結婚式の思い出
人生はグラデーション!Life Designチャンネル。
このチャンネルは介護業界で約20年間働き、現役のケアマネージャーの私が介護の話や、自身が作ったノート、Life Designノートのお話をさせていただくチャンネルです。
おはようございます、やまとゆきです。
先週は6日間連続、Life Designノートの解説をさせていただきました。
聞いてくださった皆様、ありがとうございます。
今日なんですけれども、雑談会になります。
ご興味がある方、最後まで聞いていただけると嬉しいです。
私はですね、週末に結構断捨離といたしまして、
家の中の自分の着ている服とか、いろんな収納の場所とかですね、あと身の回りのものっていうのを結構引っ張り出しては、
これいる、いらない、これいる、いらない、みたいな感じでやっています。
毎週末、ほぼやっているかな、少なくとも2週間に1回やっているという感じでやっているんですけれども、
今回はですね、とある戸棚の上の段、あまり見ないところですね、をちょっと掃除していたんですよね。
そこには子供の小さい飾る用の恋のぼりとか、そういったものも片付けられているので、それを出すという名目もあったんですけどね。
そこら辺の整理をしていたら、スタジオアリスの袋が出てきたんですよ。
そういえばと思って、その中に私、子供の成長の記録として1年に1回写真を撮っていて、それを飾るっていうのをしているんですけれども、
もしかしたら撮ったけど飾ってないやつとかが入れてあるのかなと思ったら、空き箱だったんで、多分引っ越しの時にその中に入れて、
そのままそれを収納というか片付けてたんだろうなと思って、空き箱だったらまあいいかって言おうかなと思って、
その袋の、スタジオアリスの袋の中を見たらですね、
なんと、私実は2015年に結婚をしておりまして、2016年の夏に結婚式を親族だけでする予定にしておりました。
で、ただまあ結婚しましたっていうお知らせとかは年賀状で知っている人には伝えておいた方がいいよねということで、
フォトウェディングっていうか、写真を撮ったんですよね。
で、それの額縁に入っているのが出てきて、懐かしいって思って、わっかーって思った。
もうね、素直にわっかーって思いました。10年前だから。
で、ここに入れてたんかと思って、撮ったのは覚えてましたし、額縁に入っているのも覚えてたんですけれども、
ここに置いてたのかと思って、夫に見てみてわっかーみたいな話をしてたんですけど、
それとね、あともう一つ、私実際2016年には結婚式できなかったんですよね。
そこらへんの理由とかもお話、今からしていくんですけれども、
結婚式の時って、神父さん、いやいや、牧師さんに誓いの言葉とか言って、
婚姻届とは違う、結婚証明書みたいなのって書くんですかね。
そういう式場とかによっては。
で、私と夫とうちの両親が書いた結婚証明書っていうのがポロッと出てきたんですよね。
で、しっかりとした、なんていうかな、額縁っていうか、すごい素敵なものに入れられてまして、
で、じゃあ結婚式してない私がなんでこれを持っているのかというと、
私が結婚したのは2015年に入籍をしました。
翌年の2016年の夏に結婚式をあげる予定だったんですけれども、
母の病気と結婚式の計画
2016年の1月に母の体調が悪くなって入院して、
そのまま2016年の4月に病院で亡くなったということがありました。
で、入院していろんな検査をして、
父の口からごめんなんだけど、夏の式にはお母さんはいけないかもしれないっていう連絡が入りました。
それが多分2月の頭ぐらいだったかな。
で、私は今関西に住んでいるんですけれども、
もともと出身は新潟県で、母を関西の方で親族の旅行も兼ねてね、
母はこっちの方に来たことがないって言ってたんで、旅行も兼ねてこっちで式をあげて、
家族旅行ができたらいいななんて思って、
家族の式場を探して、ちっちゃな式場であげれたらっていう感じでした。
だけどそれは変わらないかもしれないって言われて、
で、まあ式場に家族への連絡を入れたのが多分2月だったかな。
で、いろんな可能性はあるので、
結婚式のことはやっぱりあれだったけど、
まあ母が元気になってくれたらいいなっていう思いで行って、
結婚式なんかいつでもできるしって。
で、3月に入った時に、やっぱりいろいろ難しい。桜も見れるかどうかわからない。
というふうに医師に告げられました。
それは私は直接医師からの言葉を聞くことはなく、
父とか妹とかから聞くっていう感じで。
正直この時は私もちょっと仕事がいろいろありまして、
もう給食をするっていう感じだったんですよね。
で、どうにかして母に私結構、自分で言うのもあれなんですけど、
親に迷惑ばっかりかけてきた人生だったから、
自分が大学も途中で辞めちゃったりとか、中退したりとか、
そんなこともしていろいろ迷惑をかけてきた人生だったので、
せめて花嫁姿を見てほしかったなと思って、
ダメ元で病院の近くの教会があって、
そこで母を車椅子に乗ってもらって、
本当に見せれたらいいって思ったら、
もう病院の先生は、それはもう自殺行為だから、
だから病院から出るっていうことが、
どれだけお母さんにとっては命取りになるのかっていうのを、
父は言われたって言われて。
それも叶えてあげることはできないって言われて。
で、しょうがないかと思って諦めてたら、
私のお皿なじみが結婚式をあげたホテルがあって、
あそこは病院から近いところだったんですけど、
そこの方が、
お母さんにドレスを見せてあげてくださいっておっしゃっていただいて、
私はドレスを着て、
病院で結婚式をすることができました。
後悔と記録の重要性
これはコロナの前だったっていうのと、
その病院ができて間もなかったっていうのがあって、
まだ全然人がいないエリアとかも結構あって、
屋上、ドクターヘリとかが止められる結構大きい病院なんですけど、
その病院の屋上に連れてってもらって、
屋上で結婚証明書を書いてもらいました。
今日それを見て、母の直筆で書いた名前がそこには残っていたので、
なんだかこう、当時の気持ちをふっと思い出して、
10年前のことなんですけど、
やっぱり私は母に生きててほしかったし、
結婚式もして、もっともっとやりたかったこともいっぱいあったけど、
それはもう受け入れるしかなかったから、
それを受け入れて10年きて、
今こういう活動とかノート作ったりとかさせてもらってるんですけど、
私はやっぱり原動力の一番は母のことで、
ものすごく後悔をしていて、
私自身がもっとできることがあったんじゃないかって、
もっともっとどうして母の話を聞くことができなかったんだろうって、
すごい後悔をしていて、
私は母の何を知っているんだろうって、
母からもらったものはたくさんあるのに、
私は母がどういう青春を過ごしてきたかとか、
どんな気持ちで結婚して子どもたちを育ててくれたのかとか、
何を知らないんですよね。
だから父のことはやっぱり知っておきたいと思ったし、
母のことは急だったので、
父が一人で全部決めて延命もしません、あるもしませんって言って、
苦しい思いはさせないでくださいって、
でも長く生きれるんだったらっていう話だったんですけど、
父もすごく悩んでました。
すごく明るい父なんですけど、
この時ばかりはちょっと気がめいるというか、
母が亡くなった後の父の放浪がやっぱり大変だったなって思うぐらい、
結構いろいろありましたね。
でも今は元気で過ごしていってくれるので、
本当に感謝なんですけど。
だから私がこのノートで伝えたいことっていうのは、
何もエンディングノートとして財産がどれだけ残っているとか、
死ぬ準備をしてくれとか、
そういうことが言いたいわけでは全くなくて、
話をしてほしいんです。
後悔しないために。
もし何かがあった時に話をしたという、
記憶とか記録とか思い出とかがあったら、
子供が何かを決定しないといけない時に、
こういうことを言っていたっていうらしい場合になるから。
そして話を聞いてもらった親は、
子供に自分の命を決めさせるという大切なことを
させたくないって思うと思うんですよ。
そんな私が死ぬなんて思ってるの?
っていうような感じでやっぱり言うとは思うんですけど、
でもその手綱を他人に握らせるのはやっぱり違うと思う。
近くでそれを見ていたからこそ、やっぱり若かったから母が。
だからその若い母の命の最後を決める父はすごく辛かったと思う。
なぜなら母の母はその時まだ生きていたから。
すごい難しい問題だと思います。
でもこのライフデザインノートの話をしたいわけじゃないんですけど、
ちょっとでも話をしてたら少し変わってたりとか、
見えなかったことが見えたりとか、
そんなことがあるんじゃないのかなと思って、
今日は母の直筆の文字を見てちょっと感情的になっちゃいましたけど、
お話しさせていただきました。
もしかしたらこの放送2日3日とかでURL限定とかにするかもしれません。
実はSNSとかで拡散しないでっていうのが、
結婚式をさせてもらったところとの約束だったんですよね。
10年経ってるからもういいかって思うんですけど、
あとはちょっと私の分かっちゃう人には分かっちゃうので、
ちょっと身バレもあるので、
2日3日、1週間?1週間もたどないぐらいでURL限定にさせてもらおうかなと今思いました。
ということで月曜日の朝からすいません。
でも私の正直な気持ちです。
みんなで話をしてください。
これはバトラーに対しても一緒です。
子供に対しても一緒です。
自分が思っていることっていうのは、
自分の思っていることの1割、2割、3割伝わってたら万々歳だと私は思っています。
私が思っていることなんて伝わらない。
自分が伝えようと思えなければ。
伝えようと思ったって伝わってない。
だから話をして、記録を残しておいてほしい。
というところでございます。
最後まで聞いていただきありがとうございます。
今日が皆さんにとって素晴らしい一日になりますように。
それではまた次回。