過去の恋愛を思い返している状況と現在のパートナーと合っている状況や。
で、浮気って多少の過去ではあったりするけど、一週間前とか、昨日とか、それもある種は過去ではあるんだけれども、
なんていうの、気持ちとしては現在進行形なわけ。
だからこそ発生するんやと思うんだよな。
今大切な人がいる状況で、どっかの知らん馬の骨かなんかに、いいかもみたいな気持ちになっちゃうみたいな。
それってすごくこう、ちょっと広い意味になるけど現実、今の話じゃないですか。
で、このずっと寝てたいさんが書いてるのって、過去を思い返して興奮してるみたいな状況じゃないですか。
あ、そう、パラレルワールドなんだよね。
そうそうそうそう。で、実はそれがその創作の実はミソではあんねんけれども。
いや、そうそうそうそう。
誰やったっけな、小説家じゃないわ。哲学者が誰か言ってあったんが、
創作っていうのは、過去にあったことを、過去になかった選択をした今であるみたいな。
ああー。
あの時ああやったけど、こうだったらこうやったやろうなみたいなのを、エッセイじゃなくて小説。
小説で書いてるみたいな話をしてあって、すごく俺なんか納得した部分もあって。
あ、ifの世界を書いてみたのが小説であると。
そうそうそうそう。
それはさっき植坂さんが言ってた過去の体験みたいなものを物語にする上で、今の地続きにしてみるみたいな作業。
実はもうちょっと抽象的な作業ではあるんやけれども。
うん。
だからこそ、ケイ君と付き合いてーってなっちゃうみたいな。
そうだね。
てかさ、ここまで筆が乗ってて素晴らしいなと思ったよ。
そうなんだよね。すごくいい状態ではあるよね。
いや、物書きとしてはかなりいい状態になってますよ。
思い出しました。うんべると英語が言ってた。
なるほど。
そう、のがその話です。
でも私も本当にそう思ってて、物書きってやっぱり過去の体験のそれぞれの瞬間で、この瞬間いいな、この気持ちが書きたいなみたいなものを、自分の中の宝石箱に宝石として取っておくものだと思うんですよね。
はい。
それを物語にしようって思った時に一つ一つ取り出して、その宝石をつなぎ合わせて作るのが小説とか文章っていう感じだなっていうのが私の見解なので。
うんうん。
過去の宝石の話と今付き合ってる彼氏の話は全然別だから、そこはちょっと物書きと付き合ってる方にはご理解いただきたいなとは思うんですよね。
うんうん。
あなたが好きなことと過去のキラキラした宝石は別なんだよってことはさ、分かっててほしいねっていうのはあるんですよね。
ありますね。
この人こんなにさ、書くの好きだったらさ、いずれ訪れる生涯のような気もするんだよこれ。
うんうん。
今これ書かないことにしたとしてさ、未来で絶対またこういうことになると思うんだよな。
うんうん。
私だったら今向き合っておいた方がいいかなと思ってて。
うんうんうん。
彼氏とね、そう、彼氏とずっとこれからも一緒にいたいからこそ、今ちょうどいいじゃん。ちょうどいい感じで、しかももうK君となんもないわけだから。
ここで思いが高まりすぎてK君に連絡して個別で会うとかなってくると浮気なんですけど。
そうなんです。それで浮気なんです。
そうそうそう。してないから。ただ付き合いてって内緒を持ってるだけだから。
ちゃんと彼氏大好きに戻ってるからね。
これ、植坂さん逆の立場で、ずっと寝てたいさんの彼氏側の立場とはどう思ったりします?
私だったら、K君の100倍好きにさせてやるからなって思います。
ちょっとイケメンがすぎるな。
なるほどね。
見てろよ、と思います。
なるほどなるほど。じゃあそこには何て言うだろう。いいジェラシーみたいな感じなのかな?
そうね。
気持ちのいいジェラシーだよね。
あと私特殊だからな。独占欲あんまりないからさ。
はいはいはい。
ちょっと私に聞いちゃいけないかもしれないけど、うかいさんはどうですか?この彼氏さんの立場だったらどう思いますか?
俺はね、ニヤニヤしちゃう。
なんで?なんで?
俺もどちらかというと、植坂さんと同じ状況なんですよ。
こんなこと思ってたんやみたいな。
じゃあ自己肯定感上がるんだ。
もっと楽しませてやろうみたいな気持ちでは確かになるね。
そうだよね。しかもこれ爆打失恋小説って書いてるじゃん。
俺が幸せにしてやるからさって思うよね。
そう。そう。なんかね、そういう謎のテンションの上がり方しちゃうよね。
分かる分かる。テンション上がるよ。
これはどうなんやろうな。お互い捜索という行為をしたことがあるからなんかな。
そんな気がする。一般論では全然ない気がする。
参考にならないポントキャスト。
うちらの意見を鵜呑みにするとやばいと思うんだけど。
でもそういう人もいるはいると思うな。
カレスさんはなんか捜索とかすんのかね。
そうだよね。
だってこれってさ、ラブソングを歌うバンドマンがいたとしてさ、
過去の恋愛書いちゃいけないんですかみたいなさ。
そうだよね。
そんなわけないじゃない。そんなわけないしみんな書いてる。
確かに。
いいに決まってるんだよ。ただやっぱり相手とのコミュニケーションですよねって感じだね。現在のね。
これまでどんな小説を書いてたかは知らんけれども、
少なくともカレスさんはずっと出てた絵さんの小説を読んでたってことやん。読みたがるってことは。
そうだね。
初めてだとは知らんけれども、もしそれなら多少小説に対する向かい方とかもあればいいなって思うね。
そうだね。
もう一つ実はね。
上坂さん、キー君やったらどう思います?
で、この小説を読んだら。
そう。実はここ結構ね、大事なポイントだったりするね。
そうなの?
っていうのは、さっきの話って実際自分があったこととかを書くわけじゃないですか。エッセイでもあっても小説であっても。それは単価であっても俳句であっても。
でも具体性があるものってやっぱエッセイと小説だと思うんですよね。
うんうん。
で、ましてや小説になると物語っていうものがむちゃくちゃでかくなってくるわけじゃないですか。
で、そこに過去っていうものを書いたときに、キー君がこれを読んで傷つくのかどうか。
あー、えっとね。
惹かれるかもしれないけど正直に言っていい?
どうぞ。
私はキー君だったらめちゃくちゃ気持ちいいと思います。
おー、なるほど。
私は自分のことが好きすぎて変になってる人を見るのが大好き。
いいぞいいぞ。
これ大丈夫か?
大丈夫?これ。
まだ大丈夫。まだ大丈夫。変えるなら今やけど。
高校生時代とか20代の頃とかも、私に片思いしてる人の、当時ミニブログみたいのあったじゃん。リアルとか。
あー、ありましたね。
全略プロフィールからリンク貼ってるやつとか。
あれで恋愛ポエムみたいのを書いてる。おそらく私のことだなっていうやつを見るのがすごく好きでしたね。
いやマジで気持ち悪いと思うんだけど、ごめんけどすごい楽しかったね。
小説なんてこんな長文で心情描写豊かに書いてくれるなんてそんな楽しいことないよね。
すごいな。
そうですか。
いや、なんかこれはね、今の植坂さんの言い方は確かに極端かもしれないけど、僕結構これであると思うんですよ。そういう人とそうじゃない人が。
確かに。
そうそうそうそう。特殊な、行き過ぎたら特殊やけど。行き過ぎるかどうかは別として。僕ね、むしろちょっと怖くなると思うんです。
あ、そうなんですか。
そう。言うたら、明らかに分かる状態やとした時に、え、これってあの時のあれとかになってくんのみたいな、なんか謎の答え合わせみたいなのが始まっちゃうと思うんですよ。
で、ちょっとビビり始めるんですよね。
あー。
ついてないと思うんです。僕の場合と。気づくまでは言ってないけど、なんかすごいことになってるこの人みたいな。
あー。まあでも怖さを感じる人はいるだろうね。
そうそうそうそう。なんかここの反応っていうのはまとまらないものとしていろんなケースがある気がしていて。
まあそうね。
結構面白い気がする。
あのね、ただね、創作をする上で必要なのは、やっぱ覚悟なんですわ。
だからこれ、ずっと寝てたいさんはまさかK君の目には触れないと思ってるだろうけど、そして触れる可能性は低いと思うけど、どうします?これ爆裂売れて書籍化してヒットしたら。
それでK君が手に取った時のことまで考えてますか?っていうのがあって。
そこだよね。
でも創作ってあらゆるそういう可能性をはらんでるんですよ。誰に見られるかわからないっていう前提でやっぱ書いた方がいいし、誰に見られたとして挙動っちゃいけないんですよ。
K君が見てうわ怖って思ったとしても、もしくは傷ついたとしても、それは覚悟の上でやらなきゃいけないのが創作なんですよね。
やっぱ書く以上は彼氏をうまくわかり合えずに傷つける可能性だってあると思う。今の彼氏を。
でもそれも込みで自分の書き手っていう欲で書くっていうのがいい文章ってものなので、人を傷つけちゃいそうで怖いとか言ってるうちは書かない方がいいですね。
別のパターンもあって、例えばそれがK君がまだこんな気持ちあるんだとなって、またずっとネット退散に連絡とか取り始める怖さもあるわけじゃない。
やだー。怖い。
パートナー作るとかって。
で、いろんなケースがありますけれども、重要なのって2人だけの、それを秘密と言ってもいいかもしれないですし、2人しか知らないことが増えることでもあると思うんですよね。
それは別に大げさなことじゃなかったとしても、2人だけで見たあの景色であったり、2人だけで見たご飯とか。
そういうのが増えることがある種のパートナーでは多くあると思うんですよね。
で、それを秘密と呼んでみましょう。
作家って秘密を書かなきゃいけなかったりするじゃないですか。
そうだね。
そうなんですよ。だから相性悪いんですよ。
あ、怖い職業。
それがもう、パートナーとの秘密を書くときにこれが起きるんですよね。だからそこに。
そうだね。
多分さっきの言ってはったトラブルになった場合って、内容を書いたという行為よりも、それもあるんですけれど、と同時に2人しか知り得なかったことを、何世に出してんだよっていう。
そう、しかも何それで原稿料をもらっちゃってんだよっていう。
そこがあるんですよね。
そうだよね。
だから見せるのがやっぱり本当にいいよね。
いや、私は家族に見せてますからね、芸が全部。
あなた正しい。
いやいやいや、でもこれから見せれないことも書いていくんでしょうね。私が物書きを続ける中で。
いや、そうなんでしょうね。
そうだね。
なんか、見えたわ。見えた結果怖い世界が広がったわ。
いや、怖いんですよ、作家って。
で、なんか自分でも本当の気持ちなのか演出上の気持ちなのかわかんなくなってきたりするのを書いていると。
そういう怖さもあるから、だから作家の自殺率が高いんですよ。
いや、そう。なんか人によって防御力は違うけど、ちゃんとダメージくらってるやん、自分でも。
いや、マジでそう。私も書くたびちゃんとくらってて。
怖いよね。何してんだろうね。
いや、何してんのかな、本当に。
あのさ、私さ、今までいろんなエッセイ書いてますけど、作中に出てきた人物がサイン会に来たことが2、3回あります。
おー。前言ってた彼とかか。
どれ?
えっと、地球星の。
あ、そう。地球星の一番最初の章に書いた桜の木の枝を折った小学校時代の同級生の子が、この間サイン会の一番最初に並んでて、「え?」みたいな。
とか、メイド喫茶時代の客が来たりとか。
おー、そうなんや。
うわ、やば。本名割れてんだ、とか思ったんだけど。
お前、二重の尺があれだ、そこ。
いや、そう。とかね、ちょっと戻るけど、うかいさんがさっき言ってた、ケイ君以外の人がそう勘違いしてくるケースとかにも近いけれども、そういうことって本当にあるんですよね。
怖いんで、それってでもある意味ね。
怖いけど、私はなんならその辺も覚悟の上で書いてたから、うわーとは思ったけど、普通に流しましたけど、そういうこと本当にあるよっていう。
いやー、だからね、実はここには三人の重要な登場人物がいたって話ですね。
しかもさ、ケイ君ってさ、あのさ、バカだって言ってきたさ、夏目漱石のさ。
あ、そやそやそや。ココロの。
ココロの、ココロの。
ココロのケイで。
ココロのケイ君と同じ名前でさ、やばいね、なんか。
確かに。
だからココロのケイ君みたいに、何も揺れない人かもしれないしね。
うん、そうだね。
いや、わかんないですよ、それはやっぱ当人しか。
彼氏さんがどうかもわかんないし、ケイ君がどうかもわかんない。
でも私は、こんなに筆が乗ってんだったらやっぱ出した方がいいと思う。
そうだね。
まあ、完成させましょう。
一旦ね。
そっから考えましょう。
そうしましょう。
そして彼氏には見せましょう。