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2025-11-19 38:32

友安啓則さんとザッソウ第3回|売る力、作る力(#197)

ザッソウラジオは、ソニックガーデンの代表・倉貫義人と仲山考材の仲山進也(がくちょ)が、2人の友だちをゲストにお招きし、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。

ザッソウとは「雑な相談」のこと。毎月、さまざまなゲストとザッソウしています。

ゲストは、大阪府・八尾市にある、株式会社友安製作所の代表取締役社長、友安 啓則(ともやす ひろのり)さん。第3回は、日本のものづくりについてです。

日本のものづくりに危機感を感じている友安さん。3人のおしゃべりで見えてきた未来とは?

★今回のザッソウ★

日本のものづくりを憂う/雑だけど壮大/メーカーであり、小売でもある/「海外」とまとめない/分業の賞味期限切れ/全部つながった、すごかった/ものづくりは価値づくり

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サマリー

友安啓則さんがゲストとして参加し、製造業の現状や売る力、ものづくりの重要性について深く議論します。特に「メイドインジャパン」ブランドの認識の変化や、海外市場に向けた戦略についての問題意識が浮き彫りになります。今回のエピソードでは、日本のものづくりと海外展開についての考察が行われ、特にマーケティングやクリエイティブの重要性が強調されます。また、製造業における分業と協力の新たな形が提案され、メイドインジャパンの価値についても議論が展開されます。友安啓則さんは雑草ラジオに出演し、ものづくりの力や価値づくりについて語ります。彼の成長への意欲や、リスナーとのインタラクションの重要性についても触れられます。

製造業の議論の開始
スピーカー 2
くらぬきです。
スピーカー 3
中山です。
スピーカー 2
ザッソウラジオは、くらぬきと学長こと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして雑な相談の雑草をしながら、
威力をしゃべりしていくポッドキャストです。
2025年11月のゲストは、大阪八王子にある株式会社友安製作所の代表取締役社長、
友安裕典さんです。最終回です。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
時間が早い。
スピーカー 2
夏な相談から、なかなか深い議論に入っていき、最後、チーム化していくことが、お題と試行錯誤によって、あらゆる場面でできていくんじゃないかと。
型と制約条件の違いみたいな、学長の話もありましたが、ここまでいかがですか。
スピーカー 1
いや、これ本書けんじゃないですか。
もちろんその学長とかの本とかの言いとこ取りになっちゃいますけど、でもなんかすごい本当に、僕こんなざっくりした質問していいのかと思ってたんですけど、まさかここまで何かこう、
いい意味で革新に導いていただけると思ってなかったんで、
あのすごい満足してるんで、もう一個の課題の方も。
スピーカー 2
そうですね。
これはもうちょっとその、友達さん的な問題意識というか、どんな感じの話ですか。
スピーカー 1
なんかその、僕らその冒頭で第1回とかでお話ししてたように、なんかあの本当に製造業でずっとソフト、父親がずっとやってきてて、
で、僕自身はもう売ることに特化して全然違うことをしてたんですけど、本当に10年ぐらい前に、あのオープンファクトリーみたいなのを自社で1回やったんですね。
オープンファクトリーというかオープンオフィスみたいな感じで最初は地元の人を呼んでって言ったらいきなり、
1300人ぐらい来て、で、ついでにおまけに工場を見せるみたいなことをしていったらですね、最初はなんかうちのインテリのデザインとかそういうとこを見てもらいたくて、
どうやらみたいな形でオフィスとか見せてたんですけど、結局来た人がみんなムービー撮ったり写真撮ったりしてたのってうちのおじいちゃんが作った機械だったんですね。
それをこう見たときにふと、あれ、もしかしてうちの会社の価値ってこういうデザインとかだけじゃなくてものづくりの部分かなってふと思って、
で、僕はやっぱりものづくりに帰ろうって思ってですね、急激に今ものづくりに回帰って、最初は社内全員に反対されたんですけど、
もう一回ものづくり企業に戻りましょうって言って、またものづくり企業に戻ると言っても針金を作る商品じゃなくて、
今はそういう、売ることに特化した結果クリエイティブみたいな人が結構増えたんで、その人たちがデザインした家具とか重機とか建具とかを今までは機械を組み立ててた機械工が作るっていう新しいビジネスを
8年くらい前からちょっとずつ始めて、プロダクトになったのが6年、7年くらい前。今は売り上げの10%近く占めるまでものづくりの部分が急激に今増えてきていて、
自分の中でもやっぱりものづくりっていうのは最強のコンテンツって言ったらすごく軽く聞くんじゃないかもわからないですけど、だなと思って、今は結構ものづくりをやってきてるんですけど、
ただ、なんか最近すごい海外とかに自分らが出展したり、海外からお客さんとかを招いていろんなお話をしていく中で、メイドインジャパンブランドがちょっと由来できてるなと思ったんですよね。
僕らは、例えば海外に出展すると、日本から来たっていうと、メイドインジャパンクオリティいいねとかっていう人は結構いらっしゃるんですけど、だいたい40代オーバーの方々なんですよ。
逆にそれ以下の人たちって、あんまり日本のものづくりに対して良いクオリティとかメイドインジャパンはいいねみたいな話は全くしないんですね。
なので、多分僕らの先人が築いてくれたメイドインジャパンブランドがこのままいくと、誰も彼もが使えなくなってくる。世の中になってくるんじゃないかなってちょっと思ってきてて。
そうした時に、これから海外で物を売ろうとかっていろいろ考えている人、僕ら製造業とか、やっぱりちょっと力を合わせてこの業界をちょっと変えていかないと、もう今ものづくりって言うと日本じゃないみたいな風になっちゃってるのがちょっと心配では。
ものづくりの価値と挑戦
スピーカー 1
僕らとしての行動としても、工場ホコロープロジェクトとか、僕らも賛同してたり、あとオープンファクトリーっていう工場を見せるやつをやったりとか、いろんな海外のインバウンドの人、うちの工場見学とか宣伝することとかも結構やったりはしてるんですけど、
スピーカー 3
なんかもうちょっと、うちの2.0じゃないですけど、その先みたいなのってなんかないのかなっていうのは結構模索してて、そこを聡明なお二人にちょっと雑な相談をしたい。なんかいいアイデアないですか?みたいな。
スピーカー 1
雑だけど壮大ですね。
雑だけど壮大なんですけどね、やっぱりものづくりがちょっとやばいんですよ。今まで2次加工、3次加工とかやってた会社がのきなみなくなってきてて、日本でものを作れなくなってきて、最低でこれで、前までマーケットインかプロダクトアウトかみたいな話あったんですけど、
今プロダクトアウトでものを作っちゃうと、もうそれもすごい金額になっちゃうし、逆にマーケットインではものが作れない日本では、時代になってきてて、じゃあプロダクトアウトでしかものが作れなくなって、じゃあそれで高くても売れるのかっていうと、なかなかハイテク価値とか上昇的価値みたいなものがまだまだ100%消費者に伝わってないから、
前までの価値判断基準の価格と品質イコール値打ちがあるかないかの中での判断になってしまってるのかなっていうのがちょっとこうあって、じゃあどうすればそこに日本でものを作ることにものすごく価値が背景的価値としてドーンと出るようにできるのかみたいなのはなんか悩んでます、ずっと。
スピーカー 2
なんかそのトモヤシ製作所さんがね、さっきのおじいさんが作られたネジの工場を次いでトモヤシさんが大きくしてみたいな話の中で、もともと商社をされてたっていうのが結構面白い経歴なのかなと思っていて、
なので、どちらかというと、もともと実家はメーカーだったんだけど、商社マインド持った人が後継者に入り、小売になったっていう感じ。小売としてうまくいって、でも実はメーカーであったことがDNAにはあったので、そこのメーカー的なところを戻していく。
でもこれ、メーカーと小売が一緒になってる業態ってことじゃないですか。
これは新しいし、どっちも力持ってるってことは、これいいことだなって感じはしてるのは、クラッシュコムもそうなんですよね。
クラッシュコムももともと、買い付けて売るみたいなところからスタートしてるんですけど、僕が社外取りで入った7,8年前は、まだオリジナルと半々ぐらいだったんですけど、今はオリジナル商品のほうが増えてきている。
スピーカー 2
メーカー的な能力を持ってきたっていうのは、小売からメーカー的な能力が入ってきて、言うことができたら、のりたけさんとか、昔からあったブランドと組めるようになったりとか、メーカーとして強いところと組めるっていうふうになったりとかして、
でもこれ、さっきのマーケティングでは作れないし、プロジェクトアウトでは伝わらないから売れないし、みたいな話は、これメーカーと小売機能が一体となってると、実はそこで生きるんだなみたいな。
スピーカー 1
そうですね、まだうちの場合はまだいけてるっていうか、売り上げも10%まで、0.2%からものづくりの部分が回復してきてますし、なんでそれができてるんですけど、でもそれは海外ってなるとまたフィールドが変わっちゃうじゃないですか。
やってるブランディングだけでは海外でなかなか戦えないっていうと、その個社ではなく州の力っていうか、オール日本じゃないですけど、そういった部分がちょっと必要になってきてるんじゃないかなみたいな。
ってなったときに、どうすればみんなまとまるんだろうっていうか、どうすれば昔みたいにいい意味で競争できるんだろうっていうか。
なんかハイエンドなものを作っていく、シャープがあってサンエオがあってソニーがいてみたいな、あの人たちがいてみたいな、そういう時代、いい意味での競争があって、でも今は競争っていうと確実に共に作るほうになって、別にそれはそれで悪くないと思うんですけど、
そうするとなかなか世界で戦えないような気がもうちょっとしてるっていう、作りの未来みたいなのは、あんまり今見えないなと思って。
日本の市場と海外展開
スピーカー 1
特に、例えば伝統産業とかって、伝統工芸とかも伝統工芸士っているじゃないですか。
でも僕らって工業なんですよね。
結構量産品を作るとか工場でものを作るっていう形になると伝統工業士なんか当たり前ですけどいないんですよ。
あんまりそこら辺もフューチャーされない部分ではあるんで、なんか地場産業として工芸化されているものは結構こうフューチャリングされやすいんだけど、
なんかゴムのパッキン作ってますとかって言っても、そのゴムのパッキンがないとプロダクトが完成しないからめっちゃ重要なことをしてるのに評価されないみたいな。
どうすれば工場見学だけでそれが可視化できるのか、どういうふうになればいいのかなみたいなのはやっぱりずっと悩んでますね。
難しすぎますよね。
スピーカー 2
科学長はありますか。
スピーカー 3
クラシコムもそうですけど、楽天の店舗さんたちを長く見てきていると、最初氷です、みたいな。
あとは卸、卸なんで氷はやったことないです、みたいな。
そういう人とか、メーカーですみたいな人も一部いて、そこからみんな始まるんですけど。
やっていくうちに、それこそ氷です、みたいな人とかがだんだんリピートしてくれる、ファンと呼んでもいいようなお客さんが増えてくることによって、
プライベートブラウンドで商品を作れるようになって、要はロットの壁を越える力が、支えてくれるお客さんが基盤ができたことによりメーカー化していくみたいな流れは確実にあって。
あとはメーカーとかもファンのお客さんが増えてくると、すいません、あなたのお店で買いたいのにもう買い尽くしたので何か買えるものありませんか、みたいな問い合わせがき始めた、みたいな声とか聞いたことあるんですけど。
そうするとしたら、近所においしいチーズケーキ売ってる知り合いがいるから、じゃあちょっと紹介しましょうか、とか言って。そこからスイーツが売れ始めるみたいな。スイーツ屋さんじゃないんですけど。
なるほど。
いい意味の競争があって。でもそこがまた過ぎていくと、みんなランキング見て売れるもの仕入れて売りゃいいのかってなってくると、過等競争になって消耗戦になっていくみたいな。
そこから、うちの原点ってなんだっけっていうのを考えて、それこそ原点回帰的な形で螺旋一周になって、理念とか商品のコンセプトみたいな、お店のコンセプトみたいなものをもう一回考え直して明確にしていって、2.0的な感じになっていくみたいな流れが、僕一周見て、今に至ってるんですけど。
そういう意味で言うと、それを海外でやるとしたら何をどうすることなのかなっていうお題として、今なんとなく聞きながら考えてました。
あとは、シャープっていうのが出てきて、僕最初の会社シャープで入社式八王だったなっていう。
スピーカー 1
そうなんですね。
そう。
僕のこのリモートルームからシャープ見えてます。
あ、マジですか。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 1
シャープさんと仲良くて、ホームパーティ推進会っていう僕メディアやってるんですけど、すごいふざけた名前ですけど、そのホームパーティ推進会にもシャープさん入ってくれてて。
スピーカー 3
へー。
スピーカー 1
そこは同時出し魔法瓶も入ってくれてて、タイガー魔法瓶も入ってて。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 1
なんかその3社って結構炊飯器とかでシェアバチバチなんですけど、ホームパーティ推進会っていう名の下に総会には全員来てくれて。
スピーカー 3
へー、面白い。
スピーカー 1
ディスカッションするみたいなことをやったりしてます。
ちょっとシャープさんの話出たんであれですけど。
ホームパーティ推進会もものづくりとかそういうのちょっとでも広がればいいなと思って、今意外に増えて150社ぐらいが入ってくれてる会なんですよ。
もしよかったら入会費無料なんで、倉敷くんさんもぜひ。
海外で戦っていない人っていう部分がすごくあって、日本の人口すごい減っていくじゃないですか。
でも海外の人口は増えてて、僕らがまだ小学校のときってたぶん50億人、60億人いってないぐらいで習ったと思うんですよね。
でも今は世界の人口っていうと90億人差もある感じですもんね。
だからすごい勢いで増えてるのに日本はめちゃくちゃ減っていってるから。
日本で今すごいファン作りして、あんまり売ろうってマーケットシェアじゃないけど、マーケット作ったりしてやってるけど、やっぱり世界見ていかないと日本のものづくりは明るくないなって思ったときに、
今後日本のものづくりは何を武器にしてやっていけばいいのかなみたいな。
海外市場へのアプローチ
スピーカー 3
漠然と考えて、最初はものづくりに対する姿勢みたいなものが日本は優れてるから、それを海外の人に見てもらおうと思って今オープンファクトリーとかやってるんですけど、
スピーカー 1
それで間違えてないのかなとか、ことはすごい考えてて、どうすれば海外にファンって作れるんだろうとか。
スピーカー 2
ものづくりが、2次加工3次加工の会社が潰れてるみたいな話もありましたけど、やっぱりものづくりだけをやるっていうことだと、
プロダクターオートでもマーケティングでも作れないっていうふうになっちゃうときに、
顧客との接点が、さっきのラプテン出展してるうちにメーカーが氷の会社になるみたいな、もしくは氷だった会社がメーカー的な機能になる。
これ、第2回とかでも言ってた、集約されていくみたいな、要は規模ではなくて、ファンクションとしてあらゆる部分を抱えたものに分業しなくてよくなった。
メーカーと氷が分業しなくてよくなったんじゃないっていう、根拠じゃないんじゃないかってことなんだろうなって感じがしてて、
トマヨ製作所も結局そういうことなんだろうなっていう感じがしてる。氷とメーカーが、これ今までは分業しないと機能として成立しなかったところが、
それぞれできることが増えてきたので、一緒にしたほうがいいんじゃないって。
僕のフィールドの例で出すと、ソフトウェア開発っていう開発をする世界においても、ひとんかし前はプログラムを作る人とコンピューターで運用する人って分かれてたんですけど、
10年くらい前からDevOpsって言葉が出てきて、そこを一緒にしたほうがいいねって言ってたんですね。
それまではインフラ運用する人の専門性が必要だったし、コンピューター扱えるお金が必要だった。
プログラムを作る人はプログラムを作ることを一生懸命やらないと生産性がなかった時代が、オープンソースとかクラウドによって、
もう一人当たりできることが増えたから、一緒にしたほうが効率が高いってなって集約してきたんですね。
つまり、凝集してくるっていうことが、これ今度はメーカーと氷が凝集するみたいな、いろんなものが凝集していくっていうのが、
結構文明の進化とか技術の進化で、どのところも起きてくるのかなってなった時に、
二次加工、三次加工の会社も、もしかしたら楽天に出してみて、
効率的なことのケーパビリティを得ていくってことをすれば、直接自分たちのものが届けられるようになる。
もしくは、直接届けるっていうところも、届けるところだけじゃなくて、自分たちで作るっていうところのケーパビリティを獲得していくみたいなことは、
これ、加工に比べたらやりやすく、どっちもやりやすくなってますね。
ECもあれば、工場でっかいの作るのは難しいかもしれないけど、
シェアさせてもらうとか、一部借りるみたいなことができるようになってきているはずだとしたら、
それどっちも近くなってきたら、まずそこによって一つ壁が超えられる気はしている。
そうしたときに、氷の部分のところはクリエイティブが生きるところなんですけど、
クリエイティブの部分が海外で行けるかどうかは、日本だからというよりは、
海外と日本って二つしかないわけじゃなくて、海外って言ってるけど、インドもあれば中国もあればヨーロッパもあればアメリカもあれば、
今だと南アフリカ、アフリカも産業発展してるみたいな中において考えると、
海外って括りにしすぎちゃうと、乾燥化しすぎてしまっていて、解像度が悪くて、
どちらかというと、自分たちのクリエイティブがどこの国にどんなように伝わると、
どこで売れるのかみたいなのを模索していくのは、
日本でもさっきのマニューシーなものがハマるのか、フェニミンなところにハマるのかみたいなところを探しながら、
マーケットを探してるみたいなのって、これ効率的な発想でいくなら、
多分海外も日本っていう発想、日本でも多分日本って一つにしてないと思うんですよ、ターゲット、マーケット。
効率的な製造とクリエイティブの融合
スピーカー 2
同じようなことで、細分化して見ていくっていう風になった時に、
そういう言葉の壁みたいなのが今度出てきた時に、これはテクノロジーによって超えられる世界観なので、
今それをクラッシュコムだと、今インスタを今年から台湾とかアメリカとかで試しに打ってみて、
AI使ったら出せるので出してみたら、コンテンツ全く変えないのにめちゃハマってるんですよ。
めちゃくちゃその伸び率が高いですね。
中身のコンテンツをクリエイティブに分けて変えてるわけじゃなくて、
今まで通りのものを出してるんだけど、言語だけ元気にローカライズして出せば、
どうなるかって試してみたらすごいハマって、
実はそれで海外の回答度すごく上がってるみたいなことが起きてるんで、
まず運業しないで業種化していく、メーカーと小売が業種化していくっていうところ。
それだけでスケールすることは難しくなるかもしれないけど、
野生の牛がいっぱい増えるとしたら業種化されたほうがいいんじゃない?って思うし、
業種化されたところがマーケットを日本でくくるんじゃなくて、
個別にくくってるのと一緒に海外も海外でくくらずに、
国なのか、その国のどういう人たちなのかっていうのを見て試していくってことをすれば、
どっかでハマる可能性はある。
結局でもそれでメイドインジャパンなのかって言われたら難しいんだけど、
そういうのが増えていったら、これも日本だったんだみたいな、
シャープなのかソニーなのかもメイドインジャパン連合みたいなのをやったわけじゃなくて、
それぞれが頑張ってたら、ソニーも日本だしシャープも日本だしっていう風に当時は思われただけな、
その後から見て。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そんな感じがしてるので、進め方としてはボトムアップ的に、
要はメイドインジャパンっていうのは外から、後からつけられるっていう状態を目指したほうが、
いいのかなみたいな感じはしましたけど。
スピーカー 1
すげえ先生だ。
そうですよね。
本当に僕ら製造業一人一社一社が売る力みたいなのをちゃんと自分でやっていけば、
そこでちょっとずついろんなところのアンテナに引っかかって海外に出たときに、
総合でメイドインジャパンが評価されればいいですもんね。
スピーカー 2
そうですね。なので、売る力と作る力を分けない。
それこそ作る力がめっちゃあるけど、売る力を伸ばす気がないって結構入球的な発想になっちゃう。
そこは入球的な状態から野生に行くのはすごく大変だし怖いと思うんだけど、
望むなら野生を目指してもいいんじゃないって感じはしますよね。
スピーカー 3
運業みたいな話でいうと、それこそ製造業って高度経済成長のアクティビティだと思うんですけど、
そのときのお題って、まだテレビがない、普及してないので、
作って流通して近くまで届けるアクティビティ、そして棚に並べるアクティビティじゃないですか。
スピーカー 2
もう必要性のニーズとしては一家に1台っていうお題がもうすでにある。
スピーカー 3
これを普及させることっていうお題をみんなで、チーム2本で、
じゃあ俺作るわ、俺運ぶわ、俺並べるわみたいな、そういう分業をしないと間に合わなかったからそういうふうに分かれていきました。
メーカー卸売りみたいなふうになっていきましたみたいな。
それが元々のお題からの役割分担だったんですけど、今もうお題変わってるから。
スピーカー 2
そうした状態の社会においてどう届けるのか、もしくはどうニーズを発掘するのかみたいなことに変わってきちゃったんですよね。
スピーカー 3
そうすると、作る人と運ぶ人と並べる人が分かれてるとうまくいかないみたいなことが起こってるっていうのが
今のなんかうまくいかなくなってんなみたいな。
スピーカー 2
それを分けなくてもいけるぐらいの。
スピーカー 3
繋ぎ直すみたいな。繋がった状態に戻すというか。
それこそ大橋さんも仲のいい高本ちゃんのところ、リゲッターとかはいくのくの、
めっちゃ細かく部品分かれた工場ごとに作ってるパーツが違いますみたいな。
それを繋ぎ直したことにより新しい形にしてますもんね。
2.0的になってるわけですけど。
だから文業の賞味期限が切れたものをちゃんと繋ぎ直すみたいなところに価値がある。
価値の厳選があるみたいな。こんな感じがなんとなくしているのと。
あとその結果昭和の時はメイドインジャパンいいねっていうブランドとして認知をされたわけですけど。
このグローバルな時代、メイドインのインとは何かみたいなのよくわかんないから。
インにこだわろうとすると何していいかよくわかんなくなるみたいなことって。
シューの力と相互関係
スピーカー 3
お題設計アプローチ的に言うと、メイドインジャパンをもう一度みたいなお題だと、
制約条件の設計としてはうまくない可能性ありそうだなって思いながら聞いてました。
スピーカー 1
僕ら自身が今まちづくりをしてる中で、
ずっと僕は社員が20人ぐらいのときから広報っていう部署を作って、
最初はみんなにバカにされたんですけど、どうすればうちの会社がちゃんと人に知ってもらえるかみたいなところで、
ブランディングとかも含めてやってきてたんですけど、
実際に今いろんなまちづくりの見せればやおっていう130社ぐらいものづくり系が集まったところで僕代表してたりとか、
ファクトリズムでもキーパーソンとして動いていってると、
その衆の力みたいなものが、僕の中でのインパクトがすごかったんですね。
それは個としての力が足りてなかったのかもわかんないんですけど、
例えば広報力一つにとっても、その衆の力ってすげえなってずっと感じてた中での、
何て言ったらいいんでしょう、本当の意味での両方ともの意味の競争を各社がするというのと、
なんとかこの共の力で大きいインパクトで世界変えれないかなみたいな部分が、ちょっと壮大ですけど結構あって、
その中でなんかあれですよね、衆としての力を出すために、
逆に言うとその個の力みたいなのをやっぱりフラッシュアップさせていくっていうのがもう一番の手っていうことですよね。
スピーカー 2
なんかフラクタルな感じはしますけどね。
集まっている衆の中も衆の集まりであったほうがいいし、
おそらく衆で集まっている中で分業されているというよりは、
衆になったときに大きな力発揮してるのは、
個々の会社がやっぱりしっかりとされてるっていうのがあった上っていう中。
それがまた会社の中でもそうだろうし、会社の中のチームでもそうだろうしみたいなことで、
業種されたものが集まり、チームになり組織になり衆になる。
スピーカー 3
今の話とさっきの競争と競争、コンペティションの競争とコクリエーションの競争みたいな話で言うと、
楽天に最初にジョインしたグループ会社がインフォシークなんですけど。
原作エンジンのインフォシーク。
僕結構印象に残ってるのが、
グループ入りしたら楽天市場からインフォシークにお客さん送ってくれれば、
メディアの価値上がるからってみんな思ってたんですけど、
スピーカー 1
三木谷さんが単独で黒字化するまでは楽天市場からは一人たりとも送りませんって言ったんですよ。
スピーカー 3
なので、要は自立した者同士が集まるから価値が、相乗効果が生まれるのであって、
依存みたいな形で集まることには意味がないみたいな、そういう価値基準だったと思うんですけど。
あれ結構印象に残ってますよね。
スピーカー 2
チームワークは助け合いっていうので、助けるのと助けられるのが相互でないとチームにはならない。
スピーカー 3
あと4日かかるだけだと。
それはチームにはならないよね。
スピーカー 2
だからパズルのピースが揃ってる方が大事っていうのは学長がいつも言う。
スピーカー 1
でもすごくないですか。
この第3のものづくりのすごい壮大なテーマも、
最終的にやっぱりその個々になって、その個々の中でのチームワークっていう、
なんか全部繋がりましたね。
スピーカー 3
繋がりましたね。
スピーカー 2
学長が全部そこに繋げることしかないという噂もありますけど。
スピーカー 3
そのメガネしかないんで。
スピーカー 1
それはでもすごい僕も腹落ちしました。
やっぱり両方やってる会社も経営してて、こういうコンソーシアムも代表してて、
さらにものづくりもしてて、その課題感みたいなのもすごくある中で、
今日このお話の中でその子の力と、それの実際の自分のポジショニングと、
結局その相互関係みたいなのが最終的にシューになって、
シューになって、さらにそのシューのまた上の概念のシューがあってみたいな。
で、最終的にそれがバタフライフルーツじゃないですけど、
友安啓則の成長と体験
スピーカー 1
本当にこのちっちゃいところが結局大きいところに繋がっていくっていうのは、
なんかすごい腹落ちしたんで、すごいすごかったです。
スピーカー 2
すごかったしか言ってない。
スピーカー 1
語彙力がね。
頭がね、ちょっと今日インプットが。
スピーカー 3
忙しそうですね。
スピーカー 1
頭が忙しそう。
ラジオでこうやりながら、自分自身言われたことについて、
スピーカー 3
自分の頭のバックグラウンドで考えながら答えを探しながらみたいなのって結構初めての経験で。
だいたい自分の話をして終わるみたいなのが結構多いじゃないですか。
雑草ラジオはそうやって人前で喋り慣れてる人が、
喋るネタはしない。
スピーカー 1
喋らせないみたいな。
だからすごい考えながら喋っていったんで、
すごい楽しかったし面白かったですね。
スピーカー 2
時間が最後で。
今感想を言っていただいた感じがあります。
前3回としてのご感想を最後いただいて終わりたいと思います。
スピーカー 1
本当に僕の雑な相談。
雑な相談って言っても結構2週間くらい考えてて、
何をここでお話しさせていただこうかと思ってたんですけど、
それに結構考えさせられながら自分でも答えを導き出せていけてるところに、
このラジオのすごさをやっぱり感じれたんで、
いつかもっと自分も1回成長して、またいつか呼んでもらえたら、
グレードアップしたトモヤスを学長と倉抜さんに見ていただきたいなという思いが今フツフツと感じております。
ありがとうございました。
ものづくりと価値づくりの未来
スピーカー 3
ありがとうございます。
スピーカー 2
とても壮大なテーマでどうなるかと思いましたが、
いつも通りの話ができて楽しかったなと思いました。
ということで、今回の雑談社のゲストは株式会社トモヤス製作所代表取締役社長の
トモヤス・広野生さんでした。ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 3
お疲れさまでした。
スピーカー 2
今日は結構テーマが壮大…。
シリアスなテーマ。
スピーカー 3
そうですね。
シリアスでしたね。
シリアス界でしたね。
面白かったですけど。結局は喋れることあんまりないというか、いろんな幅広いことは喋れないので、いつもの話になるだけなのですが。
ものづくりとかもね、価値づくりっていうふうに抽象化すると、
スピーカー 3
素人ってわけでもないし、毎日価値づくりのことを考えてやってるし。そんなことを思ったり。
あと、今楽屋で乳牛の扱い大丈夫か?みたいな話題になりましたけど。
スピーカー 1
ああ、そうね。全方位に配慮する雑談ですね。
スピーカー 3
別にね、乳牛がダメで野生の牛が良いというわけではないですね。
乳から僕は牛乳を飲めてますからね。
分業で効率化が進んでいくことはもちろんいいことであり、
ただそれが賞味期限が切れてうまくいかなくなった、最適ではなくなったみたいなときって、そのまま進めていってもダメなので、
逆サイドの成分、野生成分みたいなのを取り入れると、また健やかに戻れるかもね、みたいな。
そんな話でしたっていう補足でした。
スピーカー 2
これも途中で話が出てましたけど、高度成長時代は高度成長時代にあった組織の形と、
たぶん仕事の仕方とか働き方とかがあったけど、
スピーカー 3
時代の変化、技術変化、文明の発展に伴い、社会の変化に伴い、変わるものはあるよねっていう話をしてましたね。
スピーカー 2
だから何が良い悪いというよりは、違いはあるよっていうことを伝えたいなという感じがあるというふうには思いますけど。
スピーカー 3
クラミックさんはどうでしたか。
スピーカー 2
今日僕は楽屋で、今日のテーマ、ものづくりの未来の話とインハウスの話を聞いて、
ここまで広がるって思いましたが、相変わらずちゃんと広がった上で、チームの話には落ち着くっていうのは、ザソラジオっぽい螺旋の話し方でした。
スピーカー 3
また螺旋の話。
スピーカー 2
ものづくりの未来の話はさすがに風呂敷に畳まらんだろうと思ったけど、なんかちゃんと第一回第二回と繋がる話になりましたね。
それは面白かったなぁ。
スピーカー 3
面白かったですね。
スピーカー 2
こういう、なんかやっぱり僕らだけだと、こういう広がりはあんまないじゃないですか。
スピーカー 3
うんうんうん。
スピーカー 2
2人回収録するけど、2人回だと、まぁ2人の、なんかいつものメガネで話すってなっちゃう。
スピーカー 3
ね、ものづくりの未来みたいな話にはならない。
スピーカー 2
ならないけど、うん。
なんか、やっぱりゲストに来ていただいて広げてもらうっていうのは、結局同じことする話するんですけどね。
スピーカー 3
あとやっぱり友谷さん、僕友谷さんとこんなに長い時間話すの初めて、いつもICCでどうもって言って。
スピーカー 2
挨拶するぐらいだったのね。
スピーカー 3
そうそうそう。
だいたい木村さんと一緒にいて、木村さんもどうもみたいな、そういう感じなので、めっちゃ面白かったです今日。
スピーカー 2
いやぁ、面白かった。
スピーカー 3
そしてやっぱ雑踏ラジオ聞いてもらっていると、もうすごい喋りやすいなっていうのも、改めて思いました。
聞きやすいですね、僕ら。
頑張ってリスナーをまず増やしていかないと、ゲストが増えないので、リスナー増やしていきましょう。
スピーカー 2
はい、ということで皆さんからのメッセージや質問・相談・感想をお待ちしております。
ぜひリスナー増やす協力もしていただけたらありがたいです。
お聞きのPodcastの雑踏ラジオのプロフィール欄に掲載されているフォームからお気軽にお会いしてください。
雑踏ラジオは毎週水曜日午前中に更新しております。
Spotify、Apple Podcastなどで聞くことができます。
チャンネル登録、ぜひよろしくお願いします。
ということで、また来週。
スピーカー 3
ありがとうございました。
38:32

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