってたけど、
なんかこうコンパイルして正常に動いて、
あー動いたんだーみたいな、
そういう感じだった。
それでお笑いのことばっかり考えて、
今でも僕はおもちゃを作りたいというよりかは、
受けたいだけで、
本当になんかなんだろうな、
あの時の感動を超えたいって僕はあんまり思わないですけど、
もうやっぱり何度でも味わいたい、
人に笑われたいっていう、
もうその癖だけで僕は突き動かされているんですよ、
今の仕事っていうのは。
別に感心されたいともあまり思わないし、
とにかく笑われたいっていう風になんか、
なんですかね、僕という人間自身が多分、
あの瞬間プログラミングされてしまって、
だから好きあらば笑わせようとしちゃうみたいな、
おもちゃは10年間会社で学ばせてもらって、
作れるようになったから仕事になるから、
おもちゃを一生懸命やっているだけで、
他のことに才能が芽生えてくるんだったら、
他の手段でも構わない、受けるなら、
っていう感じですよね。
すごいわかります、今でもあの時のことを忘れられないみたいな。
なんかで読んだんですけど、
その人の人生の大半の、あれはもう10代で決まってるみたいな、
10代の経験がずっと引きずるみたいな。
そうですよね、でもそれで言うと、
中山さんって何が好きな方なんだろうみたいなのって。
僕もその今の話に乗っかると、
大学生の時に、
ゼミの集まり、工学部のゼミの集まりみたいなのがあって、
ソフトボール大会っていうのが定例行事であったんですよね。
僕サッカー好きなので、
24:02
ミニサッカー、まだその頃フットサルっていう言葉もなかったんですけど、
ミニサッカー大会とかやりたいんですけどって言ったら、
勝手にやってくださいって言われたんですよ。
それで勝手にやってみようと思って、
いろいろ使えそうな場所を探して、
英語の理工学部のキャンパスとかにまで行ってみて、
なんかここ借りれそうみたいな場所をゲットし、
それで一人でいろいろ企画を作って、
この空き地みたいなところにハンドボールのゴールが
ネットなしで置いてあったんですよ。
これ使えるなと思って。
それでネットないから当日の朝とか、
ビニールテープ持って行ったゴールネットみたいなのを作って、
一生懸命結んでこうやって作って、
ゼミの友達にも手伝ってもらいながら作って、
出来上がって、出来たと思ってシュートしてみたら、
一発でバスッて切れるっていう。
そんな手作り感満載のやつをやったんですけど、
十何チームぐらい参加をしてくれて、
終わった後に一人の人が寄ってきて、
今日は楽しかったよありがとうとか言って、
手を差し伸べてきたんですよ。
どうもとか言って握手をしながら、
めっちゃ嬉しいなこれって思ったんですよね。
この自分が作ったものをありがとうと喜んでもらう
みたいなのがいいなと思ったので、
その後就職活動の時に、
ありがとうって言われる仕事がしたいのですが、
出来ますかっていう質問をする、
イケてない就活生になってしまったんですよ。
キョトンとされるっていう。
質問。
質問ありますかって言われた時に、
ありがとうって言われたいんですけど、
出来ますか。
あーみたいな。
それ結構原点的な感じがありますね。
なんかそういう出来事が起きる、
なんかやりたいこととか、
嬉しいって思うことに気づく出来事って、
すごくラッキーですよね。
そうですよね。
僕もなんか幸運によって、
今があるなっていうのはすごい思う。
なんかその、やりたいことを探せ、
みたいに言われても、
やりたいことを探すは難しいじゃないですか。
だから完全に偶然は言い過ぎかもですけど、
大体なんかその他人によって、
なんかもらえるって思ってて、そのヒントは。
僕も全然受けなくて、
最初落語やった時に、
27:02
高齢者の方の施設みたいなところの、
異門みたいなやつ行って、
やったら滑りすぎて、
高齢者の方途中で具合悪くなって、
軽く運ばれていったみたいなことがあったんです。
そこからスタートして、
全然受けなくて、
もう本当にシーンとするというのが何回か続いて、
その後に、
なんかあるタイミングで、
何が面白かったか分かんないけど、
笑ってくれたおばちゃんとかが多分いたんですよね。
おじいちゃんとかが。
その人たちによって今の僕は、
作られているんだと思う。
だから、その幸運のために、
いろんなものを運って運ぶものだから、
自分でもいろいろ頑張って工夫して、
そこにたどり着いたなとは思いつつも、
結局他の人のリアクションとか、
さっきの高山さんの握手とか、
くらぬきさんの遊んでくれた人とか、
誰かによってやりたいことっていうのは、
もらってる気がしますよね。
そのタイミングを自分で見つけてき続けたっていうのは、
本当にラッキーですよね。
ラッキー。
感受性が高い時期に、
そういう経験をすると、
人格形成に大いに影響を与えるんだなっていう。
確かに、だから10代とかね。
そうそう。
そう思うんですよ。
結局、僕J-POP好きなんですけど、
未だに中高生の時聴いてるやつを、
同じのずっとSpotifyで遊んでね。
ずっと聴いてます。
夏メロ。
今聴いては夏メロをね、聴きますね。
いや、だからそういうお年頃の時には、
もう感動もやっぱ強いというか、
うわーってね、初めてっていうので、
もう一生が決められちゃうと。
ある意味、呪いみたいなもんがかかってしまっている。
でもそれはすごく幸せでラッキーなことだなって思いますよね。
いい話で第1回終わってしまいますけど。
いい話で終わっちゃいけないバージョン。
全然いいです。
もっとぶち壊しに行く?
第2回ぶち壊しに。
いただこうかなと思いますので。
ということで、今週はまだ第1回なので、
しんぺいちゃんの第1回ということで、また次週聴きください。
ではまた来週。
29:48

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