こんにちは。
『ゆる読カフェ』へようこそ。
『本を読みたいけど、時間が足りない……』
そんな忙しい40代が、
スキマ時間で『教養』をアップデートできる場所です。
今日も、本のおいしいとこだけ、サクッとお届けします。
いきなりですが、
最近こんなモヤモヤ、抱えていませんか?
「老後2000万円問題とか言われるけど、
正直いくら貯めればいいのかわからないし、
漠然とした不安が消えない」
「会社にぶら下がっていては
いけないと思うけれど、
副業や転職に踏み出す勇気も、
具体的なスキルもない」
「毎日忙しく働いているのに、
なぜか『自由』な時間も
『お金』も増えている気がしない……」
これ、全部あなたのせいじゃありません。
でも、そのままにしておくと
『ヤバい』ことになります。
あなたも薄々、気づいていますよね?
結論から言います。
この悩みを一撃で解決するキーワードは
『自分自身のマネジメント』
これだけ覚えて帰ってください。
【今回紹介する本】
『山崎元のライフマネジメント 幸せな人生のための基本戦略』
著者:山崎元 出版社:Gakken
本書は、2024年元日に
惜しまれつつこの世を去った
経済評論家・山崎元氏の
【未公開原稿】を含む特別編です。
多くの人が踊らされている
「人生100年時代」や
「老後不安」という言葉の裏側を暴き、
私たち個人がどのようにキャリアとお金を設計し、
幸福をつかみ取るべきかを論理的に説いています。
単なる投資本ではありません。
自分という名の会社をどう黒字化し、
幸せにするかという「人生の戦略書」です。
読んでいて、胸が熱くなりました。
これはただのビジネス書じゃないんです。
辛口で知られる山崎さんが、
これからの厳しい日本を生きる私たち、
そしてご自身の息子さんに遺したかった
『愛のある生存戦略』なんです。
「甘えるな、でも絶望するな。
頭を使えば幸せになれる」
という魂の叫びが聞こえてくるようで、
背筋が伸びまくりました。
【こんな人におすすめ】
・ 金融機関やメディアの
「老後不安」煽りにうんざりしているが、
正解がわからない人
・ 「FIRE(早期リタイア)」に憧れているが、
今の仕事を辞めるのは現実的ではないと感じている人
・ 会社や国に守ってもらえる時代は
終わったと気づいているが、
具体的に何を始めればいいか迷っている人
【結論】この本の「一番おいしいとこ」
・ 「人生100年時代」という言葉は、
金融機関が商品を売るための
セールストークだと見抜くこと。
・ 若いうち(特に40代まで)は、
金融資産よりも「人的資本(稼ぐ力)」への
投資が最強の利回りを生む。
・ 幸福の方程式は
「自由」×「お金」だけではない。
「人気(他人からの評価)」という
第3の軸が重要。
・ 日本は「冷たい能力主義」の国。
失敗は自己責任とされる
残酷なルールを理解した上で、
リスクを取る。
・ 自分を「株式会社 自分」の社長であり
社員だと考え、バランスシート(B/S)と
損益計算書(P/L)で人生を管理せよ。
【本編】5つのつまみ食いポイント
1. 「人生100年時代」という呪いを解け
まず衝撃的な話からいきましょう。
「人生100年時代」という言葉、
最近耳にタコができるくらい聞きませんか?
著者の山崎さんは、
この言葉を金融業界が商品を売るための
「便利なキャッチコピー」だと
バッサリ切り捨てています。
どういうことかというと、
「長生きしますよ、
お金が足りなくなりますよ」と
上品に脅すことで、
手数料の高い保険や投資信託を
売りつけようとしているわけです。
山崎さんは言います。
「人生100年時代」を謳う
運用商品(外貨建て保険やラップ口座など)の
広告はすべて疑え、と。
もっと言えば、
今持っているなら「即刻解約」
が正解の場合がほとんどだ、
とまで言い切っています。
これ、例えるなら、
健康診断で
「あなた、将来病気になりますよ」
と不安を煽って、
やたらと高い壺やサプリを
売りつけてくる悪徳商法と
紙一重だと思いませんか?
私たちは「平均寿命」や
「平均貯蓄額」という数字に
踊らされがちです。
でも、平均なんて
意味がないんです。
このままメディアの言うことを
真に受けていると、
不安に付け込まれて、
大切なお金を
ドブに捨てることになります。
マジで気をつけてください。
明日からできるアクションはこれです。
『平均データを見るのをやめ、
自分の生活費から逆算した
「自分だけの必要貯蓄額」を計算する』こと。
2000万円足りない人もいれば、
500万円で済む人もいます。
まずは敵(必要な金額)を
知ることから始めましょう。
2. 「人的資本」への投資こそが最強の利回り
最近「FIRE(早期リタイア)」が
ブームですよね。
若いうちから節約して、
インデックス投資で
資産を作って仕事を辞める……。
でも山崎さんは、
安易なFIREブームに
疑問を投げかけています。
なぜなら、
若いうちの「節約」は、
将来稼げるはずだった
「経験」や「スキル」を
ドブに捨てる行為になりかねないからです。
理論的に言うと、
人間の資産は「金融資産(貯金・株)」と
「人的資本(働いて稼ぐ力)」の
2つでできています。
そして若いときほど、
金融資産より人的資本の価値が
圧倒的に大きいんです。
つまり、自分自身が
一番の「稼ぎ頭」なんですね。
RPGゲームで例えてみましょう。
レベル1の勇者が、
装備(金融資産)を買うために
ケチケチお金を貯めるよりも、
まずは経験値を稼いで
レベル(人的資本)を上げたほうが、
後半の敵を楽に倒せますよね?
レベル上げをサボって
装備だけ整えても、
中ボスにも勝てません。
これをやらないとマズいのは、
「小さくまとまった小金持ち」になって、
人生の後半でジリ貧になることです。
40代、50代でリストラされたとき、
通帳に多少のお金はあっても
「稼ぐ力」がなければ、
その後の人生は恐怖でしかありません。
具体的なアクションはこれです。
『今月の給料の使い道を、
投資信託への積立だけでなく、
「新しいスキルの習得」や
「人脈作り」に一部振り向ける』こと。
飲み会でも読書でもいい、
それが将来の「稼ぎ」につながるなら、
それは浪費ではなく投資です。
3. 幸せの方程式には「人気」が必要だ
ここが本書の非常に面白い、
かつ人間臭いポイントです。
幸せになるためには
「お金」と「自由」が必要だ、
というのは誰でもわかります。
でも山崎さんは、
それだけじゃダメだと言うんです。
第3の軸として
「他人からの評価」、
つまり『人気』や『モテ』が
必要だと説いています。
図式化すると、
【幸福】=【自由】×【お金】×【人気(他者からの承認)】
ということです。
想像してみてください。
大金持ちで、
仕事もしなくていい
自由な生活をしているけれど、
誰からも必要とされず、
誰からも愛されていないおじさん。
……なりたいですか?
正直、寂しいですよね。
逆に、お金はそこそこでも、
商店街で「◯◯さん、いつもありがとう!」と
感謝されているパン屋さんは、
幸福度が高そうです。
「お金さえあれば幸せになれる」
と思って必死に働いて、
気づいたら周りに誰もいなかった…
なんていうのは、
ビジネスパーソンあるあるの悲劇です。
お金で人気は買えませんが、
人気があればお金は後から
ついてくることも多いんです。
具体的なアクションはこれです。
『自分の仕事が、
誰に感謝されているかを書き出してみる』。
もし、誰の顔も浮かばないなら、
働き方を見直すサインかもしれません。
社内政治ではなく、
顧客や同僚からの「ありがとう」を増やすことが、
結果的にあなたの市場価値(=人的資本)を高めます。
4. 「冷たい日本」で生き残る覚悟を持て
少し厳しい現実の話をします。
山崎さんは、日本社会を
「停滞した冷たい能力主義」と分析しています。
どういうことかというと、
成功したら「自分の手柄」にできるけれど、
失敗したら「自己責任」で片付けられ、
誰も助けてくれないということです。
菅元首相が言った
「自助・共助・公助」
という言葉を覚えていますか?
あれは要するに
「まずは自分でなんとかしろ、
国は最後しか助けないぞ」
という宣言だったわけです。
会社での例え話なら、
わかりやすいでしょう。
大きなプロジェクトで
成功すれば出世できますが、
失敗してメンタルを病んだり
リストラされたりしても、
会社は一生面倒を見てくれません。
「あの人は運が悪かったね」
で終わりです。
「会社のために」と
滅私奉公しても、会社はあなたを
「家族」だとは思っていません。
これを認識しないとマズいのは、
会社や国に「守ってもらえる」と
期待し続けることです。
その期待は、高い確率で裏切られます。
ではどうするか。
具体的なアクションです。
『会社に依存しない
「プランB」を常に持っておく』こと。
副業が解禁された今、
会社の看板がなくても稼げる
小さな仕事を始めてみてください。
コロナでテレワークが普及し、
副業もしやすくなりました。
会社は利用する場所であって、
守ってもらう場所ではありません。
5. 「株式会社 自分」の社長になれ
最後に、これら全てを
まとめる考え方が『ライフマネジメント』です。
自分自身を
ひとつの「会社」と見立て、
自分がその「社長」であり、
同時に現場で働く唯一の「社員」だと考えるのです。
社長(あなた)の仕事は、
社員(あなた)が長く、
機嫌よく働けるように戦略を立てること。
社員(あなた)の仕事は、
現場でスキルを磨き、
人的資本を最大化することです。
多くの人は、
日々の業務(社員の仕事)に追われて、
経営戦略(社長の仕事)をサボっています。
倒産寸前の会社の社長が、
現場でコピー取りばかり
しているようなものです。
それでは会社(人生)は
傾きますよね?
具体的なアクションはこれです。
『今週末、1時間だけでいいので
「社長会議」を開く』こと。
自分のバランスシート(資産・負債)と、
損益計算書(収入・支出・時間の使い方)を
書き出してみてください。
「この社員(自分)、最近働きすぎじゃないか?」
「この事業(今の仕事)、将来性あるか?」
客観的に自分を見つめる時間が、
あなたの人生を劇的に変えます。
【まとめ】
いかがでしたか?
故・山崎元氏が遺した、
人生を勝ち抜くための戦略。
今日からこれが変わりますね。
・ 「人生100年」の不安商法に騙されず、
自分の頭で必要なお金を計算するようになる。
・ ただの節約をやめて、
自分のスキルや経験に「投資」するようになる。
・ お金だけでなく、
「人からどう評価されているか」も
意識して働くようになる。
・ 会社に期待するのをやめ、
したたかに「自分」という会社を
経営する社長の視点を持つ。
【おまけ】編集後記
実は私、この本を読むまで
「投資=株を買うこと」だと思い込んでいました。
で、数年前に流行りに乗って、
よくわからない投資信託を買い、
ちょっと下がっただけでビビって売って損をした…
という、まさに山崎さんが一番嫌う
「カモ」のような行動をしていました(笑)。
山崎さんが生きていたら、
「君、それは頭が悪すぎるよ」と
笑いながら叱ってくれたかもしれません。
でも、この本を読んで
「自分への投資」が一番確実だと気づきました。
とりあえず、
週末はだらだら動画を見るのをやめて、
ずっと行きたかったセミナーに申し込んでみました。
「株式会社・自分」の株価、
これでちょっとは上がるといいんですけどね。
皆さんの「株式会社」の調子はどうですか?
たまには決算報告会(ひとり反省会)、
やってみましょうね。
『ゆる読カフェ』で知識のつまみ食いをして、
明日が、人生がちょっと楽になりますように。
もし今回の内容にビビッときて、
もっと詳しく読みたくなったら、
こちらから購入してみてくださいね。
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