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『ゆる読カフェ』へようこそ。
今回紹介する本
今回ご紹介するのは、100年近く世界中で読まれている「お金の名著」を、現代人向けに超わかりやすくマンガにした『漫画 バビロン大富豪の教え』(原作:ジョージ・S・クレイソン、漫画:坂野旭)です。
借金まみれの現代人が、古代バビロニアの「黄金の法則」を学びながら、お金と幸せの真理を見つけていく物語形式のビジネス書です。
「お金持ちになるにはどうしたらいいの?」というシンプルな問いに、古代の大富豪が答える形で、今の私たちにも痛いほど刺さる教えが詰まっています。
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【結論】この本の「一番おいしいとこ」
・お給料の「10分の1」を貯金するだけで、誰でもお金持ちへの第一歩を踏み出せる。
・人間の「欲しい!」にはキリがないから、優先順位をつけて我慢することも大事。
・お金を持っていること自体がすごいんじゃなくて、「お金が増える仕組み」こそが宝物。
・「よく分からない儲け話」や「専門外の人からのアドバイス」に乗ると、お金は逃げていく。
・お金はあくまで「おまけ」。誰かに感謝される仕事をした結果としてついてくる。
【本編】5つのつまみ食いポイント
1. お給料が入ったら、まずは「1割」を自分のために確保しよう
みなさん、毎月のお給料、どうしていますか?
家賃を払って、スマホ代を払って、飲み代を払って、気づいたら「あれ、今月も残高ギリギリ…」なんてことになっていませんか。
この本で最初に語られる、そしてもっとも重要な教えがこれです。
「収入の十分の一を貯金せよ」。
なんだ、そんなことかと思いました?
でも、これが意外と難しいんですよね。
例えば手取りが30万円だとしたら、3万円を絶対に手をつけずに貯めるということです。
主人公のバンシルも最初は「それじゃパンも買えないよ!」なんて思っていたんですが、大富豪のアルカド先生はこう言います。
「カゴの中に毎朝10個の卵を入れ、毎夕そこから9個を取り出す。いずれカゴは卵であふれかえるだろう」。
これを現代のサラリーマン生活に置き換えてみましょう。
例えば、給料日に銀行口座を見た瞬間、テンションが上がって「今月は頑張ったから、ちょっといい焼肉行っちゃおうかな」とか。
「欲しかったあのスニーカー、買っちゃおう」なんて思っちゃいますよね。
でも、そこをグッとこらえて、給料が入った瞬間に「天引き」で1割を別の口座に移してしまうんです。
残りの9割で生活するなんて無理だ! と思うかもしれませんが、不思議なことに人間というのは環境になれる生き物なんです。
意外と生活レベルを変えずに、9割のお金でも暮らしていけるものなんですよ。
毎日のランチを1000円から900円にする工夫をしたり、なんとなく入っているサブスクを見直したり。
そうやって「自分の将来のためのお金」を確保することが、お金持ちへの第一歩なんです。
アルカド先生いわく、この「始めの扉」を開かない人には、その先の景色は見えないそうですよ。
まずはだまされたと思って、来月のお給料から「1割」だけ、なかったことにして隠してみませんか?
2. 「欲しい!」に優先順位をつければ、我慢もツラくない
お金が貯まらない人の口癖って、「あれも欲しい、これも欲しい、だからお金が足りない」ですよね。
でも、この本には衝撃的な真実が書かれています。
「人間の欲望には際限がない(キリがない)」。
たとえ年収が今の2倍になったとしても、今度はもっと高い時計が欲しくなり、もっと広い家に住みたくなり…。
結局「お金が足りない」と感じる状況は変わらないんです。
だからこそ必要なのが、「欲望に優先順位をつける」こと。
例えば、あなたがビジネスパーソンとして働いている中で、やりたいことが山ほどあるとします。
「最新のスマホが欲しい」
「ブランドのスーツが欲しい」
「海外旅行に行きたい」
「老後の資金も貯めたい」
ここで一度、冷静になってリストアップしてみるんです。
そして、「収入の9割」でかなえられない欲望は、スパッと切り捨てる勇気を持つこと。
身近な例で言えば、毎朝なんとなく買っているコンビニのカフェラテや、行きたくもない職場の飲み会。
これらは本当にあなたの人生にとって「優先順位の高い欲望」でしょうか?
「これは今の自分には必要ない」とあきらめることで、逆に「本当に大切にしたいこと」にお金を集中させることができます。
例えば、家族との旅行や、ずっとやりたかった趣味の時間などですね。
そうすると不思議なことに、お金を使わなくても生活の質は下がらないんです。
むしろ「本当に好きなことにお金を使えている」という満足感が高まるんですよ。
「我慢」というとツラく聞こえますが、「選んで集中する」と考えれば、なんだか賢い生き方のような気がしてきませんか?
3. お金そのものではなく、「お金が増える仕組み」を持つ
さて、1割貯金を続けてある程度まとまったお金ができたら、次はどうするか。
ここで多くの人がやりがちなのが、「パーッと使う」か「ただ銀行に眠らせておく」かです。
でも、バビロンの大富豪の考え方は違います。
「貯えた金に働かせよ」。
お金持ちというのは、金庫にお金が山積みになっている人のことではありません。
「定期的にお金が入ってくる仕組み」を持っている人のことです。
本の中では、貸したお金が利息を生み、その利息がさらに利息を生むという「複利(ふくり)」の力が紹介されています。
お金が子供を産んで、その子供がまた子供を産むようなイメージですね。
これを現代の私たちに置き換えるなら、どうなるでしょうか。
本の中のコラムでも触れられていますが、現代における「賢明な投資先」の一つとして、「外国株式のインデックスファンド」などが挙げられています。
ちょっと難しい言葉が出てきましたが、要するに「世界中の成長している企業に、まとめて投資するパック商品」みたいなものです。
例えば、満員電車に揺られて会社に向かっている間も、理不尽な上司に怒られてへこんでいる間も。
あなたが投資したお金は世界経済の成長に合わせて、チャリンチャリンと働いてくれているわけです。
「投資なんて難しそうだし、損したら怖い」と思うかもしれません。
でも、ただ銀行に預けておくだけでは、ほとんど利息がつかない今の日本。
それはお金を「ニート」にさせているのと同じかもしれません。
まずは少額からでも、お金に「就職先」を見つけてあげて、自分の代わりに働いてもらう感覚を持つことが大切なんですね。
自分一人が働くのではなく、お金にも働いてもらって「二馬力」にする。
これが、忙しい私たちが楽になるための秘訣なんです。
4. 「うまい儲け話」には裏がある! 守りを固めることの大切さ
お金が増えてくると、必ず寄ってくるのが「怪しい儲け話」や「詐欺師(さぎし)」たちです。
この本の主人公バンシルも、若かりし頃に手痛い失敗をしています。
馬のレースで一発逆転を狙って賭けに負けたり。
宝石の知識なんて全くないレンガ職人に「宝石の買い付け」の投資をして騙されたり。
これ、現代でも本当によくある話ですよね。
「絶対に儲かる仮想通貨がある」
「AIが自動で稼いでくれるツールがある」
なんて甘い言葉に誘われて、退職金や貯金を溶かしてしまうニュースをよく見ます。
この本で語られる黄金法則の4つ目と5つ目は、とてもシンプルです。
「自分が理解していない商売には投資するな」。
「現実離れした利益をうたう誘惑に乗るな」。
例えば、会社の同僚から「月利20%で増える投資があるんだけど」なんて誘われた時。
バビロンの教えに従うなら、その道のプロフェッショナル、つまり「お金を守ることに優れた人」に相談すべきです。
餅は餅屋、宝石は宝石商、投資は金融のプロ(それも詐欺師じゃない人)に聞くこと。
自分の感覚や、素人の友人の言葉を信じて大事な虎の子を差し出すのは、ただのギャンブルです。
せっかく汗水たらして貯めたお金です。
「増やす」ことばかり考えず、「守る」という意識がないと、一瞬で蒸発してしまいます。
「うまい話には裏がある」。
これを肝に銘じて、防御力を高めていきましょう。
5. 仕事は「お金」のためじゃない。「感謝」をお金に換える作業だ
個人的にこの本で一番グッときたのが、このポイントです。
主人公のバンシルは、一度は借金まみれの奴隷(どれい)同然の身に落ちぶれます。
そこから這い上がる過程で、彼はある真理に気づくんです。
「お金なんて、おまけだ」と。
私たちはつい、「嫌な仕事を我慢してやる代わりとして、お金をもらっている」と考えがちです。
だから月曜日の朝がゆううつになるし、早く定時にならないかなと時計ばかり見てしまう。
でも、バンシルは武器職人として、お客さんがその剣をどう使うか、どうすれば喜んでくれるかを真剣に考えて仕事をしました。
「この剣で誰かを守るんだ」「いい仕事をすれば、感謝されるんだ」と。
そうやって「誰かに感謝される仕事」をした結果、あとからお金がついてきたんです。
これって、今の私たちの仕事にもそのまま当てはまりますよね。
例えば、ただの事務作業だとしても、「この資料を見やすく作れば、営業さんが商談しやすくなるかも」と考えて工夫する。
接客業なら、「このお客さんが笑顔で帰れるように」と心を込める。
そうやって「ほかの誰かのため」を目的に働くと、不思議と仕事が楽しくなるんです。
そして周りからの評価も上がって、結果的に昇給や成功に繋がっていきます。
「お金のために働く」のをやめて、「人を喜ばせるために働く」。
そう決めた瞬間から、仕事は「苦役」ではなく、自分を成長させ、社会と繋がる「豊かな営み」に変わるんです。
お金はあくまで、誰かを喜ばせた対価としての「感謝の印」。
そう考えると、明日からの仕事が少しだけ、誇らしく思えてきませんか?
まとめとおすすめの人
さて、ここまで『バビロン大富豪の教え』をつまみ食いしてきましたが、要点をまとめるとこんな感じです。
・まずは収入の1割を死守せよ。 残りの9割で暮らす工夫が、富への第一歩です。
・お金を働かせよ。 貯金箱に入れるだけでなく、賢い投資で「お金の子供」を産ませましょう。
・仕事に魂を込めろ。 お金は後からついてくる「おまけ」。感謝の量が資産になります。
この本は、特にこんな人におすすめです。
・「老後2000万円問題」などのニュースを見て、漠然とした将来への不安がある人
・毎月のお給料をきれいに使い切ってしまい、貯金がゼロで焦っている人
・「なんでこんなに働かなきゃいけないんだろう」と、仕事へのやる気を見失っているビジネスパーソン
【おまけ】編集後記
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
正直なところ、最初にこの本を手に取った時は「古代バビロニア? 歴史の勉強?」なんて思ってちょっと身構えていました(笑)。
でも読み進めてみると、中身はめちゃくちゃ現代的というか、むしろ今の日本人が一番知らなきゃいけないことばかりで驚きました。
特に「収入の1/10を貯金」っていうのは、頭では分かっていても、いざ実践しようとすると「いやいや、今の生活レベル落とせないよ…」って抵抗感が出ちゃいますよね。
でも、作中で借金まみれになった現代人の主人公が、家族の愛を取り戻していく姿や、漫画の中のバンシルが奴隷から這い上がっていく姿を見ていると、「あぁ、本当の豊かさって通帳の数字だけじゃないんだな」って素直に思えました。
個人的には、奴隷にまで落ちたバンシルが「自由民の魂」を取り戻して復活するシーンが熱すぎて、電車の中で読みながらちょっと泣きそうになりました(笑)。
ビジネス書というより、熱い人間ドラマとしても楽しめる一冊です。
皆さんもぜひ、今日からお財布の中の「1割」、意識してみてくださいね。
『ゆる読カフェ』で知識のつまみ食いをして、明日が、人生がちょっと楽になりますように。
もし今回の内容にビビッときて、もっと詳しく読みたくなったら、こちらから原本を覗いてみてください。
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サマリー
『漫画 バビロン大富豪の教え』は、現代の読者に向けてお金持ちになるためのシンプルなルールを物語形式で教えています。余分な欲望を抑えること、収入の十分の一を貯蓄すること、そして貯めたお金を賢く活用することが重要であると説いています。ジョージ・S・クレイソンの本では、主人公バンシルが貧困から抜け出す過程を通じて、収入の十分の一を貯金することや仕事への意義を見つけることが強調されているそうです。本書は、現代人が直面する経済的不安に対する洞察を提供し、真の豊かさは金銭的なものだけではないと教えているとのことです。