こんにちは。
『ゆる読カフェ』へようこそ。
忙しい毎日のスキマ時間に、
本のおいしいとこだけお届けします。
目次
- 【今回紹介する本】
- 【音声要約】~耳で楽しむ10分読書~
- 【こんな人におすすめ】
- 【結論】この本の「一番おいしいとこ」
- 【本編】5つのつまみ食いポイント
- 1. 「手段の目的化」という不治の病
- 2. 「3層ピラミッド」で最強の地図を描け
- 3. 「バックミラー」を見るな、「未来」を見ろ
- 4. 「解くべき問題」を間違えるな
- 5. 「アナロジー」で未経験ゾーンを突破せよ
- 【まとめ】
【おまけ】編集後記
毎日、目の前のタスクに
追われて息切れしていませんか?
・「資料作成に何時間もかけたのに、
『これじゃない』と上司に突き返された……」
・「会議の議事録を完璧に作ったつもりなのに、
『で、次はどうするの?』と詰められた……」
・「新規事業のアイデアを出せと言われるけど、
過去の延長線上のことしか思いつかない……」
これ、あなたも心当たりありませんか?
マジでへこみますよね。
頑張ってるのに報われない。
これほど辛いことはありません。
結論から言います。
この悩みを一撃で解決するキーワードは
『本質的な解決策』。
これだけ覚えて帰ってください。
もう少し具体的に言うと、
「手段(HOW)」や
「目標(WHAT)」に飛びつく前に、
徹底的に「目的(WHY)」にこだわること。
これができれば、
あなたの仕事は劇的に変わり、
無駄な作業がゼロになります。
【今回紹介する本】
『戦略コンサルタントが大事にしている 目的ドリブンの思考法』
(望月安迪 著)
この本、正直言って「ヤバい」です。
著者はデロイトトーマツコンサルティングのシニアマネジャー。
いわゆるエリートコンサルタントですが、
書いてあることは超実践的な
「仕事のOS」の書き換えマニュアルです。
よくある「ロジカルシンキング入門」みたいな
薄っぺらい本じゃありません。
「なぜ、あなたの努力は空回りするのか?」
という残酷な問いに対して、
ぐうの音も出ないほどの正論と、
明日から使える「思考の型」を叩きつけてきます。
読んでいて、
「あ、これ俺のことだ……」と
何度も冷や汗をかきました。
でも、読み終わった後には
視界がクリアになり、
「これなら勝てる!」と確信できる。
そんな魂の震える一冊です。
【こんな人におすすめ】
・ 一生懸命働いているのに、
なぜか成果が出ず評価されない人
・ 上司の指示が曖昧で、
いつも手戻りが発生して残業している人
・ これからリーダーやマネージャーになり、
チームを率いる立場になる人
【結論】この本の「一番おいしいとこ」
・ 仕事の失敗の9割は「目的」を
見失ったことによるもの。
まずは「何のために(WHY)」から始めろ!
・ 成果を出すための鉄板フォーマットは
「目的・目標・手段」の3層ピラミッド構造だ!
・ 過去の延長で未来を見るな。
「バックキャスト思考」で理想の未来から逆算せよ!
・ 解決すべきは「正しい問題」だけ。
インパクト×解決可能性で優先順位を見極めろ!
・ 異分野から学びを盗め。
「アナロジー(類推)」を使えば、
未経験の仕事も怖くない!
【本編】5つのつまみ食いポイント
1. 「手段の目的化」という不治の病
まず最初に、
僕たちが陥りがちな
最大の罠についてお話しします。
それは、著者が言うところの
『仕事で失敗したければ、
目的を忘れ去ってやればいい』
という言葉に集約されています。
僕たちは仕事をする時、
すぐに「何をするか(WHAT)」や
「どうやるか(HOW)」に飛びつきがちです。
例えば、
「会議の議事録を作って」と言われたら、
すぐにPCを開いて発言を一言一句
漏らさずメモしようとしませんか?
でも、上司が求めているのは
「決定事項とネクストアクションが
ひと目でわかるメモ」だったりします。
この場合、
一生懸命作った詳細な議事録は、
残念ながら「無価値」なんです。
これを日常の例で言うと、
「旅行に行くこと」が目的なのに、
手段である「車に乗ること」に夢中になって、
ガス欠や渋滞のことばかり
気にしているようなものです。
あるいは、ダイエットが目的なのに、
「ジムに入会すること」で満足してしまい、
実際には全然通っていない状態。
心当たり、ありますよね?
これ、「マジで」危険です。
目的(WHY)がない仕事は、
ただの「作業」です。
どれだけ汗をかいても、
目的を満たしていなければ成果はゼロ。
著者はこれを
「業務の完了」と
「成果の創出」はイコールではない、
と断じています。
明日からは、
何か作業を始める前に、
たった5秒でいいのでこう問いかけてください。
「この仕事は結局、
『何のために』やるんだっけ?」
これだけで、
無駄な作業の半分は消滅しますよ。
2. 「3層ピラミッド」で最強の地図を描け
じゃあ、
どうやって目的を意識すればいいの?
って話ですよね。
ここで登場するのが、
本書の核心である
【Why(目的)- What(目標)- How(手段)】
の3層ピラミッド構造です。
これは非常にシンプルですが、
強力なフレームワークです。
・Why(目的):
何のために?(目指す未来の到達点)
・What(目標):
何を目指して?(具体的なマイルストーン)
・How(手段):
どのように達成するか?(具体的なアクション)
例えば、
「健康診断の結果が
悪かったから健康になりたい」
という場合で考えてみましょう。
・目的(Why):
生活習慣を改善し、健康な体を取り戻す
・目標(What):
体重を5kg減らす、野菜を毎日350g食べる
・手段(How):
有機野菜の宅配を頼む、毎朝体重計に乗る
このように整理すると、
やるべきことが明確になりますよね?
これがないとどうなるか。
「とりあえず運動しなきゃ!」と
いきなりジムに契約し(手段に飛びつく)、
結局続かずに終わる……
という「あるある」な失敗に終わります。
手段と目的が繋がっていないんです。
ビジネスでも同じです。
「売上を上げろ!」と言われて、
目的(どんな価値を誰に届けるか)や
目標(どの数値をどれくらい改善するか)を無視して、
「とりあえずテレアポ件数を倍にします!」
なんて言っていませんか?
それ、完全に「手段の目的化」です。
明日からは、
仕事に取り掛かる前に
このピラミッドを紙に書き出してみてください。
上から下へ「どのように?」、
下から上へ「何のために?」と問いかけて、
論理が繋がっているか確認するんです。
これが繋がっていれば、
あなたの仕事は必ず成果に結びつきます。
3. 「バックミラー」を見るな、「未来」を見ろ
今の時代、
先が読めないVUCA(ブーカ)の時代
なんて言われますよね。
そんな時代に
絶対やってはいけないのが
「バックミラー思考」です。
バックミラー思考とは、
「過去はこうだったから、
未来もこうなるだろう」という考え方。
車の運転でバックミラーばかり見ていたら、
前に進めないどころか事故りますよね?
高度経済成長期なら
「去年よりたくさん作れば売れる」
で通じましたが、今は違います。
過去の成功体験にしがみついていると、
あっという間に時代に取り残されます。
代わりに必要なのが
『バックキャスト思考』です。
これは、
「望む未来(目的)」を最初に設定し、
そこから現在に立ち戻って
「今、何をすべきか」を逆算する方法です。
例えるなら、山登りです。
「今いる場所から
登りやすそうな道を行く」
のではなく、
「頂上(ゴール)を決めて、
そこに至るルートを地図から探す」のです。
これをやらないと、現場は疲弊します。
「前年比プラス5%」みたいな、
根拠のない積み上げ目標に苦しめられた経験、
あなたにもありますよね?
それはバックミラー思考の呪縛です。
具体的なアクションとしては、
「過去の実績」や
「今のリソース(できる/できない)」を
一旦無視すること。
まず「3年後、どうなっていたいか?」
「理想の状態は何か?」を
妄想レベルでもいいので
描いてみてください。
手段は後からついてきます。
4. 「解くべき問題」を間違えるな
仕事が遅い人ほど、
目についた問題から
片っ端から解決しようとします。
でも、優秀な人は違います。
「解くべき問題」を厳選しているんです。
これを著者は『認知』という
基本動作として説明しています。
問題とは、
「目標(あるべき姿)」と
「現状」のギャップのことです。
ここで重要なのは、
すべてのギャップを
埋める必要はないということ。
「インパクト(重要度)」と
「解決可能性」が高いものだけに
集中するんです。
例えば、
ダイエットで
「体重が増えた」という
問題があったとします。
「運動不足だ!」と思って
ジムに通い始めたけど、
実は体重増加の真の原因は
「仕事のストレスによる暴飲暴食」だったとしたら?
ジムに行けば行くほど
ストレスが溜まって、
余計に食べてしまうかもしれません。
これは「問題の設定」を
間違えている典型例です。
ビジネスでも、
「売上が落ちた」
↓
「営業マンの気合が足りない!」
↓
「訪問数を倍にしろ!」みたいな
短絡的な解決策に走りがちですよね。
でも、本当の原因が
「商品自体が市場ニーズとズレている」
ことだったら?
営業マンを疲弊させるだけで、
傷口を広げることになります。
「これをやらないとマズい」のは、
思いつきの解決策(How)に飛びつくこと。
明日からは、
何かトラブルが起きたら、
すぐに動くのを我慢してください。
そして、
「本当の原因(真因)は何か?」
「これを解決すれば目標達成に一番効くのか?」
と自問してください。
急がば回れ、です。
5. 「アナロジー」で未経験ゾーンを突破せよ
最後は、
僕が一番シビれた「学習」の話です。
新しい仕事を任された時、
「やったことないから無理です」って
言いたくなりますよね。
でも、著者はこう言います。
『学習の本質は"転用"にある』と。
これを可能にする魔法の杖が
「アナロジー(類推)」です。
アナロジーとは、
「知っていること(既知)」と
「知らないこと(未知)」の間に、
「共通する目的」を見つけて、
知識を借りてくることです。
本の中で紹介されていた例が面白いんです。
「工場の機械、
どれから修理すべきか?」という難問に対して、
医療現場の
「トリアージ(重症度に応じて治療順位を決める)」
という考え方を転用したんです。
「工場のボトルネック=重症患者」
と見立てることで、
解決策を導き出しました。
これ、
僕らの日常でも使えます。
例えば、
「部下の育成がうまくいかない」
と悩んでいるなら、
「植物を育てること」
とアナロジーさせてみましょう。
共通目的は
「対象を成長させること」。
植物なら
「水や肥料をやる」
「環境を整える」
「時には剪定する」
ことが必要ですよね。
これを部下に置き換えると、
「知識や報酬を与える」
「働きやすい環境を作る」
「強みを伸ばすために余計な業務をカットする」
といったアイデアが湧いてきませんか?
自分の専門外のことでも、
「これって結局、何のためにやってるの?」
と抽象化すれば、
ヒントはいくらでも転がっています。
料理でも、
スポーツでも、
漫画でもいいんです。
これを意識すると、
世界の見え方がガラッと変わりますよ。
【まとめ】
・ 常に
「何のために(WHY)」を問いかけ、
3層ピラミッドで構造化する。
・ 過去の延長ではなく、
理想の未来から逆算する
「バックキャスト思考」を持つ。
・ すべての問題を解決しようとせず、
インパクトの大きい「真因」を見極める。
・ 未経験の仕事でも、
身近な例との「共通点」を探して
アイデアを転用する。
今日からこれが変わりますね。
上司からの無茶振りに対しても、
「わかりました(思考停止)」ではなく、
「その目的を達成するためには、
こちらの手段の方が効果的ですが、いかがですか?」
と返せるようになります。
そうすれば、あなたはもう
「言われたことだけやる人」
ではありません。
未来を自ら描く
「リーダー」への第一歩です。
【おまけ】編集後記
実は僕、
昔「朝活」に挑戦して
盛大に失敗したことがあるんです。
「できるビジネスマンは朝が早い!」
という安易な理由(手段の目的化ですね…)で、
毎朝5時に起きようとしたんですが、
3日目には二度寝の常習犯に。
今思えば、
「5時に起きて何をするか(What)」も、
「何のために早起きするのか(Why)」も
全く決めてなかったんですよね。
ただ
「早起きすること」
自体が目的になっていた。
そりゃ続きませんよね(笑)。
この本を読んでから、
「副業の執筆時間を確保して、
年内に100記事書くため(Why & What)」
と決めて再チャレンジしたら、
不思議と起きられるようになりました。
やっぱり「目的」の力ってすごいです。
皆さんも、
挫折した習慣があったら
「Why」から見直してみると
いいかもしれませんよ。
『ゆる読カフェ』で知識のつまみ食いをして、
明日が、人生がちょっと楽になりますように。
もし今回の内容にビビッときて、
もっと詳しく読みたくなったら、
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