【メンタルヘルスシリーズ#8】双極症「双極症」は、以前「躁(そう)うつ病」と呼ばれていた疾患です。「絶好調な日」と「苛立ちを感じたり、落ち込んで何もできない日」。その振れ幅の大きさが、仕事や日常生活に支障をきたしてしまうことも。世界的ラッパー兼実業家のカニエ・ウエスト(現Ye)が自ら公表した病でもあります。前回の「うつ病」と似ている部分もありますが、双極症の特徴は「躁(そう)状態」が現れること。気分が異常に高揚し、「自分は何でもできる」という万能感に包まれ、わずかな睡眠でも疲れを感じない。頭の中には次々と考えやアイデアが湧き上がる、いわゆる「観念奔逸(かんねんほういつ)」と呼ばれる状態です。本人は絶好調と感じている一方で、衝動的な行動や対人関係のトラブルなど、本人にも周囲にも大きな影響を残してしまうことがあります。今回も精神科医の島田先生と、双極症について丁寧に語りました。症状の特徴、診断、Ⅰ型とⅡ型のちがい、治療まで、ひととおり整理しています。季節の変わり目で気分の浮き沈みが気になるという方にも、ぜひ聴いていただきたい1本です。カニエ・ウエストの『The College Dropout』はよく聴いていました!あの回答の歯切れの悪さからおそらく島田先生は聞いたことがなさそうです。今度詰問します。
感想
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雑食日和です。今日は、前回のうつ病に続き、双極症、お願いいたします。お願いします。
双極症といえば、最近とあるラッパーが、自ら双極症であるというふうに告白したんですけど、誰でしょうか?
え? めちゃくちゃです。
なんでしょう? 答え出ないけど。
カニウエストでした。
カニウエスト。 はい。
それは、というところで、今日は、双極症について話していければなと思っております。
うつ病との見分けとか、場合によってADHDとかかな、診断難しいところもあるかもしれないけど、
そもそもどんな疾患なのか、教えてもらえると嬉しいです。
はい。
双極症、すごいテンションが上がっちゃうというか、ざっくり言うと。
もしくは、すごい怒りっぽい、イライラするっていうような、そういうような気分の、異様な気分の紅葉というか、異度性とか、そういう症状がメインになってきて、
それに付随して、いろんな症状が出てくるんだけど、
例えば、すごい多弁になる、ずっと話し続けちゃうような、周りの静止が効かないような、ずっと喋り続けたり、
いろんなアイディアとかが浮かんでくるんだけど、話があっちこっちに飛んでしまうというか、
観念本一っていう言い方もしたりするんだけど。
観念本一。
本一。
固定観念とかの観念、考えがほとばしって、いろんな場所に逸れていくみたいな。
なるほど。
ちょっと難しい言葉だけど、そういうのだったり、古代的、古代妄想とかの古代、
自分はすごいすごい人物なんだとか、そういうような形の考えが浮かんできてしまったりとか、
他にもどんどんバイタリティーにあふれるというか、活動性がすごいどんどん増していってしまって、
本当にいろんなことをやり続けるとか、場合によってはもう寝ないで、何日も何かいろいろな徹夜ができちゃうとか、
寝たいって思う気持ち自体が減ってしまうっていうのも症状には挙げられるかなと思うけど、
そういった諸々の症状が出てくるのが、僧極性。
それは、この表現が正しいかな。
テンションでいくと肺の方だよね。
ああ、そうだね。
僧状態。
うん。そうだね。
確かにそこの説明がちょっと抜けちゃってたけど、僧極性って今は言うけど、高い時、僧状態っていうのと、
鬱の時の鬱病、鬱病僧っていうのがあって、両方を繰り返してしまう。
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そのサイクルが、僧状態、鬱状態を、人によってサイクルが違うのかもしれないけど、繰り返すっていう。
そうだね。それが愛知王僧極性の、だからちょっとややこしいのが、僧極性の僧極っていうのは双子の極。
はい。
だから、2つの極があるってことでね、僧の極と鬱の状態。
で、僧病、鬱病僧っていう風に、その2つの極を分けるんだけど、そっちの僧は、まあ、あの、僧状態の僧になるから。
ちょっと漢字が、言葉だけで言うと難しいからね。
分かる分かる分かる。そうだよね。
一年前は、僧鬱っていう風に言われてた。
あー、そうだね。僧鬱病って言ったりも。で、その後、僧極性障害って言ったりして、最近は、まあ、僧極症っていう言葉の方にしようという。
動きがある。
なるほど。
検査ってどんな検査かな?
やはり一番大事なのは、これも問診。病歴を詳しく聞いていくっていうのが大事にはなってくるかな。
他、見分けが少し難しいっていうところで、素人ながらADHDみたいなことも、さっき自分で言ったけど、どの辺が見分けがこう難しい、疾患になるのか。
そうだね。やっぱり、あきほど言った考えが、あっちこっちに飛ぶとか、あの、ちょっと行動、いろんな行動を倍、大抵に溢れるというか、まあ。
そうだよね。
そういう点が、ADHDの多動とかと似てるように見られることがあるんじゃないかなっていうのが、それは一つ、どっちなのかなって考えなきゃいけないポイントとしては、上がってくる。
なるほどね。
そこでのADHDとの見分け方でいくと、まあ、ADHDの方の中にも、うつ病を合併してると、ちょっと分かりづらいかもしれないけど、どの辺が違うんだって。
なるほど。その、ADHDプラスうつ病の人と、僧侶症の人との違いみたいな。
むちゃくちゃ難しそうだな。
ああ、そうだね。かなり、正直難しくなってくるんじゃないかなと思うんだけど、本当にまあ、丁寧に話を聞いていくしかないかなっていうのと。
僧侶症の場合の、まあ、エピソードって言ったりもするんだけど、その症状の持続期間とかが、その状態になってる時って、
それまでに比べて、明らかにテンションの上がり方だったりとか、あの、おこりっぽさだったりとか、そういう点での違いが出てくると思うから、そこは一つ勘別ポイントにはなるのかなとは。
なるほど。そういうことか。
一個一個、検査、問診して、何なら経過見ながら、確定診断を下すケースもある。
ああ、そうだね。やっぱり、今言ってくれたように、その経過を見ながらっていうのが、一つまた大事なことになるかな。
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いつものごとくではあるけど、治療法ってどんなものがあるんでしょうか。
それはやっぱり、あのお薬が大事になってきて、薬物療法としては、その気分安定薬っていうものが使われたりして。
あとはその、僧病相なのか、鬱病相なのか、時期とかに合わせて、また的に抗精神病薬っていうお薬を使っていったりとか。
気分安定薬ってその名の通りかもしれないけど、これは鬱病には使われない薬?
単極鬱病っていうか、そのいわゆる鬱病のやつにね。
には、これはそうだね、そのまま用いることはあまりないかな。
それこそ、僧極状態、鬱と僧状態があるからこそ、この気分安定薬っていうところが、うまくバランスをとってくれるっていう、そんなイメージ。
ああ、そうだね。そのイメージが近いかなと。
確かに、名前だけだとね、鬱病に使ってもいいんじゃないのって思いそうな名前だよね。
なるほど。薬物治療以外はどんなものがあるのかな?
一つはやっぱり、心理教育って、ご自身でもその病気のことを知ってもらうっていうのだったりとか、そういうのが有効かなと思うんだけど。
ちなみになんだけど、僧極状というふうに診断された場合に、自分が落ち込んでいる時期、もしくは、僧状態にある時って、自覚ってどれくらいできるものなのかな?
僧病相の時とかは、ちょっと自覚とかが難しいとこが大きいんじゃないかなというか、特に自生が効かなくなってしまう場合が多かったりして。
なるほどね。
もちろん、さっき言った僧病相と鬱病相って、それだけしか言わなかったけど、実は僧病相とかの方でも少しパターンがあって。
そうなんだ。
僧極状もその1型と2型っていうのが低いと、1型の方がそのエピソードが激しく長いという感じで、2型はもう少しそれが軽度っていう感じなんだけど。
少なくとも1型の診断されるような状態の時には、なかなかコントロールっていうのは難しいんじゃないかな。
難しいな。なるほどね。自覚もしづらい。
そうだね。ちょっと自分でそういうふうにあまり意識が持っていけないんじゃないかなと。
なるほど。ちなみに言える範囲でいいんだけど、患者さんのエピソードってどんなものが格好良かったか教えてもらえると。
最初のお会いした時とかは、すごい暗い表情で小声でぽつりぽつり話すような、明らかによく打つ状態の方だった。
そういうような方だったんだけど、ちょっと次の診察とかでお会いした時には、もう打って変わって、すごい快活な表情で。
09:11
部屋のドアを開けて入ってくるなり、「先生元気ですか?」みたいな。
で、大声で元気よく挨拶してこられて、そのまま握手まで求めてくるような。
「元気ですか?」ってこの手を出してきてっていうような、全然一見して状態が全く変わってしまってて。
なるほど。
やっぱりその時点で、明らかにちょっと争点してるというか。
争点、なるほど。
打つから争に転じる。
なるほどね。周囲の人は結構大変そうだね、これも。
そうだね。特に先ほどの1型の方、そっちの方の場合だと周りの人は。
そうだよね。本人もそれは大変だろうけど。
そうだね。
それ以上にか同等に、周囲の人もね。
そうだね。もうかなり、本人としても社会的にやっぱり不利益をこむるような行動っていうのを取りやすいとも言われてて。
すごい巨額の投資とかをしちゃうとか。
そういうことか。それは層、層状態の時?
層状態の時。
ちなみにその状態の変化って人によると思うんだけど、どれぐらいの期間で変わっていくものか。
1日でぱっと変わるんじゃなく、徐々にかなと思ってはいるんだけど。
変わる期間?
なるほど。
タイムスパンってどんな?
ものすごい早い人はラピッドサイクラーって言ったりとか。
そうなんだ。
そういうのがあったりするけど、そうでなければそれよりはもっと長い。
少なくとも毎日変わるとかそういうものではなくて。
そうだよね。
イメージ的にはどっちぐらいとかってあったりとかあったかな?
いや、かなり。徐々にその期間が1ヶ月をかけて、層状態から打つ状態、もしくは打つから層状態に変わっていく。
波形のこの描き方っていうのが。
なるほど。
どういうスパンで変わっていくの?
そうだね。でもそのさっき言ったラピッドサイクラーとかでも年に例えば何回とか。
そういうことか。
そうかそうか。あとさっきの話だと、層状態よりも一般的に打つ状態の方が多い人も多いケースが多いのか。
そうだね。そっちが割と主体というか前傾。
ただその層状態が出てくると、さっき言った場合によっては大きな買い物をしたりとかっていうケースもあるかもしれない。
そうそう。本当にその創業エピソードのさっきの1型とかだとその状態が1週間以上続くとかそのぐらいが。
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そんなでも長くはないってこと?
あ、そうだね。もう結構、そのぐらいでもう私2型だともう数日。
そういうことね。
先の患者さんは徐々に良くなってきたと信じたいんだが。
そうだね。先ほどの方とかもその後は割とお薬聞いてきたりとか、いろいろ調整したりしたら落ち着いてこられて、それこそなんだろう、真ん中ぐらいというか。
そっかそっか。
はい、テンションではなく。
ちなみにこれ、さっきの話と重なるんだけど、周囲の人は疾患と向き合うときにどんなことに気をつければいいんでしょう?
やっぱり層状態ひどいときとかはなかなかどうしようもないと思うんで、早めにこうちょっと病院とかも連れてきてもらえるといいんじゃないかなっていうのが、
通院されてる方とかだったりしたら、普段よりもだいぶ今上がっちゃってる、テンションが上がっちゃってるってなったら、早めにお薬調整しないと高額な買い物してきちゃったりだとか、社会的にまずい行為とか。
そうだよね。
すごい怒りっぽくなって、うちで暴れちゃうじゃないけど。
そういうケースもね。
うん、なるほど。前回のうつ病に続いて、気分障害の2つを取り上げていきましたけど、今度はパニック障害とか、悩んだ人多そうだもんね。
それ以外ってパニック障害以外だとどういう疾患があるの?
例えば、脅迫性障害っていうのも、今脅迫症なのかね。
どういう具体的なときとかそういうやつ?
イメージとしてはそれがいいかもしれない。
なるほど。
パニック症と脅迫症って感じなのかな。
その辺も解説できると思ってますので。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日もたくさん聞いていただきありがとうございます。
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なお、ご紹介した医療・健康に関する情報は、個別の診断や治療の提供を目的としたものではありません。
ご自身の治療については、かかりつけ医等にご相談ください。
雑食ビューリーでした。またね。
14:26
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