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  2. #88 君はワナビーをやめるのか..
2022-05-14 27:37

#88 君はワナビーをやめるのか・前編(よしだゼロからまんが道⑥ - A)

まずは謝辞。ちゃこ先生、熱い熱いお便りをありがとうございます!!

太古の昔「よしだゼロからまんが道」というクソ企画がありました。そして、その投げっぱなし企画が人々(主に我々)の記憶から薄れ、あわよくば歴史の闇に葬り去られようとしていたとき、その悪行を野放しにはせぬと掘り返す勇者が現れたのです。

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00:06
おれたちライブスマター、おれまたは人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさんこんばんは、今日も始まりましたおれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
ニアコーチの元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
マッタン漫画描き、Iwaです。よろしくお願いします。
はい、サイブウェスのDもYoshidaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、今日はオープニングトーク、僕からいかしてもらってもよろしいですか?
最近ちょっとなんか、自分の仕事も大変だったのがあいまって。
そういう時ってね、おれなんか同じ状況の人はネットとかで検索したりとかさ、そういう。
仕事しないでその時間で。
弱ってたんだろうね。
まあ、分かんないこともない。分からんでもない。
白言でこんなひどい目に遭いました系の話を読んでたんですよ。
その中にとある自分の雇い主とか先鋒になるところから、あれはどうしたらいいですか、これはどうしたらいいですか、もう時間ないのにとかって聞かなきゃならないこといっぱい聞くんだけど、
その都度持ち帰って相談してまた連絡しますって言われるんだって。
持ち帰って連絡しますって言うと、そこから一生連絡が来ないんだって、そのことについて。
で、また仕事が困ったことになると。
覚えがある。
本当にもういい加減にしてもらわないとやばいんですけどって言うんだけど、本当にごめんなさいって言って決定したら連絡するしますんでって言うんだけど、やっぱそれ以降連絡が来ないんだって。
で、次回会った時には別の話したりとかして、もうなかったことになってるんで忘れてたりとか。
で、結局自分はそれをどうすればいいか分かんないまんま、とりあえずでもやることはやらなきゃならないから何とかするんだけど、やっぱりトラブルが発生するのね。
抑えてないからそこのところに対して。
で、またひどいことになって、で、大変な目に遭うのは自分なんだけど。
で、次回は詰めなきゃって言って、本当にここ詰めなきゃならないんで、どうすればいいかよろしくお願いしますって言っても、やっぱり持ち帰って連絡が来ないみたいなことを繰り返してる人がいて。
で、もう本当に鬱になりそうみたいな話をしたのね。
で、俺それで思ったんだけど、例えば自分がね、仕事関係の人に持ち帰ってって言う時ってどういう時に言うかなって思ったら、今すぐ答えたらまずそうだなとか言いかけなことになっちゃいそうだなって思ったりとか、変なこと言ったらトラブリそうだなっていう時に、一回考える時間を得るために持ち帰るわけよ。
そうですね、分かんないこととかね、あったりね。
俺やっぱり答えるまですごい考えちゃうね、常に。もうストレスになるくらい自分の中で。
だからそれが頭に残ってて、これの答え出さなきゃならないってことが逆に自分のストレスになるくらいずっとその塊として自分の中に残っちゃうから、できるだけ早く答えて終わりにしたいっていう案件になるよ、だいたい。
だからこの持ち帰って相談するから放置できるっていう感覚が俺は分かんなくて、そんなやべえ奴いるのかってむしろ思っちゃったんだけど。
これって普通のことなんすか。ただまあ確かにやられたことはあるのね。これは聞いとかなきゃ、それも急ぎだってことを聞くけど、全然自分のことに関して、こっちが質問したことに関しては答えてくれないくせに、自分のことはガンガンガンガン聞いてすぐしろすぐしろっていう人は確かにいるなっていうのは分かるんだけど、どういうことなんですかこれはって思うんだよね。
03:18
それは俺もイラスト業界、わりと長いことやったけども、あるある中のあるあるっていうか、よくある話になる。
ちょっと僕の仕事ベースの話になっちゃうけど、契約前提で僕の業界って動くから、相談を受けるにも契約でお金をもらった上で相談を受けたりするから、あんまりそういうのって起こり得ないっすよ。
先に契約がバチバチバチって続きちゃうからね。
だからなんかそういう話を聞くと契約すればとか思っちゃうんだけど、なんかクリエイティブ業界ってそういうの難しそうですよね。
そうだね。特にそっち側に行くとそうだね。
なさそうですよね。
そんなことを言うとうるさい奴だって思われてね、もう仕事来なくなっちゃいそうです。
そうなると俺ももう離れちゃったから、いわちゃんの話になってくる。
いろんな業界あるからね。一口にイラスト業界、漫画業界って言っても結局は対人であって、向こうに人がいてそこの関係であったりとかね、その人隣であったりで変わってくるから何とも言えないんだけど、
でもやっぱりどうしても圧倒的にできてしまうその力関係っていうのはあって、よくほどの大先生でもない限り書き手は弱いんだよね。
まあそうだろうね。どっちかというと発注されてる作業者になっちゃうもんね。社会的なクリエイターとね。
例えば漫画だったら担当編集者は載せないって言えば載らないんで。
どうにもなんない。そんなヤバい人に俺当たったことないかわかんないけど、本当に単価切るんだったらこの仕事はもうここで終わるっていう覚悟を持ってやらないといけないっていうのはあるね。お金が入らないっていうことだからね。
そう考えたらクリエイティブ業界って特別なものって括りになりそうなイメージはあるけど、全然そういう意味では普通の社会と変わらないってことだね。
やっぱりそこのいなし方、さばき方っていうのが苦手な人も多い業界だと思うんで、だから特に問題が起きがちなのかもしれないっていうのはあるよね。
俺はもう結構めんどくさいから早い段階で返事が来なかったら、これこれこういう期間返事が来ませんでこれをずっと待ってるわけもいかないんで生活あるんで仕事を入れちゃいますねっていう感じで。
そっちの仕事の最中に急に入るようなことがあっても急遽対応は難しいかもしれないので、その際はまたご相談でよろしくお願いします。連絡しましたよみたいな感じで。
もし問題あったらお返事くださいぐらいな感じで、早々にやっちゃうと1ヶ月、それこそしばらく待つよ当然。なんか仕事しながら待つんだけど、よっぽどなかったらもう不責打っちゃって。
それもなくなる覚悟でやるけれども、ただその人からの仕事が完全に途絶えるような喧嘩は売らないかなと。
06:01
でもそれはそうだね。それがそうだね。喧嘩しちゃったら終わりだもんね仕事ってね。
どうしてもちょっとこっちもこのままだとむずいんでねっていうような感じで。
何が困ってるかっていうのをしっかり伝えるようにしないと急に切れてもそれはそれで違うからね。
返事来なきゃ来ないんでもう仕方ないですよな。
どうなんだろうね。でもそんなんも通常しないぐらいむちゃくちゃな人はいるって聞くからね。編集者にも書き手にも。
人と人なんだね。
そここ難しい業界ですね。
そうだね。
なんか締めに向かってる?
なんかしんみりしちゃったね。
今日これで終わるのかと思ったよ。
話の出し方間違えたなと思いながら。
完全に終わろうとしてんじゃん。
いや終われないんですよ今日は。
なにせ吉田くんに言わなきゃならないことがあるんで。
お便り会なんですけども。
結構もう前になっちゃったかもしれないんだけど。
このお便り会今日吉田くんにやるって言ったら疲れてるからダメですって吉田くんが拒否したんだけど。
もういつまでも引っ張っておくわけにはいかないっていうことで今回出そうと思うんですけども。
茶子先生という方からいただきました。茶子先生大変お助けいたしましたけども。
このメールね僕に送られてきてだいぶもう時間経っちゃったんで。
DMできたんだ。
そうDMできてだいぶ昔のことになっちゃって本当に申し訳ないんですけども。
吉田くんに見せないようにメールって送れますって来たので。
だから僕に送っていただければ大丈夫ですよっていうことで僕がいただいて。
岩ちゃんと見て吉田くんにはサプライズで見せてくださいっていうことでいただいてるメールなんですよ。
ということで今回のメールはちょっと岩ちゃんに読んでもらうと思うんですけども。
全文すっごいね長編をいただいてすごいありがたかった。
熱の入った長編を。
この話の中で全部読むっていうことはちょっと厳しそうだったので。
先ほど吉田くんには言っておきました。この全文についての内容を。
なので改めてこの話を聞いてくれてる方のために概要ということで岩ちゃんじゃあ読んでいただけると助かりますのでよろしくお願いします。
では読ませていただきます。熱量があるからね。
茶子先生ですね。
茶子先生ありがとうございます。お便りいただきました。
お三人様こんにちは。いつも番組楽しく拝聴しています。
ありがとうございます。
去年の冬に俺またを見つけてハマり最初は声の聞き分けもできなかったのに今ではオープニングの挨拶を一緒に言えるほどになりました。
俺またの数あるアピソードの中でも特に繰り返し聞いているのが企画会です。
サブカルセンやイチヤはもちろん今年から始まった君はロックを聞かないシリーズやゲストを招いた会もめちゃくちゃ聞き応えがあって大好きです。
俺またの企画はどれも語り手の熱量があるのが魅力的ですよね。吉田さん。
ところで吉田さんはこんな話をご存知ですか。
全くのど素人から漫画の賞を取ると言い放った一人の男の物語のことを。
これですよねつまりは。
これですね。
この件ですよね。
09:00
これについてすごくね、いろんな意見というかもうこのメールの中でも吉田君に対する熱い思いをぶつける文章をいただきまして。
先ほど吉田にぶつけたところなんですけども。
簡単に言うと最近から聞き始めていただいた方もしかしたらだいぶ昔から聞いていただいてる方も忘れてるかもしれないんですけども。
あのど素人吉田がイチから漫画を書いて漫画の賞を取るっていう企画があったんですよ。
買いましたよね。
それでこうなったら罰ゲームであるとかここまでには完成するっていうことも一生懸命考えて皆様から熱いお便りなどをいただいてやってきたんですけども。
ある時から吉田がちょっと言い訳っぽくなってきたけど。
松井さんが言い訳っぽくなってる。
そう僕が言い訳っぽくなってるんだけど。
次回じゃあその吉田企画の続きやりますかって吉田君に何度も言ってたけどごめんなさいちょっと今はできなくてとかって言って。
次回次回回してるうちに何ヶ月経ったんだっていうのもわからなくなったうちに1年後に賞を出すっていう日にちももう過ぎてしまったという現状になって。
そうだねそうだね。
そして別の方の企画にちょっとyoutubeで参加してた時にはこの企画の話に軽く触れたらコメント欄にまだやってたんだクサっていうね。
もう終わったと思ってる方もいたぐらいの。
そうだね。
クソ早さで。
あんだけ頑張ってやったのにまあ興味ある方は聞いていただけると助かるんですけどもかなり加工作可能といただければあるんですけども。
まあ俺また史上最強のクソ企画となって今に残るっていう企画になっちゃったんですよね。
これに対しての怒りのメールをいただいたんですよね。
ドナットンの試合とふざけんなとコメント今はしょって紹介させていただいてるんですけども、
さらにこの後思いのあるコメントがあったのでそこまでいわちゃんに読んでいただこうかなと思います。
了解。
はいでは続き読ませていただきます。
私ごとで恐縮ですが私もこの3月にラジオ上でゼロからある検定で豪華コーメーサスプロジェクトを立ち上げました。
分かります。
今どんなにダサくても吉田さんがまた動き始めてくれさえすればめちゃくちゃいい刺激をもらえるのに今はとにかく残念です。
そしてこの最後の締めをもらった後に吉田漫画企画再開へのいろいろなアイディアも書いていただくっていう。
皆さんにディレクターになってほしいぐらいの内容をいただいたんですけども。
本当に茶子さんねこの吉田君の企画をねめちゃくちゃ楽しんで聞いてくださってたっていうのはね。
楽しみながら何か自分のモチベーションにもつなげてくださるこのクソラジオ。
そんなね上等な域まで持ち上げて。
クソラジオじゃないクソ企画にしとこう。
最初はさそうやって何か目指す方と一緒に吉田も何かを始めようっていう企画が始まった。
みんなで頑張っていこうっていうのの一つの手助けになればみたいな企画で吉田君は始めたんだけど。
12:01
まあ挫折したことをいいもしないっていう現状のどうなってるかもいいもしないっていうまま投げてるっていう。
クソ企画ですね一言で言うと。
やぶの中だよね。
やぶ蛇を出そうっていう回ですね。
長らくお待たせもしてないもん。
誰もさあ吉田ってそういう奴なんだなって言ってたらみんな忘れてると思うんだけど。
それについて改めて吉田君の言い訳をまず聞くところから始めようかなと思いますけど。
特に何か申し訳ございませんという一言でございますね。
もう、はいっていう感じですね。
もう2021年7月24日の回から止まってるんですね。
そうなんだ。
1年やんけっていう感じで本当にすいませんという気持ちで一杯でございますね。
ちょっとじゃあここで言い訳のように一つだけ挟んでいい?
実はですね、吉田君が止まってから多分だいぶ動かないだろうなと思ったから、
俺ちょっと頑張って吉田企画を引き継いでみようかなと思った時期があったんですよ。
ありがとうございます。
その間に自分の仕事もすげえ大変なこといっぱい起こったりとか、いろいろ大変なことが僕起こりまくったんですよ去年。
そうですね。
まだ引っ張ってるんだけど、自分にも大変なことがいっぱいある中で夜な夜な寝る時間を削ってね、
ちょっと一本、吉田の代わりに漫画をいきなり書くのは俺も無理だから、元となる脚本とプロットを一生懸命に寝てたわけですよ。
素晴らしい。
吉田は雑誌したけど、俺は現役離れてると言いながらも、頑張ったらできるんだぜっていうのをやって、
吉田ダメ、庄司かっこいいみたいな企画をやると思ったんですよ。
久々頑張って書いて完成まで書いたんだけど、
頑張ってたね。
現役漫画家であらせられる岩本先生にボコボコにされるという。
ボコボコにしてないよ。
お前は今の流行りを分かってないと、既に過去の人間だと。
違う違う。
ボコボコにされて、心が折れるっていうのを間でやってて。
僕は少年漫画能なんで。
岩本先生がさすがだねって、俺が漫画にするよって言ってくれるかなと思ったら、
俺はなんかそういう重たいものは書きたくないって言われたんだよね。
そんな言い方はしていない。
なので、一からまたちょっと時間があるときにやろうかなと思いながら、
僕も挫折しちゃったっていうのが入ってるんだけどね、その間に。
助け舟は出せなかったんだよ、吉田君。
なるほど、そういうことですね。
でも実際のところさ、吉田君は、でもやっぱ書けたら書きたいなっていう気持ちでいるわけだよね。
やりたいよね。
やりたいはやりたいがっていう感じではありますね。
いかんせん、めんどくさいね。
めんどくさい、めんどくさい。
めんどくさいね。
でも、めんどくさいっていう正直な感想を言ったのが、まだ吉田君はいいかもしれないですね。
15:00
ほんとめんどくさくて、
俺もわたくしごとなんだけど、ちょっとプライベートがはちゃめちゃでして、2人はご存知でしょうけど。
なんだよ、今ね、俺と岩ちゃんっていう年長組がね、いろんなことが重なりまくってね、
まじか人生って思ってるような。
そう、まじか人生って思ってて、ほんとにはちゃめちゃです。
その中で吉田君だけがなぜかね、すべてが安定した、なんか人間の感性系に向かってるっていう。
いいよな、すごく。
それなりに時間はたいんだろうけどね。
ポジティブに忙しいです、僕は。
ちょっとはちゃめちゃで、メンタルもクソみたいになってるんだけど、
ダメになっちゃうと思ってさ、俺も。
これダメになっちゃうぞと思って。
でもあんまり勉強したりとかじっくり物を考えて作るのは嫌いなんで、
とりあえず漫画描いてみようと思ってさ。
何も考えず端から描いてんの。
とりあえず勇者が魔王を倒さないとか、こういう感じ。
で、こうちょっとネームというかプロットみたいなもの作ってるんだけど、
すげーつまんねーのね、正直言って。
何も考えてない、進めてない、ちょっと破綻してる部分もあったりするんだけど。
でもとりあえず漫画にしてみようと思ってるね。
ちょっとずつ。
さすがに目に余るってとこは整えたりすると思うけど。
なんかね、息抜きと練習のつもりで始めたんだけれども、
こう描いていってるとね、何が面白いのっていうのがどんどん出てきて、
昔描いてたやつとか出来が悪いんだけど、確実に自分はこれが面白いと思うっていう部分があって描いてたのね。
ほんのその一点勝負だけで今回も息抜きのつもりで描こうと思ってたんだけど、
やっぱりなんかその面白いがね、ゲシュタルト崩壊していくんだよ。
いやわかる、すげーわかるよ。
俺もお前に見せるまではね、俺はこれが面白いんだって思ってたんだけどね。
だけどね、やっぱ。
わかるでしょ。
今の人が面白いとか他人から見てどう?ってすごい結構熱く意見をもらったんだけど、
それを見て考え直すとね、面白いがだんだんわかんなくなってくるっていう感覚はすごい久々に味わった。
味わうよね。結局なんか昔、なんか自分を信じるしかないみたいなこと言われたんだけども、
果たしてそこまで濃い自分がここにあるのかっていうのも考えちゃうし、難しいんだよね。
その熱意だけで描くっていうのも吉原氏ではあるんだけども、
その根っこにあるなんかその呪いみたいなものがある人とない人ってこうも違うんだなっていうのは、
まあちょっとわかりやすく言ったら、爆乳美少女が好きで仕方ないっていう一点張りでもいいのよ。
そういうもう呪いじみた思考がある人ってやっぱ強いんだよね。
とりあえずそういうこう描ければもう幸せぐらいの感じの思考がある人ってね。
俺はね、ないんだよね。
意外と素直なんだね、全て。
うん。ない。別にっていう感じなんで。
そのなんていうのかね、困難に立ち向かうとかすごい好きなんだけども、
困難ってさ、いきなりボーンと支えて、主人公は今不幸なので壁にぶち当たってますって、
いきなり1ページ2ページ説明されても、あ、そうなんだねぐらいになっちゃうじゃない。
やっぱ自分が好きな面白い漫画とかそういう趣向の漫画を読んでると、じっくり時間をかけてその困難を叩きつけてくるんだよね。
18:03
ああ、でもそれ、それってさ、それにページを割くのが今ダメみたいなノリなんだよね。
そう、ダメなんだよ。いきなり彼は不幸とかそういうスタートで、
もう不幸って言ったら不幸なんだから受け入れてよねみたいなノリで始まるんで、
それでいいらしいぞって思いながらも、いいか?って言ったり来たりがすごいんだよね。
わかる。俺も昔ながらの書き方で仕事してた頃は、昔ながらだなって今思っちゃって、いろいろ調べたりとかしたら。
思っちゃうよね。わかるわかる。思っちゃうんだよ。
その今こうですっていう、ちょっと勉強しようと、勉強し直してみようと思って遊びで勉強し直してみたら、
もうわかんないんだよね、文法全然違って。
これでいいのか?
起承転結っていう話じゃなくて。
いやなんかね、もう最初からフルマックスギア入ってない。
ギアが入ってない。
で、例えば10年前ぐらいとしようか。
そのだんだんこの人に感情移入をするように助走をつけながら、日常の生活の風景から何かが起こって、
だんだん感情移入させていくっていうのは、もうそこまで暇だから、そこで読むのやめるって言われる時代らしいよね。
そう、グラデーションを我慢する暇はないんだ俺たちはみたいな。
そうそうそう。
そういう読者の気持ちっていうのが、白からもう次のページは黒になってくださいよみたいな、なんかね、そういうのもあって。
それが悪いとも全然言い切れないんだけど、たぶん俺がついていけてないってことなんだ。
自分たちだと違う方が好きだったっていうのがなんか残っちゃうんだよね。
残っちゃうんだろうなーって。
なんかね、今そのコンテンツがやっぱね、すさまじくあるから。
そうだね。暇がないんだよね、読んでるから。
え、なんか変な方に話言ってるけど別にいいのかなこれって。
ちょっと変な方言っちゃったよね。
変な方言っちゃったよね。
いいんじゃないですか。
ここまで話しちゃったら話すけど、なんだけどコンテンツが山のようにあって、それで定額のサブスクとかも多いわけじゃん。
だから昔みたいにこれを読むぞって一冊買ってきて頑張って読むんじゃなくて、もう大量にある滝のような、むしろ大変なことがいっぱいある世の中であったりするから、
だからもうその大変な中で現実で味わってるから葛藤とかは。
だからとにかくサクッと疲れて頭で暇つぶしできるものをくれっていう需要とかもやっぱ多い感じで。
で、そんな中で一つのことに関しても、これは何の話ですよっていうのを予定調和で頭の中に先にインプットさせてくれてから、
それを読んで、ああ面白かった、読み捨てっていうのがやっぱね、その大量時代には合ってるとかっていう説とか。
なんか最近さ、ファスト動画とかさ、ちょっとハズってたじゃん。
そうだね。
2時間ぐらいの映画をギュッとしたさ、動画とかさ、あと早送りで全部見ます。
早送り論もなんかあるよね、その1.5倍とかできるっていうのもね、問題とかもね。
あとあの、話の緩急があると疲れちゃうとかさ、そういう話も直近バズって思うんですよ。
その受け手のなんかやっぱ許容値っていうのは減ってんのかな。
余裕がないのかな。
減ってるともちょっと違うのかもしんないなと思う。
だから例えばね、悪口みたいに書かれてるのは、今の人は行間が読めないみたいなことをよく書かれたりとかするんだよね。
21:00
逆に言うと俺もそう言われたら、これ面白かったとかっていう時に、その行間の描き方がとかって言っちゃいがちなタイプではあるから、自分もね。
だからやっぱそういうのが好きだったりとかするんだけど、でもそもそもの多分求めてる見方がやっぱ違うんだろうな、そういう時はっていうのは思う。
なんか心えぐられて一生これが私は好きな作品ですって言えるようなものが別に欲しいわけではないんだろうなと向き合い方としてね。
だからそれはまた別のものとして、だからいろんなタイプがあるわけじゃん。
一生ダメージ食らうようなものが好きな人もいれば、別にそんなのじゃなくて楽しいものが好きな人もいるわけだからっていうのはそういうことだから。
何が絶対一番優れてて何がダメだっていうのは思わないんだけど。
まあでもね、例えば漫画で言えば一口の漫画つってもターゲットも違うもんね。
まあそうだね。
若い子とか割と年長の人とかもあれば、よりちょっとアニメとか美少女ゲームとかが好きなようなオタクカルチャー寄りの人に向けてますとかでも全然文法って変わってくるかなというふうに思うし。
やっぱ聞いたところによると編集者さんとかもその辺はすごい難しいみたいで、当然今受けるものを作らなくちゃいけないからって言って作るんだけども、
同世代だったりするんだよね、俺ぐらいの年齢の人とかだったりするんだけども、そういう人たちが中堅とかもうちょっと上の方にいて若手を育てるにあたって、
自分たちが叩き込まれた良しとされる漫画の作らせ方とかサポートの仕方っていうのが今の時代にあってないとなると、
何を教えたらいいか分からないみたいな若手にっていうのもあって、できるだけ置いてかれないように色々見るんだけれども、ぶっちゃけ何が面白いのかさっぱり分からない。
だからそれこそTikTokの話だったかな。吉田くんが無理やり言語化してるって言ったじゃない。これはこれが面白いのだ、いいのだって言って。
本当そういう感じでリズメで理解しようとするんだけども心では分かっていないみたいな状態があるらしくて。
とにかくむずいと。
だから受けているものをベテランの人にトレースするような形で描かせてみれば全然売れなくて、
もうこれクソだなと思ってるようなものをとりあえず全然絵も下手くそな新人に描かせてみたら何か売れたりとかっていうこともあったりして、
何が何だか分かんないっていう風に言ってて。
確実に間違いないのはその漫画のタイトルと表紙、デジタルだとサムネイルにあたるものっていうのがかなり重要で押させるっていうとこは勝負らしい。
なんかwebの話みたいになってきたね。
開いちゃったら妥協で読むこともあろうなっていうのがあるみたいで。
あと一度開いたものをすぐ閉じる人っていうのもいるんだけども何となく開いたからには惰性で読むっていうこともあるみたいで。
開かせるのがまず必要で開かせれば何となく読むと。
途中で終わっちゃったら若干やっぱ月焼になったりとかして。
24:01
開くに至らないっていうものがすごい多いみたいだね。
なんかそういって寂しい話なんだけどすごく。
でもどんな形でも次を読ませるっていうのは漫画であったり小説であったりの力であることは信じたいので、書き手としては一生懸命頑張るしかないんだよ。
戦い方が本当に変わってるし、実際に書いてる漫画家であったら編集者っていうのもパニクりながら今やってんだなっていうのが。
みんなが面白いってなんだって思いながらやってるんだなっていうのがね。
なんかしみじみこの5年ぐらい特に感じるなと思う。
俺は漫画業界にずっといた人間じゃないからもっとディープな漫画の業界っていうのはあると思うんだけれども。
なんか今表面的なエンターテイメントっていう話の中で漫画っていうものの本当に一部の側面だけだろうけども、実際自分が味わってる中で見るとね、本当にみんながみんなパニック起こしてるみたいだよ。
だってさ、漫画は昔と変わってしまったって言っても、昔ながらのものだっていくらでもあるわけじゃない?売れてるものの中に。
そうですね。
わかんないよね。
僕、その境地に行ってないからね。
まず描くよっていうところだから。
今、何かちょっと話が逸れていったなと思いながらさ。
プロの話になっちゃったからね。
吉田くんはそうだよな。僕が描いた漫画も結局自分で描いてるうちに何が面白いかわかんなくなったんですよねとかって言う話だよな。
そうそうそう、そういう話だったら今の流れ正解だと思うんですけど、描いてないからね。
ただ単純に描いてないから。
プロの話がすごいなって思って、普通にリスナーとしてなのかどうかって聞いてたんですけど、自分で追い詰めるんですけど、今日の主題ではないな。
話間違えちゃった。
話間違えちゃって真面目にね。
それちゃったなー。
いい話だなーって聞いてたんだけど、多分ね、リスナーさん的な吉田がボコボコにされないと今日は多分納得いかないと思うんですね。
そうだね。ちょっとボコボコにしとこうじゃん。
一回ここで切る?一回ここで切って後半にする?
分かった分かった。
じゃあ一回ここで切って、次回は、本当はね、俺茶子先生の大変長編でいただいたメールを、まあ四字熟語には見せたんだけど、ちゃんと全部ね、もちろん。
なんだけど、その公開処刑になるぐらい熱いパンチが効いてるところだけはうまくカットして今紹介したんだけど、そこの話もちょっとしてやろうかなと思いました。
それがいいんじゃないかい。
分かりました。じゃあちょっと一回、せっかくこんなメールいただいたらやっとかないとな、吉田のこと。
まあいい話に行こうとしたんですけど、だめだよ。
後編にしようと思うんで、吉田君、一回自分でまとめといて。
今日これをまとめるの?
27:02
えーっと、どの業界も大変だなーと思いましたねー。
うるせーなー。
じゃあ後編。
じゃあこれを踏まえて吉田ということで、後半に続くということでよろしいでしょうか。
はい、後半に続くで。
じゃあ今日はありがとうございましたー。
ありがとうございましたー。
勤めて赤色話してるからね、今。
27:37

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