ザッソウラジオは、ソニックガーデンの代表・倉貫義人と仲山考材の仲山進也(がくちょ)が、2人の友だちをゲストにお招きし、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。
ザッソウとは「雑な相談」のこと。毎月、さまざまなゲストとザッソウしています。
★
ゲストは、経済産業省・近畿経済産業局の沼本 和輝さんです。沼本さんのザッソウ「わかりやすさって大事?」「守破離じゃなくて守守守になる理由」について、おしゃべりしました。
★今回のザッソウ★
「わかりやすさ」って大事ですか?/マネジメントと管理は違う/TemplateとModel/わかりにくいものをわかりにくいままで扱う/マネジメントは身体知/手塚治虫のファウスト3部作で学ぶ守破離/ザッソウラジオ超宴の予感
★ザッソウのおとも★
・ソニックガーデンの「師弟制度」がわかるインタビュー「上司ではなく親方。人材が育つための徒弟制度。」
・沼本さんが企画・制作した「BE THE LOVED COMPANY REPORT」
・がくちょオススメの手塚治虫『ファウスト三部作』
★おたよりフォーム★
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00:07
くらぬきです。
中山です。
ザッソウラジオは、くらぬきと学長こと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、雑な相談の雑草をしながらイルコおしゃべりしていくボットキャストです。
今回のゲストは、経済産業省の沼本和輝さんです。最終回となります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
第2回では、ビー・ザ・ラブ・ド・カンパニー・レポートの72ページを何ともずっとしゃべり続けるという。
光栄です。卵つぶす。
最後の方は、学長も空を見上げて。
くらぬきさんが沼本さんを詰めるという回でした。
どうしようかなと思ってたんですよ、初対面でね。
こんなに突っ込んで聞いていいのかなって思いながら、いけそうかなと思って聞きましたが。
詰めるじゃなくて対話でした。
沼本さんから雑な相談は?
せっかくのザッソウラジオなんで、2つほど考えてきてまして。
どっちがどっちってわけじゃないんですけど、最近分かりやすさすごい言われることが多いと。
いろんな人からもご説明させていただいて、もうちょっと分かりやすくないの?とか。
分かりやすく1枚でとか、よくうちの役所でも言いがちなんですけど。
分かりやすいっていうことってそんなに大事なの?っていうのが最近違和感として感じることがあるなと。
分かりにくいことをちゃんと読み解こうとすることのほうが大事じゃないの?って思ってるので、そのへんどうですかっていうのが1点目。
2点目はちょっと違うんですけど、守張り、守る、破る、離れるって。
これも最近1年ぐらいいろんなところで聞くなと思ってるんですけど、守ってから守り続ける人も結構いるなと思っていて。
守守守ね。
守守守と守張りの差って何なんだろうなっていう。
たぶん守の中で絶対違和感感じる部分があると思うんですよ。
怖いういやれって言われてる時に違和感感じる。
この違和感こそが結構大事じゃないかなって思ってるんですけど、どうやったらそういう違和感って他の人に伝えれるんだろうなとか、そのあたり。
その違和感って具体的に例えばどういうやつですか。
具体が難しいですけど、役所の仕事なんかでもそうですけど、これ言われたから、一応こういうルールにもとってやってるから、みたいな。結構あるんですよね。
03:12
例えば、僕なんか2年目のとき、局員の給与計算とかずっとしてたりとか。300人ぐらいの年末調整とかいきなりやらされて、もう泣きそうになりながらやってたんですよ。
泣きそう。
もう社会人2年目なんでなんで税金引かれてるかもなんもわかんないし、何なのこの保険の手書きとかすごい違和感を持ってやってたんですけど、そこで言うとまずそれをちゃんとやることが大事。
当時紙で全部出てきて、保険屋さんから手書きも届いてやりました。僕はそこでルールはわかったと。紙でちゃんと会社に保存しとかないといけないのもわかった。
でも手書きである必要性にはどこにも書いてないみたいなのを気づいて、Excelで全部作り替えたんですよね。
Excelで入力フォーム全部入れたら勝手に自動計算とかが当てされて、新しい申請書ができますみたいな。ツールをちょっと作ったりして。
そんなんどちらかと言うと歯みたいな感じでやって、それも首と歯に行く間にいろんな人に相談したんですけど、そんなん勝手に書いちゃダメでしょとか。
手で書いたほうがいいんじゃないのとか。今までやってきたんだし。
でもなんかすごい、本当は紙で保存しろとは書いてるけど、手書きで保存しろとは書いてないなってずっと思って。
で、国税局に電話して、これって別にパソコンで作っても大丈夫なんですかって聞いたら、おそろおそろ2年生のときに大丈夫ですよってすぐ言われて。
あ、いいんだーって言うとこからガガッとやっちゃったんですけれども。
でもその、そういうもんだよねって思ってる人って結構多いなって思ってて。
なんか、それなんでなんだろうって思うし、少なくとも最近僕も後輩とかで聞いてくるようになって、
ちょっとその、種に対する違和感みたいなものは持ち続けてほしいなって思っているという。
それをどうやったら違和感を大事にしてねみたいなこととかも含めて、下に伝えていけるんだろうなっていうのをぼやっと悩んでいるという。
雑な相談を2つ。
なるほどなるほど。種種種問題。
種種種問題。
日本の教育の賜物な感じはしますけどね。
ルールを守りましょうという。
犬を。
拘束を守り続けての。
犬を育てる。
いい子、いい子はね。それで紹介されてる学校教育の賜物な気はしますけど。
僕が思うのは、種っていうのは型を身につけるっていうことじゃないですか。
06:07
その型の捉え方が、まずそもそも1つではなくて2つあると思っていて。
まず1個目がたい焼きの型みたいな、いわゆる胃型みたいなやつ。
かな型みたいなやつ。
同じものを大量生産するときの型みたいな。
で、もう1個はブドウの型みたいな感じの。
このポイントは抑えればOKっていう。
でも、みんなどっちかというと型っていうとたい焼きの型のことだと思い込んでいるので、
ブドウを習ってる人もたい焼きのイメージで型を捉えたりとかしてるんじゃないかなって思っていて。
で、そのまさに今のさ、紙で手書きでみたいなやつって、
型として本当に抑えなきゃいけないのってどこなんだっけって違和感を持って確認したら、
手書きは型ではなかったってことが判明したんですね。
そうですね。
なのでまずは型の捉え方間違い。
守らなきゃいけないのはどこで、守らなくてもいいのはどこなのかの、
そこの解像度を考えたことないみたいな、そういう感じですかね。
そこの解像度を考えたことないのは何でなんでしょうね。
楽だからじゃないですか。考えるよりも考えずに言われた通りとか前例通りやっとく方が楽っちゃ楽ですよね。
何が楽かっていうと、コストって、それこそ最初の回の時に青木さんがマネジメントコストが3つあるっていうのを言語化してたやつが響いたって言ってましたけど、
コストってそうやってお金だけじゃなくて時間とか労力とか、あとは頭脳的コスト、考えるコストとか、あと精神的コストとか5つぐらいあると思ってるんですけど、
頭脳的コストって普段あんま使い慣れてない人にとってはものすごい高いコストなんじゃないかなって思ってて、
考え事好きチームにとっては別にそんなの考えりゃいいじゃんってすぐ思っちゃうんですけど、
でも考えるのめんどくさい人にとってはいくらお金払ってでもコンサル雇うみたいな感覚って、
その頭脳的コストを高く感じすぎるからみたいな原因の1個としてある気がしてるんですけど。
ちょっと使って改善したりとか、いいこと起きたときにちゃんと喜ばれるみたいな、
ちっちゃな1個の成功体験みたいなもので結構それって変わる気もするんですけど。
そうですね、手書きやんなくていいらしいっすよって言ったらマジですげえなみたいなフィードバックが来るんですよね。
よくやったみたいな。
09:02
ほんと大変だったんですよ、手書き読むの。読むのが大変で。
お子さんの名前何て書いてるかわかんないとか。
大変そう。
それをこっちは迷彩全部打ち込まなきゃいけないので、
ちょっとこの漢字どっちですかみたいな。
手書き文字の解読に時間がかかってる。
解読コストすごかったですね。
それがどう評価されるのかってことな気がするんですよね。
これでもさっきの日本の教育って言いましたけど、
日本の教育も型どおりの方が、
たい焼きの型の方のやり方が良いことでも良いとされるっていうのは、
守ってれば良いっていう、評価されやすいって。
例えば鶴亀山とか小学校のとき、今もあるのかちょっとわかんないですけど、
鶴亀山みたいなので問題を解きましょうと。
でもこれもうちょっと中学まで行ったら、
XとYで連立方程式すれば解けるみたいな。
小学生で連立方程式発明したとして、連立方程式で解いたらダメって言われる。
きっとね。鶴亀山教えてるんだから鶴亀山でやりなさいって言われるみたいな。
なんか結構あると思ったときに、
会社の仕組みの中でも多分それが多くあるんでしょうね。
企業計算するって言ったら企業計算するということをやったことに対して、
それが良いですよっていうふうにされてしまうとしたら、
それを変えることに対して全くそのインセンティブも働かないし、
違和感すら感じられないというか、
感じないほうが良いとされる世界だとしたら、
それはもうみんなシュシュシュになるので。
でも目的を考えたら別に変えてもいいわけじゃないですか。
なので目的見失いがち問題のほうがでかいんじゃないって感じがしてますね。
何につけても、あらゆることに対して目的ってなんだっけっていうのを、
何をするにせよ何のためなのかっていうのを無しでやろうとすると、
それはもう言われた通りにやるみたいな。
もしかしたらさっきの武道とかの型も、
型通りに大会でも同じような動きをすることってされてしまったら、
それが評価になってしまうんだとしたら、
じゃあ結局大役の型と同じになっちゃうみたいなことは起きるけど、
武道なのでもともとは戦いなんだとしたら、
相手をまかすこと、打ち勝つことだとしたら、
12:00
それをうまくやるために型があるっていうだけなので、
型にはまらなくてもよいっていうほうがあるだろうし、
人間性磨くためって言われたら、
じゃあそれはその目的だったらその動きの通りにやることのほうが大事かもしれないってあるので、
なので目的見失ってる、みんな目的見失ってんじゃないって言うのは、
なんかそういう気がするなっていうのと、
目的があったら、あとは吉永にやり方変えてもいいっていうのが、
これよく管理とマネジメントの違いって僕言ってる話で、
マネジメントを管理って訳しちゃうと、
管理ってチェックリストでやってるかどうかを管理するってことになるんだけど、
マネジメントは目的達成することがマネジメントなので、
管理しなくてもよかったりするんですよね。
なので管理とマネジメントは違い、
マネジメントのほうが目的達成、管理はやることを管理する。
日本はどっちかっていうとやっぱり管理に重きを置くし、
マネージャーというより管理職だから、
ローム管理するとか、朝9時に来て夜5時半に帰ることっていうことを管理することが管理だとしたら、
別にリモートワークだろうが、どこにいようが、
ちゃんと成果出してねっていうふうにできるようにすることがマネジメントだとしたら、
それは日本でリモートワークテレワーク広まらんわっていう、
その管理を中心に仕事してたらっていう感じがするのと同じで、
なんかその目的を持ち、それをやるというマネジメントっていうところが、
結構薄い状態なのが、
それはもう別に個々人が、なんかシュシュシュのやつ多くねってなるのは、
個々人の問題というよりは、そういう環境の問題な気がしてます。
歯をやると点数が下がるみたいなことですね。
だって歯を求めてないっていう。
そうですね。
なんか目的見失いがちの話すごいわかるなと思ってて、
かといってそれを目的に与えられるのを待つか、
自分こうしたほうがいいんじゃないみたいな。
自分軸があるみたいな。
ここのすごい大きな差だなと思って。
前者といえばコーゼーション的な感じだし、
後者といえばエフェクチュエーション系なんですけど、
なんか2回目の話で言うと、
いい幸せみたいな。
幸せが循環していくというか、
ちゃんと生まれていくような社会に自立っていうのが必要だったら、
やっぱりどちらかというと後者側の、
自分はどうしたいんだっけみたいな。
その軸をちゃんと持てる。
そんなチーム体系で、
そういう自分でいたいなって今常に思いましたけどね。
見失いがちだから目的くださいって言われても、
それでなんか違和感があったりとか。
目的見失った状態で、
とりあえずこれからやりますとか言われても、
なんでやるんだっけみたいなこととかよくあって。
15:03
でも目的をうまく設定し、
チームなりメンバーと共有するのが、
マネージャーの一番大事な仕事なんじゃないかなと思うんですよね。
それが第一回で話された経済産業省によって、
そこはないから好きにやりなさいっていうのは、
その目的の中においていいよってことだし、
逆にそうじゃないっていう組織においては、
そうじゃない目的が多分あるだろうし、
会社だったら会社の中で目的を持ってることを、
メンバーとうまく共有するってことなので、
その目的に関しては、
これこそソース原理的に、
ソースの人が目的を持っていて、
別にフラットだから目的なくてもいいじゃんではなく、
ソースが目的あるので、
それをうまく伝播していくのは、
それこそソースの仕事なり、
経営者の仕事になるなと思うし、
でも目的を達成するように仕事をさせるって、
めちゃくちゃ難しいんですよね。
学長が言ってたタイ焼きの型とブドウの型を、
これディレクターさんが英語で書いてくれたんですけど、
僕のイメージしている英語で言うと、
タイ焼きの型はテンプレートって言うんですよね。
型番、テンプレート。
これプログラミングでもテンプレートって言うんですけど、
テンプレートはもうそのまま作って、
ちょっとパラメータ変えてプログラム作れるっていうのは、
テンプレートなんですね。
で、ブドウの型の方は、
僕モデルだと思ってるんですね。
身につけるべき。
テンプレートはめちゃくちゃ具体なんですよね。
モデルの方は抽象化したものをモデルと言うんですよね。
これもプログラミングの世界で言うと、
一冊一冊の本ってあるんだけど、
これを抽象化すると、
本というものになり、
一行一流が明細になるっていう。
じゃあもう書籍っていうモデルにしちゃえばよいとか、
一冊一冊の本ではなくて書籍ってモデル化したら、
他の本作れるよねって話になるので、
抽象化するってことなので、
目的を持って抽象化して仕事させるって、
めちゃむずいことなので、
要はマネージャーなり管理職の能力も問われることになるので、
テンプレートで型で管理する仕事のほうが簡単なので、
そうしがちですよね。
でもそっちに倒れちゃうと、
動質性はあるけど一貫性はなくなるんだと思って、
目的と一貫性が大事なんだとしたら、
難しいことに取り組んでいかなきゃいけないというのは、
これ一つ目の分かりやすさと分かりにくさの話で、
だんだん仕事難しくなっていくし、
分かりにくいものをどう捉えるのか、
分かりにくいまま捉えながら、
でも仕事として成果を出すようにするって、
18:00
入り口が低ければ低いほど、
人参切るだけってめちゃくちゃ簡単だけど、
カレー作るってなったらもうちょっと難易度上がり、
おいしいもの作るってなったらさらに難しくなるけど、
でも難しいことをマネジメントしようとするってことは、
分かりやすさはやっぱり消えていくので、
分かりやすくしよう分かりやすくしようってしすぎると、
結局この管理の世界になっていき、
管理の世界になると目的が見失われ、
目的見失われるとみんなシュシュシュの人たちになり、
そうすると、途中で二大に書いてた、
自立型人材の真逆の世界になっていくってことになるので、
分かりやすさを追求しすぎることと、
その管理のほうで、分かりやすいから管理しやすくする、
楽なほうにしようとしていくことは、
自立型の世界の真逆に進んでしまうっていう感じがあるので、
僕は難しくても良いなと思ってるし、
難しいものを難しいまま扱える能力のほうが、
マネージャーとしてレベルが高いというか、
難易度高いことに取り組んでるって感じはするなと思ってはいますけどね。
っていう第一つ目の話と二つ目の前言をつなげてみましたが。
まとめ能力すごすぎてちょっと感動してました。
なぎがすごすぎて感動してましたけど。
でもなんかめっちゃマネージャー大変な時代ですよね。
そうですね。
本当に、そうやって多分育ってきてるわけではない人たちが、
マネージャーに行った瞬間にそれをしろって、
めっちゃここだよねって思うんですよね最近。
テンプレートの仕事をさせられた人が急に今度はマネージャーだって言って、
モデルやれって。
目的でいい感じにしなきゃいけないってなったらむずいですよね。
結構起きてるのってそこなのかなっていうのをすごく感じていて。
ラブドカンパニー回った時もすごいいいなって思った菓子さんは、
やっぱこのミドル層の方に対してめちゃくちゃ手厚いというか、
エンゲージメントって今言われてるけど世の中で言うエンゲージメントってこういうことですよみたいなところからちゃんとみんなで勉強し合うとか、
そこの層のアップデートがすごい肝みたいなことをちゃんと考えて、
分かって研修よりもそっちの方が大事っていう。
すぐ分かって研修やろうとするんですよね。
すぐやりがちなんですよ。
たぶん一番そこの過渡期にいた層の方々に、
新しい概念で言うとこういうことだし、
でもそれは今までやってきたことと絶対つながるし、
それをちゃんと周りにやってほしいんだみたいなことを会社として応援するみたいな。
これができてる会社さん意外と少なくて、
その会社さんに出会ったとき結構感動しちゃったんですけれども、
ここだよなってすぐ若手にやりがち、若手の経験だとか言うんですけど。
21:02
どっちかというとそのマネジメントっていうのを、
もっとみんな身につける機会があったほうがいいなって感じがしますね。
急にマネージャーやるって難しいので、
さっきの目的に対してなんとか良い状態を作るっていうことを、
手段は変わらずなんとかするっていうことなんだけど、
それこそずっと決まったルーチンワークだけやった人が、
急になんとかしようって難しいから、
できることはルーチンワークの管理をすることになっちゃうので、
結局その管理ができることだけが伸びるってなっちゃうんだけど、
マネジメントの能力は、
小学生ぐらいから身につけてもいいんじゃないって感じがしてるんですよね。
夏休みの宿題をなんとか終わらせるって、
これマネジメント能力いるやつだし、
中学受験するなら中学受験するっていうのも、
詰め込みで勉強するより、
入りたい中学になんとか入るっていうところを、
うまくマネジメントしたほうが良い話だと思うんですよね。
なので、マネジメントって、
実は障害教育というか、
ちっちゃい頃から身につけられるもんじゃないかと思ってるし、
身につけたほうが良いんじゃない?って思ってはいるし、
マネジメントは、
勉強かっていうと勉強ではなくて、
これも青木さんともよく言ってる、
身体値だなと思ってるんですね。
身体値は、
これも何回もこすってますけど、
自転車乗るのと一緒で、
自転車の乗り方をどんだけYouTubeとか、
本とかで勉強しても自転車乗れるようにならないので、
一回まず自転車乗って、こけて、
なんとか乗ってみないとっていうのと、
マネジメントは同じものだとしたら、
いきなり、じゃあ君3年経ったんでマネージャーねって言われても、
いやいや、こけたことない人がいきなりマネジメントできなくなっちゃうから、
なるべく若いうちからマネジメントって意識したらいいんじゃないって思ったときに、
なので僕らの会社は、
自立型人材って言ってないですけど、
セルフマネジメントできるようになりましょうって言ってるんですね。
社員全員セルフマネジメントできてる状態が、
僕は理想だとしたら、
そうすると管理職がいらない会社にできて、
誰かが誰かを管理しなくても、
良い状態がキープできるんだとしたら、
これ望ましい状態じゃないって思ったときに、
最近若い社員採用してきてるんですけど、
学部、大学出て1年目とか、
第二新卒で24,5でみたいな人が、
セルフマネジメントできますかって言うと、
マネジメントやっぱりできないんですよ。
35ぐらいの中途採用を取ってるときは、
セルフマネジメントできる人を採用してたんだけど、
若い人はセルフマネジメントできないので、
それこそ考えてあげるコストとか、
仕事を見つけてあげるコストとか、
代わりに心配するコストをかけなきゃいけないっていう、
24:02
コストをかけるところを、
それを僕らはマネージャーが代わりにやってるんですけど、
若い人は最初マネジメントできないから、
だんだんマネジメントできるようになってねっていうのを言っていて、
今のところ僕らの会社はそれを5段階の、
セルフマネジメント5段階って作ってるんですよ。
例えば一番最初は自己管理から始めましょうって言って、
セルフマネジメントって自己管理じゃないって言ってて、
自己管理って朝起きてご飯食べて健康でいるとかなんで、
そんなの第一段階ですよって言って。
第二段階になって振り返りして改善できるようになってみたいな。
第三段階になって、
自分で自分のキャリアなり技術力なり何かを見つけられる
自己マスタリーがありみたいな感じで、
5段階目に僕らは自己中心的リーターを入れてるんですよ。
なのでそこまではいきなりもう若い人無理なので、
その階段を減っていきましょうね。
でもそれは最初からマネジメントを身につけてねっていうことでもあるので、
全然マネジメントやってない人に、
急にどっかの30だからマネジメントやりましょうではないんじゃないっていう風な考え方で
今いますけどね。
めちゃくちゃ面白いです。
くらなきさんの会社の、
そういったセルフマネジメントできる人増やすための仕掛けとか工夫って、
めちゃくちゃ欲しいと思ってる会社さんとか多いんじゃないかなっていうと、
今聞きながら思っちゃったんですけど。
どこまで参考になるのかどうか。
親方と弟子システムですよね。
そうですね。都定制度でやったりとか、
いろいろ取り組みをしてるんですけど、
それこそ大企業でもなければ、
なんかで表彰されるような会社でもないから、
そんな注目をされないんだけど、
僕らなりにそれは考えてね。
でも都定制度いいですね。
それだけクレーじゃなくて、
なんでそれやってんだっけっていう、
そこが分からないと、
5段階票だけもらってもしゃーないみたいな。
そうですね。
その道、こういう道で考えてますんでみたいな。
そうですね。
どうが欲しいですね。
それこそ朱治みたいな話に戻すというか、
今のマネジメントにも無数に方があって、
今言った5段階は倉抜さんの提唱している方ですね。
朱はそうやって、
創始者がいろいろ自分なりに試行錯誤して、
あって編み出したやつが型になるじゃないですか。
で、それを弟子の人が学んでいきます。
で、倉抜さんの持っている強み・資質と、
他の人は持っている強みは違ったりとかするわけで、
その倉抜さんが編み出した型を、
そのままマスターをできるように朱を進めていながら、
27:01
その人がその人の強みみたいなものも磨いていく、
みたいなことをやっていくと、
どこかでその強みが突き抜けることによって、
型を破るみたいなことが起こるっていうのが、
僕の間のイメージで。
そうすると、倉抜さんはできなかったこと、
俺できるじゃん、みたいな感じになって。
ここちょっとアレンジした方が、
俺にとってはやりやすい、みたいなのが見つかってくるのが派手。
だからそのために、やっぱり型を守りつつ、
強みを突き抜けるまで磨き上げると、
自然に起こるものが派っていう、
そんな道づけを僕はしてて。
で、それがどんどん進んでいくと、
もう型から離れても良くなる、みたいな。
自分で全て構築できるようになった、
みたいなのが理っていうことだと思うんですけど、
それこそ自分の持っている強みベースで、
自分の位置から考えました、みたいな。
僕、シュハリを体験をするのに、
おすすめなアクティビティがあるんですけど、
手塚治虫のファースト三部作っていうのがあって、
知ってます?
知らない。
手塚治虫ってゲーテのファーストを、
ファーストね。
ゲーテの作品を漫画家、漫画にしてるんですけど、
人生で3回やってるんですよ。
同じものをね。
同じモチーフで。
21歳の時にファーストっていうタイトル、
そのままのやつをやってて、
42歳の時に百物語っていうタイトルで出してて、
それは型は守りつつ、
設定は戦国時代の日本になってて、
登場人物もアレンジされている日本版のファーストになってて、
最初のやつは結構そのままのね。
最後60歳の時にネオファーストっていうのをタイトルで出してて、
それは未完で終わってるんですけど、
ストーリーの型は感じられつつも、
テーマとかメッセージとかは完全なオリジナルになる感じなんですよ。
でね、これが手払いかんっていう視点で読むと。
そんな手塚治虫その視点で読んでる人いらんないよ。
いつものやつですけど。
めっちゃおすすめですよ。
本2冊買うとできます。
1冊に、手と歯が1冊にまとまってて、
理で1冊になってる。
手歯、理までいくってことは、本当に自立できてるってことになると思うので。
第2回で話した、自立型人材みたいな。
30:00
自立する、僕が目指してる会社は、
自立した人たちを増やしていけたらよいってばと思ってるのと、
自立した人たちが、だけどここにいたいと思えるような場を作れたら、
それ一番いい会社じゃないと思っているんですよ。
自立した人だけを世の中に排出しますってだけだと、学校みたいになっちゃうんだけど、
自立してんのにここ居心地いいなって思ってもらえる場所って、
めちゃくちゃいい場所だなと思っていて、
そこを作りたいって、そういう会社を目指したいと思ってやっております。
素晴らしい、そういう会社さんを一堂に会するというか、
こういう会社像あるよね、この世界線あるよねっていうのをやりたいですよね。
本当はこういう役所とかで、別の物差し用意してきましたけどどうですかみたいな。
やってみてみんなポカーンとしてるけど、一部だけめっちゃ盛り上がってるみたいな。
やりましょう、それ。
それやりましょうか。
まずは木村節健ツアー。
ツアーね。ツアーやりましょう。
学長行けそう?忙しくなければ学長も行きましょう。
行きたい。
行こう行こう。
去年は学長の実家に行きましたけど、
今年も雑草ツアー関西を今回はやりましょう。
やりましょう。
木村さんと東海バネさんにも行ってほしいなと思ったので、
東海バネさん。
こんなちっちゃいネジから、バネか、こんなちっちゃいバネからH3ロケットのバネまで、
スカイツリーのバネまで作っちゃうっていうすごい会社さんが。
品種、少量生産というか手作りしかやらないみたいなね。
会社のために働くなっていうのが社長のモットー。
いいですね、いいです。
じゃあちょっと次の展開が見えたところで、
いやもう十分な撮れ高になりまして、
最後に沼本さんにご感想を何かいただいて、
僕らのたまごちとして今日は終わりたいなと思いますが、
いただけますでしょうか。
お招きいただいてありがとうございます。
本当に一リスナーだったのでですね、
お声かけいただいたときはめちゃくちゃ嬉しかったのと同時に、
実は学長にお寺で変な企業さんたちと変に会うみたいな
接点を作ったら興味持ってくれるかなっていう半分横島な心が実はあって、
お寺をセットしたんですが、
それがこういう形でリアルでお会いしてつながって、
この時間を設けていただいたのはすごく嬉しかったなっていうところと、
必死に作ったものをお二人に読んでいただいたっていうのが、
僕からしたらめちゃくちゃたまごちだったので、
それをこの場でお話しできたっていうのは本当にありがたい機会でした。
なのでまたぜひ関西に来ていただいて、
一緒に夜も含めたザ・ソウラ城の超宴できればと思いますので、
33:04
引き続きよろしくお願いします。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
いや、楽しかったですね。
楽しかったですね。
寺崎さん的にはどんなところが印象に残っていますか。
いや、そうですね。
初めましてだったので、レポートは読んでましたけど、
どういう方か分からず、
どれぐらいまでの強度で話しできるのかなと探ってましたが、
猫感あるなという感じだったので、
いって深い話いきなりしてもいけるかなというので、
放り投げてみたらいい反応をいただけて、
そこでよくお互い別れたなっていう感じはしたので、
そのあとは本当に話し約束を話しましたね。
第2回の詰めたよね。
詰めた、詰めた。
どういうことですかって。
結局経済ってことで。
学長はどうでしたか。
いや、思った通りというか、
思った以上に僕がよく使ってる、
僕周りの言葉を使いこなしすぎているなっていうのを。
使いこなれてましたね。
共通言語が多すぎる。
共通言語が多すぎるなって。
それこそ1回控え室で話し出たけど、
コンセプト概念図の中にソース原理のワードとかも入ってたじゃないですか。
あれ沼尾さんが消し忘れるじゃないですか。
自分の頭の整理のために書いておいたんだけど。
でもあれあったから僕らもわかりやすかったですからね。
ね、わかりやすかったね。
そうそうそうみたいな。
共通言語ある人にはすぐ伝わるやつ。
はいはい。面白かったです。
あとは本当、沼尾さん周りの人たちがもっとつながると面白いなっていうのは思ってて。
お寺のイベントとかも僕とかパネルディスカッションみたいなのが2つあったり、
座禅アクティビティーがあったりとかなんだけど、
そんなに横同士で話す時間ってそんなに多くなかったから、
僕が設計するとしたらもっとみんなが話せるようにするなとか思いながら参加しちゃったんですけど。
みんな面白い人しかいないんだろうから、もっとみんなで喋りたいよなっていうのは。
ちょっとあれですね、継続的なイベントにしてくれたらいいですよね。
勝手にやっていきましょうか。
そうですね。定番のものにしていけたら。
僕も最後の方はちょっといろいろ喋らせてもらったけど、
36:00
ザ・ソラジオだからゲストの話なんで、僕の話あんまりできなかったんで、
大阪行ったときにいろいろ聞いてもらえたらね。
ヒアリングしてもらったらいいですよね。
僕のところもヒアリングしてほしいなと思いました。
まさに。こんな役人の人がいるという話。
そうですね。経済産業省は面白い方多そうだという感じでしたが。
ということで、ザ・ソラジオでは皆さんからのメッセージや相談、質問、ご感想をお待ちしております。
お聞きのPodcastのプロフィール欄に掲載されているフォームからお気軽にお寄せください。
ザ・ソラジオは毎週水曜日午前中に更新しております。
SpotifyなどいろんなPodcastで聞くことができます。
チャンネル登録をしていただけると嬉しいです。
ということで、また来週。
ありがとうございました。
36:59