こんにちは。
『ゆる読カフェ』へようこそ。
忙しい毎日のスキマ時間に、
本のおいしいとこだけお届けします。
毎日仕事に追われて、
自分の人生なのに、
なんだか「誰かの人生」を
生きているような気がする……
そんなふうに感じる
瞬間はありませんか?
例えば、こんな悩みが
頭をよぎったりしていないでしょうか。
・ 上司や同僚の顔色ばかりうかがって、
言いたいことが言えずにモヤモヤする人間関係。
・ 「変わりたい」と思っているのに、
「時間がない」「環境が悪い」と言い訳して、
結局スマホを見て終わる毎日。
・ ついつい他人と自分を比較して、
「あの人はいいなあ」と落ち込んでしまう劣等感。
どうでしょう?
ひとつくらいは「これ、私のことだ!」とドキッとしたんじゃないですか?
わかります、その気持ち。
僕もかつてはそうでしたから。でも、安心してください。
結論から言います。
この悩みを一撃で解決するキーワードは、
『自己決定性』です。
「えっ、なにそれ?」と思いましたよね?
大丈夫、これだけ覚えて帰ってください。
「あなたの人生のすべての責任は、あなたにある」。
これを受け入れた瞬間、世界は変わります。
今日は、そんな劇薬のような、
でも人生を最高に自由にする一冊をご紹介します。
【今回紹介する本】
『アドラー心理学を実生活に取り入れてみた
アドラー心理学を実践で学ぶ』
著者:小泉健一
この本は、あの大ベストセラー『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学を、著者が実際に自身の生活に取り入れてみた「実験記録」であり「実践マニュアル」です。
著者の小泉さんは、かつて他人の目を気にして生きていた自分を、アドラー心理学を通じて変革させたライフコーチです。
心理学の難しい理論を並べた本ではありません。「じゃあ、明日会社でどうすればいいの?」という疑問に、隣の席の先輩のように答えてくれる、超実践的な一冊なんです。
はっきり言って、この本は「読む栄養ドリンク」です!
「どうせ性格なんて変わらないし……」と諦めかけているあなたの背中を、バシッと叩いてくれる熱量があります。知識としてのアドラーではなく、「使うためのアドラー」がここにあります。
読み終わった後、きっとあなたは「よっしゃ、やってやるか!」と呟いているはずです。
【こんな人におすすめ】
・ 『嫌われる勇気』を読んだことがあるけれど、実生活でどう活かせばいいか挫折した人
・ 職場の人間関係や、家族との距離感に疲れ果ててしまっている人
・ 「自分軸」で生きたいと願いつつ、どうしても他人の評価が気になってしまう人
【結論】この本の「一番おいしいとこ」
・ 「変われない」のではなく、あなたが「変わらない」と決心しているだけである
・ 過去の「トラウマ」は存在しない。あるのは未来への「目的」だけ
・ 悩みの9割は「課題の分離」で解決する(他人の荷物を持つな!)
・ 事実は一つでも「解釈」は無数。世界はあなたの「メガネ」次第で見え方が変わる
・ 人を育てるなら「褒める」な。「勇気づけ」ろ!
【本編】5つのつまみ食いポイント
1. 「変われない」は嘘!『自己決定論』で人生を取り戻す
まずは、一番強烈なパンチからいきましょう。アドラー心理学の根幹、『自己決定論』です。
あなたは今、「性格だから変えられない」「上司が悪いから仕事がつまらない」と思っていませんか? 著者はアドラーの言葉を借りて、こう断言します。「『変われない』のではない。『変わらない』という決断を自分でしているだけだ」と。
これ、結構グサッときませんか? 例えば、「自分は人見知りだ」と思っている人がいたとします。でもそれは、生まれつきの性格ではなく、「傷つくのが怖いから、他人と関わらないようにする」という目的のために、「人見知りという性格を選択している」だけなんです。
なぜこんな厳しいことを言うのか。それは、裏を返せば「あなたが決めたことなら、今この瞬間から変えられる」という最強の希望だからです。
「そうは言っても、環境が……」と言いたくなる気持ち、わかります。でも、その環境に居続けることを選んでいるのも、実は自分なんですよね。「文句を言いながらも会社を辞めない」のは、転職活動のリスクや不安よりも、「今のままでいる安心」を選んでいるから。
まずはこれを認めましょう。「今の現実は、全て自分が選んだ結果だ」。 そう腹をくくった瞬間、人生の主導権(コントローラー)はあなたの手に戻ってきます。
【明日からできるアクション】 今日、何か一つだけ「自分で意識的に決めて」行動してください。 「なんとなく」スマホを見るのではなく、「今から10分だけ見る!」と決める。ランチのメニューを「みんなと同じ」ではなく「自分が食べたいもの」にする。そんな小さな『自己決定』の積み重ねが、あなたを変える第一歩です。
2. 「なぜ?」は禁止!『目的論』で未来志向になる
仕事でミスをした時、上司に「なんでこんなことしたんだ!」と詰められた経験、ありますよね? あれ、めちゃくちゃテンション下がりますよね。
フロイト的な『原因論』では「過去に原因があるから今の結果がある」と考えます。でもアドラーは違います。『目的論』です。「今の行動には、必ず未来への目的がある」と考えるんです。
例えば、「カッとなって怒鳴ってしまった」という状況。 原因論なら「相手が失礼だったから(過去)」となりますが、目的論なら「相手を威圧して自分の言うことを聞かせるため(未来の目的)」に、怒りという感情を『道具』として使った、と考えます。 これ、恐ろしくないですか? 怒りはコントロールできない爆発ではなく、出し入れ可能なツールなんです。
失敗した時に「なぜ失敗したのか(原因)」ばかり探していると、自己嫌悪に陥るだけです。そうではなく、「この失敗から何を学ぶか(目的)」、あるいは「自分はどうなりたいのか」に目を向けることで、人は前を向くことができます。
【明日からできるアクション】 ミスをした時、部下がミスをした時、「なんで?」と聞くのをやめましょう。 代わりに、「次はどうしたい?」「何のためにそれをやったの?」と問いかけてみてください。視点が「変えられない過去」から「変えられる未来」にシフトする感覚、ぜひ味わってください!
3. 最強のストレス解消法『課題の分離』
人間関係の悩みのほとんどは、これで消えます。マジです。 それが『課題の分離』。「それは誰の課題か?」を考え、他人の課題には踏み込まない、自分の課題には踏み込ませない、という鉄の掟です。
例えば、「あの人に嫌われたらどうしよう……」と悩むこと、ありますよね。 でも、あなたのことを「好きか、嫌いか」を決めるのは、相手の課題であって、あなたの課題ではありません。あなたがどれだけ気を使っても、嫌う人は嫌うし、好いてくれる人は好いてくれるんです。
著者の小泉さんも、かつては他人の顔色ばかりうかがっていたそうですが、「自分がどう思われるかは相手の課題だ」と割り切ってから、劇的に生きやすくなったと言います。
逆に、勉強しない子供に「勉強しなさい!」とガミガミ言うのも、実はNG。勉強するかしないかは「子供の課題」だからです。親が土足で踏み込むから反発されるんです(もちろん、放置とは違いますよ!)。
「冷たい」と感じますか? いえいえ、これはお互いを尊重する『大人の距離感』なんです。他人の期待を満たすために生きるのは、もう終わりにしませんか?
【明日からできるアクション】 悩み事が出てきたら、心の中でこう呟いてください。「これは、俺の課題か? それともアイツの課題か?」。 もし相手の課題なら、「知らんがな!」と心の中で叫んで切り捨てましょう。あなたの貴重な時間を、他人の悩みのために使ってはいけません。
4. 世界は自作自演?『認知論』でポジティブ変換
コップに水が半分入っています。「半分しか入ってない」と思うか、「半分も入っている」と思うか。 よくある話ですが、これが『認知論』です。事実は一つでも、それをどう解釈するか(認知のメガネ)は、自分で選べるんです。
著者は、自分の性格を「短所」だらけだと思っていました。「忘れ物が激しい」「飽きっぽい」……。でも、これをリフレーミング(枠組みを変える)するとどうなるか。 「忘れ物が激しい」→「細かいことに執着しない!」 「飽きっぽい」→「好奇心が旺盛で切り替えが早い!」 ほら、なんだかすごく優秀な人に見えてきませんか?
世界が暗く見えるなら、あなたがかけている「暗いサングラス」を外せばいいだけ。出来事そのものに「良い・悪い」の意味はありません。意味付けしているのは、いつだって「あなた自身」なんです。
【明日からできるアクション】 自分のコンプレックスや、今日あった嫌なことを一つ思い浮かべてください。 それを無理やりにでもポジティブな言葉に変換してみましょう。「上司に怒られた」→「期待されている証拠かも?」「ネタが一つ増えた!」など。ゲーム感覚でOKです。この「変換癖」がつくと、メンタルは無敵になります。
5. 褒めるな、危険!『勇気づけ』で人を動かす
最後は、部下や後輩、あるいは子育て中のあなたに伝えたいこと。 「褒めて伸ばす」ってよく聞きますよね。でもアドラー心理学では「褒める」はNGなんです。なぜなら、褒める行為には「能力のある人が、ない人に下す評価」という上下関係(縦の関係)が含まれているから。
褒められ慣れた人は、「褒められないとやらない」「評価されないなら頑張らない」という「承認欲求の奴隷」になってしまいます。
じゃあどうするか? 『勇気づけ』です。 「えらいね」「すごいね」ではなく、「ありがとう」「助かったよ」と感謝を伝えるんです。これは対等な「横の関係」です。 結果だけでなく、プロセス(過程)に注目し、「困難を克服する活力」を与えること。それが勇気づけです。
【明日からできるアクション】 明日、誰かに何かをしてもらったら、「さすが!」と褒めるのではなく、「〇〇してくれてありがとう、助かった」と伝えてみてください。 「評価」ではなく「感謝」を伝える。これだけで、相手との信頼関係はグッと深まります。
【まとめ】
いかがでしたか? 『アドラー心理学を実生活に取り入れてみた』のおいしいポイント、改めて並べてみます。
・ 人生は全て「自分で選んでいる」と自覚する(自己決定論)
・ 「なぜ」ではなく「何のために」と未来を考える(目的論)
・ 他人の評価は「他人の課題」。自分は自分の信じる道を行く(課題の分離)
・ 短所も長所も、すべては自分の「解釈」次第(認知論)
・ 上から目線の「褒める」をやめて、対等な「感謝」を伝える(勇気づけ)
これらを意識するだけで、今日から景色が変わって見えそうじゃありませんか? 全部一気にやる必要はありません。まずは「これは誰の課題?」と自問するだけでも、肩の荷物が半分くらい降りるはずです。
【おまけ】編集後記
僕も昔、この「課題の分離」を知ってから、意気揚々と実践してみたんです。 妻が不機嫌そうにしていた時に、「あ、これは妻の課題だな。俺が介入することじゃない」と思って、スルーして優雅にコーヒーを飲んでいました。
結果、どうなったと思います? 「なんで心配してくれないの!?」とさらに激怒されました(笑)。
「課題の分離」は、冷たく突き放すことじゃなくて、「見守る」ことなんですよね。完全に無視するのは、ただの無関心。このさじ加減、まだまだ修行が必要です……。皆さんも、まずは心の中で線引きすることから始めてみてくださいね!
『ゆる読カフェ』で知識のつまみ食いをして、明日が、人生がちょっと楽になりますように。もし今回の内容にビビッときて、もっと詳しく読みたくなったら、こちらから購入してみてくださいね。
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