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倉抜きです。
中山です。
ザッソウラジオは、倉抜きとがくちょこと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、
雑な相談の雑草をしながら、威力をしゃべりしていくポッドキャストです。
今回は、私とがくちょの二人で話すフリートーク会ということで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今日何の話をしようかと、先ほど楽屋で話していたところ、お互いちょっとここ最近バタバタ。がくちょはあれですか、移動が多かったって感じですか?
移動が多かったです。1週間くらい移動してました。
キャンプ、そういえば前回の収録は和歌山でやって、つい最近鹿児島に出張行ってました。
鹿児島のキャンプにまた行ってました。
それはね、バタバタですよね。
その前後にヤホーブルーイングに通いました。
ヤホーブルーイングに入ってたよね。
それがくっついちゃって。
ヤホーさんは中野ですね。
中野ですね。
軽井沢の隣の、隣町で。
地方から地方に行くだけならまだだけど、一回軽井沢挟むとちょっとしんどいよね。
軽井沢、鹿児島、軽井沢。
なかなかハードな。
でもあれですよ、その間にくらぬきさんからいただいたゲラを読ませていただきましたよ。
ありがとうございます。
くらぬき書房、初の。
僕もバタバタしてる理由は、くらぬき書房という出版社で本を出すというのを進めておって、ちょっとバタバタしておりましてね。
はいはいはい。いや、面白かった。
本当?よかった。
そして終わり方が、これで終わり?ってなりました。
なりましたか。そこはもう狙い通りですね。
本当ですね。
まだページ続くのかなと思ったのに終わってた。
あれですよね、小説風というか。
そうですね。もう完全にどちらかというと小説にしようということで、想定家さんとかも含めて編集の方も入れて。
一応ネタとしては、私のブログのなんて書いてあることとかなんですけど。
あれですよね、タスクバラシとか雑草とか振り返りとか。
そうそうそう。なんだけど、作るときに逆にビジネスショップっぽい感じとか、教える感じをちょっと一旦忘れて、ただただもう小説として成立するように書いてみようみたいな。
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はいはいはい。
なので書いたので、今回なのでお互いバタバタで話すことないので、ちょっと僕の本の宣伝をする回にさせていただくということにさせてもらってるんですけど。
宣伝というほどのものでもないですけどね。
宣伝というほどのものでもないですね。最近の活動というか、ここ1年の活動の結実についてちょっと僕のバタバタをお伝えするという、そうなんですよ。
で、ちょっと皆さんに背景だけお伝えしておかないと。多分リスナーさん急にどうしたみたいになっちゃうのでお伝えすると。
そうですよね。
これでも学長とも前からちょいちょい雑草ラジオで話してたんですけど、本自分たちで出したいって言ってたじゃないですか。
その本を自分たちで作って売るにはどうすればいいかみたいなヨタ話をずっとしてきた結果、僕もいろんなところで方々でそれを言い続けた結果、
作りましょうかっていう雰囲気になって、こういうのやりたいんだけどって言ったら、じゃあそれちょっと協力できますって言ってくださる方がいたり、
昔の知り合いの方が、出版の編集をされてる方で、久しぶりにお会いして、ずいぶん久しぶりに会ったんだけど、こういうことしたいって言ったら、
じゃあ、サポートじゃないけど、コモンというかね、形で教えてくださる形になったりとかして、ずっと言い続けてたら、
ポーカーじゃないですけど、ずっとカード引き続けてたら、あれ、5枚揃ったみたいな。
必要なパートナーが全部見つかってしまったみたいな。
見つかってしまった。なのでこれもう始めるしかないみたいな。
始めたら終わらない。
もともとやりたかったことが、待ってたらカード揃ったので、出版事業という、新しい事業ね。
出版を、本を作り出すところまで、売るところまでやるプロジェクトが、ちょうど去年の今ぐらいですかね、1月、2月ぐらいにスタートし、
とはいえ、本は書いたことあるんですけど、出版までやったことないじゃないですか、僕らは。
執筆だけしかしたことないので、出版業界の仕組みが全くわからない中、手探り手探りで、
なんとようやく、今のところ3月9日かなに、
もうすぐですね。
一般販売できるんではないかという、今架橋なので、これまた印刷会社等々の諸々によって売れ込む可能性もあるけど、
今のところそういう予定で行こうというのが背景にあって、いよいよゲラが出来上がり、
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初行っていうんですけど、1回目の実際に近いものは出来上がったので、
それもぜひ架橋に読んでもらおうということでお渡しして、
今日、今日初めて、前回お渡しして、今日初めて感想を聞けたので、ちょっとドキドキしながら聞いています。
あんまり小説だからな、内容に触れるのは触れにくいんですけど、
そうですね。
こういう感じで来たかっていう、ですね、面白いですね。
これ、著者名は誰になるんですか?
これ、そうなんですよ。今回出版事業やるってなった時に、これもずっと引き続けたカードの一つだったんですけど、
これ僕が自分で書くとなったら、結局普通に出版社で出すってことになるのと変わらないので、
幸いお声掛けはいただくので、普通に出すカードになっちゃうので、
っていうのと、さっきの元々の原案は僕のブログだけど、
普通にエンタメとして面白くしたいと思ったので、
さすがにそこに自分にはその自信も才能もないので、別の方に書いていただこうということで、
これはもう僕がずっと昔から婚姻にしている、
執筆業というかライティングを得意とされている方にお願いしたんですね。
長瀬さんが著者?
そうです。長瀬さんが著者です。
なるほど。で、倉抜さんがプロデューサーみたいな感じになるとか?
そうっすね。一応出版社の奥づけっていう本の一番最後に入れるとこには発行者、発行者って言うんですかね。
発行者。出版社の社長の名前書いたり。
そうそう、出版社の社長の名前がそこになるっていうことと、
元ネタのタスク話とかの原案については僕が出してるっていう感じになってるので、
材料は私するけど、料理は完全にお任せしてるっていう感じ。
原案協力みたいな感じですね。
そうですね。そうです。本当にそんな感じですね。
なので、学長が書いてる青足本とかジャイキリ本って、
マンガのエッセンスでビジネスの抽象化して説明をしてるというか、
応用聞くようにしてるってやつを逆に回したって感じですね。
はいはい、なるほど。
僕の管理ゼロの本とか、ブログとかを逆回転させてストーリーの方に載せたら、
こんな感じになるみたいな。
はいはい。マンガをビジネス本にするのと反対の。
そうですそうです。
この先、もしかしたら今回の小説をマンガにして、
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マンガができましたってなって、それを学長に読んでもらって、
それを学長がおにゃがなで学ぶっていうのを書けば。
それもうくらぬきさんの今まで書いた本に戻るっていう。
僕の方に戻るという。
おもしろい。
逆抽象化というか、偶象化ですね。
ストーリーエピソードという偶象化したという感じでしたね。
なるほど。で、くらぬき書房は普通に本の流通に載せないんですよね。
そうなんですよ。これも出版業界調べだして、
いろいろわかった中で考えたことなんですけど、
まず出版社の名前がどうするっていろいろ悩んだ結果、
一緒にやってくれてるチームのメンバーが、
くらぬきって名前珍しいから、ちょっと入れたほうがいいんじゃないかっていうのと、
著者にくらぬきって名前を入れないので、今回。
入れないってことは、どっかでくらぬきさんがやってるよってことを知らせたほうがいいみたいな狙いがあって、
じゃあちょっと死にせっぽい書房とかつけちゃうみたいな、
本当に軽いノリで決まってしまい、甘んじて僕は受けたという。
なるほど。
これはもう声を大きくして言っときたいのは、
決して僕は自分で自分の名前を使ったわけではないということなんですけど。
そうなんですけど、くらぬき書房を始めたときに、
いわゆる本って、これもリスナーさんの中には聞いたことあるかもしれないですけど、
取り継ぎっていう流通の仕組みがあるんですよね。
今回は電子書籍じゃなくて、実際の本、印刷した本を作ろうっていうのが、
アクティビティとしての狙いなので、
実際の本を印刷すると、
最初に2,000部とか3,000部とか、多いと5,000部とか、
本を印刷会社さんにするんですけど、
それを全国の本屋さんに配送していって、そこからお金を徴収して、
返品管理とかをするっていうことをしなきゃいけないんだけど、
それやるのめちゃくちゃ大変なので、
各書店がね、各出版社がやるとしたら、
全国の書店の連絡先を知らなきゃいけないし、
配送できなきゃいけないし、とかっていうふうになると大変なので、
取り継ぎという、印刷されたものを適切に全国の書店にばらまいて、
管理してくれるっていう仕組みが昔からあるんですよね。
それを出版社さんは使うので、取り継ぎを通すっていうんですけど、
取り継ぎを通すっていうことをすると、何が起きるのかっていうと、
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出版社側からすると、取り継いだ先の書店に、
どこの書店にどれだけ並べるのかとか、
書店さんとのコミュニケーションとかは断絶してしまうわけですよ。
間に完全に入っちゃうから。
なので、言ってみたら、広げるところはお任せみたいな感じになってしまう。
一方で、現代において、本が地方の小さな本屋に一冊だけ置かれても、
出会うことそのままないので、
それよりも、例えば東京の大きな書店に集中的に配本するとかで考えたいけど、
それも取り継ぎに任せちゃうってことになっちゃうので、
なかなか自分たちでコントロールできない範囲が多いねっていうことがあって、
今回は我々、取り継ぎを通さないでやってみようと。
これ僕らはインディーズと呼んでるんですけど、
インディーズ。
インディーズ、要はバンドもメジャーデビューすると、
ソニーレコードさんとか、いろんなレコード会社さんが
バンドと契約してメジャーになるってそうなんですけど、
メジャーになると会社さんが、そろそろいろんなレコード店とかショップとかに
配送、マネジメントしてくれるんだけど、
一方でめちゃくちゃ間取られるってことですね。
ありがたいけど、いっぱい取られちゃうっていうことがあるので、
最近、レコード会社通さないですみたいな、
有名なバンドでさえインディーズにあえて戻るみたいなことをすることが起きてるんですけど、
それはもうつまり、自分たちでライブとかやって、
CDとか自分たちで吸って、手売り的な感じで売っていくっていうことをすれば、
直接ファンとつながれるし、届けたいところに届けたいっていう風になるし、
本当に自分たちの作品を自分たちが欲しいと思ってくださる人に届けられるっていうことができるねっていうことがあるので、
インディーズという活動がミュージシャンの世界ではあるんだとしたら、
これ出版に関しても、言っても大手の出版社じゃなくて、
僕らも3,4人でやってるぐらいの出版チームなので、
だとしたら、これはもうバンドみたいなもんだなと思えば、
自分たちで印刷して、倉庫はないけど、そればっかりは僕の会社のオフィスを借りて、
ダンボール置いて、手売りをするなり直販するなり、インターネット通販するなりっていうのを直接やっていくことで、
取り継ぎを返さない、独自の販売をやってみようっていうのは、
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チャレンジですね。これでうまくいくかどうかは全然わからないし、
そういうふうにやって、うまくいったケースがそこまでないので、
ただ、業界監修には逆にとらわれなくても済むんですよね。
これも本の出版業界の課題なんですけど、
取り継ぎを通すことによって、変本率みたいなものが非常に高いんですね、今の。
今、本が売れない時代の中で、めちゃくちゃ本売れないのにいっぱい本出てるんですよ。
いわゆる、種類は増えてるってことですね。
SKUっていう本の種類は、1日何冊も発売開始されてるけど、
1冊あたりの部数がまず減ってるっていうのと、売れる量が減ってる。
何が起きてるかっていうと、いっぱい吸ってもいっぱい変本されてるっていうことが、
パサンパシな状態ですね。
そうですね。僕らの本もあれですけど、売れる時は長く置いてもらえるけど、
売れない時は本屋に1週間くらい並んだら、もうすっとコーナー狭まって、
すっと棚差しって言うんですけど、棚に背拍子だけ見える状態になるみたいなことが起きるのは、
売れなかったらすぐ変本されるらしいですね。
あれですよね。そもそも変本って書店さんが本を仕入れるわけじゃなくて、
そうなんです。
そうですよね。委託販売みたいな。
委託販売なんです。
書店さんにとっては別に売れたらいいけど、売れなくても困らないっていう。
困らない。
ただ返せばいいだけ。
そうです。そう。
結局はないって。
そしたら仕入れとこうかって言って仕入れて、売れなかったらすぐさっと返すみたいな。
返されても出版社側は困るので、一旦在庫で置いとくんですけど、
在庫で置いておいてもずっとコストが借り続けるので、どっかで焼却するっていう。
裁断しますけど、いりますかっていう案内いただいて。
切ないやつですね。
切ないやつ。
っていう在庫残っちゃうんで、破るしかないみたいなことが起きていて、
いやこれもうSDGsの時代に真逆のことをいっぱい吸って、
売れたらいいけど売れなかったら断債するみたいな世界が、
これがもう非常に良くないなということで、
なるべく小6で作り、無駄がない出版をやりたいなということで、
出版事業を始めたというので、
もうこれで20分喋っちゃったから、全然僕は喋りたいこと喋れなかったんですよ。
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喋りたいことって何ですか?
いやいや、本の中身の話を全然しないまま。
いやいやね、これね、これちょっと遠く、テーマ界で出せる感じの話ですよ。
出版業界の闇というかね。
闇?
出版業界、いや、これね、いわゆる別の業界から入ってきてるので僕ら。
で、出版業界特殊特殊って皆さん言うんですよ。
特殊だから、そんな君たちのビジネス世界でやってきたからって言って言われるんだけど、
特殊か?みたいな。
でもこっちは経験ないから、まあわかりましたって言って、向こうの流儀で一冊目作ってきたんですけど、
いろいろやってみた分かったのは、特殊でもなんでもなくて、ただ図3だったっていうことが僕は分かったんですよね。
図3であったり、まあなんかだらしないと言ったらあれなんですけど、
いわゆる本当にシステム開発の業界ほど洗練されてないというか。
っていうのがあって。
あれですよね、本とか著者、何冊今売れてるんですかって出版社さんに聞いたら分かりませんって言われて。
分かりませんね。
しかも何だったら、著者は契約書なしで最後まで書かされるじゃないですか。
とか、それって、著者が弱いからだと思ったけど、これ業界全体そうだったりとかするんですよ。
そうですよね。
弱いからっていう感じも受けたことないな。
そうそうそう。
契約書って原稿書き終わってからやるんですか?みたいなのは、よくある気がします。
でしょ?でしょ?
もうね、変なんですよ。
ここが変だよ、出版業界というトークテーマでね、僕は。
だいぶ喋れる。
これはもしニーズがあるかどうかは分からないですけど、あればトークテーマにしたいぐらいのやつですね。
さておき、今回ね、くらぬきしょぼで出す本。
今回本当に僕ばっかりは喋って恐縮ですけど、
残りディレクターさんからあともう5分でゲストが来るということなので締めますが、
検索はくらぬきしょぼで検索していただけると、おそらくこの放送するタイミングにはできてると思いますけど、
今回の本は小説仕立てというか、もう完全に小説になっており、
社会人3年目の若者が働き方だったり、自分の生き方みたいなところに葛藤があったり、迷いがあったりっていう、
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憂鬱な状態をどうやって溶かしていくのかという、3年目の憂鬱を溶かす物語になっており、
タイトルはこの社会人3年目、ロボットみたいに支持されたまま働いていることに疑問を覚えたことに対して、
タイトルは私はロボットではありませんというタイトルの本が、3月9日、サンキューの日に発売になるということですので、
ぜひ皆さんチェックしていただけたらありがたいです。
面白いのでおすすめです。
犬猫でいうと、こじらせて思考停止状態で働いていた犬の人がちょっと生き返るみたいな感じですよね。
そうですね。生き返るって感じです。何だったらちょっと猫になっちゃうかもしれないという。
かもしれない。
はい。成長物語になっています。
あれですよね。最初にここで終わるのって僕が思ったっていう話ですけど、続きはどうなるんですか。
それはね、ぜひ皆さん読んでいただくと、まだゲラの段階では見せてない仕掛けが入ってありますので、
実際の印刷された本をぜひ手に取っていただけると、
その謎が解けるようになっておりますので。
ちょっと出来上がりをまた楽しみにしております。
はい。ということで、もう完全にこの2人会、僕だけが喋り続けてしまいましたが、
いやいや。構わないですよ。
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ということで、次はまたゲスト会に戻ります。ではまた来週。
ありがとうございました。